ちづちゃんのさらさら日記




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2004年07月31日(土)


【LIVE】チョップリン初東京単独ライブ「BOOK」


チョップリン初東京単独ライブ「BOOK」@新宿スペース107。
どうも正確に書くと「初東京単独ライブ」までタイトル名に入ってるみたいです(笑)。チケットにもちゃんと書いてあるし…。

オールコントのライブです。昼・夜の二公演だったのですが、どちらも見たのでまとめて書きます。
以下簡単に。コント名は便宜上勝手につけました。

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オープニング
英語での紹介とドラムロール、スポットライトがぐるぐる動くエンターテイメントショーみたいな演出。
緞帳の間から顔だけ覗かせる二人。怖いです(笑)。

三日月のおっさん
 →西野氏:中学受験生(小6)/小林氏:三日月のおっさん
受験生を癒しにやってくる三日月のおっさんと小学生の心温まる(?)会話。
コントカーニバル(という凸劇場絡みのローカル特番)でやったときに見て以来です。チョップ本人もやるのは三度目と西野氏が言ってましたが…
最初見たとき、このネタはセットが大変なので(小林氏が高いところに登る必要がある)東京で見ることはないだろうなーと思っていたのに、最初にやってました(笑)。
が、やっぱりこれはテレビ通じて見た方がいいかも。テレビ向きのネタというか。
近くで見ると、いろいろアラが見えてメルヘンにいけないんですよ(笑)。
テレビで見たときは、西野氏の脇から煽りのアングルですごく綺麗に見えたんだけどなー。
西野氏は小6に見えるとか見えないとかそういうことじゃなくて、ただただ三日月とお揃いの黄色いポロシャツを着て現れたのにド肝抜かれました…。
「クレイジーケンバンドみたいになっとるがな」「甘噛みするみたいに弾くな!」等、下から西野氏がいじりまくり。
昼公演では小林氏がサングラスをかけておくのを忘れ(単純にミスだそうです)、また三日月をバナナにするのに(コント三回目にして)初めて成功したそうです。

オープニングVTR
「CHOPLIN」の文字と、さまざまな色に変化するスクリーンのシンプルな映像。
夜公演のエンディングで少し話が出てましたが、昔から使ってる映像で、小林氏曰く「これからもずっとこれです」だそうです。

ニューヨーカー
 →西野氏:日本人観光客/小林氏:謎の黒人
東京で一番よく見るネタ?(これかティッシュですね)
ブロンクスに観光で来た西野氏が迷子になってしまい、とおりがかった謎の黒人(?)に助けてもらうというストーリーです。
昼公演で、西野氏が手ぶらで出てきたので「鞄は!?」(いつもは持ってます。鞄がないと旅行者に見えなくて不自然)と驚いたのですが、夜公演ではちゃんと鞄持ってました。これもミスだったのだろうか…

トイレ
 →二人:サラリーマン
何より先に「トイレ大阪から持ってきたのか!」とそれに驚きました…。二つも。大変だ。
このネタはあんまり好きじゃないんですけど、そこまでしてやりたかったのかー。
小林氏のズボンにクリーニングのタグがつけっぱなしなのがちらちら見えて気になりました…。
このネタはいつも「用足した後に回転してペーパーを取ってはどうですか」と思ってしまいます。どうしたらいいですか?(笑)
西野氏のスーツの裾がボロボロなのはいつものことだそうです…上げる気ないんだな…

ヒップホッパー
 →西野氏:サラリーマン/小林氏:ヒップホッパー
オンバト落ちたネタですが(笑)、サラリーマンの西野氏が公園のベンチで休んでいるときに、小林氏の奇妙なダンスの練習を見ることになるお話。
いろんな曲でダンスするのですが、新しくヨイトマケの唄が加わってました。美輪明宏先生の歌声が…。
昼公演では小林氏が「アホの坂田」のテーマで必須のザルを取り出しておくのを忘れるというミスを。エンディングトークで西野氏が言ってましたが、小声でずっと「ザル!ザル!」と小林にささやいてたそうです(笑)。小林氏は気づかなかったそう。私も気づかなかった(笑)。
マスカットはポケットから出すときよく引っかかってますが、「デラウェアにしとけばよかった、そういう意味でも」とは小林氏談…しかしワインのくだりはいつでも笑ってしまう。
サラリーマン西野氏の態度が、ダンス大会にやや乗り気になってたのが意外でした。新しい展開ですね(笑)。

仮装大賞
 →二人:仮装大賞出場者
ここで「フロペ大阪から連れてきたのか!」と驚きました(笑)。
司会役がフロペ(フロントページという松竹のコンビ。東京の人はまず知らないでしょう…)の藤川氏で、マイクを持つ手がかわいそうなくらい震えていた…。
夜公演で、「海の幸ナポリタン」を西野氏がやたら客席を見据えて連呼するので怖かったです。こっち見ないで!!みたいな(笑)。
オチが一番というか飛びぬけて下ネタでした。嫁入り前の娘さんは笑っちゃいけません!
夜公演ではバニーガールの耳が、勢い良すぎて客席まで落ちてきちゃいました。

出所バトル
 →西野氏:少年A/小林氏:少年B
私は初見のコントでしたが、この設定がとても独特で、ものすごく好きでした。このライブ中では一番面白かったです。
※7月のチャンピオンカーニバルで下ろしたコントでほぼ新作だそう。
出所をかけてお笑いで競う(一番面白かった人が出所出来る)出所バトル。二人は鑑別所から初挑戦の「少年A・少年B」というコンビで、ずっと目に線が入り、手錠と縄を付けた状態で喫茶店コントをします(笑)。
とにかくこの西野氏のキャラがすごく良かった。口調も大好き。タカハシとちょっとかぶってるけども、調子乗ってどんどん先に説明するところとかすごく良い。
「ハンダ」とか「鉄工所」とか情緒のある単語も多くて素敵。
二人のグレーで揃えた衣装も気分を暗くしてサイコー(笑)。
目元を隠してる黒い部分がとても不安定なのですが、夜公演でハラハラしてたら案の定西野氏の黒線が落ちてしまい(!)、西野氏は完全に開き直って演技してました。ただやっぱりちょっとテンパってた感が。
「知り合いに頼んで銃を仕込んどいたんじゃい、(『知り合い』という単語に客席失笑)なんや、『知り合い』じゃい!!」(笑)
あと腰についてる縄を舞台袖から引っ張ってるんですが、そのタイミングにダメ出ししてました。「今引っ張ったら意味変わってくるやろ!ちょっと出て来い!」と西野氏が強く引っ張ると…さっきのコントでのバニーガールの格好のまま縄を引っ張ってたフロントページの益田氏が。
西野氏曰く、「こんな看守おるかい!」(笑)。

