KENの日記
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2008年05月31日(土) 懸案を処理

明日の日曜日職場の同僚の結婚式なので用事を片付けることができないため、小雨の降る中を自転車で走り回り懸案事項を何件か処理しました。

ひとつは県立図書館から借りていた「将門の本」を返しに行くこと。本当はもう少し味わいたかったのですが大急ぎで読了してしまいました。やはり自分の本のようにゆっくり・じっくり読むわけには行きません。

県立図書館は浦和駅から遠くない場所にあるのですが、図書館に自転車を置いて直ぐ近くにある「Wめがね」に注文した「めがね」を取りに行きました。実は先々週の日曜日に「遠近両用のめがね」を作ったのです。

電車の中で本を読む時には本と目が近いので、「めがね」をしているとぼやけて見えないのです。これが老眼ですね。勿論机の上のパソコン作業する時にも「めがね」を外すようになっていました。電車の中で「めがね」を外して胸にポケット入れていたら、埼京線の混雑の影響からか「めがね」のツルが壊れてしまったのでした。不便を解消すべくいよいよ決心したというわけです。遠近両用はレンズの上半分が近視で下が遠視です。まだ慣れませんが慣れてくると「めがね」を外さずに電車の中で本が読めるはずです。

「めがね」を注文してしまってからですが、今週同じ「めがね屋」さんから誕生日割引の葉書が届きました。その葉書を持っていくと「3%」割引してくれるというもの。葉書到着前に既に注文してしまったので割引を適用してくれるかどうか不安はありましたが、親切にも割引してくて3%分の現金を返してくれました。予想外の幸運でそれを原資にして酒屋さん「南浦和の稲荷屋さん)で焼酎を買ってしまいました。

最後に駅によって定期券の更新をしてきました。私が現在の後楽園の職場にかわって丁度一年経ちます。明日から2年目に入ります。



2008年05月30日(金) 我が家のアマリリス




今年もアマリリスの大きな花が咲きました。凄い成長力でぐんぐん茎を伸ばしひとつの茎に大きな花を4つもつけます。さぞ重いことでしょうが頑張って支えています。大したものです。



2008年05月29日(木) 平将門(新潮文庫確保)読了

浦和県立図書館からお借りした「平将門(新潮文庫)中・下」を読み終わりました。色々な方のホームページで名作だといわれているだけあって、素晴らしいものでした。このような名著の文庫版が絶版になっていて、手軽に読めないことにびっくりしましたし、出版社は何をしているのだろうと思います。図書館に関しても、埼玉県立図書館の「中・下巻」はかなり古くて汚れが酷いもので、これから何回も貸し出せる状態ではないし、南浦和のさいたま市立図書館には文庫本の蔵書さえない状態です。本当に寂しい限りです。

「海音寺潮五郎」は鹿児島県出身なので幕末・明治にかけての「薩摩人」を描いた小説が多いのです。特に「西郷隆盛」に対する思い入れが深いようです。何となくですが「平将門」は「西郷隆盛」に通ずるところがあるように思えます。「時代の流れ、周囲の人々との関連等」からどうしても逃れることのできない運命に翻弄されていく姿は悲壮なものです。稀に出現する傑出した人物が一方で「不器用さ」「頑固さ」を併せ持っていることで運命が変わっていく現実が非常に悲劇的に描かれてますし、歴史的に見れば、そのような英雄は結局「早く生まれ過ぎた」だけという風にも考えられます。

海音寺潮五郎の小説には「将門記」から何箇所か引用されています。この「将門記」は将門の時代に書かれたもので、現在では写本でしか残っていないようです。この「将門記」が大したもののようで、歴史書として非常に価値の高いもののようです。時の朝廷に反逆したのですから当時は「極悪人」として扱われたはずですが、将門記の作者は冷静に歴史を綴っているようです。(本当のところは知りませんが)



2008年05月26日(月) スリランカ内戦激化(10)

今日(26日)スリランカ時間の夕方5時少し前ですが、多くの通勤客を乗せた通勤列車がコロンボ南部のデリワラ駅で爆破されて多くの死傷者がでた模様です。デリワラはコロンボからゴールに向かう幹線鉄道の四つ目の駅で、海岸に面したホテルで有名なマウントラビーニア駅のひとつ手前です。この線は南のゴール方面にむかうのですが、線路が海際を走っているので非常に景色のよいことで有名でした。

"Bomb rocks busy Sri Lankan train"

The aftermath of February's attack at Colombo's main station.
At least seven people have been killed and 62 injured in a bombing during rush hour on a packed Sri Lankan commuter train, the military says. The blast hit the Colombo-Panadura train in Dehiwala station, in a suburb of the capital Colombo, Brigadier Udaya Nanayakkara said.
He blamed Tamil Tiger separatists for the attack, the latest in a string targeting public transport.

