KENの日記
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2002年06月28日(金) 三大テナー

昨日27日横浜でワールドカップに花を添える三大テナーの公演があったとのこと。日本でテレビ放送をするときには、ぜひビデオを撮っておいてほしいのです。


今回、コロンボに赴任する際に日本から音楽のビデオテープを数本持ちこみましたが、その中に1994年の三大テナーロスアンゼルス公演模様も含まれています。1996年東京公演のテープもあったのですが、パバロッティの調子が今一歩であった東京公演模様は日本に置いてきました。ロスアンゼルス公演は、ローマ(1990年)の次の公演で、後のように「三大テナー」を二年おきくらいに開く前なので正直言ってすばらしいです。


ところで、スリランカでクラシック音楽を聞く機会がないので、私の部屋で知り合いを呼んでクラシックテープを鑑賞する会を催したことがあります。演目は三大テナー東京公演、ショルティのモツレク(聖ステファン大聖堂)、ウゴルスキの「展覧会の絵」という日本から持ちこんだ珍品でした。そのときいっしょに楽しんだF社のMさんから、Fさんが日本から持ち込んだ1990年のローマカラカラでの第一回三大テナーのビデオを借りることができました。


1990年のローマコンサートでは、カレーラス、ドミンゴは若若しく、パバロッティの歌もまったく手抜きがありません。これに比べると、1994年公演はパバロッティの若干の衰えを他の二人がカバーしている感じです。さて昨日はどうであったのか。ところで、パバロッティがスリランカに来るという記事が少し前の新聞に出ていました。実現するようなら是非聞きに行きます。



2002年06月26日(水) Poson Poya

今週の月曜日24日は6月の満月にあたり、「Poson Poya」といって祝日でした。このPoyadayは五月の「Vesak」と並んで、結構賑々しいものでした。


新聞の記事によると、Poson Poyaは、インドの僧「Arahat Mahinda」が約2300年前にはじめてスリランカに仏教を伝えたことを記念するものだそうです。僧「Mahinda」が鹿狩をしていたスリランカの王に出会った岩山は「Mahintale」と命名され寺院が築かれてスリランカの重要な仏教聖地となっています。私はこの2月に行ってきましたが、平地から階段でいっきに山登りしなければならない結構きつい参拝でした。


ところでこの「Mahintale」の聖なる岩山をイルミネーションで飾るというセレモニーがCEB(電力公社)の協力で進められてPosonPoyaの日に点灯式が行われました。一方で、スリランカでは計画停電こそこの6月から終了したものの、電力料金が30%以上も値上げされました。電力需給は厳しいものである傍らで仏教聖地への飾り付けには金を惜しまないのです。


来月のPoyaは「Esala Poya」といって、Kandyで盛大な像の行進が見られるものです。そのために全国各地の象がKandyに集結します。スリランカの仏教行事でも最大級の催しものです。



2002年06月19日(水) UFO続報

スリランカ・UFOとくれば、次は「A.C.クラーク」です。今日のインターネットのニュースにA.C.クラーク氏のコメントが載っていましたので抜粋紹介します。


「スリランカ空軍やコロンボ大学の学者が調査に乗り出した」という記事の後段で記載されていました。


“I wish I would one day be able to meet a visiting alien, but I don't for a moment agree that aliens are visiting the Earth in UFOs making secret appearance of contacting a handful of human beings. We need to discern enthralling science fiction from science fact."


According to Clarke, despite several investigations by NASA and the US Air Force, no credible evidence has been found anywhere in the world of aliens visiting the earth. Clarke also warned that people were spending far too much attention on investigating UFOs rather than studying NEOs or Near Earth Objects like asteroids and comets that could crash on earth and destroy life.



2002年06月18日(火) 懇親会

先週の土曜日職場の懇親会があり私も参加させてもらいました。日本であれば会社の帰りに駅前で「一杯」ということが可能ですが、こちらはバス・列車の交通の便が悪いし、そうした場所もないので(原因はどちらなのかわかりませんが)普通の仕事の日にはそうした催しはありません。そのかわり今回は土曜日の朝から夕方までたっぷり遊びました。


とにかく時間が長いので、幹事さんが知恵を絞った企画がフンダンでした。職場対抗クリケット、綱引き(スリランカでは人気のスポーツです)、50m走、歌、ダンス、ビールの早飲み、ダンス、弁当を食べながら談笑と日本の町内運動会を想像してもらうと近いかもしれません。クリケットは本格的な試合は何日もかかるのですがこの日はトータルで4時間ほど。


以前の似たような懇親会に招待され、ウイスキーをたっぷり頂いてしまい、早々にダウンしてしまったので、今回はアルコールの量をセイブして、長丁場に備えました。「草クリケット」の真似事もできたし40歳以上50m走では久しぶりに全力疾走できたし、いい気分転換ができたとともに、職場の人の仕事意外の面を発見できて有意義でした。