ホモワールド
 →西野氏:フレッシュマン西野/小林氏:先輩サラリーマン
これは噂で聞いてて見たいなぁと思っていたネタです。でも思ってたほど激しくなかったな(笑)。
サラリーマンの小林氏が後輩の西野氏に片思いしていて、彼にアタックするというストーリー。
小林氏、あーゆー格好すると結構似合いますね。着崩したスーツ姿というか。
フレッシュマン西野くん(と小林氏が言及する)は、銀縁のメガネなのですがまたこのメガネが例のヘンなカタチのメガネでね…ここはカッコいいメガネかけてもいいんじゃない?とメガネ好きの私は思うわけです。
「コピーをとってくれないか」のくだりはとても好きです。「明日も。明後日も」。素敵!

バスケット
 →西野氏:チンピラ(タカハシ)/小林氏:バスケット選手
これは東京では「退屈貴族」でオンエアされたネタ。ビデオにも収録されてます。
何故かチンピラがタカハシ氏(という西野氏のキャラ。本当は別のコントに出てくる)で、衣装もファーが着いてました。この夏の盛りに…
小林氏が胸元や袖のくりが大きく開いたバスケのユニフォームを着ていたので素肌が見えるんですが、胸にぐるぐる巻きでマイク貼ってるんですね。大阪のお友達に聞いたらそれが普通みたいでしたけど…東京じゃそんなことしないよー(笑)。
※少なくとも私が見てるライブではしてません。マイクあんなとこつけるから、服に擦れて雑音が入るんだと思うんですが…
小林氏の投げたボールを、どの球でも(って昼夜二回だけだけど)片手で事も無げに受け取る西野氏が素敵過ぎました。さすがバスケ好き!!

SONY
 →西野氏:リクルーター/小林氏:人事部長
このネタが長くて個人的にはちょっと…でした。
ソニーに入社面接を受けにきた西野氏と、破天荒な(というか自由な?)人事部長の小林氏のやりとり。
「ソニーは自由なんだ!!」には笑ってしまいました。
世の中のソニーに対するイメージってそういう感じなんですねー。
SかMかでどう答えるべきかはすぐに読めちゃって残念。「ハードに三菱を選んだ」は面白かったんですけど、とにかく何をしたいのか全然分からなかったです(笑)。西野氏も土管に横から入ってるし。どんな土管だよー。
夜公演、西野氏がドアノブに手をかけたまま、ずっと暗転が明けないので「小林氏が準備に手間取ってるのかなー、じゃがりこが見つからないとか?」と冗談半分で思ってたら本当にそうだったそうです(笑)。裏で大騒ぎでじゃがりこー!と皆が探していたそうな…
あと夜公演、西野氏ネクタイしてなかったですよね…ネクタイっていう台詞あったのに。

テポドン
 →西野氏:浪人生
直前のSONYネタがあんなに長いのに、このネタは対照的にものすごく短い(笑)。
浪人生(京産を二回落ちたってのを関東で言うとどこらへんになるのかなー。亜細亜大を二回落ちたって感じ?)の西野氏がテポドンを阻止するお話。西野氏しか出てません。
夜公演の顔が怖かったです(笑)。
これ、ネタ自体は特に感想ないんですけど、その短さで笑っちゃうの。終わられたよ!!みたいな(笑)。かなり置いてけぼりになった感で。

小林の姉ちゃん
 →西野氏:中学生/小林氏:小林のお姉ちゃん
最後のネタ。これもコントカーニバルでやってたコント。
西野氏が親友の小林氏の家に遊びに来たところ、小林氏は不在で「とにかくヘン」なお姉さんと二人きりになってしまう…というもの。
オチは大好き!可愛いじゃないですか。それまでの奇行が帳消しになる可愛さですよ(←言い過ぎか)。
最後に小林氏がマヨネーズをこぼしまくりで、西野氏が暗転直前に駆け込みツッコミしてました。舞台汚してしまいましたけど、最後のコントでよかったね(笑)。
このコント見る度に思うのですけど、ケチャップとマヨネーズ合わせたらオーロラソースですよね?そういう問題じゃない?(笑)

エンディングVTR
前回の単独公演「ROSH HOUR」でのエンディング映像の流用でした(笑)。私は噂の映像が見られて嬉しかったですけど。
全然事情を知らない人は分からないですよね、あのワンちゃんが西野氏の愛犬の「ロッシュ」ちゃんです。なのであんなに溺愛丸出し…ロッシュはあくびしてたけど(笑)。若干古い映像なんで西野氏も毛糸帽子かぶってます。

エンドトーク
小林氏は白Tシャツに黒パンツ、西野氏は最後のコントの衣装のまま(=学ラン)ご挨拶。
小林氏が緊張して間違いまくりだった話や、会場の場所が分からずアルタまで行ってしまった(西口と東口という概念自体が分からないみたいでした…)こと、フロペの紹介など。
最後は西野氏の「また皆さんと新宿でお会いしたい!」(シティボーイズでの大竹まこと氏の恒例の挨拶のマネ)の一言で。ていうか次回も新宿なんかいな、じゃあ(笑)。

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あとはいくつか気づいた点を。

★ナンダカンダにも書きましたけど、お客さんが少なかった(関係者席がものすごく多かった)のが残念でした。大阪から来た人も結構いたでしょうから、純然に東京での新規顧客がどれぐらいいたのかなぁと…。
大阪からのお客さんの割合はチョップリン本人も気にしているようで、直接客席に聞いてました。手上げてない人もいると思いますけど(笑)。
前から言ってますが、とにかく松竹が宣伝しなさ過ぎ!本当に知る人ぞ知るライブって感じになっちゃって残念…。もっと多くの東京のお笑い好きに見てほしかった。

