非日常かもしれない日々
あたし達は互いにやきもち焼きだ。
今朝、嫌な夢を見た。
彼が誰かとキスをしていた夢。
夢の中の彼は全然、悪びれていない。
いつもは夢を覚えていないあたしだが・・・
メールで夢の話を伝える。
「SEXよりもキスしたら嫌だからね」
そんな話から変な方向へ話は展開する。
「ずっとしてないからムラムラする時はある」
「キス位いいじゃん」とか・・・
いつも、思った事や考えている事とは明確な男。
「男なんだから、やりたいと思う事はある」と言いたかったのだろう。
「あたしじゃないと駄目とか言わなかった？愛してないんだね」
「愛してるとかとか関係ないと思います！」
「樹杏以外には”入れない”よ」あたしは
「いいよ。したいならすればいい」
「あたしなんかに縛るのも可哀想だから。そんな価値ある女でもないしね」
「しないって言ってるじゃん！」メールで言葉を伝えるのは難しいね・・・・
仕事の帰り、電車を待つ間、あたしは彼に小さな「反撃」
「今日、ちょっとイケメンの23歳の客に”アドレス交換して欲しい”って言われちゃったよ」
返事は
「良かったね！！」その後は散々
「俺も明日遊ぼう！」
「嫉妬させるお前が悪い」とか
思えば
「キスしたら駄目」ってあたしが言ったら
「お前だって仕事でキスしてるからいいじゃん」っ答えが返って来た。
酷いと思う。
あたしは好きでキスしてるんじゃない。
彼が浮気するのと意味が大きく違うと思う。
ショックだった。
彼は心のどこかで、あたしを軽蔑してるのかな・・・
| ■ 何でそうなるのだ？！ |
2002年11月29日(金) |
最近は電車通勤だ。
帰りは最終電車で帰る為、快速や特急はもうない。
だから1時間近く、あたしは超満員電車で揉まれてる。
今日は最悪なことに金曜日。
ご多分にもれず、いつも以上に混んでいる。
お願いだから、電車の本数増やしてよ。
JRさん・・・
混んでいて自分のバッグを守るのに精一杯。
ギューギュー押し潰されそう・・・
しかも・・・
何かお尻と足の付け根を指でまさぐられてる・・・
うっ・・・ち・痴漢？
後ろを振り返ることも出来ないくらいの混雑。
あたしは出きる限り、体をよじって逃げる。
すぐに変な感触はなくなったけど
数分して、今度はあからさまにお尻を触ってきた。
思い切り体をよじって、後ろを見たら手は引っ込んだ。
一体、どいつが犯人かわからない・・
チッ・・・
そしたら、隣に立っていた若い、ちょいイケメンの兄さんが
「こっちに来なよ」
ぐいと、体を引き寄せて、あたしの立ち位置をずらしてくれた。
ありがと・・・・
その話をメールで彼に伝えたら
「良かったね。気をつけてね」はいい。
「樹杏のミニスカート姿見て、触りたくなったんだよ。
俺だって触りたいし、パンツ見たくなるもん」さ・最悪だ・・・
「助けてくれた兄ちゃん、イケメンだったよ」と言えば
「入れちゃあ駄目だからね！くわえても！！」意味わかんねぇ〜・・・
「樹杏の穴は○ちゃんの物だからね。全部、○ちゃんのだよ」って返事したら
「ありがと」って。
でも・・・・
今日は彼と1時間ばかりの長電話。
何故かまたエロ話し。
あたしのいる所が電波悪くて、ザーザー言うから、この間から
「盗聴されてるかな」とかって話になって
「盗聴しても普通の会話しかしてないから、聞いてても面白くないのにね」
なんて言ってたら
「これからHな会話でもする？」「嫌だよ。友達が帰ってくるかもしれないし」
「だよな。そんな姿を見られたら、今すぐ会いに行きなさいって言われるよな」「そうだよ。恥ずかしい」
「じゃあ今度、友達が寝ている時にしよう」「だからいる時は嫌でしょ！」
「いや。いる時にやるのがスリル合って面白い」「嫌だよ〜！絶対に！」
