今日もアリガトウゴザイマシタ。
■ビッグマネー。
2012年07月27日(金)
今日、嫁と子供達はいない。
キャンプ場でお泊まりした嫁と子供達。
嫁だけ先に帰って来た。子供達は嫁実家でもう一泊するんである。嫁が帰る際、息子・タク(6才)は力の限り遊んで疲れまくっていたせいか、ナーバスなスイッチが入ってしまい、
「ママ、行かないでー。寂しいよう」
と号泣。それを娘・R(8才)が
「明日には会えるんだよ。大丈夫だよ」
と慰めていたという。甘えん坊のタクに、お姉ちゃんとしての自覚が出て来たR。その光景が目に浮かぶようだ。見たかったなあ。僕もひとりぼっちで寂しかったので
「ママ、さびしかったよう」
タクのマネをして嫁に抱き付いてみたら
「うぜえ!可愛くない!似てない!暑い!」
これでもかというぐらいダメ出しされて避けられてしまった。
「久しぶりに二人きりの夜だね」
「新婚時代に戻ったみたいね、うふふ」
みたいな甘いムードになることを期待して思いっきりベタベタしてみたが、まるでそういうことはなく全力で拒否された。
結局ごく普通に何事もなく大人しく寝て、翌朝、普通に会社に行こうと家を出たら
「パパー!いってらっしゃい!」
某キングオブポップのような、異常に不自然な甲高い声が聞こえた。振り返ると窓から嫁がキャピキャピと手を振っているではないか。これはいつもRが見送ってくれる時のモノマネだと思い、
「Rのマネか!気持ち悪!」
と叫んだら
「そーでしょ!気持ち悪いでしょ!あなたのタクのマネも気持ち悪いのよ!」
それを分からせるためにやり返したのか。嫁よ。ていうか多分ご近所サンに丸聞こえだと思うんだけど。子供達のいないところで子供達のモノマネの応酬。
これを真似ーロンダリングと言います。なんちて。
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■スポーツの夏。
2012年07月26日(木)
今日、嫁と子供達はいない。
嫁の友達母子と相模湖でキャンプをするんだそうだ。そしてログハウスにてお泊まりするのだという。
一人残された僕は久しぶりの独身時代に戻ったようなワクワク感がありつつ、一方で寂しいような。ひとりでラーメン屋でずぞぞぞと啜りながら、そういえば野球のグローブを買わなければいけないのだと思い出した。
子供達の学校の親同士でソフトボールをやる羽目になってしまったのである。僕、野球もソフトボールもビタイチ経験ないのに。だから当然道具なども持っているはずもなく。学校で借りられるかなーと甘い期待を抱いていたけれども、よく考えたら僕、左利きだったので、左用のグローブなどという気の利いたものは学校になかった。
そんなわけで商店街のスポーツ用品店にグローブを買いに行った。グローブはたくさんあったけれどもここでも左用を見つけることができず、店の主人がヒマそうにしていたので、
「左用はどこにありますかね」
と聞くと棚の右端にあるという。その通り探してみたけれども全然ない!
「ないんすけど」
もう一度ご主人を捕まえると
「おーい、おかあさーん、左利きのグローブってどこだっけー?」
おかあさん、すなわち奥さんを呼びつけると
「一番上の棚よ」
とのことで…。全然違うじゃないかよ!高過ぎて全然届かないところにあった。どうりで見付からないわけである。ご主人が脚立に登っていくつか取ってくれて、ようやく左用のグローブを目にすることが出来た。
以前、ウォーキングを始める際にシューズを買いに来たのもこの店であった。一応ネットでウォーキングシューズについて調べ、その旨をご主人に伝えたら、
「ウォーキングもランニングもシューズは変わらないですよ。これなんかどうですか」
とふつーのランバードのランニングシューズを渡されてしまったことがある。どうやらこのご主人、高田純次並みに適当っぽい。
しかしとりあえず僕のソフトボールはお遊びなので、とりあえず左用であればキャッチャーミットでもない限り、あとはわりと何でもいい。デザインがよさげなのを買って帰った。
家に帰ると誰もいなくて、貧乏長屋の狭い空間といえどもガラーンとした空っぽ感がハンパない。気が付くとケータイにメールが入っていた。嫁からだった。
ログハウスらしき部屋の中でRとタクが笑っている画像が添えられ、昼間はプール、夜はキャンプファイヤーと花火をして超楽しかった、という。それは何よりであるが、なんか悔しかったので
「オバケ出るから気をつけろよ!」
とメールを返しておいた。返事はなく、ますます寂しい気持ちになり、ひとり寝ることにした。やはり子供達がいないと寂しい。ふと思ったが、もしかしたら子供達のぶんのグローブも買っといた方がよかったかもしれない。みんなで遊べるし、僕も多少の練習にもなるだろうしなあ…。他のオヤジ達は上手そうなので、相当練習しないと足を引っ張ってヤバイかもしれない。
グローブだけに(小室)徹夜で特訓しないと。なんちて。
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■髪を切った娘に。
2012年07月24日(火)
嫁が、娘・R(8才)を床屋に連れて行けと言う。
「髪を切って欲しいんだってさ」
それはいいけれども、先週、息子・タク(6才)を連れて行ったばかりである。
「なんでその時言ってくれないのかなア?」
出来るだけ優しく聞いてみたが
「おかっぱはやなんだって。だから肩に髪が付くぐらいで、後ろで結べるギリギリぐらいで」
どれくらい切るか、を説明するのみで僕の質問には答えないのでまあいいや。Rとお手々繋いで千円床屋に行く。開店直前に行かないとどんどん混み出すので早めに行くことが重要だ。
理容師のお姉さんに嫁が説明したようなことを伝え、切ってもらう。昔、Rがもっと小さい時に美容院に連れて行ったことがある。その時はブラックジャックのピノコのような、ボブヘアーをイメージして切ってもらったのに、出来上がったのはどうみても「ちびまる子」であった。
それでもRは嬉しそうにニコニコ満足していたものだけれども、もうおかっぱじゃヤダとか言う年頃になったのだなあ…と月日の流れを感じながらRの散髪風景を眺めていた。
店内はどんどん客が入って来て、
「うわ、混んでるなあ。どうしようかなあ」
僕のような親子連れも入って来て人口密度が高くなってきたのでちょっと外に出た。するとこの店の隣の建物が解体され、更地になってしまっているではないか。そういえば、ここは昔からあった有名な金物屋だったのだが先日閉店してしまったのである。これも月日の流れだなあ…。
有名だけど閉店してしまった店と言えば、駅前にAKB48をもじった店名のキャバクラであるその店で店名がでかでかと入ったTシャツが売っているというので、僕も面白がって買ってしまった。今着ているのがそのTシャツなのだが、この店も1年ぐらいで閉店してしまったなあ…と、その着ているTシャツを改めてこれまた月日の流れを感じるのであった。
Rの散髪は程なく終わり、ちびまる子になることもなく可愛くなっていて、
「可愛くなったね」
と頭を撫でると嬉しそうにデヘデヘと甘えて来て、そのままお手々を繋いで帰ったのであった。
家に帰ってから何気なくそのキャバクラの店名を検索してみたら
「○○○(店名)のTシャツ着てるおっさんがいた」
と速攻でツイートされていた。なんでもかんでもツイッターのネタにすんなよ!
