KENの日記
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2015年06月30日(火) カルガモ子供がピンチ?



6月1日(月曜日)から会社の池に住んでいるカルガモの子供5羽は元気に育っています。最初は10羽いたのですが半分に減ってしまいました。我が社の何人かの社員(私も含め)が何度も餌を与えているのでどんどん大きくなって動きも素早くなってきました。雛の天敵のカラスも手出しが出来なくなっているようです。

ところでこのカルガモの子供にまた大きな試練がやってきした。会社の敷地整備工事が始まり「住まい」の池が短期間ではありますが水を抜いて整備されることになったのです。鯉とか金魚といった正式な「池の恒久的住人」は水を抜いている間は別な居場所が確保されるようですが、カルガモのような「飛来する一時的住人」にはそのような配慮はなされないようなのです。

親は別な場所に飛んでいくことが出来ますが「5羽の子供達」はまだ羽が短くてとても飛ぶことができません。水が無い池では餌は食べられないし「猫」に狙われることになるので生き延びること難しいのではないでしょうか。いっそのこと「岸壁」から「海」に逃がす方法もあります。身体が大きくなって長距離を泳げるでしょうから、海に流れ込む「川」に遡っていくことができるかもしれません。



2015年06月29日(月) ギリシャ債務問題の影響

今日の東京証券取引所の日経平均株価終値は金曜日の終値に対して「▲596円」の下落となりました。これは今年に入ってからの最大の値下げでした。ギリシャが30日に期限を迎える約2000億円の借金を返せずに「デフォールト」に陥るとの観測が広まったことが原因のようです。日本の株価は少し「バブル気味」なところがあるため悪材料には投資家は少し神経質になっています。

ギリシャ政府は週明けの29日に銀行からの預金引出を停止しました。どんどん目減りする手持ちユーロをこれ以上減らさないためです。ATMでの小額払出しは再開するようですが、ユーロの国外持ち出しには制限をかけるようです。7月5日のギリシャ国民投票まで6日ですが最初の月曜日は大きな混乱無く過ぎようとしています。あと5日間ギリシャ国民が平静を保ち、国民投票においてEU提案受け入れが「賛成多数」を得れば最初の危機脱出ということになります。

最後の最後で「国民投票」を繰り出すギリシャ政府には呆れますが、しかしこれ以上の事態収拾策はないかもしれません。そして今日の銀行預金引出禁止措置はギリシャ国民への大切なシグナルとなっています。日本の株式市場がなぜここまで反応するのか良く分かりません。私にはギリシャ情勢は収拾に向かって着実に歩んでいるように見えます。あとはギリシャ国民が借金返済のために生活を切り詰め、不便を我慢して経済立て直しのために頑張れるかどうかにかかっています。国内に数多くの世界遺産を持つギリシャですから国民が立ち直り社会が安定して明るさを取り戻せば、世界中から観光客が訪れるではないでしょうか。



2015年06月28日(日) サッカー日本女子ベスト4へ

サッカー女子ワールドカップはベスト4をかけた4試合が行なわれています。昨日の試合でアメリカ、ドイツがベスト4入りを決めました。今日早朝行なわれた日本の試合は「1対0」でオーストラリアを破り、日本がベスト4入りを決めました。ドイツはフランスをPK戦で破っての準決勝進出でした。ドイツ・フランス・アメリカ・日本はFIFAランクが示す通り他に比べて頭一つ抜けていると思います。

日本はオーストラリアに「1対0」でしたが試合内容においては終始優位に攻めていました。この試合でも「宇津木選手」の中盤での活躍が目立っていました。宇津木選手が守備ではボールを奪い攻撃の基点になることが多いです。ベテラン澤選手の出番が少なくなっているのは、かつて澤選手が果たしていた役割を「宇津木選手」がカバーしているためだと思われます。日本代表はここにきて大変充実した試合をしえいると思います。後2試合ですから怪我に注意して頑張って欲しいと思います。

翻って日本代表(男子)を見てみると、中盤で試合を組み立てる「ボランチ」に人材が乏しく攻撃の基点が確立されていません。女子代表の宇津木選手はボールを受けると殆どの場合キラーパスに繋がります。パスコースを潰されると自らドリブル突破も可能です。日本男子によくある後ろでの「パスの回し合い」は殆どありません。男子代表関係者は「宇津木選手」の存在を羨望の眼でみていることでしょう。

残念ながら男子では「ボランチ」としてヨーロッパで活躍している人材はいません。日本代表は仕方が無いのでJリーグの遠藤選手とか柴崎選手を使うのですが、残念ながら「宇津木選手」ほどの試合コントロールはできません。日本代表男子はフォワード・サイド・バックス陣は何とかなっていますが、中盤ボランチ不在が最大の課題だと思います。フォワードには人材が豊富ですから「岡崎選手」あたりをボランチ役にコンバートしても良いのではないか思います。



2015年06月27日(土) ギリシャ瀬戸際外交

今月30日に「ギリシャ債務問題」に対するEU提案へのギリシャからの回答期限が到来します。EU・IMFとギリシャの提案にはまだかなりの開きがあるようですが、ギリシャは提案に応じなければ「デフォールト」に陥って社会の混乱は目に見えています。しかしここにきてギリシャは7月5日にEU提案を受け入れるのかどうかの「国民投票」を実施することを決めました。EU・IMFはあくまでも現在の提案を受け入れるかどうかの最終期限は6月30日であるという立場は変えていないことから、今月30日にはギリシャは「デフォールト」を経験することになりそうです。

ギリシャの銀行では預金者の預金引き出しが続いているので、30日には主要な銀行は現金が底を付いてしまい預金引き出しを停止するのでしょう。またそれを先立って国民は食料の買い込み・ガソリンの買い溜めに走りことになるでしょう。原材料入手のための支払いができなくなった企業は差し当たり生産活動を停止することでしょう。そして7月5日までの「5日間」の間ギリシャ社会は持ちこたえるこたえることが出来るのかどうか。

ギリシャ政府とEU・IMFがここまで対立を深めた以上両者とも簡単には妥協できませんでした。ギリシャ政府はギリシャ国民に5日間の「社会混乱」を経験してもらって、EU・IMF提案を受け入れることを国民に納得してもらうことにしました。元々債務支払いに伸ばしに伸ばしてきたギリシャでは国民が「年金削減」「消費税増税等」に応じて借金を少しずつ返済していかなくてはならないことは明らかなのです。社会混乱が最小限の範囲に抑えられて粛々と国民投票によって「EU・IMF提案」の受け入れが受け入れられることを願います。



2015年06月26日(金) ザルツブルグ音楽祭の「ドン・ジョヴァンニ」

NHKBSプレミアムで放送された2014年夏のザルツブルク音楽祭で演奏されたモーツアルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」を観ました。

ドン・ジョヴァンニ:イルデブランド・ダルカンジェロ
騎士長:トマシュ・コニェチュニ
ドンナ・アンナ:レネケ・ルイテン
ドン・オッターヴィオ:アンドルー・ステープルズ
ドンナ・エルヴィーラ:アネット・フリッチュ
レポレッロ:ルーカ・ピサローニ
ツェルリーナ:ヴァレンティナ・ナフォルニツァ

合唱:ウィーン・フィルハーモニア合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
演出:スヴェン・エリック・ベヒトルフ
収録2014年8月(ザルツブルグ)