★私はどのネタをやるのか全然予想はしてなかった(既存ネタをやるってのは聞いてました)んですけど、見れば見るほど「そのセットも大阪から持ってきたの!?」と驚くネタが多くて…。トイレ(本物を二台)はもちろん、SONYの土管(ハリボテだが人が入れるサイズ二本)、三日月も持ってきたらしい…あんな大きい(小林氏が乗るくらい)のに!
コント芸人にはセット(とか小道具)は必須ですが、それを運ぶのも大変なわけで、結構そういうのを考慮せずに自由にネタ選び出来たのね…と思うと、チョップって結構松竹に甘やかしてもらってんだよなーと思います…
※そもそも「三日月のおっさん」を初めて見たときの私の第一印象は「東京の合同ライブでこのネタやるって言ったら怒られるだろうなぁ」でした。
フロントページも別に連れてこなくても…と正直思いましたが、「連れてきたい」と思って連れて来られるのがすごい。ただフロペはチョップとは別で夜行バスで帰るそうです(笑)。

★夜公演で「シンプルにしてみました」とオープニング映像と幕間の映像(こちらも文字が出るだけ)について触れてましたが、アンケートに何か書かれたのでしょーか。
私もあれはちょっとシンプル過ぎるなーと思ってました。てか正直手持ち無沙汰です、あの時間…
私が好きなコント芸人さん達は幕間にもちゃんと凝ってるし、それが自分の中で当り前になってるんだなーと再認識。
ただ、エンディングVTRが使いまわしなのはどうなのかなーと。前回の単独のものですから冬の映像ですし、あれ。新しく作る気は全然なかったんだ…とちょっとがっくり。
ネタはベストで揃えたい(=既存ネタのみになる)のは分かるけど、だったらせめて映像だけでも新しく作ってもいいと思うんですが。作る暇もないくらい忙しくはないでしょう、チョップはまだ…。
これまでの単独で作れたエンディング映像が何故東京初単独で作れないのか?
そこまでは気合入ってませんってこと?(笑)
フォローする意味で書き足すなら、幕間がそういうシンプルな処理だったので、その分早着替えは頑張ってたと思います(笑)。「まだ着替え終わらないのかよ!」というほどの時間はかかってませんでした(たまにありますよね、そういうライブ…)。

★上に書いたことと少し重なりますが、「会場に辿り着けず迷子になった」はすなわちライブ当日の朝に東京に着いたってことですよね…。前ノリで下見・もしくはゲネもしてないのかーと思うと、今回のライブはそんなに重要な位置づけではないのかなとも思ったり。台風で新幹線が動かない恐れもゼロじゃなかったんですし、松竹のマネージメントはホント…いい加減ですね…。

★関係者席(約半分ぐらい。昼公演のが多めだったかな?)には、きたろう氏・東京ダイナマイト・オバドラ石野氏などを見かけました。お花は、シティボーイズ・中村有志氏・YOU姉さん・笑いの金メダルなどから。YOU姉さんはお花までオシャレでした…
物販は「凸劇場」のビデオのみ。

まぁ何はともあれ、チョップリンの初東京単独は無事終了!
今後は地道に東京の合同ライブなどに参加して、顔を十分売ってから次回の単独をするもよし、客入り関係ナシに定期的にライブを打って口コミに賭けるもよし(笑)。
とにかく今後も東京のお笑い好きの人たちが生のチョップリンを見られる機会を作っていってほしいです。切実に。
あと次回はもう少し事前にちゃんとプロモーションした方が…(笑)。








2004年07月24日(土)


【EVENT】「ハイジアお笑いライブ」1部・2部


「ハイジアお笑いライブ」@新宿ハイジア。

夏冬恒例(?)ハイジアの無料ライブイベントです。「お笑い芸人大集合!大阪吉本 新宿上陸!」というサブタイトルがついていて、7月の土曜日に三週連続で東京吉本1組+大阪吉本1組という組み合わせでライブをやる…という主旨らしいです。

この日は、カリカ+麒麟ということで、どちらか一組だったら行きませんが(笑)個人的には好みの組み合わせだったので覗いて来ました。
特に川島氏をタダで見られるなんて!貴重です。嬉しいです。麒麟です。(?)

ライブ自体は二部構成になってまして、同じメンバー&同じ会場で13時から第一部・15時から第二部でそれぞれ約一時間ぐらい。
各コンビがネタをやってから、最後にゲームコーナーといういつものパターンでした。

以下、一部二部まとめて書きます。かなり簡略。

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●カリカ
この組み合わせだと麒麟のが後かな…と思ってたらやっぱりカリカが先でした(涙)。
林氏はいつものスーツ、家城氏はアニメのキャラクターが前後にプリントされた白のノースリーブにカーキのワークパンツみたいなの。
基本的にはトークがほとんど(時間稼ぎをしてばっかりだったよ…しかもそれを隠そうとしないのがある意味すごい)と、最後にちょこっとショートコント。

・第一部→林氏が寝起き丸出しだと家城氏が指摘すると、「寝起きじゃないですよ。起きたの12時半ですもん」と林氏。えぇー!?どうやったら間に合うの!?ワープ機能がついてんの!?と驚く家城氏。
家城氏が、ルミネの男子トイレの中蓋(U字タイプの)が上がってるのが納得いかない!妖怪が上げてるのか!?と妖怪のパフォーマンスをやってました(けど、あれはお掃除の人が上げてるんだと思う、普通に…)。
『新すぃ○○』で、飛行機に乗ったときにヤシ子のままセーラー服で乗るハメになってしまい、視線が痛かったという話も。林氏は例のスーツ型学ランを着てたので微妙に機長に間違われ(笑)スチュワーデスに深めの目礼をされたりしてたそうです…
ショートコントは、「小堺一喜VS小堺一喜」「佐野史郎VS佐野史郎」あと一つなんだっけ?

