日曜日は
シュレッダー企画の作業を中断して
(延々とやってます。只今ペーパー印刷中、もう少しです)
ちょっとドールイベントへ。。
イベント前日に、というより、
ほとんど当日の真夜中に原稿を仕上げて
受け渡しをすませた
仕事上がりのMゆみちゃんと待ち合わせ。
当日、約束の時間を過ぎても
待てど暮らせど姿は見えず。
いくらメールを打っても返事は来ず。
仕事が終わった翌日なんだから
これは爆睡してるわね、と思ってひとり先に
会場へ〜。
会場に先についていたKナ子ちゃんと合流。
しばらくしてから『ぎゃ〜〜〜』と
一言メールが入りました。
Mゆみちゃんってば やっぱり爆睡してた模様(^^;)
「今から行く!」という叫びは聞いたものの
それでなくても交通機関の中央線は止まっているわ。
まっすぐ来ても間に合わないと思うわ。
と思ったけれど 会場が閉まる10分前にはたどりつき、
僅かな時間で 一気に大人買いしてたわ。
伊達に稼いでないわね。
といっても1/6サイズのお洋服だから
金額はしれているけど。
いいのよ〜
あなたは頑張ってお仕事上げたんだから、
思う存分 自分に御褒美あげても。
でも駅で1時間も待ったあたくしには
きっちりお食事とでかいビールのジョッキと
おいしいケーキと珈琲を奢ってくれました。
会場で心配しながら(おもしろがりながら、とも言うわね)
一緒に待ってくれたKナ子ちゃんにも。
で、連チャンで今日は
古くからの友だちが頑張って買った新居を
見物に行く予定だったのね。
で、その友だちは、
Mゆみちゃんとも同じ頃からの友だちなので
「一緒に行く?」と誘ったわけなのよ。
真夜中だというのにその友だちにも連絡を取り、
Mゆみちゃんも行くと言う事になって
「じゃあ、明日ね〜楽しみにしてるわ〜」
と電話を切ったわ。
そして次の日。
待ち合わせ場所にMゆみちゃんはすでに到着してて
ふたりでダベりながら 待てど暮らせど
その友だちが来ないのよ。
まさか寝てるんじゃないの、
と前科持ちのMゆみちゃんが。
車で来るから
ケータイに電話は遠慮してたんだけど
一時間たったとき、これはおかしいと電話したの。
電話に出た彼女は家にいるというじゃありませんか。
「なんで今 家にいるのよ!?」と問いつめると
「あんたたちこそ なんでそんなとこにいるのよ
約束は明日よ」とお返事が。
なにがどうなっているって
あたくしが日付けを間違えたのよ。
その間違い方も華々しく、
あたくしは前回、日記を書いた頃から
一日分、日付けを間違い続けていたわけなのよ。
昨日の電話は夜中の12時を過ぎていたので
あたくしが「明日」を連発するのを
彼女は気にしなかったというわけよ。
誰にでも「明日」は平等に訪れるものだと思っていたけど
あたくしの「明日」は30日で
世間様の「明日」は29日だったのね。。。
昨日、奢ってもらったMゆみちゃんに
今日は奢って ちょっと遊んで帰って来ました。
でも今日の一日を無駄にしてしまった
忙しいMゆみちゃんは
ほんとの約束の日である30日には
出かけて来られない事になっちまいました。
ごめんなさい めそめそ。
「今日の事は一生の想い出にしましょうね」
とにっこり微笑むMゆみちゃんに
「そうね、昨日とセットでお願い」
とにっこり微笑み返してみる。
むなしいわ。
仕事が終わったばかりでぶっちぎったMゆみちゃんと
仕事をしていないから
のんきに日付けを間違えていたあたくしでは
勝負にならないわ。
なんの勝負なのかわからないけど。
そんな事情なんだから
Mゆみちゃんの行きたい所につき合うのが筋。
なのにあたくしはMゆみちゃんの
「つきあうわよ」という言葉を間に受けて
ユザワヤとボークスへ。
ちょっと 皆様、
剛の新肌色で、
おニューのヘッドが2種類出ているのよっ。
髪の色もとりそろえてっ。
実は昨日、
秋葉原のボークスでは売り切れていたのよ。
(帰りに寄った。。。。。)
なので今日 せっかくだから吉祥寺店に。
黒髪、シルバー ブラウン 髪の色もとりそろえて
4コほど買って来ました。
でも普通肌では出ていないのよ、
新肌色だけなのよ。
レジで「普通肌のも出して下さい〜〜」と懇願すると
店長さんなのか、きっちりメモってくれました。
お願い〜、上にあげてね、この意見!
