今日もアリガトウゴザイマシタ。
■ビーイング・ボーリング。
2013年02月26日(火)
ボウリングの1ゲームタダ券が3人ぶんあるということで、僕が娘・R(9才)と息子・タク(7才)を連れて行くことになった。
なんでも以前、嫁と子供達&嫁の友達とその娘さんで遊んだ時にボウリングをやったらしい。そこでもらったとのこと。僕自身はボウリングなんて前回いつやったか覚えてもいない。10年ぶりぐらいかもしれない。
「子供達なんてガーターばかりで面白くないだろ?」
と聞いてみたら、なんとこの時代はガーターにならない、ガーターレスなるレーンがあるらしい。語感がセックスレスみたいでやだなあ。
更には子供用(?)に指が4本入る球もあるらしい。へっへっへ、指が4本も入ってるぜ…ってなんかエロイ。
「ガーターなしで指が4本入るボールでやりたい〜」
Rもタクもすっかりそれをあてにしてしまっている。僕が子供の頃はもちろんそんなのなくて、うまくいかなくて超機嫌が悪くなり、ふてくされた思い出がある。点数表も手書きだったしなあ…。時代は変わるものである。
そんなわけでボウリング場の受付でその旨を伝えたら
「ガーターレスレーンは予約で埋まってます」
「えー!」
間の悪いことに、ちょうど子供会だかの団体が入っていてちびっこがわんさかいたのだ。
「どうする?やめる?」
ガーターばっかりになるのは目に見えていたので、それはつまらないだろうと思ったので帰ろうとしたのだが、
「やだ!ガーターありでもいいからやりたい!」
さすがにRもタクもボウリング場まで来てUターンすることはガマンならなかったようだ。それじゃあ、ということでやることにしたのだが、子供用の4本指ボールも全部持ってかれてない!更には子供用サイズのシューズもない!
ないないない、レーンがない。ないないない、ボールがない。ないないない、履くシューズもない〜。ってシブガキ隊かよ。
「やっぱやめる?」
こうまでないないづくしだとイヤな予感しかしないので帰ろうとしたのだが、やっぱり子供達は
「やだ!やりたい!」
「そうだよねえ…」
辛うじて靴だけは探してもらってようやく確保出来たのでよかった。ボールはやむを得ず普通の3本指の7ポンドを選択した。本当は5か6にしたかったらしい。
そんなわけでゲームスタート。案の定Rもタクも半分ぐらいがガーターで、なかなかピンが倒れない。なんとかアドバイスでもしたいところだけれども、僕もそんなに詳しいわけでもなく、また、小さいし力がないのですぐよろけてしまい即ガーターとなってしまう。
タク。
R。よくこけてた。
「やーいヘタクソ」とお互いDISり合い&どつき合い。
そのうち疲れてきたのか、2ゲーム目になると特にタクがガーターの嵐になってきて
「もうこれで終わりにするべ」
とやめようとしたのだけれども
「やだ!もういっかいする!」
負けず嫌いのタクが3ゲーム目を提案。しょうがないのでやらしてみても2ゲーム目より更にひどい有様となった。タクはだんだん機嫌が悪くなり
「こうやったらどうか」
と言ってみても意地になって聞かず、超機嫌が悪くなりふてくされてしまった。まるで昔の自分を見ているような。そういうとこ、僕に似なくていいんだよう。
逆にRはじわじわとスコアを上げて、わずかではあるが徐々にガーターを減らし、ちょっとだけ上手くなっていて、ニコニコとしていた。さすが3年生。ちなみに僕自身は3ゲームで平均150ぐらいだった。これぐらいならあまり恥ずかしくないスコアだろうか。3ゲーム目を終え、
「もういっかいやる!」
タクは4ゲームもやりたがっていたが、
「いやいやもう無理。今度ガーターレスが開いている時にまたやろうね」
かわいそうだが、どっちみちもう力が入らなくなってて無理さ、ということで引き上げた。精算してスコア表をもらい、
「これがタクのだよ」
とあげようとしても
「いらない!」
とヘソを曲げるので
「最高得点はRと一緒だよ。引き分けだね」
などと言って慰めても
「もういい!」
帰り道もむっすーとしたまま歩いているのであった。出掛けて金払ってまで機嫌悪くされちゃたまったもんじゃないよなあ…。僕もあの時の親の気持ちが今分かった気が…。
ボウリングの後は、タクには心のヒーリングも必要なようだ。
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■ソリッド・ステイト・お台場ー。なめこと遥ちゃん。
2013年02月25日(月)
お台場に「なめこ」と「まいんちゃん」が来るというので、なめこ大好きな子供達を連れて行った。
これはゲーセンで取った「なめこ」。
まいんちゃんこと福原遥ちゃんは絶大な人気を誇るアイドルなので、大人のファンがたくさんいて子供達が見れなかったらどうしようかと思ったが、子供専用エリアが最前列に設けられており感心した。観客層は子供:その親:大人が1:1:1な感じ。
ステージに出て来たのは遥ちゃんとなめこの着ぐるみと、あと「ダンボールなめこさん」と呼ばれていた、頭にダンボールで出来たなめこの顔を被り、下はスーツ姿という人。ロボットダンスが異様に上手かった。
なめこと遥ちゃんのステージは、「なめこのうた」のダンスレッスンと、歌を歌っただけでほんの10分足らずで終わってしまったが、子供達はみんな動画で予習してきたみたいで、一生懸命踊っていて見事であった。
その後は遥ちゃんからなめこのポストカードを渡してもらえるということで、子供達と並んでいると、娘・R(9才)が
「パパ、後ろ見て」
と耳打ちする。ん?と思って振り向いてみると、後ろにまいんちゃんのコスプレをした2才ぐらいの女の子が、お母さんにだっこされて
「まいんちゃーん、まいんちゃーん」
と遥ちゃんに向かって手を振っていてとてもカワイイ。
「あらー、カワイイですね。その服は作ったんですか?」
とお母さんに聞いてみたらなんと「買ったんです」とのこと。売ってるほどメジャーだったのか。
いよいよ僕ら家族の番になると息子・タク(7才)が騒ぎ出し
「パパ!なめこのぬいぐるみ出して!アレを持ちながらじゃなきゃダメだ!」
と妙に現場慣れした面を発揮し、なめこのぬいぐるみを持って遥ちゃんのところに。すると
「あー、なめこ持ってるのー?カワイイよね」
などと遥ちゃんが優しく話しかけてくれたり頭撫でたりしてくれてオイシイなオイ。Rはこういうところではシャイなので無言のまま遥ちゃんからポストカードを受け取っていたが、やはり頭を撫でてもらっていた。
しかしふたりとも遥ちゃんよりなめこの方が大好きだったようで、ステージ脇にいたなめこの着ぐるみに
