耳鳴りおやじの日記
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...とにかく、熱い..しかし、熱いと燃える..燃えて消えないようにするのが大変である..
...Y教授のブログを読んでいたら、続けてうまくいかないのは前提が悪い、なんて事が書かれていた..そうだろうなあ、なんて当たり前の事を確認したり..
..そもそも上手くいかないとはどういうことだろう..たとえば、授業で教員がどんなにひどい授業をしていても、授業は成立している..これは上手くいっている、というのか...
..こういうのは、上手くいっていないという事なのではないか..授業が上手くいっているというのは、受講者の意識なのではないか..
..研究ではこうだから、現場でもそうに違いないと旧帝大の大御所教授がが理念を掲げて進めれば、それに反発する人はいない..これは上手くいっていない..
..昨日、会議をしていて、現場が見えてきた..少し様子を見てきたが、 このままでは崩壊してしまう..
..昨日のドラマで”人は矛盾の固まりだから愛おしい”というなんて、フレーズあったが、現場もそうである..そこには多くの人の思いが入り乱れる..
...昨日は暑くて家でプール..近所の子供ら5人がなだれこんだらしい..福祉の場もそんな場所であって欲しいものだ..私もプールに入りたい..
2005年06月28日(火) |
若手おやじの苦悩.. |
..ひさしぶりにセミナー参加..わからない上に眠たい..どうも生ぬるい発表は苦手だ..
..論文紹介は若手教員..これから研究室をひっぱって行く人物だ..極めて優秀..行動力もあり..決断力もあるが、私以上に、がんこおやじに変身しそうで怖い..
..身内のこと、自分のことも大切だが、もう少し、研究室全体の事を考えた方が良いのではないのかなあ..以前の大教授とは性格が違う..
..まあ、それでも大教授は、研究室運営を任していて、口出しはしない..まあ、親心というところかなあ..
..しかし、こういう状況をみていると研究室運営の難しさを実感する..
まあ、そうは言っても一児のパパ..
”子供ができると、人生観が変わりますね”なんて..今更かなんて思ったけど、そういう経験もない研究者は山ほど居る..
この若手教員がこの素晴らしい研究室を、この激動時代にどう育て上げていくか..なんとなく楽しみである..
..今の若手おやじ..どんなところにいても、不安で仕方がないのである..まあ、そんな時は子供の顔を見て勇気を出すぐらいしかないか..
...それとも、今の季節、ホタルでも見て、たそがれよう..ということで旅行計画...おやじはたそがれても、子供の目には虫が光る不思議さが一生心に残る..
..しかし、人生あと一回ぐらい、ホタルのようにほのかに光りたいものだ..なんか光る方法ないかなあ..ホタルの発光遺伝子をおしりに発現させるか..ホタルおやじ..これいい!
...土曜は飲み会、日曜はスペシャル、家族サービスと、老いた体にずしんと来る...
..スペシャルは、前夜の飲み会でかなりの2日酔い状態参加..顔がはれていた..まずい..
..スペシャルも記録会だった..が、どうもぬるい..主催者には申し訳ないがぬるいのだ..まあ、二日酔いおやじにはちょうどいいのかもしれないが..
..ひとことで福祉といっても、お金をもらって行う福祉とそうでない福祉がある..お金をもらわない福祉には、本来、福祉サービスを提供する側、される側という概念があってはいけないと感じる..
..それでも、提供される側の意識として、”やすくやってもらっている”という意識があると、そのプログラムは崩壊する..
..ただ、その場合でも崩壊しないことがある..それは、お金をもらわなくても、提供する側が楽しいと感じる場合だ..
..ところが、本来、楽しいと感じるのは、提供される側である..その視点からすべてを考えなくてはいけないと感じてしまう..
..まあ、どんな活動にも必ず歪みがあるものだ..その歪みを解決するところに意味がある..
..まあ、ぼちぼちいきましょう..
