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■オーメダルセット
2010年10月31日(日)
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欲望ッ!この素晴らしいエネルギーッ!(10/23)

↑先週の土曜日の続編みたいな日記。

タク
現在テレビで放送中の仮面ライダシリーズ最新作、「仮面ライダーオーズ」。この変身ベルトのオモチャがもの凄い人気で、おもちゃ屋さんで見かけることすら難しいという超薄状態になっている。

この変身ベルト、僕が子供の頃からあったけれども、21世紀のこの世では変身ベルトではなく「ドライバー」と呼ぶ。ズボンじゃなくてパンツ、ジャンパーじゃなくてブルゾン、みたいな。

で、仮面ライダーオーズのドライバーはそれだけじゃダメで、様々な動物パワーが込められたメダルをはめることによって初めて変身出来る。

ドライバーのおもちゃを買うとメダルが4種類付いてくるけれども、物語ではどんどん新しいメダルが登場することとなっていて、先週末に新しく3種類のメダルがセットとなった「オーメダルセット」が発売された。

ウチはドライバーは手に入れたが、この「オーメダルセット」を息子・タク(5才)がクリスマスプレゼントとして欲しがっているのである。

ネットの某掲示板サイトで情報を漁ってみると、この「オーメダルセット」がドライバーに輪をかけた超品薄状態で、発売日、開店前からおもちゃ屋に行列出来、開店とほぼ同時に売り切れたらしい。

掲示板には「どこどこで売っていた」という買えた人の報告や「明日どこどこで売るよ」といった有益な情報がある。しかしノイズというかネガティブな書き込みもある。ドライバーやメダルの転売屋がいるのだ。現在品薄だからネットオークションなどでボッタクリ値でも売れる状況で、彼らの

「買い占めたぜザマミロ」
「高く売れたぜごちそうさまでした」

等々掲示板の住人を煽る書き込みが断続的にあり、それを見たまだ買えていない人達が「転売屋死ね」と罵倒し、掲示板は非常にささくれ立った雰囲気になっている。

僕は初めこそ「なければ別のモノでもよい」と特にオーメダルセットに執着があったわけではなかったが、皆血眼になって探している掲示板を何日か眺めていると、不思議なことに思いっきりレア感を煽られ

「とにかく手に入れなければ…」

遊ばないし使わない。でもただ欲しい、とにかく欲しい、という状態になってしまった。タクが欲しいのであって僕にとってはどーでもいいオモチャだったはずなのに。とにかく手に入れなければ負けなのだ、という欲望の虜。

ジャパネット高田の社長の甲高い声で一晩中

「レアですよー。買わないとダメですよー」

耳元で囁かれ、すっかり洗脳されてしまった感じ。

そんなわけで掲示板にて、本日土曜の朝から秋葉原のヨドバシカメラでドライバーが150コ、オーメダルセットが50コ販売されるという情報を掴み、僕は始発電車で秋葉原に向かった。まだ暗い内から家を出る僕を

「まじで行くの?」

嫁は呆れて見送る。僕も何が自分をそこまでさせるのかが分からなかった。5時半に秋葉原に着くと既に10人が並んでいて、8時半ごろに整理券が配られた時点で200人ぐらいいたのではないかと思う。整理券がなくなり帰って行った人達も大勢いた。

オーメダルセット
並び初めてから4時間後、ようやく開店時間となりお目当てのオーメダルセットが買えた。

レジで「840円です」と言われて拍子抜け。840円のために4時間も…。でも買えてホッとした。肩の荷が降りたというか。これでタクにプレゼントすることが出来る(クリスマスまで押入れに隠しておくけれども)。

この安堵感でようやく気付いた。何故ここまでして買わなければならなかったか。それはずっと抱えていた「買えないかもしれない」というモヤモヤした不安をとっとと取り払いたかったためだったのだ。

「仮面ライダーオーズ」の物語では「欲望」がキーワードになっている。敵となる怪人達は、人間の欲望のエネルギーを利用してモンスターを生み出す。だからといって欲望を持つことが悪、というわけではなく

