今日もアリガトウゴザイマシタ。
■隣の大トラ、大トーラ♪
2013年05月28日(火)
日曜の、もう夕方になろうとしている時に
「公園に行きたい!」
娘・R(9才)と息子・タク(7才)が騒ぎ出したので連れて行った。持ってくモノはなわとびと、野球とサッカーのボールだ。
この日行った公園は比較的広く、野球少年やサッカー少年達、そして僕らのような親子連れで溢れていて、公園の外周もランニングをしている人達でいっぱいだ。日曜夕方なのになんでこんなに混んでるのだ。こんな休日の終わりギリッギリまで体動かしてたら、月曜の仕事が疲れちゃうじゃないか。
…って考えるのは僕だけで、みんなこうして健康的な生活を送ってるから体力あるんだなあ…と日頃の不摂生さを反省していたら、
「パパー、変な人がいる」
Rがこそっと僕に耳打ちしてきた。で、Rが見詰める方向を見ると、僕より不健康そうな人がいたー!その人は酔っ払いオヤジであった。彼の周りにはビール缶が3本ほど転がり、公園の土手のようになっている芝生に寝っ転がっていた。
残念なことに、前述の通り公園が混んでいて、僕らがボール遊びを出来る場所は、この酔っ払いのすぐ横のスペースしかなかったのである。
なので出来るだけ
「あっちにはボール飛ばすなよ」
とRとタクに言い聞かせ、遊びを開始した。幸いなことに酔っ払いは僕らに絡んでくることはなかったが、彼の近くを通りかかる親子連れなどに
「んだっつんだよ」
「おれはよ、××なんだよ」
意味不明の言葉を投げかけていた。勿論ほとんどが無視していたが、3才ぐらいの男の子が
「ボクはお前なんかに負けないぞー!」
酔っぱらいの前に仁王立ちになってカッコイイセリフを吐いたと思ったら、すぐさま父親に抱えられ消えていったりした。
さて、子供達は、単純なキャッチボールやサッカーごっこだけでも楽しいようで、結構夢中になって遊ぶ。
「やっぱり野球かサッカーのチーム入れよ」
「やだ」
しかしスポ根は嫌いらしい。やはり僕の血か。
ある時、タクがサッカーボールを追いながら走っていたら、バランスを崩して転んでしまった。
「いたいよう…」
肘を擦り剥いてしまった。
「大丈夫か?傷はあんまり深くない。ちょっと染みるけど洗って汚れを落とそう」
と水道があるところまで連れて行こうとしたら
「立てない…」
と言ってシクシクベソをかく始末。
「それぐらいのケガが何だ!立て!立つんだジョー!」
「ジョーじゃないし!」
父がボケて笑わそうとしても息子はマジギレするだけ。そうだよね。元ネタ知らない21世紀の子どもだもんね…。まあ、ケガしてへこんでいるみたいだからおぶって連れてってやるか…と背に乗っけたら
「わはははは!通報するならしてみろー!おれはここでやってやる!」
先程の酔っ払いがまた何か叫んでるな…と思い見てみたら、なんと立ちションをおっぱじめていた。まあ、子供達もいっぱいいるのになんてお下劣な、と、とっとと逃げようと思ったら
「パパ!おしっこしてるよ!ぎゃはははは!」
Rが大ウケしており、悔しいことにテンションが下がっていたタクまで大爆笑しているではないか。泣いたカラスがなんとやら。
立つんだジョーよりおしっこじょーってか。
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■人はポケモンパンのみにて生きるにあらず。
2013年05月26日(日)
嫁がママさんバリボーに行っていたため、子供達の昼飯を調達しようとする僕であった。
娘・R(9才)と息子・タク(7才)は
「ポケモンパンがいい!」
と言う。ポケモンパンといってもいろいろ種類があるようで、僕がよく見るのがチョコとかイチゴ風味の蒸しパンだ。ポケモンがプリントされた袋に入っていて、オマケとしてポケモンのシールが入っている。子供達はそのシールもお目当てのひとつのようなのだけれども。
最寄りのスーパーに行ってみると、辛うじてチョコ蒸しパンのポケモンパンがふたつあった。よかった、ちょうどRとタクのぶんがいっこずつあるわ、と思ったら
「ボク、ふたつ食べたかったんだよう!」
タクが悲しそうな顔で叫んだ。そうか。いっこじゃ足りなくなったか。成長したなあ…。ポケモンパンはないけれども、他にもココで作っている焼きたてのパンとか美味しそうなのはいくらでもあるので、
「他のパンじゃダメなんですか?」
蓮舫ばりにそう詰め寄ったのだが
「やだ!」
頑として首を縦に振らないので、仕方ないのでもうちょい歩いたところのスーパーに行ってみた。すると、あったことはあったのだが、さっきと同じ種類のポケモンパンだったので
「おんなじのしかないね」
と言うと
「コレでいいの!」
同じの2個食べるんだそうだ。まあ、もう探さなくていいのでいいけど。
「問題です。パンがふたつで?」
と子供達にクイズをふってみると
「ぱんつ!」
Rが即答。しかしタクは
「ボクもすぐ分かったけど、下品だと思って言わなかったんだ」
成長したなあ…。
Rの方はポケモンパンひとつしかなくても文句を言わないでボーッとしていたが、
「ねえパパ、こっち来て」
遂に動き出して僕の袖を引っ張った。そして辿り着いたのは焼き鳥の売り場。
「焼き鳥食べたいの」
君、飲んべえのオッサンみたいだねえ…。
パンがなければ焼き鳥を食べればいいじゃない。
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■たぬきのたからばこ。
2013年05月25日(土)
仕事帰りの夜道。
家の前の道をトボトボと歩いていると、向こうからもトボトボとゆっくりした足取りで歩いてくる4本足の何かがいた。
薄暗かったので始めはネコに見えたのだけれども、そいつが僕の方をガン見してきたので
