夢。 - 2004年07月04日(日) とても霊的で暗示的な夢を見た。 学校の校舎にあるような長い廊下。 私は先を急いでいると その廊下を遮るように 1本の木が廊下の左端から右端まで渡されていて そこに大きく獰猛な虎がぶら下がっている。 その向こうに行くには その虎の下を くぐり抜けねばならないが くぐり抜けようとする人は 残らず背中や顔に 激しく抉られるような爪痕が残され血まみれになっている。 誰1人として 上手く通り抜けた人は居ない。 私は思いきって 通り抜けようとしたけれど 近寄ってみて 余りもの迫力におののいて その手前にある小さなくぼみに逃げ込む。 そこまでは 虎の爪も届かない。 私はそこで通り抜けるチャンスを窺っている。 しかし見えるのは 次から次へと 人が襲われる光景。 激しく血が吹き出し倒れ そしてその後に 虎が私の顔を見て威嚇する。 私は卑怯だと思いながらも 1人の男性が襲われている その隙を狙って 走り出し その虎のいる丸太をくぐり抜けた。 すると 「人の死を盾にするとは卑怯」という声が響き 私は大勢に追われる羽目になる。 私は逃げた。とにかく逃げた。 草むらの中も横切って 走り続けた。 私を追う人の数は沢山いて あちこちに散らばっている。 私は水路のような川まで出て、白く低い柵を乗越え 木の葉や種子が浮いているが 水の澄んだその水路につかり 見つからないように泳いだ。上流へ上流へ。 水の中は穏やかだった。 行き止まりにぶつかった。そこは木々で覆われていて もう私の姿も見えないかも知れない。 私は思いきって立ち上がり、水から出ると 低い柵を乗越えて その向こうの森林の並木道にでた。 蟹のようなカエルのような生き物が 穴から顔を覗かせていた。 そこはとても神聖だった。なにか霊的なものを感じた。 舗装された道の両脇には杉か檜かの真直ぐな幹を持つ樹木の森林で 空気も光も神聖だった。 そこで何かを感じた。 そこに私の知る美しい人がオレンジ色の派手な服に身を包み その道を昇って行く。 だけど私の知るあの人と どこか違う。 ああ 彼女が随分 若返っているんだ。 多分20歳くらい。 彼女に声をかけると 彼女は怯えたような顔をして先を急いだ。 無理も無い。 若い彼女に 私がわかるわけが無い。 しばらく私は その坂道を昇り続けた。 すると神社の宮司さんの恰好をした人たちが 2,3人現れた。今日は何かのお祭りの日であったようだ。 何か数十年前の特別な何かの因縁のある日に時間を遡って 戻って来てしまったようであった。 優しく若緑色の光の射す森林の中に 宮司があらわれ 祭りの準備をしていた。 そして目覚めた。 なにか霊的な なにか清清しい なにか神聖な気持を残したまま。 あの夢はなんだったんだろう。 あの場所は何処なんだろう。 なぜあの人が出て来たんだろう。 ... 私にはもてないものを あなたは既にもっている。 - 2004年07月03日(土) 周りがどうであろうと 自分の足場を見失わずに 自分のすべきことを したたかなまでに 本当は進めていかなくてはいけないのに ふと気がつくと 流されてしまっている自分と 馬鹿をしながらも 着実に 自分の道を守って進み続けている人との差に 愕然としてしまった。 人の所為にできることではないし どうであれ 流されてしまった私が馬鹿なだけだ。 ...
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