耳鳴りおやじの日記
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...最近、老人力というのが話題らしい...
...使い方は”なんか耳が遠くなってきた””それは老人力がついたね” と使うらしい...
...老人力まで行かなくても”おやじ力”というものもあるのではないか?
...”最近、会社帰りにひとりで居酒屋で飲むんだよ””それはすごいおやじ力だ”とか...
...ひとりで居酒屋で飲めるようになればかなりのおやじ力の持ち主である...
...そういえば、知り合いのK先生もひとりで赤ちょうちんで飲んでいるらしいが、少しおばさん力もついているなと感心するのは、そこのポイントカードを大事にしているからだ...
”何回かここにくるとポイントがたまり、酎ハイ一杯ただなんだ”と嬉しそうに話すところは、おやじ力とおばさん力の融合というか、あまりに素晴らしすぎて嬉しくなった...
...そのK先生、先日の学会発表、素晴らしかった...なんか研究やデータを愛している気がする...
...不思議なことだが世の中にはデータを愛さずに発表したり、論文にしたりするひとがとても多い...
...データを愛している研究者はそう簡単にテーマを変えないし、美しさを感じる...
...他人の目を気にせず、好きなことができているというのは、かなりのおやじ力である...
...おやじ力を身につけた気でいたが、まだまだだ...老人力に向けてがんばろう...
...涼しくていい気持ち...
...気持ちはいいのだが、つまらない学会だった...しかし、つまらないからといって役に立たないわけではない...
...どうやら、国が主導で作ったらしく、お金ありきの学会で、それが面白さを落としているのかもしれない...
...しかし、面白くないとストレスが溜まる...ストレスが溜まったので、ストレスが溜まっている知り合い大学院生と飲みに行く...
...大学院生も研究室運営で不満が蓄積...研究の意欲も低下しているんだという...先生の立場もわからないではないが、どうもミスリーデイングである...
...この学会、もう出るの辞めよう...K大学の?先生は”レベルが高いよ”って言っていたけど、そうかなあ、よっぽど先週の学会の方がいい仕事が多いと思うけど...
...今週は疲れた...ゆっくりやろう...
...どうも体調が悪い...が、授業をしたら治った...
...参加した学会で、若手の活躍を見ると頼もしいなあと感じる反面、 それを支える教授が少ないとも感じる...
...また、強烈な派閥意識があるためか、同じような研究をしていても、派閥を越えた交流が少なく、しっかり議論することをしていない気もする...
...まあ、学会に出てそこそこの論文書いていれば業績も上がるわけだからいいのだが、学会レベルがあがるかと言えばどうも不安である...
...学会期間中、近くの研究所に行って知り合いのポスドクと会った...
”別の楽しみを見つけようと思っています”とT君...
...話を聞くと研究以外の職に就こうと考えているらしい...ポスドクになってから研究社会の不条理な波にのまれ、嫌になったらしい...
...知り合いの40前ポスドクも期限が切れてフリーター...
...M先生も期限付き、素晴らしい業績があるのに就職無し...
...なんか、若手研究者の光と陰を感じた学会だった...複雑...
...ちょっとした会議に参加...
...友人のO先生と飲みに行こうと電車に乗ったら、なんと恩師のK先生とばったり出くわす...
...なんとなく、もじもじされているので、”一緒に行きましょうか”とお誘いして、いきなり恩師と飲むことに...
...女の子が2人いたので、じゃあ両手に花にという設定で、恩師の両側に座らせたら大変なことに...
...恩師絶好調...2時間程の飲み会の間、ひとりでしゃべりつづけ、その健在ぶりに”参りました”...
...その気さくな人柄が多くの卒業生を育てたと実感...恩師を越えることなどまだまだ先だと反省...
...今日は恩師も含めてまた飲み会...昨日の勢いはあるだろうか? ...あったら凄い...さすが、恩師である...
...からっとした涼しさが嬉しい...
...ひさしぶりのセミナーに参加...ひとりだけ、とても多くのデータが出ていただけで、後はどうもパッとしない...
...能力があるのはわかるのだが、先生と深いつながりがあるだけに、研究室内のストレスは大きいのではないかなとも感じる...
...研究室には研究ができてもできなくても、盛り上げ役みたいな人がいないと活性化しない...
...どうも、つながりが深いせいか、特別扱いしている気はする...研究ができるのなら、大学院生を指導することで関係を深めればいいのだが、それもない...