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■魅了の盆踊り。
2012年07月23日(月)
今日も近所の公園で盆踊り。
昨日、どれだけお金を使ったかを計算して小遣い帳に記録していた娘・R(8才)と息子・タク(6才)は
「つかいすぎたー!」
と反省していたようだが、今日またお祭り会場に来た途端、
「かき氷が食べたいー」
欲望には勝てないようであった。嫁も屋台の食べ物は大好きで、
「焼きそば食べたい!」
と目をキラキラさせていたので並んで買ってやった。どれくらい食べるだろう、と思い、3人前ぐらい買っていこうか、と思ったのだが「ふたつで充分ですよ!」というブレードランナーのセリフを思い出し、2人前にしたのだが、結局Rとタクにかなり食べられてしまい悲しそうな顔をしていたので追加して買うことになった。
焼きそばの他にはチョコバナナを買おうとしたのだが、嫁が
「タダでもらっちゃったー!」
とチョコバナナに大喜びしていた。聞くところによると、チョコバナナの屋台は、近所のママさんバレーのチームの人達がやっており、嫁がかねてから入りたい旨を伝えていたようで、
「入部するならお金いらないなら持ってって!」
ということらしい。つまりはチョコバナナ1本で買収されたわけで安い奴だなあ。
今日のRとタクは、屋台での無駄遣いは相変わらずだったけれども、友達と遊ぶことよりも
「おどりたい!」
ということで真面目に踊っていた。僕なんか子供の頃から盆踊りのお祭り自体は好きだったけれども、踊りたいなんて思ったことなど一度もなかったので、踊り手のおばさま方を見ながら一生懸命踊りを覚えようとしているところは感心する。
櫓の周りを輪になって踊っていたら
「キャーたっくん!かわいい!」
昨日の日記にも書いたが、今日もまた6年生女子がどこからともなく現われてタクをダッコするではないか。あ、愛されてるなあ…。
「タク、もてもてでいいねえ」
「べつにー」
タク本人は別に「またか」という感じで気にも留めてないようであるが、僕としてはモテモテで羨ましい。
そこらへんの感覚の差が、盆踊りだけに音頭差がある。なんちて。
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■私、踊るわ!
2012年07月22日(日)
近所の公園でお祭り。
娘・R(8才)と息子・タク(6才)は当然「行きたい」ということで連れて行った。
行く前に嫁が何やら子供達に小遣い帳を書かせてお金の管理の仕方を教えたり、小銭入れを渡して自分で持つように言い聞かせていた。屋台でかき氷を買ったりスーパーボールすくいをやったり、と、今年からお金を使うことを自分でやらせようというしていた。今まで危なっかしくてお金など持たせていなかったのだ。
で、お祭り会場に来て早々、タクがわたあめを買うのを後ろからコッソリ見ていたのだが、速攻で小銭入れを落とし、しかもそれに気付いてない。
「パパ、わたあめ買えたよォー」
「お前財布落としてるぞ!」
「あ、しまった」
おとぼけ過ぎにも程がある、ということで5分で全額ボッシュートとなった。
Rは、同じクラスの女の子がRのことを大好きで、
「Rちゃんと一緒に遊びたい」
ということでふたりで屋台を回っていた。ひとり取り残された僕であったが、ちょうど別のRの同級生のお父さんも同様に寂しそうにビールをガブガブ飲んでいたので
「だんだん親より友達と遊ぶようになって寂しいですなあ」
などと愚痴をこぼすと
「うちなんてとっくにそうですよ!」
逆にこぼされてしまったり。確かに周りを見ると、小学生も中高学年にもなるとほとんど友達とつるんでいるもんなあ…。
そして公園のはじっこあたり、櫓からも離れて照明もなく暗いエリアでは中学生ぐらいの浴衣姿の男女グループが付かず離れずの微妙な間合いで物欲しそうな目線を飛ばし合っており、おっさんとしては焼そばでもぶちまけたい気分である。
Rもタクもひととおり屋台を物色した後は
「おどりたい!」
と叫んでレッツボンダンス。途中、いい感じに酔っ払った爺さんが子供達を集めてレクチャーを始め、
「東京音頭はこう踊るんだー!掘ってー掘ってーまた掘ってー!」
爺さんの後に、何人もの子供達が東京音頭を踊りながらゾロゾロと付いて行く列が出来た。ハーメルンの笛吹きである。
途中、タクが屋台で買った「光るミッキーマウスの耳」みたいなヘアバンドをして踊っていたら、どこからともなく浴衣姿の女の子がやって来て、
「たっくん!かわいいー!」
いきなりタクをダッコして走り去って行った。しばらく何が起こったか状況が読み込めず、
「拉致られた!」
と思った時にはその女の子がUターンして来てタクを置いてった。
「なんなんだ!あの子は!」
「6年生だよ!」
今時の女の子はワイルドだぜえ。しかし僕に浴衣女の子が抱き付いてくるなら大歓迎だが、ウチの子をポケモンかなんかと同じ扱いにしないで欲しい…。
去年と比べて、だいぶ友達と絡むことが多くなった子供達。手持ち無沙汰になり寂しくなったが、オヤジとしてはそれもまた子供の成長の証、としてポジティブに捉えることにしよう。愛少女ポリアンナ物語における「よかった探し」の精神である。