「欲望!なんて純粋で素晴らしいエネルギー!」

「欲しいって思うのは、それはいいんじゃないって思う。大切なのはその欲しいと思う気持ちをどうするか」

などと登場人物達に語らせており、欲望に対して各々がどう向き合うかが物語の軸になっているようだ。

そしてその物語のオモチャを欲しがり、掲示板にドロドロとした書き込む現実の人達。朝も早いウチから並ぶ、僕を含めた百人単位の人間…まさしく欲望の塊ではないか。僕らは欲しいと思う気持ちをどうしたか。ただ欲望に溺れまくった気がする。

手に入れたいという気持ち。欲望。ちなみに女体に入れたいという気持ち。それは肉棒。

そして奇しくもこの秋葉原こそがどこよりも欲望に満ちた街なのである。欲望は英語ではDesire。

まっさかさーまーに、堕ちてデザイア。

すなわち中森アキバなんである。

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■同じ鼻穴のムジナ
2010年10月30日(土)
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息子・タク(5才)の幼稚園にて、誕生会を見てきたという嫁がビデオを見せてくれた。

10月と11月生まれの子が対象で、タクは10月なのでお祝いされる側なのである。ビデオの再生ボタンをポチッとな。画面には満面の笑みのタクが。年少から年長まで、全ての10月生まれと11月生まれの子供達がステージに上がっているのである。

みんな金ピカの冠をかぶり、5才なら「5」と書かれたメダルを下げている。全部先生手作りの紙細工なんだろうなあ。

誕生月以外の園児達がハッピーバースデーの歌その他を歌い祝福。お返しにタク達も歌を歌う、という段取り。そして歌を歌い終わるとひとりづつ先生がインタビューをしていた。

「タク、だめだねー。すんごい照れてデレデレしてんの」

嫁が苦笑いをして言う。

「おかあさんといっしょのゴッチャの時は全然平気だったのになんでだろ」

去年の夏頃だったか、おかあさんといっしょに出た時、マユお姉さんとふたりで踊った時はそりゃあもうジュリアナギャル(古い!)のような勢いでガンガン踊りまくっておった。

「さあ。知ってる人がいなけりゃ平気ってのはあるよ」

「そうかなあ」

などと話しつつ、タクのインタビュー映像を見る。

「お名前どうぞ」

と先生が聞いている。

「○○タクです」

タク、デレデレ答える。

「たっくんは、好きな動物はなにかな〜?」

「うさぎ〜」

タク、デレデレ答える。なるほど、確かにデレデレしているが、僕がそれよりも気になったのは

「なんで先生と話してる間ずっとハナクソほじってるのだ!」

このことであった。

「そうなのよ〜。緊張すると鼻ほじるのかしら」

嫁も首をかしげる。しかしハナクソほじりというと、タクより娘・R(7才)の方が印象に残っている。幼稚園や小学校の授業参観や運動会など、見学に行くたびに必ずハナクソをほじるRの姿を見て恥ずかしい思いをしている。

R
これは運動会の時の写真。ふんぞり返ってハナクソをほじる姿には貫禄すらある。しかもほじるだけじゃなく食べるんだよなあ。アレやめて欲しいなあ…。なんで言ってもやめられないしとまらないんだろ。お前のハナクソはかっぱえびせんかっつーの。

結局ビデオを見た感想イコールハナクソになってしまった。ビデオを止めてしばらく、嫁に

「ちょっとコレ見て」

と呼ばれた。Rとタクの七五三の後に食事をする店を決めたいらしい。ネットで調べた店をモニタで見ながら嫁と話す。ふと、横を向いて嫁の顔を見ると…

「ああっ。なんでお前までハナクソほじってんだ!」

「ん?ああ。あははは」

僕と知り合った当初、10代で恥じらいがあり初々しかった頃の嫁には考えられない行為である。僕だって堂々とそこまで出来ないぞ。女はここまで堕ちるのか…。

そんなわけで目くそハナクソな親子、というお話でしたとさ。

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■ダジャレ30・30
2010年10月29日(金)
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朝ごはんの時、娘・R(7才)と息子・タク(5才)が何かヒソヒソと語り合っていた。