...虎と龍の最終回だった...マンハッタンといい、変なドラマだ..このクドカンドラマを面白いと思える人間は、おそらく、おかしな感性を持っている奴だ..私もそのひとりである..
..虎と龍の主題歌で”俺の..俺の話を聞け..2分だけでいい..” ってフレーズいいなあと感じた..
..今の世の中、自分の本当に好きな事、面白い事が出来て、それを心から誰かに聞いて欲しいって思っている人、どれくらいいるんだろう..
”2分だけでいい〜”というのが泣ける..
これだけの情熱を持って研究もできたらいいなあ、なんて感じた..学会では、時間が決められてきて”ち〜ん”って鐘なったら、終わりだが..
高齢権力集中座長”そろそろ時間ですが..”
若手ばりばり発表者”俺の..俺の話を聞け..あと1分で良い”
..そんな熱い若手研究者の話って聞きたい..この研究者はなぜ、この研究を面白いと感じているのか..そんな気持ちで刺激を受ける..
..虎と龍..全く違う世界での強者..このドラマでは、その虎と龍をまとめるのが、”おやじ”だ..
..おやじはやっぱり、そういう存在にならなくては..私もまだまだ..
..若い方にはもっと、虎や龍になって叫んでほしい..
”俺の話を聞け!!!!!!”
2005年06月24日(金) |
少年犯罪を考える.. |
...十代の生徒の犯行が立て続けに起きた.. 親の仕事も相当大変だったらしい ...今の日本はどうなってしまったのか..
..最近の調査によると、個人の学力格差は今後さらに増えるらしい ..勝ち組、負け組なんてことがますます、問題化するだろう
..今、この日本に必要なのはもっと別の所にあると思う..勝ち組とか負け組とか..そんなことは大昔からあったことである..大事なのは、それだけで人間関係を形成しないことである
..仕事が大成功、成績優秀の勝ち組連中が、仕事大失敗、落ちこぼれの負け組と言われている連中..そこに大きな問題はない..勝ち組連中は以前は負け組だっただろうし、勝ち続けていても今後はそんは補償はない.. 負け組だあっと叫んでいる連中も、いつかは勝ち組になるかもしれないし、その努力をすればいいだけだ..
..取り返しのつかないことをしなければ、人はお互いの価値観を共有できる..勝ち組も負け組も、それぞれ大変なものを背負っているのである..
..最近の少年犯罪をみていると、結局、大人の退廃した社会が見えてくる..子供は結局、親の背中を見る..そんな小さな存在でしかない..どんなに辛いときでも、支え合って生きるという、そんな昭和初期の家族は今はない..時に親は子供をお荷物に思ったり、ペットみたいな扱いをする..幸せの本質が見えていない..
...今の世の中、未熟な少年達は多くの辛い思いを抱えるだろうが、せめて、それを受け止める家族であって欲しい..
...そして、これからはおやじの時代だ..おやじは暑苦しいし、めんどくさいし、臭いし、太っているし..一般的は世の負け組だ..しかし、責めて家族の中では勝ち組でいてほしい..
..そんな時代がこないかなあ..そうすればもう少し私も住みやすいのに..
...国家公務員の縮小、少子化..大学にとって人事枠が今後増えるとは思えない状況だ...
...それでも、ポスドク大量生産時代に世に放たれた人は、生きなくてはいけない...博士取得、高齢というハンデイを背負いながら..
..私の友達も長いこと海外で研究している...この前、日本に帰ってきたが、また、海外に行ってしまった..海外の方が楽なのだろう..
しかし、今後、人事採用は何を基準に決めるのだろう..論文数、インパクトファクター?..年齢は関係ないのだろうか..というと、全く関係ないとも言えない..
..結局、適切な時期に適切な業績をしっかり上げているということになるのかなと思う..日本で40才ポスドク、高いインパクトファクター論文多数..何かあると感じてしまう..日本の風土は無視できない..
