今日もアリガトウゴザイマシタ。
■そしてアキバの日は暮れて。
2014年09月25日(木)
今日も今日とて息子・タク(8才)のポケモンカードバトルの付き合いで秋葉原へ。
もう何度目になるだろうか、ポケモンカードのメッカと言われるとあるショップに午後1時ごろ到着した。いつも1時とか2時にカードバトルのイベントをやっているからである。ところが今日は
「4時からです」
とのことだったのであらまぁあらさてサントリー。すごい時間が空いてしまうし4時からだと帰りが遅くなってしまう。どうしたものかと考えたが、近くにもう1軒カードショップがあって、そこでも結構盛んにカードバトルイベントをやってたよなあ、ということを思い出し、行ってみると
「2時からやりますよ」
よかったなタクよ!というわけで一旦ショップを出、2時までに昼飯を食べることにした。
「ラーメンがいい!こないだ行ったおいしいとこ」
とタクが言う。以前タクと来た時に食べたラーメン屋があって、そこはタクに言わせると
「ボクが今まで生きてきた中で3番目においしいラーメン屋だ」
なんだという。超偉そう。今日もその店がいいということで行ってみると、なんと結構並んでいた。仕方ないので少し待っていると
「うううう…もうおなかが空き過ぎて並べない…」
空気が漏れた浮き輪のようにふにゃーとなってしまい、
「じゃあ違う店行くべ。歩くぞ」
とタクの手を引いたら
「おなかがすいて力が出ない」
アンパンマンみたいなセリフを吐く。
「グダグダしてっとカードバトル出来ないぞ!」
などとケツを引っ叩いて歩かせて、別のラーメン屋で腹いっぱい食べた。
「よし、2時少し前だし、カードショップに戻るぞ!」
「お腹がいっぱいで力が出ない」
「いい加減にしろ」
そんなグダグダなやりとりをしながら2時にカードショップに到着し、バトル開始。メンツはほとんど大人で、タクは3回バトルしたうち、2回は大人に瞬殺され、辛うじて最後の1回、同じ年ぐらいの男の子と当たってようやく勝った。
「なかなか大人には勝てないよな。よくやった」
と健闘を称え、帰ろうとしたところタクは不完全燃焼のようで
「…4時からのバトルもやりたい」
最初に訪れた店のバトルイベントにも参加したいと言うではないか。確かに現在時刻は4時になる10分前。すぐその店に行けばちょうど間に合うのだ。
「えー、まだやるのー?」
とっとと帰ろうぜとも思ったのだが、せっかく電車賃を払って来ているのだから、存分にやらせないともったいない…という考えもムクムクと出て来てしまい、結局ハシゴしてしまう羽目に。嫁には「帰りが遅くなる」とメールを打っておいた。
2軒目のバトルは4回闘い、全て大人が相手で1勝3敗だった。1勝できただけでも大したもんである。
「2回目にやった人がボクと似たようなデッキ(バトルで使うカードをまとめたもの)だったんだけど、向こうの方が強いカードをいっぱい持ってたよ…」
とタクは悔しそうであったが
「それはしょうがないよ。好きにお金を使える大人と違って君は自分のお小遣いの中でやりくりしていくしかないんだから…」
そう慰めるしかない。これはもうカードをやり始めた時から分かり切っていることだ。将棋などとは違い、いくら優れた戦略を頭の中で考え出そうとしても、強いカードがなければ勝てないのだ。そしてその強いカードは高い。所詮マネーゲームなんだよってことでタクも早く醒めてくれないかな…と僕は思っているのだが…。
タクが抜き差しならぬ勝負をしている間、僕は何をしているかというと、何も出来ないんである。店の中は狭く、イベント参加者でごった返してしまうので、僕は外の非常階段で待っているのである。
スマホをいじったり、秋葉原の雑踏を眺めたり、すぐ上の階にあるメイドリフレとかいういかがわしそうな店なので、そこから階段を通るメイドと客をチラ見してみたり。休日の貴重な時間の大半を、何故こんな秋葉原の薄汚い雑居ビルの非常階段で黄昏ていなきゃならないのか…と非常にもったいない気分になるのである。
いっそのこと僕もメイドと抜き差しならぬ勝負をしてようかな。実際は抜いたり差したりしちゃったりする勝負を。なんちて。