何話してるのかなーと遠巻きに眺めていたらRと目が合った。

「パパ、何話してるのか聞こえた?」

「いや全然」

するとタクが

「サイがこう言った。うるサイ!」

「ははは、ダジャレか」

どうやらヒソヒソ話の正体はRがタクに「なんかダジャレ言って」とお願いしたことらしい。Rは、僕とお風呂に入っている時などにも僕に

「ダジャレクイズして〜」

と要求してくる。ネタを考えるのが大変なのだが、お尻をプリプリさせながら上目遣いでおねだりする、というオヤジ殺しのねだり方なのでうんうん言いながら考えている。ネズミはどこの国で水を飲むでしょう。答え→チュウ、ゴク、みたいな。

「サイがこう言った。うんちクサイ!」

タクがだんだん悪ノリしてきた。

「朝ごはん食べてる時にそういうこと言うな」

「ごめんなサイ」

タクがダジャレで謝る。

「はやく食べなサイ」

早く食えと僕が言う。しかしタクは何かスイッチが入ってしまったらしく

「カエルがこう言った。僕カエル」

「ゾウがこう言った。もう怒ったゾウ」

もうダジャレが止まらない状態。まったくふたりともダジャレが好きだなんて誰に似たんだか。そしてこうしてダラダラやっているから

「時間ないよ!」

いつも嫁にぶち切れられるんである。

早く学校行きなサイ。仕事しなサイ。サイのダジャレは命令形だから嫌いだなあ。

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■カンチョーワールドカップ
2010年10月28日(木)
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とても寒い朝。

娘・R(7才)を含む近所の小学校登校組と途中まで一緒に行く僕。そして見送り組の息子・タク(5才)。みんなが揃うのを待っていたら

「寒いよう」

とタクが震える。

「おしくらまんじゅうしようぜ」

ドンケツドーンしようとしたら、なんかタクの動きが変。普通お互いお尻を突き上げて、お尻とお尻でお尻あい、みたいな体勢になるはずである。こんな感じ。→ ○┐~☆~┌○

しかしタクの動きは

「おしくらまんじゅう!おっされってなっくな!」

掛け声こそ合っているが、何故かお尻の動きが上から下へ。すなわち動きがヒンズースクワットなのである。これではいつまで経ってもおしくらまんじゅれない。その様子を見ていて近所の女の子・モモちゃん(小5)が笑っていた。僕は人差し指を立てて

「お尻が上がった瞬間にこの手を下に置くと…お尻が落ちてきた時、自動的にカンチョーになるよね」

とモモちゃんに言ったところ、モモちゃん、早速それを実行。女の子なのに野原しんのすけみたいな奴である。

「ああああああーっ!たっくんもカンチョーする!」

当然やられっぱなしでいるようなタクではない。すさかず反撃体勢をとり、モモちゃんのお尻めがけてカンチョーを放つ。しかしモモちゃんはひらりひらりとかわしながら

「女の子にカンチョーしちゃいけないんだよー♪」

とタクを挑発する。「私女だから」という安全地帯を逆手に取って男をいじめる女は大嫌いである。僕がタクだったら女の子だろうが何だろうが、迷わず目には目をカンチョーにはカンチョーの報復をしただろう。しかし今は僕は小5という微妙なお年頃の女の子の前では分別ある大人でなければならず、

「タク、やめなさい。女の子にそういうことしちゃいかん」

と止めざるを得なかった。

「だって!モモちゃんが先にやったからたっくんもやり返したいんだ!」

ぶわああああー。タク、悔し紛れの号泣。分かる。分かるぞタク。でも立場上止めないわけにはいかないんだ…。何故こんなことになったかというと、すべて僕のひとことが始まりであるので

「そんじゃパパにカンチョーするがいい」

とタクをなだめると

「カンチョー!」

「ふおおおお!」

すさかずいい角度で入ってきた。タク…その腕前、世界を狙えるかもしれん…。しかしなんでまた近所のお嬢さんたちの前で公開カンチョープレイの刑に処されなければならないのだ。

僕はおしくらまんじゅうがやりたかっただけなのに。でも結果的に寒さは吹っ飛んだので結果オーライとしよう。

それに、どうせおしくらまんじゅうするのなら若い女の子との方がいいし…。キャバクラでムフフ…とか。

おしくらまんじゅう。
キャバクラ淫獣。

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■うん、ちが出たの
2010年10月27日(水)
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今日の日記は、なんと、昨日の日記の続きである。

