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■まんが道。
2014年01月31日(金)
夜、娘・R(10才)と息子・タク(8才)が向かい合ってテーブルに座り、一生懸命ノートに何かを書き込んでいた。

「勉強しているのかい?」

褒めてやろうかな、と思ったら

「ちがう。マンガ描いてるの」

ガッカリした。

テーブルの真ん中には筆箱やら辞書やらが積み重ねられていて、まるでベルリンの壁のようになっていた。お互い、描いているものを覗いてはいけないらしい。

「でもパパは見てもいいだろ?」

と、まずRのマンガを見てみたら、

花咲けミー!
「花咲けミー!」という、僕の弟が持っていたぬいぐるみを主人公にした4コママンガを描いていた。ふーん、と眺めていると

「見ちゃダメ!」

僕に隠れてタクが後ろから覗いていたのでRがブチ切れた。タク、コソコソとズルするのはいかんな…っていうか、なんで見てはいけないのか意味がわかんないんだけど。

次にタクのマンガを見てみたら、こちらはもうポケモンのマンガであった。タク自身がモデルと思われる男の子がポケモンを捕まえていく話らしい…。

それぞれ思い思いのマンガを描いているが、ふたりのマンガに共通して言えることがあった。それは…。

ゴメン、どんなストーリーか全然分かんない。フキダシの中のセリフがちっさくて読めないし、読めないって言ったら説明してくれるんだけれども、それでもわかんないし。

「ま、一生懸命描いたんだね」

とりあえず当たり障りのないコメントをするに留めた。勉強はダメでもマンガで一発当てて食わしてもらおうかな…なんてことを考えたが、そんな妄想をすることすら許されない、厳しい現実であった。

4コママンガなのにオチとか全然ないんだもん。

翌朝、僕が新聞を広げて読んでいたら

「ああああ!パパ!コボ読ませろ!コボ読ませろ!」

タクが僕から新聞を奪い取る勢いで、強引に「コボちゃん」が載ってる紙面を開いた。そして

「…今日のは意味わかんないね。オチがわかんない」

などと言うので

「えーっらそうに」

と思わず小松政夫の口調で叫んでしまった。まず自分のマンガをどうにかしろと言いたいが、最近はそういうDISりを入れるとすぐいじけてしまうので、ちょっと口に出すのは憚られた。

そしてこの日記もどうやってオチを付けていいのか分からないのであった。

マンガだけにコマっちゃう。なんちて。

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■今日、耳、日曜。じゃなかった土曜。
2014年01月26日(日)
今日はやることがふたつあった。

ひとつは、息子・タク(8才)を耳鼻科に連れて行くこと。もうひとつはタクの書き初めが展示されている書道展に行くこと。

まず耳鼻科。前日も嫁が耳鼻科に連れて行ったのだが、夜中、耳が痛くて眠れない程だったので、また連れて行くことに。ただし前日行った耳鼻科は本日・土曜はやっていないので、

「ここがキレイで若そうな先生でよさげじゃね?」

と僕が土曜もやってる耳鼻科を探し、嫁が連れて行った。僕は娘・R(10才)と留守番だ。

やがて嫁から

「診察終わった」

との連絡が入ったのでRを連れて嫁達と合流。その足で書道展に行くのだ。どんな診察結果だったのか知りたかったので

「どうだった?」

と嫁に聞いてみると

「すごいよ!キレイだったし待合室にマンガが300冊ぐらいあった!」

「いや、そういうことじゃなくて」

「先生も若かったよ!」

「いや、そういうことじゃなくて…」

聞く耳持てよ!耳鼻科帰りなくせに!なんつって。ようやく聞きだしたところによると、鼻風邪経由で耳まで来た膿が鼓膜を圧迫していたようで。幸い今日一日激痛が再発することはなかった。

で、書道展。タクの学年まではエンピツ書きで、他の子の作品と比べて見劣りしないぐらいは上手であった。タクより上の学年は毛筆で、優秀作品が集まっただけあって、Rなどは足元にも及ばない、相当上手な字ばかりであった。

更には中学生の作品もあって、ここまでくるともう素人の字ではない。

「この辺のレベルになっちゃうと、書道教室に通ったり、習い事やってないと選ばれないようね…」

と嫁が呟く。通っててもダメだった奴知ってるけどな(僕だけど)。ハイレベルな作品の中でも特に素晴らしいものが目に留まり、

「特にこのケイゴ君とカスミさんはすごいね。絶対やってるね」

「やってるね」

などと話したが、よく考えたらこの会話だけを切り取ったら単なるエロトークにしか聞こえないじゃないか、と気付いてしまい、周りの人に聞かれてはいないかとビクビクしてしまっ

ひととおり見て回ったら子供達が飽きてきたので帰ろうとしたら、隣の展示場で、手作りおもちゃの展示会もやっていて、Rとタクが見ていきたいと言うのでそこにも寄った。

Rはサラッと遊んでもう帰ってもいい感じだったが、タクはとあるパズルにどっぷりはまってしまっていた。なかなか完成できず、意地になってパズルを離そうとしない。

「もう帰るぞ」

「やだ」

…また10分ぐらい経って

「…そろそろいいだろ」

「やだ!」

「お前さっきまで飽きた、帰ろうって言ってただろう!」

「やだ!」

ホントに聞く耳持てよ!耳鼻科帰りなくせに!