ネオガイにしかなかったような
なんかくっきり男らしいタイプのお顔なのよ〜。
でもくっきり男らしい方の顔が色白ってどうなの。
そんでもって(この話になるととまらない〜)
今 出ている普通肌のボディにも一言いいたいっ!
あたくしの足を返して〜〜〜。
とか言うと妖怪みたいだけど 違うのよ。
新肌色が出た時、そのボディについてる足が
ひとまわり小さくなっていたの。
可愛すぎるわ。
これは男の足じゃない。
とか思ってその一点が不満だったんだけど、
今出ている普通肌のボディも全部 その足になってたのよ〜〜。
いや〜〜ん。
もう裸足にはさせないわ。
意地でもごっついブーツを履かせて、
ごっつい足に見せるのよっ。
これも一種のシークレットブーツかしら。
あら、お若い方にはわからない事言っちゃったかしら。
靴の型をとるための「おゆまる」も買って来たわ。
あ、あんな足、剛の足じゃないわっ。
これを長々と書きながらペーパーを印刷しています。
コピーやるつもりだったんだけど いっそカラーで、と
全部プリントアウト。
時間がかかるわ〜。
でも早くやっておかないと
夜中にはうるさくて出来ないの。
も、もうすこしで発送です〜。
ごめんなさ〜い。
今日ボークスから薄い封筒が届いたのん。
あらん?いつもの通信にしては薄いわね、
と思いつつ開けてみると
12月のドルパの申し込み受け付け通知でした。
そう、申し込みの締切り前日に、速達で出し、
間に合うかどうかは運しだい、と
ボークスの店員さんにも言われたあの申し込みよ。
やっぱり 悪運は強いのね あたくしってば。
受付通知は来ないと思って、
12月になるまで
受け付けてもらえたかどうかわからないわね、と
覚悟していたので 嬉しさ倍増。
いよいよドールイベント初参加ですわ。
でもここで踊っている場合じゃないわ。
慌てて 売るモノを制作しないと。
希望としてはやっぱり、
トータルでイメージして作った
ボンデージカスタムドールが出したいわ。
ヘッドだけとか、衣装だけとかばかりではなく。
無謀な野望かしら。
ああ、韻を踏んでいるわ。
無駄に助走に時間がかかったわけじゃなく、
たとえば、
布用ボンドでつけた合皮は
時間が立つとはがれてくる所があるとか、
メディウムを厚く塗り過ぎると
埃がつきやすくなるとか
時間の経過で どれくらい劣化するのかも
少しはわかってきたの。
長く愛でていただくには長くもつものでないと。
12月なんてまだまだと思っていても
きっとあっという間なのよね。
心して ちょっとずつでも準備する事にするわ。
2003年09月22日(月) |
生きていくのに必要な事 |
雑用の一日でしたわ。
でも雑用なんて言ったら失礼かも。
まっとうに暮らしていくのに
どれも必要な事なんですものねえ。
あたくしが
まっとうじゃない証明かのようですけど
自動引き落としが落とされず、慌てて銀行へ。
口座にお金がなくて落とされなかったのよん。
ごめんなさい 生協さん。
メインバンクからお金をおろして
各種の公共料金その他の払い込み用銀行に
入れ直すのですけれど、
他銀行からおろすと手数料がかかるわ。
ととりあえずATMでお金をおろす。
と……
あら?この銀行はATMでおろしても
手数料がかかるのね?