ビールを飲みながら綺麗な浴衣姿のお姉さんを探すという楽しみもあるし…。
ゆかった探しである。
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■泣く子と嫁には勝てぬ。
2012年07月19日(木)
子供達のピアノ発表会の帰り。
いろいろ買い物があるということですぐそばの西友へ。水筒、お弁当箱、水泳用のメガネ、ラッシュガード…みんな子供達のものばかりだが、嫁が次々に物色していく。娘・R(8才)と息子・タク(6才)は
「トトロのお弁当箱がいい〜」
「ボクはポムポムプリン!」
などとじっくり時間をかけて選んでいた。そして僕は会計係。
「出そうか?」
と嫁が言ってくれたものの
「体で払ってくれ」
「いやお金で払います」
「そんなにイヤか!」
「やです」
すっごい下らないことを子供に聞こえないようにヒソヒソやっていたり。
買い物が一段落すると、Rは嫁とヘアゴムなどを見ていて、タクはおもちゃ屋で
「プリン〜プリン〜」
相変わらずプリングッズに目を輝かせていて
「買って!」
と僕に挑んでくるので適当にあしらっておいた。ダメ元だったのかプリングッズのおねだりはそんなにしつこくはなかったが、ポケモンのゲーム機を見つけた時には
「やりたいやりたい!」
これだけはいくらダメと言っても引き下がらず、涙を流しながら腕を引っ張ってくるのでくるのである。ピアノ発表会を頑張った後だし、特別にいいかなー、とは思ったものの、
「でもゲーム以外のものにしようぜ」
僕自身がゲーマーだっただけに、ゲームに嵌る恐ろしさをしっている。タクはまだ小さいから触れさせたくない、という警戒心が強いんである。だからあくまでもゲームはダメ、と言い聞かせたら、タクは泣きながらポカポカ殴ってくるのではないか。すると嫁がすすーっとやって来て
「もういいよ、おうち帰ったら100円もらうよ」
嫁がそう言ってタクに100円玉を渡して行くではないか。なんか僕だけ聞き分けのない頑固親父のようである。
タクはもの凄い喜んでゲーム機に飛び付いてお金を入れてゲームスタート。「ポケモントレッタ」という、自分の手持ちポケモンチームで敵ポケモンチームと闘うゲームで、勝つと「トレッタ」と呼ばれるポケモンキャラのデータが入った四角いチップのようなものを貰える。そのチップは以降のゲームで手駒として使えるんだとか。
タクはハンドルをグルグル回したりボタンをバシバシ叩いて夢中になっていた。そして終わりが近付いたようで、モンスターボールを敵ポケモン3体に投げつけると
「ポケモンダブルゲット!」
敵のポケモン2体を捕まえることに成功したという。
「やったー!トレッタが2枚貰える!」
タクは大喜びであったが、よくアナウンスを聞いてみると、
「2枚貰うにはもう100円入れてね」
なんと追加料金を取るという。なんという商売上手なんだろう。
「はいはい1枚でおしまいね」
「えー!やだ!もう100円!」
「だめ!100円だけって言ったろう」
僕ら親子、思いっきり思う壺になっており、だからゲームはイヤだと言ったんだ…。ポムポムプリンのグッズをおねだりしている段階でサッとおもちゃ屋から引き上げればよかったなあ…。
僕はムチムチプリンをおねだりしたい。(またこのオチかよ)
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■緊張の夏。ピアノの夏。
2012年07月18日(水)
娘・R(8才)と息子・タク(6才)のピアノの発表会があった。
僕はふたりがイヤイヤ感丸出しでやる気なさそーに練習している姿しか見たことないのだが、嫁のスパルタ教育により直前の追い込み練習はわりとやったらしい。
そんな程度だから口には出さねども「なんか思いっきりミスりながらの発表会になりそうな気がするよ」と内心緊張しながら観に行った。
会場となるホールに着いた途端、
「やべーよ、やべーよ。きんちょーしてきたよ」
あのお調子者として定評のあるタクがまさかマジで緊張しているではないか。
「お遊戯会の時は全然平気でセンターで踊ってたのにね」
「やっぱ踊りは得意だけれどもピアノは難しいし、あとひとりだしね〜」
などと嫁と話しながらいつもと違うキョドリ気味の息子を観察していた。一方Rも緊張気味のようだったので、
「大丈夫、ガンバレ」
と手を握って励ましたら、手にひらがものっすごい汗が。まさに手に汗握る状態で。Rも相当緊張していることが分かる。
カメラを向けるとそんな風でもないのだが…。
会場では子供達が入れ替わり立ち替わりステージに登場し、演奏していく。司会進行のお姉さんがいて、名前を呼ぶ時に簡単なプロフィールみたいなひとことも添える。
「大きくなったらケーキ屋さんになりたいです」
とか。嫁によると事前に「将来の夢」「今ハマッてる遊び」「すきなもの」等のアンケートを書かされたらしい。中には
「大工さんになりたいです」
と紹介された男の子がベートーベンの曲を弾いてたのがちょっと面白かった。そしていよいよタクの番が来た。お姉さんに名前を呼ばれ、タクのひとことプロフィールはなんだろう…と固唾を飲んで耳をかっぽじって待っていたら
「プリンが好きです」
おじゃる丸かーーーー!