「ずいぶん野村監督に似たネコだなあ…」
変わったツラしたネコだな…と思ったのだが、1秒ほど考えて、それはネコじゃなくてタヌキだ、ということに気付いた時には既にすれ違っていて、慌てて振り返ると、タヌキはふさふさとした尻尾をフリフリしながら歩いている後ろ姿を僕に見せていた。
カメラ撮って子供達に見せよう、そーっと後を追いながらケータイを取り出したら、残念なことに建物と建物の間にすっと入って行ってしまった。
そこは狭くて暗い隙間で、ケータイのライトを照らしてみたのだけれども、もうどこにいるか分からない。タヌキはその先に行ってしまったに違いし、狭いとはいえ入れないこともないが、よそさまの敷地であるし、そこまでするにはさすがに躊躇した。
戻って来てくれないかなー、と未練がましく覗き込んでいたら、視界の左下隅にモゾモゾと動く物体が。なんだ?、と視線を下に移したら、なんとタヌキが僕の左足をかすめてトコトコと歩き、また建物の隙間に入っていったではないか!その歩き方はやっぱりゆっくりしていて、
「はいはい、ちょっとゴメンね」
って今にも言いそうな。全く人間を恐れているような感じはない。今のタヌキは僕が追っていたタヌキだったのだろうか?後を追っているつもりがいつの間に後ろを取られていた。僕の前を歩いていたタヌキは実は幻で、
「ふふ、今のは残像じゃ」
と化かされたような気持ちだ。タヌキならやりかねん。エクトプラズムを吐くタヌキの話は「地獄先生ぬ〜べ〜」にあったしな。
それとも別の2匹目のタヌキだったのだろうか。空を見上げるとまん丸に近い月が。童謡のとおり「つ、つ、月夜だみんな出てこいこいこい」という野外月夜レイヴが始まるところだったのかもしれない。
ウチに帰るとちょうど子供達がゴハンを食べていたので早速
「パパ、タヌキ見たんだぜー」
と言うと、案の定見事に食い付いてきた。
「写真みせて!」
息子・タク(7才)は当然写真ぐらい撮ってるんだろ、というデカイ態度でケータイを貸せ、と言ってきて、
「ない」
「なんでよー!」
このオヤジ使えないぐらいの勢いでDISられたので結構ショックだった。でも娘・R(9才)は
「おなかポンポコポンしてた?」
と目をキラキラさせてさせていた。この子は頭の中がいつもお花畑でちょっとアレなところがあるけれども、メルヘン全開で本当にカワイイ。身も蓋もない言い方をすると幼いんだろうけれども。
「はいはいはい、あたたはゴハン食べるんですか!」
僕の妨害により子供達のゴハンの進行が妨げられたことにイライラてるっぽい嫁が叫んできたので
「食べるー」
僕も腹鼓を打つことにしたのであった。
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■おじんの星2。
2013年05月24日(金)
おやじソフトボール試合日記の続き。
嫁と子供達が見に来ていたが、すぐそばのプールで泳ぐんだ!と行ってしまった。
僕らの第2試合までには戻るとは言っていたものの、進行が早いのもあり、戻る前に試合が始まってしまった。この試合、僕は8番ライト、すなわちライパチ、思いっきりミソッカスポジションで出してもらった。
そしたらアータ、2打数2安打だわ、守備もエラーないわで、みんなに
「どうしちゃったの」
と言われるぐらいまぐれ当たり。終盤まだ出てない人と交代したのでまたベンチに引っ込んだら、測ったかのように嫁と子供達が戻って来た。
「ヒット打ったんだぜ」
そう言っても信じてくれない家族であったが、
「どうしてもっと早く来なかったのー!!パパヒット打ったんだよー!」
みんながツッコミを入れてくれた。その後タクは昔学芸会で使っていた金色のポンポンを取り出し、
「フレーフレー、おやじ!」
チアボーイとなり応援を始めるではないか。
「あのポンポン、わざわざ持って来たのか?」
生暖かい目で見る嫁に聞いてみたら
「うん」
だと。別にパパの試合など見たくないとか言ってたくせに、何故そういう用意をしてるんだ。単に自分がやりたかっただけなんだろうけど…。
タクの応援もあって(?)2試合目も勝ってしまったため、なんと決勝進出となってしまった。決勝戦はまた1時間後ぐらいだったので、
「私達、まだゴハン食べてないんだよね」
嫁と子供達はまた出て行ってしまった。また戻って来ると言っていたのだけれども、決勝戦の時間が近づくにつれ、雨が落ちてきそうな空になってきたため、
「そのまま家に帰った方がいいかもよ」
とメールをしたら
「わかった!がんばって!」
という嫁のメールが返ってきた。それが後で悔やむことになったのだが…。
そして決勝戦。みんなここまで勝ち上がるとは思ってなかったけれども
「ここまで来たなら勝ちにいくぞー!」
と、本気の勝ちパターンで決勝戦に臨むことにしたため、僕はまた補欠となった。
試合は3連投となった我がチームのエースがさすがに疲れを見せ、1回でいきなり9点も取られてしまった。ただその後はピシャリと抑え、逆にウチも1回、2回、3回に2点ずつ返し、ジワジワと点差を縮めた。
しかし時間制限のルール上、4回で最終回となってしまった。なので、もう無理かなーって感じになったので
「じゃあ出てない人は出てー。代打代打ー」
ということで僕が先頭打者となった。そしたらまたヒットを打ってしまって、その後の人達も連打連打で、点が入って追い上げる。
出てない人も全員出て、とっととアウトになるだろうけど、みんな頑張った、オツカレーって感じで終わろうとしていたのに、あわよくばサヨナラ勝ち、というところまで来てしまったので大盛り上がり。ところが悲しいかな、
「試合終了ー!」
2点ほど返した時点で時間切れとなってしまった。60分を過ぎた時点でぶっつりと終わってしまうルールなんである。
