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■ハナーヂー・In・The・E.K.D.
2012年08月31日(金)
とある日の昼間、息子・タク(6才)が鼻血を出していた。

「パパ!たっくんがはなぢ!」

いち早く発見したのは娘・R(9才)で、僕がその叫びを聞いて飛んできた時にはRが早速ティッシュを取ろうとしていた。

しかしRの背よりだいぶ高い棚にあったため、手をエッチラオッチラと伸ばしてティッシュを動かしつつも、周りにある色んな物をボトボト落としていたため棚の下が鼻血並みに悲惨な状況になっていたが、誰が弟想い故のこの行動を誰が責められようか。

「大丈夫かい?」

タクにティッシュを渡して鼻の入口に当てるように言い、なるべく下を向かせた。僕が子供の頃のやり方が違うためどうしても違和感がある。昔やってた、上を向いて寝るのはダメだし、うなじを叩くのも良くないらしい。

ティッシュを丸めて突っ込んどくのは今もアリのようだが、血で染まってきたからといって替えるのは良くないらしい。取り替えの際に内部を傷付けるからだという。

「パパ、こぼれちゃった」

「いーからいーから」

ティッシュを替える際にカーペットにポタポタと血が垂れてしまうのを健気にも謝るタク。ういやつじゃのう…。

「鼻の穴ひっかいたか?」

と聞いてみると

「ちがう」

タクは否定するが、左の鼻の穴からしか鼻血が出て来ないのでやはり中を引っ掻いたのだろう。この時の鼻血は10分ぐらいで止まった。

夜、寝る時に

「念のためにタクの枕元にティッシュ置いておこうか」

なんかそういう予感がして準備して寝たら

「おきて!はなぢ!」

やっぱり再び鼻血が噴出したようで、真夜中タクに叩き起された。時計を見ると2時。既にタクは自分でティッシュを取り、鼻に当てている。鼻血にすぐ気が付き飛び起きたようだ。

「よくすぐ起きられたねえ」

あまりナーバスになっても可愛そうなので、そんなことを褒めながら昼間と同じように血を止めた。翌朝、嫁が

「タクが鼻血だってのは知ってたけど、どうしても起きられなかったよ…寝たの1時だし」

と呟いた。僕は

「しょうがないよ。その代わり僕がすぐ起きられたからいいよ」

そう、ちょっと僕が得意になって言ってみたら

「あなたはたっぷり寝てるでしょ!子供達と一緒に寝てるんだから!」

私はその後も起きてんのよ!と、かあさんが〜よなべ〜をして〜を地で行く嫁にディスられてしまった。

ちなみに僕がまともに鼻血を出したのは、高校生が最後ではないだろうか。前の晩、ライスチョコを死ぬほど食いまくって数学のテストとにらめっこしていたら急に答案が血に染まった。

「せ、せんせい〜」

すぐさま手を挙げて数学教師を呼んだのだが、その教師が最初に言い放った言葉は

「オレ、ティッシュ持ってねぇぞぉ」

という超他人事であった。ティッシュなんざどうでもいいからまず

「大丈夫か?」

と声をかけて欲しかった…という暗い思い出があったのである。

セブンイレブンいい気分ならぬ
微分・積分・鼻血ブー。なんちて。

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■鬼は外。娘はうち。
2012年08月30日(木)
娘・R(9才)と喋っていたら、

「うちはね」

「それはうちの」

などと、自分のことを「うち」と読んでいることに気付いた。これまでは

「Rねえ」

と名前で呼んでいたのだが変わったようだ。3年生にもなるとそういうお年頃なのだろうか。確かにいい大人になっても自分のことを名前で呼ぶような女の子はちょっとアレな感じだけれども、Rはもうちょっと「Rねえ」と言ってて欲しかったような気がする。

そういうお年頃なんだろうなあ、と思いつつ

「Rちゃん、なんで自分の名前じゃなくて『うち』に変えたのかな?」

と心境の変化を聞いてみたら

「わかんない!」

ちょっと照れた顔を見せて答えた。あまり話したくないらしい。しかし自分のことを「うち」と言うのは栃木生まれの僕にはちょっと首を捻ってしまう。今いる練馬でもあまり使わない。関西かラムちゃんが使う言葉だ、というような漠然とした違和感がある。

おそらくRと一番仲の良いお友達が、やはり自分のことを「うち」と呼んでいるのでその影響だろうと思う。なので

「『うち』じゃなくて『わたし』にしてみれば?大人もそう呼ぶのが正しいんだよ」

と教えてみたところ

「『わたし』はやだ!」

何故か強烈に拒否されてしまった。そういえば息子・タク(6才)もちっちゃい頃は自分のことを

「たっくん」

と呼んでいたのにいつの間にか「ボク」「オレ」に変わっている。これも成長の証なのだろう…。

で、僕もいつかは自分のことを「ワシ」と呼ぶ日は来るんだろうか。

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■ミゲル泳ゲル。としまえん。
2012年08月29日(水)
有給休暇最後の日、個人的夏の締めくくりとして、子供達を連れてとしまえんのプールに行った。

平日ながら学生はまだ夏休みなので若い子がおっぱい、じゃなかったいっぱい。娘・R(9才)と息子・タク(6才)と全力で遊んだ。流れるプールではふたりに抱き付かれたり引っ張られたりで水着が脱げて半ケツ状態になったりして危険な目にもあった。

しばらくプールに浸かった後、休憩のため出てみると結構寒いんである。

「さむい!あったかいの食べたい!うどんとか!」

Rとタクも叫んで夏とは思えないようなことを訴える。まだまだ暑いようだけれども夏も終わりなんだなあ…。しかし夕方まで遊びまくった。で、帰ろうとしたら

「乗り物も乗りたーい」

ということでアトラクションをいくつか回ってみる。とある横回転系のマシンではRとタクが乗り込んでいる姿を見て、

「ほら、あんな小さな子も乗ってるよ!あんたもやってきなさい!」

「えー、オレ、こういうの苦手だから」

母親と中学生ぐらいの息子らしきふたりが話していた。中学生男子よ、気持ちはよく分かる。僕もオッサンになってからすっかりこういうのがダメになってしまった。だからRとタクが乗るのを見ていることしか出来ない。

で、次に乗りたいと言ってきたのは「パイレーツ」という海賊船の乗り物。振り子のように急上昇と急降下を繰り返す。これも僕は見ているだけにしようと思ったのだが、係の人にRとタクの身長では大人の付き添いが必要なのだと言われてしまう。

「えー、こういうの苦手なんだけど…」

先程の中学生男子と同じ泣き言を吐いてしまったけれども当然許してもらえず。僕を真ん中にRとタクを脇に座らせる形で乗り込んだ。

「パパ、怖いの?」

とRが心配そうに覗き込む。

「いや、怖いんじゃなくて、気持ち悪くなっちゃうんだよ。酔って吐きそうになる…」

若い頃は平気だったのに年は取りたくないモノである。そんなことを話していると乗り物が動き出したので一気に気分が悪くなる。一方タクは

「吐いちゃうの?ゲロ吐いてもいいから頑張って!」

などと調子のいいことを言っているので

「今ここで吐いたら君にもゲロがかかるぞー。流しゲロっていうんだ」

と言い返してやると顔色が変わり

「そういうこと言わないでぇ」

まじで半ベソになっていた。ベソをかきたいのは僕も同じで、乗っている間はとてつもなく長い時間に感じ、ようやく終わった時は吐くことはなんとか我慢出来たものの、脂汗が止まらない。これって貧血に近くないか…。

プールで半ケツ。遊園地で貧血…。

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■女の60分。
2012年08月28日(火)
朝、

「3年○組のまえだみどりですけど、Rちゃんいますか?」

と電話が掛かってきた。娘・R(9才)のクラスメイトである。僕はその子のお父さんとは昨日の日記にも書いたソフトボールの集まりで知り合った。オヤジ達が練習をしている間、子供達は子供達で一緒に遊んでいたのである。電話は

「今日、一緒に遊ぼう」

というお誘いであった。みどりちゃんからそんな電話が来たのは初めてだったので、オヤジの繋がりが子供の繋がりを広げたのだとしたらちょっと嬉しい、などと思ったりした。

午後に学校で遊ぼうということであったので僕が水筒などを持って一応付いて行った。息子・タク(6才)は先日からお腹の調子が悪く、また、午前中に鼻血を出したりと明らかに夏の疲れが溜まっているっぽいので仮面ライダーのDVDを流して留守番させておいた。

みどりちゃんはウチまでひとりでやって来た。彼女は一緒に学校の校門をくぐり、昨日遊んでいたあたりの石庭に駆け寄ると

「あ、あった」

石の上に無造作に置いてあった何か四角いモノをひょい、と取り上げた。

「それ何?」

「でぃーえす」

よく見たらそれはニンテンドーDSであった。

「もしかして昨日忘れたの?」

びっくりして聞いてみると「うん」と返事をする。

「なんで昨日のうちに取りに来なかったの?取られちゃってたらどうするの!」

よそさまのことながらのんびりし過ぎだろう、と口調を荒げてしまったが、

「でも昨日はソフトボールの練習の後は誰も来なかったでしょう?」

とみどりちゃんは弁明する。それは結果的にそうだったかもしれないが…。おそらくみどりちゃんは昨日、家に帰ってからDSを忘れたことに気が付いたが、怒られるのがイヤで親に言えなかったのではないだろうか。

