土曜日生まれは腰痛持ち

2007年06月27日(水) ピース又吉直樹君

朝10時。
よしもとファンダンゴTVで「よしもと∞火曜日第2部」の
リピート放送を見ながら、お洗濯と軽い掃除をした。
MCはチュートリアルで、レギュラーゲストがピース。
ピースの又吉君は、最終的には
中島らもっぽい中年になるだろうなあと思った。
私より一回りも若いのに、既にいい枯れ方をしている。

ピース(東京吉本所属)
東京NSC5期生同士のコンビ
漫才もコントもMCもこなす。

又吉直樹君 1980年6月2日生まれ 大阪出身
身長165センチ ボケ担当
趣味は散歩 太宰治フリーク
まあまあの顔立で、服のセンスも悪くないが、いつも顔色が悪い
文学的で芸人的な、味のある文章を書く

相方綾部祐二は、少し古いタイプの男前



2007年06月19日(火) 問わず語り

私から私に質問します。

Q1
今日、どんなものを飲食しましたか?
A1
ホットコーヒー2杯 
砂糖のいっぱいかかったデニッシュ
白飯 
キャベツとニラを炒めたもの
麦茶ガブガブ 
冷やし中華(トマト、キュウリ、鶏肉、ナルト乗せ)
黒糖あんを寒天で包んだお菓子(激甘)
など。

Q2
見たテレビ番組でおもしろかったのは?
A2
ドラマ「グルメ探偵ネロ・ウルフ」
アニメ「桜蘭高校ホスト部」


Q3
何か運動しましたか?
A3
自転車で少し遠くの地区の図書館に行きました。

Q4
音楽は何を聴きましたか?
A4
ロス・エスパニョレスの「ムスターファ」
ザ・ヴァーブ「ビター・スウィート・シンフォニー」
横着して全部片仮名で表記したので、
すごく間抜けに見えますが、
それぞれにいい曲でした。

Q5
花を愛でましたか?
A5
自分ちのラベンダーに水をやって、
よその家のバラやヤグルマソウに見とれました。
でも、よそんちの庭を覗くのは不審っぽいので、
やめた方がいいなと思いましたが、
多分やめられません。


Q6
何かマンガを読みました?
A6
森下裕美の「大阪ハムレット」下巻を読んで、
おデブのバレエ少女のエピソードを
まんま上手にドラマ化されたら、
きっと泣くだろうなあと思いました。

Q7
仕事はどんなでしたか?
A7
デッドラインを守れたので、
まあまあいい線だと思います。



2007年06月12日(火) 言えやしねえよ…

いやあ、今日は暑かった。
といっても、まだ午後4時だけど、
そんな時間に「暑かったぁ」と断定しても、
決して勇み足でないだろうと思うくらい
暑かったと思います。

相方が休みだったので、
お昼は私も少し仕事を休み、
お好み焼きを食べにいきました。
ランチセットで、サラダ(豆と水菜とレタス)と
デザートのアイスクリームと
ドリンクバーがついていたけれど、
暑い暑いと言いながら選ぶメニューではないでしょう。
でも、キャベツが甘くておいしかったなぁ。

唐突ですが、
「あの日」も朝から暑かったのを思い出しました。
そりゃ8月だわ、しかも盆休みの期間中だわで当然っちゃ当然ですが。
当時私は、私立の認可保育園に子供を預けて
勤めに出ていました。

「認可園」といえども、私立は私立です。
独自路線で、しっかり盆期間中は休まれてしまい、
さて、近所に長時間預けるあてもなく、
困った困ったと思っていたのですが、
駅前のデパート内にフィットネスクラブがあり、
そこの附属託児所は、クラブの会員でなくても、
「託児所」の会員になれば、
格安で子供を見てくれるというのを思い出しました。
入会金がちょっと高かったけれど、
これで一安心…と思っていたら、
もう一つ、問題が発生いたしました。

