KENの日記
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2014年02月27日(木) レアルのベイル本領発揮!

サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝トーナメントはベスト8進出をかけた試合が各地で行われています。26日に行われたドイツブンデスリーグの「シャルケ」がレアル・マドリードをホームに迎えた試合は、「6−1」という大差でレアルが勝利しました。この試合でレアルは「ベイル・ベンゼマ・クリスチアーノロナウド」の「BBC」トリオが2点ずつの計6点を奪って完勝したとのことです。

レアルの「BBC」トリオがこのまま絶好調を維持すれば「バイエルンミュンヘン」と並ぶ優勝候補に躍り出るでしょう。マンチェスターユナイテッドやACミランが不調なことに対比してバイエルンとレアルの好調さが目立ちます。

イングランドのトッテナムから史上最高額でレアルに移籍した「ベイル」がその実力を発揮し始めました。イングランドプレミアリーグがどうも元気がないのはこういう「人材流出」が響いているのだと思います。バイエルンもレアルの各国代表のトップ達を集めたドリームチームですが、ウェールズ出身のベイルはワールドカップでそのプレイを見ることができないのは非常に残念です。



2014年02月25日(火) 旧友のお別れ会

高校の吹奏楽班で3年間一緒だった友人が昨年暮れに亡くなり、故人を「偲ぶ会」が開催されたので妻と一緒に出席してきました。故人の意思により葬儀は親族だけで済ませたとのことですが、今日は故人に縁のある同僚・友人があつまり酒を酌み交わしながら故人を偲びました。

その友人の職業は要すれば「シナリオ作家」であり、その職業は「酒」とは斬っても斬れない関係があるようです。それほど体力があるほうでは無かったと思いますので創作の激務と酒が彼から熟成の時代を奪ってしまったようです。以前に軽い脳梗塞を起こしたので血液さらさらの薬を飲んでいたところ、今度は脳出血を起こして致命傷となってしまったのだとのこと。

これまで親を含めて自分よりかなり年上の人の葬式を経験してきましたが、自分と同じ世代の友人の不幸はまた違った感慨をもたらすものです。



2014年02月20日(木) ラジブ・ガンジー殺人犯人グループ釈放か。

インド南部のタミールナドゥ州政府は18日、1991年のラジブ・ガンジー殺害犯の7人全員を釈放すると発表しました。7人の中の3人は死刑が確定していて服役中でした。インド国内の死刑制度に対する国民の反対意見もあったようですが、インド最高裁判所が3人の死刑を取り消したことを受けて、タミールナドゥ政府が決定したものです。勿論7人は全員隣国スリランカの反政府組織のタミール・タイガーの暗殺団でした。

1991年5月21日のラジブ・ガンジー暗殺から23年、2009年5月のスリランカのタミール・タイガー敗北(5月19日リーダのプラヴァカランの遺体発見)から5年が過ぎようとしています。釈放される7人の戦士は非常に複雑な心情だろうと思います。故国スリランカのタミール・タイガーは滅亡しています。釈放が実現した場合にスリランカ政府はどのように迎えるのでしょうか。

ラジブ・ガンジー関連のニュースがこの時期に飛び出すのも複雑な背景があると思います。今年4月に行われるインドの総選挙では与党の国民会議党の苦戦が予想されています。この国民会議党を率いるのが、ラジブ未亡人のソニア・ガンジーと長男のラフール・ガンジーです。ラフールさえしっかりしていれば問題ないのですが、そのらフールが父ラジブに似て線が細い感じです。

インド国民がラジブ関連の記事を読んで、ネルー・ガンジー家御曹司を待望のリーダとして思い出すのか、難しいスリランカ内戦に介入して混乱を拡大し爆殺された未熟な政治家を思い出すのか意見は分かれるでしょう。なおデリーの中央政府は南部タミールナ・ドゥ政府の決定に反対しているようです。



2014年02月18日(火) NHK経営幹部の発言

キャロライン・ケネディ大使がNHK経営委員・会長の発言を嫌気し、以前から申込みのあったNHKからのインタビューを断っていることが確認されました。アメリカ大使館の発表では在日大使館と本国政府の統一した見解だとのことです。