2006年のザルツブルグ音楽祭で演奏された「ドン・ジョバンニ」でレポレッロを演じたダンカンジェロが今回「ドン・ジョバンニ」を演じました。演出はザルツブルグで新演出。前回のハンプソンの時の演出も奇抜でしたが、今回の新演出もかなり奇抜で「ストーリー・台詞」と舞台で進行するオペラがなかなか噛み合わず、疲れる場面は少なくありませんでした。

領主・貴族の「ドン・ジョバンニ」と領民の「ツェルリーナ・マゼット」の関係が現在の「ご主人と使用人」以上の身分の違いがあることによる「仕掛け」が、旅人とホテル従業員との関係で成立するとするのは少し無理があります。ツェルリーナ・マゼットの結婚式の場面とかドン・ジョバンニが騎士長の亡霊を招待する食事場面など舞台設定が曖昧になっていて臨場感が足りないと思いました。

指揮「エッシェンバッハ」だということであまり期待をせずに見始めましたのですが、予想通り序曲から第一幕後半位までは偶にウィーンフィルから硬く荒っぽい音がしていました。エッシェンバッハの硬い指揮姿を想像するとその音楽も仕方ないかなと思われました。歌手には酷な「超スピード」の部分があったり、フレーズの最後に余裕が無く歌が窮屈になっていた部分もありました。しかしニ幕以降はウィーンフィルは多少安定感を増して伴奏していたと思います。

歌手では「ダンカンジェロ」がさすがに素晴らしい声ですし、他の配役陣も総じて安定した歌唱を聞かせていたと思いました。しかし見て居て疲れるオペラだなと思いました。それは歌手人のエネルギー状況が常に「力演モード」になっていて聴衆に緊張を強いるものだったからだと思います。その中で「オッタービオ」を歌った「アンドルー・ステープルズ」が大変冷静で丹精な歌を聞かせてくれたと思います。この役は「ドン・ジョヴァンニ」では少し「飛んでいる役」ですが、今回は安定感抜群で観客がゆったりと聞くことが出来た数少ない場面だったと思います。彼にはブラボーが掛かっていました。同じような場面は「ドンナ・エルヴィーラ」にも容易されていましたが、エッシャンバッハの伴奏は冷静に歌うことを許さず、感情を前面に出す歌唱が多かったように思えます。「ドン・ジョバンニ」に対する愛情と憎しみは落ち着いて表現してもらったほうが帰って納得感が強いと思うのですが。

ドン・ジョヴァンニの人間性を表現するのは大変難しいと思います。今回のドン・ジョヴァンニが死んでからも地獄で女性を追いかけているような演出が行なわれましたが、そこまで表現されると少し辟易です。また2006年版でもそうでしたが女性歌手がふくを脱ぐ場面が多すぎます。スカラ座のドン・ジョバンニでもそうでしたが女性歌手が下着姿で歌う姿は個人的には好きではありません。オペラですから感情は「歌」にこめて表現して欲しいと思います。

フルトヴェングラーがザルツブルグで指揮した「ドン・ジョバンニ」は大変安定していて名演だと思います。それは1954年のザルツブルグ音楽祭ですから、それから60年目の「ドン・ジョバンニ」ということになります。



2015年06月25日(木) 安保法制に関する議論

BSフジのプライムニュースで「安保法制」に関する議論が放送されました。安倍首相の安保法制案支持からの立場は元防衛庁長官の森本教授、反対派は憲法専門の石川教授と政治学の河野教授でした。3人とも学者ですが森本さんが防衛長長官として政府・国会の内側を経験したことに対して、石川・河野の二人は純粋にアカデミックな立場なので議論の噛み合わない討論ではありました。

大変頭の回転の速い「反町キャスター」が間を取り持つのですが残念ながら聞いている方からすると、反対派特に石川さんの意見は「街のおじさん・おばさん」の情緒的な意見と大して変わらないという印象を持ちました。戦争時代を生きた人々がその時代の経験・思いを基本として今回の「安保法制」に反対するというのは分かるのですが、戦争を経験していない世代が反対する根本的な理由が何であるのか考えさせられました。

自分の判断は自分の思いは自分の経験から得られることが普通でしょうが。その経験が無い場合には学習して知識として獲得するしかないのです。従ってどのような判断をするのかはどんな情報をどれだけ得たのかという学習の問題になってしまうのでしょうか。3人の議論を聞いていて大学で研究している方よりも、防衛庁・外務省で第一線の場を経験した森本さんの獲得している情報が圧倒的に深くて大量だということが明白だったと思います。

安保法制反対派の先生には何が聞いている視聴者を納得させられるのか良く考えて欲しいと思いました。専門用語を並べて論理展開しても結局机上の議論であれば説得力がありません。例えば現地・現場の情報を徹底的に把握する方法があります。太平洋戦争の悲惨な戦場・沖縄戦・日本各地への爆撃などに関しての深い洞察力です。戦死者・負傷者数を「数量」としてだけ把握するのではなく、自分達の友人・家族の不幸と同様な思い入れをもって考えることだと思います。

数値ではっきり評価できない分野は「感情」の深さで対応するしか方法はありません。安倍首相は言い方は少し工夫が必要だとは思いますが、「国民の平和と安全を守る」ことに関しては大変深く真剣に考えていることは確かだと思います。安倍首相の強引さ・用意周到さはその深さ・真剣さの現れだと思います。その安倍首相の論理に単なる文献的知識で対応できるとは思われないのです。



2015年06月24日(水) サッカー日本女子ベスト8へ

今日女子サッカー代表チームはワールドカップのノックアウトステージ一回戦を戦い、オランダに対して「2対1」で勝利しました。次は27日の準々決勝でオーストリアと闘うことになりました。対戦相手のオランダはワールドカップ発出場ですが攻撃力のあるチームでした。身長が高くテクニックもあるので日本代表のボールポゼッション率はそれ程高くはありませんでした。その強豪オランダチームも前回優勝という経験を持つ日本代表とは試合の大事なところでさが出ていたように思えます。逆に言うと日本代表の「したたかさ」が光った試合でした。

日本代表ではやはり「宇津木選手」のプレーが目立っていました。宇津木選手・大儀見選手は前線・中盤でしっかりボールを保持できるので日本の攻撃に良いリズムが出ていると思いました。彼女らはボールを失わないし、ポジション取りが上手く視野が広いので攻撃の幅が広がります。代表男子の中盤からパスが出ないので仕方なくボールを回す状況が多いこととは大違いです。

更に今日は阪口選手がシュートを決めました。宇津木・阪口・鮫島・有吉等の後ろの選手が調子を出すと、攻撃参加の機会が増えて得点源ともなるし、気持ちが乗ることで運動量が増し、バックス陣の連携が向上して相手の攻撃を封じる一石二鳥の効果があります。残り3試合勝つと優勝ですから前回優勝がまぐれではなかったことをぜひ証明して欲しいと思います。



2015年06月23日(火) ベルリンフィル次期常任指揮者決定

ベルリンフィルの次期常任指揮者にロシアの「キリル・ペトレンコ」が選出されたそうです。今年5月14日に行なわれた次期指揮者選出のための楽団員総会では結論を出すことができず、一年以内に再度楽団員総会を開いて決定することとなっていました。それから1ヵ月と少し経った6月22日の決定です。私としては予想以上に早く結論が出たという感じがしました。

今回の常任指揮者選出過程の経緯に関してネット情報を見てみると、ベルリンフィルの常任指揮者候補として「クリスティアン・ティーレマン」の存在が良くも悪くも大きかったようです。ティーレマン支持派には生粋ドイツ人系譜のティーレマンへの期待が大きいようです。フルトヴェングラー、カラヤン以降はアバド、ラトルと非ドイツ人の指揮者が続きました。オペラハウス叩き上げでワーグナー・ベートーベン等ドイツ作曲家物を得意とするティーレマンが常任なると話題性もありCDも売れるかもしれません。