いや、分かっておる。おじゃる丸が好きな食べる方のプリンではなく、ポムポムプリンなんだよなあ…。そんなこと、敢えてこの場で言わなくてもいいのに…。
で、肝心の演奏は、初っ端からピキャリロリン、みたいな、音符が崖から落ちていくような感じであり、すなわち指が転がっていた。ただ後半はそこそこノーミスで弾けていたので彼にしては上出来である。
舞台袖で出番まで一緒に待っていた先生によると
「顔が真っ青でしたよ」
とのことで。そんな顔、今まで見たことない!相当緊張していたんだろうなあ…。去年はケロッとしていたくせに、いろいろ周りが見えるようになったからであろうか。
そしてRは意外や意外、結構上手であった。会場のせいもあるかもしれないが、音もキレイ。後ろの席の方から
「じょうずねー」
という声が聞こえてきたりしてパパ嬉しい。ふたりが戻って来た時には勿論褒めてやったのだが、もちょっと真面目に練習すればいいのになあ…とも思う。
それにしても去年の時もそうだったが、パンフレットに記載されている各人の発表曲やその作曲者の表記が不統一なのがどうしても気になってしまう。同じ曲でも英語だったり日本語だったり。作曲家も例えば「バッハ」だったり「J.S. Bach」だったり。JSバッハ…女子小学生バッハって違う。
たぶんウチの子らも含めたいろんな音楽教室の人達が集まっているので、それぞれの先生が書いたものそのまんまを出しているのだろうが、ちゃんと統一した表記にしないとなんか格好悪いし、バッハだって「ちょっと待って」と言いたいところだろう。
ちょっと待って。ぷれいばっぷれいばっ。
バッハにしないでよ〜♪なんちて。
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■夏☆しちゃってるBOY。
2012年07月16日(月)
日曜日の夜、仕事から帰る途中、髪を切ってから帰ったら
「この子も連れてって貰いたかったのに」
と息子・タク(6才)を指して嫁が言う。言われて見ればタクの髪もわりと伸びてきてるような。
「もう野良犬みたいな臭いがしてしょうがないのよ!」
そうか。もう夏なんだなあ…。夏になるとタクの頭からもの凄い野生の臭いが発生するのである。不思議なもので娘・R(8才)からは全然そういう臭いはしない。そこは男の子と女の子との差なのであろうか。
「床屋行くまでもなく、僕が坊主にしてやるよ」
毎年、夏になると僕がバリカンで刈ってやっていた。わりと上手くキレイな坊主頭が出来るので自画自賛であったが、
「坊主はもうやだ!床屋さんで切りたい!」
なんとタクがノーモアボウズ宣言。いっちょまえに色気付いてきたようである。
「えーなんでー。坊主かわいいじゃん」
「やだ!かわいくない!坊ちゃん刈りがいい!」
必死の説得も通じない。去年までは「坊主にしてぇ」と素直だったのになあ…。自分の美意識とか、坊主だった時の周りの反応とか、いろいろ考えるようになったのかもしれない。そこまで「坊主イヤ」と言われると、僕も中学の時の校則による強制坊主が死ぬほど憎かったのでそこまで強く言えない。
そんなわけで翌日、タクを千円床屋に連れて行った。
「坊主はやめるけど、カリアゲはいいよね?」
「やだ!」
出来るだけ短く切ってもらいたいという目論見はここでも拒否されてしまった。
「それじゃ、カリアゲにならないくらいの短めで…」
そう理容師の兄ちゃんに託すと、
「お父さん、どうですかー」
10分後、普通の坊ちゃん刈りの頭になっていた。
「もちょっと短めに…でもいっかー」
これ以上短くなるとどうしてもかりあげ君になってしまうし、タクが超満足そうにニコニコとしていたのでこれでよし、ということで床屋を後にした。
「カワイイんだけどね、夏だからもっと短くても…」
とオデコの前髪をかき上げてみたら案の定もう汗をかいているし、首回りはあせもも出来ていて…。
やっぱりこの季節、坊ちゃん刈りよりもバッサリサッパリ丸坊主頭にすれば臭いもあせもも防げるのではないかなー…。お金もかからないし…。
文字通り坊主丸儲けである。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。
■パン(ツの中身が)チラ。
2012年07月14日(土)
ある晩、あまりにも暑かった。
住まいである貧乏長屋は通気が悪く、暑さが篭るのだ。そのため寝ようとしてもなかなか眠れなかったので、いつも寝る時は半ズボンのジャージみたいなのを着ているのだが、もう脱いでしまってTシャツとトランクスだけで寝てしまったのであった。
翌朝、目が覚めると
「パパ、パンツからちんこが見えてたよー!」
息子・タク(6才)に大爆笑された。しまった。息子に息子を見られてしまった。
「昨日父ちゃんと寝た時に〜。変なところにイモがある〜」
べつにちんこなぞいくらでも見られても構わないが、こうまで大笑いされるとなんか悔しい。タクは亀の頭、じゃなかった鬼の首を獲ったような勢いで
「Rちゃんも見た〜?」
娘・R(8才)にまで話を振る。Rは
「えー。みたかったー」
どうやら見てなかった様子。ていうか見たかったのかよ。ここで僕は改めて自分の失敗に気付いた。Rももう3年生。未だお風呂ではヒマそうな時にちんこを足でつっついてきたりするが、あっという間にお年頃になるので気をつけなければいけないなあ…。
パンイチでうろうろする汚いオヤジにはなりたくないと思っていたが、もうそれ以外の何物でもなくなっていた…。
それか逆転の発想で、なまじ中途半端にオッサン臭いトランクスなぞ履いているからダメなのであって、いっそ全裸ならかえって潔いのではなかろうか。
こんどシャネルの5番を買うことにする。