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■デビルイヤーは地獄耳。
2014年01月25日(土)
夜10時頃、仕事を終えて電車に乗ろうとしていたら、嫁から電話がかかってきた。

「息子・タク(8才)が耳が痛くて眠れないって泣いている」

とのことで。このところずっと鼻風邪を引いていて、それが耳に来てしまったのか、耳が痛いと言いだして、昼に嫁が耳鼻科に連れて行ったら中耳炎だと診断されたという。

夜間外来の病院に連れて行きたいのだが、娘・R(10才)を置いていけない。だからあとどれくらいで帰れるのか、という電話であった。しかし僕はようやく帰ろうとしていたタイミングだったので、あと1時間はかかってしまう。

「ゴメンそれまで待ってて」

と慌てて電車に乗った。途中の駅をすっ飛ばして欲しいところだがそうもいかぬ…と焦っていたところ、また嫁から電話がきた。夜間診療案内に電話してみたところ、耳鼻科の先生が出てくれて、連れてくる前に

「耳を氷などで冷やして、鎮痛剤があればそれを飲ませて、それでも痛みが止まらないなら来て下さい」

という処置を教えてくれたのだという。幸い娘・R(10才)が以前もらった痛み止めがあったのでそれを飲ませたのだが

「氷がないから買ってきて」

タイミング悪く、冷蔵庫には氷が全くないということだったので、コンビニで買って帰った。

家に着くと、タクは既に寝ていた。

「痛み止めが効いたみたいで…」

枕元には疲れ果てた嫁が。氷で耳をアイシングしてみる。嫁も僕もしばらく起きていたが、痛みで起きてしまうということもなく、

「明日朝イチで耳鼻科連れてこう」

2時過ぎぐらいに僕は寝た。

翌朝、

「もう全然痛くないよー」

タクは拍子抜けするほど元気だった。良かった…と安堵する反面、

「わ、私は昨日眠れなかったのに…」

嫁が恨みごとを言うぐらいタクはケロッとしすぎで、

「いやっほー」

と暴れている。しかし耳鼻科には絶対連れて行くので、準備をさせていたところ、早く着替えろ、歯を磨け、と散々言っているのにもかかわらず、相変わらずふざけているので

「早くしろって言ってるだろ!」

嫁の雷がぶち落ちた。今日に限らず、毎朝毎朝ダラダラしていて学校に遅刻しそうになっていつも嫁からも僕からも叱られているのに、馬耳東風でちっとも直らない。

耳の痛みが治まって何よりだが、親の説教も耳が痛いとすら感じていないようで…。

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■カキカタ。
2014年01月22日(水)
「パパ起きてよー聞いてよー」

朝、息子・タク(8才)に叩き起された。

そりゃもう文字通りマウントポジションを取られ、ガスガス叩かれて起こされた。

「ふざけんなこらー!」

と飛び起きたら

「パパ聞いてよー。ボクねえ、習字の代表に選ばれたんだよ」

「へえ、すごいじゃん」

正月にやった学校の宿題の書き初め。クラスの中でじょうずな子が3人選ばれた。タクはそのうちのひとりになったという。この子らの作品は区の作品展に展示されることになる。

タクの学年までは楷書の習字だった。やっているところを僕と嫁が見ていたのだけれども…作文用紙に決められた文章を書く。用紙は3枚。そのうち一番出来がいいモノを提出する、ということになっていた。勿論消しゴムで消してやり直してはいけない。

何度か練習用の紙に書いた後、いよいよ本番の用紙に書く。段落の最初はひとマス空けて書くのだけれども、タクは初っ端からそれを忘れ、

「あー!いきなり1枚無駄にしたよ!手本ちゃんと見ろよ!」

僕と嫁をブチ切れさせたものだが、よく入選したもんである。

こういうのってだいたい得意な子は決まっているもので、タク以外の代表ふたりは1年生の時から連続で選ばれている。

「今年はボクがのし上がったんだぜ」

とタクは得意がる。こんなお調子者の陰で、タクと入れ替わりで落とされた去年の代表がいるわけで。ちょっと可愛そうだけれどもまあしょうがない。ここはタクを褒めてやろう。

