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■娘の自由すぎる自由研究。
2014年08月31日(日)
確か、沖縄に行ったのは7月の末で、その時に娘・R(11才)の夏休み自由研究のネタとして、

「沖縄の海で見つけた生き物とか釣った魚を調べることにしようね」

と決めていた。なので釣り船に乗ってみんなで釣りをした時には釣れた魚の写真を撮ったり、船長に魚の名前を教えてもらったりして、また、海で泳いでいた時にRが貝やカニを見つけた時にも写真を撮ってやったりしたものだが…。

帰ってから、R、何もやってない!

嫁にケツを引っ叩かれ、ようやく準備をする気になったのが確か8月半ばの頃だった。図書館で魚の図鑑を借りて調べようとして、そういう本があるかどうか区の図書館サイトで検索してみたら、見事にみんな借りられていた。

きっとRのような目的の子供達にとっとと押さえられていたのだ。やはり大切なのはスタートダッシュである。よそさまのお子様たちは優秀だなあ…。ウチは出遅れまくりの出遅れティアヌスである。

仕方がないのであまりやりたくなかったのだが(情報が正確でない可能性があるから)、ネットの魚図鑑的なサイトで釣った魚のページをプリントアウトしてRに渡したのであった。

そんな用意までをしてやったので、これで大丈夫だろうと思っていたのに、Rは更に何もやっていなかった!

嫁にマジ切れされてようやく始めたのが夏休み最後の週である。仕事を後回しにする癖はさすが僕の娘と言いたいところだが、いくら僕でもそんな崖っぷちまでは…。

色画用紙に写真を貼ったり解説文を書いたりしていたのだが、見ていると文の見出しもなくて見辛くてグチャグチャだわ

「尾柄部に1-2個の骨質板を有し、腹鰭は普通1棘3軟条である」

とか参照元丸写しで書いてあるわでもう…。

「お前、コレ、書いてあることも読み方もわかってないだろ!」

これでまた嫁と僕ブチ切れである。

「出来るだけ自分の言葉で書きなさい!そういうことしてるとオボカタって呼んじゃうよ?」

本人だけノホホンとしていて周りがイライラというドツボの状態に入り、それでもようやく仕上げの段階まで漕ぎ付けた。

「パパ、海の写真もっと印刷して〜?」

「はいよ」

もうここまで来たらなんでもやってあげますよ、だって終わらないもん、と付きっ切りの土曜日。ようやく全てのページを作り上げ、最後にひもを通して綴じて完成した。

本当に夏休みがマジで終わる2日前までかかるとは思わなかった。僕が言いたいのはこの一言のみ。

魚だけに、とっとと(魚=とと)やれ!

なんちて。

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■泳ぎになってティーチャー。
2014年08月28日(木)
日曜日の夕方、サザエさんシンドロームにより憂鬱な気分になっていた時、

「早く月曜日にならないかなあ」

娘・R(11才)と息子・タク(8才)が僕の心の中と相反することを言った。

「なんでよ」

「プール!」

子供達はまだ毎日が夏休みだけど、学校のプール開放の日が月曜なんだと。本当にプールが好きなふたりである。沖縄に行った時も海よりもプールで泳ぎたがっていたのだった。沖縄行った意味ないじゃん…。としまえんでいいじゃん…。

プール開放があるということは、当然引率する先生方もいるわけで、夏休みなのにお疲れ様である。で、驚くべきことに、タクが言うには

「今日の先生は○○先生と××先生だって!」

「えー!」

なんと、父兄のアイドル・美人音楽教師の○○先生なのだった!1ヶ月以上長々と休めるわタダでプール入れるわ水着姿の美人先生が水泳の指導をしてくれるわ、パラダイスではないか。子供ってどんだけ特権階級なのよ。羨まし過ぎてパラダイス銀河過ぎて股間がガラスの十代になってしまうわのよ。