・第二部→一部と同じお客さんなのに写真(携帯などで)撮るんだねーという話から、林氏の写真を見つけたファンのお母さんはどう思うのだろうか…という話をしてました。「サラリーマン!?」って驚くって家城氏は言ってましたけど、「彼氏かしらね」って思うんじゃないのかな、普通の親なら(←娘が中学生とかだと問題あるか)。
ショートコントは、「思春期の男子の会話」(でしたっけ?)。林氏がお母さん、家城氏がその息子。オチが一言で終わり(笑)。


●麒麟
麒麟はきっちりスーツ。田村氏は茶色(…本当に全身茶色でした)、川島氏は黒。テレビで見たことのある、襟のボタンホールの糸の色が目立つデザインのものでした。
漫才は本当にキッチリやっていて、一部につき三つぐらいネタを繋げた、長いものを。カリカと比べてかなり本域でやってる!という感じで高感度がかなり高かったです。

・第一部→携帯で写真を撮られまくってて、「(携帯は)恐るべき普及率ですねぇ」などと話が始まり、なかなか「麒麟です」が出なかったので営業では言わないのかなと思ってしまいました(笑)。ちゃんと言ってくれましたけど。
どのネタをそれぞれの部でやってたのかかなりうろ覚えなのですが…お化け屋敷のネタ中に客席の子供の奇声が入ってしまい、ナレーションの口調そのままで川島氏が「わー…」と子供の真似をしてました(笑)。
そこまではネタをきっちりやってたので、そのアドリブで雰囲気がどっとくだけて、逆にいい感じになってたんですけどね。
その後、控え室(というかパーテーションで区切られただけのスペースなんですけど)にいたMCのあべこうじ氏がコケた(?)騒音も入ってしまい、「大阪からわざわざ来たのに、何ですかこれ?イジメですか?都会は怖い」とは川島氏がぼやいてました。

・第二部→こっちで確か保父さんのネタ(シーチキンの)をやってたと思います。あとビューティフルレインボーも(生で見たの初めてかも)。

●ゲームコーナー
これも前と同じの、「箱の中から質問を引いて、芸人さんのその質問への答えを当てる」クイズでした。
林氏の家族構成とか簡単過ぎ!!どんだけ答えたかったか…
他には、「今欲しいもの(川島氏)」→「新しい相方」、「持ってる資格(田村氏)」→「バイク免許」、「座右の銘(林氏)」→「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」、「得意な料理(家城氏)」→「ネズミの踊り食い」、「子供の頃怒られたこと(家城氏)」→「お札の上で寝なかった」など。
川島氏の「欲しいもの」は、お客さんがPCと答えると「そういう機械じゃないです」、愛と答えると「そんなに愛に飢えてるように見えますか?」…とやりとりしていって、最後「新しい相方」という答えが出ると「そう!!正解!!」って(笑)。
田村氏がその後いろいろやるたびに、「…こういうとこが嫌いなんですよね」とコメントを挟んでました。
家城氏はなかなかいい質問が引けず、くさってばかり。
お札の上で…というのは、子供の頃敷きつめたお札の上で寝るように言われていた(…何かが憑いてるからという理由だそうで…)のに、反抗期になってからは別のところで寝たりお札を捨てたりしてたそうな。どういう家庭環境なの!!凄すぎる。
「ネズミの踊り食い」というのは、ネタ中に出てきたよ!というヒントで家城氏が答えを募ってました…林氏は「料理って言ってるのにネズミって!!」とツッコんでましたけど(笑)。
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とにかく二組とも暑そうで、特に林氏と川島氏は大変そうでした…
林氏は後半ぼーっとしてるし(笑)川島氏も二部のゲームコーナーではタオル持ってぼーっとしてたような。
ゲームコーナーも前のときは家城氏もいろいろやってたんですけど、今回はあっさりしていたような。
第二部なんて一時間なかったです、たぶん45分くらいで終わってました(笑)。

カリカをハイジアで見るのは二回目?かな。
しかしハイジアのイベント、いつから吉本限定に…夏は吉本限定なのかしら?よく分かりません。
とにかく今回は滅多に見られない(何故って私がルミネをあまり好きではないから)麒麟…特に川島氏が見られたのがすごく嬉しかったです。
ちゃんとスーツ着て(関西の人にはありがたみがないかもしれませんけど、関東芸人本当にスーツ着ないんだよ)、ちゃんと漫才やってくれて(カリカとえらい対照的…)、こんなのタダで見ちゃって本当に贅沢…!
今回、組み合わせも良かったし、とってもお得でした。幸せ。








2004年07月19日(月)


【LIVE】劇団乙女少年団第四回公演「ガーベラ」WEST SIDE


劇団乙女少年団「ガーベラ」WEST SIDE@全労済ゼロホール。

ベルベの最後の公演を見に行ったのが最後で、乙女少年団に参加するのは初めてです。
前から一度見なきゃなーとは思ってたんですが(正確にはクラブハイツに入ってみたかった…)、今回はゲストに浅越ゴエ氏とイヌニャーが参加するということで行かねば!!と腰を上げました。
ちょっと気合入れすぎて席が前過ぎてしまいましたけど…

楽日の夜公演を取ったのですが、昼はこの日が家城氏のお誕生日ということで、生誕祭というイベントをやってたそうです。
(私は不参加。チャイマ山本氏が見たかったなー)

以下、まだEAST SIDE(会場をいつものクラブハイツに移しての公演。出演者・演出とも若干変更予定ですが)が残っているのでネタバレ対策として反転します。

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ストーリーは、簡単に言うとイタリアの女スパイ「ガーベラ」(家城氏)が日本に潜伏している間に、矛盾谷という地域の人たちと親しくなってしまい、サンサン様という谷の守り神(?)の暗殺という任務と板ばさみになってしまう…というものでした。

最初に「時代考証はデタラメ!」と言い訳されているように、ストーリーは正直デタラメでした(笑)。
まぁそれほど高い完成度は求めてないつもりなんですけど、それでもちょっと破綻し過ぎてるというか…
浅ゴエ氏の役、「未来から来た野性のサラリーマン」ですよ!タイムトラベラーですよ!!(笑)21世紀の演劇とは思えない…