実は娘・R(10才)も代表に選ばれたことがある。1年生の時に習字だけじゃなく絵も選ばれた。しかしRは一発屋だったらしくそれ以来選ばれていない。特に3年生からは毛筆の習字になるので、書道教室に行っている子にはとてもかなわなくなる。

僕はRの書き初めもトメハネハライを教えながら見ていたが、なかなかうまくいくものではなく、はじっこに「みつを」とでも書きたくなるようなヘンテコな字になってしまっていた。

一生懸命やった結果ならそれはそれでしょうがない、と思った。書道を習っていてもヘタクソで一度も代表や賞に選ばれなかった子もいたし。ていうか僕だし。

字はうまくならなかったが自慰はうまいんである。

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■バカメロン伝説。
2014年01月21日(火)
嫁が近所のおばさ…じゃなかったご婦人たちと飲み会だというので、この日の晩ご飯は僕と子供達の3人で食べることになった。

どっか食いにいくべか、と子供達を連れて行こうとしたところ

「ステーキガストがいい!」

娘・R(10才)がもの凄い勢いで食らい付いてきた。ステーキガストはたまに行くファミレスで、Rはそこが一番お気に入りのようだ。

「あー…ステーキガストねえ…」

ファミレスってどこで何食っても同じ味で面白くも何ともないんだよな…と渋っていると

「前行ってからだいぶ経つからそろそろいいでしょ!」

珍しくRが強く迫るので、押し切られた形になってレッツラゴー。店に入るとRと息子・タク(8才)は

「ねえ、取ってきていい?」

すんごいウキウキした顔でサラダバーに向かって行った。この子達はサラダバーで好きなモノを好きなだけ自分で取ってくるのがバイキングみたいで楽しいようだ。一番のお気に入りの理由もこれらしい。

とはいってもサラダバーなのに野菜は全く手を付けない僕ら。僕はカレー、タクは食後のデザートとしてアイスを鬼のように食べまくる。

そしてRが何よりも楽しみにしているのは、メロンだった。固くてやっすい、ニガウリみたいなメロンだけれども、それでもRはここに来る度に何個も何個もおいしいおいしいと言って食べるのだ。

その姿を見る度に、もっと美味しいメロンを食べさせてやりたいなあ…と悲しくなる僕である。それもここに来たくない理由のひとつである。

今日もバクバク食べるんだろうなあ…と思っていたら

「パパー、大変だ!」

タクが慌てた顔で僕を呼ぶ。どうした、こぼしたか、と思ったら

「メロンがなくなってる!」

なんと、以前までずっとメロンがあた場所にメロンの姿はなく、替わりにリンゴがドカッと盛られているではないか。メロンがリンゴにすり替わってしまったのだ。

「なんでええええ!」

Rはここ2年ぐらいで一番激しい怒りを見せた。

「まあまあまあ、今はメロンの季節じゃないんだよ…」

と必死で怒りを静めようとする僕。

「だってさー…」

「ほら、君が頼んだハンバーグも来たしさ、食べようよ」

「うん、ハンバーグも好き」

腹が減って気が立っていたのもあるのだろう、食べるうちにようやくいつものRに戻った。食べ放題のカレーやパンやデザートも食いまくり、タクがパンパンになったおなかをポンポンと叩き、

「ボクのお腹に赤ちゃんがいるんだよ」

とかおバカなことを言う。おバカならRも負けてはいないので

「あら、男の子かしら?女の子かしら?」

ツッコミ役がいない、ボケまくりのコントのような芝居を始めたので

「よし、もう帰るぞ」

とっとと引き上げることにした。

「メロンは残念だったな」

帰ってからRに言うと

「ううん、メロンのためだけに行きたかったわけじゃないから」

そんなことを言う。いやー、あの怒り方は相当だったけどなあ。

メロンのことはあきらメロン。なんちて。

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■イシャはここだ!
2014年01月19日(日)
息子・タク(8才)が年末からハナミズをずるずるさせているので耳鼻科に連れて行った。