「なめこー!なめこー!かわいい!」
と抱き付いていた時が一番幸せそうな顔をしていた。
「あのねー、なめこの手を握ったらふわふわしていたよー」
Rもそれが一番楽しかったようで、その時のなめことじゃれ合っている子供達を写真に撮りたかったのだが、このイベントは撮影禁止なので残念であった。それにもかかわらず隠し撮りしている遥ちゃんファンらしき人や、ステージ上で堂々となめこと子供の写真を撮ってる親とかがいて、なんともかんとも。スタッフもちゃんと言ってくれればいいのに。
なめこのカメコは禁止です。と。
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■お口チャック。お口マスク。
2013年02月24日(日)
子供達が登校する朝。
僕も途中まで一緒に行くので共に家を出ると、どこからか子供がギャンギャン泣く声がする。
「誰が泣いてるんだろ」
「メイちゃんじゃない?」
Rが言うとおり、一緒に登校するRの同級生、メイちゃんであった。マスクをしながら火が付いたように泣きながらやって来た。
「どうしたの?」
と聞いても分からない。
「大きいのがいいの!」
としか言わず、困ってしまってわんわんわわん。一緒に行くメイちゃんのお姉ちゃんに聞いてみたところ、
「マスクが小さいのが気に入らない」
のだそうだ。R達も児童用のマスクをしているが、メイちゃんのは児童用より更に小さい幼児用であるらしく、お母さんに「小さくてヤダ」と言っても聞いてくれないらしい。幼児用とはいえR同様ちっちゃい子なので、そんなに小さ過ぎる感はなく、むしろちょうどいいのではと思ったが、
「小さくて耳が痛いのかい?」
ゴムが短くて耳が痛くなるのはイヤだよねー、と、聞いたら別に痛くないらしい。なんだそりゃ。
「それでいいじゃん!」
お姉ちゃんもわりと突き放した感じで言う。マスクひとつでここまでギャン泣きするのも不思議だけれども、子供っていろんなこだわりがあるものである。
とにかく今一番困るのは、メイちゃんが地団駄踏んで泣き喚いているので出発出来ない、このことである。よそさまの子なので深入りするのも躊躇っていたのでどうしたものやら、と思っていたが、
「どうしたの!」
遂にお母さんが家から出て来た。あまりにも泣き声がご近所に轟いていたのでさすがに無視出来なくなったのだろう。要はまだ小さいサイズのマスクが残っているため、
「そのサイズがなくなったら大きいのにしてあげるから」
ということを説得していた。それでも泣き止まないので
「別に使えない訳じゃないのになんでイヤなの!」
だんだん叱り口調になっていったが、ちょうどその時僕のそばで様子を見ていた息子・タク(7才)が僕の袖を引っ張り、
「マイちゃんのママはやさしいね。ボクのママの方が『なにやってんだコラー』ってもっとコワイよ」
とか言うので爆笑してしまった。
そりゃお前、今は僕とか君とかよそさまの目があるからねえ。お家の中に入ったらどうなるか分からないよー、と思わず言いそうになったが、メイちゃんママにギロリと睨まれてしまったので、慌てて口を噤んだのであった。
僕とタクこそマスクが必要だった、というお話でしたとさ。
しかもドレミファドンに出てくる、マスクに赤いバッテンが付いてるやつ…。
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■壊れかけのRADIO。
2013年02月22日(金)
朝、嫁は子供達にゴハンを作って、あたふたと僕らより先に出かけて行った。
職場の研修だそうで、丸1日潰されるのだという。なので僕が子供達を遅れないように行かせないと行けない。更に嫁は夜も帰りが遅くなるので、嫁母を呼んだのだそうだ。
「ちゃんと布団畳んで行ってよ!忘れないでよ!」
嫁はしつこいほど僕に念を押す。嫁母も嫁に似て(逆だっつの)キッチリ家事をやる人なので、だらしないとツッコミを入れられたくないのだろう。
朝はいつも「早くしろ!」と煽られながら支度をする子供達。今朝も娘・R(9才)はゴハンを食べるのが遅いので
「早く食べなさい!」
と急かし、息子・タク(7才)は食べ終わっているのだがその他の準備をせず、何故かあやとりをしているので
「遊んでる時間じゃねえだろ!顔洗え!歯を磨け!着替えろ!」
こちらも急かす。Rは遅いことは遅いのだが、素直に言うことを聞くのでよいが、タクは基本的に言われたことは右から左なので、2分後には忘れているという鳥頭。この時も着替えてる途中なのにパンツいっちょで
「ね〜ぎはすごいよ知ってます〜か!」
と踊っていたので叱りつけた。更に2分後は僕が着替えている間の目を盗んで、今度はラジオをいじくって遊んでいた。このラジオは嫁母のものである。嫁母はいつもラジオを聞きながら家事をするので、今日来たときのために嫁が出しておいたのだ。
「いい加減にしろ!」
いくら温厚で仏のオヤジである僕でも仏の顔も三度、さすが怒鳴りつけると、タクは泣きそうな顔になっていた。お、怒鳴り声が効いたかと思ったら、残念ながらそうではなかった。
「アンテナ折れちゃった…」
アンテナをいじくり回しているウチに、力を入れてはいけない方向に力を入れてしまったのだろう、根元のくびれ部分からポッキリ折れてしまっていた。
「これじゃラジオ聴けないだろ!どうすんだ!」
「うわああああん!」
タクは号泣して取り乱し、セロテープをべべべと引っ張ってきてぐるぐる巻き始めたが、そんなんでくっつくはずもない。
「これはもう無理だよ…」
細い部分なのでアロンアルファでも固定できない。タクは絶望のあまり声を失ったが、
「遊ぶなって何回も言ったよね?単に間違いで壊したならここまで怒らないけれど、言うことを聞かないで、親を舐めたようなことしてっからこうなるんだよ!」
自業自得である。朝のクソ忙しい時なのでイライラもしていたので、許してやる気持ちなど微塵もなかった。タクは泣きながらランドセルを背負いつつ
「ううう…もういいよ、どうせママにも怒られて外に出されるんだ!」
若干逆ギレし始めてきた。
「そうだな。おばあちゃんとママにも謝って、うんと怒られろ」
嫁って外に出すことなんてしてたっけ…と思ったが、この時はタクに優しい言葉をかける気はなく、突き放すことしか言わなかった。そしてタクは泣きながら学校に行った。子供達を見送った後、嫁にその旨をメールし、嫁母に伝えてもらった。
夜、帰って来てから嫁に聞いてみた。
「ごめんねー。お母さん、ラジオ聴けなかったでしょ?」
「AM放送は大丈夫だったみたいよ」
