耳鳴りおやじの日記
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2005年08月31日(水) |
夏休み最後の家族サービス |
....ガイドヘルパー関係のイベントに家族で参加...家族で参加ってうちだけだ...
...さあ、これからバーベキューって時に、ぽつりぽつり...雨...
子ども達やボランテアを避難させるため、遠くに止めた車を取りに行く.. 若手のガイドヘルパーも遠い駐車場までとぼとぼ歩いていたので、私はすたすた走って駐車場へ...すると...
”おとうさんがあ、走っているんじゃ、僕らは歩いているわけにいかないですわ”...と若いヘルパーも走り出す..が..
...元気なのは最初だけ...”お、お父さん、なんでそんなに速いんですかあ...体力ついていけへん”と早くもダウン...
...おやじの体力をなめたらあかん!結局、私が一番最初に駐車場に到着...最近の若者にはランニングが必要だ!
...その後、バーベキューが中止になったので、体育館でスポーツ大会...私は次男と娘をプールに入れる...結構、楽しい...
...帰ってきて福祉活動...大学生のTさんも参加した...内容が盛りだくさんの上に激しい議論...Tさんもびっくり...
...その後、飲み会...近所の障害者がトラブルを起こしたこと、関係者が自殺したこと...こういう場では表の福祉ではなく、裏の福祉が見えてくる...
...身内に障害者いる以上、こういう活動に参加することは一種の家族サービスである...
...こうなったら、とことんいこう(?)と思い、近くのDバーへ...
”僕もこういう病気なのでいつどうなるか、わからへんです”と店長から悩み相談...近所のおやじ交流も間接的に家族サービスかもしれない...
...今年の夏も終わり...過去10年間で一番、家族サービスが多い夏だった...それも家族にとっていい思い出になるだろう...
2005年08月30日(火) |
活動的になるため.. |
...英会話は疲れる...
...私は結構、予定を入れるのが好きである...これが結構、老いた体にはいい...
...予定もないのに入れられるか!とご立腹の方...予定はあるものではなく、入れるものです!
...たとえば、会議なんてもんは自然とはいる..それより、世の中には無料のイベントが山ほどある...たとえば、スーパーでもちつき大会とか、市民体育大会とか、ご近所老人フェステバルとか...
...どんなにくだらなくても、いい..予定をいれること、参加することで、前向きに活動的に生きることができる...嘘だとおもったら、本当に3ヶ月くらいやってみて!
...そして慣れてきたら、だんだんその活動レベルをあげる...つまり、目標を持ってできるイベントを入れる...生活にはりがでる...
...とはいっても、体がついてこない、とおっしゃる方、体は使わないとさらに動かなくなります...
...ということで、今から家族サービス...この夏はほんと多い...
...昨日はちょっとした会議...どうも休日に出ると疲れる...年か..
...しかし、最近はすごく涼しくなってきた...この時期は体調的には一番いい時期である...そろそろ次のセメスターの準備である...
...子ども達も夏休みが終わる...今年の夏休みは念願の長期旅行に成功...体力がついてきたと言うことだろう...以前は長距離ドライブは厳しかった...
...いずれにしても、成長したものだ...すべてが小学生になると本当に一段落だ...こういう経験をして親は親として成長できるのだろう...
...なんか、最近、英会話も飽きてきた...一時的には面白いのだが、内容が単調だとどうでも良くなる...英文法も新しい事を気づかされるのだが、だからどうした、という気持ちになる...ただ、一つ言えることは、中学、高校の時に徹底的に英単語、英文を覚えてきたことが、結局、今になって、頭に残っている...
...好きだろうが嫌いだろうが、とにかくやる...そんな教育をやはり若いうちにやらなくてはいけない...
...次男が夏休みの宿題課題”健康について”...”朝食をとる人”
...そんなあたりまえの事が出来ていない時代...年功序列も崩れ、年を取ったからという昇進はあり得ない時代...
...しかし、世の中変わっても、おやじはおやじでいい気がする...なんてたそがれている場合ではない...さて秋から心機一転がんばるか...
2005年08月28日(日) |
高校野球暴力問題.. |
...昨日から、長男のキャンプ...ひとりいないとどうも寂しい...娘も泣いていたし(泣くな!)