しかも百円ショップで買い物中、息子・タク(5才)が

「うんち…」

大自然に呼ばれてしまった状態からの続き。お食事中の方や尾篭ネタが苦手な方はご遠慮下さい。

「うんち…でる…」

いつもおちゃらけているタクが真剣な顔で訴える。うんち、でる。

イッヒ・フンバルト・デル・ウンチ(ドイツ風)
1919.dell(イクイクドットデル:池袋北口風俗店風)
ウンチがブリュッセル(ベルギー風)

その意味を多方面から解釈し、僕は判断した。

「ちょっと待ってろ。まだ大丈夫だよな?」

「うん」

まず僕は素早く会計を済ます。それぐらいの余裕はあると見た。経験上、タクはわりと余裕を持って「出る」と宣言するのでしばらくは我慢出来る。

そしてここは勝手知ったる超地元。見ず知らずの街とは違い、どこのトイレが一番近いか瞬時に判断することができる。いわば地に足が着いているので何も慌てることはないのだ。

この百円ショップにはトイレがない…。そしてこの店から一番近いトイレは道沿いにあるコンビニだろう。しかし緊急事態でありがちなのが、トイレに辿り着いたはいいが使用中でギャースという罠。

最後の力を振り絞り、文字通り力を込めてアナルも絞り、ようやく辿り着いたトイレが使用中だった時の絶望感といったらない。すぐ後ろにナタを振り上げたジェイソンがいました、みたいな死を覚悟した心境に似ている。

そこでコンビニよりは30歩ほど離れているが、かつて僕が毎晩入り浸っていたゲーセン。あそこのトイレなら個室がふたつあり使用中であるリスクは半減する。万が一使用中だったら女性トイレに入らせてしまえ、という手段もある。

すなわちゲーセンに行くのだー!急げー!とRとタクでダッシュしたところ(日曜日親子で江古田駅前をダッシュしていた親子をみかけたらそれは僕らです)、途中のドラッグストアでRが立ち止まった。

「ここにトイレあるよ」

「なに、ほんとか」

むう、娘の方が江古田トイレ事情に詳しいとは…と脱帽しながらドラッグストア入店。店内を一回りする…って、

「トイレないじゃん!」

「あはは、まちがえちゃった!」

くそう、7才児の情報をまともに信じた僕がバカだった。地に足どことか浮き足立ってしまった。

「タク、まだ大丈夫か!」

「うん!」

タクの顔が今まで見たことがないくらいシリアスで強ばっている。脂汗だらだらのゴルゴ13みたいな。限界が近いのだろう。しかし見よ。ゲーセンはもうすぐである。

「間に合ったー」

幸いゲーセンのトイレは無人で、すみやかにタクのパンツを降ろして便座に座らせることが出来た。

「パパ〜」

「なんだタク」

「うんちよりおしっこが先に出そうなんだけど」

「どっちでもええがな」

タクがふんばっている間、

「げーむ見てていい?」

Rは格ゲーのモニタをじーっと眺めて観戦しており、そのうちタクもふんばり完了。

「よし出たな。ちゃんとお尻拭け」

こうして無事ブリュッセルすることが出来た。もしこれが間に合わなくて、走っている途中でタイムアウトな羽目になったら、駅前の地元の皆さんに見られまくってしまったであろう。

それ以降何かにつけて

「あれがうんこ漏らし親子だ」

と言われることになり、「うんこ漏らし後ろ指差され隊」として生きなければならなかっただろう。

そんな平成クソモラシーはいやだああああ…。

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■フォトんどビョーキ
2010年10月26日(火)
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昨日の日記にも書いた幼稚園のバザー。

ひととおり見て回ったので帰ろうとした時、

「フォトアルバムは?」

娘・R(7才)がポツリと言った。

「ん?フォトアルバムが欲しいの?ていうか売ってたっけ?」

「まえのバザーはあったの。ひもひきやったらもらったの」

ああそうか。思い出した。去年のバザーで

「紐の先にはおもちゃの袋があるよ。さあ引っ張ってみよう。何が入っているかはお楽しみ」

という「紐引きゲーム」があった。その景品の中にたまたまフォトアルバムがあったのだ。お気に入りのようでしょっしゅう自分の写真を入れてよく眺めている。それが去年手に入れたものなのだった。10枚ぐらいしか入らない、ホントに景品レベルのチャチなものなので、