利用制限もあって2度おろしたから
結局 手数料2倍かかっちゃったじゃないの。
くやし〜〜〜〜。
モノを知らないと
こういう所でちまちまと損をしているのかも〜。
趣味と仕事にはお金を惜しまないけど
払わなくてすむはずのものに払うのはいや〜〜〜ん。
そういえば 銀行の振込料、数百円。
ある友だちが、ある銀行に振込をしようとして
その手数料に気がつき、
別の友人に電話。
「貴女の銀行からなら手数料かからないはず、
そっちから払って〜」と。
そして振り込みしてもらったお金は
また、手数料がかからない方法で
借りた友人に返したそうよ。
「手数料」はかからないけど
かなりの「手数」はかかったんじゃなくて?
あ、その「手数」をはぶくから「手数料」なのね。
女手ひとつで
若いうちに家を建てたほど稼いでるのに
この経済観念。
あたくしはこの子の
稼いでも頭に乗らない経済観念がとても好き。
あたくしは 仕事でド忙しい時、
つい経済観念がむちゃくちゃになるのよ。
食事はすべて店屋物だし
ちょっとした飲み物も缶やペットボトル。
数分の時間さえお金で買うような感じ。
篭城するためにお買い物は手当りしだいで、
腐らせてしまうものも多いし、
その他のお買い物も感覚が狂って衝動買い。
嵐のような仕事が過ぎ去った時、
それで稼いだお金も全部過ぎ去っていたりして。
とほほ。
そして
そういう自分がとてもいやんになるのよ。
もともと贅沢とは無縁な育ちなもんだから
そういう無駄な贅沢をしちゃう自分がいや〜ん。
自分が生きていくのに
足りているだけのお金を
大事に
ありがたく思える自分でいたいわ。
足りていないと それはオオゴトだけど。
今は仕事をしていない時なので
わりと正常な経済観念なのね。
だから無用な手数料に腹が立つのよ〜。
でもつまんないことで
怒りのパワーを使うのもいや〜。
どっちにしても どケチなあたくし。
用事を済ませた銀行の帰り道、
苦虫を噛み潰したような顔で歩いてたら
向こうから
幼稚園児を後ろにのせたお母さんの自転車が。
すれちがいざま、聞こえて来たのは
後ろに乗った男の子が歌っていた
「鉄腕アトム」のテーマソング。
なんだか 急に楽しくなっちゃったわ。
自然に顔がゆるむ〜〜。
そうね
生きていくのに必要なのは とりあえず
楽しい気分かしら。
とっても安上がりだわ。
なんなの この寒さは。
数日前までのあの暑さはどこに。
っていうか 秋はドコ。
肌寒くなってきて
なんとなくもの寂しく人恋しく
枯れ葉を見ながら
もの思いにふけるべき秋は。
あんまり寒いのでお風呂に入りました。
いやん、
まるで何ヶ月も入っていなかったような物言い。
ちょっといろいろ調子が悪くて入らなかっただけよ〜。
お風呂に入るついでに
うっすら汚れたと思われるお人形達も
メンテナンス。
まず ヘッドをはずしてシャンプーを。
プラパイプを立てて 一個づつヘッドを差し、
横にならべて一個づつ洗う。
苦手な人が見たら泣きそうな
晒し首状態に見えるのでしょうが、
あたくしにとっては
電線に並んだ雀のように可愛らしく見えるのよ。
ふと気がつくと、お風呂場が湯垢で汚れ気味。
こんなところに可愛い恋人達を置けないと
そのままお風呂掃除に突入
……しちゃったはいいけれど
すでに髪の毛を濡らしたドールヘッドを
置く場所がなく
片手に持ったままお掃除。
5本の棒に飾られたヘッドはまるで林檎アメだわ。
掃除を終えて、気を取り直し、
また一個づつシャンプーで洗ったけど
ドールの髪は繊維なので多分もっとなにか
違うものの方がいいんじゃないかしら。
今度はお洗濯物の柔軟剤使ってみようかしら。
シャンプーしながら
思わず「どこか痒い所はございませんか〜」
と 心の中でつぶやいてみちゃう。
お顔にも石鹸を付け、
手のひらでころころ転がしながら洗う。
う。
可愛い。