あとベルベのときもよく言ってましたが、とにかく出演者が多い!!
人数が多くて、それぞれに見せ場があって、全員がストーリーに絡んでいて…というのはかなり高度な技術が必要だと思うのですが、正直フォローしきれてない部分が多かったです。
物語の途中で、矛盾谷の部族衝突の原因として登場人物が二人死ぬんですけど、その二人に全然思い入れがなくて(笑)。
今まで名前がちらっと出てきて、ただ舞台に立ってた程度の役の人なんだもん…
なんかちゃんとしたエピソードの一つや二つあったならまだしも。
賑やかし要員としてしか見てなかったので(←ヒドイ)、あまり感情が動きませんでした。

ショータイムが皆無なのも致命的でした。あれ、クラブハイツでもやらないつもりかしら??
ベルベやオトメメンは、ショー要素がすごく重要な位置を占めてると勝手に思っていたので、いくらマッキーに気兼ねしたとは言え(笑)全くやらないという決断はどうかと思いました…
結果、全部演劇になってしまって、かなりがっくり。
華やかな舞台が見たかったなー。

と、ここまで結構文句書いちゃいましたが、結論として言うとかなりゲストで楽しめました。
新生イヌニャーは見るの初めてで、しかも山内氏が参加してたのでとても驚き(山内氏は裏方に回ると言って卒業式イベントをやったのです。私チケ予約してたのに仕事で行けなかったの…)、そしてとても嬉しかったです。
私は正直イヌニャーは宿野部氏派だったのですが、新しい三人もいっぱい合体してくれて、堪能しました。
たいがぁ氏の髪型がちょっと個性的になってたので驚いたのは置いといて(笑)、山内氏が積極的にアドリブ(?)挟んでたのもすごく楽しかったです。
途中でトレードでメンバーが代わるシーンで、なかなか合体出来ずにしどもどしてるところもすごく可愛かったし、舞台上にゴエ氏がいないときはずっとイヌニャー見てました(笑)。

で、メインの浅ゴエ氏。登場は結構遅かったのですが、後半ものすごい重要な役で、あんなに出てると思わなかった(←エレキ@空雲一座で懲りてた)ってぐらい出づっぱりでした。
ていうかあんな重要な役をEASTでは役者変えるの!?ってぐらいキーパーソンでした。
役どころとしては、矛盾谷にいる野生のサラリーマン(合計三匹)で一番偉いサラリーマン。ネクタイの大きさでその階位が示されるので、ものすごい幅広で長いネクタイをつけて登場します。
しかも衣装が茶系のスーツで、ネクタイもそれに揃えて茶色と白のボーダー。普段、紺〜黒系のスーツの浅ゴエ氏を見慣れているので、茶系が目に新鮮。茶系スーツも似合ってて素敵でした。
あと、髪型がいつもと違って、ソフトに真ん中分けされてました。ちょっと見慣れない感じ…。

出番が多いだけじゃなく、ちゃんとネタの時間もあり、舞台上部にあるDJブースにて「しっくりこないニュース」を結構長いバージョンでやってくれました。
しかしあの高いところにあるDJブースに浅ゴエ氏が上るなんて…とハラハラして見てました。スーツ+ビジネスシューズで暗転中にあの工事現場の足場みたいなパイプ上って、怪我でもしたらどうすんの〜!と。
しかも家城氏本人は結局あそこに一回も上ってないんですよ!!(笑)

ネタ以外にも、「出来るサラリーマン」のパフォーマンスをやってくれる時間があって、それもとても素敵で見惚れました。
最初は、他の野生のサラリーマンのパフォーマンスを見て添削して、その後に電車乗るところ(混雑した電車ではちゃんと一旦下りて他の乗客を下ろす!!)から億単位のビジネスのプレゼンが成功して(笑)、摩天楼に向かって日本経済への想いをぶつけるところまでの模範演技を!
そこでメガネを外した浅ゴエ氏も見られたので、本当にお腹いっぱいでした(笑)。あー、素敵!

あとはエロちっくな浅ゴエ氏も見られましたよ。野生のおかまちゃんをサンサン様(これが川ちゃん)を呼び出すために利用するんですが、そのあしらい方がものすごく大人なの!
胸元に手を入れてるのは別にどうでもよかった(いや、良かったことは良かったけど)んですけど、「先にお風呂に入ってなさい」とか「先にベッドに行ってなさい」とか、そういう大人の男の余裕の台詞にシビレました(笑)。あはは。

結局、先述のとおり浅ゴエ氏は未来から来たサラリーマンで、家城氏扮するガーベラの邪魔をして、サンサン様暗殺を断念したガーベラを殺してしまうんですが…
結構ね、最後の最後に浅ゴエ氏が言い捨てた「ああ、これがやりたかっただけのための」という台詞が、この「ガーベラ」という舞台を的確に表していると思うんですけど。
家城氏の中にあーゆーゴールがあって(ゴールの是非はまぁ置いといて)、そこに向かって物語を書いてたみたいな舞台でしたねー。

他にも浅ゴエ氏は結構的確な指摘をいくつかしていて(笑)、「ここは何でもありなんですか」とか「普通日曜の昼はマチネをやるのに、生誕祭ねぇ。大してプレゼントももらえないのに!」とか劇中で厳しく言ってました。敵役だったからなのか?(笑)
それでも外から来た「プラン9の人」としては、オトメメンをそういう風に冷静に見てしまうのもしょうがないと言えますよね…

一緒に見に行ったあさちゃんも言ってましたが、家城氏のガーベラのルックスもイケてませんでした…もっと可愛くなると思うのになぁ。
衣装もカツラ(ものすごいオレンジ色のボブ)もあまりハマってなくて…全然イタリア風じゃないし(笑)。
大和(吉村氏)の衣装+メイクもなんだかなーという感じでした。ココリコの遠藤氏がコントでやるみたいな顔に仕上がっていた…
小道具で一番好きだったのは、ドングリの盾でした。ハギレをパッチワークしたみたいな上部の飾りが可愛いの。
風吉・雷蔵の刺青のデザインも良かったんですけど、舞台中盤、汗でハゲてきちゃってちょっとみっともなかったかなー。

