土曜日生まれは腰痛持ち

2006年06月18日(日) 些細だけれど、救われること/プラン9登場

6月議会が始まり、ぼちぼち忙しくなってきました。

そんな会議録調製作業をしておりますと、
「いたいけな子供たちを守れ」ってので、
秋田県の例の事件についても話題になったりします。
人名も具体的に出てくるので、
それをウェブで確認したりするわけですが、
とりあえず、「秋田県藤里町」とだけ入力したら、
膨大なヒット数の中、トップに挙がったのは、
「秋田県藤里町世界遺産白神山地ブナの森」
というものでした。

……やるぅ。風光明媚な町だったのですね。
そんなところであんなやりきれない事件が、と考えると
本当に本当にやりきれないのですが、
ここはとりあえず、例の事件がトップに来なかったことを
素直に喜びたい気持ちになりました。

今日の「笑点」に、どうやら好きな芸人さんが出そうなので、
そのことについて触れたりなんだりで
後々補筆するかもしれませんが、
とりあえず、今のところはここまで書いておきます。
〈7:40〉

………………………………

日が変わってしまったのですが〈今、19日6:50〉
昨日の「笑点」演芸コーナーの感想など。

ザ・プラン9が「漫才」で出演しました。
前にも見たことがある「ゴルフのスイング」や
「人類の進化」ネタを含むものだったし、
抱腹絶倒というほどのものではなかったものの、
彼ららしい漫才でした。
会場でもいい感じに笑いが起きていたし。

仕切りの桂歌丸さんの口から
「ザ・プラン9の皆さんです」の一言が聞けただけでも
意義ある出演でした。
この人たち、別にテレビに出ない主義ではないのでしょうが、
それでもやっぱり、東北人には縁の薄い人たちです。
あとは来週の「みてハッスル!きいてハッスル!」〈教育〉が
ひたすら楽しみです。

ここ何年かのお笑いブームがありますが、
実際売れたのは、
ネタが微妙でキャラが立っているというタイプの人が
多かったようです。
が、最近、実力派の漫才コンビが、
バラエティーのゲストで出たりするケースも多いので、
〈18日放送の「からくりTV」のタカアンドトシとか、
20日放送予定の「さんま御殿」のチュートリアルとか。
そういえば、なぜどっちもさんま絡み?〉

引き続きのブームというよりは、
新しいブームがまた来たという印象も受けます。

あとはまあ、まともなネタ番組がもっと欲しいところです。
1980年代初頭には、毎週2時間、
たっぷりネタばっかりやっていた番組だって
あったというのに。



2006年06月17日(土) ボタン・ぼたん・釦・bottun

私はボタンが大好きです。
100均ですらボタンを漁ってしまうし、
決して品揃えがいいとはいえない比較的近所の手芸店で、
あえて何の変哲もない4つ穴ポリボタンを買うのは
〈実のところ、そういうのが一番好きなのですが〉
どちらかというと、「おまけ」目的の部分もあります。
いわゆる昭和レトロにカテゴライズされそうな、
年季の入ったオバサマ方の裁縫箱に居候していたような、
そんな顔ぶれです。
経年のための色あせとか、コロンとした古くさい形、
たまに糸くずが残ったままだったりするのも
本当にいい味わいになっていて、
もらったはいいけれど、結構持て余したりして、
ほんの思いつきで何かに縫いつけたりすると、
それが何だかいい感じで、
とにかくもう、「いい」のです。

大昔のスネークマンショー?みたいに、
「いいものもある、だけど、悪いものもある」
……と言いたいところですが、
多分、「悪いもの」なんてありません。
もちろん、好き嫌いは大いにあるし、
道端に落ちていても子供も拾わないような大量生産品もあれば、
〈なんつーか、子供って、「拾い物」をよくしませんか?〉
宝石に近いようなものもあります。
どれもこれも、それぞれに「いい」ものです。
私はどちらかというと、手芸も裁縫も下手なくせに
コレクターというよりは、何かに使うのが好きな方なので、
高価なアンティークにはそう興味がありませんが、
単にカタログを見て、「きれーね〜」とため息をつくのは
嫌いではありません。

ネットオークションは、そんな人間にとっては
なかなか頼りになる存在なのですが、
時々、「自分のさじ加減で商品説明せんでくれ〜」
つっこみたくなる出品者を見受けます。
短いフレーズの中に、
人を引きつける文言を盛り込もうという心意気は買いますが、
「四つ穴赤系」みたいな
ソリッドでハードボイルドな文句を好む落札者も
結構いると思います。
そういうむだのない紹介フレーズは、
少なくとも、それ以下の品物であることはありません。
飲食店で、オムライスを頼むとしましょう。
うまいまずいの差はあれど、オムライスを出しさえすれば、
その店は少なくとも「うそつき」ではありません。
これが「天使のベッド・ふわふわオムレット&ライス」
とか書いてあったとしてですね、
とりあえず、口にするのもこそばゆいこのフレーズ、
何とか勇気を奮い起こして口にして、
はい、注文の品が届きました。
「よーするにおむらいすじゃん」
と怒りたくならないでしょうか?