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■逃げろ逃げろ。
2014年09月17日(水)
息子・タク(8才)が学校での防犯訓練に参加するという。
保護者も見に来ていいよ、ということなので娘・R(11才)を連れて見に行ってみた。
どんなことをやるのかというと、路上にて子供達が不審者に遭遇した、という設定で、子供達はそういった場合に逃げ込むことになっているお店などに避難する、というもの。
やべ、僕、不審者役に最適じゃん、やってくれとか言われたらどうしようと焦ったのだが、予めPTAのお母さん方が不審者役になっていたので安心であった。
「駅までの道を教えてくれるかな?一緒に車に乗ってくれない?」
「あなたのお母さんが倒れて病院に運ばれてしまったよ。連れてってあげる」
などという不審者の声掛けを一生懸命断って避難先に逃げ込む子供達。逃げ込んだ先のお店の店長さんは子供達を保護して不審者の特徴などを聞き、警察に通報する。みんな一生懸命である。
さて、いよいよタクの番である。これまで僕とRの方をチラチラと見て意識しているようであったがそんなには緊張してないっぽい。
タクが歩き始めると、待ち伏せしていた不審者役のお母さんが現れて、話しかけようとした時に、
「にげろー!」
タク、ひとことも話しかけられない内に猛ダッシュでスタコラサッサ。はしょり過ぎだろ。しかしあとは店員さんにきちんと不審者情報を伝えられたようだし、お疲れさんて感じである。
「逃げる時に、車にも気をつけなければいけないと思いました」
とか引率の先生に話していて、おお、いいとこ気が付いたな。
あとはまた他の子供達が訓練する様子を見ていた。Rは横で見ていたが、この子もちっちゃいし可愛いし(親馬鹿)タクよりもトロいから訓練受けたほうがいいよな、と思い、
「もし、君のお父さんが倒れた!病院に一緒に行こう!車に乗って!って言われたらどうする?」
と言ってみた。そしたら引率の先生もこっちに来て
「さあどうするー?」
と詰め寄ってきたのでRはなんと答えるかと期待していたら
「あ、そういうこと言われたら『お父さんは3才の時に死にました』って返すことにしてるから」
だって。僕は死んでいたのか。死んでいるのにまだこうしてRと普通に話しているなんて、まるで、幽霊ではありませんか!
不審者扱いどころか死者扱いされてしまったというお話でしたとさ。
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■伊豆の泊まり子。
2014年09月13日(土)
娘・R(11才)がウキウキしているのは、泊まりがけの移動教室が近づいているたである。
「あのねー。伊豆に行くんだよ」
「いいところに行くね」
「バスに乗って行くんだよ」
「いいじゃない」
「バス酔いするかなあ?」
「酔い止め飲んでいきなさい」
「泊まる場所はねえ…あ、名前忘れちゃった」
「なんだそりゃ」
などといちいち話しかけて来るので余程楽しみにしているらしい。東京から伊豆までバスで旅行してして、学校のみんなでお泊りか…そりゃ楽しいだろうなあ。
翌日もRの話題は移動教室だった。
「パパー!パパー!移動教室のことだけどねえ…」
今度は学校で配布されたらしい「しおり」を手にしており、
「泊まるところは○○○だって!」
とわざわざ教えてくれた。ホントに可愛いな。そういえば僕も5年生の時に同じような学校行事があった。但しバスなんかで行くのではなく、徒歩であった。近くの山の上にある少年自然の家でのお泊り。旅情もクソもなかった。ただソコソコは楽しかった。みんなでキャンプファイヤーしたり、女の子達から
「女子部屋に来い」
なんて手紙をコッソリ渡されてドキドキしながら忍び込んで遊んだ記憶がある。そして当時の僕は枕が変わると眠れなかったため一睡も出来ず、帰り道、生まれて初めて「寝ながら歩く」経験をした。これは僕の人生、後にも先にもコレ一回のみである。
「ところで、伊豆では何をやるんだい。海辺で遊ぶ?」
R達はどんなことをしてくるのか、ふと気になったので聞いてみたら
「海はあんまり行かない。シャボテン公園行くんだよ」
「なにー!それは、ココだ!」
