マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) お盆営業のお知らせ


家のパソコン&店のパソコン共々、ここ最近大変不調で、今もネットにログインするまで「反応していません」「回避されました」を繰り返すばかりで、この日記を載せるにも小一時間ほど掛かったし、これが5度目の挑戦だ。
チョット前はこの日記を書き終える寸前で突如ブツッ!!と落ちてしまった。

本当にぐうたら神はことごとく生きる気力を奪うのが大好きで仕方が無い神様なんだなぁ・・・と思うよ・・・。
せめてアタシの一番大切なパソコンくらいは気持ちよく稼動させてくれたっていいじゃぁないかぁ・・・。よりにもよって家と店の両方を一気に同時にダメにする事もなかろうに・・・。アンタはどこまで貧乏神なのさ・・・。
アンタ、善い神様なの? 死神なの? そろそろ本当の正体を明かしてくりぃ・・・。
アタシャもう、身が持たんわい・・・。

このパソコンは友人の手作りなので一入の愛着があり、なるべく使えなくなるギリギリまで使っていたかったのだが、いよいよ、ご愁傷様のようだ。
ダウアーが松本に帰ってくるまでに何とか部屋の掃除を終わらせ、大事にストックしてあるもう一つのパソコンと入れ替え作業をしてもらわなければ・・・・・・。

サテサテ・・・。
水商売泣かせの8月到来でどの店も戦々恐々としている様子。
今年のお盆の営業ですが、今週一週間はずっと店を開けていますので、極力一度でも多く足をお運びください。
アナタ一人の足が、アタシを少しでも長く生きながらせてくれる命の源になるのです。(苦笑)

尚、15日(日曜日)16日(第三月曜日)17日(火曜日)はお休みさせていただきます。

酷暑がまだまだ続きそうなので、水分補給をたくさんして、この暑さを何とか乗り切ってくださいね。
取り急ぎ報告日記でした。


2010年08月09日(月)


 【愛猫日記 その後】 仮親離れの時


昨日のらっくんのコメントでは、チブチは二階の布団部屋に引き篭もったまま鳴きもせず、じっと独り、寂しさと対峙しているようで心配だと言うことだったが、今朝、やっと甘え鳴きをするようになり、じゃれるようになったとの写メールが届いた。
写メにはいつもの仕草で猫じゃらしのオモチャと戯れるチブチの姿があった。

やはりアタシが書いた通り、あの子のホームシックは二日間で治まり(ちょっと短か過ぎやしないかい!?)やはりアタシ達に多少の義理立てをしていたに相違ないようだった。
ヤレヤレ・・・・・・。でも、本当に良かった。
あまりに長い間沈んでいるようだったらアタシの事だから、ずっと心を痛め続けていたことだろう・・・・・・。

あの子はあんなに小さいながらも、自分が幸せになる為の術や、処世術や心の切り替えの必要性を、ちゃんとあの子なりに考えてるんだよなぁ・・・・・・。
偉いなぁ・・・チブチは・・・。
アタシも少しは見習わなきゃだよなぁ・・・・・・。

金蔵もなんとなくチブチの居ないこの家に慣れてきたのか、いつもの甘えん坊で三枚目のズッコケ金蔵に戻り、今もアタシのパソコンのタイピングを邪魔しようとパソコンテーブルに飛び乗ろうとしたものの、スベッて踏み外し、転落して笑わせてくれた。
(体重、重すぎやしないかぁ?)

でも良かった・・・・・・。
チブチが早く元気を取り戻してくれて本当に良かった。
コレでアタシも心から安心して、日常に戻れる。

チブチ、喜びや笑いや癒しを新しい家族にいっぱいいっぱい与えてね。
アタシはアナタが愛しくて可愛くて本当に大好きだったよ。
やっとあんなに懐いてくれた矢先に手放さなきゃならなくて可哀想な事をしたけれど、アナタを本当に幸せにしてあげるためなんだと思って、アタシだって身を切られるほど辛かったんだから・・・それだけは信じてよね・・・・・・。

1年ぐらいしたらチブチに会ってみたいなぁ・・・・・・。
どんな顔してアタシを見るのだろうか・・・。
きっと「だれだ!? この見慣れない太ったオバサンは・・・」と、素通りされちゃうんだろうなぁ・・・・・・。
それはそれでいい事なのだ。
チブチが一番大切だと思える人たちを見付けたという証拠だものね・・・。

何はともあれ娘を嫁に出す親の気持ちみたいなものも体験できた。(アタシには娘がいないからネェ・・・)
この先チブチは新しい飼い主達に、どんどん可愛さを発揮してくれる事だろう。
コレでやっと本当に心から喜べるメデタシ・メデタシになった。



2010年08月04日(水)


 【愛猫日記 最終回】 さよなら、チブチ。幸せになるんだよ〜。



昨日の昼過ぎ、とうとうチブチはらっくんの家に養女にもらわれて行きました。

初めてチブチをこの目で見た時の、あまりの可愛らしさに受けた衝撃。
その日から別れに至る昨日までのこの密度の濃い23日間を、アタシは(忘れかけていた愛しさを教えてくれた、かけがえの無い日々)と名付け、ずっと胸に焼き付けておこうと思う。

土曜は日記を書く間も惜しみチブチとずっと遊んでいた。
「何でアタシのところになんか来ちゃったんだよぅ・・・。ええ?チブチィ・・・ オマエは何をしに・・・、何の目的で・・・、一体どこからやって来ちゃったの?」
そんな事を口ずさみながら、昨日は昨日で朝っぱらからメソメソしていた。