小心者の謝罪
もし全国の飲食店で、この名前でオムライスを出しているお店があり、
「うちのはそんじょそこらのとは違う」という矜持をお持ちの方、
申しわけありません。別に個人攻撃の意図はございません。



2006年06月16日(金) 朝っぱらからパンツ攻め

今日6月16日は、ブルームズ・デイです。
詳しくは、「今日は何の日」をごらんください。
ブンガク系を目指すユリノキとしては、
何かそれっぽいコト書きたいところですが、
単純に「ユリシーズ」をまだ全部読んでおりませんため、
何も言うことができません。

E.マグレガーがジョイスを演じた映画を見たときも、
芸術家ってのは、人格破綻者が多いなあという
感想しか残りませんでした。


朝起きて、長女に朝飯を出し、お弁当を作り、
彼女を送り出してから相方が朝食をとるまでの時間
ウェブ徘徊をする、というのが私の生活パターンですが、
ヤフオクのページなんか見てしまいますと、
「こんなはずじゃなかった」という時間を
費やしてしまうことが、よくあります。

今朝は、次女が好きなアニメのグッズを検索していました。
出品者は同傾向の商品を同時に複数出していることが多いので、
おもしろそうなものを、手頃な価格で出している人のブースは
とりあえず覗いときます。

が、もちろん、「そういう人」ばかりではありません。
たまたま自分が気になった商品を出していただけで、
家の中の不用品を捌いているんだなぁという感じの人も
結構いらっしゃいますし、それはそれでいいのです。
別傾向ではあるものの、気になる商品も出てきたりして
……いよいよもって、長時間を費やしてしまうわけですが。

そんなこんなで。
今日たまたま覗いてしまった方のブースは壮絶でした。
目がとまった商品は、本当に例外中の例外で、
なぜかほかは男性用下着〈それもブリーフ・ビキニ系〉ばかりなのです。
そういう体裁ではなかったものの、立派な業者さんといえましょう。
イメージ画像は、みんなトルソーの「その部分」ばかりです。
おかげで、すさまじい数のヤローのパンツ
朝っぱらから見てしまいました。



2006年06月09日(金) 子供に何かを教えてもらうこと

火曜日の夜7時台に台所に立っていると、
下の娘がやってきて、
「お母さん、ミシェルって3歳なんだよ!」
と、唐突に言います。
NHK教育テレビで火曜日の夜7時から放映中の
〈何回目の再放送かわからん〉
アメリカ製シットコム「フルハウス」を見ていたのでした。
その日は、ターナー家の三女ミシェルの
3歳の誕生日というエピソードだったのでしょう。

「プリキュア」には新シリーズになってから、さして興味を示さず、
最近、彼女がシンパシィを覚えるものといえば、
「パワーパフガールズ」
「パン&ジェームズのおつかい大作戦」
「フルハウス」
の三つのようです。


生後9カ月からミシェルを演じて大人気を獲得した
アシュレー&メアリー・ケイト・オルセン姉妹は、
プロデュースブランドが日本でも売り出されたり、
我が国でもそこそこ有名人ですが、
もうすぐ20歳になるそうで。
でも、下の娘にとっては、
自分より年下の、テレビの中のかわいい子というのが、
オルセン姉妹、ではなくて、
ミシェル・ターナーの“すべて”です。

高校に入ってからは、
完全に情報提供者側に回った上の娘の話は、
クラスメートのこと、部活のこと、勉強のこと、
どれをとっても我々にとって未知で、
かつ興味深い事物ばかりですが、
彼女がまだ下の娘ぐらいだった頃から
小学校中学年ぐらいのころでしょうか。
そんなこと、当然知ってるよ〜というようなことを、
非常に偉そうに
「○○って、△×なんだよ。知ってる?」などと
働きかけてくることがしばしばありました。
いい年をした大人にこの態度をとられると、
「テメーが知ってるようなこと、とっくに知ってるわい」とか、
「知らないけど、興味もねーやい」と、
情報の内容の良否を問わず、反発を覚えるものですが、
これが子供相手となると、「へぇ、そーなんだー」と
デアゴスティーニの雑誌名のような相槌を打つ程度には、
にこにこしていられます。