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■僕らはみんな生きている。生きているからいつか死ぬ。
2012年07月13日(金)
パンダの赤ちゃんが死んでしまった日の夜。
仕事から帰って来て嫁に話したら嫁はそのことを知らなかった。
「ニュースを見てるヒマすらなかった」
パンダニュースを見ずとも目を白黒させてたってか。人間に限らず小さい命が消えてしまうのはやり切れない気持ちになるね…などと話していた。そしてその話の繋がりで
「そういえば、Rの蚕も死んじゃったんだって?」
過去の日記にも書いたと思うが、娘・R(8才)が学校の課題で蚕を一匹飼っていたのである。週末は家に持って帰って来ていたので、僕も時々桑の葉を採ってたりしたものだが、最近見ないので
「大きくなったかい?」
と聞いてみたら
「え?死んじゃったよ」
ケロッと言うものだからショックだったんである。
「死んじゃったって…成虫になったのかい?」
「ううん。さなぎにもならないまま」
マユを作ることもなく死んでしまったようだ。そんなことをあまりにも淡々と話すものだから
「死んじゃって悲しくないのか?」
と思わず聞いてしまったが
「悲しくないよ」
えー。僕はほんの少しだけ葉っぱを食わせてみたり、ほんのわずかの時間であるが観察してみたりしただけであるが、それでも少なからず情が移っていたようで、悲しい気持ちになっているのに…。
「ちょっと世話しただけでも悲しくなるよね」
嫁に同意して貰いたくてそんな話をしたら
「うん、私も聞いた時にはちょっとどころか結構悲しかったよ!でも、なんであの子はあんなにあっけらかんとしてるんだか」
やはり同じように思っていたらしい。そういえば、カイコガのことを色々習ったようで、
「成虫のガになっても飛べないんだよ!可愛そうだよね!」
「成虫は口がないから何にも食べられないまま死んじゃうんだって!可愛そうだよね!」
飛べないことや食べられないことについてはすごく同情していたのに、何故死については何も感じないのだろう。もしかしたらRは、本当は死んでしまったことについて育ての親として責任を感じているが、「大したことじゃないんだよ」と思いたいがために無頓着な態度を取っているのでは…などと考えてもみたが、基本頭の中はお花畑なのでそんな複雑な心理状態ではないと思う。
カイコをうまく育てられるか、ということだけではなく、命を育てるとはどういうことか、育てながらいろいろ考えたり感じ取ったりすることも学校の課題の目的であるはずだ。でもRはなんか右から左にスルーしちゃってるような気が…。、
カイコだけにマユをひそめてしまう僕であった。
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■ももクロサンボ。
2012年07月12日(木)
朝っぱらから娘・R(8才)と息子・タク(6才)がドタバタと歌って踊っていた。
「なつのおしりはまっしろー!」
「ソフトクリームで聖火ランナー!」
なんだそりゃ、嘉門達夫の歌かよ、と思ったら、ももいろクローバーZとかいうアイドルが歌っている曲だという。
「ポケモンのおわりの歌なんだよ!」
そう教えられ、そういえば日曜の朝、子供達が観ていたポケモンの番組で女の子達が歌ってたっけ…と思いだした。
かつて僕はこの子達にPerfumeのポリリズムのミュージッククリップを見せまくったら忠実にコピーしたり、また最近はNegiccoというアイドルの曲を聴かせまくって洗脳していたのだが、そんな父の努力も虚しく、あっという間にこっちの曲にはまってしまい、フリを覚えて息切れしてまでも踊りまくっている。ポケモンとマスメディアの力は凄いなあ…。
Rとタクのテンションはどんどん上がりまくりで、
「パソコンで動くの(動画を)見してよ」
と親をアゴで使う。ネットで検索すりゃなんでも出てくると思ってやがる…僕はドラえもんじゃねーぞ、何でもあると思うなよ!と説教しようとしたのだが、なんとドンピシャの振り付け動画がUPされていたのでまいっちんぐ。
ふたりはそれを見て充分学習し、また踊る体勢に入った。そして
「ビデオ撮ってー」
自分達の踊る姿を撮影せよと要求。
「やだ。めんどい」
「撮って!」
「はい…」
仕方がないのでデジカメで動画を撮ってやると、
狂ったように、しかしカメラを意識しながらニヤニヤと踊りまくる。
近付き過ぎるふたり。わざとこういうボケも交えつつ終わった後
「みして!」
早速動画を見て、自分達のおちゃらけ姿で大爆笑する。本当に自分が大好きだ子供達であることよ。僕なんて自分の録音した声を聞くことすらイヤだが。
何度か繰り返していくうちに何気にフリも上手くなっていく。そのうち「ももクロのライブ」連れてけとか言われたらどうしよう。
死んだフリの練習でもしておくか。
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■練馬シネマ。
2012年07月11日(水)
昨日の日記の続きで…。
息子・タク(6才)と長靴の買い物から帰って来てからしばらくすると、
「ポケモンの映画観たいなー」
もうすぐ公開されるというポケモンの新しい映画を観たいのだ、と娘・R(8才)とタクがふたりで騒ぎ始めた。
僕は必殺聞こえないフリで華麗にスルーをしていたのだが、
「観たいなー!映画館行きたいなー!」
となかなかしぶとい。僕だけではなく嫁にまでもおねだりをする。嫁におねだりしたって難攻不落だぞ…と内心ほくそ笑んでいたら
「そんなに観たいならパパにお願いしてみたら?」
なんと僕にキラーパスを寄越して来た。もしかしたら嫁も観たいのかもしれない…と思い、じゃあ前売り券を買ってやろうかと決意をした、
「でも、いっぺんに言ってくれよー!」
さっき長靴買いに行く時に言ってくれればいいものを。お出かけの二度手間である。