学校に探しに行きたいけどそれも言えないので、昨日一緒に遊んだRと今日も学校で遊びたい、ということにしたかったのでは…そんな気がした。昨日はRの他にも何人か子供達がいたけれども、Rだけが同じクラスであった。同じクラスなら連絡網で電話番号が分かるし。

そんなことはRに分かるはずもなく、みどりちゃんも心配事が片付いたせいか、ふたりはブランコに乗り、遊び始めた。ブランコを揺らしながら大声でお喋りをして盛り上がっている。僕は木陰で涼んでいて聞いてないフリをして思いっきり聞いていた。

「あのねー、えみちゃんがみどりちゃんとは喋るなって言ってたよ!」

「えー!なにそれ!」

女同士の派閥争いの話だろうか。

「ケンジのペアってまゆちゃんになっちゃんたんだね!まゆちゃんかわいそう!ケンジじゃなくてせめてマサキだったらよかったのに!」

男の品定めだろうか。

「こないだケンジにおなか蹴られたよ!」

ケンジ最低。ていうか3年生とはいえ、女のトークって怖いなあ…。

遊び始めて30分ぐらいだろうか。

「あれー!いたのー?」

ユカリちゃんというやはり同じクラスの女の子がやって来た。ひとりで遊ぶつもりだったらしいが偶然R達を見つけて大喜びな様子。しかしユカリちゃんを見た途端、みどりちゃんが見るからにものすっごい不機嫌になってしまった。

あまりよそさまのお子様を悪くいいたくはないのだが、ユカリちゃんという子は結構自己中で、嫌っている子が多いのだという。みどりちゃんもそのひとりで

「わたし、帰るね。ばいばい」

「ええーっ」

なんと、あっさり帰ってしまった。30分ぐらいしか遊んでないのに…。一方Rは頭がお花畑というか、右から左へというか、みどりちゃんのように自己中なゴリ押しに反発できる強さがないというか、結果的に露骨に嫌う態度を表に出さないため、ユカリちゃんには好かれている。

ふたりはみどりちゃんが帰った後もしばらく遊んでいた。Rに誕生日のプレゼントをくれたりして、いい子だとは思うんだけどね…。そんな3年生女子の人間模様。子供とはいえ色々あるんだなあ…と、ちょっと涼しくなったのであった。

留守番させているタクがちょっと心配だったため、1時間ぐらい遊んでから帰ることにした。ウチに帰るとタクはふんぞり返ってDVDを見ていて、それはまだRが見たことがないモノであったため、

「Rも見たい〜。最初から見ていい?」

とRがタクにお願いした。しかしタクは

「だめだね!」

タク、お前、ケンジ以下って言われても知らないぞ…。女は怖いぞ…。

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■セミヌード。
2012年08月27日(月)
小学校の校庭にてソフトボールの練習。

小学生の父親達が集まったチームである。某六大学野球部に所属していた若いイケメン先生や副校長先生も一緒に参加してくれて、チームに加わってくれたり、校庭の確保やお茶も出してくれたり他、お世話をしていただいて大変ありがたいことである。

ちなみに副校長先生は女性で、そのマネージャー的なお世話をしていただいてることから、みんなから「南ちゃん」と呼ばれることになった。しかしおそらく

「朝倉南!40才!」

のいとうあさこより年上だと思われ、それは谷亮子が「ヤワラちゃん」と呼ばれるのと同じニュアンスではあるが。

父親達と一緒に、子供達も何人か付いてきた。ウチの娘・R(9才)や息子・タク(6才)もその子供達に含まれる。同じ学校の児童達なのですぐさま仲良く遊び始め、なんか知らんがすごい盛り上がっていた。

親父達が汗だくになって練習し、その休憩時間。タクが

「パパ!パパ!」

ものすごい勢いで走って来た。真剣な顔をして呼ぶので

「どうした?」

誰かケガでもしたのかと思ったら

「セミが交尾してる!来て!見て!」

とのことでひっくり返りそうになった。

「いや、いいよ…」

人間の交尾ならともかく、セミの見てもなあ…。コメント求められても困るし、と思ったのだがタクに強引に交尾現場まで手を引っ張られた。するとRまでもが

「セミの交尾だよ!」

と興奮気味に語っており、女の子があまり交尾交尾言うものじゃありません、とたしなめようとしたけれども、なんでダメなの!と食い付かれたらどう説明しようか迷ってしまったため苦笑いが浮かぶのみの僕。

子供達が円陣になって取り囲んでいる中心に、セミはいた。地べたでえっちらおっちら励んでいる出はないか。ちょうど体位48手で言うと「こたつ隠れ」みたいな。

コタツ隠れ
イメージ図。勿論この図のように半身を起こしていたわけではなく、お尻とお尻の先をくっつけていただけであるが。体位48手…。TII48。なんつって。

ひどいことに子供達は「交尾だ交尾だー!」とわめきまくって取り囲むだけに留まらず足で地面を蹴って砂をかけたりしている。

昔、中学の部活で遅くなった帰り、中学校の駐車場に車を止め、車の中でみだらな行為をしていたけしからんカップルを見つけ

「うわー!やってるやってる!」

と部の連中で取り囲んだことを思い出した。そのまんまの光景ではないか。しかし僕らが取り囲んだのはバカップルだけれども、子供達がいじめているのは、力を振り絞って子孫を残そうとしているいたいけなセミである。

「可愛そうだからやめなさい!死んじゃうよ!」

他の遊びをしろ、と強制的にセミの近くから追い払い、僕も練習に戻った。セミの交尾の性交、じゃなかった成功を祈りつつ…。

交尾中、セミたちは鳴いてはいなかったがせっかくだから鳴けばいいのに、と思った。

セミの交尾だけに突く突く奉仕。なんちて。

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■外野が俺にもっと輝けと囁いている。
2012年08月26日(日)
夏なのに子供達が家の中でダラダラしているので

「夏だから外で暴れようぜ」

とケツを引っぱたくのだがイマイチ反応が悪く、

「外だと暑いから児童館なら涼しくていい」

という非常にだらけた答えが返ってきたので外に放り投げようとしたのだが、炎天下のアスファルトのミミズみたいになりそうなグダグダぶりだったので児童館に連れて行った。

ま、児童館なら僕も図書室で手塚治虫全集なぞ読みながら涼んでいられるからいいか…と思ったら甘かった。体育室でドッジボールに付き合わされ、早速汗だく。息子・タク(6才)などは開始5分でボウズ頭から汗を流し、野良犬のようなフレーバーが漂う。

その後は娘・R(9才)が

「人生ゲームやりたーい」

今度は人生ゲームを借りて3人でバトル。ドラえもんバージョンのもので、ゴールでのび太がしずかちゃんもしくはジャイ子と結婚するかで明暗が分かれる。世知辛いこの世の中、ジャイ子とはいえ絶対結婚できるという設定がヌルいような気がする。ていうかのび太の女関係って近所関係のみで他に広がりようがないのか。

結果、僕がボロ勝ちしてしまいタクが泣きべそをかくというイヤな展開になりつつあったが、

「タクの好きなことしていいから」

と励ましてやると

「またドッジボールしたい…」

とメソメソと言うのでもう一度体育室に行きテンションを上げていると

「パパ!」

またもや汗だくの野良犬になったタクが突然叫ぶ。

「なんだ!」

「うんち!」

ずだだだーっとトイレに駆け込んで行った。5分後、

「ちょっと漏れてた…」

ショボーンとしながら戻って来た。

「見せてみろ」

トイレに戻ってパンツ判定を行なう。こないだ医者に行って薬を飲ませているが、まだお腹の調子が良くないのだろう。レベルによってはただちに撤退しなければならん。

レベルA:ダダ漏れ。ただちに撤退レベル
レベルB:漏れ漏れ。ただちにパンツ取り替えレベル。
レベルC:ちょい漏れ。ただちに影響ないレベル。

「うーん、C!」

まあ多少はいいか、ということでドッジボール続行。ただ

「やーいウンコマン」

と冷やかしたら泣きながら本気でボールをぶつけて来た。

ドッジもドッジである。

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■麺を打て。ボールを打て。
2012年08月25日(土)
昨日の日記に書いた通り、息子・タク(6才)がお腹が痛いと言うので医者に連れて行ったら、おそらく夏の疲れせいで胃腸が弱っている、ということで、

「消化のいいものを食べて下さい」

と言われたにもかかわらず

「お昼はラーメン食べたい!」

と言い張って聞かない。

「ラーメンって消化に良くないんだぞ」

と説得しても

「だって食べたいんだもーん」

いかに自分がラーメンを食べたいかを話し、しまいには 「かいけつゾロリ あついぜ!ラーメンたいけつ」などという本も読み始めてしまってラーメン食べたいアピールが最高潮に達してしまった。