一方の反ティーレマン派にとっては傲慢で強引な感じが否めない音楽とそのキャラには正直付いていけないというのが本音でしょう。カラヤンの最後の方とかアバド時代は楽員と識者の関係は冷え込んでいたようです。やはり楽員も人間ですから付き合うなら心地良い方が良いに決まっています。しかし反ティーレマン派はアンドリス・ネルソンスで固めきれず結局再度検討ということになったのだと思います。

今回予想外に早く結論に達することができたのは反ティーレマン派がティーレマン支持派説得に成功したのだと思います。時間を掛けていては「ティーレマン」の強烈な集票運動に適わないとみたのではないでしょうか。考えてみれば「キリル・ペトレンコ」という選択は当を得た選択であるように思えます。ベルリンフィルをまだ3回しか振っていないのだそうで私も聞いたことがありませんが、写真を見る限り如何にも人格円満で人の良さそうな風貌をしています。またペトレンコがロシア出身ながらウィーン国立大学で音楽を学び、オペラの指揮経験が豊富で特にワーグナーの楽劇に造詣が深いことはティーレマン派を切り崩す材料になったと思われます。ネット書き込みを見ると非情に誠実で丁寧な音楽作りをする指揮者のようです。ベルリンフィルがどのような演奏を聞かせてくれるのか楽しみです。



2015年06月22日(月) タリバンの攻勢

アフガニスタンの首都カブールの国会議事堂がタリバンの自爆テロ攻撃を受けたとBBCが伝えました。まだ交戦が続いていて被害の模様ははっきりしないようですが、攻撃を受けた国会議事堂内の様子がネットにアップされています。首都の国会議事堂を攻撃するというのはかなり挑戦的な行為なので今後のタリバンの攻勢が懸念されるところです

昨年12月アメリカのオバマ大統領は2016年末のアフガニスタンからの兵力撤退を宣言しました。それまでに順次の撤兵を進め今年末までには5000人規模に縮小する予定だったようですが、アフガニスタンの戦況悪化で今年中は現在の9000人規模を維持することになったようです。タリバンが攻勢に出て政府軍がそれを食い止められなければこの撤退作戦は難しくなります。オバマ大統領はシリア・イラクではISISの攻勢に対して戦闘兵力の投入の決断をせずに踏み留まっています。

しかし「ISIS」と「タリバン」が勢力競争をしているかのように、それぞれシリア・イラク、アフガニスタンで攻勢に出て、現地政府がそれに抗しきれない状況が明らかになりつつあります。アメリカの同時多発テロを契機としたテロとの戦いは、イラクとアフガニスタンでサダム・フセイン・オサマビンラーディンの二人の首謀者を捕らえて一定の戦果を上げました。しかしその戦いの裏で「ISIS、タリバン」がどんどん勢力を拡大させてしまいました。ISISとタリバンは今は敵対関係にありますが、もしこれが共闘体制を組んだら大変なことになります。



2015年06月21日(日) 浦和レッズ前期優勝

浦和レッズは昨日のヴィッセル神戸との試合に引分けて勝ち点1を加えた結果今年度前期優勝を決めました。昨年12月にあと少しのところで優勝を逃しているので今日も気がかりではありましたが、昨年度とは一味違うレッズの戦い振りを見ることができました。

レッズで昨年度と最も違ったのは「槙野」の成長だと思いました。ハリル・ホジッチ氏が日本代表監督に就任し、ホジッチ監督のスタイルに合致した選手をJリーグ・ヨーロッパ組みに拘らず登用していく方針を明らかにしてから、もっともアピールしたのが「槙野選手」だと思います。元々明るく目立ちたがり屋の性格なので「代表のムードメーカー」としての素質はもっていたのですが、この前期「槙野」はホジッチの求める「前に責めるサッカー」を率先実施して代表の座を獲得しました。

昨日の試合のレッズの得点も「槙野」の攻め上がりが基点となって生まれたのでした。守備においても厳しく相手攻撃陣をマークし、ここぞという場面では攻め上がり、コーナーキックを得ると高さを生かして攻撃に加わり、シュートも打つというようにバックスでは「トゥーリオ」以来の存在感を示していると思います。まだ28歳なので90分間走り回ることが出来ます。この槙野の参加で「吉田」も積極的になっていることもプラスに働いています。後半戦も頑張って欲しいと思います。



2015年06月20日(土) お得なワイン



長野のスーパー「ツルヤ」で購入した二本のイタリアワインです。右が799円(税抜き)のトスカーナロッソ、左が599円(税抜き)のモンテプルチアーノ・ダブルッツオです。長野県須坂市に帰省しおりに買いました。安い割りに大変美味しかったので記録しておきます。

サンゼノーネというブランドのトスカーナ・ロッソはサンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネソーヴィニオンの葡萄のブレンドです。従って一定の規律・密度を保ちつつ、適当に庶民的な味で非情に美味しいワインでした。ベルリンワインコンクールでイタリア最優秀生産者賞を受賞したワインだけのことはあります。この水準のワインがいつでも買える環境にあるということは非情に羨ましい限りです。生産会社はイタリア全国でワインに適した葡萄品種を買い集め様々なブランドでワインを生産して輸出しているようです。組織化しなければ地方の地酒で終わっていたかもしれないワインを探し出してコストを抑えながら輸出できるように事業家しているのです。

左のワインは大変安いモンテプルチアーノダブルッツオです。こちらは右のトスカナロッソとは違って兎に角安さを追求したワインのようです。味に格調はありませんが庶民的な味で可愛らしく「ガブ飲み」ワインできるワインです。このワインは現地ではボトル詰めにせずバルクで買えるのでしょうが、外国に輸出するときにはボトル詰めにせざるを得ません。ワインの選択肢の拡大ということでは貴重なワインだと思います。気取らない日常の食事の際に安心して飲めるワインです。

最近は都会でも地方でもお得なイタリアワインを購入することができるようになりました。1000円を切る値段帯のワインを探すならイタリア・スペインのコンクール受賞ワインがお得です。



2015年06月19日(金) ギリシャ債務問題

ギリシャ債務返済期限が迫り、EUは新たなローンを提供する代わりに「年金改革・消費税・財政支出圧縮」などの一連の改革を要求しています。ギリシャ国内の銀行は預金者の預金引き出しが進み、資本現象しているため倒産を防ぐための資金供給の必要性から、ギリシャは日々必要な「資金」が増えている状況のようです。

それでもチプラスギリシャ首相は強気です。EU側に譲歩を要求するとともに最近西側との対立が顕著なロシアに接近して「ロシアからの資金援助」というカードを散らつかせてEUとの交渉を有利に進めようとしています。世界の株式・為替マーケットはこの「ギリシャ債務問題」に神経質になっていて債務返済期限が迫るたびに市場が変動するようになってしまいました。

しかし呆れるのは「借りている側が強気で、日本では考えられないような粘り越し」を見せている点です。日米開戦のきっかけとなったアメリカの対日本石油輸出禁止措置や在米資産凍結処置に溜まりかねて日本は戦争の道を選びました。強いものどうしの争い・強いといきがっているものの争いはしばしば不幸な戦争に繋がりますが、貧しいもの・失うものが無い者が争うときには「弱いものの側」が優勢になるようです。