ついでに僕も3日前からハナミズがロマンチックばりに止まらないので診てもらうことにした。

「あそこは混むよ!」

と嫁に脅されていたため、受け付け開始30分前に行ったら既に5人ぐらい並んでいて。寒空の下に。皆病人なのに根性ありすぎ。

10分前ぐらいになってようやく中に入れて、受付をして、待つ。タクはロビーの本棚からポケモン版ウォーリーを探せ、みたいな、ポケモンがびっしり描かれた本を探し

「ミュウツーはどこだー!あったー!」

とか血眼になっていた。

「カビゴンはどこ?パパも探せ!」

僕にも探せ、とうるさいタク。ハナミズ出まくってんのにそんな集中する作業は辛い。やがて

「タクくーん」

とナース(美人)に呼ばれたので、

「ああーん、まだユンゲラーが見付からない!」

未だ本にかじりつくタクに早く本しまえ、とせっついて診察室に入った。

「盛り上がってたの?」

とタクに微笑む美人ナース。ええ、僕の股間が(オヤジには聞いてない)。

ハナミズ吸ってもらって薬もらって、その足で学校の「なつかしあそび」の会へ。竹馬とか紙鉄砲とかベーゴマとか、レトロな遊びを今の子供達にもやってもらおう、という、学校が毎年やっているイベントである。

僕はそのお手伝いで、メンコのコーナー担当。しかしメンコはあまり人気なく、他の遊びより子供達がまばらでヒマだ。娘・R(10才)やタクすら来ない。オヤジが頑張ってるというのに。

隣でやってるベーゴマのような、うまくヒモを巻けたとか勢いよく回すことが出来た、とか、派手な達成感はメンコにはない。ただひっくりかえすかだけ。しかもテクニックは殆どなくパワーの問題で。

僕も子供の頃メンコでよく遊んだが、面白かったのはそれがガチの勝負だったからだ。駄菓子屋で、小さい丸メンコが5枚ぐらい入った袋を20円で買う。袋を開けてメンコを見ると、たまに裏に「特等」「1等」などと書いてあると「あたり」で、でっかいメンコが貰えた。それがたまらなく嬉しかった。

そうやってメンコを集めた子供達が対決するのだ。レアで大きなメンコを見せびらかしつつ戦力にしつつ勝負する。ひっくり返されたり下を通されたりするとガチで奪われてしまう。そういうドキドキがたまらなかった。

しかしここにあるのはPTAが用意したただのメンコで、遊ぶ要素はただ与えられたメンコを叩き付けてひっくり返るかどうか、だけ。

他に面白い遊び方はないか、と即席で適当なルールを作って遊ばせたりしたけれどもなんかイマイチで。

「どうもーおはようございまーす」

お父さん達の間では超有名な、あまちゃんに似た美人音楽先生が写真を撮りに来てくれた。たまに駅で会ったりすると挨拶してくれるオヤジ殺しな先生である。

父兄参観では、自分の子供の授業じゃないのに美人先生の授業にお父さん達が集まりすぎて、その伝説が他の先生方やお母さん達に広まり、お父さん達の株は大いに下がりまくったほどで、僕はしばしその先生にがっついて話をしたり。ヒマだからな!先生のメンコをひっくりかえしたい…。

そんなアホなことをやっていたら、すぐそばのケン玉コーナーのお父さんがすごかった。オヤジソフトボール仲間のイケメンお父さんだが、普通にひょいっとケン先に玉を刺す刺す。

更には玉の方を持って本体を回すと、ケン先がすうっと玉の穴に入っていくではないか。

「すごいですね」

驚いて話しかけると

「時々気分転換にやるんですよ」

「へえー」

イケメンだけに、穴に入れるのはお手の物ってか。

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■まるはにちろ。
2014年01月16日(木)
ソーセージ
ここに1本のソーセージがあった。

自分で買ったのではない。「水曜日のカンパネラ」というグループのライブでもらったのだ。コムアイさんというボーカルの女の子が、「ミツコ」という曲の中で

「みんなでソーセージ!」

と歌いながら客席に向かってソーセージをぶん投げる。そのぶん投げ用のをもらったのだった。なんでそんな歌詞なのかというと、この「ミツコ」という曲は「恋の罪」という映画をモチーフにして作られているからである。

ちょっとその内容を説明すると…。

とある作家の妻・いずみはスーパーのパートを始めた。

「いらっしゃいませ。ソーセージはいかがですか?」

試食コーナーでソーセージを焼いていると、モデル事務所のスカウトだという人に声を掛けられる。怪しいことこの上ない話なのに、お上品で世間知らずないずみはホイホイ付いて行ってしまう。案の定そこはAV撮影現場で、ガッツリやられてしまう。

いずみは騙された…と嘆くも、それがきっかけでエロス方面に覚醒してしまい、見ず知らずの男とやっちゃったり売春までするようになってしまう。スーパーのパートも続けているのだけれども、いずみがエロスに貪欲になるに比例して、売るソーセージがどんどん極太になっていくんである。

