土曜日生まれは腰痛持ち

2002年12月29日(日) 北風とBECサンドとアップダイク

今日の日記の題名ですが、
超マイナー映画のタイトルのパロディーなので、
もじりがもじりとして
伝わりにくいのが辛いところですが、
まあ、いいや。

2003年は「二度寝禁止」を肝に銘じよう!
と思った、12月の寒い朝でした。

今日も出勤のダーリン相方君の朝飯&弁当をつくろうにも、
御飯を仕掛けないで寝ていたので、
急遽、コンビニにパンを2斤買いにいきました。
ハムとチーズとツナ缶、それにコーンスープを買って、
厚切りトーストとスープを朝飯にし、
お昼は、耳を落とした8枚切りパンに、
ハム、チーズ、
それに塩揉みキャベツとツナを
オーロラソース(マヨとケチャをテキトーに混ぜただけ)で和えたものを挟み、
6組の長方形のサンドイッチをつくりました。
北風ぴーぷーの中、相方はそれを持って会社に行きます。

サンドイッチといえば、我が家の独自メニューで
BECサンドというのがあります。
BLTはベーコン、レタス、トマトですが、
BECには、ベーコン(油ギトギト、カリカリ)、
エッグ(ケチャップつきオムレツ)
それにチーズ(スライス)が挟まっています。
トーストした厚切りパンで挟んで、
豪快にかぶりつくのがミソですが、
以前、ローカル局のFAXテーマが「サンドイッチ」だったとき、
このメニューを披露しましたらば、
素直そうな美人アナウンサーは、それを読みながら
明らかに顔をしかめていました
失礼な人だなあ。そりゃ、ヘルシーではないけれどね。

さて、最後のアップダイクですが、
たまたま古書店で、ジョン・アップダイクの
「走れウサギ」上下巻を各100円でゲットし、
読み始めたばかりなので、
ただなんとなしに入れたにすぎず、
北風にもBECサンドにも特に関連はございません。
もちろん、アップダイクとレスリングしたこともありません。

三題噺を装った、看板に偽りありまくりの朝のヒトコマ日記でした。



2002年12月28日(土) 「イヴのすべて」が終わってしまった…

韓国の超人気ドラマ「イヴのすべて」を毎週楽しみに見ていましたが、
思わぬどんでん返し……という、
ある意味順当な最終回が昨日放送され、
とうとう終わってしまいました。

余りにもコテコテなので、我が相方は敬遠しており
(というか、あの人はあの手のドラマがお好みでない)
私は録画して、翌朝ヘッドホンで音声を聞きながら…という、
AVを見る青少年のような見方をしていました。
先週放送の、ウジン(ハン・ジェソク。勝村政信似
△△のシーンでは、朝っぱらから大泣きしました。

私はどちらかというと、性悪のヨンミ派でした。
ソンミは余りにも素直ないい子過ぎて、
第1話のサブタイになっていたヨンミのセリフをかりれば、
「運のいい子ってヘドが出るわ」状態でして。
かといって、自分自身はヨンミほどに性悪全開!にもなれないので、
あの底意地の悪さやアクの強さは、いっそ清々しいものでした。

さて、この濃ゆいドラマ全10話は、
来年3月にはビデオ化もされるそうです。
そんなわけで、一応ネタバレに気を使って書きましたが、
ここから文中リンクしているサイトに行けば、
展開はもろわかりだったりもします。

5枚組のDVDボックスも出るらしいけれど、
1万円くらいだったら、買ってしまいそう…
だから、諦めがつく程度に高いといいなーと少し思います。
(またはまり込んだら怖いから)

ただ、1話から漏らさず見てきて、とうとうわからなかったことが…
結局「イヴ」って何だったんだ?
アダムとイヴのイヴくらいの意味なのか?
同名の映画もあったけれど(表記は「イヴの総て」
あれは、大女優マーゴ(ベティ・デイビス)が
みすぼらしい若い娘イヴ(アン・バクスター)に情けをかけ、
それを足掛かりとして利用され…というような展開だったので、
この場合、ソンミ(とその周辺の人々)がマーゴ、
ヨンミがイヴ的な役どころかと思ったら、
そういうわけでもなかったし。



2002年12月12日(木) 女優の結婚

朝の6時台前半に
本上まなみと鶴田真由結婚!などといきなり聞かされ、
えー、あの2人が結婚したの〜と勘違いしたのは
絶対私だけではないと思います。

同じ日に結婚(入籍)が発覚しただけみたいですね。



2002年12月09日(月) いやー、降っちまいましたね

12月に入り、そろそろ「デカイ」のが
来るだろうとは思っていましたが、
全国的に、そこここで雪が降っているようですね。
おかげで相方は、せっかくの休みがフイになりました。
彼はクルマ関係のサービス業に就いているので、
雪が降ると、タイヤを履き替える人がどっと増えるのです。


私はというと、1日中家に御籠りで、
切り干し大根の煮つけ、ふりかけ、納豆などで
食べつなぎました。

明日は関東圏の某社から仕事が来ることになっていますが、
この雪でちゃんと届くか、実はちょっと心配です。

家の周辺の雪かきをしようと思ったのですが、
1日中弱く降り続いていたので、
これは雪かきなんか始めたら、
典型的な“シジュフォスの仕事”になるなーと思い、
断念しました。
(てか、寒いから怠けただけですが)