振り返って日本でのことを考えると、日本の懇親会は「アルコールの勢いを借りて、会社からの帰り道の短い時間をいかに楽しむか」ということに知恵が絞られているのですね。駅前の飲み屋・酔っ払いを運ぶ夜中の終電、そして二日酔いサラリーマンのために駅前の薬屋。職場の同僚と楽しいひとときを過ごす・気分転換をはかるためのインフラが整備されているのです。しかし、これって決して健康的ではないですね。



2002年06月16日(日) デング熱・UFO

最近スリランカのあちこちで「デング熱」が流行っています。私の職場でも家族がそれらしい症状で入院したという同僚がいます。宿舎の隣のスーパーマーケットでは、蚊取り線香や殺虫剤を買い求める人を多く見かけます。


デング熱は高熱が出るものの1週間ぐらいで回復する普通の「デング熱」と、一週間ぐらいして直りかけたと思っても急に熱がでてさらに血液や消化器官がやられ最悪の場合死ぬケースのある「デング出血熱」の2パターンがあるようです。この二つは初期の症状は全く同じなので用心しなくてはなりません。あやしいとおもったら即入院するのがいいみたいです。病院では血液検査をしてどちらの「デング」であるのかを判定するようです。デング出血熱は直りかけたと思わせたあとひどいことになるので、もう一度「蚊」にさされることが原因だといっている人もいました。


「UFO」関連のニュースがインターネットで報道されていました。場所はポロナルーワ。この5月に行ってきたところです。コロンボから北東に200Km離れた古都で、どちらかというと平坦な場所です。報道によると数百人の目撃者がいるともことで細長い「飛行物体」だそうです。残念ながらビデオはまだ公開されていません。ポロナルーワ市街の西側に焼く1000年前に築かれた広大な貯水池「Parakrama Samudra」があります。その貯水池でUFOが目撃されています。この貯水池の岸辺で沐浴をしている人を多く見かけましたが、そうした人たちがUFOを目撃したのでしょう。一ヶ月前の私のポロナルーワ貯水池の写真をチェックしましたが、それらしき物体は写っていませんでした。



2002年06月15日(土) パソコン復旧

ここ3週間くらいパソコンの調子が悪かったのですが、ようやく復調したのでこの週末は晴れ晴れした気分です。


まず会社のパソコン(日本から持ち込んだIBMTHINKPAD)の立ち上がりが悪くなってしまったのです。Setupせずに何とかする方法がないか試みたのですが症状が回復しませんでした。仕方がないので思い切ってSetupしたのです。そのため、Thinkpadから自宅の富士通ノート(XP)にメールデータや文書データを苦労していったん退避させました。ところがSetupしても症状がよくなりません。仕方がないので最悪夏休みに日本に帰ったときに修理するのを覚悟して、あまり期待せずにコロンボのIBM代理店に持ち込みました。ところが、この代理店のサービスがこの国では考えられないほど、また日本をもはるかに上回るほどすばらしかったです。


持ち込んだ翌日に担当者から電話がきて、モデムが壊れているので取り替えるので5日ほどかかるというのです。2週間ほど必死に格闘した私には原因をすばやく知らせてもらえたのはとてもうれしかったのです。しかし、こちらの5日は10日くらいだと覚悟していたところ、5日目の朝に、担当者から電話が来て「直ったから取りに来てくれ。自分が不在の場合は別の担当者に引き継いでおく」というもの。信じられない対応に大変感動しました。もちろんパソコンはバッチリ。パソコンに蟻が入り込んでいたことなど気になりませんでした。修理代は全世界保障期間中だったのでタダ。IBMの底力にまた感動。


この続きがあります。代替で使っていた富士通パソコンの処理が目立って遅くなってしまったのです。ThinkPadのデータを一時退避していたのものです。もともとファミリーユースなので余分なソフトがたくさん入っていたものを勝手に削除して使っていたので、それほど早かったわけではないですが。そしてついにパソコンが夜中に勝手に自宅にメールを送出したことから、これはビールスにやられたものとわかりました。自宅の他にもメールが行っているかも知れません(行っていたとしたら大変申し訳ありませんでした)。IBM機の代わりに会社のLANに常時接続しておいたのです。悪いことにアンチビールスソフトは眠ったままだったのです。


早速、最新のウイルス対策ソフトで駆除したところ、さまざまなビールスが70以上発見され駆除しました。しかしそれでも富士通機のスピードが上がらないことから、この際思い切って富士通機もSetupをすることにしました。富士通機はCDーRWがついているので、データ退避は苦労しませんでした。しかし、Setupソフトにはあまりいい印象をを持ちませんでした。基本ソフトだけ入れたいのに、二枚のSetupCDからは山ほどいらないソフトウェアが自動的に入ってしまいます。まずこれを削除するのに苦労しました。その後、スタートページの黄色い大きなボタン「パソコンを使いやすくする機能」が目立つので、いやな予感はしたもののクリックしてみました。とたんに削除したはずの山ほどのソフトのショートカットが画面に広がりました。これも全部消去。まあ日本でなら便利かもしれませんが。しかし、このSetupのおかげで、C・Dドライブのメモリ割り当ても変更できて、スピード格段に速くなったので大変便利になりました。