ギリシャは都市毎に発展していた古代文明期の後そのままローマ帝国に支配されました。そしてローマ帝国分裂後は東ローマ帝国の支配下に置かれ、その後はオスマントルコ帝国の配下に置かれました。その後オスマン帝国が衰退し19世紀前半にアテネを中心とするギリシャの国が成立しました。しかし東はトルコに接し、北はバルカンの火薬庫に近いため安定した国作りはできなかったようです。従ってヨーロッパ各国が中世の封建主義絶対王政・ルネサンス・宗教改革を経て近代国家(国民国家)に変身していった過程はすっぽり抜けているのがギリシャなのです。ギリシャ国民はそんな地政学的特質に翻弄される「国」に対しては覚めた見方をしているようです。ローマ帝国配下・オスマン帝国配下、EU配下と指図するボスが変わったように、今度も変わるのかなと思っているのかもしれません。



2015年06月18日(木) 血液検査結果が悪い

6月13日の献血時の血液検査結果が到着しました。評価が難しい結果が出ました。直近2週間くらいの血糖値が反映される「グリコアルブミン比率」は「19.4」とこれまでの最悪数値となってしまいました。前回5月23日の値が「18.9」なので更に悪化したことになります。一方で「アルブミン」「コレストロール」、「総蛋白」などの血液の栄養の量を示す数値はこれまでにないような低い数値となっています。ということは血液の栄養素は一般に少ないけれど「血糖」だけが豊富にあるという状況です。

5月前半に行った四国遍路の後体重は少し減りましたが、遍路から一カ月くらい過ぎてから体重が更に減り、現在でも62Kgを下回る水準です。通勤時の歩数は15千歩程度で遍路前と変わらないし、食事の量はこれまでと変わらずに野菜を十分に取り御飯を減らすものとなっています。このような状況下でなぜ血糖の量が増えているのか推測してみました。

身体の筋肉は「四国遍路」で一日3万歩〜5万歩程度歩いた経験を十分覚えていて血液にエネルギーとなる「糖分」を蓄えようとしているのではないかと思われます。しかし現実にはその半分程度しか歩かないので血液中の糖分の消費は進まずに結果的に血液に残留する「糖」の量が高くなっている可能性があります。更に遍路中に十分とっていた食事も急に「野菜」を取る「減量スタイル」に急に変わってしまったので、身体は食事から栄養分を補給できなくて体脂肪を分解して栄養分補給という方法を取ることとなり、その結果体重が減ったのではないか。

何れにしろ血糖の供給と消費のバランスが取れていない状態が続いていている可能性があります。もう少し様子を見る必要があると思われます。



2015年06月17日(水) ドヴォルザークのピアノ協奏曲

ドヴォルザークのピアノ協奏曲を武蔵浦和図書館から借りてきました。演奏はピアノがリヒテル、カルロス・クライバー指揮のバイエルン放送交響楽団です。とんでもない組合せの演奏者と馴染みの無い曲です。この演奏は1976年の6月にミュンヘンのスタジオで録音されたものです。クライバーとリヒテルの二人が共演した唯一の作品・録音であり、もちろんこの組み合わせで演奏会で演奏されることはありませんでした。リヒテルが61歳でクライバーが45歳です。この年齢から考えると「ドヴォルザーク」を選曲したのはリヒテルだろうと思われます。

2015年4月にベルリン・フィルに客演したムーティがインタビューで面白い逸話を紹介していました。ベルリン・フィルとの演奏会でムーティリヒャルトシュトラウスの「イタリアより」という珍しい曲を取り上げたのですが、その理由には「リヒテルとの出会い」が絡んでいるというものです。少し長いですがHMVのホームページの記事を引用します。

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私の持っている「イタリアより」のスコアには、“1968年4月”という書き込みがあります。もう随分昔のことです。この時まで私はこの作品が存在することさえ知りませんでした。私がフィレンツェ五月音楽祭管を初めて指揮した時ソリストはスヴャトスラフ・リヒテルでした。彼はモーツァルトとブリテンのコンチェルトを弾き、私はモーツァルトのシンフォニーとブリテンの《ピーター・グライムズ》の〈4つの海の間奏曲〉を指揮しました。これは私のキャリアの始まりで後にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督になりました。リヒテルとはそれから何度か共演しレコードも録音しています。

この最初の演奏会の後、彼(リヒテル)は私は言いました。“あなたはシュトラウスの「イタリアより」を演奏しなければいけませんよ”。私は作品の名前さえ知らず、スコアを取り寄せました。それが、この1968年4月のスコアなのです。私はリヒテルのことをよく知っていました。彼は少し変わった、有名でない作品に対する強い関心を持っていました。王道というよりは、横道を選んだのです。ちょっとした小路を行くことの方が、ずっと面白いと思っていた。

普通(音楽とは別に)人に“イタリアの好きな町は?”と聞くと、大抵は、ローマやヴェネツィア、フィレンツェといった答えが返ってきますよね。しかし彼は、“ノルチアやトラーニが好きだ”と言ったのです。いずれもメインストリームから離れた美しい小さな町です。それゆえ私にも、《ドン・ファン》や《死と変容》などの、一般的な作品を勧めませんでした。“いや、ぜひ《イタリアより》を勉強しなさい”と。そして実際に学んでみると、素晴しい作品だと分かりました。

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リヒテルは「王道よりは横道を選ぶ」ことがあったようです。カルロス・クライバーという若い天才指揮者と出会ってピアノ協奏曲を録音する機会ができました。リヒテルはベートーヴェンでも、ブラームスでもチャイコフスキーでもなく「ドヴォルザーク」を選んだのだと思います。演奏会にかける予定は全くありませんから、音楽への執着がとことん激しい二人は将来の聴衆に向かって録音したのでしょう。とんでもない名演だと思います。

リヒテルのピアノとオーケストラの伴奏が時に火花を散らし、時に寄り添って瞬間瞬間がとても濃密に進んでいきます。リヒテルがどの音域でも研ぎ澄まされた音を保ちながらも「PPからFFF」まで表現すれば、オーケストラは全ての音符・休符を細やかな思い入れ持ってを表現しています。リヒテル・クライバーの天才が織り成す別世界のようです。



2015年06月16日(火) ワールドカップアジア予選で日本引分け

2018年ロシアで行なわれるFIFAサッカーワールドカップアジア予選がいよいよ始まりました。今日は日本の最初の試合でした。場所はサイタマスーパーアリーナ。観客席は99%日本サポーターで埋め尽くされました。日本代表はこのファンの期待を見事に裏切ってくれました。勝ち点3の勝利は当たり前で、過大は何点取るかどのような勝ち方をするかだとNHK解説者が話していましたが、結果は「0対0」の引分けに終わりました。

日本のサッカーは昨年のブラジル大会のようなサッカーから進化していることは確かだと思います。練習試合では日本の変身した姿を見ることができました。特に変化した点は「自陣でボールを奪い、素早い速攻で相手守備陣が十分な体制を作る前に点を取る」というヨーロッパでは当たり前の「機動力サッカー」ができるようになりました。武藤とか永井とか若くて足の速い選手はこの戦法にピッタリはまりました。

ところが今日の相手シンガポールは見事に日本の攻撃を封じてしまいました。日本に速攻をさせない手段を講じたのでした。それは日本陣内に攻め込んだ時に無理をして日本フェンス陣にボールで奪われるのではなく、ゴールの可能性が小さくともとにかくシュートで攻撃を終わらせ続けたのでした。ボールがデットになったりキーパのキックから再開されるのでシンガポールの選手は自陣に引き返す余裕が生まれます。結局日本チームは最近身に付けた機動力サッカーを使うことができませんでした。

