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初日 最新 目次 MAIL

人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2003年09月30日(火)
好きだから、しょうがない。

ついにやってしまった・・・。
仕事、2日もずる休みしてしまった・・・。

まぁ、いちよ「具合が悪い」ってことで。

とにかくAさんに会いたくなかった、
それと、心配して欲しかった・・・から・・・。

幼稚な動機だよねぇ・・・。

でも、結局、
2日とも、Aさんからメールは来なかった。

Aさんも、うすうすこれが、
「ずる休み」だってことは解っているんだろう。
あきれてるんだろうなぁ・・・。

2日、仕事をサボって考えたこと。

「Aさんとどうしたらいいんだろう?」

で、出た結論。

「なるようになるしかない。」

いいかげんな結論だよなぁ・・・。

だってしょうがない、結論が出ない。
でもただ1つ解ったこと。

こんなに苦しくて、こんなに悩むのに、
私はAさんのことどうでも良いと思えない。
やっぱり好きなんだ。
そう、好きだからしょうがない!!
って、こと。

もう、やめよう。
グジグジ思い悩むのは。
もうここから先は、私がどうあがいたってどうにもならないこと。
Aさんがオクサンと別れるのか別れないのか、
先回りして考えて不安になってもしかたない。
別れるなら別れるんだろうし、別れないなら別れない。
そうしたら私が身を引くしかない。

期限なら決めている。

来年の3月まで。
それで動きがないなら、私はすっぱりを身を引く。
仕事も辞める。
それで、この街からもさる。

もともと私には、他にやりたいこともあるし、
ちょうどいい「きっかけ」だと思う。

さてと!
とりあえず明日は、サボりまくってたまりまくった仕事を片付けないとね。
もう職場でも、Aさんのこと気にして、
オドオド、ビクビクするのはやめよう。
私は、Aさんだけがすべてじゃない。
Aさんだけのために生きてるわけじゃない。

私には私の生き方があって、
Aさんは、たまたま私の「恋愛の一部分」でしかない。
それを忘れるから、
ただ恋愛の苦しみに左右される自分がいる。
もう、迷うのはやめよう。





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2003年09月27日(土)
離さない。離れられない・・・

職場に行くのも辛くて、
Aさんと顔を合わせたくなくて、
情緒不安定で、
すぐにイライラして、
どうしようもない・・・。

もう、限界。

Aさんと少し距離を置こう。

そう決めた。

そう決めてから、Aさんから「会おう」とメールが来たけど、
私は断った。

「少し距離を置きたい。」

Aさんの返事は、

「俺は距離を置くつもりはない。」

そう言うと思ったけど・・・。

「どうもこうも出来ない。辛いだけ。会いたくない。」

私も今度ばかりは、決意が固い。
そんな私の返事に、Aさんは・・・

「お前を絶対に離さない。側にいろ。」

よくも、まぁ、そんなことが言えるねぇ・・・。
と、なんだか変に、感心・・・。

そんなのただのワガママじゃない?
ただ単に、いいように言うことを聞く私を側に置いておきたいだけ?

解らなくなるよ。

どうしたら良いのか、
信じて良いのか、
解らなくなるよ・・・。





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2003年09月25日(木)
楽になりたい。から、逃げ出したい・・・。

どんなことがあっても、
Aさんのこと、嫌いになれないってことは、
もう、なんとなく解っていた・・・。

こんなに苦しいのは、
もう、引き返せないくらい、
Aさんのことが好きだからなんだ。

そんな自分が、怖くて。

嫌いになったからじゃない。
だけどもう、この関係を終わりにしたい。
逃げ出したい。

出口がない。終りがない。

もう、楽になりたい・・・。

Aさんが結婚してるってことが、
揺るぎのない事実で、
Aさんにコドモがいるってことは、
永遠に消えない現実。

覚悟なんて、
まだ全然、自分には足りなかったんだよね・・・。





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2003年09月18日(木)
私はそんなにコドモじゃない

明日、Aさんに会う。

このまま何も知らない顔をしているのが良いんだって、
なんとなく解るけど、
私はそんなに、
オトナにはなれない。

許せないものは、
許せない。

言いたいことは言わせてもらう。

「俺を信じろ。」とか
「俺についてこい。」とか
「俺が守ってやる。」とか
今となっては、
なんだかおかしく思えてきちゃう。

そんな言葉、無条件に信じられるほど、
私はコドモじゃない。





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2003年09月16日(火)
平然と嘘をつける人

Aさんは、平然と嘘をつける人。

真っ直ぐな目をして、淀みの無い声で、
嘘をつける人。

会社を休んだ日。
Aさんはやっぱり家族旅行に行っていた。

それはもう、確かな話。
だって、その日に、旅行に行くAさん家族に、
会った人がいるんだから。

どうしてそんなふうに、嘘がつけるの?
旅行に行ってる間だって、Aさんは私にメールしてきた。
あたかも、全然違う用事をしているように。
ねぇ、
どうしてそんなふうに、嘘がつけるの?
何度も何度も、真っ赤な嘘を。

家族旅行に行くのが嫌なんじゃない。
嘘をつかれることが嫌なの。
どうして解ってくれないの!?

一度ならまだしも、
嘘を隠すための嘘を何度も何度もついて、
そういうAさん、なんだか滑稽だよ、惨めだよ。
バカみたい・・・。

もうダメかも・・・。
今度ばかりは、本気であなたに幻滅したよ。





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2003年09月10日(水)
どうして信じられないの?