..来年から定率減税廃止...家族を養うおやじは辛い...
..どんな辛い時でも”気合いだあ〜”と空元気で頑張るのがおやじ..
..空元気で生き残れるか..それとも死に残りになるか..
萩国際大..少子化原因で学生集まらず、民事再生法..
..これから、多くの大学が同じようなケースを抱えるだろう...
...私立のこと、と高みの見物の国立も任期制導入で人ごとではない状態だ...ポスドクの問題も重くのしかかっている..
..昨日、研究室のポスドク女史が、
”ポスドク同士で死のうかなんていっているんですよ”
..学部4回生は、
”こんな状態の先輩みていたら、博士になろうなんて思いません。修士で就職しますよ”
..当の指導教官は、そんな状態つゆしらず..”NATURE,NATURE!”
..”そんなに書きたければ自分で実験しろ”とポスドク女史..
..大きなお金を当てすぎて処理できず、あえいでいる指導ボス..
今後の日本はどこへ..
...父の日は節分より、イベント性が低いらしい...
昨日はNPO活動と子供のサッカー試合..忙しい
夜に娘が、かたたたき券、とマッサージ券を作ってくれたので、マッサージ券を使った..むちゃくちゃ、上手い..
..私もツボにいれるのが上手いマッサージおやじだが、娘も本当に上手い..どこで学んだのだろう..
おやじの日..なにかプレゼントなんていらないのかもしれない..
今年のおやじの日を家族と共に過ごせたと言うことが、最高のプレゼントなのだろう..
..もう少しで、今度は私の誕生日..おやじが加速する..こんな時、ホント独身だったらつらいなあ..
...ドラマの話である...
このドラマを見ていると、人は幸せになるためにどうするか考えるが、その幸せについて考えていないのではないかと思ってしまう..
..仕事の業績、地位、プライド..それが幸せになるための必要条件なのか...この必要条件を満たすために手段を選ばず、人を蹴落とすこと..これが本当の幸せにつながるかと考えてしまう
...人は幸せになるためにエネルギーを使うべきである...この当たり前のことをどれだけの人が実践しているだろうか?
...恋におちたらの最終回...
恋におちたら..幸せになる..そんな単純な結論でいんじゃない?
研究用中古パソコンを探して、ひさしぶりに電気街を歩いた...
この電気街は昔からよく訪れるが、最近の状態はおかしい...
萌え〜グッズ販売店、これって10年前にコミケでやっていたことだ..
美少女でも美おばはんでもなんでもいいが、こんなアングラみたいなことを
恥ずかしくもなく、堂々とやっている..あげくの果ては、萌え〜カフェの前でコスプレ少女が勧誘...
,,,経済的なことが優先され、消費者が求めることをそのまま、生産者が与える..昔はそこに社会的なモラルがあった気がする
社会的なモラルがあったおかげで、消費者と生産者は理性的な関係を築けて、どちらも幸せな状態になる..
..消費者が退廃的な欲で物を求めても、それは消費者の本当の幸せには繋がらない..それは、消費者本人が良くわかっていると思う..
今の萌えブームをみていると、経済的な事を優先せざるを得ない日本の状態が浮き彫りになる..それがひたひたと大学の世界にも浸透しつつある..
退廃的な売買状況は、人の心を満たすことはない..それが現代人の大きなストレスになっている気がする..おやじ的には少子化にも関係していると思っている
...まあ、とはいっても知らずにぐだぐだいうのはおやじの典型... 一度、萌え〜カフェでも行ってみようか?
..嫁さんに言わせると私の萌え〜発音は違うそうだ(おたく主婦は凄い)
..萌えるがんこおやじ..いやだなああ..
...おやじになり、そろそろ疲れてきて、なんとなく、就職した時を考えてみた.