「しょうがないからまた行ってくるよ」
再び家を出ようとしたら
「今度はRがパパとお出かけするの!」
と必死にRが追いかけてきた。か、可愛いではないか。これだから甘やかしちゃうんだよなあ…。
さっきタクの長靴を買った西友を通り過ぎ、豊島園のシネコンに到着。とっとと買って帰ろうとしたら、
「ポップコーンの新しい味、いかがですかー!」
売店で店員さんが試食用の小さなカップにポップコーンを入れ、必死の売り込みをしていた。やはりシネコンって、映画チケット代だけではなく、こういうところでも稼がないと苦しいのだな…と理解しつつも買わないで、Rのぶんの試食だけ貰う魂胆で店員さんに近付いた。しかし店員さんは僕のぶんまでくれようとするので
「ひとつでじゅうぶんですよ!」
思わず返答がブレードランナーになってしまった。それでもRは
「パパあげる」
必ず自分の食べるぶんから僕に分けてくれるんだよなあ…いい子だよなあ…。家に帰るとRが
「ぽっくぽーん(うまく言えない)の試食したんだよ」
とタクに自慢気に話したので
「ずるい!ボクも食べたかった!」
絶対そう言うだろうと思っていたので
「お前だって西友でパンの試食したじゃないか」
すさかず言い返すと、タクはうーん…と唸って
「でも、ボク、パンとポップコーンだったら、ポップコーンの方がよかったなあ」
とブツブツと恨めしそうに呟くのであった。
シネコンのポプコンで怨恨が生まれてしまった、というお話でしたとさ。
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■3 A.M. Eternal
2012年07月07日(土)
真夜中。
翌朝、早く起きなければならないのに、ダラダラとパソコンのモニタの前に座り、やはりまだダラダラと起きているであろう人達のつぶやきが生まれては流れていくさまを眺めていた。
とあるアイドルのツイートにコメントしてみる。もちろん返事が来るわけもなく。僕以外のアイドルを取り巻くおっさんツイートもわらわらと生まれ、それらと一緒に僕の放った言葉は触れられることもなくまとめて沈んで行った。
いい加減寝よう。ようやく横になった。隣に娘・R(8才)が眠っている。この子は生まれてからずっと僕の隣で寝ているけど、そろそろ終わりが近づいてくるんだろうなあ…と寝顔を眺めながら切ない気持ちになっていると、やがて睡魔が襲ってきた。
ばばばばばばばっ。
眠りの世界に落ちたはずだったが、ものすごい物音によってすぐさま戻てきてしまった。雨だった。どんどん音が激しくなる。ふと横を見るとRの目も開いていた。
「パパも目が覚めちゃったよ。すごい雨だね」
もしかして怖いのかなーと思ったが
「みてみる!」
逆に興味深かったようでがばっと起きて窓から外の様子をじーっと眺め始めた。どざざざざざ、と本来静寂な夜の空間に響き渡る雨音は何やらチルアウト・ミュージックのように幻想的である。
僕もRの後ろで寝ながら見ていたが、同じ光景を見ていてもきっと受け止め方は全然違うのだろうな、と思った。僕も小さな頃は深夜自体が異世界であった。滅多に起きているはずもない時間帯に、たまに大晦日の夜に夜更かしして神社に行く時など、すべての店という店が閉まっているのを見て
「深夜すげー!コンビニさえ閉まってる!」
と感激したものである。(当時のセブンイレブンはその名通り11時で閉まっていた)
Rもそんなことを感じているのだろうか。いつもと全く違う光景。異世界への入口があるような深夜。
5分ぐらい見ていただろうか、ようやくRは寝床に戻って来て僕の腕にくるまって再び寝息を立て始めた。僕もあっという間に眠ってしまっていたようで、気付いたら朝。雨はいつの間にか止んでいた。
Rもこの雨のように、いつの間にか僕の隣からいなくなっているのかなー…。
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■娘と息子が水着に着替えたら。
2012年07月06日(金)
子供達の小学校ではもうプールの授業が行なわれている。
まだ本格的な夏ではないので、雨で中止になったり、気温と水温合わせて50度を越えないとこれもまた寒すぎて中止になったりで、なかなか入れない時もあるようで
「今日は入れるかなー」
などと娘・R(8才)と息子・タク(6才)がワクワクしていた朝。僕もスクール水着の女の子達と一緒に入りたいなあ…。いくら出せばそんなプレイができるだろうか、と朝っぱらから邪悪なことを考えていたら、嫁が
「着替える時は男の子も女の子もみんな一緒なの?」
と聞いていた。僕もわりと気になってみたり。するとRの答えは
「別々になって着替える」
とのこと。うむ。しっかりした教育環境である。カワイイカワイイRの素肌を誰にも見せてなるものか。一方タクの場合は
「別れないよー」
1年生はまだ男女別れないらしい。
「あら、隣の教室で着替えたりしないんだ」
空き教室が隣にあるのに使っていないのだという。まあ、1年生はそんなもんかねえ、と頷いていたら
「でも、ちんこが見えないように着替えるよ!」
とタクが恥ずかしそうに微笑んだ。うむ。紳士な着替え方でよい。調子こいてわざとちんこ丸出しで女子に見せびらかすヤツもいるからな。タクだって家ではRにそういうことをして僕に怒られている。
タクも1年生とはいえ、やはりちょっとは意識しているようだ。だったら別れて着替えさせてやればいいのに、とも思う。
僕が小学生の頃はどうだったか、と考えてみると、教室で着替えたのではなく、そういえば普通にプール隣に更衣室があったと記憶する。よく覗いたなあ…って今だったら捕まる。
学校の「きがえ」と「せきがえ」は言葉だけじゃなくてよく似ている。
どちらもドキドキする!
