「元気ですか?」キミは言った。元気ならそれで、いいんだ。独り言のように呟いて、何が言いたいのかわからない。「謝りたかったから…」そう言って、君は黙った。謝る?いったい何をさ??長い髪が風になびく。あの子がきれいと笑った自慢の髪。「ごめんね」私は君を知らない。