「頼むよ〜！溜まってるんだから」アホです。
今度の日曜日は彼は、今年最後のバレーの試合。
でもその次の休みは地元で結婚式。
月に2回以上、彼に休みがあるとは思えない。
「じゃあ今年は会えないかもね」
「また、そんな事を言う。会えるよ」「会えないよ！自分で休みも決めれないでしょ？（上の人が決める）」
「自分では決めれないけど・・・大丈夫なの！会えるよ！」「前もそう言って会えなかったよ」
「絶対に会えるよ！」断言したな・・・この野郎・・・・
久しぶりに引きこもり生活。
もう3日目です。
あ〜、仕事辞めたわけじゃないですよ。
単に生理休暇です。
マジで外に出るの嫌です。
寒いです・・・
「元気出ないよ」ってメールしたら今日は2回も彼から電話着た。
あたしの家は電波が非常に悪い。
「何かザーザー雑音が酷いよ」「そう？盗聴されてたりして」
「あら！"樹杏は俺の女だからな！"」「何？」
「盗聴している奴に言ってるの。
"ゴリラだけど可愛い所あるんだからな！"」ゴリラは余計です・・・
昨日の彼からのメールは・・
あたしが
「早く君とキスしたいな」ってメールしたら
「俺も樹杏の中に入りたい！」
「俺とHしたい？！今度、テレHしようね！樹杏のHな声で俺イケちゃうよ」すんません・・・
バカップルで・・・
「あたしなんか”都合のいい女だ”」
「一緒に住む気もないくせに」
「あたしはただのセクフレか？」
「あたしは愛されていない事を知っている」
そんな言葉を朝方、あたしはメールで彼に投げつける。
夜になって彼からの返事
「セフレなんて思った事ないよ。別れる？！」もちろん
「別れない」と答えるあたし。
すぐに彼から電話着た。
「お前っていつも、俺をクソミソに言うくせに何で別れたくないの？」って。
そんなこんなで仲直りだ。
「樹杏は俺と一緒に住みたいの？」「住みたいと言うか、ずっと一緒にいられたらいいなって・・・嫌ならいいけど」
「お前がそんな風に思っているなんて意外だったよ」「意外だった」って言葉が、あたしには意外だった。
「う〜ん・・何かいい仕事ないかな？」「今の仕事、好きなんでしょ？」
「でも、この仕事をやってたら家借りれない。またどこに行くかわからない」
「いい仕事合ったら、すぐに変わるんだけど・・・」彼、今の仕事を大好きでやってると思ってたけどな。
そして、あたしと一緒に住みたいらしい・・・
「札幌に仕事ないかなあ？」「ないよ〜」
「月25万円でいいからあればなぁ・・・札幌に俺も住むのに」ただでさえ不景気で、中卒の彼には難しいだろうな・・・
どうなるんだろ？あたし達・・・
「お前の事はセフレなんかじゃないからね
セフレが欲しかったら、近くで見つけるよ」
「俺は風俗には行くけど、お前の”穴”以外には入れない。
それが俺のポリシー。だからお前も”穴”に入れないでね」やっぱソープは駄目らしい・・・
ひとしきり思い出話に花が咲く。
初めて彼が客で来た事とか、初めてのデートの話とか・・・
「よく喋る女だなぁと思った」って彼は笑う。
「早く稼いで（風俗）上がってね」
やっぱ、あたしは愛されていないのかな？
良く考える。
あたしの事を本当に愛していたら、
「風俗辞めろ」位、言わないかな？
横浜にアパート借りて欲しいなら、金くらい出さないかな？
そりゃ、自分が住むわけじゃないから出すのも嫌だろうけどさ。
アパート借りる金で借金完済出来るのに・・・
てか、札幌に帰れば、普通のバイトで食って行けるよ。
ああ・・・愛されていないんだな。
「お前はどこにも面接に行かないで、駄目だ駄目だばっかり言ってるから腹立つ」てさ・・・
しかも、あそこの店がいいとか、具体的に教えてくれるのはいいけど、全部、横浜・・
横浜には行きたくないよ。
もう捨てちゃいたい