で、子供達が待ちに待った月曜日の朝。僕にとっては普通のマニックマンデー、グズグズしてるといつもの電車にマニアイマヘンデーなのでとっとと家を出た。

駅までの道をボーっと歩いていると

「おはようございます!」

突然キレイな女性の声に呼び止められてびっく。なんと○○先生ではあーりませんか!僕とは逆に、駅から出て来て学校に向かうところなのだ。

「お、おはようございますでゅふふ…」

すっごいキョドって返事をした僕の顔面は溶解していたに違いない。先生はまぶしいほどの笑顔を見せて、さっそーとすれ違って行った。カラフルなビーチバッグを持っていた。あの中に水着が入ってるのかなあ…エロい妄想をしていだたけに、すっごい生々しい。

とびうおターンをして先生を追いかけて行きたい気持ちになったが、思いっきり通報されそうなのでそれはなりますまい。いろいろと悶々とした妄想を抑えつつ駅に向かうのであった。

どんな妄想かというと、水泳と絡めて夜のシンクロナイズドスイミングとか、夜の体位メドレーとか、いつものオッサンギャグである。

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■床屋だけに、ほっとこーや。
2014年08月24日(日)
息子・タク(8才)を床屋に連れて行った。

待っている間、床屋の本棚にあるドラゴンボールの単行本に夢中で、

「どうぞー」

ようやくお店の人に呼ばれたので

「おら行って来い」

と行かせようとしたら

「なんでだよ!今いいとこなのに」

ブチ切れられた。あのー。何しに来たか分かってますか。

「今日はどういうふうにしましょ」

本当ならば夏なので思いっきり短くしてもらいたい…のだが、タクはカリアゲや嫌だし耳を出すのすら嫌なのだという。本人が嫌だというのなら仕方がない。中学生のころ強制坊主頭だった僕は、本人の望まない断髪がいかに屈辱的かということを未だ覚えているので、タクが切りたくないと言えばそうせざるを得なかった。

だから前回床屋に来た時もそんなに切らなかったのですぐ髪が伸び、マッシュルームカットみたいな髪の毛のボリュームが多すぎる子供になってしまっている。今回も

「耳は出してサッパリした方がいいんだけどなー」

やんわり短めにした方がよい、と勧めるのだが

「やだ!」

と拒否されてしまったので理容師さんにもそのように伝えた。結果、

「お父さんどうですかー?」

仕上げ終わった理容師さんに確認をお願いされたので見てみたら、耳が出せないということでなんだか切る前とほとんど変わってないじゃないかぐらいのレベルであり、僕としてはもっとバッサバッサ切って欲しいぐらいの髪の長さあった。

「やっぱり耳出してもらった方がいいよ」

と僕は言うのだがタクはやっぱり聞く耳持たぬし出す耳も持たぬ。散髪代もったいねーなーと思いつつも家に帰った。本当に坊ちゃん刈りというよりもマッシュルームカットである。

「やっぱりもうちょっと短い方がいいんじゃない?」

家で嫁にもそう言われると、嫁に「可愛い」と言われるのが何よりも幸せなタクは

「うーんそうかなー。ねえパパ。床屋さんにやりなおしてもらえるかなー」

とかほざくので

「ふざけんなー!自分で金出して行って来い!」

散々拒否っといて何今頃猫撫で声でおねだりしてんだこのクリボーが!

息子の耳が出ない代わりにオヤジの角が出そうである。

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■ケーキを食べればいいじゃない。
2014年08月17日(日)
娘・R(11才)のバースデーケーキは嫁が手配したのだが誕生日当日には間に合わなかったらしい。

誕生日の翌日が受け取りになっているとのことで

「ケーキ屋さんに取に行ってきて(ついでにお金も払って)」

と頼まれたので行くことにした。近所のごく素朴なケーキ屋だ。Rと息子・タク(8才)の誕生日にはほぼ頼んでいる。

店の中に入ると、入り口近くに

「誕生日おめでとう!」

と書かれたボードがあり、そこにケーキと一緒に映っている親子のチェキが何枚も貼られている。これを見ていつも思うのだが、何故僕ら親子は一度も撮られたことがないのだろうか、ということだ。やはり見た目が良い親子のみを選別しているのだろうか。ブサイク親子でも店頭に貼っておけば魔除けぐらいにはなると思うけれども。