どん。これは僕が好きなアイドル「Negicco」が大阪のアイドルグループと組んだ企画イベント「Negipesia」の曲である。このミュージッククリップの中にシャボテン公園が出ているのだ。
「ホントだ!シャボテン公園だ!わー。ねぎっこがシャボテン公園にいる!」
Rは超興奮していた。芸能人が行ったところに自分も行く…みたいなところにワクワクしているらしい。ホントに楽しそうで羨ましい。父が言えることは、思い切り楽しんで、親元を離れての生活から何か新しいものを学び取ってもらいたい。
少年よ、大志を抱け。
ぼー伊豆びーあんびしゃす。なんちて。
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■としまえんでプール納め。
2014年09月10日(水)
土曜日、ウチから程近いとしまえんのプールに行くことにした。この週末でもう今年のプール営業が終わるからである。
それはいいんだけれども、
「ところであそこ、蚊が多いよね」
「そりゃ『水と緑の遊園地』ってキャッチフレーズだし、蚊にとっても遊園地っしょ」
「代々木公園だけかと思ったら新宿中央公園もみたいね…」
「だんだんこっちに近づいてくるね…」
というデング熱的な不安があり嫁とヒソヒソ話していたが、子供達も行きたいと言うし、
「まあだいじょぶっしょ」
軽いノリで決行した。
ここのところずっとあまり天気が良くなかったせいか、プールの水は結構冷たかった。しかし娘・R(11才)と息子・タク(8才)は朝起きた時から
「暴れたい」
と言っていただけあって、猛然と水の中に突っ込んで行った。若いなあ…。
波のプールではいつもよりたくさんの監視員が水際に仁王立ちし、厳重な警戒がなされていた。
「溺れる事故でもあったのかね?」
嫁と首をかしげていたが、どうやらちょうど午前と午後に10分間ずつしか行なわれない大波タイムであるという。そういえばいつもより波が高いような気がする(波が高くても人が多くて打ち消されてしまってるような気がしないでもない)。乗るしかない!このビッグウェーブに!と遊んでいたら
「流れるプールに行きたいよー」
あっさり飽きたR。キミもノリにノッってるノリノリガールになろうぜと言ったがイヤだとのことで。一方嫁とタクは腹が減ったとのことで、じゃあゴハンにしましょうか、と。
嫁は「ばくだん焼き」というお好み焼きとたこ焼きの合いの子みたいなジャンクフードで、Rは焼きそばでタクはラーメン。で、僕はどうするかなあ…と考えた。としまえんに限らずこういうところのゴハンは大抵ひどいものが多いし、としまえんは何十回も来てるので実際ひどいのはよく知っている。さて…、と売店をひやかしていたら、
なんと、ボンカレーが売ってるー!
「ボンカレーはどう作ってもうまいのだ」
というブラック・ジャックの格言のとおり、としまえんのラーメンとか食べるぐらいだったらずっとこっちの方がいい、ということで買った。バイトの女の子がレトルトパックをあっためてゴハンにかけてくれた。特にとしまえんなりのアレンジをしてくれるわけではない。そのまんまである。
ボンカレーを持ち、嫁子供達のところに戻ったら
「カレーだ…!食べたい!」
Rとタクにほとんど食べられてしまった。やはりボンカレーはうまいのだ。
食べ終わった後はまさに水を得た魚で流れるプールだの子供用のプールだのとにかく泳ぎまくって暴れまくってプールが閉まる5時までいた。それから
「乗り物も乗りたい」
ということで急いで着替え(乗り物は6時までである)、「サイクロン」というジェットコースターの列に並ぶ。僕らのようなプール上がり客で混んでいたのだ。
「おやつ食べたいー」
またもや腹減ったとのことで、並んでいる間におやつとしてマリオンクレープを買い与える。としまえんにはプール内も合わせるとマリオンの売り場がみっつぐらいある。なので来るたびについつい食べてしまうのだ。
Rとタクは2回、ジェットコースターに乗った。もう少し他の乗り物にも乗れれば…と思ったら既に閉園時間で、スタッフが閉園の案内をしていたのでもう並べなかった。
「うん、じゃあもういいっか。帰ろう」