Aさんが家族旅行いに行くと噂の日、
私は何もしないフリをして、「会えますか?」
と、メールをした。

返事は・・・、

「いいよ。」

なんだ・・・、あの噂は違ったのか・・・。
そう思った。

けれど、今日になって、やっぱりその日は会えないといわれた。
仕事も休むといわれた。

結局、そうなんだ。

どうしてこんな、
手の込んだ嘘をつくんだよ・・・。
そう思った。

だからまたメールしてみた。

「急用ができたなんて嘘でしょ?元々用事があったんでしょ?」

返事は・・・。

「本当だよ。嘘つくわけないだろ、翼に。」

そう言われても、
疑い出した気持は止まらない。
Aさんのその言葉、
信じられない。

最低なのは・・・、
私・・・?

どうして、どうして信じられないんだろう。
どうして、すぐに疑ってしまうんだろう。

でもこの状況で、こんな絶妙なタイミングで、
こんなにすべてのつじつまが上手く合う事なんてある?

そう思うこと自体、
私は歪んでいるのかも。
最低なのかも・・・。

信じられない。
信じたくても、
信じられない。

苦しいけど、
どうしようもなく、
悲しいけど、
これはすべて、
自業自得・・・?





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2003年09月08日(月)
それが、あたりまえ。

今の自分の状況は、
自分から進んで誰かに話したいことでもないし、
友達にもあまり相談とかしてない。

でも、なんかの話の流れで、ふっとそれっぽい話をしてしまう時がある。
もちろん全部は話さない。

「今、いいなって思ってる人がいるんだけど、
その人既婚者なんだよね。」

そんな感じ。

友達は、決まって言う。

「不倫なんて最低だよ。」
「そんな覚悟あるの?」
「やめときなよ。」

解ってる。
それがあたりまえの反応。
あたりまえのセリフ。
私だって友達が不倫してたら、
同じことを言う。同じように止める。
そしてそれが“優しさ”だっていうことくらい、
解っている・・・。

だけどそう言われるたびに、
私は押しつぶされそうになる。

「あなたに何が解るの!?」

そう叫びたくなる。

そんなふうになることは、
覚悟していたつもりだけど、
自分の覚悟なんてまだまだ甘かった。
そう実感させられる。

誰にも応援されないで、
誰にも認められないで、
それでもダレカを思っていくって、
思った以上に、
ハードだね・・・。





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重すぎるって・・・。




2003年09月07日(日)
どうして!?

金曜日から、ずっとAさんからメールが来なくて・・・、
自分からメールすることも、
出来ない・・・。

どうしてだろう。
なんか、悪いことしたのかな?

いや、
どっちかっていうと、
ひどいのはAさんでしょ?

家族旅行のこと・・・。

なのになんで私が、
こんなに不安にならなきゃいけないのよ!?

もう、嫌だよ。
何でこんなふうに同じようなことで苦しまなきゃいけないの?

自分からメールすればいいの?

「ずっとメールが来ないと不安なんです・・・。」
とか?

そんな可愛らしい、健気なこと言える心境じゃないよ。
イライラする!!
もう本気で、Aさんなんてどうでもいいよ、バカ!!
って思えてくる。

本当に自分は可愛くない。
解ってる。
すごく解ってる。
でもこのイライラが、止まらない・・・。





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全部信じなんて、
無理だよ。



2003年09月05日(金)
「秘密」と「嘘」はどっちがずるいの?

今日職場で、Aさんが来週有休をとって
家族旅行に行くという噂を聞いた。

・・・。
はい??

↑その話を聞いた時の私の心中。

Aさんは、私には言ってるのに。
「家族は上手くいってない。」
「みんなバラバラだよ。」
って。

旅行に行くんじゃん!
なにが「上手くいってない」だよ。
上手くいってない家族が旅行に行くか!?

“嘘つき!!”

そう思って、今日は仕事どころじゃなかった・・・。

私には絶対に言わないよね。
旅行に行くなんて。

それって、確かに「嘘」はついてない。
でも、「秘密」にするのは、ある意味嘘をつくよりひどいんじゃない?

信じられなくなるよ。
全部。

別居するのだって無理なんじゃない?
結局Aさんは、“不倫”で終わるつもりなんじゃないの?私と。

苦しい。
なんかこのまま、
どうなっちゃうんだろう・・・。

いつまでこんなに、
苦しいんだろう・・・。





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2003年09月03日(水)
本当の嘘

今日、Aさんに会った。

私の部屋でごろごろしながら、いろんな話をした。

それまでにもメールで「後輩」のことについてはモメてたけど、
今日はそのことについては、あまり深く話題に上らなかった。
たぶんAさんは、
「もう、信じるしかない。」って心境なんだと思う。

Aさんは言った。

「もうすぐ一人暮らしをはじめる。」って。

「もう家には帰ってない。実家に帰ってる。」って。

「一人暮らしをはじめたら、一緒に住もうか?」って。

それが全部「本当」なのか、
今でも疑ってしまう自分がいる。

Aさんは、嘘をつくのが上手いんじゃないかって、
ずっとずっと、思っていた。

でも、嘘でも最後までつき通せば、
「本当の嘘」になる。
そっちの方が、「真実」になるのかもしれない。

だったら私はこのまま、
溺れてしまえばいいのかな。
Aさんの言葉に・・・。

でも、怖いよね・・・。
疑ってしまうよね・・・。





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そんなふうに疑うのは、
最低だって、解っているけど・・・。



2003年09月02日(火)
冷静になる瞬間

今、すごく冷静な自分がいる。
Aさんに対して。

今までは熱病に浮かされたみたいに、
ただAさんに夢中になっている自分がいたけど、
今は違う。

どうして、Aさんなのか?
冷静に考えようとしている自分がいる。

どうしてAさんなのか?
たくさんのリスクを背負ってまで、
どうしてAさんを選ぶのか?

たぶん、ここから先は、
ただ「好き」なだけじゃ進めないから。

ちゃんと考えて。
ちゃんと進んでいこう。





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