お店の人に注文伝票を渡して、

「こちらでお間違いありませんか?」

と見せられたのは、チョコレートのホールケーキの上にでっかくて丸いホワイトチョコレートのプレートがかぶさっていて、そこにポケモンのペロッパフの絵が描かれていた。

「はい、だいじょうぶです」

そんなもんオーダーするのはRしかいない。しかしいつ見てもキャラを描くパティシエさんの絵の上手さには舌を巻く。パティシエの修行の他に漫画家の修行もしてるんじゃないかってほどに。

ウチに帰って

「誕生日ケーキみせてみせて!」

とRががっついてきたので見せるとカワイーと喜んでおり、R自身満足できる可愛さだったようだ。

晩御飯の後に、ようやく誕生日ケーキを食べる。ロウソクはもちろん年の数。ぷすぷすと刺して

「いいね、火をつけるよ」

とRに聞くと

「いいよー」

と答えた。Rが2才の頃、隣に住む女の子一家と誕生日パーティーをやったことがある。隣の子はRと誕生日が一週間しか違わなかったので一緒にお祝いしたのである。

その時も誕生日ケーキに、火をともし、

「ほら、フーしようよ!」

と消させようとしたのだけれども、Rの吹く息がよわよわで無理な一方、隣の子が北風と太陽ばりの強風で一気に消してしまうし、消した後に出てきた煙を超嫌って泣き出してしまったのである。

それ以来煙がイヤで、しばらくの間ロウソクの火を消す時は僕や息子・タク(8才)にやらせ、人と煙が消えるまではしばらく誕生日ケーキから遠ざかる、ということを繰り返してきた。

しかしRもそんなトラウマをようやく乗り越えたようで、わりとどうでもいいことのようで、子供の成長を感じさせる出来事だ。

僕もその間タバコをやめたりで、ライターを使うのもロウソクと線香に火をともす時ぐらいしかなくなってしまった…と11本のロウソクに火をともした。

さあ、Rの11回目の誕生日を祝い、みんなで歌いましょう!

「ウォーオ!リービンオンナプレイヤー!

そりゃたんじょびじゃなくてぼんじょびである。

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■「今何時?」子供→「いちだいじー」オヤジ→「そうね大体ねー」
2014年08月13日(水)
しばらく風邪でくたばっていた僕である。

ちょっと前、台風11号が日本に上陸した日、娘・Rはこのたび11才になった。Rが産まれた時も台風が絶賛上陸中であったので、Rにはなにかと嵐が関連しているような気がする。まつじゅんとか。いやその嵐じゃなくて。炎のコマとか。そのあらしでもなくて。

誕生日といえばプレゼントであるが、Rはどんなプレゼントが欲しいか全然決まっていなかった。本当はニンテンドーDSで遊べるポケモンのお絵描きソフトがいいらしいのだが、ただでさえスケジュール管理が出来ないRと息子・タク(8才)にゲーム機なぞ与えられないため、それは却下。それに代わる候補がなかなか浮かんでこないのであった。

「とりあえずトイザらス行ってみる?」

「うん」

ということでおもちゃ屋で探すことにした。行ってはみたものの、Rの性格上、1時間ぐらいうろうろと店内を物色した挙句、結局

「ほしいの、ない」

となりそうな一抹の不安を持ちつつトイザらス店内に。確かに小学校高学年ぐらいの子が喜びそうなおもちゃってほとんどないんである。みんなDSとかスマホとかなんだろうなあ。いくらRが幼いとはいえ、さすがにシルバニアファミリーとかリカちゃんとかキツイものがある。