区切りよく子供達は満足したようで、出口に向かった。
今年のキャッチコピー、テリー伊藤の「テリ焼き」も見納めだろう。
繰り返すがもう何十回も来ているので子供達も迷わず出口まで走って行った。ちっちゃい頃はタクがガチで迷子になって大慌てしたものだが、早いものである。この子らが更に大きくなっても、たまにでもいいから
「よくオヤジに連れられてきたなあ」
と、としまえんのプールや乗り物でのワクワク感やクレープの味を思い出してくれると嬉しいんだけど…。
「雨だ!早く帰ろう」
帰り道の途中でポツポツ雨が降り出し、僕らは慌てて帰った。僕も帰ろ♪、おうちに帰ろ♪
あ、ちなみにデング熱にはなってないので安心である。
でんでんデングり返ってバイバイバイ。なんちて。
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■お好みボックス。
2014年09月07日(日)
近所にお好み焼き食い放題の店がある。
嫁が、
「ちょっと前にママさんバレーの飲み会で行ったことがある」
という話をしたら、
「行きたい!」
娘・R(11才)と息子・タク(8才)が目を輝かせた。夏休みが終わって、宿題も無事終わったというのでお疲れ様会をやって欲しいのだという。ふざけんな夏休みが終わって何がお疲れ様だ、宿題も無事とか、僕がどんだけ手伝ったか、疲れてるわけけねえだろ、と一通り言ったのだが、嫁が疲れているみたいなので行くことにした。
行った店は、お好み焼きの他にもんじゃ、焼きそば、たこ焼きが食べ放題というルール。結構いろいろあるんだね、と思ったけども、粉もんばっかであんまり食べ放題でもお得感がないメンツである。
「Rがたこ焼き作る!お泊り会でたこパしたから!」
Rは早速たこ焼きを得意気に作り始め、お泊り会で習得した技を見せた…といきたいところだったが、火力が弱すぎで全然出来上がらないのだ。店員の兄ちゃんを呼んでみたら火が消えてており、タコ野郎である。
人件費を切り詰めているせいか、店員の数が少ないからなかなか来ないし、オーダーしてもなかなか来ない。時間を置くことによって満腹感を出させてしまう戦法であろうか。
僕らはお好み焼きと焼きそばを頼みまくった。何故もんじゃを頼まなかったかというと、作るのがめんどい上に腹にたまらないからである。それほど僕らは腹を減らせていた。しかしそれが命取りとなってしまった。ソース味一辺倒になってしまったからである。
「焼きそばは塩味があったからそっちにすればよかったのに」
嫁にチクリと言われて脂汗が出た。汗は塩辛いんですけどね…。
「うーん…もういいや」
それなりの量を食べると思われていた子供達もあっさりギブアップしてしまい、それを見込んで多めに頼んでいたので残飯処理を一手に引き受ける羽目になってしまった。
「じゃあもごちそうさまするかね…」
と引き上げようとしたら
「わたあめは食べる!」
何故かわたあめも食べ放題になっていたため、Rとタク、わたあめマシーンで作る。食べる。また作る。食べる。甘いものは別腹のようだ。
「ねえねえ、こんなに大きなのが出来たよー」
ひとつ作るたびにわたあめ作成スキルもUPするようである。
ものすごい形相でがっつくR。何故呪われたように繰り返しわたあめを食べ続けるのか…。
結局、もんじゃを頼むまで手が届かず腹いっぱいになってしまった。ようやく最後に頼んだ豚玉を全部平らげるまでが精一杯で撤収。会計をする時に
「いろいろバタバタしてましてすみませんでしたね…」
店員の兄ちゃんが謝ってくれた。あら、よく見たらそのはにかみ具合がなかなかイケメンじゃないの。僕ってこんな男が「お好み」だったのかしら。
豚玉のあとは金玉がいいわねってやかましいわ。
僕は残飯処理班で必死だったため、この先20年ぐらいお好み焼きはいいや…と思ってしまったけれども
「また来たい」
子供達には好評だったようである。またお好み焼きを食べたくなる症状。
これをオコノミ―症候群といいます。
(ケーシー高峰の医者コント風オチ)。
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■泊まった話が止まらない。
2014年09月04日(木)
