だから猫が飼いたいのに・・

2003年06月29日(日) 狂言を見てまいりました。

昔、知人の学生サークルで公演したのを一度見たっきりなんですけど
今回も知人のご家族が企画されたのを見に行きました。
狂言て、他の古典芸能よりもずっと気楽に見られるのだと思います。
なんせ笑いますから。
「盆山」は盆栽を盗もうと入った家で見つかるんですけど、
盗人をからかおうと、さまざまな動物に見えるといい、
物まねをさせるのですが、最後に鯛をやらされて・・という話し
「棒縛」は留守を任せた太郎冠者と次郎冠者が酒を盗み飲むので
縛ってでかけるのですけど、互いに協力しあって酒を飲んでしまうというお話。
どちらもコミカルなセリフと動きであきさせません。

また舞台の後ろに飾る松の屏風の約束事について
お描きになった画家さんの解説も興味深かったです。

かならず黒松で、松のみが正式なのだそう。
松の枝ぶりは奇数で、その造詣は久という字を逆さにしたものとか・・

コルシカ・パリからの凱旋公演ということで、そちらのお土産話しも面白く
楽しいひとときでした。



2003年06月27日(金) コンフェデ杯で・・・

ニュースの見出しで見て、今、ニューステで映像を見ました。
カメルーンの28歳のミッドフィルダー。
これはショックだわ。

スポーツ選手の肉体酷使はスポーツを見れば見るほど知れてしまうので不安が多い。
無理に無理を重ねて、大丈夫かな、と好きな選手の怪我とか特に気になるけど
こんな風に突然死もあるのかと思うと、ますます不安。
最近のサッカー選手のスケジュールはまた一段と過密になっているしね。

好きな選手が活躍すれば嬉しいし、試合に出ていると嬉しいけど、怪我をしていると知っているとドキドキして見られなかったり・・。複雑です。

亡くなられた選手のご冥福をお祈りします。



2003年06月26日(木) ドラマ「動物のお医者さん」最終回

あっという間に春のドラマを最終回を迎えていますね。
最初はどうなることかと思った「動物の・・」も回を重ねる毎に私は楽しみになっていきました。
やはり動物が可愛いのがたまらんし、俳優さんたちの洋服とかも毎回工夫があって楽しみだし、ゲスト俳優さんもひねっていたから面白かった。
そして最終回は今までと全然違ったシリアスストーリーで、為所の無い難しい役のハムテルも熱演が許される内容でしたね。
たかさんも、あれ?これはたかさんぽくない〜と思いつつ、それはそれで異次元「動物の・・」といった楽しみ方をしたりして・・邪道?

恋愛もなく、殺人もなく、なんの事件もない淡々とした漫画をドラマ化して、この枠で放送するのってなかなか珍しいと思う。
でも激しい感情の起伏とかない、のーんびりしたドラマで、ほっこりできてよかった。
現実がめまぐるしい事件で溢れているから、ドラマもサザエさん風でも構わないと思えるのだった。



2003年06月25日(水) 洋書を買ってみた。

先日、某書店が閉店セールをしていたので覗いてみたら洋書が安くなっていました。
私は英語が大の苦手なので、いつもは写真集などを買うのですが、以前から少しは英語に慣れないといけないなあ・・と心の片隅で気になっていたので読み物を買ってみました。
英語の上達の方法は沢山あります。ヒアリングならひたすら英語の放送を聞きまくるとか、洋画を見まくるとか。
でも私はどちらかというと文章を読めるようにならなくては!と思っていたので、とりあえず読みたくなるような本を買ってみては?と思っていました。
よく候補にあがるのは推理小説。先が読みたくなるからいいらしいのです。あとは雑誌もいいというけど、お店でぶらぶら見てみたものの、雑誌は安くなっていませんでしたし、推理小説もあまりなさそうです。
そうしていたら児童文学のコーナーがありました。ハリーポッターや指輪物語が並んでいます。これらはなんとなくパス。そしてタニス・リーの「Red Unicorn」が目に入りました。字も大きいし、これならちょっと読んでみたい。
というわけで決定。
そして今日から勉強スタート!と思いきや、来客や電話で結局1ページも進みませんでした。いや時間があってもそんなに進めないだろうけど。
とりあえずこうして私の英語上達計画は進行したのでありました。