マンガの見本が付いたお絵描きパッドみたいなものはあったのだけれどもRにはイマイチのようだった。

「ボク、ポケモンカードが欲しいなあ」

どさくさに紛れて自分の欲しいものを言うタク。

「いや、今日はRの欲しいものを買いに来たんだからね!そこんとこヨロシク」

しばらくうろうろしていて、やはり長期戦になりつつあったので、UNOの遊び方を教えていたキレイな店員のお姉さんを眺めていたら

「妖怪ウォッチにする!」

ようやくRの欲しいものが決まったようだ。妖怪ウォッチときたか。とにかく子供たちの間で大人気である。いつもアニメを見ているし、春に行われた小学校の運動会では妖怪ウォッチのテーマソングで1年生がダンスしていただけでなく他の学年の子供達もみんなで大合唱していたし、妖怪メダルなるおもちゃは手に入れるために徹夜で行列しなければならないと聞く。

そういえば何年か前、仮面ライダーの変身メダルが超人気になったことがあり、タクのクリスマスプレゼントにするため、夜が明けないうちから並んだことを思い出した。それもこのトイザらスだ。

「あの時は大変だったんだぜ〜」

と子供達に思い出話をしちゃいそうになったが、サンタがのプレゼントだという設定だったので慌てて口をふさいだ。ていうかRとタクは未だにサンタを信じているのだろうか。

幸いRが欲しがったのは品薄なメダルではなかった。ぬいぐるみか何か…結構店内にわんさかある妖怪ウォッチグッズがいいのだという。

「これなんかいいんじゃない?」

と嫁がヒョイと選んだのはポーチ。

妖怪ウォッチ
こんなんである。

「これはいくらRが幼いからって…5年生だよ?…5年生がコレ首から下げる?」

たぶん誰よりもRを子供扱いしているであろう(だって僕の子供だから!)僕ですら躊躇したが

「だいじょぶっしょ」

嫁はケロッとしている。おそろしい嫁!結局Rが選んだのはぬいぐるみであった。夜一緒に寝られる、えへへ、と笑うさまはやはりまだお子ちゃまだった。

妖怪ウォッチでよく出て来るキャラクター、ポケモンでいうところのピカチュウ的なメインキャラは「ジバニャン」という名前なんだそうだ。交通事故で死んでしまった猫の地縛霊が妖怪化したのだという。地縛霊の猫で、ジバニャン。

地縛霊というと、僕の世代だとつのだじろうの「恐怖新聞」的なガチな悪霊を思い浮かべるが、これは可愛いキャラだし値段も手頃だし、なかなかいいチョイスだと思った。何より決まらずにいつまでもグダグダという最悪の事態を避けられてよかった…と、レジに向かおうとすると、

「ボク、やっぱりポケモンカードが欲しいなあ」

カード売り場で地縛息子と化したジバタクが…。

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■スイミング娘。
2014年08月07日(木)
とある休日。

嫁は西友に買い物に、息子・タク(8才)は友達の家に遊びに行ってしまった。

僕はもともと家にいて何もする気がないのでよいのだが、取り残された娘・R(10才)が退屈そうであった。

「Rもどっか行きたい」

「プールでも行くか?」

「うん!」

Rだってプールなんか友達と一緒に行く年頃だろうに…と思いつつも、まだまだオヤジを頼ってくるところが可愛くて嬉しい。

「としまえんのプールにしようぜ!」

と僕が誘うと

「んー。としまえんでもいいんだけどー。R、人がいっぱいなところより、今日はしっかり泳ぎたいの。区のプールがいいな」

普段頭がお花畑のRとは思えない明瞭な答えにピックリした。としまえんのハイドロポリスやろうぜー、と浮かれてた僕の方が子供のようだ。

で、行ったのが区のスポーツセンターのプール。25メートルで8コースぐらいの、ごくごく普通のプールである。ただ、ここも混んでいた。メチャクチャ暑いのでみな考えることは一緒なのだろう。

Rは僕と泳ぎながら、学校での水泳の授業はどんなことをやってるのか、こんこんと説明してくれて、実際半分ぐらいからどうでもよくなったが楽しかった。検定があり、25メートルを30秒以内で泳がないといけないということで、結構真面目にタイムアタックをやった。フォームについてアドバイスしてもなかなか聞いてくれなかったけれども。