4月22日からオバマ大統領が来日することにとになっていますが、その前にはケリー国務長官が3月に来日して「地均し」をするようです。更にその前にはケネディ駐日大使が日本側に何らかのメッセージを伝えてくると思われます。大統領来日を成功させるためには、その前にかなりの努力が必要になりそうです。宿題は勿論「日・中・韓3国の緊張緩和」に向けた日本の取り組みに対する要望です。駐日大使、国務長官、大統領の発言・行動を細大漏らさずに把握して対応すべき段階に入っています。

そういう時期にNHK会長と経営委員の中に喫緊の情勢を把握できない委員がいるのですからこれは「即交代」すべきだと思います。安倍首相の人事に誰も文句を言えない状況であるならばなおさら困ったものです。

最近のNHK経営委員の一連の問題発言は以下のようになっています。

○籾井NHK会長が就任会見で従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べて韓国政府の対応を批判。

○百田経営委員は東京都知事選での応援演説で、米軍による東京大空襲や原爆投下を「大虐殺」と表現し、A級戦犯を裁いた東京裁判は「それをごまかすための裁判」と指摘。更に南京大虐殺については「そんなことはなかった」と発言。

○長谷川経営委員は右翼の朝日新聞社内での拳銃自殺を礼賛し、朝日新聞を批判する追悼文を発表。

いずれも阿倍首相が喜びそうな発言です。この発言の調子では阿倍首相の靖国参拝も大歓迎する人達のように思えます。ケネディ大使もアメリカ政府も安倍首相の靖国参拝には「失望した」とコメントしました。

国際的ジャーナリスト団体「国境なき記者団」が「世界報道の自由度ランキング」を発表していて2月12日に2014年版が発表されました。それによると日本は59位となり、2013年の53位から更に順位を下げたとのことです。日本は2009年17位、2010年は11位と世界でもトップクラスの自由度であったそうですが、福島第一原発放射能漏れに関する情報のあり方が問われて2013年には53位と大幅にランクを下げたのだそうです。そして最近では特定秘密保護法の成立によって更にランクを下げました。アジアの中では、台湾(50位)、韓国(57位)を下回っている状況だそうです。

阿倍首相が極端に朝日新聞を嫌っているとか、政府に任命権のあるNHK会長、経営委員に自分の考え方と近い人を選ぶとかその姿勢には危険な匂いを感じます。東京オリンピック招致決定は嬉しいニュースでしたが、そのプレゼンにおいて阿倍首相が福島第一原発の安全性に関して「大見得」を切ったことも心配でした。大本営発表の華々しい戦果報道の影で隠された現実を知らずに喜んでいた国民は後でとんでもない痛い目を見ました。



2014年02月11日(火) ドレスデン国立歌劇場オーケストラのジルヴェスターコンサート2013

ドレスデンシュターツカペレのジルヴェスターコンサートに模様を聞きました(勿論放送録画です)。指揮はドレスデン歌劇場のシェフのクリスティアン・ティーレマン。ゲスト歌手はソプラノのルネ・フレミングとテナーのクラウス・フローリアン・フォークト。2012年の年末ガラは「カールマンガラ」と称してハンガリーの作曲家カールマンの曲を演奏していました。その前の年は「レハールガラ」だったそうです。2013年は「TONIGHT」がテーマだったそうですが何を狙っていたのかはっきりしませんでした。TONIGHTといえばバーンスタインのウエストサイドなのでしょうが。

NHKBSプレミアムの同じ日の放送で、ドレスデンとベルリンのジルヴェスターコンサート模様が前後して放送されました。ラトル・ベルリンフィルが「ラン・ラン」を呼んでプロコフィエフのピアノ協奏曲の超絶名演を披露しただけに、ドレスデンの年末コンサートの方の大雑把さにはあきれました。

そもそも「ティーレマン」がどうしてドレスデンのシェフを続けているのか全く理解に苦しみます。非常に強引で堅苦しい指揮ぶりは老成して数々の名演を聞かせるようになる前の「ショルティ」の若い頃を彷彿とさせます。ティーレマンが老成するどうかこれからの話ですが、純粋ドイツ生まれの指揮者として、バイロイト・ミュンヘン・ドレスデンを舞台に活躍し、強引な指揮法と、ナチ制服が似合いそうな厳つい風貌は正直言って好きになれません。奏でられる音楽には柔軟性がなく人間味・優しさが感じられないのです。

