『ビッグフィッシュ』


「親父、頼む。生き返ってくれ。一緒に、この映画を観よう」



事実よりも大切な真実があるということを、面白く優しく伝えてくれる映画です。

2004年06月30日(水)

ハード

水曜日は焼肉を食べに行って(もー焼肉に行くと、ダイエットとかホントどうでも良くなるよ)木曜日は再び三上博史の舞台に行ってきました。
何だかハードな1週間だった。

三上博史はやっぱりすごかった。パルコの方が小さい箱だった分、感動もひとしお、みたいな感はありましたが、それでもすごかったよ。
何と言うかリピーターが多いのか、客の反応がいいんですよね。
後は演目が演目なので、ドラッグクイーンの方がたくさんいらした。
ものすごく美しい方がいらして、一緒に写真とか撮りたかったんですけど、あまりの美しさに話し掛けられず、未だ後悔中・・・一緒に行った友達に、何度も「話し掛けなくていいの?」って聞かれたのになー。小心者・・・。
叶姉妹を前に、声が出なくなるみたいな感覚なのかしら。(叶姉妹に会った事ないけど)
青ひげ公の城?も観たかったな。早く知っていれば・・・。


健の誕生日に何のケーキを食べようか悩んでます。調査と称して色んな店のケーキを食べ歩いているので(ダイエットは?)ちょっと飽きてきた。
抹茶ものがいいかなあ。健ぽくて。

最近の読了本
『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎
私この人すごく好みかもしれない。策略にはまってるなあと思いつつ、キャラがものすごく好みなんですけど。いつもいつも。
今回は勿論河崎がタイプです。でも難しいな・・・河崎というか・・・何と言うか・・・。
現在と過去が交互に交差して、最後はぴったり合わさる手法も見事。
今までこの人は、キャラが魅力的な割に、ミステリーとしてのトリックや手法が甘いな、と思っていたのですが、この作品はトリックもやられた、って感じ。
最後がちょっと間延びしていたけど。
まだ作品数が少ない作家さんなので、読破目標。
2004年06月27日(日)

興奮気味で

どうしよう。


健が可愛すぎる。



可愛いと言うか・・・何だろう、それなりにまともに見えると言うか(失礼すぎる)ちゃんと世の中渡っていけそうと言うか、私の知らない(知らなくてもいい)ことも色々享受して生きてる子だと言うことが分かった感じ。
まあ要は可愛いってことなんですけどね(健のすごいとこは、「可愛いからまあいいか」で許されることが多分にあるところ・・・)(24歳(もうすぐ25だよ!!四捨五入で30だよ!?)の男子としていかがなものか)(まあいいか)(←だからこれが健の凄い所なんだって・・・・・・)。

『雨が来る』は、ほんとにいい現場だったみたいですね。
てゆうか、演出家に対してすごい生意気な口きいててハラハラしたよ〜。可愛いからいいけど(だからこれが)。
でも名前呼びすてされてましたね。仲良いんだなあ。
塚本さんにまで生意気な口を・・・恐ろしい子(この方どうしても『マシーン日記』のイメージが強すぎて、健が生意気言う度に「殺される!」と思ってしまう・・・(ほんとすみません))!!!

演技者、DVDになるそうで、とても楽しみです。
今回録画テープ間違えたけど(1話だけ)気にしない!DVD買うから!

最近の読了本
『密やかな結晶』小川洋子
不思議なお話。(いつもですが)耽美と言うより繊細と言う言葉がぴったりくる感じ。
主人公とR氏の関係は、プラトニックということですよね。でも、奥さんのことを考えるとどうなんだろ。まあそういう常識が通用しないような世界観がありますが。
お爺さんが亡くなられたのが、読んでて一番つらかった。主人公やR氏のことよりも。
『DIVE!!』4巻
これが最終巻で、その通り総纏め。
でも終わり方がいまいち納得できないのは、私が知季に感情移入できなかったからですね。要一の方が全然好き。最後、ほんとに解せない。
『ガラスの麒麟』加納朋子
これも繊細な話ですが、オチがいまいちだったかな。繋がりはうまいですが。
2004年06月22日(火)

『雨が来る』

いい話だった。しみじみと。

こんなにいい話なのに、一部地域では放送中止だそうで本当に勿体無い。
暴言を百も承知で言いますが、あの話に因ってそういう面で影響受ける人がいるとは思えません。
何を見ようが話そうが、飛びおりる人っていうのは飛びおりますよ。きっと。
映像的にショッキングってことなのかもしれないけど、あの場面をきちんと観た人はそういうショックを受けると思えないんですけども……まあこんなとこで言っていても、詮無い事ですが。

