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キャバ春秋 - 2004年12月30日(木) 2004年も残すところわずか。最終更新である。 最近しばらくキャバネタを書いていないが、別に行っていないわけではないよ(笑)。 もはやあたりまえの日常なんで。 今年はそうだな、キャバに関しては「更改期」という感じだった。 前に書いたように、なじみの子が今年に入ってから長期休業→自然退店となってしまい、その店には2月行ったのを最後に、全く行かなくなってしまった。 そのかわり、別の店によく行くようになった。 「よく」といったところで、せいぜい月に2回なのだが、僕的にはそれでも「よく」行く部類なのだよ。 なにせ、行かないといけない店が他に何軒もあるので(笑)。 他の店がせいぜい月1か隔月に一回というペースだから、自分的には破格の扱いだと思っている。 その店は新宿歌舞伎町にある、いわゆるキャバクラに属する店。 ただし、マスメディアには登場せず、HPとかも出していないタイプの店なので、知る人ぞ知るといった存在かな。 もともと別の店(こちらは会員制のラウンジに属する店)にいたある子を、僕はいつも指名していたのだが、彼女が事情あってその店に移ったので、僕もそこに行くようになったのである。 客というのは基本的には「店」につくものというよりは、「人」つまりキャバ嬢につくものだからね。 そこは別に何の変哲もない店だ。 キャパは30〜40名くらい。広からず狭からず、キャバクラとしてはありがちな規模だろう。 カラオケの設備が一応あるのだが、それで歌う客を過去に一組しか見たことがない。 キャバはカラオケをしに行くところじゃなく、嬢と話をする場所だと思うから、それでいいんである。 値段は、歌舞伎町だけに決して安くない。 ボトルを新規で入れて、指名嬢やヘルプ嬢にドリンクをおごって、2時間いると3万円近くかかる。 ボトルがあれば2万弱という感じ。 でも「高い。もう来たくない」とは、全く思わないんだよ、これが。 なぜなら、漫然とその店に来ているわけではなく、指名嬢というはっきりとした「お目当て」があって来ているのだから。 特に好きでもない、つまり「どうでもいい」子と一緒に飲んで、そんな勘定をふんだくられたら馬鹿馬鹿しくてやってられないが、会って話をしているだけで楽しい、そんな特別の子なんだから、多少の出費は気にならない。 本当に心地よい時間を手に入れたいと思ったら、その程度の金くらい出さないと。そういうふうにさえ思う。 こういうと、 「話をしているだけで、ホントに満足してるの?」 というツッコミも受けそうだが、僕としては、それだけでもかまわない。 あわよくばその子と客と嬢以上の関係に…なんて、思わないでもないけど、別にそうならなくたって、気にならない。 それが、粋な遊びってものではないかな。 で、もしこういう感覚がわからないかたは、夜遊びには向いてないと思う。 会社が終わったら、さっさとお家にお帰りくださいって感じだ。 なんていいますか、キャバに行くという行動は、酒を飲むことが目的ではないのであります。 酒が飲みたいだけなら、酒屋で買って家で飲んでればいい。 ひとときの非日常な時間と空間を味わうために、行く。それがキャバなのだと思う。 来年も、たぶんあきることなく行き続けているんだろうな。 いろんなものを「卒業」して来た僕だが、これだけは当分卒業出来そうにない(笑)。 ...
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