2007年08月31日(金)

年に一度の検診、年に一度のお楽しみ行事であるバリウムを飲んだのでありました。なにかのきっかけでバリウムが苦手だと云ったら、味やどろどろしているのが苦手なのか、胃を膨らませてから飲むのが苦手なのか訊かれたので、後者だと伝えたところ、バリウムを飲んでから、発泡剤を飲んで胃を膨らませましょう、と。下からこみ上げてくるものとのせめぎ合いとか、早く飲まなきゃ、と云うプレッシャーがないぶん、今年はすごく楽だった。

8月総括

ロマンスは、出演者が贅沢でね。しかも井上芝居で、裏切らなかった。チェーホフの生涯を追っているので冗漫な部分も無きにしもあらずではあったけれど、飽きさせないのはさすが。チェーホフ自身ボードビリアンな人生を送ったんだな〜、と納得する作品だった。

新感線は、お莫迦作品。いのうえ歌舞伎も良いけれど、こういうお気楽なのも観ないと、落ち着かない。開演18時、予定上演時間は3時間と云うスケジュールは出てたけど、来るべきアドリブ総崩れの4時間を見越した時間設定なのでは、と云う気がしないでもない。(「レッツゴー!忍法帖」の時がそうだった)

それはともかく。タイトルからもわかる犬神家とデスノート以外にも、ミュージカルだの千の風だのをしっかりパロッているあたりが、やはり新感線である。まさか、「闇が広がる」温泉バージョンがあるとは、思わなかったでしょう。

宙組は、ちょっと思考停止。なんだろうな。次回は、北翔ラモンを観に行くから、判断はそれからのほうがよいのか。ショーはお披露目らしいしテーマが一貫しているからそこは良いけど、なんかあれ二年ほど前に似たようなモチーフのものを同じ宙組で...とか思ったらダメだね。あすを見て「アメユキ」ぢゃん、とか思うのもどうだろう。

本日の昼食

バリウム(プレーン味)

2007年08月28日(火)

日曜日、仕事行く電車の中で乗り合わせる女子学生たちの、だいたいの第一声が「昨日、見た?」から始まるのが面白い。で、なんだかんだと、「ライフ」は都合がつけば見ていたりする。さすがに毎回とはいかないが。手抜きがないし、出演者もひどい芝居してないし(特に、福田沙紀と関めぐみが良い仕事している、と云ったら言い過ぎかしらん)、見ていておもしろい。(家の遠くない、見慣れた風景も出てくるし)(なんだそら)

宙バレンシア

今日は昼まで仕事で、午後観に行った。自宅電障などにより(言い訳)、一切情報収集なし。唯一、ともちんが悪役、と云うことだけインプットして劇場へ。そもそも当初は、バレンシア版「坊ちゃん」とか思っていたぐらいだ。

結論から言うと、すっきりとしないし、ちっともおもしろいとは思わなかった。悪をやっつけるカタルシスもなければ、恋愛物としての盛り上がりもなくて。フェルナンドって、実はレオン将軍に利用されただけなんぢゃないの?(うまくくすぐられて乗せられたとしか思えない) ラストもラストで、ロドリーゴが「シルビアが死んだ」と云うのと、フェルナンドが「イザベラは死んだ」と云うのと、同列にするのってどうなんだ、と感じたり。

ともちんが悪役なのはいいのだけど(デカイから迫力はある)、全部他の人のセリフで「ひどい領主」と片付けられてしまっていて、絶対やっつけるべき存在と云うほど、悪い人には見えなかったのね。しかも、悪役の美学すら示されてない。最後成敗されるけど、ものすごく気持ち悪かった。主役側から観ても、悪役側から観ても、こうも相容れない、納得いかない芝居って、あまりないような。

再演物は難しい、と云うけれど、今上演するにあたっての、内容の精査とかシェイプアップ&肉付けはされたのかな? 初演は観ていないからどうなのかはわからないけど、あまり手入れされていないような印象を受けた。

最後に。蘭寿さんのラモンが、妹思いの下町能天気お祭り野郎風なので、得意分野と云うか安心して観ていられるし、これは是非とも青天芝居で観たいぞ、と思ったぞ。

本日の昼食

もみじ饅頭(11:30のおやつ)

2007年08月12日(日)

まだ植木屋に見積もり依頼の電話していないので、スカイステージは視られません。早くしないとアナログBS終わってしまう。いつも頼んでいた植木屋って、どこなんだろう。

博多座公演、キャナルシティ野外ステージ

に、行って来たわけではない。

2007年の公演ラインナップが発表された時は、漠然と、「行こうかな〜、8月と9月に夏休みを分けるのだ」とかなんとか考えていたりしたこともすっかり忘れて今に至る。でも、8月10日〜16日にキャナルシティ博多でギンギラ太陽'sの公演があるのであれば、行くことにしておくべきだった。そしたら福岡で抱き合わせ観劇、ということになるのか。まったく、後悔と踵は先には立たない。

ギンギラ太陽'sは、かぶりモノと思って侮ってはならないのだ。面白いこと請け合いなので、8月16日までに夜のキャナルでかぶりモノ集団を見かけたら、立ち止まって観るべし。(と、勝手に宣伝)

詳細は、週一キャナル

しかし何で、劇団サイトには超不定期日記に記載があるだけで、ニュースのほうに載っていないのだ。


グラフと歌劇の8月号

未だどちらも読み込んでいないので、グラフに至っては、編集後記の(H)氏と(I)氏しか、印象に残っていない。

「マジシャンの憂鬱」の座談会を読み、つまりそれって「ロマンス・ド・パリ」発展系なのでは?、と思ってみたり。期待は裏切らなさそうなので、大劇場まで観に行ってもいいのかな。(9月は毎年、結構、懐痛いのよね)

花組の退団者

嶺輝あやとさんがねー、なんでもう退団しまうのかしらん。と、思ってしまうのだよ。悪役とかおっさんとか、十手持ちの親分さんとかを演じる人、演じられる見込みのある人、いわゆる未来の専科候補がますます減ってしまうぢゃないか。

シシィパパ、もとい、立さんは時期が来たので退団だし。

本日の昼食

500Kcal目安御膳