可愛いわっ。
ちっちゃくて なんて可愛い手ごたえなのっっ。
全員洗い終わって、パイプに差し
雀のおしゃべり状態のヘッドを見ながら
さて上がろうとして気がついたわ。
まだ自分の頭とか洗ってないわっ。
身体を拭く前に気がついて良かったと
じゃぶじゃぶ洗う。
う。
でかい。
でかいわっ。
なんてでかいの あたくしのアタマッッ。
可愛くないわっ。
只今雀たちは そのままお風呂場で
乾燥を待っております。
しばらくしてひょいと覗いてみたら、
5つ並んでいたヘッドが重みで勝手に動いて
青い剛君ヘッドが
白い剛君ヘッドの頬に見事にキスしていました。
あ、あんたたち、いつの間にそんな関係にっ。
お母さんは許しませんよっ。
あら、でも
今は 身体がないから
めちゃめちゃプラトニックな関係ね♪。
お母さん許すわね。
なんか寒いから入ったお風呂なのに
ちっとも暖まらなかったような気がするわ。
ついでだから
もう一回入ってくるわね。
ちなみにリキテックスで描いたアイペイントは
びくともいたしませんでした。
あああ〜 そうでした。
発売日になってからお詫びするあたくしって。。。
今日発売のコミックス「奴隷達の条件」は
大判で分厚いため お値段が高く、
発行部数が少ないのです。
いつもお求めの本屋さんでも
見つからないかも知れません。
自分で調べてみた所でも
ネット販売ですら
「取扱い不可」がけっこう見られます(TT)
今のところ
「アマゾン」では予約してくれているようですが。
漫画本に1200円はいくらボ−イズとは言え
なかなかあるお値段ではありません。
それでも……と買って下さる読者ちゃんは
とても少ないだろうと踏んだ発行部数で。。。
具体的な数字はあたくしも知りません。
怖くて聞けない〜〜〜。
今日、手に入らなかった読者ちゃんに
お詫び申し上げます。
事前に言っておけばよかったものを
ここまで手に入りにくいとは思わなくて
(ただの考え無しで、ちょっと考えればわかる事なのにん)
読者ちゃんにおかれましては
これも一種の焦らしプレイと
楽しんで下さる事をお願い申し上げます。
ごめんなさ〜い(TT)
ところで今日
台湾版「囚われ人の行き先」が届きました。
タイトル「欲望枷鎖」。
今までのこのシリーズは
『消し』におおきなシャボン玉が飛んでおりましたが
今回はなんと
モザイク処理になっていましたのん。
ななな、なんか
古き時代の日本のようですわよ。懐かしいわ。
真っ白に抜けていない分、
くっきりはっきり描いてあるよりH度倍増だわ。
で、古き日本と同じようにヘアーも解禁前。
あたくしが気合いを込めて描き込む
その部分までしっかりと丁寧に
モザイク処理が施されておりました。
このあたりも
くっきりはっきり描いてあるより以下同文
変則的になってしまった最終コミックス
「奴隷達の条件」も、
無事に台湾でまた出して頂けるのでしょうか。
この本はいつも手元に届いてから
「あらん、出たのね」とわかるのよ。
出版社の方でもわかんないそうですのよ。
もちろん、ちゃんと印税は振り込まれますが、
出版社から見本誌を何冊か持っていき
どの本が翻訳出版されるのかは
出版されるまでわからないそうですわ。
なんだかとってもスリリングでサスペンス。
さて
お詫び第2弾。
シュレッダー企画の腑分けを毎日必死でやっております。
「原稿コピー希望」と明記して下さった方には
ちょうど行き渡るだけコピーがありましたと
御報告申し上げましたが、
なにをどう数え間違えたのか
ぜんぜん足りていませんでした。
な、なにか最初に申し込みの分類を間違えた模様。
さすがあたくしと自分で感心(してる場合じゃないんだけど)。
なので、希望の方には1本分をお送りする予定でしたが
半分になってしまう方も多発するかと思います。
どちらにしろ、すでにお読みになっているのものなので
