2018年02月26日(月) |
平昌オリンピック閉幕 |
平昌オリンピックが閉幕しました。日本選手が獲得したメダルは「13個」(金:4、銀5、銅:4)に達してこれまでの冬のオリンピック史上で最多となりました。フィギュアスケート男子、スピードスケート女子で世界トップクラスの選手が確実にメダルを獲得したのが大きい原因だと思います。一方、ジャンプ(男・女)、スピードスケート男子等これまでメダルメダルを獲得してきた種目で世界トップクラスの選手と実力差が開いてしまった競技も見受けられました。
スポーツと並んで「南北朝鮮の接近」が目立った大会でした。3月8日から18日まで行われる「パラリンピック」が」終了するまでアメリカも北朝鮮も目立った動きはないと思いますが、パラリンピック終了後に再び緊張が走るのか、春に向けて「雪解けムード」で事態打開に進むのか目を離せません。
別所沼公演の「河津桜」の花が漸く開花しました。さいたま市は例年になく厳しい寒さが続いていますが春は確実に近づいていることを実感しました。まだ来週厳しい寒波が来そうだという予報があります。河津櫻は健気にも花を開きながら冬を耐えるのです。
今日は平昌オリンピックの「男子フィギュアスケート」で、羽生選手・宇野選手が金メダル・銀メダルを獲得しました。羽生選手は怪我を克服しての金メダル、宇野選手はともすると羽生選手にだけスポットライトが当たる雰囲気の中での意地の銀メダルだったと思います。世界の強豪を退けてのメダル獲得は大変立派だと思いました。
将棋界では「第11回朝日杯将棋オープン戦」が行われ藤井5段が優勝しました。優勝した藤井棋士は史上最年少で「6段」に昇進しました。優勝賞金は「750万円」だそうです。若い藤井棋士はこれからのどんどん賞金を稼いでいくことでしょう。
平昌オリンピックではスポーツ競技と並んで「北朝鮮からの訪韓団」が話題になりました。開会式には金正恩の妹「金与正」氏が北朝鮮のNo.2の「金永南」氏と共に出席しました。「金与正」氏の韓国滞在中は文在寅韓国大統領が異例の歓待ぶりで正式に「金正恩」氏からの正式な北朝鮮訪問要請を受けました。この文在寅大統領の北朝鮮訪問はオリンピック閉幕後の米韓合同軍事演習の動向との関係でどのように推移していくの注目されます。
昨年の今日2月13日には、マレーシアのクアラルンプール空港で北朝鮮の「金正男」氏が毒物で暗殺されました。金正男氏については中国政府が将来の北朝鮮指導者の選択枝の一つとして保護していました。そして北朝鮮内からも嘗てNo.2であった「張成沢」氏がバックアップしていたということです。
しかし「張成沢」氏は、2012年8月訪中した際に、当時の中国の胡錦濤国家主席と「北朝鮮指導者、金正恩氏を降ろし正恩氏の兄の金正男氏を擁立する可能性」について話し合ったことが北朝鮮に密告されました。張成沢氏は2013年末に処刑され北朝鮮内の親中派が一掃されたという経緯があります。2012年・2013年は中国の政権移行期にあたっていて「薄熙来」「周永康」等の逮捕者が出た時期と重なります。
北朝鮮は昨年2月の金正男氏を暗殺して指導者交代受け皿の可能性の芽を摘み取り、一年間かけて「核兵器・長距離ミサイル技術」を磨いて「核保有国」としての地位を得ました。次の北朝鮮の出方が気になるところです。
2018年02月09日(金) |
平昌オリンピック開幕 |
一部の競技は既に始まっていますが今日平昌オリンピックの開会式が行われました。日本と時差のない「平昌」なので日本の放送時間と同じなのでライブ映像をテレビで見ることができました。開会式は開催ごとに様々な工夫がなされていますが、少し冗長な感じもします。今回は天井のない会場で開会式が行われたために極寒の中で長時間の開会式は大変だったと思います。