ひさしのある場所まで戻し忘れたmyママチャリは、
荷台にも、子供用の補助いすにも、
たっぷりと雪が積もっています。

東京はちょっとした雪でもすぐ麻痺すると、
北国の人々が嘲笑するという話をよく聞きますが、
東京は、まだ「雪に縁のない街」といっても差し支えありません。
我が地域ときたら!
絶対に「降る」ことはわかっているのに、
タイヤの履き替えは、降ってから皆一斉に…だし、
通行止めのために高速道路に乗れなかった車が、
ただでさえおかしなことになっている一般道に
降りてくるから大渋滞だし、
毎年毎年、「なんだかなー」が繰り返されています。

夕方のニュースを見ていたら、
ニホンザルが雪を食べていました。
「おいおい、体冷やすぞ」と思いつつ、
本当に微笑ましい画ヅラでした。

明日はもちょっとマシになっていますように。



2002年12月06日(金) 今日の「8行マヌケ」

さる筋から、
クリスマスケーキを格安で頒布という情報をゲットし、
早速申し込んだのだけれど、
もしも代金が銀行振込だったりしたら、
当然、振込手数料がかかるので、
割引差額の意味がないなーということに、
申し込んでから2時間後に気づきました。
(ちなみに、値引きは600円なので、少しは得かな?)



2002年12月03日(火) 「クイーン・コング」を見ました

1976年に製作され、昨年日本で初公開されたという、
『クイーン・コング』を見ました。
タイトルからも察せられるとおり、
1933年『キング・コング』のパロディです。
といっても、意外なことに、同年に製作された『キング・コング』リメイク版より、
こちらの方が製作が早かったという話も…


いやもう、何というか……
「バカバカバカバカバ〜カ」と絶叫した後に、
全力疾走で逃げ出したくなるような、

そういう作品でした。
見たというより見てしまったの方が正確かもしれません。

モンティ・パイソン時代のテリー・ギリアムみたいな男が、
(ロビン・アスクイズという俳優だとか)
ある女性監督に一目惚れされ、アフリカに映画の撮影に行って、
そこで見たものは?という筋立てでしたが、
あの、涙が出るほどにチャチなセット、
しょーもないギャグの連続、無駄に凝った音楽、
そして、とってつけたようなメッセージ性…と、
見てしまったことに気恥ずかしさを感じずにいられない作品でした。

6年前、我が県が誇る日本最古のテーマパーク
スパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)
長女の保育園の遠足で行ったとき、
土曜日のせいか、なかなかの人出だったのですが、
首都圏方面から来たと思しき若い人の集団が
妙にきまり悪そうにヘラヘラ笑っていたのですが、
この映画を見た私も、あのときの彼らのような顔をしていたことでしょう。
ニッポンのハワイはないよね。ポリネシアンダンサーは色白だし。
そういえば、私が通っていた女子高への求人の中で
最も給料が高かったのは、あのダンサーだったというウワサがあります。
それにしても、長いこぼれ話だ……


そうそう、DVDをデッキにセットしたら、
自動的に「日本語吹替」で再生されました。
若き日のT.ギリアムみたいな男を演じていたのは、
我らが広川太一郎さんです。
広川氏ならエリック・アイドルですよねえ。
ちなみに、美人で高慢ちきでサディストの女性監督の声は、
小原乃梨子さんでした。
どうしても「ドラえも〜ん!」と今にも叫び出しそうな、
あの独特な声。
この映画では、『タイムボカン』シリーズの
ドロンジョ様に徹しています。

1976年版の『キングコング』リメイク版は、
小学校の体育館で見た覚えがあります。
何しろ子供でしたから、インパクトに圧倒されただけで、
映画を映画として評価したり、感想を要領よくまとめたり
というまでには至りませんでしたが、
その映画でキングコングの“恋人”を演じたジェシカ・ラングは、
私が映画というのを積極的に見るようになった頃には、
もう既にオスカー女優になっていました。

もし、あのとき見せられていたのが『クイーン・コング』だったら、
「ちびまる子ちゃん」の野口さんに最もシンパシーを覚える者としては、
かなり入り込んでいたのではないかと思います。

Queen Kong
1976年イギリス/イタリア
フランク・アグラマ監督



2002年12月02日(月) 「性欲を抑える」

現在、『エンピツ』にて3つの日記を借りていますが、
アクセス解析などを見ることができる「マイエンピツ」は
「映画」に設定してあります。
なので、大抵は映画のタイトルや俳優名、
登場人物などで検索してヒットした方が、
幸か不幸かこちらにいらしたのがわかりますが、
本日、「性欲を抑える」でいらした方が確認されました。
どうやら、28日に取り上げた映画作品のせいらしいのですが……



2002年12月01日(日) システィナ礼拝堂の天井画

TBS系の「世界遺産」でバチカン市国特集を見ました。
ミケランジェロの手になるシスティナ礼拝堂の天井画、
いやあ、すんばらしい。
概念としての芸術っつうものを全く理解できていない私にも、
その、「考えるな、感じろ」的美しさは十分にわかります。

ただ、どうしてもひっかかる箇所がありました。
ある男(多分)が、
後ろ向きになってケツ見せてるんですよ。
全裸とか、裸にちょこっと布をまとっただけ、みたいな
そういうのだったらまだわかります。
ところがあの男ときたら、ケツだけ剥いているんですから。
アメリカの青春映画に出てくるアホか、
ステージ上のロックシンガーか、
クレヨンしんちゃんかというノリです。

こりゃしばらく後を引きそうだと思ったら、
案の定、これを書いている12月2日午前8時の時点でも、
まだ思い出し笑いをしています。
ああ、現場仕事断ってよかった……
天井の高いところ(議場とか議場とか議場とか議場とか)で
仕事をしたら、天井にあの男の幻影を見そうです。


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