しそ摘み日記
akajiso



 まだ37歳

 先日37歳になった。
 34歳くらいまでは20代プラスアルファという気持ちだったが、35歳すぎからはもうすでに40歳代の序章のような気になっていた。
 あの、ぼんやりしていた女子だった私が、いまや37歳というのは不思議だが、
「なんだ、まだ30代だったんだっけ」
とも思う。

 思うに、人には、
自分の好むと好まざるにかかわらず、
その人その人に、
「お似合いの年齢」というものがあるような気がする。

 一生「小5」という感じの人もいるし、
子供なのに54歳になった姿が想像できる人もいる。
 美人だが、「おばあさんの若い頃」
というムードの人もいるし、
90過ぎでも少年のような人もいる。

 ちなみに私は、
子供の頃から「推定年齢38歳」と言われ、
初めて「おばさん」と呼ばれたのは小6だった。
 中学の頃のあだ名は
「団地妻」だし、
学生時代から、学生証を見せても映画館で疑われるほど「30代後半」的なムードをかもし出していた。

 そんなわけで、
37歳を25年くらいやっているわけで、
何をいまさら、まだ37歳かい、
という感じだ。
 やっと実年齢が追いついてきたら、
何となく精神的にも落ち着いてきた気がする。

 このまま行けば、
50になっても80になっても
ヤングミセスの雰囲気を保てるのだろうか?
 一生「推定年齢38歳」も
それはそれでキツイなあ。 


2003年06月22日(日)
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