これは自分の子供だからかなと思っていたのですが、
どうやら、ある程度以下の年齢の子だったら、
大抵許せてしまう……というよりも、
私はどうも、子供に何かを教えてもらうのが
好きな人間なんだということが
わかってきました。
特に、まるでロリコンおやじの言いぐさですが、
賢くてかわいい女の子だったら言うことありません。

上の娘がまだ小学校低学年の頃、
近所のレンタル店で、同級生の男の子S君に会いました。
私はそのとき彼にあいさつしながら、娘に話しかけたつもりで、
「○○〈さるマニアックなアニメシリーズ〉のビデオが見つからなくて…」
と言ったのですが、それにS君が反応し、
「それなら、あっちにいっぱいあるけど」
とヌカしよります。彼もファンで、よく見ているのだとか。
なるほど。壁面にくっついた棚に、嫌というほどありました。
お礼を言いながらテープを吟味していると、
S君が、「誰が見るの?」と尋ねました。
「この子〈娘〉のお父さんだよ」と答えると、
「へえ、オトナでもこういうの見るんだ」
と来ましたわい。
こちらにしてみれば、小学校低学年がこれを見ていることの方に
むしろ驚いたのですが。

しかし私は、もとより狭量な人間です。
些細な情報でエラソーにされるのは好きなのですが、
「戦争なんかなくなればいいのに、大人はどうして」的なことを
問いかけられると、それがどんな正論であっても、
「ガキはとりあえず黙ってろ」と思ってしまうことがあります。
知ったふうなことを言った上、
大人は悪みたいに短絡的にまとめられるのが何よりムカつくので、
「子供たちの問題は、我々大人の責任」的フレーズにも、
同じくらい胸悪くします。
要するに、無限責任を負うことができないのです。
「言ったところで何もできねーくせに媚びんなよ」
と反感を覚えるので、
これは要するに、近親憎悪なのかもしれません。
こうして駄文カマしたり、
誰かがメディアを通じて何か言っている間に、
ちゃんと行動する大人は、
ちゃんと「何か」をしているんだろうなってことはわかるので、
そういう人たちに、私なんかが言うことはありません。



2006年06月06日(火) 一応、更新情報…か?

ブックマークをしてくださっている方も、
キーワード検索で偶然いらした方も、
何はともあれ、
いつも読んでくださってありがとうございます。

ところで、このウェブページの看板…という割に、
更新の頻度が著しく低くなっている
映画紹介コーナーDailymovieですが、
今まではレンタル日記「エンピツ」をそのまま使い、
保存してきたのですが、
新しくファイルを作り始めました。
データの移動が終わり次第、日記の登録自体を削除する予定です。
もうすぐ仕事も忙しくなりそうなので、
全部の作業を終了するのはかなり先ではないかと思いますが、
年内を目標に、ちまちまとやっていく所存です。




2006年06月03日(土) 3億円当たったら…ショップオーナーの妄想

昨日の2日で、第506回全国自治宝くじ、
通称「ドリームジャンボ」の発売が終了しました。
うちでも連判10枚だけですが、いつものように買いました。
あとは13日の発表を楽しみに待つだけです。

「夢を買う」とはよく言ったもので、
当たったら何に使おうというとき、
5等の1万円が当たったら、いつもよりいいお肉食べよう
…みたいなことでなく、
1等・前後賞合わせて3億円が当たった場合の夢を語る方が、
断然楽しいに決まっています。

ありがちなというか、自分の妄想を披瀝させてもらえば、
めちゃくちゃ趣味に走ったお店を持てたらいいなあと思います。
非実用的な生活雑貨やジョークグッズ、
気恥ずかしいほどにカワイイものをとりそろえた
雑貨屋さんなんか楽しそうです。
もちろん、大好きなボタンや布物も扱います。

そして、「裏割引の日」を設けます。

以前、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」の上映に当たり、
迷彩柄のものを身につけている人割引というのが
ちょっと話題になりました。
迷彩柄の下着を着けている人がチラ見せしたりして、
なかなか楽しそうでした。
戦場写真家・一ノ瀬泰造の原作によるこの映画は、
過去に〈80年代だったか…〉一度、
既に映画化されていたと思うのですが、
調べても調べても、それらしい情報が出てきません。
というわけで、ここでいう「地雷…」は、
1999年に浅野忠信主演でつくられた方の映画というのが前提です。