2002年06月14日(金) UFO

朝のラジオニュースで報道されていましたが、最近スリランカで「UFO」が目撃されているようです。今週はじめくらいからのようですが、北部のポロナルーワ近郊で目撃者が多く、テレビ局のクルーも撮影に成功したようです。私はまだテレビニュースで見ていませんが、そのうち報道されるはずです。この話題はしばらくフォローします。



2002年06月10日(月) ワールドカップサッカー

昨日のワールドカップサッカー、日本対ロシア戦を宿舎のテレビで応援しました。ワールドカップ初勝利でとても興奮しました。緒戦のベルギーとの試合は仕事で見ることができませんでした。コロンボではケーブルテレビで全試合を中継していて、他にローカルテレビが主要な(イギリス、フランス、ドイツ戦)などを放送しています。NHK海外放送が画像を全く放送できないとのことで、ニュースも詰まらないものになっているのと対照的です。


日本が勝ったのはいいのですが、やはり日本のフォワードは弱いです。イングランドのフォワードはリバプールのマイケル・オーエンが勤めていますが、キチンと仕事をしています。前の試合で決勝点を取りました。ところで、イングランドチームはそれほど強いという印象はないのです。プレミアリーグで見るリバプールやアーセナルズの方がずっと強い感じがします(外国人が入っているかもしれませんが)。大活躍の稲本でもアーセナルズでは殆ど試合に出られないのが現状なのです。


どこかの雑誌で中田の記事を見ましたが、世界に通用するためには、ボールの芯をキチンと蹴るのが基本ということで、中田は密かに相当練習したようです。昨日の試合でも中田のシュートと柳沢・鈴木のシュートではタマの回転が全く違います。地元埼玉の小野が元気がないのが残念です。



2002年06月05日(水) Jak Tree

今日は「世界環境ディ」なので、これに関する新聞記事が多いのですが、その中からひとつ紹介します。それは6月11日からスリランカ全体で「JakTree」プログラムが始まるというものです。


前から「Jak−Tree」は気になっていました。とてつもなく大きな実がいくつも幹から直接垂れ下がっている光景は、南国の豊かさを現す格好の木ではないかと思っていたのです。しかもその果肉は食用なので、大きな実を買ってきてトライしてみました。しかし食べるまでの準備の面倒くささに比べて味は「トビキリ」ではないので興味を失っていました。


この状況はスリランカ人にとっても同じであったようです。このプログラムの目的は、「Jaktree」を植えるとともに、JakFruitの美味しい食べ方を考えて、JakFruitの人気を上げようというものでなのです。是非美味しい食べ方を教えてほしいものです。



2002年06月04日(火) 天気

毎朝NHKの日本語放送を食事をしながらみているのだけれど、日本では天気予報を含めて、天気・気候の報道が多いことに感心しています。西日本では気温が25度から30度くらいまで上がる日があります。夏が近づいています。


コロンボの地元テレビ放送は殆ど天気予報をしません。それはあまり変化がなく情報価値がないのからだと思います。コロンボでは4月の新年あたりから、気候が変わってモンスーンの気候に入っています。夜から明け方にかけて雨と風が大変強い日が続いています。夜気温が下がるので大変すごし易いです。日中の暑さは変わりませんが、夜が涼しい分1月・2月より涼しいのではないかとい感じです。私はそのように感じていますが、地元の人は天気・気候のことはあまり興味がないようです。


モンスーンのといっても日本やアメリカみたいに大きな低気圧がリ来襲するということはめったにないようです。台風・ハリケーンとは大分様相が違います。スリランカ近辺だと、まだ発達する前の段階なのかもしれません。CNNやBBCで南アジアの天気予報をみることがありますが、インド北部の内陸部はとてもあついようです。最高気温は40度を超えています。スリランカは海に囲まれているので、それに比べると随分すごしやすいのではないかと思っています。



2002年06月01日(土) レストラン(4) Beach Wadiya

とっても有名な「Sea Food」レストランを紹介します。「BeachWadiya」といって、ゴールロードをコロンボから南下したWellawatteというところにあります。コロンボからゴールに向かう鉄道は海岸近くを走っていますが。このレストランは鉄道と海の間にあります。つまり浜辺のレストランということなのです。


ここは平日でも予約しないとだめなほど人気があります。外国人とスリランカ人ですぐ満杯になってしまいます。屋外のテーブルが人気があり波の音を聞きながら食事は南国ムード満点です。


料理の材料は、その日の魚、海老、イカ、かにの魚介類が中心で、それぞれ香辛料を上手に使って美味しく料理されて出てきます(料理方法は油いためです)。ビールにぴったりの味付けなのです。食事はカンクンという野菜の炒め物とライスで十分です。カンクンはスリランカの家庭で最もよく食べられている野菜でしょう。ここの味付けはとても美味しいです。日本からのお客様を連れて行くと大変喜ばれるレストランです。




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