屋内で式典を行わないのは式典の演出が大きく影響している感じがします。例えばドローーンを活用した映像とか、屋外各所で打ち上げられる花火とのコラボとか会場内に留まらないアイデアが沢山あるからのようだと思います。スポーツの祭典がいつの間にかエンターテインメントの祭典になっているようです。
開会式で一番印象に残ったのは「オリンピック賛歌の独唱」でした。今回は韓国の若手ソプラノ歌手の「スミ・ファン(Sumi Whang)」さんが歌い上げました。ネットでは韓国のベテラン歌手の「スミ・ジョーさん」が歌うという記事がありましたが、本番は若手の「Sumi Whang」のとなりました。スミさんの歌は大変に気品のある、力強い「賛歌」だったと思います。
「スミ・ファン」さんは1986年生まれの32歳。国民的歌手の「スミ・ジョー」さんが1962年生まれの55歳なので大分世代が違います。スミ・ファンさんは2014年のベルギーで行われているエリザベート王妃音楽コンクールで優勝し、ドイツのボン歌劇場と契約しました。現在ボンを拠点に活躍中です。これからの活躍が楽しみなソプラノ歌手を発見した思いです。
「スミ・ファン」さんのネットでの話題を見ていて一つ気になりました。彼女はピアニストの「ヘルムート・ドイッチュ」とペアを組んで歌曲のリサイタルを開いているようです。ヘルムート・ドイッチュというと日本人ソプラノの「鮫島由美子」さんの旦那さんではなかったかしら。若くて美人のソプラノ歌手をサポートするのが得意のようです。
2月第二週の株式市場は大変動が続いています。
5日月曜日の東京株式市場日経平均は先週末に比べて「592円安」の大暴落。そして6日火曜日は「1071円」の大暴落でした。6日の取引途中では一時「1600円」を超える大暴落となりました。昨日7日は午前中は一時「700円」を超える値上がりを見せましたが午後になり売りが入って終値ではギリギリプラスの「35円高」となりました。
昨年暮れからの株価上昇局面は2018年に入って更に確実に持続するかの見えていましたが2月第二週で「戻り」が入りました。しかし、今週は平昌オリンピックが始まるし、夏にはサッカーワールドカップが開催されるなど賑やかな話題が続きます。北朝鮮・中東等で大きな問題が生じない限り基本的な社会活動には明るい材料が多いと思います。
2018年02月06日(火) |
フェリアーの歌曲音源をITUNEへ収容 |
妻の「助け」を借りて「ユーチューブ」で見つけたキャサリーン・フェリアーのエジンバラ音楽祭での歌曲リサイタルの動画ファイルから音声ファイルを取り出し、「ITUNE」に音声ファイルを格納しました。かなり前に買ったCD音源から同一の内容のファイルはITUNEに入れてあるのですが、YOUTUBE上の音源の方が雑音が少なく聞きやすいのです。こちらは古いマスターテープから最新技術で音楽情報を取り出したもののようです。
まず以前ダウンロードしておいた「4Kビデオダウンローダー」でネット上からリサイタルの動画ファイルをMP4形式で取り出しました。このファイルから「音声ファイル」を取り出し、その音声ファイルを曲毎に分割して「ITUNE」に入れるという段取りです。
まず「エコデコツール」を使ってMP4ビデオファイルから音声ファイルを取り出しました。ファイル形式は音質が良いということで「wav」にしました。CD音源が無いのでできるだけ良い音質のファイルが欲しかったからです。次の「WAVEWZ」というソフト「wav」ファイルを曲ごとに分割しました。この分割に際してはYOUTUBEに曲順に録音時間データがあったので音源を聞かずに分割時間データを入力することができました。その曲毎のファイルを「ITUNE」に取り込んで「ITUNE」上で曲毎のデータを入力して終了です。聞きたい曲が一発で聞けるようになりました。
2018年02月05日(月) |
「月夜の音楽の贈り物」 |