音楽はスピッツの「ガーベラ」が主題歌(?)でした。耳に残ってしょーがないって感じでしたが、これはスピッツがすごいのであってあんましオトメメンは関係ないし(笑)。
音楽の力ってすげーなーということです…

あとゲスト以外で良かった人は、雷蔵を演ってた竹永氏と、野生のサラリーマンで一番若手だった堀部氏でした。
竹永氏は髪型が良かったんで(笑)。可愛かったです。顔変わりました?私が覚えてる顔と全然違ったんですけど。別人??
堀部氏はスーツだったから…(スーツだったらなんでもいいのか私は)。
前にベルベを見たときは、菊地氏がダントツで良かった(林氏以外では)んですが、今回出番なしで、公開ゲネで浅ゴエ氏の役をやってたそうです。ちょっと見たかったかな…

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という感じの「ガーベラ」でした。
辛口で申し訳ないですが、次回もゲストがよっぽど好み!という人じゃないと行かないと思います…
家城氏ファンにはいいのかも。あと吉本の若手好きな人…。

とにかく、浅ゴエ氏のゲスト出演が見られて本当に良かった!
関東の浅ゴエファンは行くべきでした。どこでも今後放送ないですよね??
大人な浅ゴエ氏を皆さんに見てほしかったのですが…








2004年07月04日(日)


【PLAY】空飛ぶ雲の上団五郎一座「キネマ作戦」


「空飛ぶ雲の上団五郎一座『キネマ作戦』」@新宿シアターアプル。

空飛ぶ雲の上団五郎一座という劇団(?なのかな)の公演で、日替わりゲストとして若手芸人さんが呼ばれ、エレキコミックも出るというので行きました…6000円払って…(涙)。
前回三谷幸喜氏が出演したときだって我慢したのに!
エレキがこういうのにゲストで出るって貴重なのですもの…あああ、ファンはつらい。

もちろん日替わりゲストなので、エレキの出番は少しだけですよ。
なので感想はそこを中心に(笑)。

大まかなストーリーは、空飛ぶ雲の上団五郎一座という劇団が興行に間に合わせるためにいろんなフィルムをつなぎ合わせて映画を作り上げるのに四苦八苦してる、というもの。
エレキが出演した若手芸人の枠は、表向きはその劇団のお手伝いのために面接を受けて入団するのですが、実はある人に頼まれて吹き矢で暗殺を企ててる…という人物の役。
エレキ二人は「只」Tシャツ(自分達の公演の物販T)の白をお揃いで着てました(笑)。何故お揃い…

面接のシーンでネタをやるのですが、エレキは最初「やっつんバーガー」をやろうとして邪魔が入り、結局「銭湯」を。
ちゃんとした長いバージョンの「銭湯」でした。
客席はきっとエレキコミック自体を見るの初めての方が多いと思うんですけど、受けてましたー。
分かりやすいものね、エレキのネタ…。
ストーリーの中盤のあたりで出てきてしまったので、この後出てこないのかな?と思ったら、ちらちらと出番ありました。
まぁあくまで吹き矢持ってうろちょろするだけで台詞はありませんでしたけども(笑)。

エレキ以外の感想は…
一緒に行った演劇好きのお友達には「つまらなかったんじゃない?」と心配されましたが(私演劇ちょっと苦手なので)、そんなこともなかったです。
というか、ものすごく「見やすかった」。
テレビ見てるみたいでした。
出演者はほとんど知ってる顔だし、台詞は聞き取りやすいし、映像も綺麗。
映像に関しては、特にオープニングVTRが良かった!三面スクリーンで本当に空を飛んでるみたいで、あれはずっと見ていたかった。
おうちに欲しいな、三面スクリーン(笑)。

文芸部では、私筒井康隆氏のファンなのですが(とは言え最近は全然読んでないけど)、筒井氏・別役氏・井上氏などの大御所は一部分だけ担当で、署名式なのね…。
というかハッキリ言うと名義貸し程度じゃないか(笑)。プロモーションの感じでは文芸部五人ががっしり組んでみたいな売り出し方なのにー。
ほとんどは残りの人たちが書いてるんですね。ううむ。

くりぃむしちゅーは忙しいのによくこんな舞台のスケジュール入るなぁ!!と感心してたんですけど、それほど台詞も多くなく。
でも彼らが舞台に居てくれるのはかなり助かりました。
他の出演者だけだったら本当に見てるの辛かったと思う、私的には。

演劇部分で好きだったのは…うーん。
最後の方で、いとうせいこう氏扮する座長の団五郎氏(故人)が、女の子の幽霊とお話するシーンがあって、スクリーンにはちゃんと姿が映ってるのに実際の舞台の上では車椅子だけ…というのが好きだった…んですけど。
なのに、その後出てきちゃうの、団五郎が!ダメじゃん、興醒めじゃん!!
あくまでもスクリーン上だけの存在に留めておいてほしかった…。車椅子もただ置いてあるだけじゃなくて、スクリーンの団五郎氏の動きにあわせて動けばよかったのになぁ。無理かしら。

一旦物語が終わってから、おまけコントをやります!とアドリブコントをやってたんですけど、ちょっとグダグダで残念でした。
あれ不要だったのでは…。
エレキが出てくれるかと思いきや出てくれなかったし。あんなのゲストの若手芸人にやらせればいいじゃないか!一番イキイキしますよ。

てな感じでした。
あぁ、演劇久しぶりに見た…けど当分もういい(笑)。
シアターアプルは見やすくて好きですけども。ますだおかだの単独以来です、来たの…








2004年07月03日(土)


【LIVE】ザ・プラン9「アウタースペース『3つの空間』」


ザ・プラン9「アウタースペース 『3つの空間』」@新宿ルミネtheよしもと。

本公演じゃないけど、東名阪の三箇所公演のライブです。
何をするのだか全然知らずにチケット取る私達も、もう立派なプランファンなのでしょうか(笑)。

以下、まだ名古屋と大阪の公演が控えてますのでネタバレ対策で反転します。

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全体の構成は、以下の通り三つのパート(3つの空間)に別れています。