...例の優勝校...取り消されなくなったらしい...まあ、妥当な考え方だろう...ただ、部長は謹慎ではなく、関係者すべて懲戒免職すべきである...
...たかが、高校生のインターハイの野球が、テレビで放映され、地域からもちやほやされ、高校の宣伝に使われている以上、謹慎は甘すぎる...
...たとえば、大学教授が学生を20発殴ったら、謹慎で済むだろうか? ”これが教育だ”で済むはずはない...即、懲戒免職である...
...スポーツの世界では体罰に対して非常に甘い...体罰がなければ強くできないと言うならば、それまでである...強くする必要はない...
...なぜなら、高校野球はアマチュアだからである...そんなに強くしたければ、地域のスポーツクラブに入れればいい...
...私も学生時代、体育系クラブに入っていたが、必要のない暴力を多く体験した...暴力は詰まるところ、自己満足である...
...それに、高校の部長や監督が”教育”というなら、クラブ活動だけでなく、担当する授業も”ぶったたきながら”授業をすべきである...
...それができないなら、暴力はやめる...それだけだ...とはいっても、最近、殴りたい学生多い...セクハラで懲戒免職より、殴って懲戒免職の方がいいかも...
残暑が厳しい...しかし、おやじ工藤がんばる...偉いな...
...学会セミナーに参加...なんだか、心配になる...
...データの信頼性に乏しい...学会の発表、論文の完成...どれも成果を上げることは極めて重要だが、新しいデータがなかったり、データの信頼性がないと出すべきではない..と思うのだが..
...厳しい世界の中では信頼性の失墜は致命的である...どうしても論文にしたい、というあせりが、データの取り扱いを甘くする...
...私のデータは某教授から、いつもむちゃくちゃに批判される..そういう研究室だと思っていたのだが...議論は人間関係に依存する...なれ合いになると批判も出来ない...一定の距離が必要になる...
...大学院生も元気がないので、言われるがまま...
...まあ、いずれにしても来年以降が心配...しかし、それも成長するには必要なことだ...どんなに成功している人でも必ず失敗したり、行き詰まることはある...大切なことはそこから這い上がることだ...
...と、自分に言い聞かせている私...最近、枯れ方がひどく、どうにもならない...この日記も書けなくなりそう...
...ほんと、この日記もくだらないし、だんだん、文句たれおやじになるが、めげずに今日もがんばる...
...おそらく、研究している時には、最近必ずと言っていいほど、行く店がある...
...その店は、家族でやっている店で、おやじとおかみさん、そしておそらく、娘だろう...そして、その唐揚げときたら、べらぼうに上手い...
...本当に小さな店で、そんなに綺麗な店ではないが、最近ではわざわざ車で乗り付けて遠方からくる客も多い...タクシーの運ちゃんまで居る..
...何度も言うようだが、とにかく上手いのだ...この店を大きな百貨店で出したら、おそらく客の列が出きる...
...それにもかかわらず、このおやじは地道に派手な展開をせず、お金を払い終わると”うす(ありがとうございますの略)”と言ってくれる...
...しかも、唐揚げについてくるのは”ハム”である..これもいい..
...この界隈では、結構最近店が出来ているが、おそらく古い店ではこの店が一番繁盛していると思う...
...どんなに小さな店でも、他の店に負けない一品があればいい...最近、若い店長がおしゃれな店を開店しているが、結局長くは続かない...
...こだわりの一品を提供できるというだけで、この店は20年以上も続いている...もっとかもしれない...
...そして、値段も20年前と同じ...いいものを安くという当たり前の事を続けている...
...家族で店を持ち、地域に喜ばれる唐揚げを揚げる...なんと素晴らしい人生...幸せとはそういうものである...
...さて、今日もいこうか...
...国立大学の黒字、旧帝大が強いらしい...60億円の黒字っていいけど、かたや1億円以下の黒字大学もあるらしい...
...こんなふうに同じ国立大学で収益格差が出れば、その教育内容に大きく差が出てしまうだろう...
...ものすごく黒字の大学は、必要な研究費と外部資金獲得とに格差が生じ、必要以上にお金をもらって、無駄使い...大学院生のために英会話の先生でも雇いましょうかというところか..いずれ、体力もいるとかで、研究費で体育の先生を雇って大学院生に腹筋100回!
