耳鳴りおやじの日記
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2006年07月31日(月) 浸かるおやじ

...小学校のプールへ行った...

...すると、そこにはおやじ達がたくさん”浸かっていた”...

...知り合いの裸おやじに挨拶する...

”あ、どうも”
”あ、こんにちは、はははは”

どうも、おやじの裸を見せ合うの照れくさい...

...管理役のPTAおばさん達はほとんどまわりで”観察している”

...浸かるおやじを観察するおばさん、はしゃぐ子供...

...しかし、浸かるおやじは慣れてくると、こどもと遊び始める...

...うちの子供達が遊べ遊べと叫び倒すので、おもわず、面白いことをやってしまった...これが受けた...

...その後はパパを”予約”するようになり、狂喜乱舞...

...疲れた...よく考えると一番はしゃいでいたのは私ではないか...

...これははまる..


2006年07月30日(日) 英会話のおにいちゃんと不思議な女性

...暑い...しかし、ここちいい...

...英会話のレッスン...不思議と慣れてきた...最後は詰まるところ、人間関係か...

...しかし、レッスンの内容が毎回シビアである...終末死や遺伝子改変商品の是非...

...自分の判断を言わせた後にその理由を聞いてくる...答えてわかるのだが、判断してもその理由がなかなか出てこない...

”中絶は何故悪いか”と聞かれても倫理上の問題としか答えようがない...

...しかし、よく考えるとこういう社会上のルールってたくさんある...じゃあ、その理由はと聞かれても答えられない...

...こういう問いは自分の意見を言ってその理由を答えるという練習になるが、じゃあ、どうするというところまではいかない...

...と思いながら、カレーを食べて本屋に行く...本を見ていたら女性が私の身体に手をまわしてきた...え?誰?...見知らぬ人...

”ごめんなさい”...少し精神が病んでる女性ぽい...まあ、いろんな人がいる...

...本のタイトルを見ていると、今自分が興味を持っていることがわかる...

...そしておやじの店へ...ビール一杯ともやし...今日も楽しかった...しかし、暑い...


2006年07月29日(土) 国語力?

...やっと夏らしい夏がやってきた...暑いがうれしい...

...知り合いの先生から実験データが送られてきた...なかなか、面白い...

...念願のノックアウトマウスを使えると言うことで、とてもうれしい...このマウスを使えばはっきりわかる...

...やっと、データらしきものが解釈できてうれしい...自分では実験をしていないので心苦しいが、なんとかお話を作りたい...

...まあ、それはおいておいて、文部科学省は今度は英語力ではなく、国語力、それも論理的な文章が読みこなせる国語力をつけさせるのだという...

...これからは情報教育だ、英語教育だ、なんて言っていて、今度は国語力か...

...数学ができないのは国語力がないとか、まあ、そんなところから来ているのかもしれないが、また、そんな断片的なことで議論が進んでいる...

...そもそも、一体何を教えるのか?...

”いちたすいちはにになる”
さて、これはどういう意味でしょうか...なんて問題?

それよりも円周率は3とか教えている方が問題でしょう!

数学の問題は日本語で書かれているんだから、3回ぐらい繰り返して問題をとけば、この文章から何を求めているくらいの訓練はできる...

...最近になって情報教育の話も薄れているし...はあ...

...どうでもいいか...ビールビール(またか)


2006年07月28日(金) 論文って難しい...

...暑い...ビールが飲みたい...

...論文紹介セミナーに参加する...わかりやすい論文とそうでない論文...

...若手N先生がしきりながら進めるが、一緒に参加しているモトボスの存在は大きい...

...わかりにくいからか、眠たいからかわからないが、混乱して聞いていると、極めて適切な説明を返してくる...

...常に論文を読み続け、成長しつづけないとこういうわけにはいかない...

...しかし、最近、新しい領域の論文をだいぶ読んで全体的な事は理解した...ある程度、読みこなすと、インパクトファクターの高低にかかわらず、キーとなる論文がわかってくる...

...ややこしいことをややこしく解釈してたくさん積み上げて論文にしているのと、極めてシンプルでかつ重要なデータでわかりやすく解釈している論文もあるとわかる...

...しかし、この差は素人では判断がつかないだろう...研究者はこの差がわからないと真実を読めないのである...