授業をすべて任された ”丁稚””おまえ”呼ばわりされた 酒のつぎかたが悪いと暴力をふるわれた ストレスで倒れてじんましんが出た 他大学でぼろくそに言われていた ”恥ずかしくないですか”と食ってかかった ”どうせ出ていくんだろう”と言った本人が 出ていった
良き先生、良き先輩、良き同輩を持つ事が重要だと言われるが、どうも、私には良き先輩とは無縁だったようだ
こういう先生方がおられる一方で、がんばっている若者先生も多い... バランスがとれている
..出身大学、出身地、職階、業績、権力にこだわったつき合い..くだらなくて話にもならない...人と人のつきあいは”その人なり”である..裸のつきあいである..
..最近、そんな先生方が静かである..静かにして居るんじゃなくてどうぞ、辞めるときまで全力でがんばってください...せっかく、終身雇用なんだから...
...これは自省である...
...Y先生の話を見ていると、今の大学院生、ポスドクの人たちは、真剣に身のふり方を考えた方がよい気がする...
昔は論文をしっかり書き、数本あればどこかにいけたものだ しかし、今は研究業績と職業は別に考えなくてはいけないのかもしれない
ポスドクは好きなことができていれば500万でもいいという
確かにいろんな人がいるわけだから、それはそれでいい
しかし、問題はポスドクが本当に”好きなこと”をずっと行えるか?大学院までの投資に見合うだけの給料をもらえなくていいのか?という点だ
PIならまだしもポスドクは好きなことはできていないと思う 多くのポスドクはテーマは関係なく、研究をしたいと感じていると思う
500万でいいというポスドク連中...そこまで、自分ひとりで育ってきたと思っているのか?ほとんどは親の膨大な教育費に支えられている
自分の人生だ、自分の業績だと過信も甚だしい
ポスドクはあくまで通過点である...ポスドクを減らし、就職先を増やす努力を力ある教授は真剣に考えて欲しい
日本人は優秀である...米国と同じシステムにするのではなく、日本固有のシステムで世界に立ち向かえばいいのではないのか?
トヨタがなぜ、米国も止められないくらい業績を伸ばしているか、その理由をY先生は認識して欲しい
...ということを陰でしか言えないおやじ...
...最近は、どうも調子が悪い...6月だからか...老化が進んだかな....娘は捻挫で病院まで連れてくし...
...Y先生の日記...連日、多くの人から賛否両論...オーバードクターの深刻さは、ただごとではないようだ...
...しかし、冷静になって考えてみると、研究だけで500万って、多い...今の国公立の恵まれた状況を勘違いしている...
...独立行政法人化して、予算がなくなれば、どこからか取ってこなくてはいけない...ドクター持ってます、論文ありますで飯は食えない...
....今から、また娘を病院へ...
2005年06月12日(日) |
規律とモチベーション.. |
...投稿して載るはずの原稿がホームページへ...がく...
...昨日は大学院生と飲み会...最近、モチベーションが下がっているという...学部から下がり続けているらしい...
...原因の一つは時間の拘束らしい...そもそも、研究成果があまり出ていない状態で、時間の拘束をしてもだらけるだけだ...この先、少し心配になった...
...最近、セミナー時間の度重なる変更、担当セミナーの時間変更...このような状態では、大学院生がいなくなってしまう...
...学位を持っても就職なし...給料低い...そんな現実が目の前にあっては、実験大成功以外、モチベーションの向上はないだろう...
...そもそも規律とは内発的なものである...私のようなおやじでも、毎日のように規律の見直しを行っている...それは自己の成長、おやじ改造のためだ...
...学生の話を聞くと、就職のため、論文のためもあるだろうが、日々の生活では、自己の成長ということが一番の関心事だ...成長の過程で実験の成功や論文完成、就職獲得という事が実現する...
...外発的な規律をどんなに高めても、自己の成長には直接繋がらない...
...ラグビーの平尾監督は、神戸製鋼のチームに禁酒禁煙のルールを設けていないそうだ...それでも、あたりまえの事として選手は実行しているという...