結果、僕も食べたくなってしまったのでお昼はラーメンとなった。

麺や金時
日芸の近くの「麺や金時」というお店。塩ラーメンと、源醤ラーメンという醤油ラーメンとはひと味違ったラーメン。安くて美味い。大盛り無料だし。僕と娘・R(9才)と息子・タク(6才)の3人で2杯のラーメン。Rもタクももの凄い勢いで食べていた。そろそろひとり1杯にしないと足りなくなるのかもしれない。

話はがらりと変わり、僕は近所付き合いでソフトボールをやらなければならなくなった。これまで徹底的なインドア派にして運動音痴にも程がある僕。経験などビタイチない。そのためちょっとでも慣れておくか、ということでバッティングセンターに行こうと考えた。

バッティングセンター。略してバッセン。クリスチャン・バッセン。下ネタ大好きな僕としてはバッティングセンターと聞くと

「僕はペッティングセンターの方が好きだなぐへへへ」

みたいな、お股を開いた女性がズラリと並ぶような光景を思い浮かべてしまうのだが、

「君達もバッティングセンターに行ってみるかい?」

と子供達を連れて行こうとしたら、

「パッチンセンター?」

Rがすさまじい空耳アワーだった。ポール牧みたいな人がたくさん集まってパッチンパッチン練習している様子が思い浮かぶ。Rめ、なかなかやりおる。子供の想像力はオッサンのエロ妄想よりもっと上だった。

そんなわけでペッティング、じゃなかった、パッチン、じゃなかった、バッティングセンターに行ってくるザマス。

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■イシャはどこだ!
2012年08月24日(金)
僕は有給。

息子・タク(6才)はお腹がキューらしい。

昨日の日記にも書いたように、お腹が痛い状態が続いているらしい。

超痛いわけでないが「もよん」とした痛さ、下痢ではないが、やわらかうんちくんとかちかちうんちくんの間、そんな揺れる乙女の恋心のような微妙で繊細な症状が続いていた。

嫁は仕事なので僕が医者に連れて行くことにした。娘・R(9才)はひとりでお留守番である。

「だいじょぶ?テレビつけててもいいよ。誰かが来ても絶対開けちゃダメだよ。いないフリしてなよ。宅急便ですって言われても絶対開けちゃダメだよ」

「だいじょぶだってば!!何回もやったことあるもん!!」

もうひとりで留守番出来ていい年齢だし、実際したことがあるのだろうけれども、可愛い可愛い娘だし練馬とはいえ大都会東京だし、ということでどうしても心配になってしまう。

後ろ髪を引かれつつタクを小児科に連れて行った。

「こんにちは!どうしましたか」

先生のトイメンに座らされたタクは、テレがあるせいか

「えっとー、お腹が痛くて…」

喋りながらイスと共にろくろのようにくるくる回り始めたではないか。これはお行儀が悪い。

「回るな回るな!」

と注意せざるを得なかった。

さんちゃん、来ちゃった
「さんちゃん、来ちゃった」「回るな回るな」の明石家さんまと島田紳助を思い出してしまったではないか(古いなあ)

診察の結果、

「暑さによる疲れですかねえ。胃腸が弱ってます」

とのことで…。

「ウィルスとか伝染するものの可能性はありますか?」


「うーん、断定は出来ませんが症状がそんなにひどくないので多分ないでしょう」

そう言われた。薬を出しましょう、ということで

「僕は粉のお薬は飲めるかい?」

との先生の問いかけに

「はい!だいじょうぶ!」

かっこよく答えたタクであったが、いざ薬を貰って家に帰って飲ませようとすると

「えー。苦そうでやだなあ」

「お前大丈夫って言ったろ!」

早くお腹の調子が回復してもらいたいものである。一番イイのはこの日記を読ませることかもしれない。

お腹の具合も日記の内容もくだらない。なんちて。

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■腹痛とピューロランド。
2012年08月23日(木)
朝、息子・タク(6才)がトイレに籠っていた。

長いので心配して声をかけてみると

「お腹が痛いの」

だという。しばらく粘って出て来たが、お腹が下っているわけでもないようだ。どんな感じなのか聞いてみた。

「どんな風に痛いんだ?下痢みたいな感じか?」

「げりってなに?」

「おなかがぎゅるるるーってなってうんちが出ちゃう、みたいな」

「うーん、そんなんじゃない」

「じゃあチクチクする感じ?」

「…ちがう」

「じゃあ、なんだ、こう、もよよーんとした感じ?」

「うん」

「もよよーん、か…」

僕も子供の頃、親に聞かれてどう表現していいのか分からなかったのを覚えている。痛みを言葉に表わすのは難しいのだ。

今日は嫁がサンリオピューロランドに連れて行く日だったようで

「お腹が痛いんじゃ行けないね」

と嫁が言うと

「えええー」

まさに泣きっ面に蜂みたいな、とても悲しそうな顔になってしまっていた。

「無理しないで。今日じゃなくてもいつでも行けるから…。プリンは逃げないから…」

となぐさめられていた。タクはサンリオキャラの中でもポムポムプリンが大好きで、結婚したいとまで言い張っている。ピューロランドの中にはポムポムプリンの着ぐるみキャラがいるのでプリンに会うことを一番楽しみにしているのだ。

が、しばらくして朝ごはんになるとモリモリ食べていた。

「あれ、お腹痛くないのか?」

「だいじょうぶ!痛くない!」

気合いで治したのだろうか…。いつも「プリン、カワイイ!」とぬいぐるみを抱き締めているタク。サンリオキャラを愛でるなんてまるで女の子のようであるが、

「プリンに会えるといいね」

と言ってみると

「会えるといいね、じゃねえよ、会いに行くんだよ!」

変なところで男らしかった。

結局お腹の調子は回復したのでピューロランドに行ったようで、僕が夜に仕事から帰って来ると

「みてみてー!」

娘・R(9才)とふたりして競うように買って貰ったプリンのグッズを見せて大喜びしていた。Rもタクの影響でプリンが大好きになってしまったようである。

何度もオチに使うようであるが、僕はポムポムプリンよりムチムチプリンが好きである。

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■本を積むよりブックオフ?
2012年08月22日(水)
夜、家に帰って来ると、僕の机の周りに本が散乱していた。

本棚に入りきらず、机の上に積んでおいたものが一斉に雪崩を起こしていたのだ。

「私が帰ってきた時からそうなってました」

と嫁が言う。こんなもんだれも片付けたくはないわな…。1冊ずつ拾いながらまた積み直したりして。ほとんどマンガなのが教養の無さを表わしている。

翌朝、息子・タク(6才)が

「パパ!きのう本がいっぱい落ちてたでしょう!」

と僕を責める。

「うん」

「なんでそうなったか知ってるよ!」

「え、教えて」

「積んであった本が崩れたから!」

「お、おう、そりゃそうだけどさ…」

なんで崩れたかを教えてくれるのかと思った…。タクは得意気に僕に説明した後、

「まったく、捨てればいいのに!」

といっちょまえのことを言う。きっと嫁がタクの前で同じことを言ってたんだろうなあ。

「それはね、君がおもちゃをなかなか捨てられないのと一緒で、本もなかなか捨てられないのさ。もしどうしても、ってなったらブックオフに売るよ」

タクにはそう言っておいた。

「ブックオフってなに?」

タクはブックオフを知らなかったので

「お前も行ったことがあるだろう。かいけつゾロリの本が100円で売ってたとこ」

と説明すると

「あー、あそこかー!」

理解出来たようだ。

再び積み上がった本達を眺めつつ、本当に古本屋に持ってかなきゃダメだな、と思った次第であった。地震が来たら危ないし。

フルホンだけにノホホンとしていちゃダメ。なんちて。

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■Mr.オクラ。
2012年08月21日(火)
以前、日記に書いた、娘・R(9才)が育てているオクラの話。

なかなか花が咲かなくて観察日記が書けない、と悩んでいたが、ある朝、一輪咲いているのをRが発見した。

「お花咲いたからオクラ中に入れて!」

嬉しそうに叫び、僕をアゴで使おうとする。玄関の外にあるオクラの鉢植えを家の中に入れろと言うのだ。

「外で描けばいいじゃん」

「虫に刺されるからイヤなの!」

「はいはい」

よっこいしょういち、と鉢植えを中に入れると、Rは早速絵日記を描き始めた。

「うーん、パパ、お花描くの間違えちゃったから色鉛筆消せる消しゴム出して」

「そんなもんねえ!!。間違えたら間違えたで、それはそれでひとつの作品だよ」

「買ってきて」

「ないっつうの」

パパは便利屋でもドラえもんでもありません!