...極めるところ、データの解釈なのかもしれない...実験のデータをどう捉えるかということが非常に重要なのだろう...

...某Y先生も間違った論文とはほとんどが解釈の問題だと話していたが、それがよくわかる...

...新しい技術もどのように測定しているかという原理がある程度、理解しないと、データの意味はつかめない...

論文を読むのではなく、論文を理解する難しさがある...

...どうでもいいけど、おやじの夏はビールだ...ああ、憧れのビアガーデン!!


2006年07月27日(木) 有り難い話

...やっと天気が回復し、なかなかいいかんじ...夏...

...”Tさんから論文あずかって来ましたよ、実験上手くいっていないみたいだけど”...とN先生

..はあ、そうですか..と思いながら、論文をみると、なんとTさんはトップジャーナルに何本も書いていて、ネイチャーまで持っている...

...すごいおやじだなあと感心して、最近書かれた論文を見ると、なんと私のような腐れおやじの論文を引用して頂いているではありませんかあ...

...最近書かれた論文もとてつもなく、インパクトファクターが高い論文で、こんな論文に引用されるだけで光栄である...

...こういう時に思うのは、どんな論文も後生に残る物だから、やはりいい仕事をせなあかんということである...

...自分の息子が足を踏み外して学者の道に入って論文を読んでいたときに...

”やるな、おやじ”...と思ってくれる仕事をしたいものだ...

...暑くてばてばてだが、少し元気がでた...頑張ってみるか...


2006年07月26日(水) 帰宅部という死語

...妻子持ちが下着盗みで殺人??...フィリピンではとても大きな格差があるが、多くの人は幸せと感じているのだという...

...どうも日本はおかしくなりつつある...ものや技術を追い求め、幸せの原点が忘れかけている...

...教育が受験のためになり、大人が勝手に必要だと思うことをさせる時代である...

...この前の会議でも、何か学生に問題があると、学生が何かを言うわけでなく、母親が出てくるケースが多くなっているらしい...適切な教育をしないとやはり子供は成長しない...大人になれない...

...といっても、大学時代に大人になっていたかと思えば、そんなことはなかった気もする...

...しかも、最近は帰宅部という言葉が死語になりつつある...帰宅部が集団と捉えられないほどメジャーになったのだ...

...職人、力士などの志願者も激減しているのだという...知り合いの京大教授も”日本人の良さは勤勉さだ”とか言っていたが、今はどれだけの子供が勤勉なのだろう...

...おやじやおばはんの言いたい放題の番組”たかじんの...”が人気らしい...あの番組はおやじを活性化させる...

...決してエリートばかりではないメンバーでぐだぐだ議論するという環境が今の教育に残されているだろうか...

...しかし、暑い...さらに枯れる...


2006年07月25日(火) 停滞気味

...ブロッキング高気圧のおかげで前線停滞...なんとかならないか...

...とにかく、忙しい1日だった...会議だの試験監督だの詰まっていてばたばたと1日が過ぎる...

しかし、ただでさえ、老化が進んでいるのでばたばたするのは脳のためにいいのかもしれない...

料理をすると脳の活性化に良いとか、言われているが、実験も手を動かす意味でいい刺激になる...それがなかなかできないのはストレスである...

...脳とからだを元気にするためには、とにかく使わないとだめだ...

...と思いつつも息切れ...このまま停滞して枯れていくか...

....暑くてからっとした夏、早く来てくれ!


2006年07月24日(月) 梅雨はまだまだ

...九州の災害は本当に気の毒である...まるで津波のようである...

...降ったり止んだりの雨でうっとうしいので、家の中を掃除...

...とにかく、物が増えすぎて家も洪水状態...子供達も大きくなって片づける時期なのかもしれない...

...相次ぐ大学生の不祥事で、大学生を大人扱いするかどうか議論しているらしい...

...だいたい、国立の先生方もエリート意識が強いから、優秀な学生は犯罪を犯さないだろうと考えているようだが、時代の流れが読めていない...

...本当は優秀な学生が集まる大学ほど気をつけなくてはいけないのである...なぜなら、成績が落ち込んでもまわりが辞めるなというからである...そこらへんの私立なら”ほな、やめよ”ということになるが、国立は親が辞めさせない...