同級生の女の子の家にお泊まり会をしてきた娘・R(11才)が帰って来た。
「お泊まり会の話するね」
どんなことがあったかを僕に話してくれるのだが、余程楽しかったらしく、出掛けるので話を中断しても
「さっきの続きだけど」
歩きながら話してくるし、出掛けた先でやることがあるのでまた途切れても、ウチに戻ってから
「また続き話すね。どこまで話したっけ」
で、お風呂に入っても
「えっと、みんなで寝て起きたところから話すね」
結局お泊りに行く準備から帰って来るまでの感動の一泊二日ストーリーを聞いてしまった。あ、別に感動はしてないか。Rの説明の仕方がえらい下手なので話が長くなってしまっていたが、要は花火してたこパして爆睡して翌日プールに行って帰って来たとのこと。キャピキャピした女子会の趣きでオッサンとしてはなんか別世界の話を聞いているようであった。
ところで、キャピキャピとした女子が集まって何を話すかといえば、やはり恋バナであろう。
「やっぱりみんなでそういう話するの?」
と聞いてみたら
「しない」
とバッサリ。恋バナで盛り上がるのはもう1〜2年先ぐらいなのであろうか。僕が学生時代に中学生対象の塾講師のバイトをしていた時は、中1の女の子達ですら誰が誰を好きで…なんて話ばっかりしていた。一方男の子達は教室中を「うわー!うんこうんこー!」とか叫びながら走り回っていて、その差が面白かったものだ。
嫁の話によると、一緒にお泊りした女の子の中にはとても男の子にモテている子もいるという。Rは「恋バナはしなかった」と言うけれども実は思いっきりしていて、親にはもう教えてくれない年頃なのかな…とも思ってみたり。だとするとRはモテるのかい、とか聞いてみてもやはり教えてくれないだろう。
いろいろ考えながら湯船でRと向かい合っていたら、Rはおもむろに指を鼻の穴にずぼっと入れてハナクソを取り出し、湯船にぺたりとくっつけていた。こ、この子は…。本当に恋バナとかまだまだ無縁のような気がしてきた。
恋バナより手バナか…。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。
■皿の色は うつりにけりな いたづらに
2014年09月02日(火)
土曜日の夜、嫁は仕事からの飲み会で、娘・R(11才)はお友達のおうちでお泊り会だった。
いずれも女子会的なノリで羨ましかい。僕もオヤジ会的なお誘いがあったのだが彼女らに先を越されて行けなかった。何故ならば、息子・タク(8才)が残されてしまうからね…。
そんなわけで僕も息子と男子会的なものをしてみたいと思い、
「ふたりで寿司食いに行くか」
「行く!」
せめてうまいものでも食おうということで寿司屋に行った。勿論回転寿司である。回らない寿司屋と首も回らなくなってしまう。
「ボクねえ、カンパチも食べられるよー。」
「そうだね。マダイも食べてみるか?」
「えー。どんな味ー?」
「白身魚だ。おいしいよ」
「じゃあ食べる」
タクは寿司が好きで、特にマグロが大好きなのだけれども、他のネタもだんだん食べられるようになってきたのと、そのネタと名前を覚えるのが楽しくてしょうがないらしい。
「次、ヒラメも食べてみるか?」
「えー。どんな味?」
いちいち説明するのがめんどくなってきたので
「じゃあ最初にパパの分を頼むから、ちょっと食べてみよう」
「うん」
というわけで僕の分だけ頼んだら、
「それ、銀色のお皿だよ!高いんでしょ?だからいいよ!」
妙に遠慮することを覚えてしまっていた。うだつの上がらないオヤジだからそういう配慮
が自然に身に付いてしまってしまったのだろうか。金の皿の大トロなんか頼んだらひっくり返ってしまうだろうなあ。
食べながらタクは学校での出来事などを話してくれる。
「図書室にねえ、デビ夫人の本があったよ」
「うそお」
「ホントだよ!」
よく聞いてみたらキュリー夫人であった。
お前が頼んだのは金の皿の大トロですか?それと銀の皿のヒラメですか?それとも100円皿のかっぱ巻きですか?かっぱ巻きだけにキュウリ夫人ってやかましいわ。
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