2003年06月24日(火) 漫画「フルーツバスケット12巻」

「フルーツバスケット12巻」
辻褄合わせの恋・・これは痛い。でも生きていたら多数の人がこうしたことを経験するんではないかと思う。
先日、書いた「グリム童話」の効能のように「自分の方がマシ」的な優越感も・・
でも、自分の中の醜い心を発見して、考えるということは大切なことだと思うよ。
絶対に他人に話せない、自分の汚れた部分を自覚して、それを出さないようにコントロールすることが
他者をいたわることの出来る大人になる近道のような気がする。
そう汚れてない人なんていないと思うから。
自分の醜さや狡さに、全く気付かず、どんどん周囲の人を傷つけて取り返しのつかないことに
なっている人を少なからず知っているから。

そうするとこの漫画の主人公である透くんの汚れはどうなるのかな
最近その辺の伏線ががチラホラと見え隠れしていますね。

そんな人の隠された部分などにさといキャラクターたちの苦しみも描かれていて
そういう部分もよくわかるなあ。
人の気持に敏感、というか気が利くレベルでもそれが必ずしも幸せかというと
そうでもないんだもん。
こんな可愛い絵柄で、なんだか大変な漫画だなあ。



2003年06月22日(日) 仮)映画マトリックスリローデッド

すっごい好きかも。前評判がそれほどだったのがかえってよかったかも。私は好き。

友人からながーい予告編だった。という評価で、ザイオンの場面とか説明的な部分が長く感じられたけど、これはこれで楽しめました。
アクションシーンとか、多分こういうのって期待している人には、前作よりさらに工夫や過激さを加えないと満足しない人とかもいるのかもしれないけど、2作目らしく前作にちりばめられた謎とか仕掛けが明かされるし(ま、これも予定調和っですけど)し、アクションや映像は思ったよりずっとウケました。
スミスが出てくるシーンは、ドアが開くたびにウケまくりでした。
おそまつくんのようで、いや、おそ松くんより多いけどね。
そしてキアヌの動きで翻るコートの裾さばきまで美しいアクション。楽しかった。

そんな事よりもやっぱりトリニティとネオがいいなあ。トリニティが絵的にどうしても好きなんですよね。ネオの方が年下に見えてしまうんだけど、とんでもないパワーを持っていても、危うげなネオという役はやっぱりキアヌによく合うので○。
ネオは救世主ということでザイオンの人々の期待を一心に背負って辛そうなんだけど、そういう場面の顔とかもいいかんじでした。
そういえば2人の愛情のお裾分けをいただくパーセフォニー(やっぱり黄泉の国の女王でしょうか)の「愛がにじみ出てる」とかセリフはよかったんだけど、トリニティのセリフで「ごめんね」と「どうしよう」というのは違和感あったな。

ニューキャラクターも沢山。キーメーカーのおじさんがあの画面で浮いているかんじもなかなかよかったです。

続きも楽しみです。



2003年06月21日(土) 宝塚バウホール「アメリカン・パイ」

悲しいお話したがよかったです。バウって何年ぶりだろ〜

貴城てばロングヘアがお似合いで綺麗でした。
ちょっと大きい演技な気がしましたが、弱点を強いてあげればなくらいです。
原作を見るとグラン・パは三枚目なので、あんな感じでよかったのかもしれませんね。
ヴィジュアルがすごく良く、歌もよかったのでこれから楽しみになりました。

ヒロインのリューは山科愛さん。小さくて可愛いし、歌も透明感があってよかった。でもどちらかというと少年のカッコしているときの方が好感度高いかな。
この人も楽しみ。

あと壮さんは綺麗だったし、演技も歌もなかなかいいので、もう少し出番があったらなあと思いましたし、凰稀かなめさんと三人で目の保養になったので
それだけでもかなり嬉しい舞台でした。