...親が辞めるなといっても、辞めるだけの度胸もない...それがとてもストレスになる...


2006年07月23日(日) 異常な気象と大学

...どうも、からりと晴れず、気持ちも晴れない...

...こんな時、子供が元気だったり、庭のキュウリが育つことで、元気になったりする...

...M先生とばったり出会う...いつも出会うと30分は立ち話...

...相変わらず、どうしようもない状況...とても良い大学なのに、人間関係がぐちゃぐちゃでどうにもならない...研究以前の問題だ...


...同じ部署なのに誰がどこで何をしているのか、全くわからない状態...

...自分の事を棚に上げれば、本当に良い人事をしているのか、疑問である...

...どうしようもない私立ならまだしも、引っ張る必要がある大学がこんな人事をしていてはどうにもならない...

...ポスドクで苦しむことは悪いことばかりではなく、そこで慣れない人間関係をつくり、孤独に悩み、なかなか出ない結果を生み出すことで人間的に成長できる...

...派閥にとらわれず、そういう人事をしなくてはいけないと思うのだが、現実はそうではない...分野的に未熟なのかもと考えてしまう...

...その一方で、ポスドクで成果をあげても就職できないところもある...現実は不条理である...

...わけのわからないところで学位を買って、大学のブランドで講演しまくっていた教授がいるというから呆れてしまう...これはオフレコか...

...大学改革の過渡期で膿がたくさんでそうである...私もあぶない...がんばろう...


2006年07月22日(土) 均質化するエリート

...学会で発表した学生...質問され、”忘れました”...さすが,大物になる...

...酒の飲み過ぎで調子が悪いが、それなりに実験も上手くいき、次のステップを考える...

...京大で時間があったので、知り合いの先生に会いに行く...最近の京大生の状況を聞く...

...”最近の京大生はだめだ”と感想をもらす...今から20年前は良くわからない山男みたいな天才がいて、個性豊かだったが、最近では塾で無理矢理育て上げられた均質化した京大生ばかりで、言われたことはやるが、自分で課題を見つけられないのだという...

...要するに”京大卒”という肩書きがあるだけで、就職しても使えない...学位を取っても柔軟性がない...

...しかし、よく考えるとこんな話は昔からあって、詰め込み教育の弊害は均質化だったような気もする...それがゆとり教育で京大生がさらに均質化したというのだから笑える...

...お隣の韓国か中国で受験戦争が過熱化し、飛び級で大学生になった子供が”服も着替えられない”で退学になるとかという話があるようだが、日本もいずれそうなるか...

...どうでもいいけど早く梅雨明けしてくれ!


2006年07月18日(火) 梅雨時

...雨の日はうっとうしいが、災害にならないだけ、幸せである...

...うちのお猿達によって、ソファが破壊されたので、しょうがなくソファーを購入...粗大ゴミとして捨てる瞬間が少し悲しい...

...不思議とソファーというのは中心的な存在でなんとなく思い入れができる...

...一度、模様替えの気持ちになると、日頃できないことをやろうということになり、タンスの上を整理しようということになる...

...気が付いてみたら家はぐちゃぐちゃ...引っ越し後、段ボールを開けてそのままみたいな状態になる...

...お猿達の汗がすごいのか、布団もかびて、どうせ昔からおねしょで汚いからという理由で捨てることにもなる...

...毎年、思うのだが、ボーナスで何か買う必要性が生じる...

...やはり、5人家族だとおやじが好き勝手に使えない...

...いきなり娘が”パパの大学に入学して卓球部に入る”と言い出した...そんな家族と生活できるだけ満足である...

...しかし、早くかんかんでりの真夏が来ないかな...


2006年07月17日(月) 言いたい放題

...庭の水道の下に涼しげなたらいを置いた...これはいい...真夏にすいかでも冷やして食べたい...

...まあ、本棚がきたり、でかいプール買い直したり、あれやこれやとばたばた過ごす...

...たかじんの番組で”テレビ局のモラル”なんてきわどい話をしていたけど、テレビ局の情報のええかげんさはどうにもならない...