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■地震雷ダメ親父。
2012年07月04日(水)
昼間、わりと大きな揺れを感じる地震があった。
東京湾が震源なんておっかない。いよいよ魔人・加藤保憲の霊力により帝都に壊滅的な地震が(帝都物語の読み過ぎにより以下略)
夜、家に帰って来ると子供達は布団に入っていたが、僕が帰った物音で飛び起きてきた。
「パパ、地震あったでしょ」
娘・R(8才)も息子・タク(6才)も学校で揺れを体感したようだ。Rは普通に授業中で、タクのクラスは水泳の授業だったらしい。みんながキャーキャー言ったり、机の中に潜ろうとして頭をぶつけて笑われた、などというパニックぶりを僕に面白おかしく聞かせるのであった。
いつだったか、避難訓練の時は
「『おはしも』(押さない。走らない。しゃべらない。戻らない)を守るんだよ!」
と偉そうに言ってたくせに全然出来てないじゃないか。
それはともかく、Rが面白いことを言っていた。
「最初揺れた時、『ひとり地震』かなーって思ったんだけど、ホントに地震だった」
ひとり地震ってなんだ?と聞いてみると
「消しゴムをゴシゴシ消してる時とか、揺れてるって思うでしょー?それがひとり地震」
「なるほど」
子供の造語ってなんかカワイイ。
そんなほのぼのとした気持ちになったが、更におっかないのは、実はふたりの通う学校の校舎は、校舎を建てた際、建築基準法上必要な検査済証を取得していないという、モグリの建物だ、ということである。発覚当時は新聞記事にもなってた。区のうっかりにも程がある。
そんなことを子供達とキャイキャイ話していたら、そこはかとなく横で洗濯物を畳む嫁の背中から怒りのオーラが強くなっている気がした。子供達は寝ようとしていたのに僕の帰宅に文字通り寝た子を起こしてしまったためと考えられる。
「じゃ、パパはお風呂入ってくるから寝なさいね」
そそくさと浴室に逃げて、風呂から上がってきたらその通りガーガー寝ていた。子供も嫁も寝たので僕も「ひとり地震」しよーっと。
震源地は股間である。
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■社会のウィンドウズ。
2012年07月03日(火)
恥ずかしながら、ここ数年ろくに服を買っておらず、昔からのお気に入りを着倒していたらすっかりボロいのばかりになってしまった。
今年こそはバーゲンが始まったら大量に買おうかなあとぼんやりと思いつつ、まだ別にいいやとかなかなか重い腰を上げなかったら
「早く買ってこい」
と嫁にケツを引っぱたかれたのでようやく買いに行くことにした。ただし、もういい加減オッサンなので、かつて色気付いていた時とは違い、安い服でいいやと思い、H&MとかFOEVER21とかZARAとかベルシュカとか、そういうところばかり回って探すことにした。
こういう安いお店ってなんて言うんだっけか、そう、フィストファックだ、いや違うファストファッションだ、などと思い出しながら。
正直そういうお店って初めて入ってみたので知らなかったが本当に安かった(お高いお店も入ったことはないが)。ただ困ったのがあるお店でパンツ(下着ではないほう)を買おうとしたら、社会の窓がファスナーではなくてボタン留めなのである。これはウザイ。
緊急時に素早く出すことが出来ないではないか。この年でお漏らしとか情けなさ過ぎる。そうでなくてもいちいちボタンをひとつずつ外して、留め直して…なんて面倒なことこの上ない。安くてもこれじゃあなあ…と、他のファストファッション店で探してみてもやはりほとんどがボタン留め。ファスナーのもあることはあったが、あんまり履きたくない色とかだったり…。
で、ようやくよさげなのを見付けて買おうと思ったら
「裾のお直しはやっておりません」
「えー!」
フィストファ、じゃなかった、ファストファッションじゃそれが常識なのか…。またまた別のお店で確認しても
「バーゲン中なのでやっておりません」
「えー!」
僕は長過ぎるパンツを、忠臣蔵の松の廊下の如く引きずって履くしかないのだろうか。絶望のズンドコに叩き落とされそうになったその時、
「そういえばココ来る途中にあのお店があった。あそこなら…」
と思い出し、駆け込んだのはそう、ジーンズメイト!なんという懐かしい響き。学生時代以来ではないだろうか。店内に入っても雰囲気が80年代ぐらいからあまり変わってないような感じで、ノスタルジックな空気が流れている。高校生ぐらいの男の子と母親らしきふたりが一緒に服を選んでいるのも微笑ましい。
そこでちゃんと社会の窓がファスナーであるパンツを選び、レジに持って行ったら
「お直しは15分ぐらいで出来ます」
流石ジーンズメイトオオオオ!当たり前のサービスだと思っていたが、ありがたいことだったんだなあ…。しかも半額の品だった上に、
「ただいまタイムサービス中で全品更に10%引きですので」
もっと安くしてもらった。さっきバーゲン中だから出来ませんって言ってた店に聞かせてやりたい。
そんなファストファッション初体験でしたとさ。一品一品は安かったものの、調子こいて買いすぎてしまったので、いくら買ったかは、ファスナーだけに嫁にはお口チャックしておこう…。
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■イモいじるな。
2012年07月02日(月)
子供達とお風呂。
娘・R(8才)が何やらモタモタしているので、先に息子・タク(6才)とふたりで入っていた時のこと。
あっち向いてホイとか遊んでいたのだけれども、遊びながらタクが妙に自分のアレをいじくったり引っ張ったりしているので
「いじるな!」
と注意してみた。タクはソレから渋々手を引っ込めながら
「パパ、せっせっせのよいよいやろ」
5秒前にアレをいじくっていた手で僕の手をぎゅっと握った。ちょっと複雑な気持ち。
タクがのぼせて「もう出る!」と言い出した頃にようやくRが入って来た。Rは
「ねえ、割り算の問題出してー」
最近習い始めた割り算の問題をやりたいのだ、と珍しく勉強熱心。なので56割る8はー、などと問題を出してみる。Rはうーん、などとつぶやきながら考え始めた。それはいいのだが、何故か僕の股間がむずむずする、と思ったら…。Rが考えながら僕のアレをいじっているではないか!