...ただでさえ、博士の就職先がなく、先が見えない状況で苦しい立場にいる大学院生...その大学院生から見れば、教員と深い関係にあり、博士をとってもとらなくてもなんとか生きていける保護された大学院生はどう映るのだろう...
...なんとなく、崩壊の危機にある気がする...S先生も静観するしかないのだろう...
...まあ、いいか...気持ちいい青空でも見てすっきりしよう...
...突然、出たセンター化構想...とうとう来たか...
...ある精神科医によると、男子が大人になるためには畏怖の念が必要で、そのためには自分の親以外にも尊敬できる人物に出会う必要があるのだという...尊敬できる人物とは金持ちとかかっこいいとか、あこがれに近いものではなく、生き方の手本を示せる人らしい...
...大人になる前におやじ化している私だが、尊敬できる恩師に恵まれた気がする...
...高校時代の部活の先生...すでに亡くなってしまったが、非常に多くの部員に愛された先生だった...
...葬式に行ったとき、昔の私の練習内容が飾ってあったときは泣けたが、非常に細かな練習計画を毎日出してくれた先生だった...
...最近では部活が衰退化して、教員も一生懸命教えることも少なくなったが、これって生徒の成長にも影響与えているのではないかと感じることがある...
...新首相は教育改革をやると言っているらしいが、どうかなあ...しかし、首相の奥さん、まだ40代半ば...若い...杏里に似ているかなあ....まあ、いいか...
...車を運転し、横を見ると人が並んでいる...吉野屋である...一日限りの牛丼に必死になるおやじをみると、なんとなく嬉しい...
...行きたいと思っていた博物館に家族で行く...この博物館、できた当初は賑わっていたが、今は年輩の人がやってくるだけで、空いている...
...しかし、草木が多いせいか、とても過ごしやすい上に、障害者割引で5人で500円である...これはいい...
...とても珍しい花があるので、意外と楽しめるのである...私はボーとしていたが、嫁さんと子供達は大はしゃぎ...安く楽しめる...
...私も子供の頃に、東京の竹橋になる科学技術館に通ったものだ...そのころ、サイエンスクラブなるものに入っていてなかなか楽しい思いをしたが、そんな感じかもしれない...
...今日から授業開始..どうせ、学生も夏ばてして疲れた顔をしているのだろう...そんなところからスタートである...
...たかじんの番組、Y先生も大好きらしい...確かに面白い...
...ひさしぶりに来客があった...しかも久しぶりのBBQである...
...台風が心配だったが、なんとか準備していたら、始まった途端に雨...なんと運が悪い...
...お子さんがまだ小さくて、なんとなくうちの子供の小さい頃を思い出した...
...分野が全く、違うので話が続かないかなとも感じていたが、結構面白い話ができた...
...しかし、私の分野と違い、ちょっと大きな大学では必ず存在する分野...しかも話を聞くと博士課程にほとんどいかないので、博士になれば大学への道は比較的容易である気がする...
...うらやましい限りである...
...土曜日も出勤していないということ...そうか、そういうものか...
...以前は年に3回も海外に出張していたのだという...海外出張はほとんど科研でしか出せないので、その教室でとったお金で出張していたらしい...
...今は全く科研があたらないらしい...試練である...
...それでも期待され、活躍できる土壌があるのはうらやましい限りだ...私の領域もどうにかならないかなあ...
...明日から授業...ぼちぼちがんばろう...
...実験器具がそろってきた...有り難い話である...
...そういえば、大学院大学というのは、結局、上手くいっているのか? と考えてみた...
...大学自体が大学院重視になると、同じ大学に所属しているのに、教員内で格差が生じる...これが、組織内で微妙な人間関係を生み出すのだ...
...学問領域や出身大学によって、その人の現在の能力とは関係なく、業績が増えてしまうことがある...
...大学院を担当できる教授とできない教授の格差が生じる...大学院担当教員は大学院だけ、学部担当は学部教育だけとか、そんな分け方になるはずだが、実際のところ、学部と大学院を切り離して考えることは出来ない...
...大学内で教員格差をつくることは良くないことだと思うけどなあ...どうせなら、若手教員を大学院担当にして、業績が出て教授になったら学部教育にも専念するというのがいいんじゃないかな...
...N先生も大学院所属だけど、卒論も見ているし、第一、大学院の学生がいなくなったら、どうするつもりなのだろう...
...大学院の学生数のボーダーを決めて、それ以下になったらボーナス全額カットとか...そのほうがいいように思うけど...