もちろんこのソーセージはちんこの暗喩であり、そういう映画の場面を元ネタにして

「みんなでソーセージ!」

と歌っているのだ。

で、話を歌と映画から戻すと、僕の机の上にそのソーセージがあって、それを娘・R(10才)と息子・タク(8才)に見付かってしまった。

「食べる?」

と言ってみたところ

「食べたい!」

ふたりとも目をキラキラさせていた。ちょうど小腹が空く時間帯といってよい。食べさせてやるか、と、セロハンを剥がすと、ぶるるーんと、ソーセージがたわむ。ますますちんこのような…。いや、子供達にそういう下ネタを感じさせてはならない。

もし僕が若い女の子にこんなソーセージを握りながら

「食べる?」

なんて言ったらそれだけでセクハラである。僕にそういう気がなくても相手には僕が「ぐえへへ」とセクハラしてるとうつるに決まっている。そして本当にそういう気がなくても「ソーセージ=ちんこ」ということはどうしても意識してしまうから、その意識を相手も察してしまい、結局セクハラに見られてしまうだろう。

しかし相手が子供達なのでそういう心配はない。もちろん下ネタでウケを取る気はない。純粋に子供達が食べたがっているから食べさせたいだけだ。

先の映画でもそれを元にした曲の中でも、このソーセージはちんこの暗喩が付きまとっているモノだが、子供達はそんなことは意識しないだろうから、ソーセージ以外の何物でもないソーセージとして堂々とあげていいものなのだ、と自分に言い聞かせ、

「じゃあどうぞ」

と手渡した。なんか長い文を書いてしまったが、要するに僕は子供達に対し、ソーセージを差し出して

「ほら、ちんこだぞー」

とか下品なことはしない、ということを言いたいのである。女の子にはやるかもしれないけど。

それなのに、ソーセージを受け取ったRは、それをぶんぶん振り回して

「ぎゃはははは!ちんちんぶらぶらソーセージ!」

思いっきり大爆笑しているではないか!

僕は愕然とした。タクが言うならまだしも、Rが率先してそんなことを言うとは…。Rがのはらしんのすけ状態になって、タクが腹を抱えて笑っている。まさかこんなことになろうとは。

Rにこんなことを教えたのは誰だ!決して僕ではない。この日記では下品なことしか書いていないが、その代わり子供達には下ネタは一切言わないのだ。

ま、小学生なんてうんこちんこネタ大好きだし、これまで僕に言わなかっただけで、小学校では日常的に下ネタに接しているのだろう。

散々ソーセージで笑い倒したRとタクは、ようやく食べる気になったようで仲良く半分こした。ソーセージが真ん中から折れた瞬間、僕の股間がきゅんとなった。

いらっしゃいませ。僕のソーセージはいかがですか。

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■だん吉。
2014年01月15日(水)
遅ればせながら初詣に行った。

天神様の神社なので牛の象「撫で牛」があった。自分の体の具合の悪い部分を撫でた後、その牛の体の同じ部分を撫でると病気が治る、という。僕は何度も自分の顔と牛の顔を撫でまくったが、一向にイケメンにならなかった。JAROに訴えてやる。

「ほら、君らもやってみな」

と、子供達にもやるように言ってみたら息子・タク(8才)はすぐさま尻尾を撫でていた。サイヤ人かお前は。

家族で厳かにお参りを済まして帰ろうとすると、

「おみくじやりたい」

とタクが言う。絶対大吉を出してやるんだ!と意気込んでいる。この子はポケモンカードでスーパーレアを出してやるとか、ガチャガチャでシークレットを当てたいとか、山っ気がありすぎる。

初めの頃はしょうがねえなあ、とやらせてやったこともあったが、そううまくは当たらないものでハズレをひいてしまうと、怒ってふて腐れてしまうのだ。

こっちとしてや金は出させられるわ八つ当たりされるわでふざけんな!と大変不愉快になり、以後やるなら自分の小遣いでやれ、パパは絶対お断りだ、と言っているのだが、このおみくじやりたいっていうのも

「大吉じゃなきゃまたいじけるんだろ?おみくじはそういうもんじゃないんだよ…」

そう説教して帰ろうかと思ったが、嫁が許可してしまった。しょうがないので買いに行くと、なんど、キレイな巫女さんがいるではないか。はらったまっきよったまっはらったまっきよったまっと僕は大興奮。巫女さんは