| ■ そう言えば・・・ |
2002年11月18日(月) |
うちらって別れたんじゃなかったっけ・・・
と、今更ながら考えるあたしです。
付き合いはじめた当初から
「いずれ横浜から俺は離れる。遠距離は無理だから、その時は別れる。
今までの女もそうだった」と言っていた彼でしたが、転勤が決まったら
「別れないよ。好きだから」と言い出し、
5月に別れたものの、翌日から普通にしてたあたし達です。
彼の理想としては多分、どうしても横浜に住みたいらしい。
だから長野にいてもアパートも借りないんだろうな・・・
何で、そんなにこだわるのか。
あたしと一緒に札幌に行くのもいいかも・・・とか思っているらしい。
しかし問題は・・・
あたしの札幌の自宅から薄野は歩いて10分。
危険すぎる。
彼の事だから
「今日、ヘルスに行ってきちゃった」と言う台詞を聞いてしまいそうで恐い・・・・
彼曰く
「風俗に行くのは浮気じゃない」らしいですが・・
彼、面食いのあたしから見ても、かっこ良いのです。
かっこ良いので、いつもいつも不安です。
何で、あたしのことを好きなのかなあ。
何で、そんな男が風俗が好きなのかわかりません。
あたしの前の彼女は、デリヘル嬢とソープ嬢（二股かけてた）
その他にも姫の友達多数。
もしかして彼は
「風俗嬢の樹杏」が好きなのかな？
あたしが上がったら興味なくすかな？
それでも
「ソープには行かないで」
「仕事では感じないでね」って言うから、そうでもないかな・・・
昨日から彼と電話やメールでやり取りした結果、
「とにかく札幌には帰らないで」
「例え、ソープで働くとしても我慢する��でも感じないでね��」「あたしがいなくなるよりはマシ?」
「うん��」ハッキリとは言わないが（あまりにも彼の仕事が不確定なので）
あたしと一緒に住めたらいいなぁ・・・みたいな事も言う。
ここには詳しく書けないが、彼の職業を利用して、無理な事も頼んだ。
法律スレスレかも。
彼には
「なるべくヘルスで働くよ」とは言ったものの、この辺には実はヘルスはないらしい・・・
さすがの彼も、この辺の事は詳しくないし・・・
今の店で頑張ろうかねぇ・・・
良くしてくれてるし・・・
ところで1週間振りに仕事に復帰したら、スマタの仕方も忘れてた����
サボり過ぎ。
もうすぐ生理だし、あたしは働く気あんのか？！
また彼は怒っているのか、単に忙しいのか不明だけど
彼からのメールが2日間、途絶える。
まあ読者の方は
「どうせ忙しいだけでしょ」
と鼻くそほじってるんだろうな（苦笑）
ただ「距離」と言うのは、やはり厄介な代物だ。
近くにいたら、すぐに解消できる疑問や、悩みが置き去りだ。
メールや電話だけじゃ、心は伝わらない。
本当に表現したい事が伝わらない。
あたしが
「札幌に帰りたい」と思うのは本心だ。
現実的にもその方がいい。
なのに、彼はその事には目を向けず
「ただ、お前は俺を脅かす為に言っている」と言う。
何でも前向きにやっていれば、上手く行くと思っている人だ。
自分は苦労してきて、それでも今はそれなりに上手く行っているのだろう。
ただ、それはあたしに当てはまるとは限らない。
そりゃ
「帰らないで頑張る」とか
「やっぱり駄目だ」って言うあたしも悪いけどさ・・・
不意に昔の事を思い出した。
あたしが高校1年生の時。
あたしは友達に頼まれて、剣道部のマネージャーをやった事がある。
剣道なんて、興味もなかったし、やりたくもなかったけど、
暇だったので引き受けた。
何か「剣道」ってイメージ・・
凄く「ダサッ！」って思っていた。
しかし、その剣道のイメージをぶち壊す先輩がいた。
１コ上のO先輩。
剣道は物凄く上手い人。
2段だったが、誰に聞いても