FMはダメだったようだが…。とりあえず聞けることは聞けたため、あまり怒られなかったようだ。
「タクはしょぼくれてるかビクビクしてなかったかい?」
朝は泣きながら学校に行ったんだ、という話をすると
「全然。折れたアンテナでチャンバラしようかとか言ってたよ」
おのれ全く懲りちゃいねえ。やっぱり鳥頭だ。あ、あとひとつ気になることがあった、と思い
「君は外に出すお仕置きをしてるのかね」
と聞いてみたら
「しないよ!それ、Rが教えてくれたよ。『たっくんが、ママに外に出されるって泣いてた』って」
「じゃあどっからそんな話を思い付いたんだろ」
「○○さんち(向かい側の家)じゃないの。よく出されてるから」
「あー」
僕も子供の頃はよくその罰を喰らったものである。子供にとって、夜は異世界。しかも田舎だから思いっきり暗い。闇の中に消えている道の向こうから、何か恐ろしいものがやって来るのではないかと思って怖くてしょうがなかった。
それに比べれば都会の夜などマイルドなものだし、タクも一度ぐらいは喰らってみれば、怖さはなく、落ち着いて反省出来るよい空間と時間になるのではないだろうか。あのお調子者っぷりをみてるとそう思えてしまう。
あとタクにはラジオの修理代を出させることにしよう。AMは聴けるというものの、僕個人としてはFMが聴けるかどうかが命である。少年時代、FMエアチェック小僧だったからだ。だからこの嫁母のラジオは残念ながら最早あってないようなもの。
いや、アンテナだけに、アンテナいようなもの、か。なんちて。
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■替え歌メドレー。
2013年02月21日(木)
歌は世につれ、世は歌につれ、とは言うけれども、世代を超えて歌われ続けている歌もある。
「あるー貧血、森のな浣腸」
娘・R(9才)と息子・タク(7才)がものっすごく嬉しそうにこの歌を歌っていた。「森のくまさん」の替え歌である。これ、僕も子供の頃歌ったなあ。例えば瀬戸ワンタン、日暮れ天丼、とか、インドの山奥出っ歯のハゲアタまんこに毛が生えた…とか。でもこれらの曲はもう古過ぎて今の子供達は知らないのではないだろうか。
あとは、静かな湖畔の森の陰から、男と女の声がするー、いやーんばかーん、そこはだめよーん、とかもあったなあ…。これはまだまだRとタクには教えられない。音楽の授業で習う定番の曲は時代や場所を越えても残りやすいのであろう。
話は森のくまさんの替え歌に戻る。「あるー貧血、森のな浣腸」の続きは「くまさんにんにく、出会ったんこぶ」であるはずだ。そう覚えている。しかしそこから先が記憶から抜け落ちてしまっている。花咲く森の道…から先が覚えていない。そんなわけでRとタクに歌ってもらった。すると、
「花咲くもーりーのーみーちんちん!」
うわあ。頼まなきゃよかった。そうだ。ちんちん、とかちんぽこ、とか歌っていた記憶がある。いずれにしても超下らないことを思い出してしまった。しかし最後のフレーズにはもっと衝撃的な歌詞だった。
「くまさんにーでーあーあったもりのおしりはれいんぼー!」
「は?なんて言った?」
「たもりのおしりはれいんぼー」
「タモリのお尻はレインボー?」
「そう!ぎゃははは!」
これは明らかに僕らの時代のフレーズではない!21世紀ではそんな替え歌になっていたのか…。
「ところで、どういう意味?」
「わかんにゃい!」
子供達は深く意味を考えているわけではなく、単に「た」で繋がっているのと、あとゴロが良いから、ぐらいのノリで歌っているようだ。何故タモリなのか。たけしじゃダメなのか。謎は深まるばかり。
タモリのお尻はレインボー、すなわちタモリのお尻は「虹」なんである。お分かりいただけたろうか。僕はさっぱり分からん。ただ言えることは、笑っていいともはお昼の番組なのだから、
「にじ」よりは「れいじ」でしょう。なんちて。
いいともー。
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■辛酸なめこ。
2013年02月20日(水)
子供達お気に入りのキャラクター。
ちょっと前まではサンリオの「ポムポムプリン」が大好きだった。いや、今でも好きだが、最近それ以上にスマホアプリの「なめこ」が大好きになっている。僕も嫁もスマホではないので僕らからゲームをやらせたどころか見せたこともないのに、学校の友達経由でハマッたらしい。
「なめこのうた」まである。しかも歌っているのは、まいんちゃんこと福原遥ちゃんだ。流行ってるんだなあ…。僕は全然可愛いと思わないのだが、子供達にとっては超ラブリーらしい。しょっちゅう
「なめこ!カワイイ!パパ!なめこのガチャガチャやりたい!」
と叫んでいて、わっかんねえなあ…。
「…そんなに本気でかわいいと思ってるのか」
おずおずと聞いてみると
「カワイイに決まってるでしょ!」
「そお〜?」
「パパだって『こびとづかん』よりはカワイイと思うでしょ!」
「そりゃそうだ。あれはホントにねえ…」
若い子達がウケいるけれども、僕の心には全然引っ掛からなくて、オッサンの感覚の鈍さを突きつけられているようですっごいイヤな感じなんだけど。
そんな感じで「なめこ」は僕にとって憎い存在になっていたのだが、仕事帰りに通りかかったゲーセンのUFOキャッチャーになめこグッズがあったので
…つい取ってしまった。「なめこ」は嫌いだが子供達の喜ぶ顔が見たくて…なめこ憎んで子供憎まず。
翌日ふたりに渡したら
「なめこ!なめこ!」
本当に大喜びで。タクは嫁にも見せて、
「なめこだよ!かわいいでしょ!」
と顔に「なめこ」をぐりぐり押し付けるので
「は、はあ…」
嫁は引きつっていた。嫁も「どこが可愛いんだ…」と僕同様理解出来てない人である。Rもタクもあまりに嬉しがっているので
「じゃあ、本物の、食べ物のなめこも今度食べようか」
と言ってみるとRは
「ううん、Rはね、食べるなめこは嫌いなの」
なんだそりゃ。ドライな返事だなあ。
それにしても、さっきタクが嫁の顔に「なめこ」を押し付けていたのがエロスだったなあ…。「なめこ」の形状からして、どうしても…
「へっへっへ。僕のなめこもどうだい?」
とか夜にやってしまいそうだ。もちろんそんなことしたらマジギレされるだろうけれども。
やっぱ僕にとっては「なめこ」より「○めこ」である。
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■転勤・オブ・ジョイトイ。
2013年02月19日(火)
栃木の母から電話が掛かってきた。非常にショボーンとした声だったのでどうしたのかと思ったら