真面目に泳いだ後はちょっと遊びタイム。僕がビート板を押さえて、その上にRが乗っかって波乗りピカチュウ!とか。監視員に見つかって怒られたらどうしようとびくびくしてたけど。

1時間半ほど泳いで、いくら愛娘と一緒といえども僕はいい加減飽きてしまったので

「もう帰ろう」

と言ってみたところ

「やだ!」

思いっきり断られたのでジャグジーでういー、と湯に浸かることにした。それから更に1時間ほど、ようやく限界まで泳ぎ切ったようでもう帰ろう、と言ってきた。

「着替えたらアイス食べるか」

「いいの?」

「うん」

こういうスポーツジムって、おあつらえにロビーとかにセブンティーンアイスの自販機があるんだよね…。

「あー、でもたっくんに悪いなあ…」

自分だけ買ってもらうのは悪いからどうしよう、と悩むR。なんていい姉なんだろう。

「まあいいじゃない?タクは向こうでオヤツとか出してもらってるかもよ」

「いいの?」

「うん」

Rはもう一回僕に聞いて、ようやくニコニコしてどれにしようかなーと嬉しそうに自販機の前で迷うのであった。

我、永遠に君をアイス。なんちて。

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■沖縄日記。さいご。
2014年08月03日(日)
沖縄最終日もひたすら泳ぎである。

午前中は海に行って、美しい海を楽しむ最後のひととき。

娘・R(10才)はゴーグルをつけてひたすら砂浜の底を覗いていた。

「魚探してるの」

Rはそう僕に話して海面をうつ伏せで漂う。

「飽きない?」

「うん」

こういうヘンなところで無駄に辛抱強いよね、と嫁と話す。溺れているかどうか区別つかないから心臓に悪いのだが。

その根性が実を結んだのか、

「パパ、カニ見つけたよ!」

「すげー!」

カニ
こんな砂の色と同化してるようなカニ、よく見つけたなあ。

午後はホテルのプール。

沖縄
このような、プールでハムスターのようになる異端的なゴムボートがあり、息子・タク(8才)がやりたいやりたいと言うので仕方なく。15分500円である。しかし他にやりたい子供がおらずヒマだったのか、正確に時間を見ていたわけではないが、10分ぐらい延長してくれていたような気がする。端から見ていると本当に回し車の中のハムスターのようであった。

もう出涸らしになるまで泳ぎ倒し、いよいよホテルをチェックアウトし、売店でお土産を買う。一時間後に空港までのタクシーを呼んだのだけれども、Rがなんと一時間経っても決めることができてなかった!
「ゆっくり選んでていいですよ」

と運転手さんは言ってくれたがまさかここまで迷うとは。

ようやく車に乗り、流れてゆく沖縄の風景が名残惜しくてずっと眺めていた。タクもそのようで疲れているはずなのに目をキラキラさせていた。ちなみに嫁とRは爆睡。しばらくすると昨日、僕らが釣りをした港が近づいてきた。小高い海に面した崖が目印だ。すると運転手さんその崖を指して

「あそこが万座毛といいまして、自殺の名所なんですよ」

えええー!僕ら、昨日午前中あのあたりの海で釣りしてたんですけど…とは言えなかった。

よく釣れた→魚のえさが豊富に違いない→自殺名所の豊富なえさって…そこまで考えて怖くなってしまった。

空港に着き、運転手さんにお世話になりましたと別れを告げて、手続きを済ませ搭乗。行きの便では嫁が隠し持ってた十徳ナイフが思いっきり引っかかり(栃木のヤンキーかよ)、えらい時間のロスを食らったが帰りは大丈夫だった。

子供達は行きと同様、機内放送のイヤホンを耳に当て、ゲラゲラポーの歌を楽しんでいた。僕は暇つぶしにかった雑誌を広げてみるとエグザイルが載っていた。ダンサー達は真っ黒に日焼けしている。僕は日焼け対策をしていたのでほとんど焼けなかったが、彼らのように焼いてればよかったかもしれない。