スリランカ政府軍の陸軍・空軍の攻撃が激化し、反政府組織の「LTTE」の支配地域がジリジリと狭まってきている中で、首都コロンボ近辺でのテロは活発化しています。



2008年05月24日(土) ビストロ「やま」

浦和の県立図書館に頼んでいた本を受け取りにいきがてら、妻と一緒に少し車で遠出をして彩の国さいたま芸術劇場に隣接する「ビストロやま」でゆっくり昼食をとりました。浦和の中心部から与野本町の「さいたま芸術劇場」までは非常に分かり難い道でした。特に埼京線・17号大宮バイパス近辺では道が細くて直交してなくと、何時の間にか分からなくなってしまいました。結局17号バイパスに出て漸くたどり着きました。演奏会のときは電車なので便利なのですが。

ビストロやまのホームページ

ビストロ「やま」は確か浦和駅西口の伊勢丹の裏あたりにあったはずです。インターネットで調べてみると2006年2月に現在の「さいたま芸術劇場」に移転したとのこと。人通りの多い浦和駅前から、正直言って交通の不便な「さいたま芸術劇場に移転して正解だったのでしょうか。現在の場所に駐車場スペースが7台分あるとはいえ遠くから食事にくるには少なすぎますね。「コンサートの後にディナーはいかが」という狙いは分かるのですが、自宅に帰ることを考えると「ゆっくり」はできませんね。

今日は二人でワンプレートランチを頂きました。玉葱入りのパンとサラダ、温野菜、魚、肉は美味しくて中年夫婦にとっては適量でした。グレープフルーツのデザートは美味しいのですが量が多すぎの感じもしました。私は最後の紅茶が気に入りました。渋みが出ないギリギリの非常に美味しい紅茶でした。妻がカメラを忘れたので写真は無し。



2008年05月18日(日) 平将門(新潮文庫確保)

前から読みたかった「平将門」に関する本です。海音寺潮五郎の新潮文庫版で「上・中・下」の三巻。新潮文庫では絶版になっていて新刊本は手に入りません。五月の連休で信州の田舎に帰省した時、我が家の本棚に「上」だけ発見したのでした。「上」を読んでしまうとどうしても「続き」が読みたい。ということでずっと「中・下」を探していました。

インターネットオークションに中古品が出品されていますが、「中・下」両方一緒に出品している人は少ないです。あっても「品質」が今一歩であったりしました。日曜日に出勤した時に「神田」の古本屋を探しましたがありませんでした。そもそも中古文庫本を扱っている店が殆どないことが分かりました。もちろん会社の近くの「大亞堂(古書店)」は何度も覗いていますがありませんでした。そもそもこの古書店は自分の店にどういう在庫があるか殆ど把握できていないようで、殆ど趣味で店をやっています。

最後の手で図書館で探しました。まず比較的近い「南浦和のさいたま市立図書館」に行きましたがありませんでした。次に埼玉県立図書館にいき漸く探し出すことができました。久喜の分室にあるようなので取り寄せてもらうことにしました。いよいよ念願の続きが読めます。

(追伸)



「平将門(新潮文庫)全3巻」です。

上巻(我家所蔵)       昭和51年 2月発行 第24刷
中巻(県立久喜図書館蔵) 昭和45年 1月発行 第 6刷
下巻(県立熊谷図書館蔵) 昭和46年12月発行 第 9刷

昔の新潮文庫の表紙は「いい味」出してますね。中巻、下巻のカバー絵は「中尾進」さん、上巻のカバー絵は「辰巳四郎」さんの作です。



2008年05月17日(土) スリランカ内戦激化(9)

16日金曜日、スリランカの首都コロンボのビジネス街で爆弾テロ事件がありました。今のところ死者9名、90人以上の怪我人が出た模様です。場所はコロンボのフォート。嘗て植民地の商館があった場所で今はビジネスの中心地となっている場所です。私が勤めていたスリランカ・テレコムの直ぐ近くです。以下は機能のホームページの報道です。

Suicide attack in Sri Lanka capital kills 9, injures over 90
Friday, May 16, 2008, 10:42 GMT, ColomboPage News Desk, Sri Lanka.

May 16, Colombo: A suspected LTTE suicide attack in the heart of the Sri Lankan capital, Colombo killed 9 and injured over 95 people today.

Military sources little while ago confirmed that an LTTE cadre on a suicide attempt has driven a motorcycle into a Police bus near Sambuddhaloka Viharaya in Fort at 12.05 p.m., today.

Seven out of the 9 killed were police personnel. Sixty two (62) civilians, 30 Police and 3 Army personnel were among the casualties received at the National Hospital, hospital sources said.

The explosion in front of the Colombo Hilton and in the close vicinity to the Presidential Secretariat and the Ministry of Finance seriously damaged several vehicles traveling in the area at the time.