「ねえパパぁ」

「今度は何だ!」

「ぶつぶつがいっぱいついてるう」

よく見ると、オクラの茎や葉っぱに透明な小さいツブツブがいっぱい付いているのである。

「虫の卵かな?」

と嫁も覗いてそう言うと

「やーだー!パパ取ってー!」

Rは悲鳴を上げた。

「はいはい、取ってあげますよ」

最初はアブラムシの卵かと思ったが、アブラムシの卵って、とびことかキャビアのようなビッシリ付いているイメージがあるが、これはパラパラと散っているような感じだ。そしてほとんど無色透明。潰してみるとやっぱり透明な液がじわっと漏れる。

なんというか卵っぽくなかったので疑問を持った僕。こういう時こそインターネッツだろう、ということで調べてみたらドンピシャな答えが見付かって、これはオクラの「樹液」だということが分かった。

「卵じゃないってよ」

「よかったー」

というわけで現在も虫に食われた様子もなく順調に育っている。ただ、花はほんの1日で落ちてしまった。あの緑で苦くてネバネバした凶悪な野菜を生み出す植物(僕は食べ物としてのオクラは嫌いである)とは思えない程の黄色くてカワイイ花だったので、写真を撮っておけばよかったなあ、と後悔している。

ひとまずRの観察日記はオクラ入りすることなく無事完成しそうである。暑さにも負けず、Rの水遣り忘れにも負けず健気に育つオクラ。もしモノが言えたとしたら、彼はきっとこう言いたいに違いない。

ハーイ、チャーン、バーブー。

オクラちゃんである。なんちて。

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■銀座のイモの物語。
2012年08月20日(月)
近所の商店街、江古田銀座の納涼大会ということで、嫁と子供達と行って来た。

江古田
食べ物の屋台だけでなく「将棋屋台」なるものもあって、羽生さんの写真を顔面に貼ったニセハブ名人が子供の相手をしていたり。

江古田
また、銀行の駐車場をブルーシートで覆ったステージでヒーローショーが行なわれていたり、ギター一本抱えた地元在住シンガーが歌っていたり。アンコールがかかると、しばらくギターをいじくっていたが

「ギターのチューニングが悪くてできません!すいません!」

と帰って行ったり。また、金魚すくいや輪投げがタダで出来るので娘・R(9才)と息子・タク(6才)も喜んでやっていたり。緩い感じでいい雰囲気のお祭りである。

Rとタク
この日はRが好調で、金魚すくいもサクッと金魚をゲットし、輪投げも入りまくりで

「じゃ、景品どうぞー」

色々選べる景品の前で迷ってしまっていた。すると係の人が

「これカワイイからどう?」

と渡されたのを貰ってきたが、よく見るとコンタクトレンズのケースだった。これをどうしろと。

ドナルド
再びステージに戻るとドナルド(ディズニーじゃない方)のパフォーマンスが行なわれていた。一緒にいるマックのお姉さん店員方がポテトのタダ券を配っていたので僕らも人数分しっかりもらった。

帰る時になって、酔っ払っていい感じになったおじさんが近付いてきてRとタクに

「ポテトの券もらった?」

と聞いてきた。

「もらったよー」

と言ったのだが

「そうかそうか、じゃああげよう」

もらった、って言ったのにまたRとタク1枚ずつもらってしまった。さすが酔っ払い。聞いちゃいねえ。

そんなわけでタダのポテト券を大量にもらってしまったため、家に着いた時の挨拶は

「タダイモ」

であった。なんちて。

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■「お前どこ小?」「出不精」
2012年08月19日(日)
金曜日の晩、

「土曜はポケモンスタンプラリーかなあ」

などと考えていた。2週間前の日曜日だったか、娘・R(9才)と息子・タク(6才)は、ボケーッとしまくりで朝ごはんを昼まで食べるようなダラけ切った過ごし方をした挙げ句、午後になってから

「ポケモンスタンプラリーに行きたい〜」

などとおとぼけ過ぎなことを言い出したため

「今から出掛けたってすぐ終わっちゃうよ!(スタンプラリーは4時半ぐらいに終わってしまう)言い出すのが6時間遅い!」

と一蹴したことがある。お前らがボケッとモンスターじゃあ!ということで…。次の週の土日は栃木の実家に帰郷だったので、明日の朝「やりたい」と言い出すんじゃないか…と思った次第である。

土曜の朝、むっくりと起きたタクに

「今日は何して遊びたい?」

と聞いてみたら

「ポケモンスタンプラリー!」

やっぱりそういう返事が来たので、じゃあ準備するか…と支度をすることにした。ちなみにRは

「うーん。どうでもいい」

とのことで積極的に行きたいわけではないらしいがみんなが行くなら行く、ぐらいな感じであった。

じゃあとっとと朝ごはん食べて着替えて…と早く出掛けられるように子供達を煽っていたのだが、ふたりが何やらぬいぐるみでチマチマと遊び始めたので

「おい、スタンプラリー行けなくなるぞ」

余計な遊びしてるんじゃない、と怒ったら

「やっぱり行かない〜」

「なにー!」

「なんでよ!」

「ごっこ遊びするの」

「なんだそりゃー!せんかく準備してたのに!」

ものの1時間弱で前言撤回。親を振り回すにも程があるだろ、と思って怒ったのだけれども、ぬいぐるみでチマチマ遊ぶなんかの「ごっこ遊び」が楽しくなってしまったらしい。

「タクはいつもそうでしょ。目先のことしか見えないんだから」

せっかく土曜日時間空けていたのに…。波平だったら「バッカモーン!ポッケモーン!」と怒鳴っているレベルである。

僕も嫁とお医者さんごっこでもしようかな。

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■オクラシリミキサー。
2012年08月18日(土)
朝、暑さのせいでだれよりも早く目が覚めてしまった。

僕の左に娘・R(9才)が、その左に息子・タク(6才)が、そして一番左端に嫁が背を向けて寝ていた。

子供越しにこちらに向けた嫁のおけつが見えるので、ムラムラするような、カンチョー一発かましたいような複雑な気持ちで眺めていて、ちょとひと撫でしておくかとそーっと手を伸ばしたところ、

「オハヨウ!アサダヨ!」

というむかつく目覚まし時計のアラームがけたたましく鳴り響き、慌てて手を引っ込めた。目を覚ましたタクががばっと起き上がり時計を叩いてアラームを消した。

そのままスタスタと歩いていくので、トイレにでも行くのかな、と思ったら団扇を持って来てパタパタと嫁を扇ぐではないか。

「たっくん、ありがとー。やさしいねー」

嫁も目を覚ましてタクに微笑んだ。ああ、僕は何という穢れた者なのだ。目が覚めて横に寝ている嫁の姿を見たのは同じなのに、おけつを撫でようとした僕と、団扇で風を送るタク。なんという差なのだろう。エロいと思ったのと暑いと思った差。朝から比類なき自己嫌悪に陥った。

一方、Rも目が覚めて玄関外のオクラの鉢植えの様子を見に行った。オクラの苗を育てて、花が咲いたら絵日記を描く、という夏休みの宿題があるのだ。僕はオクラが嫌いなので近寄りもしなかったが、なかなか花が咲かないらしい。

「夏休み終わるまで咲かなかったら宿題どうしよ」

夏休みもそろそろ終盤、Rが心配し始めていた。

「咲かなかったら『咲きませんでした』っていう観察日記じゃダメなのか?」

「うーん」

なんか悩んでいるようである。

オクラの日記が書けなくて、コレがホントのオクラ入りってか。

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■エスカレーター。血ががデーター。
2012年08月17日(金)
あれは僕が娘・R(9才)と息子・タク(6才)をプールに連れて行った帰りのことじゃった。嫁はいなかった。

駅で電車を降り、昇りのエスカレーターに乗る。僕の前にはタクがいた。一番上まで来たので降りようとしたところ、タクがわざとギリギリまで降りずに立ち止まったままだったので、僕は思わずつんのめってしまった。

何故わざとであるか分かったかというと、つんのめりながらもタクにぶつからないよう、除けながら見えたタクの顔がニヤニヤしていたからである。

前方を阻まれた形になった僕は、足の先をエスカレーターの蹴込み板(踏み板と踏み板の間の垂直になってるところ)に強くぶつけてしまった。鋭い痛みが走った。悪いことに、この時は素足にサンダル履きだったため、モロに足の指先が当たり、親指と人差し指の爪が半分に割れてしまっていた…。

「いてええええ!」

と叫ぶと同時に

「タク!ふざけてそんなことするな!」

タクを思いっきり叱り倒した。以前から駅やエスカレーターではふざけるな、と散々言っていたから余計である。足の指からの血はサンダルにも落ち始め、後ろから来たRが

「だいじょうぶ?血ががこんなに出てるよ!だいじょうぶ?」

と心配してくれた。どうでもいいが何故小さい頃から「血がが」という風に、”が”が重なるんだろう。我が強いのかしらん。なんちて。それはともかく、もし僕じゃなくてRがタクの後ろにいたら…。

「お前のふざけてやったことが人を大怪我させることになる。パパだって爪が割れてめちゃくちゃ痛いし、もし後ろにいたのがパパじゃなくてRだったり知らない人だったらどうする。下までゴロゴロ転げ落ちていたかもしれない。下手すりゃ死ぬぞ?ごめんなさいじゃ済まないんだぞ!」

等々…これ以上ないくらいタクを叱った。叱りながら足の指の割れた爪と流血というグロ患部をチラチラみせながらの効果もあり、普段は3歩歩くと忘れる酉年の鳥頭のタクでもさすがにベソかいて謝り、反省したようであった。

足を引き摺ってウチに帰って、消毒して絆創膏を貼った。Rは心配そうに、タクは申し訳なさそうにその様子を見ていた。まだしばらく「痛い〜」と嫌みったらしくタクに訴えようと思っていたが、充分反省したようだからいいかな…と思った矢先、