「3段以上の実力はあるよ」って言われる人だった。
しかし、彼は物凄く素行不良。
剣道はやっぱ「礼儀」を重んじるスポーツ。
昇段試験でも、彼の態度は目に余る物が合ったのだろう。
毎日、違う女と歩いていたし
「今年の俺の目標は”千人切り！”」とか平然と言う人だった。
噂では彼女は５人いるって噂だった。
あたしはあろう事か、O先輩の事を好きになってしまった。
当然、周囲の友達は大反対。
「あんな札付きの不良、何で好きになるの？」って。
たまに道場で、シンナーでラリッっているような人だった。
その先輩、あたしの何が気になるのか、いつもあたしをからかって笑っていたのです。
どんな事でからかわれたのか、覚えていないけど。
今の彼があたしに
「樹杏はゴリラみたい〜」みたいな感じ。
剣道部の女の子達に
「あんた達、仲いいじゃん」とか
「告っちゃえ」って言われてた位。
あたしはすぐにムキになって怒ったりするから、彼は面白かったのだろう。
今のあたしも、彼にからかわれてムキになって怒っている。
ヤンキーな体育会系。
O先輩は彼に似ている。
ある日、O先輩に
「夏祭りに行かないか？」って誘われた事がある。
夏祭り＝デート
当時は、そんな風潮だった。
でも・・・あたしは何故か断っていた。
先輩には、たくさん彼女がいる・・・
それだけの理由。
今考えれば、馬鹿馬鹿しい。行けば良かった・・・・
あたしは先輩の事を好きなのにも関わらず
何故か他校の男子と付き合っていたし・・・
先輩は3年になるのを待たずに中退した。
それから約1年半後。
あたしは駅前のミスドで学校帰りにバイトしていた。
近くのスーパーの外売りでO先輩の姿を見つけた。
先輩は野菜を売っていた。
「おお！樹杏！元気か？」
先輩の方から声をかけてきた。
あたしはただ懐かい思いだけで、彼と他愛のない話をしたように思う・・・
何度か仕事をしている彼に会ったが・・・
あたしが高校を卒業してからはわからない。
元気だろうか？
彼と先輩は凄く似ている。
今の今まで気づかなかった。
表向きはどうであれ、根は真面目な人。
「男は浮気するのが当り前」とか言いつつ浮気できない小心者。
仕事はキッチリやる人。
余程の精神力がなければ、探偵なんか出来ないだろう。
そんな彼ですが
「樹杏のヌード画像送って！顔もね！待ち受けにするから！」
・・・・・
彼は、昨日、あたしを見送った後も仕事で、眠ったのは今日の昼だったらしい。
丸２日間は寝なかったようだ。
本当にごめんなさい。
でも、そんな事が出来ちゃう人だから、女にもてるのかなあ？
彼のいる所は、あまり風俗がないらしいが、たまにピンサロに行くらしい。
やっぱ、女の子に誘われるらしい・・・
相変わらずだ。
大体、そんな事は彼女には隠さないかなあ？普通。
「誘われたって遊びに行っていないんだからいいじゃん」
「もてない男より、もてる男の方が、お前だっていいだろ？」そりゃ、そうだろうけどさ。
店外デート、風俗嬢が誘って来るなんて、やっぱ嫌だ。不安だ。
知り合いの男性が言ってた。
「そんなに風俗嬢が彼女ばかりの男って・・・余程、君の彼氏はもてるんだろうね。
普通、風俗嬢だったら、ただでSEXしないでしょ？」
元カノもその前も彼の女は風俗嬢。しかも若い・・・
ああ〜〜複雑。
しかも、あいつは隠し事が出来ない。
「浮気したとしたら俺、お前に言っちゃうだろうなあ」「そんなにもてるならいい！もう会わない！」って昨日
あたしはベッドの上で怒った。
「何でだよ？」「そのうち、あたしなんか簡単に捨てられる」
「もう・・・捨てないよ。捨ててないじゃん」
「お前にだけだよ。俺が”デートしよう”って、しつこく言ったのは・・」あいつは取り合えず、あたしに嘘はつかない。
それだけは確か・・・