でも、いい話だった。
救いと解放の物語。なくす事で得るものもあるということですね。
色んな解釈があるのも分ってるのですが、私的に。

最近の読了本
『あそこの席』山田悠介
うう〜ん、何であんなに叩かれるのか良く分らない。分らないので、とりあえず読んでみた。やっぱり分らない。
至極平凡な本なのですが……オチから何から……文章がちょっと稚拙で、キャラが薄っぺらい、くらいしか叩く要素がない。平凡すぎて。
多分売れているので叩かれるのでしょう。売れなかったらまず瞬殺される本な気がする。
『#6』2巻 あさのあつこ
あのこれ、児童書?色々やばいですよ?
色んなテーマがあるのは(しかも結構キツイ視点の)分るのですが、キャラが………色気を振りまき過ぎ(色んな意味で)。懐かしのNHK少年シリーズとかでやって欲しい。続きはいつ出るのだろう……気になる。
『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎
すごく不思議なお話でした。でも好みの感じ。
というか話の展開やミステリーとしてのオチは、そんなにすごくもないですが、この人の場合完璧に設定とキャラ勝ちです。今回は主人公は平凡ですけどね。
というか桜というキャラが、大好きで……(私が)。彼が出てくるのがみたくて必死で結構長いのを一気に読み切った、という感じ。
これお芝居とかでやると面白そうですけどね。でも難しいかなあ。出来そうだけどなあ。草薙とか、すごく芝居のキャラっぽい。
2004年06月17日(木)

週末

再び友人宅で巨塔ナイト決行。
今回は2部すべてを網羅。
しかし私、2部は真面目に観ていたという余裕が緊張を緩ませ、最終回の一番良いところで寝てしまった(無念だ…)。
しかし五郎ちゃんの遺書、暗記してしまいそうです。

つーか里見がよ〜(略)。

ほんとはニモも観たかったのですが、諸事情により断念。
私は真っ先に眠りに落ちたので、ベッドが占領出来ました。身体が大分楽。

三上の舞台のチケット、一番後ろの席ですけど何とか取れたので、とても嬉しいです。何か、もう一度見ないとケリが着かない。そんな感じ。

最近の読了本
『DIVE!!』2.3巻 森絵都
これ、1巻が友季、2巻が飛沫、3巻が要一のお話なのですね。
じゃあ4巻は誰が主役なんだろう。気になる。
等身大の男の子は友季って感じですが、飛沫が一番可愛いなあ。
要一は何か主役になってもカッコ良いので、私の中で江口洋介になってしまった。(江口っていつもカッコ良い役しかやらないから)(いつも懐の大きい役)
でも悩みとかリアルで、色んな事が容赦ない。スポーツって、恐いものなんですね。心と身体の戦い。
大人達も魅力的です。特に大島と飛沫の関係は、とても微笑ましくていい。
『支那そば館の謎』北森鴻
う〜ん、北森さんはこういう軽いタッチよりいつものノリがいいなあ。
それなりに読めるんですけど。居酒屋『十兵衛』の料理がおいしそうで、堪能しました。京都行きたいなあ。
『@ベイビーメール』山田悠介
アマゾンのレビューで、有り得ない程叩かれていたので、デビュー作の『リアル鬼ごっこ』を借りたかったのですが貸出し中だったのでこれにしました。
まあ、普通のホラーもの、かな。オチや展開も読み通り。
確かに文章はちょっと「あれ?」みたいなとこが多くて読みにくいし、そりゃないだろ、というような表現があるのですが、そこまで叩く程のアレだろうかと思いました。デビューのきっかけがオンラインでの小説発表だったとの事で、一文一文が不自然に短いのはそのせいかなあ。
死体が目を見開くとこなんかは、淡々としすぎな文章が逆におっかなかったですが。でもプロのレベルではないよなあとは思います。
今も執筆されてるそうなので、今後に期待。
2004年06月13日(日)

何あれ

さすがに昨夜は起きていられず、ビデオで今やっと観ました。
『雨が来る』。



何あれ。





きーーーーーーーーー!!!!(カンの虫)






可愛すぎるんだよーーーーー!!!



真面目な感想としては、石井さんがすごく不愉快に恐い。
塚本さんはすごい存在感ですね。この人は不愉快じゃないけど恐い。


来週はもう最終回ですか。早いなあ。
2004年06月09日(水)

続き(?)