...研究だなんだと言っていても、結局、教育がセイフテイネットにならざるを得ないのである...それを外すと阪大事件になる...
...大学院教授に”最近のセイフテイネットは何ですか”って調査してみたら面白いかも...
...”低いレベルの論文”と答える教授より”家族”と答えるおやじ教授の方がかっこいい...
...意外と”家族”と答える教授の方が業績がいいのである...研究業績や地位は研究のみで支えられていないのである...
...ふ〜疲れた...
...植草教授...懲りないね...雇った大学もリスクが大きすぎた...どうして雇ったのか、不思議だ...
...ミクシイが話題らしいが、それって何?500万人くらい登録しているらしい...やってみたいと思うがまわりにいないし、聞いたこともない...不思議だ...
...世の中、不思議なことばかりだが、昨日、テレビで放送していた脳外科医、4時間しか寝ていないと言う...それで日中眠たくないというのだから不思議である...
...昨日、読んだNATURE...驚くべき事実が載っていた...
多くの人が”え〜なんでやねん(大阪人)”と驚く内容で
”それは、びっくりやな(大阪人)”と納得する論文が一流誌に載るのだなあと感心...まあ、私には関係ないけど...
...しかし、まあ、論文を読めば読むほどいろいろわかるが謎も深まる...不思議だ...むう...
...涼しくなって本当に嬉しい...
...小学生が先生に暴力を与えるケースが急増しているという...専門家によれば、家庭内での教育力の低下、コミュニケーション不足教師の増加が関係しているんだとか...
...完全な教育体制の失敗である...崩壊が起きている...
...崩壊と言えば、お世話になっている研究室...セミナーで大学院生が暴言を吐いて、講師の先生、ぶちぎれ状態...
...昔なら、講師の先生が怒鳴り散らして終わりだが、それもできない...そもそも、信頼感の喪失で研究どころではないかも...
...”生徒の興味あることをさせましょう”と言われ続けた教育現場...暴言を吐いた大学院生も、私の興味はこれしかないと豪語していたらしい...
...2003年度から急増している暴力...15年後は大学生か...
...年々状況が悪くなる...武装して授業やるか...
...例の阪大事件...多くの人にまだショックが残る...
...家のプリンターとMDが同時に壊れたので、修理できるところに直接持ち運ぶ...
...やはりというか、なんというか、初老のいかにも定年過ぎのおやじたちが対応する...
...修理というのは中の仕組みがわかっていないとどうにもならない...今まで働いていた技術者おやじを残しているのかもしれない...
...しかし、平日に行くと、持ち込む方もおやじか、カメラおたくである...
...自分の修理依頼は終了しているのに、うろうろして、隣の修理状況を真剣に聞くおやじ...
...覗かれている方も”誰?あんた?”...”あ..いや..”
...平日の修理センターはカメラおやじで賑わっている...高齢化社会の姿である...
...学会も近いがデータもないので、せめて質問でもしようと論文を読む...少し疑問に思っていたが解決したような...
...W先生の総説も読んだが、昔ほど感銘を受けない...しかし、確かに昔のデータを疑ってかかる時期に来ているのかもしれない...
...不思議とどんな実験で証明されていたかなんて十分考えず、偉い外人が論文にまとめたから信じている場合がある...
...どんな論文もまず、疑ってかかることが必要なのだろう...W先生は、もともとそんな性格だからいい...
...W先生に会えることが楽しみである...M先生にも会うだろうなあ...ぶるぶる...
2006年09月11日(月) |
古着屋に行くと分銅に当たる |
...阪大の問題...N先生も相当ショックだったらしい...
...日曜日にはどこかに連れて行かなければならないということから、ある古着屋にいく...
...別に古着を買おうとしているわけではなく、いらなくなった衣類を捨てるくらいなら、誰かに使ってもらおうとネットで探しあてた...
...この店が凄いのはブランド品に限らず、なんでも引き取ってくれるというところである...どうしてもダメな衣類は海外に輸出するらしい...こういう店は好きである...
...衣類を計るとか、なんとか言っていたら、次男が
”分銅つかうん?”と聞いてきた...泣けた...
...分銅...あ〜なんて懐かしい響き...そうなんだ、分銅なんだ...
...そういえば、子供の頃にいつも使っていたのに、おやじになると全く使わなくなる言葉がある...
...分銅か...実験にも使わないな...
...思い出させてくれた次男に感謝、そして古着屋にも...
...家族は素晴らしい...そうそう分銅(くどい)
...今週の走行距離...40kmを越えている...車ではなくジョギングである...