正直すぎるゆえ、あたしは毎日、不安で仕方がない。
たまに隠し事して欲しいかも？
そんなあたし達も、もうすぐ1年。
無事（？）大きな喧嘩もなく仲良しだけどね。
昨日はやっぱ、いつもは遅い彼が、早く果てた。
わかりやすい奴だ・・・・
| ■ 突然・・・（今日の日記はダラダラで面白くないよ） |
2002年11月10日(日) |
朝の10:40
突然、彼からの着信音。
「仕事が早く終わったよ！だから電話してみた」もちろん・・・
「行くよ！どこに行けばいい？」
長野から彼は静岡に向かって走っていた。
取り合えず、あたし達は小田原で会う事にした。
まだ寝ていたあたし。
急いでシャワーを浴びて髪を乾かす。
その間に2回も彼から電話が来る。
「まだ家にいるの？嫌がらせ？（笑）」最初の電話から30分しかたっていない。
あたしの髪は長いから、乾かすだけで1時間はかかるのに・・・
「髪もどうでもいいよ！顔もスッピンでいいよ！早く来て！」ヘアスタイルも決まらず、化粧も途中で、あたしは家を飛び出す。
バッグの中には、コードレスのヘアアイロンを入れて・・・
あたしは特急に飛び乗った。
電車の中で髪をカールし化粧した（汗）
小田原駅で待つ事、約5分。
彼が車で現れた。
相変わらず金髪で怪しげな男（笑）
3ヶ月振りに会うから、あたしは泣くかと思っていた。
でも
「おせぇ〜んだよ！てめぇ」ってあたし。
「スッピンなんて見慣れてるし、髪なんてカールしなくてもいいのに」彼は笑う。
助手席に乗ると、彼はあたしの手を握る。
ずっと握ったまま運転する。
特に行き先も決めていなくて・・・
箱根に向かったけど、大渋滞だったので
車をUターンさせて熱海方面に向かう。
運転中なのに、彼・・・あたしに何度もキスをする。
左手をずっと、あたしの手を握ったり太腿触ったり（笑）
相変わらず、実際に会う彼は口が悪い。
「樹杏がうるさいから会ってやろうと思った」
「このままだと、お前、恐いからなあ」
「しまいにゃ”愛してないから”だとか”札幌に帰る”って言うんだもん」
「全く、メールだって俺の文句ばっかり」
「俺は昨日からずっと仕事で一睡もしてないんだからな」FMから流れてくる洋楽を聴いてて
「この曲、流行っていた時は中学生だったなあ」ってあたしが言えば
「じゃあ俺は小学生だったな」でも、憎たらしい事を言いながらも、彼はずっとニコニコしてた。
ずっとあたしの手を握っていた。
あたし達は、車の中でも寄りそっていた。
熱海で何故か、ステーキを食べる。
海に来ていながら、二人とも刺身が食べれない。
食事しながらも、さながら「夫婦漫才」のあたし達。
店のマスターまでもが笑う。
「本当は俺、こんな少しだけじゃなくて
昔みたいにお前の部屋に泊まって、朝、目を覚まして、ベッド上でダラダラしながら
”さあ・・・起きようか？何、食べようか？”ってやりたい」
「だから早く、アパート借りてね」彼は事前に人に聞いていたと言う、ラブホテルに行く。
ちゃんと貸切の露天風呂がある。
部屋に入って、すぐにフロントに露天風呂の申し込みをしたのに
彼はあたしを抱き締めて・・・
もう、彼は凄く勃起していた。
服を着たまま、愛撫されて・・・
服を脱ぎながら交わった・・・
露天風呂は凄く良かった。
ラブホとは思えない。
貸切で二人用なのに、広くて綺麗だった。
露天風呂であたしは酒を飲むけど、彼はシュークリームを4個も食ってた。
部屋に戻ると、一睡もしていない彼はまどろむ。
あたしはくすぐったりして彼を寝かさない。
何度も何度もキスをする。
彼はあたしの顔を犬みたいに舐める。
そのうち彼は眠ってしまい、あたしは彼の腕枕の中。
でもトイレに行ったり、タバコを吸ったりしているうちに彼は目を覚ます。