武蔵浦和駅前にある「武蔵浦和コミュニセンター多目的ホール」で行われたアンサンブル音楽会を聞いてみました。演奏は「さいたま月曜吹奏楽団」のメンバーと吹奏楽団の指導をされているプロの音楽家の先生方でした。「サイタマ月曜吹奏楽団」は土・日に仕事のある方々が月曜の夜に集まって音楽活動をしている楽団です。月曜の夜遅くなるのは大変だと思いますが、練習場確保は比較的容易なのではないかと想像されます。
演奏曲目
1.リコーダーアンサンブル 二重奏「トランペットのメヌエット」(M.プラヴェ) 三重奏「アルプス組曲」から2曲(B.ブリテン) 四重奏「マヨネーズ第二番」(栗原正巳)
2.アルトサックス・ドラム・ピアノトリオ 「Twilight in Upper West」(和泉宏隆)
3.喫寒四重奏 「7つの幻想曲より「Farewell」」(横井昴也」
4.木管五重奏 「novelette」(F.プーランク) 「When Johnny Comes Marching Home」(P.ギルモア、加藤貴行)
5.トロンボーン5重奏 「古都三景」より鎌倉紫陽花咲く寺にて(高嶋圭子)
6.ホルン五重奏 「五本のホルンのための小組曲よりFinale(E.ゼイフリート)
7.ホルンカルテット 「サンク・ヌーヴェル」より(J.クーチール)
8.ホルン合同演奏(四重奏) 「ウィーンの森の牧歌と狩人の喜び」(R.ヒューバー)
9.ピアノ独奏(直江 香世子) 戦場のメリークリスマス、ぽっぽや
10.ホルン・ピアノ 「ユダヤ民謡「我が主よ」」、浜辺の歌
11.ハープ独奏 「引き潮」(F.チャックスフィールド)
12.ホルン・ハープ 「ホルンとハープのための夜想曲」(F.デュベルノア)
13.アンコール 「日曜はだめよ」「80日間世界一周」
音楽会後半は吹奏楽団の指導にあてっている先生方等の演奏がありました。楽団指揮者でホルン演奏家の「古野淳」さんとピアノの直江佳世子さん、ハープの奥田恭子さんが演奏されました。直江さんは坂本龍一の曲を二曲演奏されましたが、和音の残響を慈しむような演奏で大変心地よい演奏でした。大雪の後の夜に相応しい選曲です。
また古野のホルンの折り目正しく洗練された演奏に心を奪われました。高音から低音までのホルンの鳴り具合をはじめ、長いフレーズ、上質なタンギング、繊細なバルブ操作など音楽(音)に対する真摯な取り組みは大変印象深いものでした。まためったに聞くことのできない本物のハープソロは貴重な演奏だったと思います。遠くからハープを持ち込み事さえ大変だろうなと想像されました(入場無料のコンサートです)。
こうしたプロの演奏家の演奏に加えて、アマチュアが練習時間の少ない中で発表会をするのは大変だろうなと思いました。自分達で楽しむレベルから「他人を楽しませるレベル」に上達するのは大変なことだろうとつくづく感じた演奏会でした。
昨日は節分。「鬼は外・福は内」の伝統的な「豆撒き」に加えて、「恵方巻」の販売合戦が行われました。退職後スーパーに行く機会が大幅に増えたので、昨今の野菜の高騰に驚くとともに、節分の「恵方巻販売合戦」の異常さが目につきました。これにセブンイレブンを筆頭にコンビニ業界も参入しているのですからひどい状況だと思います。
「生もの」の恵方巻は3日の夜までに販売しなければ廃棄となると思います。早朝に立ち寄った近くのコンビニでは「恵方巻」は撤去されていました。娘は土曜日の夜にスーパーで「100円」に値下げされた「恵方巻」を買ったと言っていました。どこのスーパーでも大量に準備したと思われますので、売れずに廃棄された「恵方巻」の量はかなりに上ると思われます。
白菜が一玉「500円以上」するほど野菜が高騰しているので消費者は食品価格に敏感になっています。そんな中での「恵方巻騒動」は食品業界に対する消費者の信頼を揺るがす事態になりかねません。良識を持ってほしいと思いました。
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