「もう入らないから新しいのが欲しかったの」

とのことで。バザーに来れば新しいのを買ってもらえると思っていたが全然その気配がなく、僕が「帰るよ」と言ったので焦ったらしい。

あまり自分から「欲しい」と言わないRのこと。余程欲しかったのだろう。百円ショップで売ってるだろうと思い

「じゃあ買ってあげるよ。百円ショップ行こう」

家に帰る前に寄ってみるかと言ったところ

「たっくんもほしい!」

ちゃっかりタクも自分のを要求。お前はRと正反対で、仮面ライダーのカードが欲しいだのメダルが欲しいだの、さっきだって何とかレンジャーの絵本が欲しいとか言って僕に買わせたばかりではないか…。

でもまあ同じモノを欲しがっているのにRだけに買ってやってタクはお預けというのは残酷なのでOKとした。

しかしふたりとも自分大好きだよなあ…僕はコンプレックスの塊だったからこの子達ぐらいの頃は自分が写った写真は大嫌いで絶対観ようとはしなかった。

さすがに今はそこまでひどくはないが、それでも自分が写る動画は絶対観たくない。動く姿もイヤだし声も絶対聞きたくない。一方子供達は動画も輪をかけて好きなんだよなあ。これが普通なんだろうか。

百円ショップに入ると、なんの飾りっ気もない極々シンプルなフォトアルバムがあった。

「パパ、これいっぱい入る?」

Rはなかなか品定めの目が鋭い。

「48枚って書いてあるね。今持ってるのよりも全然多く入るよ」

「じゃあこれがいい」

Rのお眼鏡に適ったようでフォトアルバム2冊をレジに持って行く。

「いっぱい入るから写真いっぱいプリントしてね!」

ここでRがニヤリとひとこと付け加えた。ああ、そうだよなあ。器を手に入れたらそれに入れるモノも欲しくなるよなあ。くそう。見事に子供達の罠にはまってしまった。

「君達に言われるがまま写真をプリントしてるとね、インクがガンガン減っていくんだよ」

プリンタ本体は安く売り、しかしインクの減りをもの凄く早くしてインク代で稼ぐキヤノンの謀略におおハマリしているので、子供相手に言ってもしょうがないのだがそんなケチ臭いことブツブツ言っていたら、

「パパ!パーパー!」

タクが大声を上げて僕を追いかけて来る。すわ。何があった。

「なんだ!どうした!」

「…うんち!…でる…!」

どわああああああ。

分かった。いくらでもプリントしてやるからプリッとはしないでくれえええ。

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■バザールでござーる
2010年10月25日(月)
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息子・タク(5才)の幼稚園でバザーがあった。

「私、委員だから先に行って準備しなきゃならないから子供達ヨロシク」

嫁は昨日に引き続きバザー設営委員のため早くから家を出て行ったため、僕が娘・R(7才)とタクを連れて幼稚園に向かう。

子供達は「キャンディーレイやクリスマスリースを作るワークショップや、景品が貰えるゲーム、駄菓子屋などを回りはしゃいでいた。

スタッフは全てママさん達なのだが、中にはフリフリのエプロンとカチューシャを付け、無理目のメイド喫茶みたいになっているママさんがいて怖い。

そして嫁が会計係をやっている小物コーナーに行ってみると

「R!タク!なんか欲しいものある?何でもママが買ってあげるよ!」

いつもは財布の紐が堅い嫁が、売り上げを伸ばそうという思惑から何かを失っていた。

「帰りも何時頃になるから分からないからさ、お昼は適当に食べてよ」

バザーが終わった後も後片付けがあるとのことで一通り回った後、一旦家に帰り、

「お昼なんか食べたいものある?」

Rとタクに聞くと

「らーめん!」

そんなわけでラーメン屋に向かった。駅前を通りかかった時

「あっせんせー!」

「あらRちゃん、たっくんー」

幼稚園の先生が電車に乗って帰るところであった。いつもスモック姿しか見たことがなかったが、この時の先生達はギャルギャルした私服姿で、もともと若い20代前半、普通に女子大生みたいで可愛かった。