前半や後半がなくても
話がわかんなくていらいらすることはないと思いますが。
始めに言っていた事と違って来てしまって
申し訳ございません〜〜(TT)
ああ、今日は泣きっぱなしのあたくし。
昨日新刊コミックスが届きました。
なんだか頭ががんがんするのは
薄ら風邪をひいたせいで、
決して オノレが描いた濃すぎる漫画を
250ページ近く
一気読みしたせいではないと思いますわ。
でもやっぱり一気にお読みになると
いろいろ刺激が強すぎるので
あなたの健康を損なう恐れがあります。
読み過ぎに御注意下さい。
光彩書房のサイトにて、表紙が御覧になれます。
シュレッダー企画進行状況ですが、
全部にサインを入れ終わり、数を数え、
リクエストにそって腑分けしている最中です。
頭が痛くなるほどたくさんあると思ったけど
いざ分けてみると お1人あたりラフ画は5枚ほど。
それからコピーとかカラーの出力見本とか
いろいろとりまぜてそちらは3枚ずつほど。
原稿コピー希望の方には
奇跡的に、手元にあるコピーの数と
「コピー希望」と明記して下さった方の数が
ぴったり一致いたしました。
原稿コピーの方は、ところどころ切り抜いてあったり、
途中から絵が入ってない真っ白なセリフだけになっていたり
途中からしかなかったり
反対に途中までだったり
全ページ下描きだったり
いろいろいたしますが、勘弁してあげてね。
あとひとふんばりで発送に漕ぎ着けま〜す。
2003年09月17日(水) |
シュレッダー企画進行状況 |
いったいいつになるんだと
不安になっていらっしゃる方もおられましょうが
進んでおります。
あともう少しで、全部のラフ画に
「本人から譲りました」の証明とサインが終わります。
ハンコは結局 簡易ガリ版のハンコで
少々滲んでおりますがお気になさらないで〜。
も、物凄い数ですのよ。
しかもなんていうか。。
モノはラフ画。
それにいちいちサインを入れるのも
なんだか大袈裟で気恥ずかしいものでございます。
画家のデッサンでもないというのに。
冷や汗をかきながらも
これも
生原稿の不正流出を許さないため
持っている読者ちゃんに安心して頂くためと
自分に鞭打って頑張っております。
セルフSMじゃなくってよ。
多分今晩中にサイン入れが終われば
1週間以内には発送し終われるかと踏んでいます。
踏み外したらごめんなさ〜〜い。
こういうものにサインとかの
本物証明を入れてしまうのもどうか、
という御意見もありましたけれど、
本人が承認したものであれば、
ナニか間違ってドコに流れても
それは正当なものだからいいのですのよ。
「不要になったら捨ててね」と言ってはおりますが
なにかの間違いや 何かの事情で
外に流れる事になっても
それにめくじらたてたりはいたしません。
ただ
とっても「外に流そう」と言う気には
ならないシロモノだと
覚悟なさっておいて下さいまし〜。
おほほ
あたくしのかわりに
これをどう処分したものかと悩むのは
「シュレッダー企画」に参加なさった
アナタの責任よ〜〜。
このお遊びに
たくさんの読者ちゃんの参加 ありがとう。
しんぼう強く待って下さってありがとう。
もう少しで
お手元に届けられます。
もうひとふんばり、
サインを入れて参ります〜〜〜。
先日
ぶっちぎってしまったお仕事に行って来ました。
漫画仲間からリレーで渡された対談のお仕事なの。
そのコーナー名も「快楽おもちゃ通信」
おとなのおもちゃを観察しながら
ライターさんと騒いで遊ぶ、
と言ってしまってはミもフタもないけど。
マニア倶楽部という
まさにマニアのグラビア誌でした。
別に
あたくし用に
用意してくれたわけではないのですけれど
今回のおもちゃはゴムの拘束具でした。
ぬ、ぬるいわ。
これでは大の男は拘束出来ないわ。
でも女性用のおもちゃだから仕方ないのね。