「やっちゃん(僕の弟)が転勤になっちゃったんだよ」
という。弟は母と栃木で暮らしているのだが、川崎に転勤になってしまったそうだ。普段は
「一緒の家にいても全然喋らないしさ、ゴハンどっかに食べに行こうって言っても絶対付いてきてくれないしさ」
などと、いてもいなくても同じだわー、と言っていたのだが、実際離れることになってしまうと
「なんだか寂しくなっちゃってさー…最低2年はむこうだっていうしさ…」
はああ、と深い溜め息をつく母。僕はとっとと
「おらこんな村やだ。東京へ出るだ」
と家を出て東京に来てしまったので後ろめたく、
「ちょっとはそっち帰る頻度増やそうと思うから元気出しなよ〜」
と慰めて電話を切った。本当は僕とか弟とか僕ら家族と一緒に暮らしたいんだろうけどね…。
翌朝、嫁と子供達にこのことを伝えると娘・R(9才)と息子・タク(7才)が
「えっ。やちゃお(子供達はこう呼ぶ)が…」
と、えらく衝撃を受けていた。この時朝ごはんを食べていたが、箸の動きが全く止まってしまった。弟は栃木に帰る度によく面倒を見てくれたり遊んでくれるので、わりと飄々とした取っ付きやすいキャラも手伝い、Rとタクからもの凄い好かれているのである。
しかしRとタクの顔からサッと笑顔が消え、
「もう栃木に行ってもやちゃおに会えないの?」
タクなどは
「うわあああーん!やちゃおー!」
遂に号泣してしまったではないか。そんなにまで弟のことが…。しかしそれを見た嫁は
「あああああ!もう寝不足だから情緒不安定なんだよ!早くゴハン食べてくれー!」
と情け容赦なく金切り声を上げる。
「大丈夫だよ、また会えるから。なんなら川崎に遊びに行ってもいいし。栃木より全然近いし?」
なんかもう死んだ人みたいな扱いになっていたので、必死にそうじゃないぞ、と説明していたのだが
「あなたももうその話しないで!遅刻するよ!」
今度は僕に嫁の雷が落ちてしまった。ちぇー。転勤とか、僕だっていつそうなるか分かったモノではない。明日はマイバディなのだ。もし僕が転勤になったら、やっぱり単身赴任なのかなあ…。
とりあえず、今は転勤じゃなく、ちんちんが痒い時があるので
たぶんイン○ンなのだろう。
遅刻するぞ!あなたもうその話しないで!」
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■GAME
2013年02月18日(月)
日曜の朝、息子・タク(7才)が
「ポケモントレッタ連れてってー」
とおねだりしてきた。ポケモントレッタとは
こんな感じのゲームで1回100円。自分のポケモンと敵ポケモンのバトルゲームである。闘いに勝ってゲットできると、そのポケモンのデータが入った「トレッタ」と呼ばれるチップのようなものが出てくる。そしてそれは次以降のゲームで自分の持ち駒ポケモンとして使うことが出来るのだ。
やりこんだ子だとこの「トレッタ」を山のように持っていて、わりと貧富の差が分りやすく現われるゲームである。当然ウチは貧乏派なのでタクとの約束で1ヶ月500円やってOKということにした。
今月初めに3回だけやって、あとは月末の日曜日に…と決めていたのだが、
「やるのは月末って決めてたじゃん」
と言ったのだが
「げつまつやらないから、いまやりたいの!」
ガマンできなくなったらしい。というのも、「トレッタ」の中身も定期的にリニューアルされちゃうんである。第1弾、第2弾、第3弾…と続いて第4弾が最近リリースされたのでやりたくてしょうがないのである。せっかくコンプリートしたと思ってもすぐ新しいのが出てしまう。しかも、例えば第4弾のゲームで第3弾以前の古い「トレッタ」を使うと
「きみのチームはアウェイだ!」
とかほざかれて弱くなってしまうのである。子供相手にしょっぱい商売。ここでやれダメだ、やれ約束守れ、と断ったところでタクが素直に聞くとは思えず、
「連れてけ」
「やなこった」
の応酬の消耗戦になることは目に見えていたので
「月末本当にやらないことと、あと今残ってる宿題全部やったら連れてく」
と要求したらあっという間に宿題を終わらせてしまった。いつもこうだといいのに…。
で、ゲーム機がある某スーパーのおもちゃ売り場に行ってみたら、常時5人待ちぐらい。やっぱ混んでるよ…。昔、僕がハマッたBEATMANIAというゲームが流行ってた時は10人はザラだったからそれに比べれば…って思っったけど、そう思ってしまう感覚自体がおかしい、と自分でも分かる。
子供達は皆タクぐらいの小一ぐらいの男の子で、そのせいか並んでいる間にすぐ仲良くなって
「ボクの貸してあげようか?」
とか協力し合ったり、
「このタイプに強い相性はね…」
いつの間にかウンチク垂れ合ったりしてるし。みんなよい子供達である。しかし明らかに一番経験が少なそうなタクが
「コレは水タイプに強いよ」
などといっちょ前にアドバイスをしており、実はほとんどが適当じゃないだろうか…とヒヤヒヤしながら後ろから見守っていた。そんな和気藹々とした中に定期的にヌッと現われては画面を覗いてゆく、僕の肩ぐらいの背の大きな男の子がいた。
ハイスコアランキングが流れた時は
「あ、やべー。抜かれそう。オレ、最近やれてねーしなー。やべー」
誰も聞いちゃいないのに地獄のミサワばりにひとりでブツブツ呟いている。なんなんだこの牢名主みたいな、貫禄だけやたらある子供は…と思ったけれどもこの子は要するに、レアなキャラが出てくるのを待っているのである。
このゲームもソーシャルカードゲームなどと同じく、「レア」な「トレッタ」が存在する。このゲームの場合、レアなトレッタそのものがゲーム筐体に入っていないといくらお金をぶっこんでもゲットするのは物理的に無理。
だからこの筐体にレアが入っているかどうか、ずっと観察し続けているのである。ひとたび誰かのゲームの時にレアが出て来たら、それはレアがこのゲーム筐体に入っているということであり、この子はすぐさま並ぶであろう。
タクはレアでもなんでも、「トレッタ」が貰えればよくて、今日は2回やったところで
「じゃあ帰るぞ。いいな」
「うん」
珍しく言うことを聞いて帰ることが出来た。欲しい「トレッタ」がゲット出来たようで、上機嫌であった。
「パパもなんか欲しいポケモンある?」
もしかして僕にトレッタをひとつぐらいくれようとしているのか?しかし貰ってもしょうがないので
「いやー、パパはいらないよ…」
そう言うしかないではないか。どーせーっちゅうねん。ゲームにカネ突っ込むぐらいだったらTUTAYAでエロスなビデオでも借りる方を選ぶ。