まあ要するに、↑をパクって、
「花柄の日」「チェックの日」「ドットの日」「赤いものの日」
になんてのを設けようかと。
着衣に該当がない場合は、「何か小物はお持ちですか」と、
とりあえず尋ねてみますが、
さすがに下着にまでは触れません。
間延びした顔のオバハンに、
「どんな下着着けてんの〜」と聞かれ、
再びそこを訪れようという気持ちにはならないでしょう。
幾ら道楽でやっている店とはいえ、つぶすのは不本意です。
そのかわり、自ら
「チェックのトランクス履いてますけど」
とか言ってくれる気っぷのいい人には、
その心意気を買って、提示までは求めません。

もちろん、「ボタンの日」は設けます。
アーミッシュの人でも来店なさらない限り、
着衣さえしていれば、どっちかしらに1個ぐらい
ボタンはついていると思います。
被りのTシャツに紐で調節するパンツやスカート…
ああ、無ボタン状態もないではないか。
でも一応、実質全員対象のサービスデイのつもりです。

この広い世界には、
買い物をすると、小銭のおつりのかわりに、
飴、ガムなどをよこす国があると聞きます。
かといって、「ボタンの日」に
小銭のかわりにボタンで返したら…
やっはり、倒産一直線でしょうか。
年に1回ぐらいはやってみたいんですけどね。

そんなわけで、特に福島・郡山地区の皆さん、
近々そんな雑貨屋の噂を耳にするかもしれません。
その節は、どうぞお気軽にいらしてください。
手作りのワッフルもちょっとだけ用意して、お待ちしております。
店の名前は、物すごく単純に苗字そのままか、
好きな小説や映画のタイトルから拝借したものだと思います。
とにかく「好き」なものをごちゃごちゃ置くので、
方向性のよくわからない、
いいように言えば無国籍な感じの店にしたいと思います。
店内のBGMも、スピッツあり、U2あり、ガムランあり、
台流ポップスあり、長唄あり、昭和歌謡あり、チャイコフスキーありで、
お買い物の邪魔にならない程度にばんばん流します。



2006年06月02日(金) NEATなNEET 言い出すときりがない話

最近、社会問題としてもよく耳にする方の
NEETの意味やら定義やらについては、
今さら云々しません。
発祥国イギリスと日本とでは定義づけも違うようで、
いろいろ面倒くさいので、
興味のある方は、おのおの調べてみてみくださいませ。
この言葉、なぜかおっさん層への浸透が異常に早かった気がします。
ここ2年ほど、会議録調製をしていると、50は下らなそうなオジサマの口から
よく出てきています。


1979年のW.アレンの映画『アニー・ホール』の中で、
アレンの恋人を演じたダイアン・キートンが、
「君はニートneatだって褒められた」
と言うシーンがありました。
褒めたのは新しい彼氏だったか、大学の講師だったか、
そんなところだったと思いますが、
それを聞いたアレンは、やっかんで、
『ニート?田舎者が使う言葉だ!』
と、返します。

neat〈語源は「輝くような〉
1、きちんとした、小ざっぱりとした
2、素晴らしい、かっこいい
3、手際のよい
〈以下略 三省堂「Wisdom」を参考にしました〉


早い話が、たまたま発音が一緒だったというだけで、
neetとは綴りも違い、何の関係もないのですが、
neatというのが、根っからのニューヨーク人であるアレンの言うように
本当に田舎者の使う言葉なのかどうかはわかりませんが、
もともと、ちょっと気取った日本語文章中の外来語として
時々見かけることはありました。
一昨年亡くなったシンガーソングライター松原みきさんの歌で、
「ニートな午後3時」なんてのもありました。
〈化粧品のCMで使われていたのと、
「♪ニ〜ト、ニ〜ト」と連呼する箇所があったこと以外、覚えていないのですが…〉


その「ニートな午後3時」がヒットしていたのと
ほぼ同時期だったように記憶しているのですが、
ビートルズの“please please me”を使っていたCMで、
多分、黒い板ガムだったと思いますが
“Neat the black”というキャッチフレーズ?も登場しました。

そんなわけで、
イギリスのブレア政権下、
たまたま発音が同じ晴れやかでない意味の言葉が誕生し、
それが日本に上陸するまでは、
日本人〈の一部でしょうが〉も、
よい意味で「ニート」という言葉を使っていたはずです。

ところで、それこそほとんど関係ない話ですが、
漫才コンビ麒麟の単独ライブ「キリリン!」〈2005年〉で、
「NEET」というタイトルの長いコントがありました。
これはいわゆる社会問題としてのニートの実態というよりは、
名もなく貧しく美しい〈かどうかは不明〉青春時代の
悪のり話として見た方が楽しめるかと思います。