...少し黒字の大学は、今後のことを考えて人件費を削減...教育を優先し、公費の研究費は雀の涙...外部資金を取れなければ卒論のための実験もできない...
...まあ、それでも公務員はリストラできない...というのは幻想で、すでに終身雇用のはずの小学校の先生が、教育力不足でくびになっている...
...良く”私立じゃ研究できないでしょ”という方がいるが、まあまあの理系私立では公費としてかなりの予算がある...
...考えるだけで疲れてきた...10年後、生きているか、心配...
...昨日、なにやら、携帯電話...
...なんと、英会話の先生から、英語で電話がかかってきた...
...戸惑いながらも、なんとか応答...苦しい...といえば、昔、海外で保険会社にお世話になった事を思い出す...
...電話でどこどこの事務所に来いと言われても、よくわからないし、保険会社に行ってもすべて英語...最後に”これからスイスに行く予定だ” と言ったのは覚えている...
...え、もう水泳..慌ただしい..
...子どもの水泳のため、後10分で出なくては、慌ただしい...
...昨日は他学部の?先生と懇談...再び、研究について考える...
...たとえば、博士であっても、何の博士かで分野があり、それ以外の出身は門前払い...そんな感じだ...
...学生から見れば、何の興味もないはずだが、やはり仲間意識がある...
...え、もうでるの?はいはい...
...昨日は、嫁さんのおたくの集まり...来ている友達はすべて独身だという...世の中で言う負け犬連中だ(やばい、言ってしまった)
...少子化対策とか、なんとか言っているが、そもそもそういう内容を話している政治家がどうもおかしい...ある雑誌に、女性政治家の談話が載っていて、男性政治家からこれこれこういうひどいことを言われたなんて記事が載っていた...つまり、少子化を議論する前に政治の中で男女が離婚状態にある..
...たとえば、離婚状態にある夫婦に少子化問題を議論させたらどうだろう...それ自体がナンセンスである..そんなところから出てきた法案にいいものなんてあるはずがない...
...”負け犬の遠吠え”の作者も日本では出産より結婚に意識があるとか言っている...欧米ではシングルマザーによる出産が日本に比べ、かなり多いのだ..単に子どもの数だけで少子化は議論できない..
今の時代、”なぜ、子どもを作らないのか”で議論をしているが、これは根本的にまちがっている..”なぜ、子どもを作るのか”という視点で整備すべきだ...
...しかし、うちは3人もいるのに、なぜ、嫁さんは後3人欲しいって言うのだろう...それはおやじのキャパを越えている...うちの嫁さんの心情を分析して欲しい...
...そしてとうとう国立大学が新聞のトップに宣伝を始めた...少子化バトルはスタートした...どうでもいいけど、結婚してがんばって子どもを育てている家族から就職させたらいいんじゃないの?
...こんな事をいうとまた、嫁さんに怒られる...おやじはつらい
...今月、名古屋に行ったときに買わされた...電子マネーカード...
...ポケパークはこのカードがないと、アトラクションには入れない..だから、持っていない私は2000円のポケモンキャラ絵柄の電子マネーカードを買わされた...
...どうでもいいけど、このカード、どうするの?捨てるのはもったいないし...使うところはないし...と思っていたら...
なんと..いつも、おにぎりを買っているところが”サンクス”...これはいいと、この店で使うことにする...がしかし...
店員が”ここに電子マネーカードをおいてください”
...おもむろにポケモンキャラ満載のカードを置く...あまりにも恥ずかしい...これでは、明らかにポケモンおたくおやじである..
列の後ろに小学生がいようものなら、その熱いまなざし... 列の後ろに学生がいようものなら、その冷たいまなざし...
”このカード、ポケパークでつくったんですよね”と店のおばさんに話せば どうせ”かわいいね”といわれて、さらに話がややこしくなるし..
...お金をチャージするたびに出さなくてはいけないし、2000円で買わされているから捨てるのも惜しいし...しかし、なんで今時、2000円出してカードつくらなあかんのか...
...ポケパークの子供だましアトラクション600円、私の明日への活力おにぎり晩飯408円...このカードを使うと寂しさがこみ上げる...
...”最近、吹き出物が多くなってねえ”と若手先生が話す...
...若くても不健康な生活をしていると、やはり、体は弱くなるんだろう...
...運動すると脳の持久力が増すという記事があった...根気が続くということかなあ...脳の持久力って...