何とかチケットが手に入らないかなあと、ネットサーフィンしてみましたが正攻法では無理だった。
ヤフオクとかおっそろしい位値上がってて、私の手の届かないところにいた。
いや、もう1回、三上博史が見たいなと思って。


こんなに衝撃を受けたのは、久しぶりです……。
三上が何かにのりうつられてるみたい、と言いましたが、私がのりうつられたみたいだよ。
いや〜もう無理かな。可能性としては、新宿ナイツの当日券だけなんだけど………いや〜無理。地方に行かない限り。(行けない)
私の行った金曜日は浅野温子さんがいらしてたそうですが、分らなかったなあ。
映画も観てみようかと思ったのですが、もうちょっと落ち着いてからにします。
検索したら、感想を書いてらっしゃる方が結構いらして、興味深く読ませて頂きました。
それで、ラストのあたりを少し勘違いしていた事も判明。
現在の恋人は、恋人とはちょっと違ったみたいですね。だから、最後ヘドウィグが彼(彼女?)を解放してあげるという意味をこめてウィッグを被せた……ということなのかな?
解放されてこその自分だったようなので、元々彼は解放されるべき人だったという事なのですね。だって、イツハクはヘドウィグが言うところの『カタワレ』ではない訳ですから。

いえでも何か色んな意味で、衝撃と影響を受けました。
私も頑張ろう。
2004年06月06日(日)

『ヘドウィグ・アンドアングリーインチ』

観て参りました(一人で)(だって友達誘いづらい……)。

パルコ劇場は『二万〜』以来です。交通の便も割といいし(駅からちょっと歩くけど)まわりに店もいっぱいあるし、チケさえ取れればいい劇場ですよね。

内容は、性転換に失敗したロックシンガーのお話、なんですが。



三上博史、何かにのりうつられてるみたいだった。

すごかった。
今の日本で、あんな迫力のある方が美輪明宏以外にいるとは思わなかった。
私的にはそれを超えた。
毛皮のマリーを思い出したけど、お二方とも、寺山絡みですよ。
何者、寺山。(いや……美輪様はともかく、三上に関しては最後まで責任とった方がいいのではと思うよ)(無理ですが)

しかし、すごい。三上博史ってすごい。何と言うか良かったとか面白かったとか好きとかではなくて、



す ご か っ た 。


ていうかあんなに歌上手かったですか?(本城裕二の時)スゴイ声量だった……あれだけ動き回って……しかしミュージカルって、歌の時、観客は立ち上がって踊ったりするものなのですか?(踊ってる人いっぱいいましたよ……)
私、コンサートに来たのかと思った。
それにしてもすごい。
ていうか、オカマにしか見えなかった。(賞賛の言葉です)
途中で、「あれ……三上博史って、男……だったっけ?」とか本気で思った。(混乱気味)
だってミニスカートに生足なのに、違和感ないんだもん………三上さんって、一体いくつなの?


それで、舞台の方は結局最後はハッピーエンドで、でも最後までお互いに通じ合ってなくて、ちょっとしんみりしました。
かけがえのない相手だという事を、お互いに自分のみがそう思っていると勘違いしていて、それでいいとすら思ってる。
でも、ヒロイン側に現在恋人である人がいるんですけど、モト彼(この言い方‥‥しかし他に説明出来ない)が運命の相手だという結論であるなら、今の恋人はどうなってしまうの?
と思ったら、ラスト、二人はそれぞれの道を行くのかなと思わせる感じで、それも切なかった。
だってヘドウィグはトミー(モト彼のこと)には捨てられたと思ってるんだもん。(しかも自作の曲をごっそり盗まれて)
ヘドウィグがひとりぼっちになってしまう!!

ああ〜何か切ない〜。でも究極のハッピーエンドではあるんですけどね。
2004年06月04日(金)

『キャシャーン』

観てきました。
有楽町の大きな映画館だったので、音も画面も大きく、いやという程紀里谷ワールド満喫。
噂通り、2時間ミュージックプロモを観てるような感じでした。良くも悪くも。
ワタシ的内訳。
唐沢¥400 ミッチー¥300 要潤¥200 その他¥100

何か途中から『覚悟のススメ』とかぶってかぶって………唐沢が散様にしか見えなくなった。実写でやる時は是非唐沢で。(無理)(その前にやらない)
あと、要潤はすごいスタイルですね。
キャシャーンと闘うシーン、フィギュアにしか見えなかった。
てゆうかシムピープルにああいうのいる。
CG多用してるので、戦いのシーンはゲームのバイオハザードそのものという感じなんですけど。

全体的にはまあまあだったんですが、(しかし映像がさ……何か2時間も観てると酔いそうになる感じ)ラストのモノローグみたいのは蛇足だったんじゃないかなあ。

今日は『雨が来る』2回めですね!
前回ビデオに撮るのを間違えたんで(テープを)今日は失敗しないようにしなくては。
2004年06月01日(火)

ニッキ / 松

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