原作読んで思ったのは、場面が納得できたことは
人間のジュリーが空気銃で撃たれる場面。
唐突というか、あまりこの場面の必然性がピンとこなくて・・・
でもオウムのジュリーだったら、話しがより自然に繋がるので納得。
本物の銃だったら生々し過ぎるし、難しいですよね。
自動車事故で間一髪というのはどうかしら?と思ったりしました。
(昔、「心の旅路」でスミシーが記憶を取り戻すキッカケも事故だったし)

前半は長すぎる気がして、そしてリュ―が死んでしまうことも分っていたので
後半はだれるかな?とおもったけど、最後まで満喫しました。本当悲しいけどよいお話でした。


やっぱりバウって若手発掘や下級生を発掘するには最適な場所だわ。



2003年06月20日(金) 映画「トゥーウィークスノーティス」

周囲の評判がよいので行ってみました。たまには頭や体に疲れないラブコメ映画も見たいもの。
というか、どうも最近は可愛いもの、綺麗なもの、ロマンス系が見たくてたまりません。
相変わらず体も心もかなり疲労しているのかもしれません。

本当いうとヒュー・グラントは全然好きじゃない。もう少し若い頃は見られたけど
ゴシップも多いし、顔がだんだんそれなりににやけてきていただけない。
ところがこの映画はそんなイメージの彼だからこそリアル。
ホテル暮らしのぼんぼん。もちろん女にだらしない。そして兄に頭があがらない。
あまりにハマっていました。
サンドラ・ブロックもこれまた外見のイメージそのまんまの豪快なお姉ちゃん。
恋人がグリーンピースに所属していて、自らも超ナチュラル派。
それでいて、敏腕弁護士というエリート。
そんな2人がスレ違いながら、お互いがなくてはならない存在になっていく過程が
かわいらしく、面白かったです。

ライバル登場も、ハッピーエンドもじらされるけど、辛いところまではいかないのでのんびり見ていられます。



2003年06月19日(木) コンフェデ杯開幕しましたね。

リアルタイムで見ています。
そしてまだ試合途中なのに浮かれて書いています。
や〜俊輔選手、かな〜りいいっす。よかった。これで怪我してないともっと安心してみてられるのに・・・
ゴール後の笑顔が本当嬉しそうで、見ていてよかったなあ。と・・・

ニュージランドには勝たないとだめでしょ。
ニュージーランドさん、どうも鈍そうです。
マークとかねばりがないし、適当っぽい。
ジーコジャパン。これが初めての公式戦!と何度か繰り返されているけど、こうした試合が最初で勝てるっつーのはやっぱり運がいいのかな?
そういえば運がよかった前監督も見にきているね。チームと交流はあったのでしょうか。ないか。
大久保がシュート外しても許せるけど、タカハラが外したらめっちゃ頭に来るのはなんでなんでしょう。
みんな余裕でがんばれていたね。とにかくよかった。
でも次からの試合が本当のところ肝なんだよね。

これからもリアルタイムで見るよう努力しよう。
体調も安定しているから、こんなことできるようになったんだけど、本当にやれやれ。



2003年06月18日(水) コンフェデ杯開幕

のため、早く寝ます。



2003年06月17日(火) 正直者

月曜9時のドラマの主演女優を見て思い出した。
昔々、私がまだOLしていた頃のこと。トイレに行くと、他の課の女性が化粧直しをしていた。年齢も同じで、共通の友人がいる彼女とは何回かお出かけしたことがあり、友人でもなく、知り合いよりは親しいという微妙な間柄でした。
お互い軽く挨拶すると、唐突に彼女が話し出しました。
「私っ、女優の○○に似てるっていわれてさぁ〜、似てないよねぇ?」と珍しくもない自慢(?)話しです。
一見迷惑そうな口ぶりですが、あきらかに喜色が見えます。