「あ、ママが帰って来た」

嫁が帰って来た物音をRが聞きつけたところ、

「ねえ、ママには言わないでぇ」

タクがすさかず僕に口止めしてきおった。やはり鳥頭にして喉元過ぎればケロッとしてやがる…。

「お前、まだ反省が足りないようだな!」

充分叱ったつもりであったが、爪が割れただけにツメが甘かったかなあ。

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■子供が帰ればカラオケ屋が儲かる。
2012年08月16日(木)
夜、仕事から帰って来ると

「あ、パパだ」

子供達も帰って来ていた。今日まで娘・R(9才)と息子・タク(6才)は栃木の実家に泊まっていたのだ。夕方、嫁が栃木まで迎えに行ってくれた。

「帰る途中、北千住駅でポケモンスタンプラリーのスタンプ押してくればいいじゃん」

栃木の実家からは、今や口に出すのも恥ずかしい東京スカイツリーラインという名前になってしまった東武線日光線に乗り、北千住でJRに乗り換えるのでちょうどいいじゃん、と思い嫁に言ってみたら

「そんなヒマありません!スタンプラリーは16:30で終わっちゃうのよ!忙しくてそんな早く連れて帰れません!」

栃木くんだりまで往復するのは流石にキツイようで、

「やるんだったらあなたが会社休んで迎えに行って頂戴!」

忙しさでイライラしているせいか超機嫌が悪く、嫁に噛み付かれてしまった。思いっきり藪スネーク。

それはともかく、ここ数日間あまり天気がよくなかったせいか、子供達はそんなに日焼けしていなかった。

「あまり外で遊べなかったか?どっか外で遊んだ?」

と聞いてみたらタクが元気に即答。

「カラオケ行った!」

「外じゃねえ!」

「アホがみーるー豚のケーツー♪」

「それ歌ったのか?」

アホはお前じゃー!といった感じで、下らない歌しか歌ってないのは容易に想像が付いたが、楽しかったのだろう。ウチじゃ僕が嫌いだからカラオケなんて絶対行かないからな。その他にも寿司屋を始め美味しいお店やらプールやら、色んな所に連れてってもらったようであり、僕も寿司食べたい。

なんというか、もう親がいなくても全力で楽しめたようで、またひとつ親離れしたんだなあ…と少し寂しくもあり。そんなにカラオケ好きなら連れてってやろうかな…と媚びた考えも生まれてきたり。

ゴールデンウィークに栃木に帰った時も子供達はカラオケに連れてってもらったことを思い出した。その時は僕もいた。ただRとタクと母の3人で歌いまくっていたのを見ていただけであったが。

「カラオケやったのって5月の、パパも一緒に行ったところか?」

そうRに聞いてみたら

「え、あの時ってパパいたっけ?」

ものすごい傷付くことを言われてしまった。嫁ベッタリのタクならともかく、いつも「パパ大好き〜」とベタベタしているRに言われると、まじで日本海かどっかにひとり旅したくなる。この調子じゃ死んだ後も

「あれ、パパ入ってたっけ?」

カラオケどころか棺桶に入っても存在を気付かれなさそうである。

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■つぐない。
2012年08月15日(水)
栃木の実家から帰る日。

僕と嫁は帰るけれども娘・R(9才)と息子・タク(6才)は水曜日まで栃木に留まることになっていた。

「じゃ、おばあちゃんとやっちゃん(僕の弟)の言うことをよく聞くんだよ、そんじゃねー」

夕方、わりとあっさりと子供達に挨拶し、駅まで送ってもらうため母の車に乗り込んだ。子供達は連れて来なかった。僕の弟と留守番である。というのも、Rは大丈夫だけれども、駅の改札で別れ、電車に乗って見えなくなるまでパパとママをお見送り…みたいないかにもお別れのシチュエイションは、タクが号泣するからである。

「ママ!ママあああああ!」

パパと叫んで泣いてはくれないのだが、とにかくタクがナーバスになってしまうのであっさり帰った方が精神衛生上よかろう、という判断であった。僕はもうちょっとRと「お別れのちゅー」とかして名残を惜しみたかったのだけれども。

嫁と電車に乗ると、車内はガラガラであった。だれも座っていないロングシートの端に座ると、嫁も隣に座った。走り出すと、西日が強烈に差し込んでくる。

まーどーに西日がー当たるー部屋はー、いーつーもあなたのー匂いがーするわー。

そんな歌があったっけ…と思い出しつつ、おっとこれは別れの歌じゃないかよ、ということも思い出した。嫁と一緒にいるのに縁起でもない…とヒヤヒヤしたらその嫁が急に席を立ち、僕からずいぶん離れたロングシートのもう片方の端っこに座り直すではないか。

「なんでそんなに離れるんだよっ!」

めちゃめちゃ冷えた夫婦みたいじゃないか、と言うと

「ココまで来ないと西日が当たるから…」

そういうことなら仕方がないか…。何個か目の駅に着くと、そこから入って来たおっさんが僕の隣に座った。何故嫁と一緒に乗ったはずなのに、見ず知らずのおっさんが隣なのか。

よそよそしい距離感のまま家に着いて実家に電話すると

「いまねえ、トトロ見てるのよ〜」

ジブリ映画を鑑賞中とのことで、親はいなくてものびのびと過ごしているようであった。心配したタクの寂しんぼう将軍も大丈夫のようで、翌朝


タク
「にめんできたよ たく」

と母から画像とメールが送られてきた。実家にはルービックキューブがあって、タクはよくやっていたのである。それにしたも上達が早い。ていうか2面だけ揃えるってのは6面揃えるより難しくないか?僕は6面揃えることは出来るけれども(ガイドを見ながら)、それはまず1面揃え、側面4面の1列目を揃え、2列目を揃え、最後に3列目と裏面を揃えて一気に6面揃えるため、逆に2面だけ揃えるというやり方を知らないのだ。

「どんどんキューブがじょうずになるね」

とタクが喜びそうな褒め言葉を考えて返信してやった。

そんなわけで子供達がいないので妙に静かで気の抜けたような家の空気。せっかく嫁とふたりきりなのだから…と子供の前では出来ないようなことをしようと思い、とりあえずお尻を触ってみたら思いの外マジギレされたので意気消チンしてしまった。

タクはキューブが上手くなったけれども、床の男女混合団体競技などを行なう夜の体操部は休部となりました。

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■2時の息子。
2012年08月14日(火)
栃木の実家に泊まった夜、僕はふと目が覚めた。

時計を見ると午前二時近く。すなわち丑三つ時である。いい年してオバケが出る、コワイヨ〜…などとはさすがに思わなかったが、昔、この部屋には雉の剥製があって、夜に目が合うと怖かったなあ…と、わりとどうでもいいことを思い出していたら

ゴソゴソッ!

急に物音がしたので「キジデター!」とまじでびびった。が、それは息子・タク(6才)ががばっと起きた音であった。

「どうした?」

ぼけーっとしたタクの顔を窺いつつ声をかけてみると

「おしっこ、もれた」

「わはは、よく気付いたな。じゃあトイレ行こうね」

トイレに連れて行くと相当溜まっていたのか、かなり長い時間、瀧の音が絶えることがなかった。パンツとズボンを脱がせて寝床に戻ると嫁も起きており、タクを着替えさせた。幸いフトンまでは濡れていなかった。

「タクはたまにこういうことあるよなー」

と言うと

「環境が変わると時々あるね」

と嫁が説明する。特に今のようによそにお泊まりするとワクワクしてしまい、興奮して漏らしてしまうのだという。

「犬のうれションかよ」

と思ったのだが僕も眠かったし反論する必要もないほどわりとどうでもいいことだったの寝てしまった。

ただおねしょがうれションかどうかはともかく、おねしょを恥ずかしがってそれを隠したりすることなく、

「もれた!」

と正直に言うところはエライと思う。ガバッと起きてササッと脱いでとっととトイレに行く。漏れる量もフトンまで濡れたことはない。これは努力して食い止めてるのか、それともたまたまなのかはよく分からないが…。

おねしょをしてもぐずぐずしないでテキパキと動くところは拍手でもして褒めてやりたいところである。

スタンディングオネーション。なんちて。

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■初恋はレモン牛乳の味ってか。
2012年08月12日(日)
栃木の実家に帰った。

「早くおばあちゃんに会いたいよ」

帰る途中、電車の中でワクワクしていた娘・R(9才)と息子・タク(6才)は、駅に迎えに来てくれた母に早速飛び付いた。僕と嫁は日曜日にはもう東京に戻ってしまうが、子供達は15日まで栃木に置いてく予定である。

「腹減ったからどっかでゴハン食べよう」

と僕が言うと

「佐野ラーメン!」

すさかずRが叫ぶ。レモン牛乳も飲みたいというし、すっかり栃木に馴染んでいる。

レモン牛乳
どうでもいいがレモン牛乳は2種類存在する。右の方が販売地域が狭く、わりとレア。

ラーメンをガッツリ食べた後はプールでひたすら泳ぎ、更に夜は花火をすることになった。田舎の夏満喫メニューである。花火をすることになったのは実家の北隣に住むマコちゃんというタクと同い年の子が、僕らが帰省してくるという話を母から聞いて、