...秋と言えば読書、スポーツということで、ジョギングを長くする...読書もいいが、春から全く整理していなかった、論文を一気にまとめ、ファイリング...
...まだ、十分理解できていないが、全体像が見えてくる...
...R25という本を購入...25才からの人生を有名人が語っている本だが、古田監督の人生もなかなか面白い...
...それと、食欲の秋と言うことで、カレーを食べる...やはり、カレーはいい...なかなか、おやじにはいい刺激になる...
...ふー
...さすがにY先生もうろたえている...ショックなのでしょう...
東大の格付けがAAAだそうだ...ほんと、この大学は嫌みな大学である...
...昨日は海外のボスとメールで議論...なかなか、議論できる人がいないので幸せである...
...しかし、論文ではなく、メールで議論するとなんか人間味があってなかなかいい...しかも反応がはやく、国内の人と話をしているようである...
...向こうは母国語だからいいが、こっちは英文をつくるだけで四苦八苦である...すぐ、戻ってくるもんだから大変だ...
...なんとか、来年度は直接会って話をしたいものだ...昨年度の悪夢にならないとは思うが、こればかりはわからない...
...夏もいいが、枯れると秋もいい...黄昏の秋...ビールの秋?
...男の子が産まれた...複雑だがめでたいことなのだろう...
...40過ぎのおやじ大活躍...と思っていたら...
...阪大の助手、服毒自殺...この人、知っている...同じ40過ぎ...この人の論文が捏造だとすると、これまた大変...
...40過ぎで助手ってひどいんじゃないかな...一方で30過ぎ教授というやつもいるんだから、ストレスがたまるのだろう...
...知り合いも40過ぎで助手なんているけど、決して論文を出していないわけではなく、頑張っている...
...そろそろ、研究費配分や独法化の弊害が出てきた...だから、研究と教育を分けるのは良くないと言っているのに...
...しかし、この助手、専任である...じゃあ、今のポスドクどうするのという感じだ...
...せっかく、エリートなんだからゆっくり研究させたらいいのに...
...男の子が産まれて喜ぶ日本...自殺した助手も42年前、とても周囲に祝福され、生まれてきたのだろう...
...死んで悲しむ人の方が多いことを学べないエリート...どうするの>文部科学省...
...教育というセイフテイネットを失った研究者...これからどうするのかねえ、日本は...
...学部長がわいせつ行為?...知らない大学...
...学会で開催されるOB会の世話をすることに...
...長い間、空白の時間があるので、名簿を見ていろんな卒業生がいるんだと感心させられる...
...今から思うと学部上がりの学生よりも、外から入ってきた学生の方が目的や意志もはっきりしていて、そういう学生に学部あがり学生も刺激されていた気がする...
...国立大大学院のメリットは外から優秀な学生が来て、刺激を与えるところにあるのだろう...
...現在のアメリカもそんな感じで世界中から優秀な挑戦者が集まる...そんなアメリカに勝つためには個人の実力ではなく、島国根性を持ったチームで戦うしかない...
...昨日もアメリカからメール...今度のボスはどうやら面倒見がいいらしい...
...そこにいるポスドクに話が聞けるのは心強い限りだ...
...是非、成果を残して日本に帰り、しっかり就職してもらいたい物だ...
...実験をしていないと実験できなくなる...だんだん、身体が動かなくなっている...はあ...
...海外のボスからメール...すばやい...
...久しぶりに文献を読む...有名なY先生の総説...わかる人もいるのかもしれないが、私はどうもわからない...
...その後、英語で書かれたレビューを読む...これはわかる...わかる、わからないに英語も日本語もないと感じる...
...英語のレビューにはまさに昨年、私が学会中に指摘した内容がそのまま書かれていた...
”あ〜そうそう”みたいな同意...同じ事を考え、それを総説に書いている人がいるとなんとなく嬉しくなる...
...総説を書いているところは世界的に優れた研究所で、その総説も実はネイチャーである...別に世界的にどうの、ネイチャンか、ネイチャーか良くわからなくても、面白いのは面白い...
...実にシンプルなのである...シンプルな議論はわかりやすい...
...総説をみていると、”結構、いい仕事あるやないか”と納得するわけだが、私たちの領域は、そこで仕事ができるほど実力がない...
...しかし、若手には是非、チャレンジをしてもらいたいものだ...
...自分で行くのは嫌だから誰かをだまして留学させようか...
...難しい...なあ...
...海外からメール...残念なことだ...