さてここで基本です。
○○に似ている。という会話の場合。その○○によりどう返事するべきか型が決まっています。
女優や美人に似ているという場合は、・・・
「うん。似ている(^^)」というのが下の句ともいえる模範回答でしょう。
お笑いやキャラクター物の場合
これは当事者の親密度と似ているといわれている相手の雰囲気で異なります。
その人との関係を微妙にしたくないのなら、否定しておいて無難でしょう。

しかし私はその時、どんな天邪鬼さんが私の胸に誕生したのでしょうか。
言われてみれば、彼女は女優○○の雰囲気があったようななかったようななのに(似ているほどでもないけど)
「全然。大丈夫!(^^)似てないよ。誰よそんなこといったのは!」と言い放っていたのです。
「え?」彼女は声には出さないけど、予想もしなかった私の声にあきらかに驚いた顔をしたのでした。
私は心から微笑みを浮かべたまま、トイレに入りました。その後彼女がどうしたか覚えていません。
おお神よ、私を許したまへ・・・

私は素直な人が好きです。
「私、女優の○○に似てるって言われちゃった。嬉しいな〜」といわれたら
「うん。そういえば似ているかも〜(^^)」と返したと思われる。
そして私自身が100万人の人やキャラクター、動物に似ていると言われるので
それがそんなに嬉しいことでもないと思っていたせいもある。かなかな・・・



2003年06月16日(月) いいことってどんなこと?

万引した子が逃げて電車にはれられて死んでしまった事件の書店が閉店することになったとニュースで知りました。
どんな事件でもそうだけど、テレビ、新聞やネットなどの情報で見聞きするしかないので本当の所は実際わからないけど、
この事件でおかしいなと思ったのは、万引を通報した書店側が子どもを死なせたとして責められたこと。
子どもも万引して、捕まったのに、逃げてしまい、さらに命を落とすような逃げ方を続けることもあるまいにと思った。

世の中にはいろんな考え方の人がいるので、万引をして命を落とした子を可哀想に思い、そこまでしなくてもと店側を責める人もいるだろう。そんなことは容易く想像できる。
でも私はおかしいと思う。
万引した事は悪いこと。万引て何故か軽く見られがちだけど、盗みだよ。
盗んだものの安価か高価か、やり方なんて関係ない。盗みは盗みじゃないかと思う。
自分の店で盗みが行われて、見逃し続けたらどうなるんだろう。当然経営が成り立たなくなり、店を閉めることになる。
店を閉めたら、どうやって生活していくのだろう。今回、本当にお店は閉店することになってしまったのですが。
結局、他人ごとなんだよね。簡単に店側を責めた人ってさ。
他人事でしか物を考えられない人が他人を責めてる。理不尽だね。

万引した人を取り逃がしたことも、電車に轢かれたのも、死んでしまったことも、不運が重なってしまったと思う。
万引したことと、その後、命を落としたことを同じ次元で考えることはどうもしっくり来ない。
でも、人一人死んでいる事実に、店主が閉店するまでの経緯は理解できる。
誰にしても後味の悪い結末だったし、こんな事件を知ることも気持よくない。

どうしたらよかったんだろう。
万引がとても悪いことで、恥ずかしいことだと、教える人たちが周りにたくさんいたらどうだったんだろう。
被害を被った側が責められ、罪を犯した側が庇われる。そんな風潮があるから芯に伝わらないんじゃないかと思う。
ダメなことはダメ。
当たり前のことが通らないことが増えているから、こんな出口のない難問になってしまうのではないだろうか。

少し前の朝日新聞の声の欄で、他人の庭の栗をだまって持ち帰ったのを親にしかられて、イガグリの上の手を置かれて、その上から親が足で踏みつけた、という話が載っていた。想像しただけで痛そうで、とても厳しいと思う、けど正しいんだろうな。