...しかし、おやじの自己規律は難しい...何よりも体がついていかない...まず、”よっこらしょ”と立ち上がるところからだ...
...若返るために、何も言わないで実行しよう...どうも、風呂に入るときに”ぐわー”と声を出してしまうから...おやじ脱却は難しい...
2005年06月11日(土) |
ポスドク崩壊2... |
...Y教授の日記を見て、多くの意見が寄せられている...これで、多くのファンを失っただろう...
...いずれにしても、影響力のある先生の意見でもあり、今後の大学社会を考えてみた...
...日本は少子高齢化が進行し、ゆとり教育が失敗..
ブランド大学に入学して優秀だと勘違いしている大学生が、バイオだ博士だと大学院を目指そうとするが、ポスドクの悲惨な状況を見て、修士で社会に出る学生が急増...
...博士の取得条件はさらに厳しくなり、学生の数は激減...大学院大学の存亡が議論され、評価が厳しくなる...自分の研究室に学生を呼べない、学位を取らせることができない、競争的資金が獲得できない研究室は閉鎖に追い込まれる...その一方で、大学の個性化が進み、任期制を導入しない大学も出て、大人気になる...
...あせる任期制導入大学は、政治力を使って、競争的資金を獲得するが、余って英会話教師を雇い、精神状態の悪い大学院生のためにカウンセラーまで雇う...それでも余ったお金はばれないように、大学院生にばらまくわけだ...それが社会問題化する...
...余剰ポスドクの精神状態は悪化し、トラブルが多発...これまた、社会問題になる...
...そして、2×××年...ポスドク市場は混乱を極め、捏造が多発、世界からの信用が最低になり、国際誌に載らなくなる...
...さて、この予想のどれくらいが的中するか?すでに状況は進みつつある...
...Y教授の日記...やばい...
...ポスドクには安定した生活や給料はいらない...地方で頑張ればいいんじゃない...ってなことを平気で言う...
...たとえば、大学院まで頑張って、職もない...あっても、大卒より低い...おまけに不安定...そんな職に誰が目指すだろうか?
...この発言が、発言どおりに生きてきた教授なら重みがあるかもしれない...しかし、若い頃から、たまたまブランド大学の教授になり、世間から注目され、結婚して、子供3人持ち、別荘をもつ教授が言う言葉ではない...
...苦労しない博士が増える事は望ましくないと思うし、仕事をしない大学教員の野放しも良くないと思う...しかし、あまりの感覚のずれに多くのポスドクは気力を失ったのではないか...
...これからは、国公立は任期制だけでなく、自分の給料も競争的資金で賄うことになるのか?...そんな事をやったら、大学の教育に力を入れる教員は誰ひとりとしていなくなる...
...人事採用を厳しくし、採用されたら給与を高くし、そのかわり、教育評価、研究評価を厳しくする...それで十分じゃないのか...
...研究業績がずば抜けていても教育評価が低い教員を昇進させない...そんな簡単なことをできていない...
...本当に研究だけが好きなら、自分で勝手にやればいい...大学に所属する必要はない...
...大変な世の中だ...
...最近、人生に疲れて、あまりに暇なので、投稿でもしてみた...
...すると、昨日電話がかかってきて”今度、載りますのでよろしく”...ええ?
...タダでさえ、こんな日記でくだらないことさらしているのに、多くの人が読む出版物に、名前入りで載るなんて...やめときゃ良かったかな..
...まあ、投稿者が少ないとこういう目に遭うのだろう...と思って聞いたら...
”200名ぐらい、投稿があり、その中で選ばれたんですよ”...選ぶ人がおかしい...
...でも、審査付き雑文...業績に加えておこうかな...大学辞めたら、投稿マニアで生きようかな...
”投稿マニアおやじ”...ますます、暑苦しい...
...歯のつめものがとれて、歯医者に言ったら麻酔かけられて大変な事になってしまった...しんどい一日だった...