...もともと、影響力が大きいところはええかげんな事をしてはいけないのだが、最近の独法化で国立大学もええかげんさがさらにひどくなりつつある気がする...

...もともと、大学教員のようにモラルもない人間に対して業績や特許で結果ばかり求めようとすると、さらにひどくなるのは予想されることである...

...科研の採択率がその教員の業績みたいな話になると、金はいらないのに申請し、その後の処理に困る...

...実際に、日本の超有名な、ある大学教授は何かの名義で大学院生に科研費を”ばらまいている”し、実験に関係ないデジカメを毎年買い換えたりしている連中もいる...

...結果さえ、出せればやりたい放題という大学教員の歪んだ気質は文部科学省の歪みでもある...

...世間も国立大学の有名教授の開発したものは、嘘でも信じるし、それで自分に弊害が生じても、自分が悪いと感じる人がほとんどだ...

...マスコミも大衆受けする内容にしたいから、嘘の内容でもおかまいなし...視聴率があがればそれでいい...

...マスコミに取り上げられれば有名になって怪しい話も偉い先生が話すと言うだけで怪しくないことになるからおかしくなる...

...実験結果そのものが本当に正しいものとは言えなくても、少なくても大学教員の納得したところで影響力を持って欲しいものだが...

...Kさん、どうですか?


2006年07月16日(日) 冷めた会

...暑い...どうしてこういう中途半端な天気が続くのか...

...昨日は、小さな講演会に参加した...研究内容と言うより、啓蒙的な内容だったが、発表者は素晴らしい研究者であると実感した...こういう話はなかなか大きなところでは無理だろうなあ...

...あきれてしまうのは企画した側...内容をあまり理解していない上に、発表者の経歴のみが強調される...

”私たちの憧れの大学にひっぱられ、とても素晴らしい方で...”という賞賛はあまり必要ではない...言い過ぎるとしらけてしまう...一瞬、辞めることを考えた...

...久しぶりに、この集まりに出たのだが、枯れたおやじばかりである...私も枯れているが、それ以上に枯れたおやじの集団だ...

...しかも、前任校の先生が誰も来ていない...そんなもんか...

...せっかくいい話をしているのに、若い人があまり参加していないのは残念だ...活性化されない意味がわかる...

...しかし、発表を聞いて考えさせられた...啓蒙的な話は好きである...

...枯れたおやじが活性化されてもあまり意味がない...

...とか考えながら、カレーを食べる...いい話を聞くとカレーも上手い...


2006年07月15日(土) けじめが死語になる日

...嫁さんと映画を見に行って疲れた...MI3、耳が痛い映画だ...しかし、面白かった...すごいの一言...


...疲れてうだうだスーパーに夕食を買いに行った帰り..

N先生が”ちょっと来て、あれ見て”と誘う...

...テニスコート内で練習をしていない部員がだらっと座っていたり、寝ころんだりしている...昔、体育会テニス部のキャプテンをしていたN先生からすれば考えられないことなのだろう...

...確かにテニス部と言えば、プレイをしていない人も応援したり、球拾いをしたりして、おやじのようにうだうだ座ってなんかいない...

...体育会のあり方がどうかしている...サークル化しているのか...

...しかし、まだサークルなど課外活動をやっているだけましという現実もある...優秀な学生ではなく、ましな学生を求めざるを得ない現実は悲しい...

...昔から問題を起こしている別のN氏...嫁や子供もいていいおやじなのに勝手にいなくなって、除籍処分になった...彼もまた若い頃はうだうだ青年だった...そういう習慣はかわらない...

...これからこんなけじめのないおやじが大量生産されるのだろうか?

...そしてそんなおやじに育てられる子供もいる...

...”けじめってなあに”って子供が聞く時代になってきたのかも...

...ましな下流人口が増えるくらいなら、普通の中流人口が維持される方がいいよなあ...はああ...


2006年07月14日(金) 良い日

...たまたま、見つけた論文...とてもいい...決定的な結果を示していた...こういう論文を読むと気持ちがいい...

...要するに”おかしいんちゃう”とネイチャークラスの論文を分析し、決定的な方法で証明する...おそらく、この論文のデータが真実であるに違いない...

...ネイチャーだからといって真実とは限らない...