私も店で物を売る仕事に就いていたことがあるから、万引をした人を見たことがある。軽い気持でやっていたけど捕まって、自ら店側に謝罪することになった。そんな大勢の人を前に謝罪するハメになってからやっと自分がどんな悪いことをしたのかわかったみたいだった。2度としていないといいなと思う。



2003年06月15日(日) 美容院へ行った。

久し振りだわ。三ヶ月ぶり。そうでもなかったか。ずっと以前ロングヘアの時は半年くらいいかなかったことあったしな。
今回いったのもベルジュバンスですがやはりそてもらったあとはすっきりする・・
髪もなめらかになった気がする。

やっと休みで少し調子がいいので、いろいろ先送りしていた用事を一気に片付ける。
友人のお祝いの品をかったり、必要なものを買い揃えたり・・
ナチュラルハウスでビタミンCやハーブティーを買いだめしたり、お弁当を食べてみたりする。美味しかった。プリンも売っていて、砂糖がグラニュー糖でない身体に優しい砂糖みたいなので食べてみた。久々の洋菓子。美味しかった。

そんなこんなで用事を片付けていたらあっという間に夕方。
土日休みでないと本当にまとめてやらないとダメだし、身体は休まらないしで大変だわ。

ちょっとお疲れモードでクサクサしたときは、なんだか「エリザベート」を聞いたりして(笑)



2003年06月14日(土) 僕の魔法使いを先週見逃した。

今日は忘れないように携帯でタイマーにしておいた。
そこまでしてみたいドラマって・・・
いや、でも好きだなあ。録画しておけばよかった。
来週はちょっと違う雰囲気。もうそろそろ終わりなのかな。寂しいなあ。



2003年06月11日(水) 久々にサッカー見た・・

そんな気がする今夜の試合・・・

最近の代表試合っておもんなかった。
私ってひょっとしてサッカー好きじゃなくなったの?
宝塚にうつつを抜かしているの?てゆーかそういう周期?とかちょっと不安だったんだけど
今日の前半はかな〜り集中して見られました。
なんだ、面白いじゃん!
は、でも俊輔がいるからかしら?・・・そうかな。それもあるね。
いやいや。

それでも後半はイマイチてゆーかやっぱり。
そして得点なし。やっぱり。
厳しいね。ま、でもやっぱり若手も入って、これからに期待しましょう。



2003年06月10日(火) 「バカの壁」か〜

「バカの壁」が売れているのね。今日注文しようとしたらランキングに入ってた・・。この間の日曜朝、養老孟司さんがテレビで話してたらしい。私自身が寝起きであまり覚えていないが、家族が「あんたがいうてた入力、出力しかない人たちの話、やって」・・というので早く読んでみたい。
今の職場で編み出した(?)最強毒舌語だと思っていたけど、そうでもなかったのかな。みんな使ってた?私だけが思ってたのでなくて嬉しい。

・・・世間には本当にいるのです。入出力装置しかもっていない人が・・・
いない!と言いきれる人は超幸せものか、超鈍感か、あなた自身がそうなのかもね。ふふふ。
でもそう思えたら人間関係が少し楽になります。皆が自分と同じように見聞きしていると思うからズレが許せなくなるのです。
「ぞうの時間、ねずみの時間」という概念も役立ちます。生きている時間が違う、速度が違う。
歩く速度、食べる速度も違うんだから、もっと目に見えない速度も違っても仕方ない。考えてみたら当たり前なのにね。
結局、自分本位、自己中はやめよう!という戒めかもしれないけど。
とにかく長く生きていると、いろいろわかってきて面白いね。やっぱ長生きしなくちゃ。



2003年06月09日(月) シルヴィ・ギエム「三つの愛の物語」

バレエを習ったりしたくせに生のバレエを見たのは片手で足りるくらい。
それでイキナリこんなハイレベル(でしょ)な演目を見に行っていいものか・・
でも、体調がちょっと上向きで、以前からずっと迷っていたけど
チケットもまだ手に入るというので行ってみました。