また、彼はあたしの体を、ゆっくりと愛撫する・・・
どうして、彼だと凄く感じちゃうかな。
彼の指と舌だけで、あたしは何度もイク・・・
「ねえ、お風呂にお湯溜めてきて」「またぁ・・・愛してる？」
「愛してるからお願い。その前にコーヒー煎れて」相変わらず・・・
あたしは彼の髪と体を洗い、彼もあたしの体を洗う。
もうホテルを出なきゃ、彼は仕事で長野に戻らなきゃならない。
本当は7時からだったのに、ホテルを出たのは8時位。
あたしは伊東の駅まで送ってもらう。
駅の前で彼は、キスしながら
「また会えるからね」「本当？本当に会えるかなあ？」
「またぁ〜会えるから不貞腐れないでね」電車を待つ間、彼から電話来る。
「田舎だから電車来ないかな？」
「今日会ったから元気になった？これで後、どの位、大丈夫？」「1ヶ月くらいかなあ？」
「そうだよなあ・・・12月になるもんな。お前、また騒ぐからな」「だって・・クリスマスなのに一人ぼっちじゃん」
「今年の正月は、ずっと一緒だったじゃん」何だか、今日の事は書ききれない・・・
3ヶ月振りのデート。
たった6時間だけ・・・
でも・・・あたしは幸せな女に違いないと思う。
今はAM.1:00過ぎ。
彼は今頃、仕事してるんだろうな・・・
ありがとう。
| ■ 会えそうで会えない・・・ |
2002年11月09日(土) |
「もしかしたら行けるかも」って彼が電話で言ったのはPM6:30
あたしは駅に向かって歩いている途中。
あまりにもあたしが脅したり、泣き言を言うから何とかしようと思ったらしい。
今日も夜中まで仕事で、明日も朝方から仕事なんだけど
何とか相棒に休みを代わってもらおうとお願いしているって。
「今、頼んでるからもうちょっと待ってて」って。
最近のあたしはとにかく、文句ばっかり言ってる。
「前に会ったのは夏だよ！もう冬だよ！」
「本当は会いに来たくないんでしょ？」
「あたしの事、愛してないでしょ？」
「愛してないから会いに来ないね！」
「もう待ってるのは疲れた！（札幌に）帰るよ！」
返事を待つのも何だから
「今から会いに行くよ。仕事は休むよ」って言ったけど
「明日、休めるかまだわかんないのに来ても仕方ないよ。休みじゃなかったら朝の4時から仕事なんだから・・」じゃあ、待ってるねって言って電話を切った。
駅のホームに着いたら、まだ電車がくるまで数分ある。
何となく彼に電話してみる。
「どうしたの？」「電車がまだ来ないから電話してみただけ」
「・・・・・と、ますます会いたくなるなあ」ホームだから電車の音や、アナウンスで彼の声が良く聞こえない。
「え〜？何て言ったの？」
「ハハハ・・何でもない」「気になるじゃん！」
「気にするな。それと、お前に会いたくないとか思っていないからね」2時間後・・・
「ごめん・・無理だった。許して」「君はあたしに会いたいと思ってる？」
「会いたいよ。さっきまで８割方、会いに行こうと思ってたよ」
「でも相棒の都合がつかないって・・・ごめんね」「今日は泣きながら寝るよ」
「ばぁ〜か！泣くなよ！」「札幌のあたしの家に来る？」
「行こうかな？居着いちゃったらごめんね」「とにかくもうちょっと待って。怒らないで。許して。何とかするよ。俺だって会いたいよ」彼は今日も言う。
「横浜のお前の、あの家に行きたい」
| ■ 怒ってばかりのあたし |
2002年11月08日(金) |
もう11月じゃん。
今年が終わっちゃう。
もう出会って1年になろうとしている。
「（札幌に）帰る帰るってまた脅かすんだから・・」脅かしじゃないよ。
本当に帰るよ。
こんなに長い間会えなくって、本州にいても意味がない。
お盆以来、会っていないんだよ。
夏だったよ。もう冬だよ！