ポケモンよりボッキモンだからである。
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■MMK息子。
2013年02月17日(日)
息子・タク(7才)が
「パパーみてー。Mちゃんにもらったー」
と、バレンタインチョコを僕に見せびらかす。Mちゃんとは、タクにラブレターをくれたクラスの女の子で、タクもまんざらではないらしく、わりとラブラブらしい。く、悔しくなんかないし。
「ちゃんとホワイトデーにお返しするんだぞ。Mちゃんを大切にしなさいよー」
いつまでもモテるなと思うなよ、今のお前は一発屋の芸人と同じだと思え、と教えたら
「ホワイトデーじゃないよ。もう返した。返したっていうかボクもおうちで作ったチョコあげたもん」
「お…おう、そうか、うーん」
「他に4個もらった」
「意外とモテるんだね、君…」
僕は唸ってしまった。男がチョコを手作りして女の子と交換するって凄いことだなあ、と。最早バレンタインデーというのは、男は「気にしないフリ男の子」とばかりに単にソワソワ待っていればいい、という時代じゃなくなっているのか。それぐらいマメじゃないと埋もれてしまうのだろうか?21世紀は恐ろしい。
ともかく小学校1年でもバレンタインはちゃんとやってるんだなあ…と。僕が子供の頃はどうだったっけ、と思い出しても思い出せない。いや、思い出せない、じゃなくて、僕はその頃もらった実績がない、っていう気付きたくなかったに気付いてしまい、軽く泣きそうになった。
1年生の女の子が好きな男の子にあげるくらいだから、娘・R(9才)の年なら尚更だろう。ていうかRって男の子にあげたことあったっけか?」
「Rちゃんはチョコ男の子にあげないのかなー?」
あまりがっつくと引かれるので、あくまで話のついでだから聞きました、的の話してみると
「あげないよー」
とのことで
「ふーん、そうか」
素っ気ない口調で答えたが、内心超ガッツポーズものである。まずは一安心。
「どんな子にあげたの?」
「えっとねー…」
Rは女の子4人ぐらいとチョコの交換をしたらしい。
「あげたい男の子とか、いないの?」
とさり気なく(どこがだ)聞いてみたら
「いなーい」
よっしゃああ。これでまた安心。
バレンタインは義理チョコでももらって嬉しいものであるが、義理ノムスコとなると今のところいらないのである。
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■ポテチテター。
2013年02月16日(土)
息子・タク(7才)もモソモソと起きて
「今日パパ会社休んでよ」
などとムチャ振りをする。
「無理だなー。休んだら明日から一生お休みになっちゃう」
「やったー!」
「そこ喜ぶとこじゃないから」
「パパ歯を磨いた?」
タクの話は唐突に飛ぶ。
「いやまだだけど」
「じゃあアレあげよう。ママー」
タクは嫁に冷蔵庫を開けてもらって何やらゴソゴソと取り出している。そして
「はい、チョコだよー」
昨日もらいそびれた手作りのバレンタインチョコを僕にくれた。見せられるだけ見せられて結局もらえなくていじけてた。ああ、よかった…。しかし息子からバレンタインチョコをもらうとは。別にタクが悪い訳じゃないんだけど、イメージとしては
「パパだいすきえへへ」
みたいに娘からもらうのが一般的であろう。で、この時うちの娘・R(9才)は何をしていたかというと、まだガーガー寝ていた。
更に意外だったのが嫁もチョコをくれたことである。心もお股も開いてくれない嫁、と思っていたが、嫁も好きで僕の好きなロイズのチョコポテチの箱をくれた。基本北海道でしか売っていないのでありがたいことである。
「嫁、ありがとー」
やはり嫁は嫁だった、とお礼を言うと
「1枚だけな」
「ひでー!」
本当に嫁は嫁だった。
「ま、とりあえず1枚ずつ食べようか。朝ごはん前だからな」
タクがチョコポテチの箱をじーっと見ながらワクワクした顔をしていたので箱を開けてポリポリと食べた」
「Rー。早く起きなさい。チョコポテチ食べようぜ」
寝起きの悪いRもチョコポテチのエサがあるとさすがに飛び起きてポリポリ。
「おいしいね」
「うん」
1枚だけ食べて冷蔵庫にしまわれたのであった。もっと食べたかったなあ…。
ポテチが食べられなくてポテチン(故・鳳啓助師匠)。
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■バン・アレン帯のお誕生日ですか?
2013年02月15日(金)
「ねえパパー。あのねー。ないしょにしていたことがあるの」
娘・R(9才)がニヤニヤしていた。
「えっなになに?」
と、僕が言おうと思ったセリフを、横から物凄い勢いでがっついてきた息子・タク(7才)に横取りされた。
「なにってアレだよ!」
Rはタクにひそひそと言う。どうやらタクは知っていることのようだ。
「アレってなんだよう…」
タクはまだよく分かってないらしい。
「えっわかんないの?じゃあ耳貸して!コショコショして教えてあげる」
Rはタクの耳に手を当てて内緒話をしようとし、僕を見て
「パパはあっちいって!」
しっしっと隣の部屋に追いやられた。なんでこんな仕打ちを受けなければならんのだ!と、泣きそうになっていたら
「じゃじゃーん。チョコ作ったんだよ!」
Rとタクがそれぞれ銀色のトレイに乗ったチョコを持って来た。カップケーキチョコが10個ぐらいあるだろうか。
「コレ作ったの?すごいなあ」
ていうか今日がバレンタインデーということにようやく気付いた。そもそも2月14日は「ふんどしの日」である。
ふんどしをアッピールする「日本ふんどし協会」のサイト→
こちらこのサイトでは今日のこのふんどしの日に、「ナイスふんどし!」と叫ぼう、と呼びかけている。男たる者、本当にふんどしを着用するかはともかく、心にふんどしを締め、キリッと硬派に過ごさなければならない日である。チョコなんざ女子供が食っていればいい。
でも、パパにチョコをくれるというのならやぶさかではない。
「この中にね、カステラが入ってるんだよ」
「ほうほう」
嫁に教わりながら作ったんだろうなあ、などと子供達から説明を聞かされた。なるほどちゃんと美味しそうに出来ている。
「ね、すごいでしょ」
「うん」
ひととおり説明が終わったらしいRとタクはいよいよ僕にくれるかな、と思ったのだけれども、
「じゃ」
ばたん。冷蔵庫に戻してしまったではないか。見せるだけかーい。おあずけを喰らった僕はどうすれば…。
やはりチョコなんざ女子供が喰っていればいいのである。
ナイスふんどし!
