KENの日記
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2010年04月20日(火) 長崎出張

昨日から長崎出張です。パソコンを持参したついでで空港でワイヤレスでアクセスしたところ空港ラウンジの無線LANに繋がりました。これから1時45分のANA666で横浜に戻ります。羽田空港からは京浜急行線で会社最寄の神奈川新町まですぐです。

長崎は「坂本竜馬」ブームです。NHK大河ドラマがいよいよ長崎に舞台を移すので、街中盛り上がっている感じです。昨日の夜は「思案橋」の丸山公園近くの居酒屋で飲みました。直ぐ近くに「花月」という竜馬も通ったという「置屋」(今は高級料亭とのこと)があります。長崎入りは月曜日の午前中のANA便でしたが、小学生の修学旅行団体がいて飛行機は満席でした。今日の帰りの便は比較的空いているようです。

長崎の会社事務所は市街地の南の「西泊り」という場所にあります。長崎駅からはバスで20分程度。直ぐ近くに大規模な三菱造船所があります。今長崎事務所には「すばる」と「のぞみ」が停泊しています。すばるは5月末の出航に向けて準備中です。昨日・今日の長崎は雨模様でした。実は4月の末にもう一度長崎に来る必要があるのです。

(以下は家に帰ってから書いています)
長崎への出張はいつもANAを使いますが、4月から客室サービスが変更になりました。これまでエコノミークラスでも無料でサービスされていたジュース、コーヒー、スープ類が有料になりました。航空運賃は従来と同じなので実質「値上げ」です。ANAは少し前からアルコール類の有料販売を始めていましたが、ノンアルコールの飲み物も有料になってしまいました。

私はこの原因のひとつに「JAL」があると思います。国内線ではANAとJALとでだいぶ差が開いてしまった感があります。ANAは少しばかり値上げしても「JAL」に客を取られる心配がないのだと思います。私としては、客室乗務員に外国人を雇ってもANAには客室サービスは維持して欲しかった。更に、主要なルートへの格安航空会社の新規参入を促進すべきです。このままだと「JAL」の低迷によって「ANA」まで体質が悪くなってしまう恐れがあります。



2010年04月17日(土) 姪の結婚披露宴

姪の結婚披露宴に呼ばれ家族4人(妻、長男、長女、私)で出席してきました。高齢の母をどうするか少し悩んだのですが、電車の乗換えがシンドイと思われたので母には留守番をしてもらうことにしました。母の昼食・晩飯の準備をしての日帰りの京都旅行ということになりました。

関東は昨夜の雪模様から雨に変わったものの、道に雪が残っていて、おしゃれして出かけるには最悪の天候でした。新幹線で西に向かうに連れて天候が回復し、静岡件に入る頃には青空がのぞいて富士山を見ることができました。京都は勿論良い天気で、観光客も多いし、気持ちの良い日和となりました。

披露宴の場所は東山粟田口の「美濃吉本店」。大変立派な料亭でした。京都駅からタクシーでいきました。20年前大阪勤務時代に京都には何度か来たことがあり、東山の辺りは記憶にあるかなと思いましたが全く覚えがなく新鮮でした。美濃吉は三条通りの東側にあります。もう少し時間があれば近くを散策すると昔の記憶が蘇るのか知れませんが今日はトンボ帰りでした。

我が家の4人は酒が強いし弟夫婦も酒が飲めるので、こちら側親戚席の酒の消費量は大変なものだったようです。私は途中から記憶がありません。美濃吉さんが準備してくれた酒(日本酒、赤白ワイン)は大したものでした。お祝いに出かけて随分満足して帰ってきました。



2010年04月10日(土) 血糖

もっとも一般的な「HbA1C」は、血液中の糖(グルコース)と赤血球のヘモグロビンが結合した糖化タンパク質です。これが全体のヘモグロビンの何%あるかを測定します。赤血球寿命120日から考えて過去1〜2ヶ月の血糖コントロール状態を反映します。標準の値は「4.3%から5.8%」だそうです。ヘモグロビンの寿命が120日と長いので、過去1ヶ月の糖の状態を反映しているといえるようです。実際には過去2ヶ月、過去3ヶ月の要素はまだ残っていますが。