気持ちがいいと言えば、羅生門と下北沢ドラマ...面白いドラマというのは伝わるものがある...

...そして、羽生棋士の話...以前から盤上の長時間にわたる戦いに興味があったが、盤上の戦いとは詰まるところ、自分との戦いだと感じる...

...才能とはひらめきではなく、努力し続ける力であるという...自分との戦いで意欲を持ちながら継続できることはたやすいことではない...羽生おやじもなかなかいい...

...面白い論文、考えさせられるドラマ、ぎりぎりで仕事ができるプロ話でひとまず1日は元気だ...

...少し仕事をする気分になってきた...


2006年07月13日(木) おやじが活躍するドラマ

...授業3つ連続、会議でぐったり...

そのあと、非常勤の先生と”おやじどり”を食べて、飲んだ...

...そういえば、最近おやじぱわーが落ちているなと感じていたら、なんと元気をくれるドラマがあった(またどらまか)

...羅生門というドラマ...腐りかけているおやじが多い中で、このドラマは世の中の不条理なことをおやじ連中が解決するという話...

...このドラマを見ていると、忘れかけていた”人情”という言葉を思い出す...そういえば昔は”人情ドラマ”ってあったよなあ...

...おやじというのは人の情けを知ることができる人種なんだと確信する...羅生門は久しぶりにおやじが活躍するドラマだ...

...後はなんだろう...そうだ、今日の下北なんとか...上戸彩の出ているやつ...上戸彩はいい...何がいいって存在感がある...おそらく、男女問わず、元気をもらえる子だろう...なかなかそういう役者はいない...

...今期はいい...


2006年07月11日(火) 梅雨時の愚痴

...遅刻で100円か...なかなかやるな...

...最近は最後の授業で学生からの評価を得る大学が増えてきた...

...まあ、それはいいのだが、うちはどうも中途半端である...

...自己評価に関する委員会も適当で、ほんとにやる気があるのかもわからない...中途半端というのが本当に困る...

...どこの大学もやっているからという理由で導入し、その後は適当だ...事務が働いていない...

...公開するなら適当な事をせずに公開すればいいのにそれもできずにずるずるときている...

...最近の新入生サービスも学科でばらばら、事務での連携無し...学生課のサービスは100万かかっているらしい...その学生の評価はプログラム意味なし...風呂前の雑談が一番良かったというから笑える...

...雑談に100万投資するなんてもったいないという議論にすらならない...

...どうも愚痴が多くて困る...梅雨時だからか...


2006年07月10日(月) ボーナスの使い道

...とにかく、天候が不安定...安定して快晴が続いて欲しい...

...どうも最近、愚痴や嫌みが多くて自己嫌悪である...おやじ改造計画も失敗に終わっているか...

...若い頃にボーナスを自分だけのために使えた時期が懐かしい...知り合いの先生はボーナスすべて飲み会につぎこんだみたいな話をしていたが、そんなことができるなんて夢のようだ...

...ボーナスが妥結したことを家族に話すと、じゃああれだ、これだと話が進み、ひとまず子供によって破壊されたソファを買いに行く...

...堀江というところ、不思議な空間である...もとは倉庫が多い場所だったらしいが、今では若者で溢れかえっている...家具類も多い場所である...個性的でちいさな店がたくさんあるので、おしゃれな若者は遊びにくるだろうなと言う場所...

...おしゃれな家具店はカップル(死語)、アウトレット店は家族という感じだ...混んでいないところがいいのかもしれない...

...後は家族旅行と住宅ローンで終わりか...まあ、しっかり出てくれただけで感謝...

...昔のように自分だけのために使える日はやってくるのか...子供が社会に出るまでは無理だろうなあ...(ため息)


2006年07月09日(日) 教養の時代?

...ビアガーデンで打ち上げ...打ち上げに一番多いボランテア...やはり、楽しいという場に人は動く...

...”実は私はボランテアがわからない”と別の大学から参加した先生に話した...なぜ、ボランテアが成立するのか?...それは自分が役に立っているという存在を実感できる時間だからかもしれない...

...意外にも自分の可能性はわからない...その可能性を切り開くことができるのは体験しかない...

...昨日、爆笑問題が東大の教壇に立ち、東大教授と”教養とは何か”みたいな事を行っていた...天下の東大教授に対して爆笑問題の話の方が説得力があるように聞こえる...

