4カ月ぶりですが、映画日記を更新しました。 いつにも増して雑文ですが、読んでやってください。
その内容が、「どうして○○は○○なの」という 個人的疑問だったので、 もう一つ、日ごろ私がひっかかりを覚える事柄を挙げますと、
「最近の若い親は、こどもをペット扱いだ」と言いたがる、 大抵年配の、多分常識人としての自負をお持ちの方々がいますが、 趣味に走ったキテレツな洋服を着せたり、 なにやら暴走した名前をつけたり、 または躾がまるでなっていないという状況を そう表現しているんでしょうか。 そういうことを言う方々に問いたい。 あなた方はペット(例えば犬)を飼ったら、 健康管理をせず、好きな食べ物ばっかり与えるのか? 躾や散歩もさせず、無駄吠えの多い迷惑モノになるのを任せるのか? きちんとペットを飼っている人を基準に考えたら、 「ペット扱いの方がまだましかも」と思えてきます。
ま、余計な話ですが。
2007年12月25日(火) |
shop99の野菜で作るビーフシチュー |
本日の日記をごらんになる際の推奨BGM…SHOP99のテーマ もっとも、あの曲は最近、 増谷キートンがピンクマンのネタをやっているときぐらいしか 聞けない気がします。 というか、うちの近所のSHOP99では、 4年前のオープン当初は盛んにかかっていましたが、 最近は有線のJ‐POPばかりです
ビーフシチュー、お好きですか。 あの、スネ肉をことこと煮込み倒して ぷるっとなったゼラチン質がたまりません。 うちでも寒くなると、時々作るメニューの一つです。 スネ肉が安いときに買ってフリージングしておき、 食べたくなったときに、ほかの材料を調達して作ります。
材料は… 思いつく限りの野菜 (玉ねぎはもちろん、 ニンジン、ジャガイモ、エリンギ、ブロッコリー、 場合によっては大根、白菜、オクラなんかも十分いけます) コーラ (スネ肉を一晩漬け込むのに使います。 300〜400グラムに対して250〜300ミリリットル。 お肉が浸るくらいの量) コンソメブイヨン、塩コショウなどの調味料適宜 バターか、あればサワークリーム トマト缶詰 (ホールタイプを煮崩すように使う)
うちには圧力鍋がないので、普通の寸胴鍋で トータル2〜3時間、火を調節しながらことこと煮込むのですが、 圧力鍋があれば、もっと時間を節約できるでしょう。 とにかく、スネ肉の煮込み加減がポイントです。 スネ肉が十分煮込まれていれば、 当然ほかの野菜は十分過ぎるほど「出来上がっている」からです。
玉ねぎをしなっとするまで炒めたところに 肉をコーラ液ごとばっと入れ、さっとかき回すように炒め、 その後、ほかの野菜類を適当に入れて、さらに軽く炒めます。 別にこの段階では、そんなに火が通っている必要はないので、 適当なところで水をたっぷり注ぎ入れます。
コンソメブイヨンは、入れても入れなくても構いません。 最後に食べられる味になるように調味すればいいのです。
また、例えばジャガイモは後から入れた方がいいという 見解もありますが、 なあに、一皿2,000円取るレストランのメニューじゃあるまいし、 自分や家族が「おいしかったー」と思えればOKなので、 原形をとどめていないジャガイモも、 それはそれで御愛嬌だと思います。
キノコはマッシュルームよりエリンギをお勧めします。 手に入りやすいし、どれだけ煮込んでも、 きゅこっもきゅこっという独特の歯ごたえが残る 奇跡?の食材です。
まず、水(またはスープ)で1〜1.5時間煮込み、 お肉が十分煮込まれたのを確認してから、 トマトの缶詰を煮崩して、 さらに1時間ほどことことと煮込み、 (火は鍋の沸きぐあいを時々確認して調節してください) 全体がどろっとして、くすんだオレンジ色になったら、 味見しながら調味して、 最後にサワークリーム(的なもの)を好きな量入れ、 あとは好みのパンを添えて食べるだけです。
