さいたま市でも漸く桜が開花しました。武蔵浦和駅から別所沼公園に繋がる「遊歩道」沿いの「西南桜」は近隣市民の自慢の桜です。昨年枝を切り詰めたので少し寂しい感じもしますが、残った太い幹から伸びる欲し枝にちらほら開花しました。この遊歩道の桜並木で行われる「西南さくらまつり」は4月8日に行われます。それまで桜の花が残っていてくれると有難いです。
2019年03月15日(金) |
カラヤン「オペラ間奏曲集」 |
映画「インフェルノ」でベネチアの風景を見たのですが、丁度NHKの名曲案内でベネチア出身の作曲家「フェラーリ」の「マドンナの宝石間奏曲」を扱っていました。以前から知っている曲ですが、我が家のライブラリーに無いので図書館で借りてきました。何種類かCDが出ていますが、こういう小品なら「カラヤン」が良いだろうと思ってカラヤンの「オペラ間奏曲集」を借りてきました。
長年「音楽界の帝王に」君臨していたカラヤンですが「間奏曲集」はこの盤しか出していないようです。録音は1967年9月ベルリンで行われたものです。継ぎ接ぎではなく「間奏曲」だけを録音したものです。カラヤンがスカラ座・コッソットと名演「カヴァレリア・ルスティカーナ」を録音・録画したのが1968年1月だそうです。スカラ座フィルとベルリンフィルの「豪勢な間奏曲」を聞き比べることができます。
さて、借りてきてまず「マドンナの宝石」を聞いてみました。ところがNHKで紹介していた有名な「間奏曲」ではありませんでした。フェラーリ(エルマンノ・ヴォルフ・フェラーリ)の「マドンナの宝石(全3幕)」には第二幕前の間奏曲(1番)と第三幕前の間奏曲(第2番)があり、カラヤン盤の間奏曲は第2番であって、ロマンチックで有名な間奏曲は第1番であることが分かりました。それにしても私の推測では「カラヤンなら「第1番」を外すはずがない」のです。第2番も素敵な曲ですが、第1番を録音せずに第2番だけしか録音を残していないというのは腑に落ちません。何か理由があったのでしょうか。
2019年03月13日(水) |
「インフェルノ」テレビ初登場 |
映画「インフェルノ」のテレビ初登場版を見ました。原作は「ダン・ブラウン」の同名小説です。「ダンテ」とダンテの「神曲」が事件の筋書きの縦糸となっています。今回の舞台は「フィレンツェ」「ベネチア」「イスタンブール」です。個人的にはイタリア旅行ではフィレンツェを堪能しましたし、往復「トルコ航空」を利用しイスタンブールの街も散策したことがあるので映画の風景はとても懐かしいものでした。
原作にも言えますが、物語のストーリーはトリック優先だったり、強引にダンテを絡ませるため随所に無理があるように思えました。人類の人口爆発問題をテーマにしていますが、それが「ダンテ」「神曲」とどのように関連するのか、神曲の時獄篇とは関係ないのか、もう少し分かりやすくして欲しかったです。
フィレンツェにおけるウフィッツとピッティ宮を結ぶ回廊を使っての逃走劇は見ものでし、ウフィッツを通り抜けてのヴェッキオ宮殿の壁画の描写は見事でした。何時もそうですが観光案内的な描写は旅行好きの視聴者に受けます。
「ダン・ブラウン」の次回作が気になるところです。イタリアの都市では「ナポリ」が残っています。ヴェスヴィオ火山噴火で地中に埋まったポンペイと絡めれば興味深いと思います。イタリアは関係ないですが「ゾロアスター教」は「西欧」にとっては非常に神秘的に思われているのではないでしょうか。ニーチェの著作・モーツァルト「魔笛」を絡めると面白いトリックが可能ではないかと考えました。
2019年03月07日(木) |
胃の内視鏡検査・奥歯治療 |
今日は午前中に「胃の内視鏡検査」を受け、夕方には奥歯の治療に行ってきました。胃カメラは年一回のがん検診の一環ですが、昨年9月の妻の発症・手術の時から「胃」には負担を掛けていて時々痛むことがありました。掛かり付けの医院で胃潰瘍の薬を頂いて飲んでいたのですが、検査を受けることにしたのでした。
鼻から内視鏡を通す経鼻の方法ですが、緊張もあってかやはり疲れました。検査後正式な評価ではないですが、先生からは「異常なし」の所見を頂きました。一安心しました。後は「大腸」と「前立腺」の結果待ちとなりました。
夕方には奥歯の治療に行ってきました。先々週の日曜日の昼ご飯時に「奥歯の詰め物」を紛失しました。その「詰め物」は水曜日の朝に「発見」したのでした。遥々体内を巡って出てきた「詰め物」には愛着が湧いてきました。できることなら再利用したいを思い、丁寧に洗って消毒もして歯医者さんに持参しました。先生は私の気持ちを理解してくださり、幸いにも詰め物の状態と歯の状態が良好で「再利用可能」だったとのことで以前の「詰め物」を再装着してくれました。気掛かりだった「胃」と「歯」が解決したのでかなり「晴れ晴れした」感じです。
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