こうなると日本チームはブラジル大会まで慣れ親しんでいた「ポゼッションサッカー」をするしかないことになります。シンガポールは自陣に全員が引いて守備にあたり、日本のフォワードに対して厳しくマークするとともに、オフサイドの罠をしっかり張り巡らすという戦法と、センスの良いゴールキーパーの活躍で日本の得点チャンスを悉く潰すことができました。シンガポール代表の統一されたチームワークと個人技、日本をゼロ封にしようという執念に日本チームは跳ね返された感じです。

日本代表チームはシンガポールの戦術を甘く見ていた感があります。ボール支配率は圧倒的に日本が上回っていましたが、ゴール前を硬く固める守備をこじ開けることは予想以上に難しかったのです。それにも拘らず数少ない貴重なチャンスをミスで潰したり、バックパスで相手に守備陣建て直しの時間を与えたり、危機意識が足りなかったと思います。ハリル・ホジッチ監督言っていた「罠」とはこのことだったのでしょう。



2015年06月15日(月) カルガモの雛は5羽



土曜日曜の2日間の休日の後、月曜日の会社の池には「5羽」のカルガモの姿がありました。金曜日から1羽減ってしまいました。6月1日に最初にお目見えした時には10羽生まれていたので、二週間(二回の土・日)で半分になってしまいました。先週金曜日の段階で6羽残っていたのですが、その中の一羽は少し「やんちゃ」で群れから離れて行動するタイプでした。この「やんちゃ」が不幸を招いてしまったのかもしれないと思っています。

生後二週間で雛は大分大きくなりました。今週金曜日まで良く食べて猫・カラスに抵抗する力を付けて欲しいと思います。



2015年06月14日(日) 「白バラは散らず」

学生時代に読んだ本「白バラは散らず」を読み返しました。6月初旬に田舎に帰省した時に持って帰りました。この本はドイツのヒトラー独裁政権下のドイツ社会において、時の政権に対して抵抗運動を展開し死刑となった大学生と大学教授の勇敢な行動を扱っています。

国家社会主義統制で社会が歪み自由が奪われ長引く戦争では戦死者が増加し、ユダヤ人や健康なドイツ人以外の人々への迫害がエスカレートしていくのですが、ミュンヘン大学の学生・教師の6人がこの社会の流れに抵抗しました。彼等の活動は巧みに配られる「白バラ通信」という政権批判文書の頒布・政権批判落書き等を通してドイツの人々にナチス政権への反抗を呼びかけるものでした。

彼等はナチスの捜査機関に分からないように巧みに地下に潜伏して活動を進めました。しかし大学でビラを撒いている所を発見されてしまいます。結局6人の活動実態がナチスに知られるところとなり6人とも死刑となってしまいました。その6人はハンス・ショル(医学生)、アレクサンダー・シュモレル(医学生)クリストフ・プロープスト(医学生)ヴィリー・グラーフ(医学生)ゾフィー・ショル(生物・哲学)、クルト・フーバー(哲学教授)でした。ハンス・ショルとゾフィー・ショルは兄妹です。

この本を再び読みたくなったのは今年が終戦70周年にあたることと同時に、現在国会において議論されている「安全保障関連法案」が非情に危険な一歩踏み出すことに繋がりかねないと思えるからです。ドイツのヒトラーの台頭・日本の軍国主義政権の勃興には両国の一般国民は大多数が賛成しました。それが積極的賛成であったか「渋々」の賛成であったかは別にして、ドイツ・日本とも破滅に向かって進み始め、国民はそれをどこかで予感しつつも国家と運命を共にするしかない状況に追い込まれていきました。その時にどのような「人達」が勇気を持って反抗できたか確認しておきたかったのです。

反戦ビラの「白バラ通信」の作成はハンスとゾフィーのショル家の兄妹2人が中心となって行なわれました。ショル家は父ローベルト・母マクダネーレと5人兄弟の家庭でした。ハンスは2番目、ゾフィーは4番目の子供です。「白バラは散らず」は一番上の姉のインゲが書き残したものです。この本では「ショル家」の非常に深い家族愛と家族全員が真摯なクリスチャンであることが紹介されています。そしてそこから生ずる正義・公正に対する深い共感と、「他人に対する愛情→自己犠牲を選択できる勇気」が家庭内に溢れていたことが分かります。

法定でショルとゾフィーの死刑判決を聞く両親二人の心情がどれほど深く悲しいものであったか想像を超えます。また留置所関係者の証言からショル・ゾフィーが死刑判決を受けてからも非常に立派な態度で通し、刑務所関係者を驚かせたことが語られています。彼等が受け入れた「自己犠牲の死」はどんなに誇らしく、達成感をもたらすものであったのかこれも想像を超えます。

現代ドイツでは「白バラ通信」の存在は嘗ての自分達民族の中に良心を持って立派に行動した先輩がいたことを証明する非常に貴重な資料となっています。残念ながら日本においては、この「白バラ通信」に比肩しうる市民活動があったという証拠は残っていません。

この本を読んで大切だと思ったのは「信仰の重要性」そしてその信仰は「家族」単位に育まれるということです。理論や知識だけでは「死という最終的自己犠牲」を払う抵抗活動が可能となるとは思えないのです。社会と家族の関わり合いにおいて「信仰(キリスト教)」の存在は非常に大切なもののように思われます。現代日本の状況は理論・知識は立派だと思うのですが、昭和初期の状況のように社会が混乱してしまうとやはり当時と同じ軍国主義の道を歩み出しそうな気がします。残念ながらそれを防ぎ得る仕組みができているとは思えません。



2015年06月13日(土) サッカー女子日本代表好調

今日FIFA女子ワールドカップで日本がグループステージ第2戦を「カメルーン」と戦いました。献血にいっていたので前半の得点シーンは見ることができませんでしたが後半をしっかり見ることができました。試合は「2対1で」日本の勝利。日本チームの決勝リーグ進出が決まりました。アフリカ代表のカメルーンも身体能力が高く後半は日本が押し込まれるシーンが多かったです。しかし総合力で日本チームが勝っていると感じさせる試合でした。

というのも日本チームが澤・宮間だけのチームではなく多彩な選手が要所要所で活躍するからです。今日目立ったのは「宇津木選手」でした。さすがフランスリーグで闘っている選手だけあって判断力・基本的な身体能力が優れています。ドイツで戦っている「大儀見選手」と同様に「パスミス」が少なく、ボールをレシーブが柔軟なためにボールを敵に取られてピンチを招く状況は極端に少ないと思いました。この二人と「阪口選手」は、日本チームにありがちな「狭い場所での短いパス回し」をしないので、日本チームの試合ペースを整える役割を果たしています。しかもチャンスになると積極的にゴールに突進します。

男子チームでもそうですが、狭い場所でのパス回しができるのは「Jリーグなど」の暗黙のルールで厳しくボ−ルを奪わないことになっているからです。外国の有力チームの激しい守備の前では日本選手の緩いパス回しは通用しません。今日の試合で宇津木選手が誰も予想できないような早いパスを前線に送った場面がありました。得点には繋がりませんでしたがさすがヨーロッパで戦う選手だと思いました。こういうメンバーが活躍し始めると日本チームは決勝リーグでも十分に上位に食い込めると思いました。