ワインを使っていないので、小さいお子さんにもお勧めです。 まあ、たとえワインを使っても、 調理段階でアルコールは飛ぶわけですが、 チーズフォンデュに使う白ワインって 何か甘ったるいし、要らなくね?と思っているような、 要するに、ワインと相性の悪い方にいいのではないかと。
問題は、 これを「ビーフシチュー」だと認識しているうちの家族が、 外でちゃんとしたものを食べたときに、 「え、ビーフシチューって、こんなに上品だっけ?」 と、口に出して言ってしまうんではないか… と思われる点です。 つまり、あんまり高級そうには仕上がりません。
2007年12月23日(日) |
祝・サンドウィッチマン優勝 |
つい1時間ほど前、「M-1グランプリ2007」が終わり、 ことしのチャンプが決定しました。
私はとりあえず、一応実力と年功(10年目)から トータルテンボスの優勝を予想していたのですが、 蓋を開けたら、嬉しい大はずれでした。
M−1史上初の敗者復活戦からの勝ち上がりで、 ついでに初の東北出身者の優勝… 「強面とくたびれたオッサン」のコンビ、 サンドウィッチマンが、王者に輝いたのでした。
2005年、2006年も準決まで進み、 どちらも敗者復活戦のネタをちらっと見る限りでも とってもおもしろかったし、 お笑い好きには評判がよろしくない土曜の夜のコント番組でも、 この人たちだけはいつも光っています。 が、いかんせん華がない…(味はあるけど) このテの人たちは、きちんと実力を評価してもらって 正門突破できないと チャンスはないだろうなあと漠然と思っていたので、 敗者復活だけでも嬉しかったのに、 いやあ、「やりよったわ」という感じでした。
来年から露出度が高くなるのかどうかはわからないけれど、 とりあえず、ウェブ検索で「サンドウィッチマン」と調べたら、 この人たちの項目が上位に来るようになるのは必至だし、 ボケ富沢さんの「ちょっと何言ってるかわかんない」は 地味に流行しそうな気がします。
彼らの優勝で特にニンマリしているのは、 多分、お世辞にも大手とは言えないであろう 所属事務所さんと、 今年の5月時点の記事で、「注目芸人」として、 今を時めくなだぎ武、柳原可奈子、ジャルジャル等と並べ、 サンドウィッチマンを取り上げた「AERA」の記者でしょう。 ちなみに、高校のラグビー部で知り合った“馴れ初め”は、 サンドウィッチマンとジャルジャルに共通なのでした。
2007年12月19日(水) |
映画「ルイスと未来泥棒 Meet the Robinsons」 |
試写会で「ルイスと未来泥棒」を見ました。
アメリカ映画、殊にディズニー作品にありがちな、 何でもいいから明るく前向きに!的メッセージは、 時に心の負担にもなるものですが、 この映画の主人公ルイス少年は、 かなりシビアでハードな状況の中、 大好きな発明に没頭し、何度も何度も失敗し、 そのたびに、結構わかりやすく落ち込んでいました。 「前へ前へ進んでいこう」という信条は、 ほかならぬルイス少年の口から後々出るようになる言葉ですが、 そこに至る前に……彼の前に、未来人の少年ウィルバーが現れます。 科学フェアに参加し、発明品を披露するルイスを ウィルは非常に温かい表情で見ていました。 どうしてそんなにいい顔で見てくれるのか。 半分くらい見進めると(勘のいい方はもっと早く) 先が読めてしまうのですが、 「こういう結末でよかった」と思えるオチでした。 (うーっ、ネタばらししてぇーっ)
「底抜けに明るくてハッピーな未来」ってやつを とりあえず信じたくなるような映画でした。 そして、誰しも生きているだけで誰かを傷つけているかも…ということを 改めて振り返らずにはいられない作品でもあります。
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