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■痴漢アカン!
2013年02月13日(水)
「たっくんやめてよー!」
娘・R(9才)が息子・タク(7才)に向かって怒っていた。そして
「パパー、たっくんがね、おしりさわるの」
と僕に泣きついた。
「勝手に女の子のお尻触るんじゃない!」
ゲヘゲヘとオヤジ臭く笑うタクを叱ったが、僕も内心脂汗だった。何故なら嫁に同じことをしては
「やめてください」
シャレにならないドスの効いた敬語でマジギレされているからである。叱ったところで嫁に鼻で笑われたらどうしようかヒヤヒヤしながらの説教だったが、嫁はわりとどうでもいいようで、聞いちゃいない感じだったので、思う存分Rを援護しタクを叱ることが出来た。
ただ、タクは僕に言われてもニタニタと笑い、なおもお尻を狙っている構えだ。ホントに鏡を見ているようでイヤになる。これはちょっと攻め方を変えよう。
「あのな、Mちゃんにもそんなことしてるのか?やだーたっくんってそんなことするのー?って嫌われるぞ。速攻やめろ」
Mちゃんとは、タクに熱烈なラブレターをくれた同級生である。ちっちゃくて可愛くて、タクも告白されてまんざらでもなかったらしく、わりとラブラブらしい。Mちゃんに嫌われるのが最もダメージが大きいだろうと思い、そう言ってみたのだが
「Mちゃんにはやってないよ」
「ほんとか?」
とりあえずよそさまの女の子には手を出していないようで、そこは安心した。しかしタクは
「でもほっぺたはぷにぷにするよ」
と付け加えた。
「なにー!Mちゃん嫌がるだろう」
「ううん、やり返してくるよ」
けっ。あーそーですか。ラブラブじゃないかよ。つまらぬノロケを聞いてしまったことよ。その後何度かタクのお触りアタックがあり、その都度叱ってようやくやらなくなったが、
お尻触りを叱ったら、歯ぎ尻してしまった、というお話でしたとさ。
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■タオラー卒業。
2013年02月12日(火)
嫁と子供達が実家から帰って来た。
娘・R(9才)は
「あのねープラネタリウムに行ったのー。外は寒いから、でもR達はどうせ暴れるから寒くても平気だけど、ママ達は寒いから、外じゃないところにしたのー」
とたどたどしく説明する。なるほど、プラネタリウムに行ったというのは昨日のメールで知っていたが、そういう嫁の思惑があったのか。
「パパのお膝座らせて!」
久しぶりに会ったせいか、やたらとベタベタ甘えてくるのがカワイイ。そして息子・タク(7才)は
「ねー、ボク、タオルふんふん卒業したんだよ!」
「えー!」
タクは生まれてからずっと、ハンドタオルを手に持ち、鼻や口に当ててふんふん匂いや感触を楽しむクセがあったのだが、遂に卒業したのだという。なんだか数年前、僕が禁煙した時のことを思い出した。
「偉いなあ。ところでなんでやめようと思ったの?」
これまでいくら「やめてみたら?」と言ってみても全く聞く耳を持たなかったのに、どうして?と聞いてみたら
「うーん、それはねー、話すとむずかしいから、しない」
「なんだそれ!」
Rは説明が苦手ながら一生懸命説明してくれたのに、タクはハナから説明を放棄してしまった。僕は、嫁母あたりに強く言われたんじゃないか…?などと考えているのだが…結局タクは教えてくれなかった。
その後お風呂に入った時に
「あー!タオルふんふんしたい!ふんふんしたい!」
と禁断症状が出て来たようだ。本当に僕が禁煙した時とまるで同じだ。
「パパもタバコやめた時つらかったんだよ。ところでなんでやめようと思ったの?」
「いわない!」
タオルの禁断症状でピンチなタク。僕は説明しろと迫る。
絶体絶命ならぬ絶対説明ってか。
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■遊んで☆ーの。
2013年02月11日(月)
実家に帰っている嫁からメールが来て、画像が添付されていた。
プラネタリウムに行ったとのこと。いいねえ、僕も子供の頃、夜空を見上げて星座を探すのが好きだった。スカイウォッチャーという雑誌を毎月買って読んだり。ただし貧乏だったので望遠鏡は買ってもらえなかったが。あの頃に戻って改めて星をじっくり見てみたいものだ。死兆星が輝いてそうだが。
画像では、娘・R(9才)も息子・タク(7才)なんかものすごい嬉しそうな顔をしている。逆に僕は寂しくなってしまった。あとは
「としまえんのこと、どうなった?大丈夫そう?」
とも書かれていた。
としまえんのこと、とは、近くの遊園地「としまえん」の年間パス更新の期限が近付いていたことであった。しっかり者の嫁にしては珍しく忘れていたらしい。
年間パスはお金は3万円弱ほどかかるが、どっちみち何度も遊びに行くし、特に夏はプールに行きまくるので充分元が取れ過ぎるほどお得なのだ。
しかし、期限を過ぎてから手続きをしようとすると、それは「更新」ではなく「新規」扱いになり、お金が数千円高くなってしまうのである。年間パスは写真付きで毎年撮り直しているので、家族全員揃わないとダメだと言われても、実家に帰っているので無理。ただ、
「お金を払う等、手続きだけ先にして、写真は後でもいいよ」
的なことが案内書に記載されていたので、僕がそれを確認しておくよ…と、嫁が実家に帰る前に話していたのだ。
で、電話して聞いてみたらその通りだったので
「今日、僕がとしまえんに行ってお金払っておくよ」
とメールを打った。更に
「やっておくから夜、遊んで(大人的な意味で)」
とも付け加えて嫁に送った。そしたら半日経つけれども返事は来ない。
嫁達はプラネタ。僕はフラレタ。
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■ホームアローン三連休。
2013年02月10日(日)
「実家に帰らせていただきます!あとは夜露死苦お願いします!」
嫁は八王子の実家に帰ることになった。なんでも高校の同窓会があるとかで。ああそうかい。実家には子供達も連れて行くという。考えてみたら今年まだ嫁実家には行っていないのだ。僕は仕事なので行けないので
「行っておいで」
僕は留守番ということになった。
「おじいちゃんポケモンカード買ってくれるかなあ?」
息子・タク(7才)は相変わらずおねだりをしようと虎視眈々である。
「さーどうかねえ」
嫁が生返事で答えるが、
「おばあちゃんも買ってくれるかなあ?」
と、おばあちゃんにもねだる気満々のタクには
「いや、おばあちゃんは絶対無理だね」
とキッパリ。嫁の母は僕の母と違って無駄遣いに厳しいのだ。
そして娘・R(9才)とタクは、嫁実家に持っていく物を準備を始めた。それぞれのリュックにぬいぐるみをぼんぼこ詰め込んでいる。何体も何体も。
ウチにはちっちゃいぬいぐるみがたくさんあって、Rとタクはひとつひとつに名前を付けてよく遊んでいる。タクがポムポムプリンという、黄色い二足歩行の太った犬が大好きなのでプリンのぬいぐるみが圧倒的に多い。
「どんだけぬいぐるみ持って行くんだよ!まさか全部持ってく気じゃないだろうね?」
リュックがパンパンになっているので聞いてみたらさすがにそれはないという。でもプリンは全部持っていくようだ。僕はプリンはプリンでもムチムチプリンが好きである。
「あのねー、これが親プリ、これが子プリ、で、これがチビプリなんだよー」
Rはひとつひとつ名前を僕に説明する。
「あーはいはい」
「で!これは、プリお、なんだよ!プリンじゃなくてプリおだからね!ちゅういして!」
「いやーパパには何が何だか」
などと聞いていたら
「早く準備しなさい!」
はい嫁の怒りの波動が発動しました。
「じゃあ気をつけて行っておいで」
と僕は子供達に声をかけて、嫁にはお尻をひとなでして出勤した。嫁、ノーリアクションなのでつまんなかった。
準備が整い玄関先に置かれた、もの凄く膨れあがったRとタクのリュック。コレ、八王子まで持って行けるんだろうか。ぬいぐるみなのでそんなに重くないのだろうけれども。プリお、とやらが入った大きなリュック。
これがほんとのデカプリお、とか言ってー。
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■セブン!セブン!セブン!