負けたとはいえ、あわや大逆転の勢いのまま終わったのでみんな勝ったも同然の喜びようで、
「だからなんで家族いないのー!」
やっぱりまた僕はからかわれたのだった。
夜はお疲れさん会で飲み。
昼は補欠だけど夜は4番バッターになりたいなあ。
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■おじんの星。
2013年05月23日(木)
子供達が通う小学校の父親達が集まったソフトボールチームの試合があった
僕は生まれてこの方ソフトボールも野球もビタイチやったことがない。ずっとスポコン的なものを避けて来てロリコンになってしまったというダメ人間が何故所属しているのか。それはいろいろあって省略するが、ご近所付き合いメインで、ということで。
未経験者なので当然補欠であるが、試合の日の朝、娘・R(9才)が
「パパの試合、みたあい」
と言うので困ってしまった。
「見たいっつってもパパ補欠だぞ。出ないぞ」
「でもいいの!」
なんだか嬉し恥ずかし的な状況。
「じゃああとでパパたちの試合の時間に合わせて連れて行くよ」
嫁が連れてきてくれるようなので試合開始予定時間を伝えて会場に向かった。
今日は6チームが集まって3チームずつの2ブロックに分かれ、2試合ずつ行なう。そしてそれぞれのブロックの1位同士で決勝戦になる。
「ま、決勝には行かないっしょ」
ウチはわりと新参の方なので、みんなのほほんと構えていた。
第一試合。先攻を取れたウチは、体力と集中力が切れない序盤のうちに連続安打で大量得点を叩き出し、一気に勝負を決めた。
試合が終わる頃に嫁がRと息子・タク(7才)を連れて来た。
「え、なんでこんなに勝ってるの」
嫁はスコアボードを見て目を丸くする。僕らのチームをナメてるので、まさか勝ってるとはビタイチ予想してなかったようだ。一方、タクは来て早々
「ねえプール行きたい!」
パパッ子のRに対し、ママッ子のタクは僕らの試合などまるで眼中になかった。
「Rは行きたいって言うけれどもタクは行きたくないって言うし…でもタクだけ置いてくるわけにはいかないから、あとでプール行こうねってことで、プールをエサにして連れて来たのよ!」
今僕らがいる運動公園のすぐそばに区営のスポーツセンターがあり、その中のプールがキレイで料金も安いのだ。
Rは大人しく試合を観ていたのだけれども、
「なんでパパは出てないの!」
やっぱりそう聞くので
「パパ補欠だからさ〜、ほら、みんなうまいっしょ」
と答えてていると
「そーいう言い方ダメよ!パパはね、秘密兵器だからね!」
周りのパパさん達がフォローを入れてくれた。ううう、ありがとう。
そのうちタクがプールプールとやかましくなってきて、試合もちょうど終わったので
「じゃあ1時間チョイぐらい泳いだらまた来るね」
嫁と子供達はプールに向かって行った。次の試合が2時間後ぐらいにあるのでまた見に来るという。
「パパ頑張ってね」
去り際にRが応援してくれた。補欠親父なのにいい子だなあ…。秘密兵器ってのを信じちゃってるのだろうか。心が痛い。
本当は秘密兵器じゃなくて、いつもお股から牛乳のようなモノを垂れ流してるミルク性器なんだ…。
後半へ続く(ちびまる子風)
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■いつもの場所で眠りたい。
2013年05月19日(日)
いつもは川の字プラス1本の体勢で寝ている僕ら家族。
窓に近い方から僕と娘・R(9才)、タクと嫁がそれぞれ一緒のフトンで寝ている。僕ら家族が4人になってからほぼずっとこうであり、変わったことはない。
ところが、最近息タクが
「暑いよう」
と言い出して一番窓に近いところ、すなわち僕のポジションで寝るようになった。でも僕が寝る夜中になると、不思議なことにいつもの嫁の隣で寝ているのである。
どうやらいつの間にかむくっと起き上がって移動して寝直しているらしい。生まれた時からそのポジションなので、体が覚えているのだろう。だから僕もいつもの窓のそばで寝ることが出来たのだけれども…。
この日は違った。タクは移動しないまま僕のポジションで寝ていたのである。すなわち、僕が寝る場所にはタクがいて、空いている場所は嫁のフトンしかない。
久しぶりに嫁の隣で寝るかなー、なんてちょっと茶目っ気を出してみたり。朝、嫁が起きた時に
「あら、いやあん」
とかビックリしたりしてな。しかし悲しいかな、現実的には嫁は
「ふざけんな!寄るな!」という反応だろう。考えただけでも恐ろしいのでタクを嫁の隣に戻していつものポジションで寝た。
翌朝、
「たっくんは今日も元通りの場所に戻ってたね」
と嫁が言っていたので
「違うよ。僕が戻したんだよ」
そう説明した。そして
「僕が君の隣で寝たら怒るだろう?」
とも聞いてみた。もしかしたら
「たまにはいいかもね」
というウェルカム的なことを言ってくれる可能性が0.1%ぐらいあるかなあ、と淡い希望を持っていたのだけれども
「うんそうだね、絶対怒るよ。ふざけんなって怒鳴るよ」
予想通りの反応だったのでガッカリした。いつからこんな虫みたいに嫌われるようになったのだろう。昔はそんなことなかったのに。だから子どもふたりもできたのに…。
結局いつものポジションで寝るようになった。
僕は窓際族であり、嫁は壁女である。
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■みなさんのトカゲです。
2013年05月16日(木)
朝、学校に行く子供達が騒いでいた。
道路沿いの石塀の前に集まってキャアキャアやっている。僕が覗き込むと
「トカゲがいるんだよ!」