そしたら亭主が「チブチは元気の無かったマキュキュに、元気と、書く気と、生きてる事への愛しさを教えるタメに、わざわざ舞い降りてきた使者だよなぁ・・・」とチブチのお腹を撫でながら言うのだ。
「ハ、ハ、ハイッ!? ま、ま、まさか、アンタの口からそんな高尚な言葉が出てくるなんて思わなかったよ・・・。そんなセリフ、一体いつ、どこで覚えたんだぁ!? 気味悪すぎて鳥肌が立ったわ・・・」としゃくりあげながら悪たれを吐いたら、亭主も「うるさいわ!!失礼だねぇ!!・・・でも、自分で言いながら今やっぱ鳥肌が立ったわ」と、ゲタゲタ笑いながらチブチとじゃれていた。

それにしてもチブチの存在は、あまりにも可愛過ぎた・・・・・・。
愛しさと切なさと様々な想い出を置き去りにして、さっさと姿を消してしまった・・・・・・。

やはりあの子は夫の言うとおり、アタシ達一家を皮切りに、人々に癒しや安らぎや愛おしさを思い出させてくれる為に舞い降りてきた、天使なのかも知れないなぁ・・・。

そもそも、親猫も兄弟猫も無く、あんなに小さかったにも拘らず一匹だけで行動していた事からして不思議だった。
そしてアタシ達一家の窓辺にやって来て、金蔵と仲良しになった。
そしてアタシとも、夫とも、直ぐにとても仲良しになった。
出会いからして本当に不思議でドラマチックで、まるでアニメ映画そのもののような、稀には体験できぬ、貴重な愛しい体験をさせてもらえた。


このチブチとの出会い日記をもう一度見直して、さっそく出版社に応募してみようかと思う。
たまに動物物の物語を募集している所もあるからね・・・・・・。
正に心温まるノンフィクションドラマ以外の何物でもないもの・・・・・・

金蔵は今までのチブチのお守で寝不足だったのか、昨日から寝っぱなしである。
時々チブチが寝ていた場所や、良く遊んでいた場所などを探すようなしぐさをし「わぁお〜ん」と寂しげに鳴いている。
なので、アタシが猫じゃらしのオモチャで遊んであげると、しばらくは食いついてくるのだが、アタシなんかじゃつまらないらしく、直ぐに不貞寝してしまう。
それでも食欲は旺盛なので、金蔵の事だから直ぐにいつもの、ヤンチャないたずらっ子に戻る事だろう。

ミュウー婆さんは相変わらず何事も無かったような顔をし、独り気ままな隠居暮らしをしている。
金蔵が寄って行っても、フゥ〜ッ!!とニベもない・・・・・・。
少しは金蔵の傷心をわかって相手をしてあげればいいものを・・・・・・。
ミュウー婆さんのケチンボ!!

亭主は昨夜、やっと熟睡できたらしく、「やっとタップリ眠れたわ・・・・・・。でも、何かやっぱ、寂しいわなぁ・・・」と呟き、「シャワー浴びて朝シャンでもしてくるわ」とジョークを言い(夫はスキンヘッドなのだ)サッパリして会社に行った。

そしてアタシはチブチの想い出を温めながら、少しの寂しさと、大きな希望を掲げ、出筆活動を再開しようと意気込んでいる。

チブチという仮名は、「何か可愛い名前を考えてあげてね」と言うアタシに、らっくんの温かな心遣いで、chichiと改名され、ひとまずらっくんの奥さんの実家に預けられたそうである。
最初はやはり見慣れぬ風景と人々に固まっていたそうだが、自分の寝場所を見付け、リラックスしたようで、きっと直ぐに新しい環境にも順応してくれる事だと思う。
直ぐにこれ以上ないというほどの最高に愛くるしい仕草で、みんなに甘えていきますよ〜。

しかも、奥さんのご両親はお二人とも大変な愛猫家だそうで、22年間も一匹の猫を慈しみながら飼っていた、猫飼いの大ベテランである。その猫ちゃんを大事にしていたあまり、猫を飼うのをためらっていたそうなのだが、chichiを一目見た途端、飼う気満々になってくれたそうなので、それはそれはアタシ達以上に、目一杯の愛情を注いでくれる事だろう。
なのでアタシは本当に一番望ましい所に養女にやれたと、今は物凄い満足感に浸っている。

どうかchichiの事をよろしく御願いします。
たくさんたくさん愛情をあげてやってください。
その分の愛情と無邪気さを、きっとあの子は返してくれますから・・・・・・。

チブチ、短い間だったけど、こんなに、楽しく愛しく、笑いに満ちた、掛け替えのなし良い日々をプレゼントしてくれてホントにありがとうね。
チブチ、皆さんにイッパイ可愛がってもらって、幸せになるんだよ〜。

と言う訳で、【愛猫日記】チブチの里親探し物語に、今までお付き合い頂いた皆様、一緒になって心配したり喜んでくれたりしてくれて、本当にありがとうございました。
お陰さまでハッピーエンドを迎えることが出来、何よりです。
何度も何度もポスター作りや、日記の編集に手を貸してくれたコマキにも、心から感謝しています。

何はともあれ、最高の結果になって、めでたしめでたしだ・・・・・・。



2010年08月02日(月)

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