そのデパートは10時開店です。
つまり、フィットネスクラブのオープンも同じ時間。
9時15分までに職場に着きたかったので、
どうしたものかと考えましたが、
幸いその時期は仕事も比較的暇なので、
1時間遅刻(時間休)扱いにしてもらって、
これで保育園が休みの間の4日間を
乗り切ることにしました。
保育園仲間であり、職場によく出前に来ていた
お蕎麦屋の女将さんにも、
「休みの間どうします?」と聞かれ、
えっへんとはかりに、その託児所の話をしました。

ところで、何の気になしに「駅前」と書きましたが、
実はその駅は、職場の最寄り駅(私鉄)ではなく、
そこから歩いて10分はカタいJRの駅です。
いつもはバス通勤だったので、定期で駅前まで乗り越しし、
託児所に預けて、かなり急いで職場に向かって
やっと間に合うというペースでした。
(バス待ってる間に歩いた方が早いという、悲しき地方都市…)
それで2日目までは、一応つつがなく行けたのですが、
3日目、トラブルが発生しました。

ちょうどデパートを出たところで、
老夫婦に会いました。
どうやら御主人は足が不自由なようです。
「○○にはどう行ったらいいんですか」
と尋ねられました。
○○に入るのは、偶然にも私の勤め先のある建物です。
「あ、私もこれから向かうところで…」
と言いかけて引っ込め、バス乗り場を教えたのですが、
歩いていきたいんだとおっしゃいます。
大まかに知っていれば、
そうわかりにくい場所でもないのですが、
口で説明するのが難しい(てか面倒な)ところでした。
そこで、よせばいいのに言っちゃったんですわな、
「私もこれから行きますので、御一緒にいかかでしょう」

人にはそれぞれ事情があります。
御主人は足が不自由で早く歩けないけれど、
それでも歩いていきたいと言う。
私は私で、たとえタクシー拾って急行しても、
既に遅刻は免れず……ですが、そうは言えません。

せめて職場に連絡しておきたいところですが、
携帯の普及していない時代だったし、
その辺で公衆電話から連絡という手もあったけれど、
そんなことしたら、
罪のないお二人に気を遣わせてしまうでしょう。
御夫婦の前をただ黙々と、
時々振り返りながら歩くだけでした。
(これで「御一緒した」と言えるのかは疑問)
そもそも毎日30分近くバスに揺られて通っていた身なのに、
あのときほど職場を遠く感じたことはありません。

やっと目的地にたどり着き、
「では失礼します」と立ち去ろうとすると、
奥様からは、お礼の言葉と同時に、
「ごめんなさい、本当は急いでいたんでしょう」
おわびをされてしまいました。
そう思わせたということは、
道案内人としては失格だったようです。

3階の職場に行くと、
夏休み(休暇とった人が多かった)の気安さで、
先輩の皆さん方が、にやにやしながら
「どしたー、ゆっくりだったねぇ」と迎えてくれました。
本当ならここぞとばかりに先刻までの状況を説明すれば、
ああ、それはいいことをしたねえ、とか、
もうちょっと要領よくできなかった、とか、
どういうリアクションがあるかは別として、
一応納得のいく「遅刻の理由」にはなりました。
でも、言えないもんですね、たとえ本当のことでも。
「すみません、寝坊してバス1本逃しました」
口をついて出ていました。
しかし、寝坊で10時過ぎの到着予定に間に合わないって、
どんだけ田舎で、どんだけ寝坊なんだって話ですが。


遅刻の理由づくりに
よい行いをでっち上げるというマンガみたいな人が、
本当に存在するのかはわかりません。
でも私は、もしそんな人が実在するんだったら、
そのしたたかさが、皮肉でも何でもなく、
ただひとえに羨ましいと思います。
結果的に「自慢話」になっちゃう話題というのは
結構ありますが、
積極的に自慢になる話をするのは
かなり勇気が要る行為です。
結構美人だし(デブだけど)記憶力いいし(もっさりだけど)
平成生まれの娘より脚長いし(太いけど)…なんてことは、
匿名だから勝手に書き散らせることであって!