息子・タク(7才)が朝から元気だった。騒ぎの中心はこの子で、トカゲを見つけたので追いかけていたらこの石塀の隙間の穴に潜り込んでしまったのだという。
「おーい、でてこいー」
タクは葉っぱで穴を突っついてみるが、
「こっちの方がよくね?」
一緒に登校する友達の女の子が木の枝を拾ってタクに渡したりしている。そんなものでかき回したところで出てくるかなあ。ていうか学校行けよ。
「いい加減諦めて学校行こうぜ」
とっとと行かせようとしたところ
「ボク、トカゲの尻尾が欲しいんだよう!」
タクの狙いはそれだったのだ。
「尻尾、ねえ。アレって切り離された後もしばらくウネウネ動いてるんだよ〜」
遠い昔、子供の頃の僕もこのようにトカゲを追い詰めて尻尾をゲットしたことを思い出しながら話した。
「だよね!欲しいんだよう…あっ!」
急にトカゲが穴から現われてするするっと走り出した。タクは不意を突かれ慌てて追い掛けたが
「でも手でさわるのイヤだからパパ捕まえて」
とかふざけてるので
「トカゲ触れないなら尻尾も触れないだろ」
思わず笑ってしまった。で、笑っているウチにまた逃げられてしまった。
「はいはい、もう学校に行く時間だよ」
トカゲを追って遅刻しました、とかマジ勘弁なのでようやく諦めさせて出発させた。
さきほど穴から現われてササッと走る姿をチラリと見ることが出来たが、アレ、もしかしたトカゲじゃなくてヤモリかも知れない。なんとなく色合いとか足がヤモリっぽかったし、ヤモリならよくウチの壁にへばり付いているのをよく見るからだ。
更にはトカゲかヤモリか、だけじゃなくてイモリかもしれない。あ、でもイモリは赤いから違うだろう。いやいや…。
トカゲか。ヤモリか、イモリか。通勤中、タクのせいで僕もこのことで頭が一杯になってしまった。
グラサンかけてたらタモリってのはすぐ分かるんだけど。
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■寿司くえねえ!
2013年05月15日(水)
母の日の夜は、嫁の好きな寿司を食べることにした。
無論回転寿司である。実際のところ嫁が食べたい、というよりも、息子・タク(7才)がめちゃくちゃ食べたがっているのである。
この日行こうとした回転寿司のお店は、かなり混んでいるので、早めに行こうと思い夕方6時に到着したのだが、全然甘かった。もう店の中がモッサモッサ待ち客で溢れ、回っている寿司より人が多い感じ。絶え間ない客のおかげで寿司だけでなく板前さんの目も回りそうな勢い。
「1時間ぐらい待ちます」
と言われたので、しょーがないなあ…と待っていたら、1時間経ってもまだまだ呼ばれず、
「もう2時間になるよ!」
とうとう嫁がブチ切れた。
「家に帰ってやることいっぱいあるのに!時間がもったいなさ過ぎる!」
はい、母の日なのに全然手伝わない僕らが悪いですすみません。嫁がナイフみたいに尖っては触るもの皆傷付けそうなぐらいギスギスしてきたし、ディズニーランドじゃあるまいし、なんでたかが回転寿司に2時間も待たなければならないのだ、と、
「じゃあ違う店行くか。バイオレンス寿司」
昔よく行っていた駅前の回転しない寿司屋に行こうぜ、と言ってみた。ちなみにバイオレンス寿司とは、もちろん本当の店名ではない。僕らが行くとお座敷で客がケンカしてきたり酔っ払いが絡んで来たり、と高確率で血のニオイがしそうな体験をするのでこう呼んでいる。
しかしタクは
「やだ!」
絶対ココがいいのだという。で、嫁も腹を決めて待った。2時間ちょい。ようやく呼ばれて寿司を食べることが出来た。さすがに寿司を注文する時は
「ねえ、何食べる?ノドグロ食べる?」
わずかに嫁がウキウキしているのが見え、ちょっとホッとしたような。ノドグロはいらないけどエログロなら、なんちて。
子供達はというと、タクは早速エビだのマグロだの注文し始める一方で、娘・R(9才)はボーッとしてるので
「君は何を食べたいんだい?」
とっとと頼め、とせっついたら
「…パイナップル」
寿司に混じって何故かひと切れのパイナップルがコンベアに乗ってゴワンゴワン動いていた。
「君は今日、何を食べに来たのかな?」
「おすしだけど、たべたあい」
「はいはい、デザートにね」
相変わらずRはマイペースだ。
待ち過ぎて空腹を通り越してしまったせいか、いつもよりは食べられなかった。それでもたまのご馳走なので満足していた…と思ったら嫁が
「もうお腹減り過ぎて、一気にがばっと食べちゃったからあんまり味わえなかったわ…」
また不満をこぼしていた。来月は嫁の誕生日も控えていたが、
「わたしの誕生日はお寿司じゃなくていいや。もう二度とこんな待ちたくない」
かなりげんなりして言った。母の日のお祝いがこんなことになってしまうなんて…。
「6時じゃ甘かったわ、5時、いや、4時半だな!あなただけ先行って順番取りしてればよかったんだよ!」
嫁の愚痴はまだまだ続く。そりゃお前、分かってる今だからそう言えるんであって…。
何を言っても時、すでにお寿司。
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■ハアハアの日。
2013年05月14日(火)
日曜日の朝、嫁は学校の図書室のボランティアに出掛けていった。
いなくなった後、
「チミ達、母の日どうすんの?」
と娘・R(9才)と息子・タク(7才)に聞いてみると
「えっとねーチロルチョコ4個買ってママにあげる」
とのこと。
「なんで4個なん?4は縁起悪いから5個にすれば?」
「ダメ!4個!なの!」
チロルチョコひとつ20円。たかがそれぐらいと思えども、なけなしの小遣いから出す子供達には大きな差のようである。
「買いに行くからコンビニいこ!」