...おやじになると、だんだん枯れ果てる体に対抗し、何かしなくてはということになるが、あまり持続的に運動している人なんていないんだろうな...
...せめて、週末に子どもと野球...というところか...それでも、しないより、脳の持久力は上がるのかなあ..
...脳の瞬発力ってあるのかなあ...短時間に仕事ができるみたいな能力ならこっちのほうがいい...
...最近、頭がいいひとの話し方なんて本もあるけど、脳の持久力が高まると頭が良くなるのか...そもそも頭がいいとはどういうこと??
...なんか、訳がわからなくなってきた...とにかく、おやじは何かやらないと、老化する...頭の老化を抑える方法はないかね...最近、白髪も増えてきたし...
...最近、英会話勉強中...疲れる...やめようか... なぜ、こんなに日本人は英語が話せないのか?
...親の71%が小学校での英語必修化を望んでいるという... ...また、今日の新聞にある教師が”英語のスキルよりも、面白さですよ”なんて事を言っていた...
...こういう事を聞くと、いつも思い出すのが、嫁さんの海外話...商社マンが海外に家族を連れて行って、奥さんが英語に困る場合が多いらしいが、そうでない奥さんも多い...
...英語ができずに海外に連れていって、困らない奥さんとは、日本語で話す奥さんだという...
現地の人に”おっちゃん、にんじんちょーだい” ...当然、わからない...
”それちゃうで、にんじんやってゆうてるやろ、すこしまけてーな” ...もっとわからない...
...しかし何回も通っていると、店の人が日本語を使い始めるという...
...英語を話せる、話せないという問題の前に、コミュニケーションの問題がある...
...英語を話せるとか、そういうまえに、話をしている人に興味があり、その人とコミュニケーションをとりたいという強い欲求があるはずだ..
...英語学習にそんなことを求める必要なんてないから、生徒が嫌がるくらい徹底的に英語スキルをやったらいい...
...私ももっと英語を勉強しておけば、良かったかな...もう遅いか..
...最近、比較ゲノムっていうのですかな...いろんな生物のゲノムを比較して、”なぜ人は人となり得たか”なんてことを始めているらしい..
...そもそも、人のゲノム計画でわかってきたことは、魚と人の遺伝子の数って同じだということ...おいおい、魚か...なんか魚に愛着がわく..
...そうなると、魚と人の違いって何?いくら何でも魚よりいろんな機能を人は持っているよなあ...進化の過程で何が起きているのということになる..
..生命科学って、考え方が哲学に似ている..それを科学的に証明するか否かで学問の差があるだけの様な気もする...
..M先生によれば、人間の遺伝子は97%眠っているというから、後は環境条件で眠りから覚めるか、どうかという話もある..
..生命科学といっても、生命を生み出す仕組みって全然わかっていない気がする...
..老化のメカニズムなんて研究もあるが、これにはなぜか莫大なお金が投じられている..高齢化社会だから..らしいが、そもそも病気じゃないのだから、老化で本当に困っている人なんていない..そんなところに多くの税金が集中的に流れている...
...比較人間学 ”おやじはなぜおやじとなりうるか”という研究に数億円つけてくれないかな...そうしたら、もっと日本は良くなるのに(?)
最近、復刻版商品が売れているらしい...
...人生ゲーム、野球盤...
...少なくても今よりは経済的に豊かで右上がり成長だと思っていた時代の商品だ...
...特にここ20年ぐらい、デジタル化が進み、テレビゲームも普及した...インベーダーゲーム以来、テレビゲームの発達はめざましい..
...バブルもはじけ、思い通りにいかない状態が続く中で、おやじは昔のよき時代を思い出し、人生ゲームなどのボードゲームをやるのだろう...子どもよりも大人がやりたいのだろう..
..人生ゲームは波瀾万丈...最後は大金持ちになるゴール...今のおやじは現実を逃避し、ゲームの中で夢を叶えようとしているか?
...野球盤も、ホームベースがいきなり下がり、打てない魔球になる.. 子どもの頃、これはずるいと思ったものだ...
...いずれにしても、ゲームソフトのように形がないものではなく、ゲームの種類によって形が違うし、親子が向き合って何かをやるという暖かさがある...デジタル化が進み、そういう家族の場が減少している..