...夏休み過ぎの休みなので、子供達を近くのプールに連れていこうと考え、行ったら...
”1時間待ちです..こんなもんですよ”と駐車場の誘導係...自宅から車で10分なのに1時間待ちかあ..やってられるか...
...と思い、しょうがないので、”○○健康ランド”へいきなり直行...
...この施設、派手な宣伝もあり、一度訪れて見たかったのだ...混んでいるかと思いきや、空いている...それもいい空き具合...
...全体的なシステムも簡単でわかりやすい...とても快適なのである...何よりも郊外に出た開放感がある...
...子供達は大騒ぎ...これはいい...1時間並んで混雑してプールに入るよりずっといいのである...
...今年の夏休みはこれで終わり...さて秋のプログラム開始か...
...涼しい...
...本屋へ行く...岡本太郎が人気だという...
...本屋で最近目に付くのは、成功者の”ことば”や”生き方”の本が多いことだ...
...年功序列の社会が崩れ、どう生きればいいか、悩む人たちが多いからかもしれない...
...格差社会が生み出す弊害は最近の親子関係に出てきているのかもしれない...エリートだとか、そうじゃないとか関係なく、親殺し、子供殺しの件数が増えている...
...確か、日本では”中庸”であることが重んじられてきたような気がするが、アメリカの影響か、白黒はっきりさせないとだめみたいな世の中になりつつある...
...大学でも以前議論された教育、研究を分けて議論する方向に進んでいる...教育をしているひとが研究をしていないわけではなく、逆に研究をしているひとが必ずしも教育をしていないわけではない...
...本当に教育と研究を分けたいのであれば、国立大学にいる世界的な研究者はすべて研究所にぶちこめばいい...大学に残す必要はない...
...しかし、現実には学生に研究の教育をして手伝ってもらわなければ研究業績は上がらない...アメリカのように安く働かせても文句の言わない連中は日本にはいない...学生に教育し、それに依存しなければ世界的な研究は達成できないはずだ...
...アメリカでは、研究ができなければ給料がでない人もいるようだが、いずれ日本もそんな道を歩んでいくか...
...文科省はさらに研究費を集中化させるらしい...研究能力がずば抜けているグループしか配分しないらしい...これで日本の研究も終わりを告げたか...
...研究設備に何億と税金がつぎ込まれているK研究所...そこの研究員が...
”帰り道に飲み屋がないんですよ。やる気がおきませんわ”...
...研究する前におやじなのである...それを国はわかっていない...
...だいぶ、涼しくなってうれしい...
...たまたま、海外の事を考える機会があり、ヨーロッパやアメリカに行ったことを思い出した...
...ザルツブルグやエジンバラなど、ひとりで放浪した...が、やはり、学会発表など目的があるほうがいい...
...海外で活躍して日本に戻ってきたM先生...日本のシステムにカルチャーショックを受けているらしい...私の友達も日本から離れて帰ってこない...
...海外で長く住んで研究をしたことのない私にとって、その気持ちはわからないが、おそらく、日本より居心地がいいのだろう...
...どうして居心地がいいのか...特に女性にとっては海外の方が大事にしてくれるからかもしれない...
...しかし、その居心地に甘えると日本に適応できなくなる...まあ、海外に骨を埋める覚悟ならいいだろうが、それは難しい...
...実際、非常に優秀な研究者は日本にしっかり帰ってこれる...海外でいい仕事をした研究者が日本のアカデミックポジションに入れることは、ある意味、昇進である...
...博士の定員が減るのだという...文科省は自ら博士を増やしておいて、定員が減った理由として”企業がとらないから”とぼけたコメントをしているようだ...
...数年前に巣立った博士達...企業にも文科省にも捨てられている...
...ホント、日本を捨てて海外で仕事をしたほうがいいかも...
...来年は海外の事情を探るか...
...福祉に関する会に参加...なかなか、面白い...
...次男が夏休みの宿題で、いろいろ書いているが、なかなか面白い...
...私が海でウニをとったものだから、それがとても印象に残ったらしく、海がどんなに面白いか、力説している...おやじ、海で活躍...
...日常の不思議を考察するところでは...
”おそらく、ぎゅうにゅうのせいだと思います”...
そうなんだ...ぎゅうにゅうが悪いのだと言わんばかりの考察...わたしも今後、まねをして...
”この結果はほにゃらかのせいである”と記述しよう...いいことを子供から教えてもらった...面白い...
...世の中、面白いことだらけである...ああ、楽しい...
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