The blast comes in the eve of the Vesak week, which was declared by the government starting from today. Sri Lanka Defence Ministry starting from yesterday enforced special security measures in the country for the upcoming Vesak festival.



2008年05月15日(木) 喜久泉(西田酒造)




「田酒」を作っている西田酒造(青森県)のもうひとつの看板の「喜久泉」です。南浦和の稲荷屋さんで購入。

西田酒造のホームページ

西田酒造では醸造用アルコールを全く入れていない「田酒」と適量の醸造用アルコールを入れた「喜久泉」の二つのブランドを送り出しています。こちらの喜久泉も芳醇で香りが高く非常に美味しい酒です。冷でも良いし「燗」でも非常に美味しくいただけました。

この吟冠・吟醸造・喜久泉は青森県産酒造好適米「華吹雪」を60%まで精米したものです。上のクラスだと「山田錦」をつかったものもあります。でもこちらでも十分美味しいです。



2008年05月10日(土) 中国の白酒「安徽国の春秋」




中国の白酒「皖国春秋」です。日本語・英語の情報が全くないので、中国の百度の検索ページで中国語の記事を探して、Exciteの翻訳ページで日本語にしました。少し変な日本語ですが概要はつかめますね。

以下翻訳文


「白酒について」
白酒の定義はです:曲の種類、麹を糖化にして剤に発酵して、でんぷんの質(あめの質)の原料を利用して、蒸しますを通じて(通って)陳を煮て、糖化、発酵して、蒸留して、換えてつくってなる各類の白酒を形成することに形成してしるしをつけます。

中国の特有な1種は酒を蒸留します。でんぷんあるいはあめの質の原料から酒の濁り酒を製造してあるいは蒸留しますを通じて(通って)にごり酒に発酵します。また焼酎は、いつもナイフなどを無駄に(ただで)して、燃やすと語っています。酒の質の無色の(あるいは小さい黄)は透明で、匂いのよい香りは純粋で、入り口の真綿はいつも甘くすっきりとしていて、アルコールの含有量はわりに高くて、貯蔵しますを通じて(通って)年を取って熟している後に、持ってエステル種類を主体の複合香りにします。

優良品質の白酒は期限を貯蔵する適切なのが必ずあるなくてはなりません。白酒のは期限を貯蔵して、瀘型の酒は少なくとも3〜6ヶ月貯蔵して、多く1年以上にあります;汾型の酒が号を貯蔵するのは1年ぐらいで、チガヤ型の酒は3年以上貯蔵することを求めます。

白酒は中国の伝統が酒を蒸留するのです。また「焼酎」と「無駄に(ただで)します」を量っています。《本草綱目》紀載によると:「焼酎の非古法、元から時に創始して、其法は濃い酒がとまずいですでせいろうに入って、蒸して息の上でさせて、器・で垂らして現します。」ここから得ることができて、我が国の白酒の生産はとても長い歴史にすでにありました。中国の白酒は穀類とイモ種類などのでんぷんに富む作物を原料にして、発酵して蒸留してなることを通ります。酒の度は普通はすべて40度以上で、しかし現在40度以下の低い度の酒にすでにありました。

中国の白酒の酒の液体は澄みきってい透明で、性質が清浄で、ないのは濁って、好みのよい香りの濃厚で、純粋で柔らかい真綿は、切るのは性をたきつけますより強くて、飲んだ後に余香、回想するのは悠久です。中国の各地は皆生産があって、山西、四川と貴州など製品で最も有名です。異なった地区のすばらしい酒はそれぞれその際立っている独特な風格があります。

中国の白酒は醸造酒で進展変化して来て、中国はとっくに麹と麹を利用して酒を醸造しますが、しかし器具の出現を蒸留する前にまた酒の度のわりに低い醸造酒を醸造することしかできません。器具の出現を蒸留した後に、麹と麹の作り出す酒で更に通って蒸留して、酒の度のわりに高いことを得て酒を蒸留することができて、つまり中国の白酒。

「安徽皖酒集団」について
安徽皖酒集団のホームページ

安徽安徽の酒グループは50年余り持って白酒の歴史を醸造して、中国の最大の酒業グループで、安徽省の白酒の業界の支柱の企業、民営の株式制企業です。資本金の1000万元、4つの子会社を持ちます。会社は蚌埠市の景色の美しい張の公の山北の側に位置して、塗山路の488番、従業員の2500数人がいて、その中の専門人員は20%占めて、場所をとります 12 万平方メートル、固定資産の1.6億元、総生産量を持って1万トンの曲の酒の生産基地と現代化を超えて入れて流れ作業のライン(配置)を詰めます。会社は制度を改めてから、梅長志理事長、陳翔の社長を核心の指導グループにして、直面して競争が激化しました