こういうおもちゃの拘束具は
たいてい自分でほどけるのよね。
ひとりで遊んでいても安心ってわけかしら。
雑談の中で、
たいていの人は、実際的にそういう趣味はなくても
心情的にSかMかに別れる気がしますよね、
と話していた時、ライターさんが
「とりマイアさんはご自分で
Sだと思いますかMだと思いますか」
とお聞きになりましたのよ。
これを読んでいるあなた、
この質問をどなたかにされたと思って、
その人に答えてみて御覧になって。
ちゃんと話し言葉でよ。
「あなたは自分で
Sだと思いますか? Mだと思いますか?」
ライターさんが
その質問に関して面白い事を教えてくれました。
その人がSかMかということは
その人がSだと答えたか、
Mだと答えたかには
関係がないそうなんですのよ。
それはその人の答え方でわかるそうですの。
あなたの
お答えが出たところで解説にいきますわね。
たとえ、その人が
「Mです」とおっしゃったとしても、
「です!」と断定的に言い切ったのなら
実はその人はSなんだそうよ。
逆に「Sだと思います」とか
「Sだって言われます」
「そーねえSかなあ」とか 断定しなければ、
実はMなんだと。
とてもおもしろい説だと印象的でしたわ。
「どっちでもねえよ馬鹿野郎!俺はノーマルだ!!」
とお怒りになる人はとりあえず
あっちに置いておいて。
あら 置いておかなくても
「ノーマルだ!」と断定してるんだから
もしかしたらその方はSなのかしらん。
あたくしはなんと答えたかと言えば
「M的要素はもちろんあると思いますけど
Sですね!」
と思いきり言い切っておりました。
途中で「思いますけど」と言う所に
M的要素を取り入れながら
最終的に言い切っているところが結論ね。
M的要素のあるS、この自己分析はなかなかだわ
とか悦にいってみたわ。
怪しいおもちゃを広げるので
もちろん喫茶店などでは対談出来ず、
カラオケボックスの一室での密室芸でした。
そして一曲も歌わず帰るヘンな客。。。
2003年09月09日(火) |
夢見るドン・キホーテ |
ここ数日
あまりに濃い日々を送っていたら
今日のライターさんとの対談のお仕事をぶっちぎり。
ぐーぐー寝ちゃっていました。
ひ〜〜〜〜
多大な迷惑をおかけしてしまい、
ひらあやまりで電話して
打ち合せを延ばして頂き 自己嫌悪。。。
なにやってるのよ あたくし〜〜〜〜(TT)
昨日は
「漫画原稿を守る会」の記者会見に行って来たのよ。
いわば当事者ではないので
会見ではすみっこで傍聴しておりました。
ミーティングでは
数々の問題が上げられ、先行きは険しい道のりだわ。。
ただ漫画原稿の所有権は漫画家にあると
たったそれだけの事が
どうしてこんなに
難しく、ややこしくなるのか
さっぱりわからないあたくしはおバカなのかしら。
子供だって 自分の描いた絵を取り上げられれば
泣くでしょうに。
あら、漫画家って子供なのかも。
記者会見で
すがやみつる先生がおっしゃっていました。
「漫画家はある意味、
いつまでも子供、な仕事」だったんです と。
「子供でいられる」だったかしら。
それはいい意味でも 悪い意味でも。
社会人として仕事している限りは
悪い意味で子供でいてはいけないんだけれど、
その分、出版社や編集さんが
守ってくれていた部分がきっとあるわ。
いつまでも甘えていられない時代がやってきたのなら
漫画家の人種も
少しづつ変わっていくのかもしれないわね。
いつまでも夢を見ていたりしない
現実的で大人な人たちが描く漫画。
夢を見るのと、大人になる事は
相反するものではないけれど、
夢を見る方に大きな比重をおいて来たのが
漫画描きじゃないかと思うの。
プロアマ関係なく。
「いい大人が漫画なんか読むなんて」とか
良く言われるけど
いい大人が漫画を描いている場合、
この立場はどうすれば???