2015年06月12日(金) ISISとの戦い

アメリカ政府はイラク政府軍兵士などの訓練を支援するために米兵450人規模を追加派遣することを決めました。既に3100人が派遣されているのですが更にそれを強化する目的です。これらの米兵はあくまでもイラク政府軍等を支援・訓練するためのもので、ISIS掃討のための地上戦闘部隊ではありません。

先月(5月)中旬にISISはイラク中西部アンバル州の州都「ラマディ」に侵攻してそこを守備していたイラク政府軍を蹴散らしました。アメリカから強い非難を浴びたイラクの首相は数日間で奪回する豪語し、五月下旬からイラク政府軍のほかにシーア派武装組織も動員して奪回作戦に取り掛かりました。しかしいつになっても戦果の報道は聞こえきません。

イラク政府軍の軍人の話としてCNNは以下のようなコメント伝えています。「アメリカとその連合軍は2003年当時たった22日間でサダムフセイン政府軍を打ち負かしてしまった。アメリカとその連合軍は自分達の望むことを実現する力をもっている。彼等が本気になればISISを打ち破ることは難しくないはずだ。」たぶんイラク政府軍兵士の気持ちはこの通りでしょう。アメリカがいくらイラク軍兵士を訓練し武器を供与したからといってイラク軍兵士の士気は上がりそうにありません。

一方でアメリカ国防省が発表した昨年8月からシリアとイラクでISISに対する行われてきた爆撃等の戦闘に要した費用は「27億ドル」を超え、一日当たり費用は9百万ドルなっているのだそうです。このうち2/3の18億ドルは空爆のためのUS空軍の費用が占めているとのこと。残り9億ドルでは武器弾薬供与のコストが6.5億ドルとなっているようです。ISISとの戦いは10カ月に及んでいますがまだまだ延々と続きそうです。今後も続く「一日11億円」に上る戦費はどのような分担となっていくのでしょうか。



2015年06月11日(木) 北海道の悲惨な交通事故

北海道砂川市で発生した交差点での衝突事故ですが、警察の調べが進むにつれて酷い暴走であったことが分かってきました。仲間である2台の車が時速100Kmを超える猛スピードで極端に狭い車間距離のまま直線区間の長い国道を暴走していました。2台はレースの真似事をしていたのかもしれません。そしてある交差点で国道を横切ろうとする家族5人を乗せた軽自動車と衝突してしまいました。前を走る車の運転手(逮捕)は進行方向の信号は青だったと言っているようですが監視カメラの映像では「赤」だったということです。

まず前の車が軽自動車に衝突し軽自動車を50mほど突き飛ばしました。乗っていた一家5人のうち両親と長女の3人が即死したようです。更にこの衝突で車から飛ばされた長男は後ろの車に引っ掛けられ1.5Kmも引きずられた末に亡くなったそうです。残った次女の容態はまだ意識不明の重態だそうです。二台車を運転した若者は運転する前に酒を飲んでいたそうです。更に後ろの車は任意保険に入っていなかったので現場から逃げたと逃げた運転手は証言しているようです。

この二人の暴走運転手が特別な存在は特別な存在だったのでしょうか。親とか友人等の周辺の人達は二人の暴走を止めることが出来なかったのでしょうか。二人の若者は別の若者と事故前に酒を飲んでいたということですが、その仲間達は飲んだ後で車を運転しなかったのでしょうか。飲食店の店員は二人が車を飲酒後に運転することを知らなかったのでしょうか。沢山の人間の運命を狂わすような「危ない要素」が様々絡んでいように思えます。



2015年06月10日(水) 地方の空き家対策

長野県須坂市には私の実家と妻の実家の二つの住居があり住む人の居ない「空家」となっています。私達家族に限らず田舎に実家があり、本人を含む子供達は都会で暮していて、田舎の家に住んでいた両親が亡くなって「空家」になるケースが非常に増えているようです。先月5月26日から「空き家対策特別措置法」が完全施行されました。国・地方自治体は増加する「放置されて老朽化していく空家」の対策強化に乗り出しました。具体的には「特定空家等」という区分を設け、一定基準を満たす状況の良くない「空家」については、持ち主に対策を打つことを促す仕組みが働くようになりました。

適切な管理が行われてこなかった結果、隣人等地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす「特定空家等」としては次のような状態が想定されているようです。
・倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
・著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

「特定空家等」と認定されると当該住宅への立入調査や必要に応じた行政代執行が可能となるようです。更にこれまで適用を受けていた「固定資産税等の住宅用地特例」(固定資産税は課税標準額の1/6〜1/3、都市計画税が1/3〜2/3に軽減される)から除外されるいことにもなるので、固定資産税・都市計画税が大幅に増加して対策を講じない所有者の費用負担が増える仕組みとなります。

田舎に「空家」を持つ都会の住人については今回の法改正で住宅処分の動きが加速されると思われます。その結果地方での中古住宅市場は供給過剰となり中古住宅の価格は下がっていかざるをえません。住宅解体費用は上昇傾向にあるので、住宅所有者にとって田舎の住居は資産価値がどんどん目減りしていきます。

しかし「空き家」の流通を加速しようにも、そもそも「需要」が増加するのかということが問題です。都会にマンションがどんどん建設されて居住するには便利な都会への人口集中は減りそうにありません。阿倍首相は地方創生担当大臣に石破氏(ライバル)を起用しましたが最近石破氏の活躍する場面は殆ありません。都会の若者が移住したくなるような魅力的な地方創生策はなかなか出てきません。



2015年06月09日(火) 韓国のMERS

韓国ではMERS(中東呼吸器症候群)の感染が拡大しています。最初の感染者がMERSウイルスに感染していると確認されたのが5月20日であったとのことです。しかし実際この患者が中東から帰国したのは5月始めでした。MERSは潜伏期の発症前でも「飛沫感染(咳・くしゃみ等でのウイルス拡散)で感染することがあるのだそうです。MERSの潜伏期間は概ね5日〜10日程度だということですが、韓国衛生当局は感染の可能性のある人でも症状がでていないなら感染しないと考えて厳しく隔離していなかったようです。

この初期対応の間違いが感染拡大を防ぐことに失敗した大きな要因のようです。更に中東サウジアラビアからの情報ではMERSに感染しても「発症しない」人がいる可能性があるのだそうです。サイレントキャリアが居ると感染拡大を防ぐことは非情に難しくなります。MERSにはまだ分からないことが沢山ありますが、お隣韓国でこれだけ感染が拡大していて日本ではまだ感染者が出ていません。

日韓関係の冷え込み(安倍首相の強硬姿勢)は、観光旅行者の減少なのでこの場面ではMERSの伝播阻止にプラスの役割を果たしているようです。少し前の「冬ソナ」に代表される韓流ブームの時代であったら大変なことになっていたと思います。



2015年06月08日(月) カルガモ雛6匹



土曜・日曜の2日間で社員が不在となった会社の池ではカルガモの雛が2羽居なくなりました。朝の池には6羽の雛がオヤガモと泳いでいました。今残っている6羽の雛達はオヤガモの傍を離れない非常に臆病な雛達のようです。8羽いたときには「親から離れて泳ぐ勇気のある」雛が数引きいましたが、そのような活発な雛は猫かカラスの餌食になってしまったようです。

活発な雛は運動量が豊富で餌も良く食べるために成長が早かったようです。成長が早い分「自分勝手な」行動をしたことが皮肉な運命につながってしまったようです。もし敵が居なくて食料に限りがあるような環境であれば、「活発な雛」が生き残り、臆病で「餌を探しのが下手な雛」は淘汰されてしまったかもしれません。カルガモの生存競争は非情なものです。6羽の雛は大分大きくなりましたが、今日も白猫が姿を見せていましたので油断はできません。