「ちょと!いじるな!」
Rはえへへと笑いながら手を引っ込めたが
「なんでこんなの触るの!」
と聞いてみたら
「さわり心地がいい」
とのこと。
「そんな理由でさわっちゃいけません!」
将来、どこぞの男に
「オレの、さわってみるとすごい感触がいいんだぜー」
などと誘われたらホイホイ付いていきそうで心配である。今のうちからしっかりと注意しておかなければ…。
それにしてもふたりに同じ言葉で注意することになるとは…しかも「ちんこいじるな」、という情けない注意を…。
割り算だけに、割り切れない気持ちである。
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■ミゲル、泳ゲル。
2012年07月01日(日)
としまえんのプールがオープンした。
「木馬の会」という三角木馬マニアが集まる会、じゃなかった、としまえんの年間パスを購入できる会の会員である僕らに案内ハガキが来て、
「いきたいいきたい!」
それを見た娘・R(8才)と息子・タク(6才)が連れてけとうるさい。
「どうせ水が超冷たいよ」
「それでもいい!」
とのことなので行くことにした。
としまえん内にはいると、どこかの企業の福利厚生イベントらしき団体客と、コスプレイベントによる思い思いのキャラに扮したコスプレイヤーが入り混じり、程よいカオス状態。
毎年微妙な広告を打つことに定評があるとしまえん。今年は消臭力のミゲル君であった。去年はあんまり面白くなかったが、
一昨年は水着のオバサンを大量に集めた「TSM(としま or 年増)48」、
冬もスケート場の広告でこんなの作ってて、電車の中では予備校の広告と並んで貼られてたりしてなかなか面白かった。よくやるよなあ…。
更衣室でお着替え中、
「パパ、てるてる坊主のR撮って」
何故か着替えシーンの記録を残したがるR。
絶対水が冷たいに違いないのでラッシュガード必須。
プールもガラ空きかと思ったらそうでもなく、ほどほど入っている。
「早くプール入りたい!パパ!早く浮き輪に空気入れろ!」
プールを目の前にしたふたりは超偉そうにワクワクソワソワし、浮き輪を受け取った途端、波のプールに走って行った。そして
「ぎゃああああ、冷たい!」
速攻でトンボ帰りしてきた。
「甘えるなー!また入ってこい!」
またプールに戻して適当にふたりを沈めると水の冷たさにも慣れてきたようで、いつもの調子で暴れ始めた。波のプールで1時間ほど遊び
「こんどは流れるプールにいきたい!」
ということで移動。しかしこの時点でタクの唇の色が藤木以上に紫になっており、Rも
「寒い。寒い」
と先程のてるてる坊主状態になってしまった。おなかも空いたとのことなので、休憩&昼食タイムとした。
「あっ!ゆうた!」
食べている時に、タクの同級生の男の子とそのママさんに会う。そのママさんというのが若くてムチムチで色っぽいビキニ姿で、子連れママだというのに超けしからん。同じママだというのにウチの嫁とは何もかも違う。
「こんにちは。寒いですネ」
なんて話しかけられちゃったりして、
「ええ、そうですね。ウチの子はもう震えてますけど、ゆうた君は元気ですねえ」
僕も表向きは紳士的に話していたが、お陰様で寒い体も水着の中が一部、湯たんぽ的に熱くなった。
一旦水の外に出て暖まってしまうと、再び冷たいプールの中に入るのはかなり根性がいるものである。ゴハンを食べ終わって、流れるプールに入ろうとして足の先だけちょっと水に触れてみたら波のプールよりも冷たくて、
「やっぱりもういい〜」
根性のない僕らは流れるプールで遊ぶことなくリタイアしたのであった。だいたいそんなもんだろうとは思っていたけど。
プールの後はアトラクションで遊ぶ。
お気に入りのアトラクション「トロイカ」。
おやつタイム。マリオンクレープ超好きなふたり。
あじさいがキレイ。コスプレの人達もたくさん撮影中。
僕自身はふたりがアトラクションに乗っているのを見ているだけだった。一緒に乗ってもいいのだが、Rとタクが好きな横回転系の乗り物に乗ると年のせいか気持ちが悪くなるだけなのである。
それでも今日初めて乗ろうとした「パイレーツ」という海賊船がブランコみたいに揺れるヤツは、横回転ではなく上下のみの縦の動きであり、まだRとタクは大人の付き添いが必要な身長なこともあって一緒に乗ってみたのだが…。
「たのしかった!」
「怖くなかった!面白かった!」
大喜びするふたりとは逆に、やっぱり気持ち悪くなって脂汗ダクダクな僕であった。としまえんには「パイレーツ」とは別に更に巨大な「フライングパイレーツ」という兄貴分の海賊船もある。よほど巨乳好きなのか…ってそのパイレーツ違う。
気持ち悪くて吐きそうだっちゅーの。
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