...最近はこどもも成長し、なかなか一緒にゲームをしてくれなくなった..しょうがないから、ひとり人生ゲームでもしてたそがれるか...
2005年08月15日(月) |
消えるラジオ体操.. |
...そういえば、北陸の祖母の家に立ち寄ったときに、近くに小学校があり、朝、ラジオ体操をしていた...
...ラジオ体操...夏休みといえば、この体操だ...カードにスタンプ押して貰い、朝から通ったものだ...
...ところが、最近、うちの近くでもラジオ体操を行っていない...やる人がいない、めんどうくさい、近所迷惑...理由は多々あるが、少なくても、子ども達の生活習慣や運動週間が著しく軽視されている...
...また、この背景にはおやじやおばはんの堕落がある...共稼ぎが増え、食事の時間が夜にずれて、その後ゲームやインターネット...朝ぐらい寝かしてくれ...という堕落...こんな連中が増えると当然、ラジオ体操はなくなる...
...ラジオ体操は日本人である証である...武道も日本の文化だが、より身近なものとして、ラジオ体操がある...アジア系の民族は顔が似ているが、ラジオ体操ができるのはおそらく日本人だけだったのではないか..
...祖母の近くの過疎化している小学校...それでも朝小学生が集まり、多くのおやじ、おばはんが参加していた...
...カードをぶら下げて帰る小学生は本当に元気そうだった...この子らに朝食を抜くという考えはないのだろう...
...近くの小学校でラジオ体操を復活させようか...元気あるかな..
2005年08月14日(日) |
30代をどう生きるか? |
...旅から戻って、どうも調子が戻らない...こんなもんか...
...昔の卒業生に呼び出されて、飲みに行く...みんなおやじになったものだ...それも全員、独身...
...今から10年前、指導していた学生だ...思い起こせば、その頃の自分と今とではだいぶ違うなあと感じる...年を重ねると見えなかったことも、見えるようになってくる...
...”30代は精神的に不安定な時期だよ”というと.. ...”そうなんです...どうも不安定で”
...しかし、不安定であることは、何かを求めていること...結婚したい、仕事を軌道に乗せたい、といろいろな焦りがある...
...焦りがあっても、求め続ければ必ず何かが見えてくるものだ...そこから逃げないで一歩先を進む...辛くて失敗も多いが、失敗できることは贅沢な事である...求め続けてハングリーでいられるのが30代の特権だ...
...私も何かまだ求めていたいが、最近どうも体が重たい...しかし、体は老化しても気の持ちようでどうにかなる...と思いたいが...
2005年08月13日(土) |
豊かな家族の時間.. |
...おそらく、夏1週間の長期間!家族旅行は、初めてではないか...そんな旅行から帰還した...
...最初は越前海岸...素晴らしい...海水浴といっても磯を泳ぐので、魚はたくさん泳いでいるし、アワビまで捕れるのだ...慣れた海水浴客は潜ってアワビをとり、海水浴場で焼いて食べていた... ...子ども達もほとんど手が掛からず、深くても飛び込んだりして、楽しんでいる...
...そこから、北陸に向け、出発...私の祖母宅に到着...しかし、祖母はすでに他界し、シロアリも出ているということで、今年で取り壊しになるという... ...夏になると親戚一同集まり、テーブルには海の幸が並ぶ...そんな思い出の家が取り壊しになるという寂しさはあるが、そんな幸せのひとときを与えてくれた家に感謝したい...100年を刻んだ祖母の家...それは人が集まる家だった...
...戦時中、疎開して様々な事情で家がなかったり、食事もとれなかった人たちに自分の家の余っている部屋を使ってもらったそうだ...国語の先生だった祖母は、寺子屋のように子どもを集め、教えたそうだ...
...祖母の家は小学校と海のそばで、小さい頃はよく遊んだものだ...少子化でその地域の小学生は一学年20人程度...廃校寸前である...どうしてこんな世の中になってしまったのか...
...そこに3日ほど滞在し、そこから白馬方面へ...ここは祖母の家界隈と違い、大観光地...滞在場所のバイトの女の子に
”この近くでおいしいとこないですか?”と聞いたら
”このあたりにガストがあります”..はあ、そうですか...祖母の家より山中なのに、変に都会になっている...