「たっくんと一緒に花火したい…」

と言っていたんだそうだ。タク、親に似ずモテるなあ。マコちゃんはお母さんとふたりで住んでいる。隣に住む人とはいっても、最近引っ越してきた人達なので僕はほとんど知らない。Rとタクは今回のように、僕らよりも長く栃木に泊まっているうちに仲良くなったのであろう。

ただマコちゃんのお母さんは、母によると僕のいっこ上の学年で、小学校も中学校も同じだったはずだという。全然記憶にないけど。

夜、実家の庭にマコちゃん母子を誘って花火を始める。

「あなたたち、学年いっこ違いだったはずだよ!」

と母に言われてマコちゃん母さんに「初めまして」と挨拶をするが、やはりお互い全く覚えてなかった。どっちも目立たない生徒だったんだろうなあ…。

子供達はすぐ打ち解けてRとタク、マコちゃんがキャアキャア言いながら花火を楽しんでいたが、ある時マコちゃんが花火を一本持ちながらモジモジしながらお母さんと話しているのを聞いてしまった。

「この花火、たっくんにあげたいの…」

「あげればいいじゃん!」

「やだ、はずかしい…」

うおおおおおお、タクモテていいなあああ。

そんな悩める乙女心にビタイチ気が付かず

「けむりスゲー!」

とか騒いでいるタクを捕まえ

「タク、肝試しだ。庭のはじっこまで行って戻って来い」

と懐中電灯を渡してみた。猫の額ほどの実家の庭であるが、暗いので幼児には充分な不気味さである。タクはちょろっと興味を示したようで、面白そうな顔をしたが、庭の奧を覗いてみた途端

「やだ!こわいよー」

あっさり逃げようとした。

「ひとりじゃなくてもいいぞ。マコちゃんと一緒に行ってもいいぞ」

と言うと

「一緒に手ぇ繋いでいってこーい」

お母さんもニヤニヤしてけしかける。そうだ、タク、「ボクがついてるから大丈夫だよ」とか言ってお手々繋いでエスコートしたらポイント上がりまくりだろ…。

僕はなんて息子思いなんだ…と、してやったりな感じであったが、

「やっぱこわいいいいい」

ふたりは3歩も歩かないうちに戻って来た。ちっフラグを思いっきりへし折りおって。

マコちゃんの恋心も、花火のようにパッと咲いてパッと散ってしまったりして…。

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■アルソック。ネブソック。
2012年08月11日(土)
水曜日の、いや、木曜日に日付が変わった深夜の午前3時半。

おもむろに寝室のテレビをポチッとつけながら、僕は悩んでいた。オリンピックの女子サッカー決勝戦を見るかどうかを。終わりまで見てしまうと寝不足になって翌日確実に支障がある。ていうか3時半まで起きてる時点で既にダメだろっていう。

テレビにはちょうどレスリングで金メダルを穫った吉田選手が映っていた。3連覇とか凄まじする。ウチの子らの人生以上の長い年数、頂点に立ち続ける努力と苦労など、ちょろっと想像しただけで重過ぎて、僕なんかあっという間に死んでしまいそう。歴史的快挙である。いっちにっさんしいアルソック。綜合警備保障。

そう。これから金であれ銀であれ、なでしこジャパンが初めてメダルを穫るという、これも歴史的快挙。それがこれから始まるのだ。ただ眠いから寝ちゃおうなんて考えるのは吉田選手だけに早計(綜警)なのだ。なんちて。

やはり見るべきだろうね、ということで寝っ転がって始まった試合を見ていたらあっさり先制され、もうこの頃から睡魔がハンパなく襲ってきた。このままだと間違いなく寝落ちする。歴史的快挙よりテレビつけっぱで寝て翌朝嫁に怒られるのを防ぐ方が重要である。テレビを消し、寝ようとしたところ

「なんで消すのよ」

いきなりしわがれた声が。ギャアアアアア!オバケエエエエエ!まじでちんこが縮み上がった。しかしその声はオバケではなく嫁であった。てっきり横で寝ているものと思っていた嫁もいつの間にか目が覚めていて見ていたらしい。テレビを消して部屋が暗転したばかりだったので、暗がりの中でこちらを睨み付ける嫁の顔が辛うじて確認出来、二度縮んだ。オバケの方がまだましだった。

「僕は寝ちゃうから後ヨロシク」

再びテレビをつけて嫁に言い残して、今度こそ寝るぞ、と寝の体勢に入ろうとしたら…

「なでしこやってるの〜?」

娘・R(9才)と息子・タク(6才)も起きてしまった。

「うん。パパは寝るからね」

僕はあまり子供達に喋る余裕もなく速攻で眠りの世界に落ちて行った。これで安らかに眠れる…と思ったら

「パパ!負けたよ!」

試合終了のタイミングでタクに叩き起された。あうう。眠い。眠すぎる。もうなでしこがどうというよりとにかく眠すぎる。「起こさないで」って言っておけばよかった…。

「悔しいッ!」

嫁もシャウトしており、朝からテンション高。みんなこれからの1日、辛いぞ…。僕も予想した通りこの日は眠気との闘いであった。

でも夜は欠かさずしこしこジャパンでありましたとさ。

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■9
2012年08月10日(金)
朝起きて、ぼーっとしていると娘・Rもぼーっと起きて来た。

「やあ」

「…」

「トイレ行った?」

「…」

しばらくお互いぼーっと見つめ合って、会話にならない会話をしていたが、はっとあることに気が付いて目が覚めた。

「そうだ。R。今日は誕生日だね。おめでとう」

と言うと、Rも急にパッと目が覚めたように目がパッチリとし、ものすごく嬉しそうな顔になり、

「パパー」

と抱き付いてきた。

「もう9才だねえ」

まだまだ赤ちゃんと大して変わらないぐらいの感覚なのに、年の数はあっという間に増えていく。お風呂で「いーち、にー」と数えるぐらいのテンポの早さ。「9」という数字は大きいなあ…倍になるともう18才である。こんなふうに気軽にダッコ出来る年ではない。

そう考えると、気ままにベタベタ出来る時間もいよいよ少なくなってきたのだなあ…、と成長の喜びよりも寂しさの方が増してしまい

「Rちゃんはどんな女の子になるんだろうねえ…」

と呟いてしまった。Rは

「おんなじだよ」

そうひとことだけ言って抱き付いていた腕を放し、隣の部屋に去って行った。そうだ。Rにとっては成長した自分も今の自分も同じ自分であることには変わりない…。それに、僕の「ずっと今のままでいておくれ」なんていう気持ちを読み取ってしまったのかもしれない。

Rの成長したいという気持ちに水を差すような態度は取ってはいけないなあ…と反省したのであった。

だけどRはいつまでも僕に甘えてくるような、成長してもパパ大好きな子に育ってくれるような気もしないでもない。これは希望的観測過ぎるであろうか。勿論Rの育ち方だけでなく、僕次第でもあるだろう。あんまりヘボい父親だったり臭いオヤジだったりすると、軽蔑されまくってダメである。僕もしっかりしていなければなるまい。

Rは9才だけど、オヤジはクサイじゃいかんのである

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■こんばんは。タオラー孝太郎です。
2012年08月09日(木)
息子・タク(6才)が得意気にハンドタオルを見せびらかしていた。

「パパ、みてみて、新しいタオルだよ〜」

スティッチの絵が描かれた、青が基調のものであった。タクにとってのタオルは特別なアイテムである。喫煙者がタバコを離せないように、タクもタオルを離せない。生まれた時からずっとタオルを口と鼻にに当ててふんふんし、匂いと感触を味わっているのだ。

僕もかつて喫煙者だっただけにその気持ちは分かる。また、僕の弟も小さい頃、タクと同じく「タオラー」だったので、タクも無理にやめさせなくても自然にタオルから離れていくだろう、考えている。でも、そろそろやめてもいいんじゃないか、とも思う今日この頃。

「タク、そろそろふんふんするのをやめてもいいんじゃない?」

ダメ元で聞いてみたら

「やだ。だってやめられないんだもん」

本当に喫煙者のようなことを言う。そして

「やめられない、とまらない〜、タオルふんふん」

どこかで聞いたことのある歌を歌う。ただいくらタオルふんふん大好きとはいえ、1日中ずっとふんふんしているわけではない。タク自身もあまりカッコいいことではないということは自覚していて、学校や友達がいるところでは決してやらない。僕と道を歩きながらふんふんしていて友達親子とバッタリ遭遇した時は、慌ててタオルを僕に投げつけてきた。なので

「学校にはタオルを持ってってないし、ふんふんしてないんだろう?」

と聞いてみると

「いや、ふんふんタオルはないけど、汗拭きタオルはある。それでサッと”ひとふん”する」

”ひとふん”てそんな言葉を作ってしまうほどタオルに慣れ親しんでいるんだなあ…。こりゃなかなかやめられないわけである。

学校の教室で、コッソリ周りの目を盗んで”ひとふん”するタクの姿を想像すると…

タオルだけに、思わずふいてしまった。

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■ピザー○お届け。
2012年08月08日(水)
昨日の日記の続きで…。