...東大に入るとそのブランドに支配され、学生もとても偉い東大教授を聞く優れた東大生という歪んだ世界になる...

”我々みたいな人間はどんな仕事をすればいいんでしょうか”みたいなどこのバカ質問をする東大生もいれば、教養という定義もはっきりしていないのにレオナルドダビンチやアインシュタインが教養人として紹介する偉い教授もいる...

...東大教授に”まわりくどいんだよ、あんたは”と話す爆笑問題...なかなか面白い...

...大学にブランドを感じない方が、真実をつかみやすい...そんなものだ...

...東大教授もまだまだだな(負け惜しみ)...


2006年07月08日(土) たかが阪大...

...七夕である...この前、久しぶりに七夕の歌を歌ったが良かった...

...最近、エリート学生の犯罪が目立つ...おそらく、ほとんどのエリートは犯罪とは無縁なのだろうが、ひとりでも事件を起こすとイメージが残る...

...問題のすべては有名国立大学入学という目的にある気がする...とにかく、ブランド大学に入学すれば後は卒業できるし、社会は優遇する...

...就職が信頼を買っている以上、ブランド大学は強い...しかし、エリートの世界でしか歩んでこなかった連中は、だいたい甘やかされているから、社会性はない...

...私も昔は不良(今もかも)だが、どこまでやっていいかという基準はあったし、それを越えることがどういうことになるかという判断はあった...

...どんなに親が憎くても殺す行為に至るのは、小学校から(幼稚園から)全く成長していない...

...これを解決する方法は2つある...ひとつはブランド大学の卒業率をかなり厳しくすること、もうひとつは教養教育の単位取得を厳しくすること...

...東大に入っても勉強をしなかったら退学というプレッシャーにさらされれば、甘えることはない...さらに教養を厳しくすれば初等中等教育が変わる...

...どうせ、会社は大学名しか見ていないのだから、卒業をむちゃくちゃ厳しくさせればいい...理系に入っても徹底的に教養単位を厳しくする...専門より厳しくする...

...厳しくしてもブランド校は学生が集まるから問題なし...

ブランド大学に入学しても教養の単位が取れなくて卒業できないというケースが増えれば変わる...と思うのだが...

...しかし、まあ、学生がおかしくなっている...


2006年07月07日(金) ぎりぎりライン

...米倉が出ているドラマ...夫婦で見るドラマではない...歌はいい...

...毎回、楽しみにしている”プロフェッショナル”...プロと呼ばれるおやじやおばはんを紹介して、あーだこーだと話す番組...


...人によっていろいろな考え方があるだろうが、この番組を見ていると
プロというのは自分の能力のぎりぎりのところで仕事ができる人ということになるのかもしれない...

...誰もが自分を成長させたい、大人になりたいと少なからず感じている...そのときに絶対乗り越えて行かなくてはいけないハードルがある...それはだいたい自分の能力のぎりぎりラインである...

...オープンエンド...どんな到達点にもその先がある...そのハードルを乗り越えるとまた、次のハードルを越えたくなる...

...優れた研究者は失敗を気にしない人だと聞いたことがあるが、そういう人はたくさんの挑戦をしている人でもある...

...村上龍の”シールド”ではないが、組織や派閥の盾ではなく、自分の盾を作るために自分なりの多くの挑戦と失敗を繰り返さなくてはいけないのかもしれない...


...なんとなく、情けなくなってきた...追い込みが足らない...


2006年07月06日(木) レジの子と東京バナナとドラマ

...もう少しで授業終了...ドラマも始まったが、みずきありさ主演のドラマってどうしてこう面白くないのだろう...

...いつも夕飯を買いに行くスーパー...そこにとても気になるレジの子がいる...

...非常に礼儀正しく、一生懸命に仕事しているのがよくわかる...特に、おつりを返すときに”ありがとうございまーす”という言葉...おやじの心にぐさりと突き刺さる...

...語尾の”まーす”という伸ばし方...どこかで聞いたことがある...むむむと考えていると、あ、”東京バナナ”の売り子だ...

...東京駅の東京バナナの売り子はどうして語尾を”まーす!”と伸ばすのだろうと不思議に思っていた...