ということで僕も付き合うことに。
コンビニには5種類のチロルチョコが売っていたので、4個と言い張っていた子供達もどうしようと迷い、
「やっぱり5個買う〜」
ふたりでしばらく議論したのちそういうことになった。チロルチョコ5個入ったコンビニ袋をぶら下げて店を出る。こういうのは気持ちが大切だし、ちっちゃい子が少ないお小遣いから出すものだし、贈るモノのゴージャスさは問題ではないと思うのだが、あまりにもショボ過ぎに見えた。
ちょうど道の向こうから僕らのような父親と子供達がすれ違って行ったが、彼等は花束を持っていた。やっぱり小さくてもいいから花は欲しいよね、と思い
「花も買わない?パパも出してやるからさ」
と言ってみたところタクは
「えー。お金がもったいないよう」
ホントに母に感謝する気があんのか。
「多分あの花束はあそこの花屋だ」
と商店街の花屋を訪ねると、豪華絢爛な花束や鉢植えが並んでいて、どれも2千円とか3千円とか値札が書いており、
「ほら、だから高いじゃん、買えないよ」
タクが既に半ベソになっていた。
「いやいや、ほらこれならいいでしょう」
ちょこんと小さな花束が20束ほど並んでいるのを見つけた。これなら600円。
「パパが半分出すからさ」
とRとタクを説得して買うことにした。いろんな色の花束があったのだけれども、どれにするかは
「コレがいい」
Rが即決して譲らなかった。
「どうしてコレがいいと思ったんだい?」
「コレだったら青い花も赤い花も黄色い花も全部入ってるから」
「信号機みたいだね」
「ぎゃはははは!」
そんな感じで小さな花束も調達。午後になって嫁が帰って来る物音がすると、タクはドキドキしながら花束とコンビニ袋を持って待受け、玄関のドアが開いた瞬間に
「ママー!」
と渡したのであった。
僕はそのやりとりを後ろで見ていたのだが、嫁がママママとチヤホヤされる一方、僕はポツーンと放置プレイで、そのギャップに憐れみを持ったのか、嫁がチロルチョコを一個差し出し、
「みじめそうだからいっこあげよか?」
「いらぬわ」
捨て犬を見るような目をやめろやめろ。
子供達がきちんと母への感謝の気持ちを表わせればそれでいいのさ。
文字通り花を持たせてやったわ。
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■母のヒイイイ!
2013年05月11日(土)
今度の日曜日は母の日なのであった。
ウチの嫁はよく出来た人で、栃木の僕の母にも毎年花を贈ってくれている。
で、子供達はどうするのだろうかと思い、今週の初め頃
「母の日はなんかするのか?」
と娘・R(9才)に探りを入れてみたところ
「するよ」
さすが、即答。
「なにをするの?」
「なににしよっかなー」
ダメじゃん。
「早く決めないと」
「でも5月のだい2にちようびだからまだだいじょうぶだよ」
「何言ってんだ、今度の日曜だぞ」
「あ!ほんとだ!」
さすが頭の中がお花畑だな、と再認識した次第である。
おそらくRと息子・タク(7才)の行動パターンからすると、イラスト付きのお手紙を書くとか、お手伝いをするとか、そんな感じだろうか。では僕も乗っかろうと思い、
「日曜日は洗濯掃除などやりましょうか?」
今日、嫁に言ってみた。裏を返せば普段はビタイチやってないダメ親父である。すると嫁は
「いいよ。私はあなたのお母さんじゃないし」
というクールなひとこと。そんな突き放さなくてもいいじゃんと思い
「ママー!」
抱き付こうとしたらハエのようにぴしゃりと叩かれた。それで
「Rとタクが何か考えてるようだから、あの子達が何かやるでしょう」
と嫁もなんかしらの動きを掴んでいるようだ、僕は冒頭のRの話の通り、何か考えてるようで実は何も考えてないのが心配なんだけど。さすがにもう何をやるか決まっていて、ネタを仕込んでいることを願うばかりだ。
ただ嫁が分かっていることは
「夜はお寿司食べに行きたいらしいよ」
ということらしい。ママが好きなお寿司を食べに行こう、というのはタテマエで、誰よりも食べに行きたいのはタクなのだ。本当はゴールデンウィークの栃木帰省中に食べる予定だったが、熱を出してお流れになってしまったので余計に執念を燃やしているらしい。
勿論子供達のお小遣いでママをご馳走する…わけはなく、お支払いは僕だ!食べたいモノより母の日のネタを考えろ!お寿司だけに。
そんなことを考えていたら、最後に嫁が恐ろしいことを言った。
「今年は栃木のお母さんには花を贈らなかったよ。去年あげた時、『もうお花はいいよ。気を遣わなくていいからね』って言ってたから」
「なにー!」
嫁のをあてにしていたのに。子供達に言ってたことがそのままブーメランになって返ってきたことよ。僕自身で何かしなくては。肩たたき券でも作ろうか。しかし僕が作らなくても、僕が会社から肩たたきされそうでイヤだなあ。何をやるにしても、もう当日には間に合わないなあ…。
時すでにお寿司。
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■由美たおる。
2013年05月10日(金)
かつて「タオルふんふん」といえば、息子・タク(7才)のことであった。
産まれた時からどこに行くにもハンドタオルを必ず持ち、鼻や口に当ててふんふんしていたものだ。
ふんふんするタク。
強制的にやめさせる気はなかったが、出掛けた先や電車の中で忘れたり、自転車に乗せている間に落としたり、など、数限りなくやらかしており、その度に探し回るという無駄な労力を費やしてきた。そういう時はさすがにカッとなって
「もうやめろ!」
と叱りつけたりしたのだけれどもそのまま従うわけもなく。ところが去年、何の前触れもなく
「もうやめる」