バザーでも先生方がおもてなしするキャバクラでもやれば、多少ぼったくりでもお父さん方から多額の売り上げをかっぱぐことが出来るはずである。ていうか

「なんでママさん達がまだ片付けているのに先生達はとっとと帰っちゃうの?」

と後で嫁に聞いてみたら

「だってバザーは保護者会が主催ってことになってるんだもん」

とのことで。

「えっ。でも幼稚園に上納金納めてるんだろう?」

「そうなのよう。ヤク○みたいなのよう」

「ヤク○ってアータ」

「今日売ってたカップケーキ食べた?本物のパティシエが作ってたのよ!」

ヤク○印の新名物ってか。

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■秋のうららの隅田川
2010年10月24日(日)
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なんとなく完成前の東京スカイツリーを見ておきたくなった。

同じ東京といえども僕が住む練馬からは全然見えないし、工事中の姿は今しか見られないので。今日、朝から嫁が幼稚園のバザー設営に招集され、娘・R(7才)と息子・タク(5才)の世話を任されたので

「じゃあスカイツリー行ってみるか」

「いきたい!」

そういうことになった。まず電車で日の出桟橋まで行き、そこから水上バスに乗り、隅田川を走り浅草まで行くことにした。スカイツリーは浅草から隅田川を挟んだ対岸側に立っている。

何故わざわざ水上バスに乗ったかというと、かつて江戸は「東洋のベニス」と呼ばれたほどの水の都で、今では多くが潰されてしまったが運河が発達した街であった。しかし内陸部である練馬に住んでいると、そういう「水の匂い」が全く感じられないのである。ていうかそもそも練馬は江戸じゃないけど。

まあたまにはウォーターフロント的な空気を吸ってみたくなった次第である。水上バスに乗ると、あまり船に馴染みのないRとタクは興奮した様子で、特にタクなどは

「船?外国に行くの?」

頭の中がボンボヤージュ。

「ははは、違うよ」

などと笑いながら船が隅田川を上流にのぼり始めてからも

「すごい!海だ!やっぱり外国に行くんだね」

と勘違いをしているので

「これはね、川なんだよ。『すみだがわ』っていう名前の川」

「せんだがや?」

君、ちょっとボケ過ぎ。

隅田川
隅田川
船上からの眺めは普段は見ることが出来ない水の都っぽい風景。なんかこう、潮の香りがしていいなあと旅情にひたっていたら

「パパー、お腹空いた」

Rとタク
Rとタクはもう飽きた様子でお菓子ボリボリまったり状態。それでも浅草が近付き、

「ほら、スカイツリーが見えてきたぞ」

と教えてやると

「えっ。どこどこ?」

と食らいつく。

Rとタク
「ぎゃはははは!何あれ!うんちだ!」

「ほんとだ!うんちだー!」

「そっちじゃねえ!」

しまった。浅草名物うんこビルディングの方に目が移ってしまった。

Rとタク
一応スカイツリーもちゃんと確認。

浅草に到着し、船から降りた。

「外国についたの?ここ中国?」

タク、君はホントに面白いなあ。降りてから川向こうにスカイツリーを眺めながら川沿いの公園を歩く。すると遊具がたくさんある広場があり、大勢の子供達が遊んでいた。Rとタクもすぐさま飛び込んで行き、

「ねえなんさい?」

「6才!」

すさかず地元の子に話しかけ、一緒に遊び始めた。子供って会って数秒で友達になれるからいいなあ…。

ここで遊んでいる子供達って、いつも視界にスカイツリーがあり、スカイツリーと共に背が伸びているんだよなあ。「生まれも育ちも東京浅草、スカイツリーと共に成長しました」って言えるなんてカッコイイなあ。羨ましい。

お昼時になって地元っ子はパパと帰り、僕らも昼飯を食おうということになった。せっかく浅草に来たのだから美味いものが食べたい。

子供達の好みを考えると趣のある老舗洋食店でハンバーグとかオムライスかな?なんて考えていたら、

「あっ!ハッピーセット!これがいい!」

なんと、通りかかったマクドナルドから動こうとしない。店頭にはハッピーセットについてくる仮面ライダーオーズとハートキャッチプリキュアのカードが並んでいて、ふたりともこれが欲しいのだという。