これに対して、「グリコアルブミンGA」血液中に存在するタンパク質の一種のアルブミンと糖(グルコース)が反応(糖化)したものです。糖化タンパク質の量はタンパク質が接触した「糖」の量と時間に比例して増減するので過去の血糖の状態を知る上で指標になるのです。アルブミンの寿命は約一ヶ月と短いので、過去2週間〜1ヶ月の血糖コントロール状態を反映するので、「HbA1C」に比べて早く大きく変動するのだそうです。こちらの標準は「17未満」が望ましく「24」以上で異常な状態となるようです。数値としては「HbA1C」の約「1/3」と考えておけば良いようです。

「献血」時の生化学検査において昨年から「グリコアルブミンGA」が追加されました。これまでの状況は以下の通りでした。

21年11月:18.8
21年12月:19.0
22年 1月:19.1
22年 2月:18.7
22年 3月:17.9

今日今年度1回目の「献血」をして来ました。はてして「グリコアルブミンGA」の比率は改善しているでしょうか。目標は「17%前半」です。



2010年04月09日(金) 湘南新宿線遅れ

通勤で使っている湘南新宿線ですが、埼京線から赤羽・池袋で乗り換えができます。少しでも座席に座る可能性を増やすためは車両の奥に入り込む必要があるのですが、そのためには池袋で乗り込むより、赤羽で乗り換えておいた方が有利なのです。ということで、赤羽駅でダッシュで乗り換えることが多いです。というのも「赤羽−池袋」間は埼京線の方が早く走るので、池袋で乗り換える方が赤羽で乗り換えるより余裕はあるのです。

この行動が今日は裏目に出ました。なんと大塚駅の山手線内回りの人身事故が発生。乗っていた湘南新宿線は山手線巣鴨駅近辺でストップしてしまいました。約40分の停車でした。埼京線に乗っていれば大崎まで行って品川経由で横浜まで行くことができました。横浜まで通勤するのに巣鴨駅でストップはショックでした。

湘南新宿線といえば、新しく「武蔵小杉駅」が開業しました。南武線、東急線と連絡しているので非常に便利な駅となります。新しい武蔵小杉駅には湘南新宿線、横須賀線のほか成田エキスプレスも停まります。久しぶりにJRでも非常に有力な駅が誕生したことになりました。



2010年04月03日(土) ドュダメルのマーラー交響曲第一番

NHK教育テレビでドュダメルのマーラー「巨人」が放送されました。彼のロスアンジェルスフィル主席指揮者就任コンサートの模様です。アマチュアのシモンボリバルユースオケとは違ってプロのオーケストラは「のりのり」ではないけれど、それでもLAフィルの楽員はドュダメルの「天才」に触発され、ものすごい名演を残したと思いました。

マーラーの交響曲が非常に新鮮でそして自然に聞こえました。長い曲ですがこれは一気に聴くことが大切なのだと思いました。というのもドュダメルは全曲通した「見通し」「設計図」に基づいて演奏していると思えるからです。ドュダメルの天才は全曲を俯瞰した上で個々のフレーズを処理しているのだと思います。従って当然ながら最後の音が消えたときに最高潮に達します。それまでの瞬間瞬間は息の長い緻密な助走なのです。

それにしてもLAフィルは上手に主席指揮者を選びました。これでLAフィルの海外公演(特に日本公演)は満員間違い無しです。本番が魅力的なのでどれくらいCD・DVDが売れるのかわかりません。というのもドュダメルの音楽は聴衆に緊張を強いるので、そう何度も聞くことができないのだと思います。

これからドュダメルはどのように成長していくのでしょう。若くして楽壇での地位を確立してしまった場合、順風満帆に歳をとって「老成」したらどうなるのでしょう。残念ながらこれまでにそうした例はないように思えます。かつての大家には「戦争」「体制」という大きな障害がありました。その厳しい境遇が大きな才能を開花させた面があったと思います。

ドュダメルを聞いていて「早逝」してしまうのではないかと心配してしまうのは私だけでしょうか。




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