オモウコト。


オモウコト。

		幸希

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■　手を繋ぐ。

　昔聴いた話。

　恋人たちが繋ぐ手のひらの間から。
　少しずつ愛がこぼれていくらしい。
　だから。
　手はしっかり握って離さないでって。
　なんかに書いてあった。

　少しずつ零れていくなんて。
　あんがい愛なんてあっけないもんだ。
　なんて思った。

　初めて付き合った人とは手も繋がなかった。
　その次に付き合った人は手を繋ぐ前に分かれた。
　その次は遠い距離過ぎて手を繋ぐ時間が短かった。

　そんなことを考えると。
　手を繋いでしっかり愛をこぼさないようにしたほうが。
　なんだかいい気もする。

　今は手を繋いで歩く帰り道。
　
　少しでも愛がこぼれないように。

2004年09月28日(火)

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■　背伸び。

　
　背伸びをして届きそうな。
　明日を探したら。
　楽になるだろうか。
　つらくなるだろうか。

　私の決められた高さが。
　きちんとそこにはあって。
　どれだけがんばっても。
　どーにもなんないんだ。

　ふと最近。
　あなたの手を離すことばかり考える。
　ふと最近。
　どうしても忘れられない人を思い出す。
　

　こんな私も。
　ただ。
　今を投げ出そうと背伸びしているだけのだろう。
　

2004年09月22日(水)

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■　新しいこと。

　先輩にクマができているとの指摘あり。
　新しい仕事を覚えるのはすごく手間がかかる。
　そして責任がある。

　行動を起こすのがすきな私にとって。
　あまりにも似合わないデスクワーク。
　知識がないに等しいのだが。
　それを駆使しなければいけない仕事。

　ま、いいや。
　このクマはその仕事の積み重ねということで。

　泣きそうな日もあるけれど。
　それでも。
　前を向いて仕事をする。
　
　今日は布団で寝たいな。

2004年09月15日(水)

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■　考。

　消えてなくなってしまえ。
　なんて。
　願ったところでどーしようもないけれど。

　あー。
　好きなように。
　何も考えず。
　生きてる人なんているのかな。

　考える生き物。
　人間なんて。
　そんなのはどーでもいい。

　考えずに生きることは幸せなんだろうか。
　考えることが幸せなんだろうか。

　まあいいや。
　
　寝ればひとまず幸せ。
　独り寝の布団だけれど。

2004年09月08日(水)