「えー。マックなんておうちの近くにもあるでしょ!」

「やだ!これがいいこれがいい!」

タクはともかくRまで涙目になって訴えるので仕方なく…。おのれ何故に浅草まで来てマックなのだ…。カードを手に入れたふたりは超ゴキゲン。しかし僕は少しでも「浅草ならでは」というエッセンスが欲しかった。

そこでマックの後に雷門、仲見世、浅草寺などなど、サザエさんのオープニングばりに観光名所を巡った。ところがRとタクはカードばかり眺めていて全然見ちゃいねえ。

「…そろそろ帰ろうか」

「うん。Rちゃんも帰りたい」

「たっくんおしっこしたい」

「そうだね。トイレ行ってから電車乗って帰ろうね」

駅のトイレで全員で連れションしたのが浅草最後の行動であった。「東洋のベニス」を追う旅。

「放尿のペニス」で締め括られたとさ。

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■欲望ッ!この素晴らしいエネルギーッ!
2010年10月23日(土)
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ちょっと早いかもしれないが、息子・タク(5才)にひとりに聞きました。

「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」

タクの答えは

「仮面ライダーのメダル!」

あるあるあるあるー…って元ネタ知ってる人はアラフォー以上。

実際幼稚園児男子100人中20人ぐらいはそう答えるかもなあ…。今月の誕生日プレゼントに変身ベルトを買ってやったばかりだというのに。変身ベルトはおなじみだが、タクが欲しがるメダルとは何ぞや?説明しよう。

タク
現在放送中の「仮面ライダーオーズ」は、ベルトにメダルを3つはめこむことによって変身する。昔のようにベルトだけじゃ変身できない。

タク
おしゃれな着こなし例。

メダルといっても勿論パチスロのメダルとかじゃダメで、動物の力が秘められた特殊なメダルなんである。例えばカマキリのメダルを使うと腕に鎌が生えたり、チーターだと足が速くなって高速キックができたり、などなど。

メダルをベルトにはめるて変身すると「タカ!」「トラ!」「バッタ!」などと喋る。その声は「ふじー!さふぁりぱーく!」と歌っている人の声である。コレを朝まだ寝ている時にやられるとかなりうるさい。

また、クワガタ、カマキリ、バッタ(昆虫)、ライオン、トラ、チーター(猫系)といった同じ系統のメダルを3つ使うと「コンボ」といい、特に凄い力が発揮される、という設定になっている。

今のところこれらメダルをライダーと敵が奪い合うストーリーになっていて、メダルが物語のキーアイテムなのである。話が進むにつれてメダルの種類も増えていく予定だから、変身ベルトを買っただけでは終わりではない。

ベルトにもメダルは4枚付いているが、更に下手すりゃメダルを何十種類も買い揃えなければならないのである。制作者東映とオモチャメーカーバンダイによる巧妙なワナと言えよう。

で、そのワナがはまり過ぎて需要に対して供給が追いついていないのか、それともわざと生産量を絞っているのか、仮面ライダーのベルトってメチャクチャ品薄なんである。そして奇しくも今日(23日)発売日であるメダルセットもあっという間に売り切れるだろうと言われている。

インターネッツの掲示板で見てみると、早朝からヨドバシカメラやトイザらスに並んでる人がたくさんいるとかで…昔のドラクエかよ。

このベルトを買った時も池袋のビックカメラとかヤマダデンキとかハシゴして探して苦労した。クリスマスが近付くにつれてますます買い求める人が増え、一層競争率が高まるだろう。もしかしたらクリスマスまでに確保できない危険も出てくる。

…かったるいから違うのをリクエストしてくれないかなあ…と思いつつ、僕もこのベルトとメダルのギミックは面白いなあとか思っていじくり回すのであった。

特に先程説明した同じ系統のメダル3つで発動する「コンボ」。これも動物の属性じゃなくて人間でも面白いなあと思う。

「エルトン」「ジョージ(マイケル)」「フレディ」でモーホーコンボとか、
「マツコ」「伊集院」「石塚」でデブコンボとか、
「細川ふみえ」「小池栄子」「雛形あきこ」で巨乳コンボとか…いいなあ。

