同窓会。 - 2005年09月24日(土) 高校のクラス会がヒルトンホテルで行われた。 15年ぶりに出会ったクラスメートは その経てきた時の重みまでは見えないものだから あまり 時間の経過を感じさせず 面影そのままに ただ歳を重ねただけの姿だった。 同じクラスで3年間を過ごした友達だから こんなにも長い時間の隔たりの後でも また 1つ空間を共有すると 不思議なもので 溶け込んでしまう。 先生とは その後も何度もお会いしている。 私の結婚式のときも スピーチをお願いした位だから 私の近況もよく御存知だ。 籤で席を決め 私に割り当てられたテーブルは 高校時代 それほど口をきかなかった人ばかりであったけれど 長い時の空白は 皆に話題を与えた。 私と同じテーブルに座る人たちが私に 「ここにあつまった皆の中で あなたが一番想像通りのマダムになっている」という。 有り難いような 退屈なような。 御期待に添えて何より と 礼をいっておいた。 皆 配偶者は様々だ。 大手銀行で海外ばっかりに転勤している人や IT関係 または薬屋を開業している人もいる。 以前 結婚式の二次会に出席して と 全く仲よくもなかったクラスメートに誘われたのだけれど 彼女は某電気メーカーに勤める男性と結婚した。 その二次会ぶりに彼女と会ったから挨拶をすると 旦那様は 電気メーカーから転職し 現在 霞ヶ関で公務員をしているそうである。 みな 様々だ。 同窓会の最後に次の幹事をきめたのだけれど 指名され 危うく幹事に押し出されるところであったが 丁重に辞退させていただき 再び今回と同じ幹事を押し出した。 私が取り仕切るよりも 立派に仕上げてくれるだろう。 次回は二年後の10月。 次の同窓会には 可愛いわが子も連れて行こう。 ... 出産祝い - 2005年09月17日(土) 娘の出産祝いに 彼の知人からバースディプレートを頂いた。 プレートには名前と出生日時、体重、身長が金文字で 焼きつけられている。 このプレートが送られて来る数週間前に彼はその知人に 娘の誕生の詳細を尋ねられたらしいのだけれど 彼も彼で うろ覚えだったらしく 適当に答えたらしい。 ところがまさか このような物となって送られてくるとは 夢にも思わず 結果的に私が受け取って中を開けてみると 間違った出生時間と間違った出生体重が焼きつけられていた。 私はそれを受け取った時 自分でも意外なほどに とても嬉しかった。 私は普段、この種のものがとても嫌いだからだ。 多分これが私にまつわるものであれば あからさまに嫌悪を 呈していただろうが 子供のものとなると別なようで 記念となるものを頂いた事に その心遣いを有り難く感じてしまった。 ところが、だ。 記念であるハズの物が 違った時間と違った体重が記されていては 全く無意味になってしまう。 しかも 父親である彼が娘の詳細を間違えるだなんて 私からするととても許せないことだったわけである。 私は 彼が仕事中であるのを承知で 「ひどすぎる」と、泣きながら非難の電話をかけてしまった程なのだから。 結果的に この商品を扱った店に電話を入れ 有料で焼き直しをしてもらえるということで納得した。 自分が出産祝いを頂く立場になって 世の中にはいろんなものがあるのだなあと 全く感心した。 また 頂く立場の気持ちも それなりにわかった。 子供服など たしかに嬉しいが それほどの感動もない。 中には 洋服だと重なるだろうと 離乳食時期の為の食器セットも頂いたが 残念ながら 我が家は あまりにも多くの方からお祝を頂いている為に 食器セットが4セットも重なってしまった。 そうなると 頂く立場として 目新しく 記念になり 嬉しいのは やはりこのように出生日時や名前を彫り込まれたものになってくる。 結果的に一番嬉しかったのはこのプレートと やはり誕生日と名前を彫り込まれた 純銀製のスプーンとフォークのセットであった。 以前 結婚式場で人気のセレモニーがテレビで紹介されていたのだが 花嫁が自分の母親に 自分の出生体重と同じ重さの テディベアを式の最後にプレゼントするというものである。 そのベアを渡された母親は 例外なく泣き崩れるそうである。 私もきっと いつか彼女が結婚する時に そんなことをされたなら どうしようもないほどに 泣き崩れてしまうに違いない。 友人が ここ2〜3日のうちに出産予定日を 控えている。 彼女は 第ニ児を出産するのだが 第一児と性別が同じなので 大抵の物は揃っているだろう。 だから 私は彼女には そのテディベアを プレゼントしようと思っている。 私が嬉しかった事を 彼女にも 渡してあげよう。 きっと 彼女も喜んでくれるだろう。 ... 私はいつもハッピー。 - 2005年09月14日(水) 出産して以来 乳飲み子を抱えている為に ろくなレストランに出入りしていなかったのだが 今日は迷惑覚悟で思いきってKIHACHIに電話を入れると 快く歓迎してくれた。 ホテルリッツカールトンに付属しているハービスプラザエントに 入っているカジュアルシックなレストラン。 フレンチをベースにした無国籍料理。 以前友人とここで食事をしたのだが まったく期待をしていなかった所為か なかなか美味しく 良い印象をもっていた。 火曜日の夜だからか 客もまばらだったから良かったのかもしれない。 ひとつ奥のテーブルには30代にみえるカップルが食事をしていたのだが 幸い子供も泣く事もなくデザートにまで辿り着けた。 私の姉がやはり乳飲み子を抱えている時に 横浜で暮らしていたのだが 食事をしようとしても どこも受け入れてくれず 結局はファミリーレストランになってしまうと嘆いていた。 土地柄の所為かも知れないけれど 私は そんなことを周囲では姉以外からは聞いた事がない。 ちょっと前に ミクニが子連れの客も受け入れると言う 記事を読んだように思う。 小さい子供をもつ親の世代の 自分のライフスタイルを維持したまま 子育てをしたいというニーズに応える店が増えていると言う。 子連れ外食の時代到来 とかなんとか そんなトピックだったような。 「オトナの土俵にそこまでして子供を連れだしたいか」との 批判もあるけれども 私は悪い事ではないと思う。 子育ては 育てる親が幸せでないと 子供も幸せでないと思う。 子供の為 と自分を無にして尽くしても あとで それに恩を着せられても子は迷惑だ。 親が子にしてあげるのは 子への愛情であり 自己満足であり 義務であるのだから。 だから私は自分を変えずに 生活も変えずに 彼女と成長して行く。 私はいつもハッピーだ。 私もハッピーであるし 彼女も笑ってくれるから。 ...
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