と言ったきり本当にやめてしまった。僕もある日思い立ってタバコを断ち、数年間禁煙は続いている。。辛かっただろうがタクなりに何か思うところがあったのだろう。は辛かったがよく耐えたと思う。しばらくは思い出したように
「ちょっと『ひとふん』だけ」
1回だけふんふんしたりしていたが、それをやってるのも見なくなった。
ところが今回のゴールデンウィーク中に長い間熱を出した際、ふんふんが復活してしまったのである。僕と娘・R(9才)が栃木の実家から帰ってくると、布団の中で熱と闘いながらタオルをふんふんしているタクの姿があった。
「あら、ふんふんまた始めたのかい」
「うん…」
一週間近く熱を出し、楽しみにしていた大型連休のお出かけがダメになってしまったことを考えると無理もないだろう。余程何かすがるモノが欲しかったのだろう。とてもからかう気にはなれず。
またタオルと過ごす日が再開するのか…と思ったらそうでもなかった。ゴールデンウィーク開け、ようやく熱が下がり学校に行き始めたタクはあっさりまたタオルを手放した。
「お、もうふんふん終わりかい」
とからかったら、
「うるさい!」
まだ病み上がりにつきテンションが不安定で乱降下しているため、怒られてしまった。
激おこふんふん丸。
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■おやすみ前の大ゲンカ。
2013年05月08日(水)
『[y22] バーチャルネットストーカー・ヨシミ22歳R』さんで日記が紹介されました。→
こちら昨日の日記で、栃木の実家から持って来たぬいぐるみの画像が見られなくなっていました。ごめんなさい。
改めて、ぬいぐるみの画像をUP。
どーん。コレである。僕の弟が所持するぬいぐるみ。なんのキャラか分からないが、タグに「花咲けミー」と書いてある。検索してみると、残念ながらだいぶ前に販売を終了しているキャラのようだ。
顔の部分が少し汚れていて、それは弟によるとタクが赤ちゃんの時に汚したものらしい。だから6〜7年前からあったのだろう。最近になって、実家に帰る度に娘・R(9才)と息子・タク(7才)がカワイイカワイイ言い始めるまでその存在を気にも留めていなかった。
このキャラは一体何なのか、何故弟が持っているのか、聞きたいのはやまやまだったが、いい年した大の男に
「だってかわいいんだもん」
とか本気で答えられても困るし、
「昔の女が…」
とかソッチ方面になったら重いので詳しくは聞かないことにした。
で、連休中ずっと熱が下がらず、栃木に来れなかったタクは、その代わりにこのぬいぐるみを連れて来て欲しい、とおねだりをしたのだった。普段ならそんなワガママは聞かないのだが、楽しみにしていた栃木がダメになりさすがにかわいそうなので、弟に
「しばらく貸して」
とお願いして、タクが待つ家に帰ってきて見せたら大喜びした、というところまでは昨日の日記に書いた。
お気に入りのぬいぐるみは、寝る時一緒に布団に入る、というのがRとタクの決まりである。なのでこのぬいぐるみも加わってますます布団が狭くなるなあ…などと考えていたら悲劇が起きた。
それはRとタクが寝る時。やはりこのぬいぐるみも一緒に寝ること、Rとタクが1日おきにかわりばんこに一緒に寝ること、今日はタクが一緒に寝ること、などをふたりが話して決めたところまでは想定通りだったが、更にタクが提案するのは
「だっこして寝ちゃダメ。枕元に置いて寝るの!」
というものだった。
「なんでよ!」
とRが怒ると
「においが付いちゃうからダメ!」
そういう理由らしい。何故そんなことを思い付いたのかは知らんが、もしかしたら、コレはかりものだから汚れとかにおいを付けてはいけない、と弟に気を遣っているのかもしれない。
納得できないのはRである。栃木にいる間、Rはずっとこのぬいぐるみを離さず一緒に寝ていたし、他のぬいぐるみも(僕からすると非常に邪魔なのだが)一緒に布団に入って寝ているのだ。だからRは猛烈に反対したのだけれども
「ボクが借りてきたんだからボクが決めたんだ!」
とタクは言い張って認めようとしない。するとRは
「うわあああん」
マジ泣きしてしまったではないか。うわああ。超どうでもいいことでケンカするなよう…。僕は本当に下らないことに本気で争ってるなあ…と呆れつつ、もうふたりとも眠くて変なテンションなのだろうから、
「はいはい、また明日話しあいな。取り敢ず寝ろ」
とふたりの背をポンポンと叩くと、程なくしてふたりとも寝てしまった。Rなどは文字通り泣き寝入りである。
たかがぬいぐるみのことで…と思いつつも実は僕もかつてUFOキャッチャーなどで取りまくったぬいぐるみがたんまりとあるわけで。そのうちのいくつかが子供達のお気に入りとなったりして、僕も好きなのである。嫁は知らんけど。
ぬいぐるみだけに、家族ぐるみの付き合い。なんちて。
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■ああ、連休が終わってしまった…。
2013年05月07日(火)
ゴールデンウィークの後半は、実家の栃木に帰る予定だったが、息子・タク(7才)が発熱したため、僕と娘・R(9才)だけがまず帰って、タクが治り次第嫁と追いかける予定であった。
しかし結局タクの熱が下がらないまま、最後の休日となってしまった。
嫁が休日でもやっている医者に診てもらったり血液検査やレントゲンまでやってもらったのだが、特に異常は見られず、
「タチの悪い風邪が長引いているのかもしれません」
という微妙なことしか言われず、参っているようだったので、その日の午前中に早く帰ることにした。