「今度の休みはバレーの試合だし」「バレーなんか休めよ！じじいなんだからもうやるなよ！」
「また今日も怒ってばかりだね」だって会いたいんだもん、会いたいんだもん！
少しでもいいから会いたいんだもん！
「もう会いに行っちゃうからね！」って言ったら
「いつ来るの？」だって・・・
何とか半日でも休みを取るとか言ってたけどさ・・・・
もう会いたくて涙が出る。
| ■ も少し待って！！って、もう少しってどの位？ |
2002年11月07日(木) |
今日は美容院に行って、思い切りイメチェンした。
ちょいと金髪、混ぜてみたりして・・・
案の定
「変えたの？見たい！画像送って」との彼からのリクエスト。
「可愛くなったじゃん！」彼が好きなように長い髪で頑張っています。
背中の真ん中より長いです。
朝は髪だけで1時間、かかります。
でも、本人に見せるのはいつなんだろ・・・
「もう少し待って！！」その台詞、もう聞き飽きました。
あたしはあたしで
「早く来なきゃ、もういなくなるからね！」
って殆ど、脅迫。
「長野に奇襲攻撃するよ」と言えば
「24時間（勤務）だったり12時間だったり、他の県にいたりでマチマチなんだよ？」その日その日で、スケジュールが決まる仕事だから、あたしが急に会いに行っても会えない可能性が大きい・・・
もし、あたしが急に行けば、彼の事だから何とかしようとはするだろう。
でも一人で仕事してるわけじゃない・・・・
もうとにかく会いたい・・・
ある人に昔の男の話や、今の彼の話をしたら
「樹杏ちゃんってマメな男に弱いんだね」って言われた。
確かに、料理を作ってくれる男に弱いかも・・
う〜ん・・・単にあたしが面倒臭がり屋だからか？
昔、付き合った男は、掃除と洗濯と料理してあたしの帰りを待っていたなあ・・・
今の彼は一緒にスーパーに良く行った。
って言うか彼はスーパーで買い物をするのが趣味らしい・・・
部屋に入るとすぐに、キッチンに立って、まな板トントン・・・
困った時は助けてくれるし、仕事に遅刻しても飛んできてくれる。
頭を洗ってくれたりする。
何かあると
「何で俺に言わないの？俺に頼まないの？」って言う人だ。
今は、そばにいないから何もしてもらえないけど
あたしが何を悩んでいて、何と葛藤していて、何で困ってるか
あたしが話さないから、彼はヤキモキしているみたい。
「相変わらず何も話してくれないんだね」
「話してくれないと俺、不貞腐れるからな」普通の男なら、彼女の愚痴なんて聞きたくないだろう。
自分が疲れていたら、下らない愚痴なんて聞いてたら腹立たないかな？
元彼なんて、あたしの愚痴を聞くと怒り出す人だった。
しかも彼みたいに24時間勤務体制で忙しい人。
なのに、彼はあたしの愚痴を聞く為に電話してくる。
「また何か合ったら愚痴は聞くからさあ」って。
あんまり人間が出来ていて涙が出るよ。
そう言えば今日、地元の友達から久しぶりに電話来た。
もう1年振り。
そう言えばあたし、彼にアドレスも変えて教えていなかった。
「お〜い、今どこにいるんだよ？」
「今、何してるのさ？」
地元の友達には殆ど、あたしが風俗嬢だとは言っていない。
彼らが知っているあたしはOLだったあたしだ。
本名のあたしだ。
彼らは何故、あたしが札幌を出たのか知らないし、不思議に思っているだろう。
「いい女に磨きかかったか？俺がやっておけば良かったって思うようになったかな？」
どうかなぁ・・・
お陰で札幌に帰っても友達に会いづらい。
電話も出来ない。
仕事に行くのに電車に乗っていたら彼からの着信。
あ〜ん・・話せないじゃん。
駅の改札を出てからかけたけど、彼は出ない。
何時間後かに「シカトしてる？」ってメールした。
接客中にも彼からの着信。
タイミング悪い。