2013年02月07日(木)
インフルで学校を休んでいた娘・R(9才)も復活して元気になった。
ただ、発熱してから5日間は登校禁止なのでウチでゴロゴロしているしかなく、
「今日、ひまだったの」
と僕にしみじみと言う程体力とヒマを持て余しながら過ごしていたようだ。ようやく明日から学校に行ける…と思ったら、その夜見せられた学校からのお知らせが1枚。それはなんと
「学級閉鎖のお知らせ」
であり、R以外の子供達もバタバタとインフルで倒れ、なんと、7人も休んでしまっているのだという。
「あらー、Rちゃん、せっかく行けるようになったのに残念だねえ」
「ぷー」
Rは口をとんがらせて残念がっている。僕自身が子供の頃って、学級閉鎖って本気で憧れていたけれども実際は一度もなることもなく卒業してしまった。だから僕がRだったら超喜んでそうだが、親になってみると
「ち。もったいねえ」
休みになったぶん、お金返してくれよ、とケチ臭いことしか頭に湧いてこないのであった。公立だけど。
「Rを含めてインフルになっちゃった7人の子が一番可愛そうではあるけど…7人ってすごいよな…」
と話していたら息子・タク(7才)がキラキラと目を輝かせ
「あのねえ!ボクのクラスのコバヤシユウキ君はねえ、給食でおかわり7回したよ!すごいよね!」
7がらみということで強引に話を繋げてきた。
「7回ってかなりすごいんだけど。何をおかわりしたんだ?ゴハンか?パンか?おかず?デザート?」
「えっとねー!わかんない!」
7才男子の話はいつもテキトーだ。ええと何の話だっけ。おおそうじゃ。
Rのクラスのインフル感染っぷりも、タクのクラスのコバヤシユウキ君とやらの食いっぷりも、
7だけに想像のナナメ上、ってか。
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■熱烈登校。
2013年02月06日(水)
朝の出勤。息子・タク(7才)は登校。
娘・R(9才)はインフルのため、熱は下がったけれども発熱から5日間は登校禁止なのでお休みである。
「Rちゃんお休みでいいな〜」
と本気で羨ましがるタクを
「いいわけないだろ」
と小突きながら道を歩く。タクは歩道と車道の間の縁石に登り、伝っていく。高いところを伝ったり、白線からはみ出ないように歩いたり、よくやったよなあ、と思い、
「タク、そこから下は海で、サメがうじゃうじゃいて死ぬから落ちたらダメだ」
とルールを定めると
「えー!」
タクは急にソロソロと慎重な足取りとなった。縁石から落ちぬよう、ゆっくりゆっくり。しかしここで難関が。電柱が縁石のすぐそばに立っていてどうしても縁石から降りないと前に進めないのだ。タクはどうやって切り抜けるのかと思ったが
「はい、命10個ゲットー。10歩まで下歩いてだいじょうぶー」
俺ルールを作って降りようとするではないか。勝手なルール作るな、と言おうとした矢先、タクがまさに足を降ろそうとした電柱脇には、サメにも勝るとも劣らない恐ろしさの、見事な、うんこが…。
「うわー!パパ!うんこがあるよ!踏みそうになった!あぶねー!」
「ははは、それはうんこではない。海だからウミウシだな」
「うんこだろ!」
天下の往来でうんこうんことうるさい僕ら親子は、
「じゃあな、車とうんこに気をつけろよ!」
僕は駅へ、タクは学校へと分かれ道でバイバイしたのであった。
車とうんこ、どちらも急に止まれない!
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■どうする、インフル2013。
2013年02月05日(火)
あれは金曜日の夜のことじゃった。
寝ようとして布団に入ると、隣で寝ている娘・R(9才)が眠りながら僕の手をぎゅっと握った。なんだか手が妙に熱い。もしかして熱があるのではないだろうか、と思いほっぺたや耳を触ってみたら別にそうでもなく、微妙な感じ。そんなことをしていたらRの目が開いた。起こしてしまったようだ。
「頭痛いとか、体熱いとか、具合悪いとか、気持ち悪いとかないかい?」
と聞いてみたらふるふると首を横に振ってまた寝てしまった。Rも特段具合が悪いわけでもないし、朝になってまだ熱かったら体温計で計ってみよう…と僕も寝てしまった。
で、翌朝。計ってみたら、はいきました38度4ぶー!