帰りの湘南新宿ラインはめちゃくちゃ混んでいるだろうと予測してグリーン車にしたら、グリーン車も僕らが座ったらほぼ満席で、次の駅から乗ってくる人は座れないほどの混雑。大荷物があったので座れて助かった…。
荷物の中で一番大きかったのは
コレ。このでかいぬいぐるみである。これは何かというと、実家の弟の部屋にある、弟お気に入り(かどうかは知らん)ぬいぐるみなのだ。それをRとタクが目ざとく見つけて
「カワイイ!」
実家に帰る度に可愛がっていたのだけれども、今回タクは行けなかったので
「あのぬいぐるみに会いたい…」
と電話口で泣きながら言うので、弟に頼んで借りてきたのであった。他にもポケモンカードやなめこのキーホルダーなど、タクの好みのキャラのグッズを買ってきてやったのだけれども、帰って来るなりこれを抱き締めて一番喜んでいた。一体何なんだろう。このキャラ…。
タクはこの日ようやく熱が下がり、わりと食欲があるみたいで買ってきたお土産のお菓子などもパクパク食べていて、明日学校にも行けそうな感じである。
結局Rとふたりだけの帰省であったが、Rとの長いデートと考えればそれも楽しいか、…とも思ったけれども、やっぱり嫁とタクがいないと寂しいし、Rもタクがいないと遊び相手がいなくて寂しいし、何よりもタクの具合が心配でイマイチ楽しめなかったなあ…。
子供の体ってこういうこともあるんだね、と感じたゴールデンウィークであった。
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■星に願い(と愚痴)を。
2013年05月06日(月)
息子・タク(7才)の熱が下がらないため、今日も娘・R(9才)と栃木滞在。
こどもの日は宇都宮市にある「こども総合科学館」に行くことにした。僕は全然行ったことがなくて、僕が子どもの頃はまだなかったか、あったとしても遠くてその存在を知らなかったのかもしれない。
Rを連れて入ってみると、光や音、力といったテーマに沿った、子どもでも簡単に実験や体感できるような出し物が結構面白くて、いや、面白いだけじゃなくて難しい。マジ科学過ぎてパネエ。Rに
「これってなあに?」
と聞かれても物理チックは話になるとビタイチ分からず
「あ、あっちのが面白そうだよー」
と誤魔化すので精一杯。パパねえ。高校の物理と数学のテストで0点取ったことがあるんだあ…。理系の弟を連れてくれば良かった。
この施設にはプラネタリウムもあり、キラキラしたものが大好きなRは
「プラネタリウム見たい!」
と目を輝かせていたので見ることにした。こども科学館なので、春の星座はこんなのがあって、明るい星はなんて名前で、とか、星座の由来のギリシャ神話とか、そういう子ども向けのメルヘンな内容なのだろうと侮っていたら大間違いであった。
始めのうちは確かに春の星座の紹介などがあり、
「しし座があったよー」
Rも自分の星座が出て来て喜んでいたが、そのうち重力とかスパコンのシミュレーションによる銀河の形成とかダークマターとか、そういう天文学ちっくな単語が容赦なく出て来てむずい!暗闇の中、Rの顔を覗いてみたら口を開けてポカーンとした表情になっており、たぶん頭が宇宙の彼方へいっちゃってるようであった。
「大人でも難しいよ!」
というオバサンの声も上がった。投影中はお静かに、って事前に注意があったのに、ガラの悪いオバサンである。ええ、うちの母です。すみません。
プラネタだけに、勘弁して星〜の。
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■ウチの乙女ととちおとめ。
2013年05月05日(日)
5月3日、栃木の実家に帰省。
息子・タク(7才)が熱を出してしまったため、やめようかと思ったのだけれども、栃木の母と娘・R(9才)が楽しみにしていたので、嫁とタクは留守番で、僕とRだけで行くことにした。
熱があるから行けないと言われたタクはそりゃもう大泣きして悲しんだが、
「ボクも熱が下がったら行くよ」
ようやく納得させて出発。熱があるだけであとはお調子者なんだけど、原因がハッキリ分からないだけに不安ではあるが。
Rは普段タクのわがままに我慢しているので、タクと離れて僕や栃木の母に囲まれると、自分のやりたい放題になり、お姫様状態に。でも児童館などに連れて行くと
「たっくんと一緒に遊びたいなー」
やはり遊び相手がいないといまいち盛り上がらないらしい。
5月4日は近くの「道の駅」に「とちおとめ25」という栃木のご当地アイドルがライブをやるのだ、と何故か母が詳しい情報をゲットしてきたので見に行くことに。
Rは見ながら道の駅で売っていたヤキイモをがつがつと食べており、いちごよりヤキイモというイモ娘に。ライブを見ていると、歌って踊っている女の子達より、後ろで叫んでいるアイドルヲタの声が目立ちまくりで、
「結婚してくれ!○○ちゃーん!」
とか
「君しか見えない!☆☆ちゃーん!」
とか、熱烈な声を上げるという、ラブアタック状態になっており、母が大爆笑していた。僕も新潟のアイドル「Negicco」のヲタだが、そういうアッピールは一切ないので新鮮であった。
その後、Rが楽しみにしていた温水プールへ。
「おばあちゃんプールにも入ろうかなー。やせるために運動しなくちゃ」
と母が張り切っていたので、
「じゃあ僕は寝てるわ」
正直僕は疲れていたので母に付き添いを任せた。
「Rねえ、どんな泳ぎも出来るよ」
Rは得意顔で母に自慢し、
「じゃあいろいろ教えて」
母も嬉しそうだったので
「バタフライ教えてもブタフライになったりして」
って言ったら怒られてしまったとさ。
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■うわ…息子の体温、高すっぎ…?