行ってよかった〜〜〜!
「マルグリットとアルマン」が特に素晴らしくて
アルマンの恋の喜びとマルグリットのアルマンへの思いに涙が込み上げてきました。
席が前の方で舞台の上全体は見えないのですけど、その代わりプリマたちの息遣いがダイレクトに聞こえるのです。はぁ〜。
生まれて初めてスタンディングオベーションなんてものをしました。
場内大変な盛り上がり、それが当たり前、自然なの!
やっぱり噂どおりギエムってすごかったわ。
まだ迷っている人は行ったほうがいいと思いますよ。

詳しく書きたいけど、こんばんは遅いのでまた。

それにしても、そんな素晴らしいものを目前にして後ろのオバンとその娘よ、何故べらべら喋るのか?
飴まで食べだして、ガサガサうるさいし・・一体なんなんだ。
携帯もよく鳴っていたね。三幕目で鳴らすのっていったいどうゆうんだろ。
最初に鳴らした人がいた時点で自分も確認しようよ。
とかいいながら、私もマヌケなので、同じ過ちをしないように気をつけよう。



2003年06月08日(日) アルゼンチン戦・・・

イタタタ・・・Go to 2006若手チームにコテンパンに負けるタイムスリップチーム。ゆうことなし。



2003年06月07日(土) 花組二回目観劇「野風の笛」

今日は2回のS席の後ろから観劇したので、全体の様子がよくわかりました。
相変わらず、場面転換用の御簾がザサーーーー!!と落ちてきて、恐ろしい。
アレが頭に落ちてきたら痛いでは済まされませんよ・・いないかそんなどんくさい人。
カラー足袋健在。前回は近かったので轟さんや春野さんの足袋もよく見えました。
緑につぶつぶだったり、模様がキュート。とんぼがらの着物とかも可愛い。
クグツたちの着物もそれぞれ模様が違っていてかわいいのよ。女役さんはかぼちゃとか茄子なんだよ。
何度見ても気になるのが千姫の別れの場面。「おさらばでございます〜」て逃げ足速すぎ!(演じている人が悪いのではないのよ)
この時期「将軍様〜」というセリフに一瞬別のものを思い出してしまうのは私だけなのでしょうか・・・
そしてこのお芝居のタイトルと主人公の名前をつい「鬼ッ子さま」で澄ましてしまうのは私だけなのでしょうか?
そんなヨタ話はさておき、日本物のお芝居では久し振りに楽しめました。
今まで見日本物(ビデオも含む)中で一番好きなのは「川霧の橋」でダントツ。
あとは「忠臣蔵」がまあまあだったかなくらいなので、本当に久々。
専科から4人も入っているし、芝居巧者の汝鳥さん、未沙さんも出ているしね。
でも未沙さんは死ぬのが速すぎるし、切腹の理由がイマイチわかりにくいよ。
トップ2人みたいな構成でどうなるのかな?と思ったけど、若手にも見せ場がきちんとあって、充実していたかな。
豊臣秀頼役の彩吹さんは出番は短いけど、歌がいいし、轟さんとの舞の競演はよかったです。
印象薄だけど蘭寿さんの不知火の死の場面は絶対泣きそうになるし、好きですな。
春野さんも前作までより、影のない役どころで新鮮だったし、最後の見せ場はかっこよかったです。鬘もよくお似合いで。
轟さんはこういう役似合うよね。着物も相変わらずよかったし。
娘役がやっぱり目立たずかな。花組って私の印象ではずっとそんな感じなんだけどね。