2007年06月11日(月) 「Dailymovie」」更新情報


実に10カ月ぶりに、映画日記を更新しましたので、
お時間よければ、読んでやってください。

フランス映画
「世界でいちばん不運で幸せな私」
取り上げました。
初めて見たのは2年前の夏、
ちょうど角膜炎の治療中で、
不愉快な目やにや涙が出ていた頃ですが、
終盤で気持ちよく泣けたのを覚えています。
最近シネフィルイマジカでリピート放送していたのを見て、
久しぶりに何か書きたいなあという気持ちになりました。

一応、このサイトの看板だったはずの「Dailymovie」は
ここのところ、打ち捨てられたような状態だったので、
日常の日記を読んでくださっている方も
存在をほぼ忘れていたのではないかなぁと思うのですが、
先月からCSのチャンネルが幾つか見られる環境になったので、
またいろいろ見て、好き勝手なことを書いていこうかと
画策中です。
と言いつつ、年取ったせいか、
「前に見た映画じゃないと安心して見られない」
という困った状態にもなりかけているのですが、
興味もそそるタイトルが、
毎日のように番組表で見つかります。
今のところ、アニメチャンネルと、
よしもとファンダンゴばっかり見ているのが実情ではありますが、

せめて年内には、「単独紹介作品600本」に到達するよう
映画を捜してみたいと思います。
おつき合いいただけますでしょうか。



2007年06月07日(木) たまには柄にもないことをしてみたくなる。

去年の母の日に、
なぜか相方にもらったラベンダーが
今年も花をつけてくれました。

正直、「火の手」を持つ者として
植物の世話は無理だよぉと諦めていたのですが、
相方が見捨てず、
土の濡れぐあいを見ながら
時々水をやっていたおかげです。
私も少しは見習おうと、
天気のいい(つまり乾燥しがちな)日は
意識して水をやるようにしていたら、
とりあえず、咲いてくれました。
ありがとう、ありがとう。

仕事机のある部屋の窓の下にあるので、
これからの季節、窓を開け放しておくと、
涼風に乗って
ハーブ特有の、
甘いような、スパイシーなような
とがっていて、それでいて柔らかい、
そういう香りがするでしょう。



2007年06月06日(水) 都市伝説、かぁ

1979年、日本中を口裂け女の噂が駆け回りました。

長い髪で、大きなマスクをかけていて、
めちゃくちゃ足が速い、とか。
通りすがりの人物に、「私きれい?」と尋ね、
「きれいだ」と答えると、
マスクをとって、「これでも?」と、
耳まで裂けた口を見せてビビらせる、とか。
「ブスだ」と答えると、刃物でブスッと刺される、とか。
万が一襲われそうになったら、
「ポマード」と唱えると撃退できる、とか。
今聞けば、もうどっからツッコんだものかと迷うほど
香ばしいお話なのですが、
これがもう、そのころは意味もなく怖かったんです。

当時小5で、学校の特設合唱部に入っていた私は、
真っ暗になるまで練習のあった日などは、
帰り道、鉄道のカード下(結構なトンネル)を通るのが
怖くて怖くてたまらず、
大声をあげながら、半ば目をつぶり、走って抜けた覚えがあります。
しかし、冷静に考えると、
気が触れたように叫びながら猛進する女子小学生というのは、
傍目には、口裂け女とタメはるくらいに不気味だったんではないかと思います。

が、よくした?もので、
なんだかんだと練習をサボっているうちに、
部をクビになってしまいました。
残念は残念だったけれど、
安堵の気持ちの方が大きかったのは否めません。
なんたって、明るいうちに家に帰れるんです。

都市伝説というのが
いつごろから使われている言葉かは知りませんが、
少なくとも、辞書には載っていないところをみると、
よく耳にするが、日本語としては成熟していない、
つまりは結構新しい言葉でしょう。
7月17日補筆
困った?ときのウィキ頼みで、調べてみますと、
アメリカの民俗学者ジャン・ハロルド・ブルンヴァン
1980年前半ぐらいからものした本
「The Vanishing Hitchhiker」「The Choking Doberman」あたりから
使われた言葉(Urban legend) のようです。