...昨日、マンホールの中で子供の水死が確認された...家族の悲痛はどれほどおおきいか...最近、子供を連れ去る事件も多いが、いかなる理由であれ、子供を失う苦痛は耐え難い...
...家族を持たないひとはわからないかもしれないが、家族というのは、成長する子供達、老化するおやじ、おばはんで構成されている...この集団が成長、老化という相反する状況で時間と共に生きている...
...ところが、家族を失うと、その家族の時間がある時期から部分的に止まってしまうのではないか?時代はすすむが、その家族の時間は止まってしまう..
...家族というのはどんなに離れていても、大切な存在である...その生命の流れを感じていられる状況は、幸せなのだろう...
...生命の流れを感じることに大きな仕事は必要ないし、金も必要でない..”そこにいる”という気持ちだけで十分である...
...おやじはここにいる!最近はそう主張しないと消えてしまいそうだ..がんばろう!
...先週と今週、立て続けに誕生会...ミスターまりっくならぬ、
ミスター”おじっく”...なぜか近所のガキもいたが、手品を披露..
...あーじゃこうじゃと種明かしを求めてくるが、それを切り抜け、最近の漫才劇場に便乗し...
ぬいぐるみを操った漫才犬”子犬”による”犬猫の仲”という小話...一番、受けていたのは”嫁さん”だった...おやじはいろいろ疲れます..
...今日の新聞に”100%いいものを作ったと思ったときから腕は落ちていく”という話が載っていた...ヒトは作品や環境に満足したときから、堕落していくように出来ているのだろう...
...言葉の使い方でもそうだ...こんなにニートが溢れかえっているのは、”ニート”という言葉がひとつの安定したステイタスになっているということを話している方がいるらしい...
...たとえば、”ニート”を捨て、再び”家事手伝い”に戻したらどうだろう...ほとんどの若者は嫌な気持ちになると思うが、その状況から抜け出したいと考えるだろう...
...大学のポジションもそうかもしれない...すぐに一人前の先生になった気がする物だから、助手は助手A、講師は助手B,助教授は助手C,教授は変わらず....そうすれば教授になるまでは横並びだ...
...”俺は助教授で、お前は講師だ”なんて甘えがあるから、今の世の中、堕落するのではないか?...
...多くの一般人は知らないかもしれないが、助教授までは簡単に上がれる物だ...しかし、助教授と教授の壁は大きい...だから、助教授までにその壁を乗り越える実力をつけておかないと、その壁がとてつもなく、高くなってしまう...
...ぬいぐるみ漫才している場合ではないのである...
...今日も担当セミナーをキャンセルされた...なんかなあ...
...阪大の捏造事件...教授がお金を受け取ったあ?...寄付したって?...権力依存も甚だしい...こんな連中が学問をひっぱている...どこかでネジが狂ったのだろう...
...かつて、N大の先生から”大学の教員はひとりひとりが会社の社長なんだよ”なんて言われたことがあるけど、今日の新聞に同じようなことが書かれていた...
...サラリーマンも”自分”という看板を掲げた個人商店になれという内容だ...大学教員のように自己の裁量権が高い職種はなおさらだと思う...
...これは、おやじになった今、本当に感じている...昨日も近所の小さなお店のおやじが、おそくまで店の片付けをしていた..どんなに遅くなっても、年をとっても、忙しいときは自分が働かなくてはいけないのだ..
...大変な仕事についたものだ...
2005年06月04日(土) |
笑いすぎ不眠症候群... |
...自分のセミナーが急にキャンセル...
...こういうのは志気の低下につながると思うのだが...
...急な病気はしょうがないにしても、連絡くらい欲しい...
忙しい状況で準備して参加して...
”今日はないって知っていました?”...って....
私も含めて多くの院生も実験を破棄しなくてはいけない...
...データがない事を話さなくてはいけないのに、それを延期されるのは辛い...こう言うときは不眠症に陥る...