「お客さん付いたね。シカトしてないからね」その後の彼からのメールでした。
久しぶりに仕事に出てるから安心したみたい。
「そろそろ金ないだろ？」って心配してたから。
久しぶりに仕事して疲れたなあ・・・・
ちょっと仲良くなった、お客さん
「いい彼氏じゃん。離すなよ」だって。
そのお客さんが言うには
「彼女の為に料理を作る男・・・悪い人間の訳がない」って。
ありがとう。
何か、ちょっと頑張って働こうって意欲、湧いたかなあ。
無性にSEXしたい。
そう・・彼とだよ。
いつも、あたしの顔中にキスの雨を降らせる彼。
あたしの手の指先、足の指先まで舐める彼。
あたしが「お願いだから」と言っても、愛撫を止めない彼。
あたしが上になった時の、彼の恍惚の表情・・・
見たいよ〜
あまりにも思い出が強烈過ぎて、浮気する気にもならない。
他の人に触れられたくない。
そして今日も仕事はキャンセルして引きこもり・・・
すぐに電車に乗って会いに行きたい衝動に駆られる。
「（愛があるから）俺、SEXしてないよ。お前以外に入れてない」でも、ソープじゃなくても風俗に行くのは許せないぞ・・・
まったく彼ときたら相変わらず、あたしを怒らせて楽しむ。
画像メールを見て、一緒に移っている友達が可愛いとか
風俗の子なら指名で行くとか・・・
「ごめん。わざと言ってる」って謝っていたけどね。
今日はスマップのライブに行った。
「拓哉がかっこ良過ぎる」って言ったら
「俺？良く言われる」「ふざけんな！拓哉の方がかっこいい。中居君の方がかっこいい」って言ったら
「愛がないなあ」だって。
でも、あたしは彼に言った。
「拓哉よりも君に会いたいよ」
| ■ バカな事を聞くなよ！（怒！） |
2002年11月02日(土) |
どいつもこいつも
いつもいつも同じ質問するのには飽食気味だ。
「彼氏と遠距離？欲しくなる時はないの？」
「欲しくなったらどうする？」
「溜まらないの？」
「俺とやらない？」
バカじゃない？
男って下半身で物を考えているのかしら？
女を何だと思っているのかな？
あたしが欲しくなる時は、いつも思うのは彼の事。
彼があたしにキスをする時の微笑み。
彼があたしの全身を舐める仕草。
彼があたしを愛撫する指。
彼があたしを抱き締める仕草。
彼があたしの下や上で果てる時の顔。
彼があたしに囁く言葉。
あたしを見つめる優しい瞳。
他はいらない！
彼以外の男に触れられるのも本当は嫌だよ！
虫唾が走る！
| ■ 何が何でも・・帰したくないかね |
2002年11月01日(金) |
仕事に行く準備をしていたら、彼から電話
昨日メールで
「マジでもう飛行機乗るよ。帰るよ」って言ってるのに
「いいから今日は仕事に行きなさい」
「ずっと仕事に行ってないじゃん。お前、もう金ないんじゃない？」
「今の店が嫌なら、取り合えず面接に行きなさい」
「都内は駄目だよ。横浜に帰りなよ」
「○○って店に行けよ。多分、俺は受かると思う」
「俺の勘は当るから大丈夫だよ」だから「帰る、もう会えないよ。元気でね」
って言ってるのに、全部、無視されてるらしい・・・
あたしは、ずっと泣きながら話して
泣きながら家を出て仕事に行った。
うちの店の店長（女性）がガリガリで可愛いって言ったら
「ガリガリ、いいねえ。俺好き」って言うから、またあたしは泣く。
「じゃあ、もう今日からご飯食べないよ。君はあたしの事、好きなタイプじゃないもんね」
「またぁ〜被害妄想だよ。樹杏はそのままでいいんだよ。
俺は嫌だって文句を言った事ないでしょ？」とにかくあたしは泣くだけだ。
「とにかく他に面接に行って駄目だったら、また愚痴聞くからさ」どこまでも優しい男。
年下とは思えない・・・
Arranged +
Written by 樹杏（じゅあん）