アメリカ北部の人間を指す〈侮蔑語らしいけど〉ヤンキー
これをいわゆる不良少年・少女的なニュアンスとして初めて聞いたのは、
たしか中学生ぐらいの頃だったと思います。
語源はよく知りませんが、
今、我が国でヤンキーという言葉を使ったら、
まあ後者の意味にとられるのでしょう。
それは別にどうでもいいんですが、
中学生よりもっと子供の頃、何かのテレビを見ていたら、
「日本人はアメリカ人に近いという意味で、
東洋のヤンキーと呼ばれることがある」という
今なら絶対、ど、ど、どこで?とツッこみたくなる
ヨイヨイな情報を耳にしたことがありました。


というわけで、

ニートなヤンキー
これ、「きちんとしたアメリカ北部の人」という意味にも
なるはずなのに、
まあ、そうとられることは皆無でしょう。
neetの四つの分類の一つで、
反抗的で享楽的という意味でヤンキー型というのが
あるくらいです。



2006年06月01日(木) 芸能人でもないのに/ミニストップにて

子供がある集団に属するようになると、
向こうはこっちを知らないが、
こっちは向こうを知っている、みたいな子に
出会うことがあります。
すなわち、子供との会話の中で名前「だけ」出てくるような子、ですが、
昨日あるお菓子屋さんで、そんな1人を見かけました。

中学生というのが全国的にそういうものなのか、
はたまた、この辺の習慣なのか知りませんが、
この界隈の中学生は、平日〈学校のある日〉の午後は、
おおむね学校のジャージで過ごすことが多いように見受けます。
放課後のコンビニ、スーパー、レンタル店で友達と連れ立って、
あるいは保護者と思しき人と一緒、
よく、そんな感じの子を見かけます。

最近のジャージは、なかなか格好いいデザインが多いし、
〈あくまで自分の経験からの“25年前比”ですが〉
何を着ようと本人の勝手なのですが、
ジャージを着ることで、
自分がどこの中学校に所属しているかを明らかにし、
さらに、ゼッケン〈名前プリント〉までついているから、
○○中の△△です、と宣伝しながら歩いているようなもので、
プライバシーもへったくれもありません。
あれはやっぱり問題じゃないかと思います。


お菓子屋さんで見かけた、
すらっとした体つきのショートヘアの女の子は、
娘が今春卒業した中学校のジャージを着ていました。
一応学区内だったので、
別にそれ自体はどうということはなかったのですが、
ちょっとした事情から、
娘の口から時々名前の出ていた子でした。
名前プリントの色からして、娘より1年後輩です。
ほらほら、こういうことまでわかってしまう…

といっても、向こうは十中八九こっちを知りません。
向こうがお母様らしき人と一緒だったということもあり、
特に声をかけようとは思いませんでしたが、
〈「私しんり〈仮名〉の母だけど、あなたのことはよく聞いてたワ」と
声をかけたとしても、「え〜、何でですか」と返されるのがオチ
お母様らしき人からも、薄気味悪いオバハンだと思われるに決まっています〉


が、聞くともなしに聞いてしまった彼女の言葉には、
思わず一言ありそうでした。
「え〜、和菓子なんかおいしくない。ケーキにしようよ」

ちょっとちょっとちょっと、お嬢さん。
ここ〈安いだけが取り柄のお店〉だったら、
ケーキよりは和菓子の方がまだ食べられるわよと。

結局2人は、安いだけが取り柄のケーキを幾つか、
私はきんつばや田舎まんじゅうを何個か買って、
全くの赤の他人として〈いや、それは最初からそうなのですが〉
何秒かの差をもって、ほぼ同時に店を出ました。

ところで、長女が小学生の頃は、
よく知らない子が、
「あ、しんり〈仮名〉ちゃんのお母さん」と
向こうから声をかけてくれて、
こっちは名札をもとに、長女との会話などを思い出して、
「○○ちゃん、こんにちは」だの、
「△△ちゃん、いつもあそんでくれてありがとう」だの、
テキトーなあいさつをしていたものです。
おかげでちょっとした「町の人気者」気分を味わえました。

………………………………………………

上記の日記は朝っぱらからつけたので、
ここからは補筆です。

暑かったので、地域図書館に絵本を借りにいった帰り、
ミニストップでソフトクリームを食べることにしました。

ザ・プラン9のなだぎ武にそっくり〈ガチ〉な
従業員さんが、
ステキな笑顔で接客していたのですが、
彼と知り合いらしいお客さんが、
ほかの客がいないときに彼と談笑していました。
その人は、ごつい丸顔、短い刈り込み、猪首、がっしりした体…
ケンドーコバヤシに似ていました〈雰囲気〉。
ここはうめだ花月かっという風情でした。
でも、2人とも郡山弁でしたが。


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