「当神社のおみくじは、大吉、中吉、吉、小吉、末吉がございます」

と説明してくれた。凶はないようである。そんなわけでタクと、タクだけじゃ可愛そうだから娘・R(10才)も、ということでふたりがおみくじをひくと、

「あっ中吉!」

Rは嬉しそうである。中身もいいことが書いてある。そしてタクは

「…吉」

残念ながら大吉ではなかった。案の定目に見えて不機嫌なタク。

「ほらほら、大吉じゃないけど3番目にいいヤツじゃん。けっこういいことも書いてあるよ?健康も勉強も調子がいいよってさ」

そう慰めるのだけれども、

「Rちゃんに負けた…」

大吉じゃなかったことプラスRより下だったことが更に悔しいらしい。

「おみくじは別に勝負じゃないんだよ。どんな内容でもよく読んで自分に言い聞かせることが大切だよ…」

しばらく僕や嫁も読んだり、内容をRとタクに説明したりしたが、

「結んでいくかい?結んでいくと、おみくじにある悪い内容を防ぐようにしてくれるんだってさ」

そう言うと、タクは仏頂面のまま結ぶ、と答えて自分で折って結んだ。

「Rはね、持って帰るの」

Rは中吉が気に入ったようでニコニコと大事に大事に折り畳んだ。で、僕は…というと、あんまり引いてみようという気にはならなかった。

僕が好きなのは中吉でもなく大吉でもなく、諭吉だからである。

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■例のプールで泳ぎたい。
2014年01月12日(日)
息子・タク(8才)が体調不良を訴えて、慌てて栃木の実家から帰ってきた次の日。

思いっきり元気になっていたので前日行く予定だったプールに行くことにした。栃木で行く予定だったところは市のスポーツセンターだったが、もう東京に戻ってきてしまっているので、最近出来た隣の区のスポーツセンターに行ってみようと思った。

「そこでいいよね」

と、プールを楽しみにしていた娘・(10才)に聞いてみたら

「やだ、とちぎのプールがいい!」

と言うではないか。よほどお気に入りらしい。しかしそれは無理だし、市(区)立のプールなんてだいたい一緒だろ、と思い

「こっちは新しいところだからキレイだよきっと」

などと説得して行くことになった。僕だって地味な公営プールより若いおっぱいをたくさん見れるバブリーなプールのほうがいいとか好みがあるけれど子供優先なんである。

で、実際行ってみるとやはり新しい施設だけあってキレイだった(若おっぱいはなかった)。Rもタクも喜んで泳ぎに熱中。僕も少しは運動しないと…としばらくまじめに泳いでみた。

するとちょっと寒くなってきた。プールの水はぬるい。どうやら子供達もそう感じてきたようで、

「パパー、あったかいプールかあったかいお部屋ないの?」

と聞いてきた。栃木のには風呂並みに暖かいジャグジーとサウナがあったんである。しかしここは見渡す限り

「…なさそうだね」

「えー。だから栃木がいいって言ったのに」

悲しそうな顔をするR。そんなこと言ってもしょうがないじゃあん。ジャグジーとかサウナとか贅沢な子供達である。しかし熱いお湯が出るシャワーはあったので、そこで滝行のようにしばらくお湯を浴びた。

地味に泳ぎ続けて、休憩も入れて2時間ほど。程よい達成感と疲労感で終了。

「君ら、意外と真面目に頑張ったね」

はしゃぐことなくストイックに泳いで練習した子供達を素直にエライと思い、褒めた。

「じゃあセブンティーンアイス買って〜」

栃木のスポーツセンターにはセブンティーンアイスの自販機があって、そこではいつもおねだりされていたのだが、

「え、ここにはないよ」

「それもないの?」

頭の中がお花畑で滅多に切れることがないRが遂にブチ切れた。だからしょうがないじゃないかよう。帰りにコンビニでガリガリ君買ってやってようやく怒りが静まったとさ。

ないないない、サウナがない、ないないない、ジャグジーない、ないないない、アイス自販機もなーい。

ナイナイセブンティーンアイス。なんちて。

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■帰郷からの帰京。
2014年01月11日(土)
年末年始は栃木の実家にいたが、嫁は一足先に帰った。

その翌日、朝ごはんを食べていたら、

「きもちわるい…」

急に息子・タク(8才)が苦しそうな顔をして食べるのをやめてしまった。

「どうした?吐きそうか?」

タクは首を横に振る。

「じゃあゴハンはいいから、横になるかい?」

「うん」

「しばらく寝てなさい」

横にさせて様子を見たら、あっさり眠った。疲労がたまっているのだろう。大晦日、生まれて初めて12時過ぎまで起きて、そして初日の出を見るために早起きして、元日以降もはしゃぎまくって遊んで…、とずっとテンションが上がったっきりだったからなあ。

この日はプールに行く予定だったのだけれども当然やめることに。

「行けなくなってごめんね」

楽しみにしていた娘・R(10才)に謝ると

「うん。いいよ」

優しい子である。タクは昼ごろむっくり起きてご飯を食べた。食欲はあるようだ。体温を測ったら37度ジャストで。微妙。風邪じゃなくてもこれぐらいになることはよくあるからなあ…ということでまた様子見。タクはまた寝てしまった14時ごろ起きた。

「きもちわるい…」

調子はよくならないようで、ふたたび体温を測ったら37.5度。上昇してる!