漫画を描く人は
夢を見て、その夢を読者にも見せるために
ほとんどの力を使って来たと思うの。
あちこちヌケるところが出て来るのよ。
あたくしなんぞも、
あきれるほどヌケてるところがあって
(今日のぶっちぎりもそのひとつ)
編集さんのフォローでなんとかしのいでいるのよ。
飾らずに言えば
「漫画家が変に小利口になってもらっちゃ困る」
という
とっても現実的な考え方をする
出版社側の人もいるでしょう。
でもそのためにフォローはしてくれていたわ。
確かに問題も多い業界だけど
ある意味 利害関係も一致してたし
信頼関係も 強いものがあったのよ。
ないとこもあるけど。。。(TT)
今回の事件はその信頼関係を
根本からぶち壊してくれた という意味でも
腹にすえかねる事件なのよ。
出版社 対 漫画家 のような構図に
持って行きたい人たちがいるみたいだわ。
でも
壊れてしまったものなら
再構築していけばいいわ。
今までより もっといいものに。
どっちにしろ、新しい家を建てるには
古い家を壊さなければいけないのだから。
せっかくなら、全く同じ家を建てるのでは
面白味がないわ。
もっといい、住みやすい家を建てるのが普通。
それぐらいは非常識な漫画描きにもわかるのよ。
結局 記者会見の後のミーティングも
夜まで続き、
ついでに帰りがけに
すがやみつる先生と飲みに。
先生の行きつけの飲み屋に連れていって頂き、
古き良き時代の
漫画業界のお話もたくさん聞きましたわ。
あたくしの先輩たちに当たる方々は
たいてい、
苦労した時代の編集さんたちとの想い出を
楽しそうに語ります。
ただ事務的に、仕事上のつきあいだけでなく
こういう心情的な繋がりを
編集さん達と持てた時代の人は
幸せだったと思いますわ。。。。
気分が仕事の出来を左右してしまう
漫画描きには
編集さんへの信頼は必要不可欠だと思うのよ。
まとまって何かをする事が苦手な漫画家たちが
どこまで出来るかと
冷ややかに見ておられる方々もいらっしゃいますけど
少なくとも、
問題が持ち上がった時
『かなわないながらも 漫画家も戦ったのよ!』
という事実が残る事が
あたくしは大事だと思いますのよ。
風車に向かうドン・キホーテだとしても。
結果が出せなくても伝説が残れば
あとに続く人も出るかも知れない。
お気楽といえばお気楽な考え方だけど
ある意味 お気楽に考えて
中心にいる先生方が無理をしすぎないことが
大事じゃないかしらん。
当事者ではない あたくしでさえ、
この現実的な問題を考えるために
やっぱり、漫画を考える脳みそが
働かないというこの事実。
この渦中で仕事をこなしている先生方はものすごいわ。
たぶん 火事場の馬鹿力状態だわ。
でもいつまでも火事が続いたら困るわ。
はやく鎮火できればいいのだけれど。。
ボ−イズアニマ「サディスティックボーイ」の連載も
無事 最終回を皆様のお手元に届ける事ができました。
御愛読ありがとうございました。
産みの苦しみも多い作品でしたが、
もう それはほんとに好き勝手に
楽しく描かせて頂きました。
この場で編集さんにも心から感謝を。
ありがとうございました N崎さん。
さて
これで今までやって来た連載作品は
両方無事に終了致しました。
まだサディスティックボーイの
最終巻のコミックスが残っておりますが、
それはまた もうちょっと後のお話。
ここで、
サイトにまで訪れて下さっている読者ちゃんに
打ち明け話があります。
軽い気持ちで聞いて下さいませ。
友だちのちょっとした打ち明け話のように。
いきなり
「大人のハードなエロスを追求したい」と思い立って
ここまで走って来ましたが
実のところ、かなり前から息切れしておりました。
エロスを追求するためのお話が
最初の頃ほど
ほいほいと出て来なくなっていました。
(ほいほい出て来てた最初の頃もどうかと思いますが)
ストーリーを進める方向に向かうと
そこにハードなHシーンを入れるのが
回を追うごとに苦しくなって来て、
ネームにつまる状態に。
それでも気の抜けたような
必然性のないHシーンを描くのは嫌で
全力以上に気合いを入れておりました。
応援してくれた皆様のおかげで
描いて来た作品達を無事、
最後まで描き切る事が出来ました。
とりマイアの「ハードSM ドエッチ路線」は
ここで打止めにしたいと思います。
気の抜けた、ぬるいエッチを
惰性で描き続けていく気はありません。
そんないいかげんなものを
読者ちゃんにお見せしたくはありません。
もうそれは描いていておもしろかった、