そんなティーレマンの指揮ですが2012年年末コンサートは結構気に入っていました。というのもテノールの「ピョ−トル・ベチャワ」と気品あるソプラノ「インゲボルク・シェプフ」の歌が非常に良かったからです。特にベチャワの誠実な歌い方と上品で力のある声は非常に好感が持てました。それに対して2013年は「ルネ・フレミング(ソプラノ)」と「クラウス・フローリアン・フォークト(テノール)」でした。1959年生まれのフレミングは既に声に張りがないし、テノールのフォークトは少年合唱団みたいな発生で迫力が全くない。東京国立オペラ劇場で歌って人気があるようですが、この人の声は国際的に通用しているのかしらと疑いたくなります。フレミング出演なのでそうしたのかどうかわかりませんが、英語の歌が多かったような気がします。ドレスデン歌劇場の観客も高い入場料を払ってこういう音楽を聴いて満足するのでしょうか。

ベルリンフィルのジルヴェスターコンサートは素晴らしかったのですが、既に辞めることが決まっているラトルに関して一言。奥さんのマグダレーナ・コジュナーをベルリンフィルの公演を頻繁に使うところが少し気になっています。2013年のプラハでのヨーロッパコンサートでコジュナーと共演しましたが、私としてはコジュナーの声には「?」マークが付きました。同じ2013年バーデンバーデンでの「魔笛」での「3人の侍女」もそうですし、2014年春の、マノン・レスコー、ヨハネ受難曲でもご一緒するようです。カラヤン、アッバードに女性問題がありましたが、ラトルも変なことにならなければと思います。関係ないですがラトルの後に「ティーレマン」がないことを祈ります。



2014年02月09日(日) 「花春」発見



武蔵浦和駅近くのスーパーオリンピックに買い物に行ったところ、何と会津の酒「花春」が置いてありました。花春の純米酒 濃醇(のうじゅん )720ml瓶1050円。早速買い求めて夕ご飯時頂きました。非常にさっぱりしているのにしっかり日本酒の味わいのある味でした。一升瓶を買ってきても長くは持たない味です。私の好みの大阪の呉春、新潟の雪中梅に匹敵するすっきり系の日本酒です。一升瓶が欲しくなります。

「花春」との出会いは仙台勤務時代に遡ります。日本酒好きの福島出身の同僚と福島に出張した折に、田舎の酒屋さんを覗いたところ「花春普通酒」が置いてあったのでした。その酒好きの同僚は非常に驚き興奮し早速一升瓶を買い求めました。地元の酒好きがそれほど欲しがる酒ならばと私も一升瓶を買い求め仙台に持ち帰りました。そして飲んでみて「さすが」と唸ったものでした。

東北には美味しい酒が沢山あり最近では関東でも手に入りますが、この「花春」だけは一般の酒屋さんで見ることはありませんでした。酒造元のネット販売で入手することはできますが、酒は「酒屋」を探して買ってこそ値打ちがあると思っていますから、仙台以来「花春」からは遠ざかっていたのでした。それがスーパーの酒売り場に並んでいるのですから驚いてしまったのでした。

福島の酒というと、会津地方では栄川・飛露喜、二本松の大七などを好んで飲んできましたが、「花春」に再会して昔の感動を思い出しました。昔も今も酒好き体質は変わらないものです。暫くスーパーオリンピックで買い物をする機会が増えそうです。



2014年02月07日(金) 第一次世界大戦直前の英独関係か

南華早報(SCMP:South China Morning Post)で鋭い記事があったので記録しておきます。それは安倍首相がダボスの記者会見で口にした「第一次世界大戦直前の英独関係」の関することです。安倍首相は否定していますが本心では中国を台頭するドイツに擬えていることは明白です。多くの日本人中国のことをそのように考えていると思います。

そうした一般的な判断を前提に、SCMPは中国・日本のどちらが「ドイツ」なのかに関して一石を投じます。つまり安倍総理の「特定秘密保持法、集団的自衛権に関する憲法判断変更、靖国参拝」という一連の行動を見るにつけ、戦後初めて軍備拡張に踏み出した「日本」もドイツに擬えることは十分可能であるとしています。特定秘密保持法・集団的自衛権はともかく「靖国参拝」については同盟国アメリカも眉を顰めているということを付け加えることを忘れていません。しかしSCMPは第二次世界大戦直前の英独の指導者とは違って、現在の関係国の指導者達は事態を収拾することができるだろうとの認識を示しています(そんな能力があるのなら教えてよと投書で突っ込まれていますが)。