...ということは、レジの子はもしかして、東京バナナでバイトしていたのではないか...

...結婚かなんらかの理由で関西に住むことになって、レジでパートに入っているに違いない...

...ドラマが面白くないとどうもくだらないことを考える...しかし、羅生門はまだましか...

...


2006年07月04日(火) ドラマから今を考える

...教務課に文句のメールを書いたら、それなりの回答が帰ってきた...説明できるなら最初から説明すべきだ...

...例のリンチ殺人と言い、親殺し放火殺人といい、何か子供がおかしくなっている...

...格差社会が進行すると、今になって総中流時代が良かったなんて話が聞かれる...資本主義と共産主義がバランス良く、共存できた時代は理想的な日本だったのかもしれない...

...格差社会の問題は必ずしも努力した人が成功しないことだ...格差はやむを得ないという小泉首相の真意がつかめない...

...我が輩は主婦である(またきた)...一見、親が子供ぽいがそれがいい...子供のような大人であることを子供は見ている気がする...それは弁護士のくずも同じ事かもしれない...

...子供ぽい大人はいいが、大人が子供では困る...大人が子供では本当の子供が不安になる...今はそんな世の中になっている気がする...

...引退した中田が自らのHPで語ったが、語らずも中田の姿勢はファンに伝わる...それが大人というものだ...

...究極のおやじが最近はいなくなってきた...やはり、おやじは背中で語り、子供はそんな背中を見て育つ...

...ああ、そんなおやじになりたいのだが、なれない!!


2006年07月03日(月) 疲れる誕生日

...誕生日祝いで何を買うわけでもないので、家族で少し離れたもくもくファームというところに行ってきた...

...この場所はとても便利なところとは言えないが、なんと年間30万人が訪れる場所である...今まで3回ほど訪れたが、その意味がよくわかる...

...とにかく、食事がおいしい...それも何から何まですべて美味しいのである...その上、環境教育的なこだわりがいろいろあって、実に斬新である...非常に癒される空間だ...

...ゆっくりしたいのだが、マンションでややこしい議論をやるというので、しょうがなく急いで戻ってきた...ホント、忙しい誕生日だ...

...何か、訴えるとか訴えないとか、そんな話になっているらしい...それもほとんど、おせっかいおばさんが先導して話が進んでいるらしい...参加すると、なるほどこれはまずい...

”私ががんばっているのになぜ、みなさんはがんばらないの”

”そうちゃいますの”

...最後の語尾に”〜の”ってつける言い方ってなんか気分が悪い...しかも議長だ...

...疲れた...娘からの誕生日レターが一番良かった...やはり、娘はいい...


2006年07月01日(土) 養護教員との面談

...誕生日が近いので、職場でケーキを頂いた...有り難い...

...障害を持つ長男が中学進学...頭が痛い問題だ...

...近くの中学に話を聞きに行くというので嫁さんと行く...

...中学という場所に久しぶりに入った...なぜか懐かしい....

...おやじは私だけだ...お母さん方と先生の会話...なぜかかみ合わない...

...女性にはありがちだが(失礼!)、とてもおしゃべりだが、何を言っているのかわからないタイプ...質問されても、要点を捉えず、関係ない話をして、自分で完結し、質問とは関係ない話をしてまた自己完結...

...コミュニケーションとは話を多くすることではない...と考えさせられる...

...非常に優秀だと思われる女性教授と何回か話すと、ほとんど会話をしないにも関わらず、よく理解できる...

...コミュニケーションの基本はやはり洞察力だ...相手が何を質問しようとしているのか...もしわからなければ、自分が繰り返し整理する...そして聞き返す...

...質問を理解できれば、適切な答えを端的に返す...できないことをできるとあいまいな答えを返しても、不安感が増すだけだ...

...養護の子供にすべての教科を教えて欲しいという質問に

”もちろんやりますが、自立訓練も大事です”

...というのは答えではない...

...そういえば、この前の国際学会でバリバリの女性教授が講演して、かなりまわりくどい質問をされたが、少し考えて...

”NO”で終わった...その瞬間、質問者も理解したし、聴衆も納得した...

...やはり、女性は凄い...おやじはだめだ...


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