2003年06月05日(木) 「文芸春秋6月号」

「日本の不安」特集。またそんなの自ら読んで不安を煽らなくてもいいのに、と思いつつそういう記事は捨て置けない。
地震、北朝鮮、凶悪犯罪、食料、経済・・・もう悩みはテンコ盛り。
日本が安全なんてもう過去の話。夜歩きには半数の人が不安を感じていて、実際歩いたりしないそうです。
そのうち日本もブランドモンのバッグをのんき優雅に歩いている姿を見られなくなるのでしょうか。
そんな世の中とっても嫌なんで、(ブランドモンを持っている人を見られないのが嫌ということにあらず)
是非、今すぐに例えば昨年行ったパリでやっていたように、警官をがつんと増やすとか(実際、通りのアチコチには警官の姿が見られた)対策しろ!ってことなんだけど。
でもノロイ。この国のそういう事を対策できるところにいる人たちは、自分が安全だから鈍感なのかやることが遅い。

そういう所と似た場所もノロイし、鈍い。私が身を持ってよく知っている。
職場の建物(四階建て)1人で1定期的な居残り残業をを命ぜられたことがある。
誰もいない、入り口に警備員がいるわけでもない、防犯カメラがあるわけでもない。敷地が広く、200m走っても隣の建物に行けないし、人通りもない。いつでもどこからでも誰でも入れるのに、真っ暗な冬でも1人きり。
危険だからと拒否したら、責められた。
「他の人が残れるのに、君だけ残れないのはオカシイ」残る自由、残らない自由が与えられている人を引き合いに出されてもね・・・そんなこというお前がオカシイ。
「今まで何もなかったんだから、大丈夫」笑止。あらゆる事件に巻き込まれた人全てがそう思ってたでしょうよ。実際に事件が近所で事件があったことを忘れている。
「昔は夜警のバイトはおいしかった」意味不明。私はバイトでないし、夜警の仕事をしにきたのではない。それならお前がやれ!
こういう人がイッチョ前に人を指導する立場についていやがる。それが1番オカシイ。
私としては、こういう日本語がわからない人と話す時間がもったいないので、とにかく居残り残業はやらないと宣言し実行した。
問題なく、2年が過ぎた。残らない決断をして本当によかったと思っている。俺のカンは当たる(笑)
話しはそれ気味ですが、そんな不安な世の中・日本。
他人はあんまり当てにならないから、自分のカンと経験だけを信じた方がいいでしょう。
備え有れば憂いなし、自分で無防備な事をしといて、後で泣きを見ても後の祭。結局困るのは自分です。

春秋の話に戻るけど、塩野七生さんの新連載も始まった。冒頭のユリウス・カエサルの言葉「人間ならば誰にでも現実の全てが見えるわけではない。多くの人は、見たいと思う現実しか見ていない」
そうか、2000年以上昔からカエサルは言っていたのね。カエサルさん、相当人間関係に苦労したとお見受けします。
名前も似ているので親近感がわくわ。
そう、この言葉は人間関係に苦労した人には痛切に分る言葉なのである。塩野さんが書かれているのは日本の外交問題。「血の税」の思想。やはり歴史を学ぶこともも大切です。
これまた楽しみな連載です。



2003年06月04日(水) 読書の良さ、グリムと読書の効能

微妙に昨日から続き
読書の良さ、そんな話しになると必ず思い出すのが「グリム童話」を思い出す。
読書の大切さの根幹を、それこそ奇跡の人の「ウォーター!」の場面のように感じた事。
それはもう10年くらい前に児童書の老舗が開いたセミナーで伺った話。

当時、グリム童話が流行っていた。それはグリム童話自体が読まれているということよりも
グリム童話について解説した本が書店で目だっていたという方が正しいかもしれない。
「本当は恐ろしいグリム童話」とかそんなタイトルの本が出回っていたと思います。

グリム童話の内容が惨酷で小さな子どもたちに見せていいのだろうか、と問題提起したり
グリムの初版から少しずつ、設定が変えられたりしたという事などが書かれていたと思われます。
(残念ながら資料が手元にないので、不確実ですが)

そんな風潮を受けて、セミナーで講師をされていた方が、ドイツでグリムの研究に携わっている方に
グリムについての考え方を聞いてみたら
「グリム童話は惨酷だからいいんです。あの物語を読んで子供達は自分たちがまだマシなんだと
感じて、安心するのです。」という話しだったと思う。