・鈴ゴエSPACE(鈴木氏+浅越氏)
「岐阜羽島演芸大賞」の司会が浅越氏と鈴木氏。鈴木氏の女装は初見だったんですけど、本当にアシスタントレベルの女の人にいそう!(笑)化粧の仕方とかもすごく女性っぽく仕上がっててビックリしました。化粧栄えするタイプの顔なのね…
演芸大賞の決勝戦で、予選5組の中から勝ちあがった4組(落ちたのはユウキロック氏だそうな)が争うというもの。
その出場者もプランのメンバーがちゃんと組み合わせでやっており、最後の出場者は「ザ・プラン9」というメタ構造。
プランのそのコント(立てこもり犯を説得する設定)もお客さんを巻き込んでて面白かったです。
ただああいうところで挙手して舞台に上がる人にはメガネかけてる人が多いのかな…(二人ともメガネかけてた…)。
途中、その舞台に上げたお客さん二人だけを残して他の出演者がはけるシーンがあるのですが、私も「三分は長いよ!!」と思いました。素人だから声も通らないしさー。あれ大阪のお客さんだともっと面白いのかなぁ??
で、審査結果が出るまでの間、去年の審査員特別賞がゲストで来てます…と出てきたのがハリガネの大上氏。しかも野球のユニフォーム着て野球漫談。そしてこれまた長い!!
大上氏が登場した瞬間は客席は思わぬゲストに大盛り上がりだったのに、どんどん失速していきましたとさ(笑)。
だって野球ネタがわからない以前にシンプルにつまらなかったよ…ホントに…。

・ナダギブソンSPACE(灘儀氏+ヤナギブソン氏)
このSPACEだけはコントではなくトークコーナーみたいな企画もの。
白衣を来た灘儀氏とヤナギブソン氏が、普段面白いと思ってるものについて語りたいということで、ホワイトボードに用意してきた記事なんかを張って説明。
内容は「ギネスブック(の面白記録)」「似てる人(似て蝶みたいな企画)」「English Song(日本人がカバーして出してる英語の歌)」などでした。
しかしこのコーナーがものすごくつらかったです…。退屈だった…。
ギネスは知ってる話が多かったし(挙句一番最初にギブソン氏が資料の読み違えをしているのが致命的だった)、二つ目の企画は本当に似て蝶そのままだし(全然興味がない分野…)、唯一楽しかったのはEnglish Songでした…。
「いつもHard's day night!」は言い方だけどね、面白いの(笑)。
あとこのSPACEのオープニングのVTRがものすごく可愛くて、とくにヤナギブソン氏がめちゃくちゃ可愛く映ってました。
二人でバイクでシロツメクサ(?)がいっぱい生えてる草原に行って寝転んでるて…あああ可愛い。

・覚お〜い山SPACE(久馬氏+覚王山氏)
「14」(Fourteen)という「24」みたいなコント。しかも二本立て!豪華!
一本目は、8時のニュース担当のアナウンサー福田朗(ゴエ氏)のスタジオが本番直前に政治犯(なのか?あれは)二人に乗っ取られるという設定。
インパクトのある公約を考えろ!という政治犯の言う通りのお題に、大喜利形式で答えるテレビ局のスタッフとアナウンサー。
で、14分後までにそれを替え歌(長淵剛の「とんぼ」の)に仕上げる!!というのをやってたんですが、ちょっと無理が(笑)。
最後は政治犯の要求通りの声明をゴエ氏が読み上げて、それがゴエ氏の思惑と全く一致でめでたし!という結末でした。

二本目もゴエ氏の設定は同じ(というかラストを見る限りパラレル扱い?)なのですが、本番のスタジオに向かう途中のエレベーターで乗り合わせた5人のお話。
エレベーターガール(灘儀氏)の暴走のせいでエレベーターが止まってしまうのですが、同じく乗り合わせていた久馬氏が持っている箱が「1から14までを数えてしまうと爆発する」爆弾で…という流れ。
で、そこに至るまでの会話で既に13まで数えてしまっていた、というのが大きなトリックなのですけども。
…これがねぇ、客席は「おぉ〜」ってなってましたけど、個人的にはラーメンズがもう何年も前にやってることをもっと完成度を低くやってしまった感じがどうも否めず…残念…。
最後にあっさり浅ゴエ氏が14言っちゃうのは面白かったです、勢いで(笑)。
結局爆発はせずに、替わりにゲストの方が出てきて爆発する(という説明でいいのかあれは)んですが、私全然存じ上げない方だったので、ここでもぽかーんとしてましました。とほほ。

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という感じのライブでした。
残念ながら、ちょっと中だるみがあったのとゲストが全然興味ない二人だったので(笑)楽しめなかった箇所が多めでした。
あと久馬氏全然活躍してませんでしたよね、舞台上で…それも物足りなかった原因のひとつ。
一番活躍してたのは今回誰だろう、鈴木氏かな??


でもプランの本公演以外のこういうライブが東京でも見られるのは本当にありがたいです。嬉しい。
ただ、ルミネは本当にお客さんにマナー知らずの人が多過ぎ…若い人が多いからなのか?
家でテレビ見てるみたいなお客さんはホントどーかと思う。他のお客さんに迷惑をかけてはいけませんよ、常識的に…








2004年07月01日(木)


【LIVE】エレキコミック「エレキコミックショー」(7月)


エレキコミック「エレキコミックショー」@笹塚AJISAI劇場。

一番最初は、コントから。また新ネタですよ!!(本人達も「単独前に新ネタやる俺らって…」と言ってましたが・笑)
ゴミ屋敷へ取材に来たレポーターの今立氏と、ゴミ屋敷の住人の谷井氏のやりとり。
谷井氏がゴミ屋敷の住人!!はまり役だわ!と一人で納得してました(←失礼千万)。よく思いついたなぁ。
舞台の上にゴミがどちゃーと置いてあり、そこから腹這いで出てくる谷井氏…
結構まったりとしたやりとりになってましたが、簡易すぎるポストと「…全然感動しねぇ〜!」には笑ってしまいました。
「チャンスだぞ!!」ってフレーズ、いいなぁ。日常生活で使いたい(笑)。