2015年06月07日(日) 須坂の実家に帰省

昨日長野県須坂市の実家に帰り今日の午前中に「とんぼ返り」で埼玉に戻ってきました。昨年11月自宅敷地境界線の確認のために帰省した時以来ですので7か月振りです。冬の寒さが厳しい信州では、冬場住む人の居ない家では水道や風呂・湯沸かし器の凍結対策をしないと残った水が凍結して水道管や器具を破損してしまいます。
そうならないように昨年11月には各水道栓の水を抜き、湯沸かし器・トイレ水槽などは水抜きをし、風呂釜は凍結しないように「循環装置」が働くような分量の水を確保して電源を通して置きました。これらの冬対策のお陰で水道管も設備器具を大丈夫でした。草取りも少ししたのですが雑草が伸びるのはこれから梅雨明け後のようでこの季節はそれ程茂ってはいませんでした

復路で須坂を朝出発すると昼食は長野道「横川サービススエリア」で取ることが出来ます。ここでは嘗て「国鉄・JR横川駅」で販売されていた「おぎのやの釜飯」を食べることできます。妻も私の新幹線の通っていない時代の「横川駅」を知っているし、そこで「釜飯」を食べた経験がありますから、「釜飯」を食べると昔のことを思い出します。

「横川サービスエリア」の「おぎのや販売コーナ近くには嘗て国鉄・JR信越線に走っていた急行が「上野―湯田中」の看板を付け横川駅に似せたプラットフォームに展示されています。嘗て急勾配区間の前後で連結機関車の接続・取り外しのために「横川駅」では数分間の停車時間がありました。この間に「釜飯」を買うのです。
この列車も信越線の急行列車の中でも特殊な列車で、信越線更埴駅から長野電鉄線に乗り入れて終点の湯田中まで走っていた特別バージョンです。この長野電鉄河東線の屋代・須坂間は廃止され嘗て線路の有った場所だけが確認できる程度です。

高速道路は関越道の鶴ヶ島ジャンクションから圏央道に入り「桶川北本インターチェンジ」で高速を降りて上尾道路を南下するルートを通っています。上尾道路の工事はどんどん進んでいて今年度中には「大宮−桶川北本インター間」が全通する予定だそうです。圏央道も「桶川北本―白岡菖蒲」間が完成する予定なので今年度末には大いに利便性が向上します。今日は私の60回目の誕生日でした。新幹線・高速道路の全く無い時代に育った身としては高速交通網が次第に発達していく時代は、そのまま自分の過ごしてきた人生のイヴェントの思い出とダブります。「こんなに便利になったのか」という感想と「便利になったからといって田舎の魅力が増すものではない」という思いが交錯しました。



2015年06月06日(土) 2011女子サッカーワールドカップ決勝

今日から一ヶ月間カナダにおいて2015女子サッカーワールドカップが行われます。前回2011年大会では日本代表が優勝しました。今日のNHKBSでは2011年にドイツ行なわれた前回大会の決勝の模様を放送していました。この日本対アメリカの決勝戦は延長戦まで戦い2対2の同点となりペナルティキック合戦で日本が優勝した試合でした。

2011年の決勝戦のメンバーは今回2015年でも多くが代表入りしていますが、前回決勝で大活躍したのがフォワードの「丸山選手」であったことを改めて確認できました。日本代表は技術でも体格でも劣るアメリカに対して強い闘争心とチーム一体となった組織力で対抗しました。前回2011年は澤選手を中心とした日本代表でしたが、丸山選手を初めとして澤選手の試合構成機能を「超える」ような独自の動きをする選手が何人かいたのでした。このような選手はチームワークの面からすると「マイナス要素」ともなりますが、チームが逆境に陥ったときにチームに力を与え思いがけない底力を出させる核となり得る存在だと思いました。決勝戦でアメリカに先行されながら二回も同点に追いつきPK戦で勝利したチームの力は相当なものでした。試合をするに従ってチーム力が向上し決勝戦で頂点にたっしたのだと思います。現在2015年ワールドカップに望んでいる日本代表には比べ物にならない位強いと思います。

日本代表がワールドカップ2連覇するためには、前回大会と同様に試合毎にに成長していくことが必要になります。そのためにはチーム内でどんどん突出して「殻」を破っていく選手が何人かいなくてはなりません。果たして誰がシンデレラとなるのか楽しみです。



2015年06月05日(金) 会社の池の雛8羽

月曜日に会社の池に現れたカルガモの雛10羽ですが金曜日の夕方時点で8羽残っていました。月曜日からの5日間で2羽が擬制になったようです。カラスか野良猫に襲われたと思います。今日の午後池のカルガモが異常なほど騒がしいとおもったら、池の近くに白い野良猫が近づいていました。野良猫は池の縁ギリギリに襲う姿勢をとって「カルガモの雛」が近づいてくるのを待っているようでした。

非常に間が悪いのですが、雛を守ろうとする親ガモが勇敢にも猫に向かって近づき大きな声をあげているのですが、無邪気な8匹の雛は親の後を突いて回るので結果的に野良猫の方に近づいていってしまいます。人間が近づいたことに気付いた猫が池を離れたので「雛」は難を逃れましたが、親の勇気ある行動が雛を危険に晒す皮肉な光景を見てしまいました。

猫とカラスに狙われると非常に危険なカルガモの雛ですが、カルガモの大人の他に「味方」がいることが分かりました。それは池の周りの木にやってい来る「尾長」です。池近くの大きな木にはカラスもやって着ますが、最近「尾長」が多数やってきて「カラス」と縄張り争いを演じているのです。カラスが「カルガモの雛」を狙って大木の葉陰に身を隠していると、「尾長」がきてカラスを追い払おうしている光景を何度か見ました。「尾長」の縄張りを守ろうとする行動が結果的にカラスを遠ざけていることが分かりました。

生き残った8羽の雛は泳ぎを上手になり動きも素早くなりました。カラス・猫から逃れる体力を身に付けたと思いますが、同時に色々な物に興味を持って親から離れる時間が長くなっているので、油断をしているとカラス・猫の餌食になってしまいます。土・日の会社の池は非情な弱肉強食の場となります。



2015年06月04日(木) 天安門事件から26年

今日6月4日は26年前に民主化を要求する学生等を中国政府が武力で弾圧し多数の犠牲者が出した天安門事件の記念日でした。26年前の1989年は��小平が中国の実権を握り、��小平の強硬な弾圧政策に反対した民主化のリーダの総書記の「趙紫陽」は全ての職務を解任されその後亡くなるまで自宅に軟禁されました。

��小平が民主化を押さえる一方で上からの改革解放政策を推し進めた結果現在の中国があるのですが、経済発展・富裕層の増加と表裏一体で社会問題も深刻になっています。共産党一党独裁政権下においては許認可に関する汚職が無くなるはずはありません。法治国家・三権分立・民主主義という現代国家の当たり前のルールは中国では通用しないのです。

6月1日に起きた揚子江クルーズ船転覆事故は原因は分かっていませんが、数百人の命が奪われたことも然ることながら、家族が行方不明になっている事故関係者に対する中国政府の対応は非常に冷たいもののようです。26年間の中国政府の弾圧で中国国民(一部の少数民族は別にして)は政府を直接批判することが無くなりました。しかし今回の事故に関しては国民は黙っていられるとは思えません。