...そこから、岐阜のキャンプ場へ...ほんまにキャンプ場だ..バーベキューセットを予約していたら..
”これが薪、新聞紙、米、マッチも渡すわ”..で終わり...炭で慣れきっている軟弱者だけに、火がつかない...これは生肉か..と思いきや..やっと火がつく...はんごう炊飯もする...キャンプだ...
...次の日は名古屋へ...テーマパークへ...ああ、嫌だ...
...初めての大旅行、子ども達はたくさんの思い出を作ることが出来たのだろう...仕事人間である日本人は長期休暇をなかなかとらない...まして、共稼ぎサラリーマンなら難しいだろう...
...しかし、長期休暇は大人のためでなく、子どものためである...金を出せば、今の時代、いろんなことができるが、家族の時間は買うことが出来ない...個人の時間や仕事が求められるなかで、いつしか、家族の時間が喪失しつつある...
...家族の時間はおやじがつくる...子どもはいつしかそんなおやじに反発し出ていく...今の時代、家族の求心力と反発力が喪失していると言われている...
...子どもはおそらく、発育過程で求心力を求め、大人として成長する過程で反発力が必要とされる...
...おやじはいつしか、捨てられるか...それも幸せだ...
2005年08月05日(金) |
高校野球はいらない... |
...夏と言えば高校野球...甲子園出場校が不祥事で辞退することになったらしい...
...喫煙、暴力、金で示談...そんなことを隠していた監督の責任は重い...
...しかし、高校野球...いいかげんやめたらどうか...たかが高校生の全国大会だ...多くの寄付金が動き、監督はベンツ、全国テレビ放送なんてどうかしている...
...もしやるなら、教育とは切り離すべきで、ジュニアプロ野球にしたらどうだろう...監督は教育的な事をいっさいせずに、勝てるなら喫煙、酒、なんでもOK...すべて自己責任だ...暴力問題があっても本人の責任...監督の教育責任は問われない...スポンサーをつけて強い選手は給料を払う...
...今の高校野球は”教育現場”ということでなんとか成立している事実を監督、生徒は考えるべきだ...教育の現場で行われている以上、社会的に許されないことをすれば、どんなに強い選手でも退部、責任をとらせる覚悟が監督にあるか...
...スポーツに強いことと大学にいけること、これも別だ..親にしてみれば勉強が出来ない子どもがスポーツで活躍し、それで入学させればラッキーである...体育大学ならまだしも、普通の学部に入れるなんて教員の倫理感が歪んでいる...親の安易なニーズを認めないのが教員の使命である..
...どうも高校時代に野球部に痛めつけられた思い出をひきづっているなあ...
...戦後60年...この期間は短いのか、長いのか?
...日本は敗戦国になったが、それは結果的に良かったのか?
...結局最後は武力行使という米国のやり方...戦争は本当に普通の家族の命を奪っている...
...日本は中国の一部だと思っている欧米人は多いらしい...それは日本にいてはわからないことだ...
...日本にいれば楽だが、求めるものは見えてこない...世界の文化や学問に触れないとわからないことが多い...
...研究領域についても、人間関係においても、自分で外に一歩踏み出すことが必要だ...それは怖いことかもしれないが、一歩前に進めれば後はどうにかなる...
...Y教授に言わせても、生命科学は未だ日本は場外扱いらしい...その場外学問を多くの人は素晴らしいと褒め称える..
...学問領域のレベルは相対的なものとも言える...何が素晴らしい学問で何が素晴らしくないかなんて、基準がわからない...
...たとえば医学が素晴らしいという基準は”医学部に入る連中は頭がいい”という感情がどこかにある...また、医学部の連中もそう感じている...そこには受験戦争の弊害がある...
...知らない自然を探求したり、違う人間関係を広げたり、違う国にいったり..そんな外にいく行動が本当に必要だ..
...あさってからうちの家族は旅へ..とにかく外へ..どれだけ体力が続くか..
2005年08月03日(水) |
英語と筋力トレーニング |
...夏休みの宿題みたいに最近、英語の勉強をしている...
...いつも、英語論文は山ほど読んでいるが、英語の勉強のための英語読みは極めて新鮮だ...
...そもそも、論文読みは中身しか気にしていないので、少々間違っていても研究の内容しか考えていないが、英語の勉強していると、前置詞がどうだとか、そんな事を考える必要がある...