但し当時と違う気掛かりな事情を指摘していて心配になります。それは、安倍首相、習主席、朴大統領、アキノ大統領(安倍首相の味方として最近登場)等関連国の指導者が嘗ての指導者の二世・三世であるということです。SCMPは二世・三世指導者に共通する特徴として2点あげています。

〆嚢盡⇔呂望紊蟲佑瓩襪海箸悗龍い願望(プライドとコンプレックス)
⊆国の威信を守ることに強く執着(保守主義)

そしてこの二世・三世指導者の共通性向は民族志向の強い圧力に容易に載せられてしまう傾向があるとしています。このことは安倍・習・朴の3首脳の行動様式に共通していると思います。そう考えるとアメリカがブッシュでなくてオバマで良かったと思います。上記の指導者達には二世三世政治家の弱点を乗り越えて国際協調の新たな枠組みを構築し歴史に残る指導者になって欲しいと思います。

更に中国に対しては、アメリカと並んであるいはアメリカを追い抜いて世界のスーパーパワーになろうとするならば外交において「我慢する大人の態度」を学ばなければならないと指摘しています。アメリカがいがみ合う日中韓の間にあって我慢しながら非常に慎重に立ち回っていることを評価しているのだと思います。

これに付随してSCMPは日本について痛いところを突いています。「日本はこれまで世界のスーパーパワーになろうなんて考えたことはない。つまり隣国との関係で大人の外交関係を確立しようなどとは考えないから、少なくとも近代において領土紛争を平和的に解決したことはない」と指摘しています。

日本は聖徳太子の時代から大陸の東端にある島国として「島国根性」を保っていて、世界情勢における主役を演じたことはないし、これからも無いだろうとしています。しかし独立独歩、喧嘩腰あるいは子供っぽい外交で周囲と平穏にやっていけるはずはありません。それこそ日本が歴史から学ぶべきものだと思います。



2014年02月06日(木) 佐村河内さんの音楽

「交響曲第1番HIROSHIMA」で一世を風靡していた佐村河内守(さむらごうちまもる)さんですが、その交響曲を含め佐村河内さんが作曲したとされる殆どの曲は十数年前から別の人物が作曲してきたとの報道がありました。佐村河内さんサイドの弁護士が発表したようで本人も認めているようです。

今日は裏で作曲していた大学講師の新垣隆(にいがきたかし)さんが記者会見を行いこれまでの経緯が少し明らかになりました。佐村河内さんと新垣さんの関係は明らかになりましたが、「佐村河内人気」は二人だけでできるものではないと思います。裏にはまだ多くの音楽界の仕掛人がいるのではないかと思います。

佐村河内さん作品(本当は新垣さん)が有名になった背景には、触れることが難しい微妙な問題があると思います。それは「不幸な生い立ち」「障害者」「原爆被害」「東日本大震災による被害」といった繋がりです。これらの話題はまず同情してその支援者であるとすることが求められます。これらの問題で否定的な態度をとることは実際できません。この話題と「稀有な天才」とが結びつくとき、多くの人はかなり強い先入観を持って音楽を聴くことになります。

もし最初から佐村河内さん自身が作曲の過程をキチンと公開していたらどうなっていたでしょうか。佐村河内さんが曲作りの上でどのような役割を果たしていたのかまだ詳細はわかりませんが、実質的なアイデア(楽曲構成)とか主要旋律、コード進行、楽器の使い方などについて佐村河内さんがオリジナリティを発揮していたのなら、堂々と自分のアイデアで作られた曲だと胸を張っても良いはずです。そうすれば自分の生い立ち(幼少の頃の神童伝説やホームレス経験とか)や作曲家庭に関するオーバーな説明は必要無かったでしょう。

これから様々な関係者のコメントが出されると思いますが、誰が作曲しようとも良いものは良いし駄作は駄作です。佐村河内さんにチヤホヤした人、胡散臭いと考えていた人様々います。日本の演奏家や評論家、一般の音楽愛好家の見識が試される格好の問題だと思います。




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