描き甲斐があったものだけに
中途半端には続けていきたくないのです。
いわゆる路線変更です。
気持ちの上ではなんら変更はないのですが、
18禁表示をしなくてもいい形のものに
移行したいと思います。
とはいえ、今まで
「ハードH」を看板に掲げていた とりマイアが
何の準備も根回しもなく
その看板を降ろすのですから、
今後どのようなお仕事ができるのか
させて頂けるのか、
まだ見えていません。
またゼロからの出発になると思います。
こんな打ち明け話をせずに
さくっと変えればいい事でもありますけど、
まだ仕事の先が見えていない今、
商業誌に姿が見えなくなれば
サイトに通って下さるほどの読者ちゃんは
心配しちゃうのではないかと心配しちゃいました。
だから知っておいて欲しかったのです。
今月に出る
星の館最終巻「奴隷達の条件」の描き下ろし分には
あろうことかHシーンがありません。
ここで一発(いやん)
派手にドHシーンをぶちかまそうと
思っていたのにもかかわらず
Hシーンのない短編になってしまいました。
たぶん、それが
今後あたくしの行きたい路線なのです。
たとえ看板を降ろしたせいで
今後の仕事がなくなっても悔いはありません。
悔いなど微塵も残らないほど
好きに描かせて頂けました。
これで仕事がなくなるのなら
しょせんあたくしが
そこまでの漫画家だったということです。
そこまでの覚悟を決めて看板を降ろします。
もちろん
それで消える気などさらさらありません。
ありがたい事に ほんとにいい時代になりました。
作品が発表したければ
同人誌もネットもあります。
いくらでも好きなように漫画が描けます。
まだまだ発展途上のあたくしには
勉強したり、精進したり、
腕を上げなければいけない事が山ほどあります。
もっと腕を磨いて
楽しく読んで頂ける漫画を描けるように
これからも よりいっそう頑張ります。
なんかちょっと固い話っぽくなってますけど
早い話が
「ちょっと路線を変えるけど、
これからももっと頑張るから よろしくお願いします」
と言っています。平たく言うと。
「ハードHをやらなくなったらつまんなくなった」
そんな風に言われちゃうことのないよう、
もっと楽しく、もっと苦しんで
描き続けて行きたいと思っています。
(なんかまだ思いきりSM思考入ったまま?)
あららん 掲示板に入れないわね?
朝には直るかしらん。
今日は1日。(あらもう2日だわ)
映画の日だったので
パイレーツオブカリビアンなどたしなんで参りました。
特にオーランドブルーム目的で行ったわけではないけれど
見終わったらジョニーデップにどっぷりと。
というより出て来たその瞬間からトリコ。
なんてあたくし好みのキャラなのかしら。
変なキャラだけど。
でもそれが世間様にも大変評判がよろしいということは
それなりにあたくしと世間様にも
共通する趣味があるということよねっ?
最初から最後まで
おせんべとかぼりぼり食べながら
安心して楽しんで見られる映画でしたわ。
いえ食べませんけど。うるさいから。
映画の前は郵便局に走ってましたの。
それは12月のドールイベントの申し込み。
ぎっりぎり。
受け付け締め切りが延びたおかげで
仕事が終わってからでも間に合うわ とか
余裕 こいていたら
申し込みは必ず現金書留で と。
きゃ〜〜〜 同人即売会とはいろいろ違うのねっ。
土日がはさまったから郵便局に行けないっ。
そして締めきり前日に速達で出すハメに……。
しかし 相手は京都。
東京から1日で届くのかしらっ。
郵便局に確かめたら
「2日の夕方から夜の配達になります」とのお返事。
映画の帰り、ボークスに寄って
店員さんに
「何時頃までだいじょうぶなものでしょか?」
と聞いてみたけど
これはやはり 運がよければ間に合うだろうと。
やれるだけの事はやったわ。
あとは運を天にまかせるしかないわね。
まあいいのよ 落ちたら落ちたで。
売れるようなもの、まだないし(TT)
11月、12月とあるイベントを
12月だけに絞ったのにこのていたらく。
さすがだわ あたくし。
ついでに世界堂に寄って画材を暢達
紀伊国屋に寄って本を買って
オカダヤに寄ってビーズを追加。
(もうビーズだけなら売れるほどあるのに)
さらに一杯ひっかけてやっと帰宅という
何日分かの充実した1日を過ごして来てしまったわ〜。
疲れたかと思っちゃった。
でも疲れてないみたい。
でも 今晩はジョニーデップの夢でも見ながら
ゆっくり寝て
明日からばりばりっといろいろと(^^)