白酒の市場、見通しがきいて、深さは白酒の市場の動作の規則を分析して、しっかりと白酒を捉えてビジネスチャンスを販売して、全体の従業員に一致協力するように指導して、共通の奮闘、安徽の酒グループの経済効果を毎年高まらせます。

会社の生産のシリーズの安徽の酒は80余り品種があって、安徽の酒の王係列、百年のシリーズ、安徽国のシリーズと逸品の安徽の酒のシリーズの四大シリーズの製品ラインを主として、製品は広東、福建、海南、江蘇などの全国の21の省、148の市によく売れて、香港、マカオと台湾などの地区を輸出して、広大な消費者の好感を深く受けられます。会社が何度も省かれて、市レベルは“契約を重んじることに選んで、信用を守って”部門、安徽の酒は連続長年安徽省消費者協会に“消費者の好感の白酒を省きます”の称号に選ばれます。2000年に“安徽の札”の酒は“安徽省消費者協会の推薦の優良品質の白酒”の称号を光栄にも獲得して、企業は安徽省人民政府の授与する“安徽省の品質管理賞”を光栄にも獲得します。2002年に安徽省委員会、省政府が安徽に安徽の酒がグループ有限会社を造ることを授与するのは“安徽省の優秀な民営企業”です。2004年会社の“百年の安徽”の商標は安徽省の商工業の行政の管理局に“安徽省の有名な商標”に選ばれます。“安徽の札”の酒はすでに安徽安徽の酒のグループ有限会社を造るシンボルになりました。

安徽安徽の酒グループは科学技術に堅持していって盛んになって道を待望して、認証を通じて(通って)ISO9002品質管理の標準的な体系を創立してそして、ここ数年来会社はまた巨額の資本に入って業界の一流の微生物の実験室、色を建設してクロマトグラフィーの実験室、コンピュータに曲をつけて中心を制御して、生産のすべての一環に対して全面的な監視し抑制することを行って、手段はいっそう科学化と現代化です。製品の品質を思い切って押さえて、市場を方向誘導にして、安徽の酒人は徽商の“誠実と信用第一主義”の原則を受けてその通りにして、近代的な企業経営の理念で補佐して、特に製品の優良な品質とアフターサービスを重視して、安徽の酒を“0苦情の訴え”の名誉を勝ち取らせて、絶えず開発して市場ニーズのシリーズの安徽の酒に適することを開発します。安徽の酒は濃い香り型を主として、柔らかい甜浄がさわやかです、好みが純粋です、かまどの香が濃厚です、回想するのが長いです、全国に名をとどろかします。“安徽の酒の王”、“百年の安徽の酒”、“経典の百年”、と“安徽国の春秋”を代表の中級と高級の酒にして、技術が独自の境地に至っている鈎は換えて伝承した安徽の酒の精華に味をととのえて、抜群の品質と口当りは安徽の酒の未来を新機軸を打ち出しだします。



2008年05月05日(月) 全国こけしコンクール

宮城県白石市で毎年行われている「全国こけしコンクール」に行ってきました。会場は東北新幹線白石蔵王駅からすぐの多目的ホールのホワイトキキューブ。今回で50回目になるのだそうです。東北の「こけし」に関する催し物は以下のものがあります。

全国こけしコンクール(50回目) 場所:白石、開催時期:春の連休
全国こけしまつり(今回53回目) 場所:鳴子、開催時期:8月末
みちのくこけしまつり(今回28回)場所:山形、開催時期:10月中旬

何れも東北地方で東京からは遠いのですが中では白石は比較的便利でしょうか。鳴子も非常に良い温泉なのですが新幹線の駅からも大分遠いのです。仙台に住んでいる時には何度か鳴子には行ったことがありました。白石も有名な鎌先温泉があります。やはり「こけし」と「温泉」は深い繋がりがあります。今回会場で何人かの工人さんが絵付けの実演をしていました。5日の日は女性工人の日だったようでした。その中で鳴子の柿沢眞里子さんの「こけし」を記念に買ってきました。下の写真は柿沢さんです。




柿沢さんのご主人は「柿沢是隆さん」という「こけし工人」で夫婦でこけしを作っていらっしゃいます。昔から是隆さんのファンでした。外国の友人にも是隆さんの「こけし」を差し上げたことがあります。是隆さんの「こけし」は丹精でキリッとした「こけし」ですが、奥様のこけしはご主人のこけしに似てはいるものの、非常に「優しい顔」をしています。上の写真の優しそうな雰囲気そのものです。「こけし」の顔は作者に似るといわれていますが本当にそのとおりですね。

昔購入したご主人の「こけし」を出してきて、購入した柿沢眞里子さんの「こけし」と並べて見ました。それが下の写真です。ご主人作と奥様作がはっきり分かりますね。





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