私が生まれて初めて意識した都市伝説は、
この口裂け女の噂でした。
たしか1996年の作品だったと思いますが、
「学校の怪談2」に、
口裂け女がおばけキャラとして登場したのを見たときは、
おお、彼女も出世したもんだなあと、
笑って見るほどのゆとりがありました。
当時5歳だった娘も、
これっぽっちも怖がっていませんでした。

それ以降も、もはや記憶にも残っていないようなお話が
次から次へと浮かんでは消えを繰り返しましたが、
なぜか私の住んでいた地区は、変質者の出没情報がやたら多く、
さすがにある程度の年頃になると、
そっちの方が現実味もあり、より恐怖の対象となります。
家から歩いて通える距離の高校に入ったこともあり、
この界隈は不審者が多いので、下校時は注意するように」
と学校から言われ、
そうなると、怖いを通り越して、
地区住民として情けない気持ちになったことすらありました。

都市伝説というより、俗説というべきかもしれませんが、
体にこんな特徴が出ていたら性経験ありというのも
よく聞く話でしょう。
ところで、もう40を目の前にして、
びっくりするような俗説に、ついさっきめぐり合いました。
「鼻の頭が割れている人は経験アリ」
……もう、頭の中が、
疑問符と感嘆符でいっぱいになりました。

実は私の鼻の頭は割れていますが、
これはどうやら生まれつきのようです。
母もそうだったし、上の娘にも遺伝しました。
もっとも彼女は、女の子にしては立派な鼻をしていて、
成長過程で伸び切ってしまったのか、
今はそのほとんど目立たなくなっています。
下の娘は、上の娘よりも私に顔が似ていますが、
鼻の頭の割れ目は生まれつきありません。
性経験どころでなく、
経産婦といわれる人が日本に何万人いるか知りませんが、
むしろ、鼻の頭が割れていない人の方が
多いような気がします。

生物の授業でも教えないもんねえ、
この特徴が何を意味するのか、とか。
人相学も全くわからないので、
これがあるとないとで何か変わるのか、
全くわからないけど、
せいぜい目の一重と二重とか、
耳垢の状態程度の意味しか
ないと思っていたし、
多分、そんなところでしょう。
顔の骨格がしっかりしていて、
肉付きが薄いという人にあらわれやすい特徴でもあるようです。
映画をアホほど見まくっていた頃、
ひいきの役者さんの鼻の頭が割れていたりすると、
妙に嬉しくなったものです。
ダイアン・キートンとか、ダン・エークロイドとか。
(あえてこれみよがしな美人女優の名前を出さないところが、
私の奥ゆかしさです)


また話は変わります。
いつ頃から出回っていた話かは不明ですが、
つい昨日、上の娘の口から「となりのトトロ死神説」を聞きました。
(興味のある方は検索してみてください。山ほどヒットしますよ)
同級生から聞いた話とのことで、
それをもとに検索してみたら、
真偽のほどはともかく
スタジオジブリサイドは、はっきり否定しているようですが)
輪郭がぼやっと見えました。
童謡や童話につきもののオカルトのにおいもするし、
こじつけっぽくもあるし、
舞台となった土地柄や時代設定、
ひいては宮崎氏の思想傾向のゆえか、
人権問題でしばしば名前の挙がる
有名な狭山事件との関連性も随分言われていました。

それらを読んでみて、
正直「どっちでもいいや」という結論が
自分の中ででき上がっただけですが、
不謹慎ながら、死神説を支持する人たちの
ある種の熱狂は理解できる気がします。
それらがもしも、
あながち無駄な深読みではないとしても、
基本的には、ほとんど意識させることなく、
あくまで心温まる(かどうかは個人差があるとして)ファンタジーとして
エンディングまで引っ張ったというのは、
なかなか興味深いところです。
私自身は、いわゆるジブリものが好き、とは
ちょっと言いがたいのですが、
そういう、いい意味での説明不足は嫌いではありません。


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