「きたかね、インフル」
「かもね」
嫁が朝イチで医者に連れて行き、
「A型でした!」
と判明してしまった。Rはぐったりしていて見ていて本当に可愛そうで
「なんか食べられそうなものあるか?」
と聞いてみたら
「アイス…」
「アイスか、どんなのがいい?バニラ?イチゴ?」
「チョコ…」
「よっしゃあ、美味しいヤツ、ハーゲンダッツの買ってきてやるぞ!」
早速買いに出掛けようとすると嫁が待ったをかけた。
「何でハーゲンダッツなの。スーパーカップでいいでしょう」
「えー。弱った時ぐらいはこれぐらい食べさせても…かわいそうだし…」
しかし嫁は僕の言うことなど聞いちゃいなく
「今日ならサミット(近所のスーパー)でアイス15%引きだから!はいポイントカード!」
品名どころか最安値の店までも指定されてしまった。価格コムかお前は。
アイスを買ってくるとRはちびちびと食べた。タミフルを飲んだが熱は昼間に39度台まで上がった。ただ薬の効果が出て来たのか夕方以降はだんだん下がってきて、翌日曜日の午後には平熱に戻り、
「なか卯のうどんが食べたい!」
お気に入りのなか卯の鶏塩うどんを買ってきて、と、食欲と元気が戻って来ている。タミフルには「ひとりにさせないで下さい」という注意書きがある。さびしんぼうのウサギさん向けみたいだ。
用心してRのそばにいたけれども、特におかしな行動はなかった。去年タクがインフルになった時はやたらと口数が多くなったらしいけれども。そう、今年のRだけでなく、去年もタクがなったのである。
ウチは毎年ちゃんと予防接種を受けている。それでもなってしまう。予防接種を受けたからといって100パー防げるとは限らない、ということは分かっていても
「予防接種を受けてる病院、他の所よりも500円安いから毎年やってるんだけど、安いだけにワクチン薄めてんじゃね?」
「やっぱ安かろう悪かろうなのかな?来年から違うとこ行こう!」
などと病院をDISってしまう僕と嫁。特に今はインフル流行のピークらしいので、決してそんなことはないのだろうが…。Rやタクのように、予防接種をしてもインフルになる子はたくさんいるのだろう。
そんなわけでRも元気になってきたし、中森明菜の歌を歌いまーす。
特別じゃない、どこにもいるわ、わーたーし、インフルAー♪
体温を計ろうとしたのだけれども、何となく怖くて(!)やめた。
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■わっかい娘が、せつぶーん。
2013年02月04日(月)
節分なので豆まき。
節分というと「臨死!!江古田ちゃん」というマンガを思い出す。
近所の神社で豆やらお菓子やらをまいてくれるので息子・タク(7才)を連れて行ったら結構な人だかりで。
嫁がタク用に持たせたでっかい袋があり、
「袋をしっかり開いておくんだぞ」
と言っておいたら
かぶってるし。やる気あんのか!必死こいて豆の袋をひとつ、お菓子をふた袋ゲット出来、タクはポチ袋に入った福銭50円をいただいた。
ウチに帰ってからはウチの豆まき。僕が鬼の面をかぶってぶつけられる役。
「おにはそとー!おにはそとー!」
タクに追いかけられながら、また、
「今度はボクも鬼やる!」
タクが僕から鬼の面をひったくってウチの外に出てしまい、場外乱闘状態。タクは自分が鬼になっても嬉しそうに豆をぶつけられていた。
娘・R(9才)はウチの窓から豆をぽいぽいと投げるが
「おにはそと」
「声が小さい!」
蚊の泣くような声でダメである。しばらく外でタクとじゃれあって、
「じゃあそろそろ終わりにすんべよ」
地べたに落ちた豆を拾うことにした。タクが拾ったそばからポリポリ食いまくる。
「あんまキレイじゃないと思うけど大丈夫かあ?」
3秒ルールも無視して…とハトがエサを食うような姿を見ていると、ウチのドアがバンと開いて、
「うがああああ!」
嫁が鬼の面をかぶって襲い掛かってきた!タクは
「ぎゃああ!おにはそと!おにはそと!」
わりとマジでびびって攻撃。嫁はすぐに戻って行った。改めて豆を拾ってウチに戻ると、
「ママが来たからびっくりしたよー」
とタクが嫁に言うと
「え、ママは家にずっといたよ」
嫁、まさかの否定。
「うそだー!だって服も声もママだったじゃん!」
「それは鬼がママに化けたんだよ!」
「へえー。そうなのかあ」
騙す方も騙すようだがタクも素直すぎるような。
嫁の襲い掛かる姿は鬼というより鬼婆だったよ。
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■父娘水入らず。お風呂だからお湯に入る。
2013年02月02日(土)
仕事から帰って来ると、まだ娘・R(9才)はゴハンを食べていた。
息子・タク(7才)はとっくに食べ終わっていたようで、歯を磨いていた。ちょっと遅過ぎるんじゃないかっていう時間帯である。
「ゴハン食べ終わったら、パパとお風呂入るかい?」
と言うとウンと頷いた。僕が帰ってくるまでは、嫁はRが食べ終わるのを待ってお風呂に入ろうとしていたので
「あなたが一緒に入るんだったら私、先に入るわ」
とっとと先に入っていった。僕はRが食べ終わるのを待っていたが、Rが食べている前でタクが何故か全裸になっているではないか。
「何ちんこだしてんだお前!」
「ボクはママとはいる!」
タクは嫁を追いかけていった。彼は嫁派なのである。
さて、Rのゴハンを食べる遅さといったらもうひどいもので、嫁とタクが風呂から上がってくるまで食べ終わらず、もう既に眠くなっているに違いなかった。
ようやく僕とRがお風呂に入った頃は本来もう寝ている時間。出来るだけ早く出ようと思ったけれども、Rがはしゃいでお話ししたり、甘えてくるのが可愛くて、つい一緒になってじゃれ合ってしまう。あまり平日に一緒にお風呂に入れる機会がないので尚更である。
Rが無駄にテンションが高いのも眠い証拠なのだが…と思いつつも、Rが洗面器を打楽器代わりにポッカンポッカンポカポカ叩きながら歌い始めたのをしばらく聞いていた。
「それ、なんていう歌だい?」
と聞いてみると、Rが答える前に
「何時だと思ってんの!いい加減にしろ!」
嫁が怒鳴り込んで来た。僕だって分かってたけどさ…。娘とふたりでお風呂に入れるなんてさ、あとちょっとでもう出来なくなるんだからさ…。ジャストアモーメントだよお…。
「怒られちゃったね」
僕とRはふたりでテヘペロみたいな顔をして
「でもママの言う通りに早く出ようか」
「うん」
ということでRも素直に速やかに体と頭を洗って出た。あまり頭ごなしに怒鳴るより、もちっと優しい言葉の方がいいのではないか。僕が普通に言ってもすぐ言うことを聞いたではないか。
そりゃ嫁はほぼ1日中顔を合わしているわけで、僕なんかよりずっとピリピリ来ることもあろうが、Rもタクも、言えば分かる。言うことを聞かない子ではない。だから出来るだけハードな怒鳴り方ではなく、ソフトな説得口調にしている僕である。
すなわち入浴剛を制す。なんちて。
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