娘・R(8才)の誕生日のお祝いに、

「夜は何が食べたい。好きなのでいいよ」

と聞いてみると

「ピザがいい」

ということなので夕方来るように宅配ピザを頼んでおいた。僕は夕方からRの小学校の父兄達によるソフトボールの練習があり、その後は飲み会の流れになるっぽいので、ピザが来る頃には家にいないはずであった。

だから昨日の日記にも書いたように、昼間にケーキにローソクを立ててハッピーバースデーの歌を歌ったわけであったが…。

なんと、ソフトボールの練習においてちょっと本格的にやってる人が初めて来て、ノックを始めたらみんなそれだけでバテバテになってしまい、これ以上動く気力がなくなり飲み会がなくなってしまったのだ!絶対勝てないなこのチーム…。

ヘロヘロになって帰って来て

「いやー、みんな疲れすぎて飲み会どころじゃなくなっちゃった」

と言うと子供達は「パパお帰りー」と迎えてくれるどころかなんとRが怒り出した。

「パパが夜いないっていうから昼間にケーキにしたのに。本当は夜暗くなってからローソクつけて消したかったのに!」

なるほど、部屋の中を真っ暗にしてローソクに火を付けたかったのか。Rの言う通りシチュエイションは大事である。

「じゃあピザにローソク刺してやるよ」

ケーキの時に使ったローソクを再利用してぷすぷすぷすとピザにローソクを立てた。火を付けてみるとなんともいえないマヌケなピザになってしまったが、Rは喜んでいた。

お望み通り部屋を暗くしてもういちどハッピーバースデーの歌を歌って、ふーっと吹いて火を消したRは満足そうであった。

「食べたい」とリクエストしただけあって、Rはモリモリ食べていたが、それ以上に息子・タク(6才)がMサイズのピザの半分ぐらいを食べてしまっていた。残ったら僕も食べてみようかなあと考えていたのは甘かったのであった。

これがホントのピザ小僧。なんちて。

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■ケーキ・イン・ダ・ハウス。
2012年08月07日(火)
9日に娘・Rは9才になる。

そのため日曜日にお誕生日のお祝いをした。まずRの希望は、キャラクターの絵を描いてもらうバースデーケーキ。嫁が近所のケーキ屋に頼んでおいたので当日僕がRと取りに行くことになった。

「ケーキ屋さんに、ケーキとお客さんの写真がいっぱい貼ってあったよ。だから撮られるかもよ」

との嫁情報に

「どうするR?撮られちゃったら」

「えへへ」

ちょっとドキドキする僕ら父娘。僕はどーでもいいが、可愛い可愛いRがケーキ店内に飾られるというのはまんざらでもない。撮らせてあげてもよくってよ、という感じでケーキ屋に行った。

入口のドア脇に、なるほどそれぞれ好きなキャラが描かれたケーキと一緒に写っている子供達や親子連れのチェキが貼られていた。僕らもこうなる運命なのかしらん、とテンパリながら受取伝票を渡し、

ポムポムプリン
「こちらでよろしいですか?」

とケーキを確認。Rのリクエストはポムポムプリンであった。このキャラはタクが大好きである。毎日ぬいぐるみと一緒に寝ている程で、Rも感化されてしまったのだろうか。

更にお持ち帰りの時間は、とか聞かれたりお金を払ったりして、いつ写真を撮られるのかなーと思ってたら

「ありがとうございましたー」

…撮られないまま見送られてしまった!やはり地味な顔立ちだからダメなの?それとも僕がテポドンミサイルの絵と「北の国から」って書いてあるTシャツを着てたから、変なオヤジだと見られてしまったから?

「パパ…写真は…?」

Rも寂しそうにこちらを見る。

「…撮らないみたいね」

「…うん」

「あ、あそこに『ご自由にどうぞ』ってクッキーがあるよ」

「…うん」

試食用のクッキーをボソボソとかじりながら家に帰ったのであった。

R
寂しいので家に帰ってからケーキとRをパチリ。ポムポムプリンは犬のキャラなので、Rが考えたカワイイ子犬のポーズなんだそうだ。

夜は僕が飲み会の予定があったので、おやつの時間に9本のローソクを立ててハッピーバースデーRちゃーん♪、と合唱。全力でローソクを吹いて消した。2才の頃、初めてバースデーケーキのローソクの炎を消した時は、出た煙とその臭いで大泣きしたものだが、成長したなあ…。

ケーキを切る時は

「ああっプリンを切っちゃうの?かわいそう!」

Rとタクが悲鳴に近い声を上げたが、食べたい気持ちに勝つことは出来ず、嫁が無情にも粛々と切り刻んで行った。ホントにこの子達はプリンが好きなんだなあ…。

僕はムチムチプリンが好きである(何度目だこのオチ)

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■子供が水着に着替えたら。
2012年08月06日(月)
朝、娘・R(8才)と息子・タク(6才)が

「プールに連れてって」

と言うので

「じゃあ、としまえん行くべ」

としまえんなら年間パスを持っているのでタダである。なのでそう返事したら

「としまえんじゃダメ!」

ちゃんとした競技用のプールに連れて行けと言う。

「なんでだ?」

と聞いてみると

「けんてーで、平泳ぎ25メートル泳げれば合格なんだよ!」

タクの水泳教室では検定を控えており、平泳ぎ25メートルを泳げるように練習したいのだという。Rも学校の授業の目標でクロールを25メートル泳げるようになりたいらしい。だから25メートルのプールで練習したいのだそうだ。としまえんの競泳用プールは50メートルだしRとタクの足が届かないぐらい深いのだ。

区の体育館なので、1時間200円とかその程度の利用料なんだけれど、としまえんはタダで入れるだけになんだか惜しくなってくる。しかし子供達の動機が僕の子とは思えないようなスポ根なので、子供達の意志を尊重することにした。すると

「あ、子供は12時までに入れば2時間タダだってよ」

嫁がお得な情報を見つけたので

「よし、早く準備していこう!」

子供達のケツを引っぱたいて早く出発しようとしたところ、そこはやはり僕の子で、スタートダッシュのダメダメさには定評がある。朝ごはんから着替え、宿題等のノルマをモタモタとやっていたら間に合わなくなりそうになり

「お前ら走れ!」

結果的に水泳の前に走り込みのトレーニングも追加され、入館した時は12時5分前であった。

「はいはい、じゃ、さっさと練習〜」

早速ふたりに25メートルを泳がせると、タクはあっさり達成。形は悪くとも体力は余裕でありそうなので好きに泳がせることにした。Rはおっとり屋なのでクロールで25メートルはちょっとまだ苦しい感じ。形を直すよう教えたりしながら前半は真面目に練習をした。

中盤を過ぎるとやはり飽きてきて、遊び始めてしまったものの、僕もダイエットのためひたすら泳ぎ続けていたら、

「パパ、なんでずっと泳いでるの?」

「デブ防止!」

「えー!」

なんとなく子供達も僕に倣おうと思ったらしく、再び練習する態度となった。

ふたりの唇がほどよく藤木色になったところで

「おなかすいた!」

タクが騒ぎ始めた。とにかく12時までに入らなければと思っていたので昼ご飯はまだだったのだ。そしてプールに入って2時間経とうとしている。

「うん。そろそろおしまいにしよう」

「うん、Rもおなかすいた…」

Rも疲れた上に体も冷えたようでプールから上がった。

「おなかすいた!」

「はいはい、着替えてからね」

「おなかすいた!」

「わかってねえ!」

タクは空腹のあまり物事を考えられなくなっていた。二言目には「おなかがすいた!」と延々ループ。うるさいのでちょうどすぐ近くにパン屋があるのでそこでパンを買ってとっとと食べさせようとしたら

「やだ!お店屋さんで食べたい!」

こういう時に限ってしっかりとした意見を言う。しかもぜいたくな。なだめすかしながら着替え終わって体育館を出る。

「はいはい、とっとと歩こう」

「おなかがすいた!って言ってるだろ!」

だんだん野獣化してくるタク。

「歩かないと、ここには君の希望のお店屋さんは1軒もないぞ」

この間Rは疲れた感じでノロノロとした足取りながらも大人しく僕に付いて来ており、我慢強い子だ、と感心していたが、ようやく入ったお店でタクが

「ボクお子様セットがいい〜」

急に猫撫で声でやっすいお子様メニューを注文したのに対し、

「Rはコレ」

誰よりも高い料理を注文したあたり、なかなかしたたかである。

Rがクロール、タクが平泳ぎの練習をしただけに、僕が注文したのはバタフライだった。

じゃなかった、エビフライであった。

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■いたばし花火大会。
2012年08月05日(日)
夜、「いたばし花火大会」に行って来た。

娘・R(8才)と息子・タク(6才)が生まれてからというもの、このような大きな花火大会にはほとんど行ったことがなかった。一度Rが小さい頃に連れて行ったら音のでかさにマジ泣きしてしまい、それ以降も怖くて泣き出すのでずっと避けていたのである。