現在はマスメディアが発達しているから、どんな情報も入ってきますが(それもどうかと思うけど)
グリム童話が作られた時代から近代までは、情報源は限られたものだったはず。
そして最近、児童虐待問題が急激に増えたような印象がありますが、児童の受難の日々は
昨日今日始まったわけではなく、誰にも知られなくとも、ずっと続いてきたことでもあります。
そんな中、両親からひどい扱いを受ける子どもの話などが出てくる物語などを読むと
自分の境遇はまだマシなんだなと確認できて安心して生きていけるという事だそうです。

現在の子どもの受難の日々を思うとグリム童話は決して夢物語でなく、現実の方が追い越しているともいえましょう。辛い現実ばかり見せるのもよくないですけど、一切見せない、純粋培養というのも問題があるのだと思います。
絵に描いたスイートホームしか誰も見せてくれなくて、自分の家庭だけがサバイバルだったりしたらどうでしょう。
知らない方が幸せという事もウソではないけど、知ること、そして受け入れ、乗り越えることはもっと幸せ。
そんな努力を奪うのもまた児童受難の日々なのではないでしょうか。
自分が生きている世の中で、何が起きているか、知らないでいいわけがないのですから。



2003年06月03日(火) 読書「ポッカリとあいた心の穴を少しずつ埋めていくんだ」

「長いタイトルだわ。
ポッカリとあいた心の穴を少しずつ埋めていくんだ」加藤典洋著
朝日新聞12/15(日)読書のコーナーで松岡正剛さんが 「読書を勉強だと思うのはとんでもない過誤だ。
読書はその大半がコミュニケーションであって、その半分が自己編集なのである。」と語ってた。
本当だ。その通りだわ。

私は本を読むのが好きな方ですが、それほど読むのが早いわけでもなく、読書傾向にも偏りがあるので、大した読書量ではない。
でも、ノロノロしながらも、こうして読書をしていると、その本に書かれていることで。自分が日ごろモヤモヤしていた事柄や疑問に関する事を見つけて、痒いところに手が届いた爽快さや、目からウロコが落ちて明るくなったりする。
それは自分がなんとなく感じていた事が、理路整然と簡潔にあるいは、本1冊相当でも記されているのに出会うといことなので、著者の考えを鵜呑みにするということではない。
自分の気持にピッタリの文章が見つかること。そうでなくては、文学なんてつまんない。
もちろん「この人何いうとんの?」という本にであったりすることもある、そういう時はそれはそれで「そんな風に考える人もいるのねん」と思ってこれまた楽しい時もある。
そうして本と会話を繰り返しながら、それは自分を確認する作業になっている。

「ポッカリとあいた心の穴を少しずつ埋めていくんだ」加藤典洋著 クレイン
この本は私がずっと感じていた近年日本のモヤモヤについて書かれている。
歴史教科書、援助交際、政治、日の丸・君が代、裁判と文学(柳 美里の「石に泳ぐ魚」について)、
原発、オウム等など・・・浮遊・俯瞰・着地とパートが分れているのも面白い。

前にも何度となく書いているけど、自分の日常だけではどうしても補えない体験とか知識を読書は擬似体験させてくれるわけで世間知らずな私も多少はマシになる・・はず。マシになってない?そう自分に甘い本しか読んでいないとマシにならないかもしれないね。しかし最近は上記の本を始め、ケーキ本ばかりでないからいいかな。
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レッジーナ、残留決めてよかったわ。俊輔は出場できずに残念。
そして休む間もなく日本代表に合流かな。怪我とか心配だなや。



2003年06月02日(月) 恒例のへび

毎年、必ず一回はヘビと遭遇するのだけど、先日早速に出くわしました。
草むらの斜面にいたのですけど、私が通るなりびっくりしたらしく、斜面を登ろうとするのですけど、あまりにも慌てているのか滑って滑って大変です。
手伝ってあげたくなってしまいました。

これが日記・・・まぁいいか。


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