...しょうがないので、テレビに見る...ということでひさしぶり例の番組を見る...
...世界記録で泳ぎたいという希望をかなえるために、水泳中に縄を持ってそれをひっぱるというもの...これは泳いでない...すごい勢いでひっぱられている...嫁さんと笑いすぎて眠れなくなった...
...笑いすぎ不眠症候群...データがなくて悩んで眠れないのか、笑いすぎて眠れないのか...どっちかわからなくなる...まあ、いいか...
...大学に勤めると、教育も当然だが研究もしなくてはいけない...
...だが、大学はすべて同じ状況ではなく、その大学によって教育、研究条件が全く違う...しかし、業績評価は審査付き論文だの学会発表などの活動で一律評価される...
...だから、多くの教員は教授になるために業績がつめる研究条件の良い大学に移動する...
...しかし、昨今の大学事情をみると、特に国公立は独法化して経費節減、任期制で経費節減、給料減で経費節減...要は経費節減だけだ...
...私立と比較すると条件的に良いのは”研究する時間”だけだ...しかし、時間があっても業績はでるかというと、そんな甘い話ではない...
...これは”勉強するため、部活やめます”という学生が結局、何もできないことに似ている...
...じゃあ、私立はどうかというと、”教育に力入れます”という理由で教員に授業を押しつけて経費節減...同じである...しかし、一般的に教室運営資金は国公立より、高いし、給料も高い...
...国公立が業績至上主義を加速させ、不安定な雇用体制をとればとれほど、全体的には業績は少し増えるかもしれないが、同じ速度で捏造などの問題も増えるだろう...これは良いことなのか?
...おそらく、今、賢い若手先生は有名私立に流れていると思う...少々、雑務が多くても、研究費ベースが高く、経済的に安定している方が、日本の風土にあっている...
...知り合いの先生は外国で6年研究を続け、業績をあげて、アカデミックポジションから身を引いた...おそらく、虚しさを感じたのだろう..
...そんな時代を我々おやじは、生きて行かなくてはいけない...タフにならなくてはいけないのだ...そうだ、タフマン飲もう...飲んでもダメか...
...おやじもややこしいが、ようしゃべるおばさんも困ったものだ..
...会議でおばさん教授しゃべりまくり、元気である...知り合いのU教授に比べてもかなり口数が多い...
...そんなにしゃべらないでも、少しまとめてしゃべればエネルギー少なくていいのに...
...そういえばT大のA教授を思いだした...あのおばさんも良くしゃべる...
”あの...ちょっといいですか”やっと話ができた...そして、話が終わるとまた、おばさん達は溜まっていたかのように話し出す...
...同席したおやじ教授は、全く口を挟めない...口うるさい嫁さんを前に我関せず..というところか...
...そのおばさんパワーを少し恵んで欲しいものだ...これからはおやじではなく、おばさんの時代かも...
...”ほれ、あこにあれあるやろ、なんぼこういいてもきかないのや”大阪のおばはんはこれですべて通じる...
...おばはんVSおやじ...完敗...
...ひさしぶりに、研究に没頭...苦しいながらも満足...
...教授と研究の話しをする...
”私はよくわからないので、好きなようにやってください”...がく..
...まあ、勝手にやってくださいということだろう...
...それで、ひとまず、今後の予定を立てる...今年は絶対的に実験の時間がない...これでは進みようにも進まない状態だ...そこをどう切り抜けるか...それが問題だ...
...たとえば、”ああ、もうだめだ”と思っても、よくよく考えると”そんなことはないなあ”と思うことがある...本当によくあるのだ...
...一度、その場を離れて歩き回ったり、酒飲んだり、熟睡したり..そしてまた、仕事に戻ると、なんか解決されてたりする...要は諦めないことだ...
...4月は年度始めでばたばただが、6月は落ち着いて再出発...夏に向けての充電時間だ...
...朝、次男が論語を暗唱...渋すぎる...充電期間は論語が身に染みる...
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