さすがにもう小学生だし、以前ディズニーランドで花火を見た時は怖がらずに見ていたし、ということで

「花火見に行く?」

と聞いてみたら

「見たい」

ということで連れて行くことにした。僕も久しぶりだったので見たい気がしていたのである。一方タクは

「別に」

昼間、全力で遊んでいたため眠くなっている模様。姉と弟で若干テンションが違うがまあよい。とっとと連れて行って土手にゴザを敷いてとりあえず場所を確保。屋台で食べ物を調達して来るべ、と思ったのだがタクが

「行きたくない〜」

とグダグダしているので嫁とRだけが行った。やがてお好み焼きやたこ焼きを買ってきた嫁。そしてRはかき氷をタクのぶんも買ってきたが

「みてみて〜かき氷、シロップ好きにかけていいんだよ〜虹色にしたよ〜」

と嬉しそうに言うので見てみたら、たくさんの色をかけすぎていた。

「それ、混ぜたらひどいことになるぞ」

と僕が言って間もなく、Rが食べ始めたらもののみごとにドドメ色になっていた。僕の高校のすぐ近くにあった駄菓子屋でも同じサービスがあったけど、同じ失敗をしたことを思い出した。血は争えない。

花火
花火が始まると、さすがに怖がることはなく、Rはウットリして鑑賞していた。

「昔はこんなたくさんの色はなかったよね」

僕と嫁はそんな年寄りじみたことを話す。Rはメモ帳を広げて一生懸命何かを書き留め始めたので、そっと覗いてみると

「どーん」

「ばりばり」

「しゅわしゅわ」

…擬音のみ、一生懸命書き綴っていた。後で読み返した時、彼女の何の役に立つのであろうか…。タクはというと誰よりもだらけてゴザに寝っ転がっていたりしたが、花火が上がるとさすがに食らい付いて

「おおおおー!」

誰よりも大声を上げていた。どっかんどっかん響く轟音については

「誰かがものすごい勢いでフトン叩いてるみたいだね」

という詩人ライクな感想を漏らしていた。特にこの日はポケモンの花火が上がっており、

ピカチュウ花火
ピカチュウの花火(西原理恵子が描いたピカチュウみたいだ…)やら

モンスターボール花火
モンスターボールの花火が上がると大喜びをしていたのだけれども、1時間ほどを過ぎると

「飽きた。帰りたい」

あっさり帰りたい宣言。夏の情緒というものがまるで分かっていない6才児。Rは

「まだ見たい…」

と呟く。そりゃそうだろう…と思ったのだがRもかなりヘロヘロで疲れており、終わりまで見たら帰りが遅くなるし、電車が地獄のように混むだろうなあ…ということで帰ることにした。

帰り道の途中、まだまだこれから見に来る人達もたくさんいて、すれ違った。ギャン泣きする赤ちゃんをダッコしながら歩くお父さん。何故か大声でケンカしながら歩くカップル。そして

「あー!彼氏と見に来たかった!」

とすごいデカイ声で叫ぶ浴衣女子軍団なども。すさかずチェックしてみたが、暗闇ならそのうちナンパされる可能性もある感じで、大丈夫だ、がんばれと声をかけたくなった。

花火と一緒で、人生も一発限り、色んな色がおましおすえ。

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■むしむしころころ。
2012年08月03日(金)
蒸し暑い朝。

汗まみれになって起き、たまらずシャワーを浴びた。子供達もモソモソと起きて来た。暑さでモッサリした、そんな朝。突然

「ひょおうわあおううっ!」

なんとも形容しがたい、奇妙で大きな声を上げた。嫁にしては珍しいことだと思い、

「どうした!」

と駆け寄ると

「出た!」

ゴキブリが出現したという。それはちゃぶ台の脚付近にいて、朝っぱらから眠気を吹き飛ばす忌々しい姿を見せていた。殺虫剤を持って来た隙にいなくなった。

「脚の中にいるよ!」

と子供達が言う。ちゃぶ台の脚は空洞で、付け根部分から入れてしまう。厄介なことになった。

「パパ、脚の中に殺虫剤をしゅーってやればいいんだよ」

と娘・R(8才)が偉そうに指示をする。殺虫剤を脚の中に吹き付けてもいいのだが、苦しくなったヤツが中から飛び出してくるのは心臓に悪い。更に家の中でのたうち回られたくもない。

そんなわけでちゃぶ台ごとベランダに運んでから殺虫剤を吹き付け、出て来たヤツをポイと外に投げてさよーならー。カラスのエサにでもおなり!

「まったくどこから入ってくるんだか…」

ウチの中を常に清潔に保っている嫁は、心の底から憎んでいる感じで吐き捨てた。

「でかかったな…。あれはクロゴキブリだ」

隙間が1ミリでもあれば入ってこれるというのだから仕方あるまい。一方、子供達はのんびりしていたので、息子・タク(6才)に

「タク、もし君とRちゃんしかいない時にゴキブリが出たらどうする?」

女の子の前では退治するとポインツが上がるぞ、ということを言いたかったのだが

「うーん、見てるだけ」

弱!こいつはもっと鍛えないとダメなようだ。その点Rはいい。男の使い方を知っている。特に自分を好いている男の使い方を…。

蒸し暑く、虫暑い朝でありましたとさ。

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■それは先生。
2012年08月02日(木)
こないだ、小学校の父兄でソフトボールの練習をする機会があったので行って来た。

終わった後、お父さん達と飲んだのだが、わりとすぐ酔っ払ってしまい、

「そういえばチーム名決めましょうよ!」

とか提案が出ても

「ビッグダディとかどうでしょう!」

「うーん…」

あまり頭が回っていなかった。その中には先生もいて、イケメン先生と呼ばれる若い男の先生であった。席が隣だったのでわりとたくさん話すことが出来、イケメンと呼ばれるだけあって確かにカッコイイと思った。ちなみに嫁は

「おじさんが多い先生の中でそう見えるだけでしょ」

と手厳しい。

「○年○組のR(8才の娘)と○年○組のタク(6才の息子)の梶林です〜」

と自己紹介するとまだ赴任して日が浅いせいかウチの子らのことは顔と名前が一致していないようであった。

そんな飲み会があった2日後、子供達は夏休みなので学校のプールに行ったら、その日の指導担当の先生がイケメン先生だったようで

「Rがイケメン先生に声をかけられたらしいよ!『君が梶林さん?』って言われて頭なでられたんだって。さすがイケメン!手が早いわ!」

と嫁が何故か嬉しそうに話してきた。水着に名札が付いていたから分りやすかったんだろうなあ。R本人はわりとどうでもいい感じであったが。子供からすれば、先生なんだから児童の名前を知ってて当然、という感覚があって、それを今更名前を確認されても…という不満があるのかもしれない。

それはともかく、嫁はどうも先生をそのへんのチャライ兄ちゃんとして見ている節があるので

「こないだ聞いたけど、○○大学で野球やってたって言ってたぞ。結構なエリートだぞ」

と言っておいたら

「えー!○○大学!私、行きたかったのに!えー!」

のび太のくせに生意気なんだよ!みたいな反応をして悔しがっていた。先生とは色んな目で見られる大変な職業であることよなあ。

僕は僕で今度はイケメン先生より美人の先生を見てみたいなあ。

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■吐息でネット。
2012年08月01日(水)
家でのわりとヒマな時間。

子供達を遊びに連れて行きたいが、ノルマの宿題やらピアノの練習があるので、それらが終わるのを待っていた。ダラダラとネットで音楽を聴いていたりしていたら、

「パパはパソコンのし過ぎなんだよ!」

どどーん、と息子・タク(6才)に言われてしまった。えー。これでも若い頃と比べると全然してないんだけど。かつてはネットにどっぷり浸かっていて、それにかける時間というのは半端ではなかった。

自分のサイトを作り、日記を書き(これは今もやってるけど)、ネットの友達のサイトに出向いて日記を読んだり掲示板に書き込んだり、夜通しチャットやったりオフ会やったり、と信じられないぐらいはまっていた。その全盛期と比べると、現在やってる時間は5分の1ぐらいであり、全然マシになったはずなんだけど。

子供と遊ぶ時はそっちを優先しているつもりである。それでも確かに僕が家にいる時に何をしているかというと、パソコンに向かっているからそういうイメージが強いのだろうけど。

「わかったよ。パソコンやる時間を制限するよ」

僕は素直に認めると

「やる時間を短くしなさい!」

調子に乗ったタクが偉そうに言う。やる時間の長さを決めるのか…。かつてハドソンの高橋名人は「ゲームは1日1時間」と言っていたものだが、

「やる時間かあ。そうだな。1日100時間までにしよう」

と提案すると

「わかった!いいよ!」、

タク、あっさり承諾。6才児はちょろいぜ。

というわけで1日100時間ネットをやっていいというお墨付きを得た僕は、引き続き堂々とインターネッツをできるのであった。さすがにこのことを娘・R(8才)に言うとバレそうだけど、タクがRに何も言わないことを祈る。

とりあえずこの喜びを歌に表わし1曲歌いまーす。

おーパッキャラマオ♪パッキャラマオ♪パオパオパッパッパッ♪

僕の大好きなインターネット♪

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