...高校の時、英語だけは得意だったせいか、懐かしく感じる...その一方で、中身を考えない英語読みはなんか不毛である...英語の時間ってこんなことをやっていたんか...
...論文読みって基本的に文脈や論理性を考えて読むので、英語の勉強の英語読みとは本当に違うと実感する...
...ただ、今ゆるみ教育で繰り返し暗記させたり、トレーニングする要素が少なくなり、文脈が大事、中身が大事なんていう議論があるが、それは本当に間違っている...
...たとえば、研究論文を読むときに意識はしていないが、昔トレーニングした英語の言い回しで読んでいるのである...それはホントに意識をしていない...だから、中学高校の時は英語を筋力トレーニングと思ってやればいい気がする..そうすればおやじになっても、残っている...
..大学まではできるだけ選択はなくすべきだ...英語から体育まですべてやらせればいい...興味があることを尊重するスタンスは意義があるが、それよりもやりたくないことをがまんしてやって、その達成感を感じさせるほうがもっといい...
...英語が嫌いだ、体育が嫌いだ..理科が好き..そんな子どもはいらない..全部やらせる..理科が特に好きなら理科クラブに入ればいい..
...といっても、私もまだ勉強足りず...誰かに夏休みの宿題でも出してもらおうか...
...8月に入ったので英会話を始めた...結構はまる...
...昨日もテレビでやっていたのだが、ひきこもりってなんだ...昔もいたのかな...そんなに多くなかった気がするが...
...最近の小学校とか中学校とか、すごく荒んできた気がする...良い大学に行かないと人生終わりみたいなそんな感じだ...
...私の時代はとにかく高校、大学受験なんて3年になってから考えて、それまではクラブ活動に明け暮れたものだが、今は子供の人権だとか、わけのわからない事を並べて、甘えさせている..
...夏休みに入っても、昔はラジオ体操に朝から出てスタンプを貰ったものだ..半ズボンを一年中来て、寒さに耐えていた物だ...
...それが、今や”子供の人権”が”教師や親の威厳”を越えている..それも子供の人権を回りが認めている...人権は認めるものではなく、主張する物である...
...訳のわからないおやじがたくさんいた時代...それでも、子供はなんとなくついていった...それで安心できたのではないか...
...もっと、今の時代、教師や親が”こうなんだ”と唾とばして説教して引っ張っていったらいいと思う...子供はそれで安心して、子供でいられると思う...結局、被害者は子供になっている...
...うちの子に”おい、仕事変わってや!”と言ったら ...”無理無理、子どもなんやから”と反論された...
子どもは子どもでいたい...そのためにおやじは何ができるか、この夏休みに考えよう...
やっと、家族が戻ってきた..やはりいいものだ..
..そういえば、最近とある先生から非常に難しい質問をされた..
..”あなたは世界から引っ張られる何かを持っているの?”..かなり高圧的な言い方だったが、こういう質問はそう簡単に答えられるものではない..
..以前、嫁さんのおやじに挨拶しに行ったときに高圧的に
”将来の展望は?”と聞かれて”わかりません”と答えたら、あの男はダメだとか言われたことがあったが、どう考えてもわからないとしか答えられない..どうやら、”俺は素晴らしい業績を成し遂げ、ノーベル賞クラスの男の成長し、家族を世界で一番幸せにします”と意気込みを見せて欲しかったのかもしれないが、そういう事を簡単に話す男が嫌いだった私は、そんな男になれない...
”あなたは世界から引っ張られる何かを持っているの?”
その回答はおそらく、持っているか、持っていないかのどちらかだろう.. どちらかを答えて終わる質問ではない..
..こういうおやじは逆に”あんたは持っているのか”という事を聞くと失礼なと怒るタイプである..最初から、自分は上であんたは下というエリート意識が強い..だから、持っていると思われる人には聞かない質問である..反論すると話が長くなるから、答えなかった..
..すると、その後に”だいぶ、いじめてしまったなあ”といろんな人に話して回っていた..答えたくないという状況を理解していない..
しかし、”あなたは家族から大切にされてますか”..という質問をされたら、おやじには苦しい質問だ..
..これは嘘でも意気込みでも”そうだ”と答えたい..そんな答え方もあるんです...苦しいんですおやじは..
..コミュニケーションは難しい..
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