2013年05月03日(金)
一昨日、息子・タク(7才)が熱を出してしまった。
僕は仕事だったのだが、嫁がメールで知らせてくれた。嫁が小児科に連れて行き、解熱剤をもらってきたのだという。ただ謎なのが、熱以外に風邪っぽい症状が一切ないので、なんで熱が出ているのかイマイチ分からないのであった。
としまえんに連れて行って全力で遊ばせ過ぎた疲れなのか、等と嫁とあれこれ話しても所詮素人なので分かるはずもなく、翌朝も38度近くあり、
「実はずっと前からお腹もちょっと痛かった」
ということも言い出し、
「うーん、大きい病院で診てもらうか」
たまたま僕が仕事休みなので某総合病院に連れて行くことにした。セカンドバージン、じゃなかった、セカンドオピニオンってやつである。
「でもあそこ、でっかい病院だから入会金(ていうか初診料)が高いんだよなー」
一昨年ぐらいに僕も初めてかかった時、2,700円ほど取られたことを思い出し、こういう人の不安につけこんで足元見るよなあ…と感じてしまった次第。
受付で息子を診てもらいたい旨を伝えて書類等を渡すと、看護師さんは保険証を見て
「はいはい、お子さんのお名前はカズキちゃんですね?」
「カズキは僕です。息子の名前は裏に…」
「あらら」
ちゃん付けで呼ばれたのはどれくらいぶりだろうか。ロビーのソファに座って待ってると
「あ、○○ちゃんと○○ちゃんママだ」
タクが声を上げたので受付の方を見ると、近所のママさんが車椅子に乗ってやって来ていた。中学生の娘さんが付き添っている。こないだママさんバレーでアキレス腱を切ってしまった、ということを聞いていたので
「大変ですね」
と挨拶をすると
「お恥ずかしいところを見られてしまいました…」
本当に恥ずかしそうにしていた。スポーツ万能のママさんだと聞いていたがそれでもケガしてしまうのだなあ。僕のように、普段ちんこをこする以外の運動をしていないヤツがたまにオッサンの集いのソフトボールとかやるのが危ない、と思っていたのだが。それはそれで危ないのだろうけれども。
タクは熱があるとはいえ、咳もないし鼻水もないし、お通じも普通で、動きも頭の回転もいつも通りで、
「熱があってかわいそうだからポケモントレッタ(100円のゲーム機)に連れてけ」
そんなことをぬけしゃあしゃあと言うぐらい元気がある。ただちょっとお腹が痛い仕草を見せる。ゴハンもお腹が痛くなって半分しか食べられなかったとか。
診察の時に先生にそんな風に説明すると、お腹を触診してくれた。
「ここ痛い?」
「痛くない」
などと繰り返し、
「うーん、腸炎の熱ですかねえ。稀に盲腸の場合があるんですけど、明日ぐらいまでに痛みが強くなければそれもないでしょう」
ということで、あんまりハッキリしたものの言い方をされずに、吐き気止めを出されて終わってしまった。風邪とも言われなかったし、インフルの検査してみますかとも言われなかった。一体何なんだろう。
帰る際、お会計のカウンターのお姉ちゃんに呼ばれたが、
「今日はお支払いはございません」
「え、タダ?」
明細書には初診料2,700円とか書いてあるのに、合計請求金額の欄には「0円」と書かれている。
「初診料とか払わなくていいの?」
「はあ、『0円』って書いてありますんで」
このお姉ちゃんもあんまりよく分かってないな…でもまあいいや、と病院を後にした。子供は基本診察はタダなんだけれども、初診料は例外かな、と思っていたがそうでもないようだ。子供のウチに初診を済ませて診察券を作っておけば入会金がタダでお得なんだなあ。
家に帰ってから
「とりあえず寝とけ。水分はちゃんと摂ろうな」
とフトンに寝かせると、タクは1時間後ぐらいにムックリ起きて、自分で体温計を脇に挟んでいた。そして
「あ、39度」
「なにー!」
風邪でもないのに高過ぎない?しかしタクは熱のわりには飄々としており、
「病院行って頑張ったからポケモントレッタ連れてって」
とかまだ言っている。
「行けるわけないだろう!」
39度という高過ぎる体温なだけに、欲も度が過ぎているようである。
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■都民だけど不眠。
2013年05月01日(水)
夜、嫁がママさんバレーの飲み会に行ったため、僕が子供達を寝かし付けることにした。
昼間、娘・R(9才)と息子・タク(7才)は全力で遊んでいたので速攻眠りに落ちるだろう、と思っていたらRは案の定すぐ寝た。しかしタクがいつまでも布団の中でモゾモゾしていて、そのうちシクシク泣いていることに気が付いた。
「なんで泣いてんの」
「眠れない…」
眠りたくても眠れないようで悲しくなってしまったらしい。オトナの男だったら、眠れない夜は酒を飲むとか、ちんちんを一所懸命こするとか、定番の方法があるのだけれども、さすがにそれはオススメできない。
「それじゃあなぞなぞ出してやろうか」
考えているウチに寝てくれるだろうと思い、パンはパンでも食べられないパンはルパンルパーンとか適当な問題を何問か出してやっている内に、僕も眠くなってしまった。いつの間にか10分ぐらい寝落ちして、
「しくしく…」
タクの泣き声で目を覚ます。またなぞなぞの問題を出してやって、やっぱり10分ぐらい寝落ちして、気が付くと今度はタクがフトンにいない!…と思ったら
「ママ、早く帰ってきて…」
玄関に座り込み、嫁の帰りを待っていた。忠犬ハチ公かお前は。その後もカーテンをめくって窓から嫁の帰りを待っていたりしたが、その度にフトンに連れ戻し
「もう9時半だから寝ようよー」
とか言って、しつこくなぞなぞを出したりした。タクはママッ子なので、本当は嫁にくっつきながら眠りたいのだろうなあ…と不憫に思いながらあやしているところまでは覚えているのだが、気が付くと朝になっていた。嫁は朝ご飯の支度をしている。
「帰って来た時、タク寝てた?」
「寝てたよ」
「何時頃帰ってきた?」
「10時頃」
どうやら最後に寝落ちしてから20分後ぐらいに帰って来たのではないだろうか。その頃にはさすがにタクも寝ていたのだろう。
「パパ、そういえば最後のなぞなぞの答えは?」
「…なんだっけ」
答えどころかどんな問題だったかもお互い忘れておりダメだこりゃ。タクは不眠に悩まされながらひたすら嫁の帰りを待ち望んでいたのだろう。
わたしまーつーわ。
それは不眠じゃなくて、あみんである。
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