…と一瞬だけ思ったけれども、そんなんはムキムキのイケメンに限った話であり、僕なんかの中年太りが焼けたところでただの焼き豚が関の山であろう。シミも怖いしね…。

禍福はエグザイル沖縄のごとし。なんちて。

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■沖縄日記。そのさん。
2014年08月02日(土)
午前中釣りをして、釣った魚をお昼ご飯として食べて、午後はホテルに戻ってプールで泳ぎ倒す。

タク
プールで泳ぐのが大好きな娘・R(10才)と息子・タク(8才)は水を得た魚状態だ。とにかくいくらでも泳ぐんである。

夕方までひたすら泳いでそろそろ晩ご飯の時間。今日はホテルの外の飯屋に食いに行こうぜ、と、家族を連れ出した。ホテルの近くに

「ここがおいしいんですよ」

とタクシーの運ちゃんに教わった店があったので、散歩がてら海岸沿いの道を歩いて行く。

恩納村
夕焼けといちゃつくカップル。この後ものすごいみだらな行為をするんだろうなあ。

「お腹減った―」などとRとタクが趣きのないことを言い出したころ、ようやく店に着くと、そしたらなんと「本日貸切」となっており無慈悲な門前払い。しょうがないのですぐ近くの沖縄料理居酒屋みたいなところに行ってみたらそこも満員でいつ入れるか分からない状態。その他はめぼしいお店はない…。夕飯難民になってしまった。

昨日は嫁にドヤ顔で「予約しとくぜ」とか言って珍しく準備万端だったけれども、実際は空いてたから今日は油断してしまったのだ…。子供たちはもう疲れて腹が減って飢えたヤンバルクイナみたいになってるし、

「ごめんね。ホテル戻ろう」

選択肢はそれしかなく、渋々今日もホテルのレストランで食べたのであった。渋々とはいっても海が見えるテラスで、ラテン系のバンドが歌って踊っているシチュエイションはなかなかキレイなもの。

食べ物はそんなに美味くもなくまずくもなく、沖縄料理に特化してるわけでもなくあんまりおもしろくない…と思ったら豚足があったので頼んで子供達に食べさせたら

「まずい!」

ひどい言われようであった。はい、正直に書く。僕も黒酢の味付けなので苦手だった!

そんな感じでその後は今日も長風呂して泥のように寝た。

話は逸れるが、今日の晩飯散歩の途中、こんなものを見つけた。

恩納村
ピ○チュウ?

恩納村
ドラ○もん?

いずれも微妙に可愛くなくて、夜中動き出しそうで怖い。また、道の西側は海岸なのだが、東側はすぐ斜面となっていて、山みたいになっている。その斜面を昇るための階段があり、階段の上から水がすんごいじゃばじゃば流れ落ちて来ていて、なんだろうと思って近づいたら

恩納村
こんな看板が出ていて、立入禁止だった。インブ水道班。インブとはこの辺の地名で「伊武部」と書く。市町村のくくりでは「恩納村(おんなそん)」に属する。オンナのインブ…。

WIKIPEDIAによると

「1980年の『恩納村村史』には、恐らく作りものの笑い話であろう、としながらも、「私の出身は恩納のインブです」「いや、おおよその人間はオンナのインブ出身であろう」という話や、豪雨時に川の堤が破損した時、沖縄県庁に「恩納の伊武部の土手破損」との電文を打ったところ、「名護の病院に連れて行け」と返電が有った話が紹介されており」

とあって、オフィシャルな資料にオヤジの下ネタ記録してんじゃねえよっていう。オンナのインブから水がジャバジャバ…と感慨深げに眺めていたらみんなから「早く来い!」と叱られてしまった。そもそも「漫湖」というストレートな湖もあり、沖縄恐るべし。

本当に豚足、いや、蛇足な話であった。

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