「これは、熱が上がらないうちに帰ったほうがいいかもね…」

本当は翌日帰ることになっていたが、もし高熱になっちゃったりすると実家では身動きが取りにくい。嫁もいないし。そんなわけで急遽帰り支度をし、母と弟に

「バタバタでごめんね」

と駅まで送ってもらった。タクは

「歩けない…」

ということで僕がおんぶした。Uターンラッシュで混んでいるだろうと思い、グリーン券を買って乗り込んだら、甘かったー!グリーン車も満席!

早く帰らなきゃという焦りで湘南新宿ラインのしかも快速という一番混む電車に乗ってしまったことを後悔したけれどももう遅い。コートを床に敷いてバッグを枕にしてタクを寝させた。

「R、座れなくて大丈夫か?」

「うん」

本当にイイ子である。しかしタクは辛そうで

「はきそうかも…」

ぼそっと呟くので、慌ててトイレに連れてった。混んでいるためトイレに行くだけで大変だし、タクが10分ぐらいトイレでうんうん唸っているたので何人も並んでしまったり。結局吐きはしなかったが、トイレから出ても気分が悪そうなので、一旦降りようと思った。

ちょうど大宮の手前あたりで検札の人がやって来て

「(座れないので)普通車に移動されるならグリーン料金を払い戻しいたしますが」

と言うのでそのようにしてもらった。ただ普通車はもっとギューギューなので一旦大宮駅で降り、しばらく吐くかどうかベンチで休憩した後、ちょっと落ち着いてからまたタクをおぶって埼京線に乗り換えた。こっちは幸い空いていた。

池袋でタクをおぶりながら降りる。本当はまだ乗り換えなければならないのだけれども、いい加減僕も疲れたのでここからタクシーでウチの前まで乗り付けることにした。

「ちょ、ちょっと、パパ疲れたから休憩ね」

悲しいかな、池袋駅は巨大なため、駅から外に出たところで腕が限界。タクを降ろして休憩。タクシー乗り場は普通に歩けばなんてことはない距離なのに、タクと荷物を抱えていては辛い。すると、

「ボク、歩くよ。タクシーはあそこ?」

あら、タクがすたすたとタクシー乗り場まで歩いていくではないか。どうやら少し回復してきたようだ。そしてタクシーに乗ってようやくウチの前に到着すると、

「ついたー!ママー!ただいまー!」

猛ダッシュで嫁に抱きついた。なんか、思いっきり復活したようだ。それからは晩ご飯もガツガツ食べるし、ずっと寝てたから夜になっても全然眠くないようで

「パパ!プールあしたいこう!」

すんごいうるさいし。

「一体この急回復はなんなんだ!」

と不思議がると、

「寝不足と疲れが一番の原因だろうけど、酸欠もあるんじゃないの?あの部屋、お母さんがストーブ点けてたし」

嫁がそんなことを言った。うーん、どうだろうか。

心配していた母に、無事着いたと電話した時にさりげなく言ってみたら

「ちゃんと換気してたよ!」

おっかねえ…。嫁と母に挟まれて僕が吐きそう。

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■家族駅伝。
2014年01月06日(月)
1月2日、朝からテレビで箱根駅伝を見ていた。

東洋大学の絶対的な山の神・柏原選手は卒業してしまったが、双子の設楽兄弟という新たなヒーローの活躍に胸が熱くなった。

熱くなったのは息子・タク(8才)も同様のようで、

「みんなで駅伝ごっこやろうぜ!公園に行って走ろう!」

と主張して止まない。

「えー。疲れるのヤダ…」

とは思いながらも、ずっとウチの中でテレビを見ているのではなく、タクと娘・R(10才)を暴れさせて有り余る体力を発散ないといけないのは確かなので、タクの望む通り近所の運動公園に行った。

「ここで走りたい!」

1周400メートルだろうか、陸上競技用のトラックがあり、タクはここで駅伝ごっこをやりたいと言う。

「パパとボク、ママとRちゃんチームでひとり1周走ってバトンタッチね!」

タクは早く走りたくてしょうがなくて、とっととルールを勝手に決めてとっととスタートした。まずタクとRがよーいドン。

最初はタクが調子に乗って飛ばしまくり、大幅にリードしていたが、だんだんとふざけて蛇行したり疲れたりしていたら、最後の最後で黙々と走っていたRに抜かされた。ウサギとカメか。