特に今回のクルーズ船に乗っていた乗客は「上海」の都市中産階級のお年寄りが多いということなのです。経済発展を牽引してきた都市市民層は改革解放の恩恵を受けてきた層で中国政府の支持基盤でもあったのですが、その中産階級層が政府への批判を強めることになると状況は違うと思います。「上海」は首都北京とは違って政府に対してはっきり物を言うかもしれません。民主化を求めて抵抗した香港の若者も再び政府批判を強めるかもしれません。しばらく中国の情勢から眼が放せません。



2015年06月03日(水) ギリシャのヴァイオリニスト「カヴァコス」

6月1日(月)午前0時からNHKBSプレミアムで放送されたベルリンンフィルヨーロッパコンサート2015の模様を観ました。このコンサートは2015年5月1日にギリシャ・アテネのコンサートホールで行われたものです。曲目は以下の通り。

ローシーニ作曲:歌劇「セミラーミデ」から序曲
シベリウス作曲:バイオリン協奏曲ニ短調作品47
バッハ作曲:無伴奏バイオリン・ソナタ第3番ハ長調(BMW1005)からラルゴ(アンコール)
シューマン作曲:交響曲第3番変ホ長調「ライン」

演奏
バイオリン:レオニダス・カヴァコス
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サイモン・ラトル
メガロン・アテネ・コンサートホール(ギリシャ)で収録

コンサート放送の前に、今回のソリストギリシャ出身の「カヴァコス」も登場する「アテネの紹介番組」が放送されました。ナレーションがドイツ語なのでドイツで放送されることを前提に作られた番組のようです。債務問題で揉めている「ドイツ」と「ギリシャ」ですが、ドイツにおいてはギリシャの状況があまり知られていないことを証明するかのような紹介番組でした。

日本でも「ギリシャ・アテネ」の紹介番組は非常に少ないと思います。古代文化遺産が豊富なことではイタリアに匹敵するギリシャですが、残念ながら観光事業では非常に遅れてしまっています。それが債務問題の原因のひとつでもあるように思えました。番組に登場する「カヴァコス」のキャラもそうなのですが、アテネの紹介内容は「暗い感じの情報」が多いのです。地中海の眩しい太陽と美しい海、美味しい食べ物といった南イタリアの名物のようなものは無く、暗いレストラン・陰鬱な伝統音楽・社会の貧しさ等が大きく紹介されます。アテネの博物館内部も放送されましたが、展示品はギリシャ芸術だと思いますが非常に地味に紹介されます。全体的に債務門相・社会の停滞の渦中にある人々の紹介内容で、行きたくなるようなアピールする工夫が足りないのです。ひょっとすると本当に魅力がなく、難しい国なのかもしれないと思ってしまいました。

シベリウスのヴァイオリン協奏曲をじっくり聞きましたが少し変わった演奏だったと思います。というのもラトル・ベルリンフィルメンバーはいつもの様に熱演を展開し、シベリウスの音楽にのめり込んでいるのですが、ソリスト「カヴァコス」は冷めた演奏を淡々と進めます。もともとそういう「キャラ」なのかとも思いますが「チョンキョンファ」とまでは言いませんが感情を表に出した方が見ていて楽しいと思います。左手の動き・正確性、右手のボーイングは素晴らしいのですが、アテネ出身の「カヴァコス」がシベリウスを得意にしていること自体少し少し変わっています。3楽章最後の方こそ熱演となりましたが「カヴァコス」の雰囲気はアテネではなく「冬のフィンランド」です。最初のアテネ紹介番組の中で一瞬「マリア・カラス」の肖像が流されました。そういえばギリシャ系移民のカラスも難しい人物であったのだろうと思い至りました。

シベリウスの協奏曲に対して聴衆は熱狂的な拍手を送りました。カヴァコスは力演タイプではないのですがギリシャの聴衆の反応はすごいものでした。EUの盟主ドイツのベルリンフィルを向こうに回して対等にシベリウスを弾き切ったギリシャの音楽家への賞賛のような感じも受けました。カヴァコスはアンコールに答えて非常に地味なバッハのラルゴを弾きました。どんな感情が込められているのか全く分からないラルゴは淡々と地味な音で弾かれました。因みにこの演奏会の後にベルリンに戻ったベルリンフィルのメンバーは14日に次期指揮者選定会議を開催したのですが結論を得ることはできませんでした。



2015年06月02日(火) 中国揚子江でクルーズ船転覆

月曜日の午後9時30分頃中国揚子江の「三峡クルーズ」で南京から重慶に向かっていたクルーズ船「東方の星」が転覆しました。この日は天候が荒れていて突風に煽られたことが原因のようですが詳しい状況は分かっていません。クルーズ船には406名の乗客と47名の船員・旅行代理店社員がのっていましたが、今のところ船長と機関長を含む12人が救助されたということです。

転覆したクルーズ船は「船底」を見せて川に浮いている状態で、船底を叩くと乗客からの反応が返ってくる状態のようです。船内には空気が閉じ込められている状態のようですが空気は限られているので、早く救出しなければなりません。中国の李首相が現地に乗り込んで救助活動を指揮しているようですが救助作業は難航しているようです。

この「三峡クルーズ」というのは揚子江の名勝地を巡る1500Km程のクルーズで非常に人気があるもののようです。揚子江沿いの有名な三つの峡谷を巡るのでこの名称が付いていますが、他にも「赤壁」などの三国志に出てくる有名な場所も訪問することができるのだそうです。下流の基点は南京、上流の基点は重慶という大都市ですので、飛行機を使えば外国人も容易にこのクルーズに参加できるのです。この「クルーズ」では超豪華客船からそれ程でもないクルーズ船まで各種の船が就航しているようです。今回沈んだ船には主に中国人観光客が乗っていた「後者」タイプの船だったようです。

昨年4月16日多くの高校生修学旅行客を乗せた韓国のフェリー「セウォール号」が沈没しました。セウォール号の場合も今回の「東方の星号」の場合も国内の客を乗せた比較的安めに設定されたツアー船であったようです。しかしだからと言って安全対策を疎かになっていては困ります。徹底した事故原因の解明が求められます。



2015年06月01日(月) カルガモ雛今度は10羽



先々週の金曜日朝の会社の池には「5羽」の小さなカルガモの雛が親鴨の後に付いて泳いでいました。しかし翌週月曜日(25日)には雛の姿はありませんでした。多分「カラス+野良猫」の天敵に襲われたのだと思います。その後「雛」の生まれた池の「浮島」にはカルガモの親が蹲っている姿がありました。

親鳥は急に居なくなってしまった雛をまだ育てているつもりで巣に蹲っているのだと考えていたところ、今日1日月曜日の朝には別の10羽のカルガモの雛が池で泳いでいました。浮島に蹲っていた親鴨はひょっとして別の親鴨だったのかしれません。5羽の雛が居なくなった後に素早く巣を横取りして卵を抱いていたのかもしれません。

今回生まれた10羽の雛はラッキーな雛だと言えます。月曜日から金曜日まで会社の池近くには我が社の社員がいるので、日中は「カラス+野良猫」は容易に池に近づけません。夜間はカラスは目が聞きませんから後は野良猫の夜襲に気を付ければ良いのです。浮島に逃げ込んでしまえば野良猫は手出しができません。土曜日までの5日間の間にどんどん餌を食べて成長して運動能力が付いてくれば天敵達から逃れることもできるようになります。頑張って生き残って欲しいと思います。




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