オープニングVTRは、谷井氏改名について。
「谷井」が読みにくいので全部ひらがな(「やついいちろう」)にするそうです。
「『今立』も読みにくいんですが、こっちは現状維持でお願いしま〜す」だそうで、谷井氏のみの改名だそう。

トーク自体もその改名の話からだったんですが、谷井氏が言うにはファンには評判悪いそうな。
でも若手がいっぱい出てる番組にありがちな、名札に「谷井」って書いても司会の大御所(鶴瓶師匠とか)にはちゃんと読んでもらえないそうで、名前を訂正するやりとりが面倒だから…ということでした。
「今立」も大概読めなくて、「いまだて」とか呼ばれたりするそうですが、「それは大体あってるからそんなに気にならない」そうで、「たにい」と「やつい」じゃ全然違うしそもそもじゃあなんで「やっつん」って呼ばれてるのかってことでしょ!?と谷井氏熱弁。
確かに…。

あと、さっきのゴミ屋敷のコント中、谷井氏の帽子のあたりにずっとショウジョウバエが飛んでたそうです(笑)。
ツッコむにも小さ過ぎてお客さんから見えないだろうからツッコめなかったと今立氏。

その後は何故か電車の話。というか「最近気付かれるよね」という谷井氏のフリから、今日乗ってきた電車の中で気付かれたというエピソード。
某I線に乗ってたら、女子高生六人組のうち一人が「あっ、あれだよ、あれ!」と名前が出てこないけど気付いて興奮してるリアクションだったのに、他の五人に立て続けで「え?知らない」「知らない」「知らない」と連呼されたそう(笑)。
しかもなんか谷井氏に対してキレてる風の「知らない」という言い方で、いたたまれなくなって反対方向を向いたら、男子高校生にも気付かれたもののまたその連れが「知らない」という反応だったそうで。
挙句、目の前に座っていた(谷井氏は立ってたらしい)カップルの男も気付いてたけど、連れの女性は知らないみたいな感じで、谷井氏は早く着かないかなぁ〜とやきもきしてたそうです。
総合すると「大体エレキは一人しか知らない」という認知度だと(笑)。

後は中吊りに捕まった男の人の話とかおばあちゃんの稲の話とか、ずーっと遡って以前からの面白い電車エピソードを話してました。
本人も言ってたとおり、今までのトークライブで話したことがある話題だったので懐かしかったです。いや、面白かったけど。
今立氏が小学生のころ痴女の被害にあったという話は驚き。説明しづらいですけど、身体の一部を押し付けられて挙句最後「可愛いね」と言われたそうな。あー、本当に可愛かったんだろうな、と思いました。思ったけど…何故そんな話をしたんだよ、今立氏(笑)。男の人ってそういうの言いたいのかな。

電車の話の間に、谷井氏が居酒屋で被害にあった(酔っ払いの男の人に絡まれた)話もしてましたけど、そのとき一緒に飲んでたのがダイノジの大地氏と佐久間氏だったそうで、この話も聞いたことあるような…と思ったんですが谷井氏が「さっくまん」と佐久間氏のことをちゃんと呼んでたので(笑)、そこだけ感心。今も仲いいのかしら?
というか誰とでも仲いいな、谷井氏…

今立氏は、そういう危険な目に逢わないのだそうで、それは何故かというとセンサーがすごいから。
大学時代にエレキ二人で歩いてて、いきなり今立氏が「こっちやめよ」と左に曲がったりするので、よく見てみると柄シャツ着た男がこっち向いて歩いて来てたりするそうな(笑)。
「臆病なんじゃん」という谷井氏に、「!!」と今立氏が止まってました。
あと今立氏は「犬のフンをよく踏む」んだそうです。中学生時代に友人宅で裸足でそれを踏んづけた経験を話してくれました(笑)。

ここまで結構長くトークが続いてたので、今回VTRないのかな?と思ってたらちゃんとありました。
谷井氏がDJをやったときの映像。谷井氏のDJでお客さんが結構盛り上がってて、ブースに上ろうとしてる人とか皆がワー!!ってなってるとこを映した後、谷井氏が今日の出来は?と聞かれて「いまいちだね」と答える何様なの的なインタビューが挟まれ(笑)、同じイベントに来てたDJ KOO(TRFに居た人。カレー作ってる人みたいとDTに言われてた男の人です)に教えを請いに言ったんですが…
KOO氏自体はすごくいい人なんだそうな。いろいろ教えてくれたそうで。
が、その後の彼のDJで全然フロアが盛り上がってない様子までVTRで克明に映してました(笑)。わざわざ谷井氏時と比較して(笑)。
なんか悲しかったな、あれ…。

VTRが終わった後、お前もDJやれよと今立氏に振ると、「俺だったらアニメとジャニーズになるよ」と答える彼(笑)。
一曲目は「まいっちんぐマチコ先生」のテーマだそうで…歌ってくれました。
それに対する谷井氏の応え。「甘いな、声が」(笑)。
他にもNEWSとか流す〜と今立氏は考えてましたけど、実際は「恥ずかしいからやだ」だそうです。あぁ、それでこそ今立氏!
谷井氏は二人でやろうよと誘ってましたが、「あんなに人がいたら緊張する。二十人ぐらいだったらいい」と言う今立氏に、谷井氏「家でやれ!!」。

最後は告知。相変わらずテレビ三本(メンB・エンタ・笑金)。あとは単独のチケットを何枚買ったかという客席への詰問を(笑)。
というかまだ残ってるのか、チケット…完売したんだと思い込んでました。

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てな感じの7月のエレキショーでした。来月は単独のためお休み。その後のはいつ発売になるのかな?

ライブはとても楽しいのですが、また客入れの手際が最悪で辟易。次回までに改善してるといいのですけど…









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