そして次が僕と嫁。嫁の性格からすると、わりとガチで勝負に出て来るに違いない、そう予想して

「設楽選手ぅ、スパートです!」

中盤で勝負に出、嫁との差を一気に広げた。ふふふ、僕はかつてランニングをやっていたのだ。その経験は大きい。膝痛めて半年でやめたけど。

終盤まで大きくリードしていたが、重ねて言うが嫁の性格からするとこのままで終わるはずがない…と、思っていた矢先、背後からだすっ、だすっ、という足音が。振り返るともの凄い勢いで嫁が近付いてくるではないか。

「キャアア!山の神が追い上げてきたー!カッシーがきたー!」

僕も残りの力を振り絞り、辛うじて嫁の追撃を振り切り

「いえーい、ゴール」

タクよ、僕達が1位だ、と喜ぼうとしたら

「パパ、ゴールしたら倒れてよ」

「はあ?」

駅伝では全力で駆け、ゴールした直後に倒れ込む選手もいた。タクはそういう場面を見て感動したらしく、僕にもそれをヤレと言うのだ。仕方なく

「うわあああ…」

迫真の演技で倒れ込むと

「ばさー」

タクは僕にコートを覆い被せた。

「さては君、コレがやりたかったんだろう」

「うん」

細かいところまでこだわりを見せる。

「チッ、気付かれるのが遅かったら追い抜けたんだけどなあ」

嫁は悔しそうにこちらを睨む。おっかねえ。

やっぱり嫁は山の神である。柏原選手的な意味ではなく、

「妻のこと。特に、結婚してから何年もたち、口やかましくなった妻(「デジタル大辞泉」より)」

の方の意味で…。

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■初・初日の出。
2014年01月05日(日)
元旦の6時。

年が変わるまで起きていた僕ら家族は奇跡的に全員起きられた。娘・R(10才)と息子・タク(8才)も眠そうな顔ながら

「初日の出観るんだろ!今日観られなかったら来年まで観られないぞ」

と無理矢理叩き起す。僕はカメラを持って行こうと準備をしていると、Rがどこで見付けたのか双眼鏡を抱えて来るではないか。

「これで初日の出見るのよ〜」

「目が焼けちゃうからやめなさい!」

僕、嫁、母、弟から総ツッコミを受けしょぼーんとしたRは、

「じゃあこれ持ってく…」

某通信教育のオマケでもらった、タブレットのオモチャを持っていくことにした。オモチャながらカメラ機能も付いているのだ。

弟が車を運転してくれて、近くの初日の出スポットである公園に向かう。途中コンビニで暖かい飲み物を買うと、母が

「店員さんは『あけましておめでとう』って言ってくれたけ?」

と言うので

「いや、ふつうに『いらっしゃいませ』だったけど」

そう答えると

「この店はダメだな」

変なこだわりを持つ母。マニュアルバイト店員にそこまで求められても。

公園に着くと既に初日の出を待ち構える人達が集まっていて結構賑やかだ。

初日の出
マジで日が出る20分前ぐらいの様子。このネコミミみたいな山は筑波山である。ウチの田舎はだいたいこの筑波山の右側から太陽が出てくるのだ。

なかなか寒い中、Rとタクは何故か持って来た縄跳びをして、

「二重跳び20回出来るぜ!」

と言いつつも実際は5回しか出来なかったりで体を温める。

僕の隣にはカップルが身を寄せ合っていた。このクソ寒いのに彼女はニーハイ&生足という大変けしからん服装で余計に寒そう。しかし、寒いけどふたりでくっついていれば暖かいね的なイチャイチャイベントなのだろう。ほら、もっとオレにくっつけよ、股間のタマキンカイロが熱いぜ、いやあん、それを言うならハクキンカイロでしょ、などと生足を見ながら妄想していたら、

「ほら、そろそろ日が出て来るよ!」

と母に叩かれて我に返った。6:53ぐらいだったろうか、

初日の出
初日の出
初日の出
初日の出
初日の出
雲に遮られることもなく、キレイに初日の出を拝めたのであった。人生初の初日の出にRもタクも大興奮だった。Rも持って来たタブレットのおもちゃで撮影しようとしていたが、実はズーム機能がなく全然撮れないと騒ぎだし、

「ねえねえ、パパのカメラ見して」

僕のカメラのプレビュー画面に初日の出画像を出し、それを撮影し、

「やったー撮れたー」

と喜んでいた。か、可愛いヤツ…。

この公園には付近の山林を守る会の人達が、緑化募金活動をしながらうどんや甘酒を振る舞ってくれていた。なので僕らも募金をしてありがたくいただいた。

冷え切った体に熱々のうどんは身に染みて美味しく、

「年越しうどんだね」

「もう年越しちゃってるよ」

「じゃあ年越しちゃったうどんだね」

「できちゃった結婚みたいだね」

そんなダジャレ年明けで今年もどうかひとつ。

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