そんなことを考えた上で、

「タク〜、メダルじゃなくて違うのにしようぜ」

と違うオモチャにさせようとしたのだが

「やだ、メダルがいいの!」

うーん。メダルをネダルってか…。

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■眠れない朝を抱いて
2010年10月21日(木)
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忙しくて帰るのが遅くて眠くて小牧長久手。

ブログを書こうとしてパソコンを立ち上げようとしたらもう眠い。ついでに立ち上がったちんこもどうにかしようと思ったけどやっぱり眠い。全てにおいて眠気が優先する。

朝も1秒でも長く寝ていたい…しかしそれは許されることではなかった。何かと娘・R(7才)と息子・タク(5才)がちょっかいを出す。

カンチョー、のしかかり、枕を顔にぶつける…等のハラスメンツを次々に繰り出す。その都度むっくりと起きて

「やめろ!」

と言うのだけれども、少しでも寝ていたいというこの状況、「寝る」ことが最優先課題なのであって、妨害工作を止めさせる為とはいえいちいち起き上がってしまうこと自体が負けなんである。かといってやめさせないとドンドンエスカレートするし…スルーしても負け、やめさせても負け。

「頼むから寝かせてくれ…」

もうお願いだから勘弁してくれと願うばかりなのだが、今度はRが

「ぽりりずむ♪ぽりりずむ♪ぽりりずむ♪」

とPerfumeの歌を歌いだした。これはどういうことかというと、僕はずっとPerfumeの曲をケータイに入れ、毎朝それを目覚まし代わりにしているのだ。

「ほらー。ぽりりずむだよー。おきなさいー」

ということなんである。

「ちがうよ。ぽりりずむじゃないよ。チョコレイトディスコだよ!」

タクがPerfumeはPerfumeだけど曲が違うだろ、と細かいツッコミをする。しかしタクも間違っている。現在アラームとして使ってる曲は…

「今の曲は『VOICE』だ!」

たまらず僕は再ツッコミをしてしまった。すなわちもういい加減この子たちとの攻防に疲れて寝られなくなった。どうしてそっと眠らせておいてくれないのだろうか。まさに『我が眠りを妨げる者は誰じゃ』ってな具合の祟り神状態。

はっ。もしかしたら子供達は僕と触れ合いたいのかもしれない。忙しくて会えるのは朝起きてから出掛けるまでのほんの数十分のみ。だから執拗に僕にちょっかいを出してくるのかなあ…。

だからといって叩き起していいわけではない。話は飛ぶが僕は最近タバコをやめてブクブクと太ってきている。太っている人を起こしてはいけない、と古くから言い伝えられていることは周知の通りだろう。すなわち、

メタボを起こすな。なんつって。

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■踊るアホ子に見るアホ親
2010年10月20日(水)
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ダンスといえば、昔、「ダンスダンスレボリューション」というゲームが大流行して僕もはまったことがある。

そのダンスダンスレボリューションで踊っている女の子のスカートの中を盗撮した「パンツパンツレボリューション」という盗撮ビデオも出回っていて、あまりにもこのフレーズがツボだったので、そのまんまある日の日記のタイトルにしたら、このブログの中で最も多い検索ワードとなってしまった。

そんなことはどうでもよい。

ダンスといえば前回の日記に書いた、息子・タク(5才)のタクによるタクのためのダンス発表会。(タクお手製のフライヤーには「はっぴうかい」と記載)

僕はタクが定めた締め切りまでに「見たい」と申し込まなかったために見学を拒否されてしまったのである。

「お役所みたいなヤツだ」

と思いながら「どうしても見たいなあ〜」などとしつこくお願いしていたら

「じゃあいいよー」

夕方あっさりOKになった。

「いらっしゃいませ。おきゃくさんはココに座ってください」

いきなり仕切りだしたのはタクではなく何故か娘・R(7才)。

「Rちゃん、君が司会進行するの?」

「ちゃんと座ってく・だ・さ・い!」

「…はい」

「いいですか〜ちゃんと座って待たないと始まりません。ちゃんと座りましたか。じゃあ始めます。だっくんのダンス発表会で〜す」

Rがおもむろにキーボードにプリセットされているデモ曲を流すと

「いえーい!」

満を持してタク登場。

「さいしょは、なわとびのダンスでーす」

Rはタクの後ろ、部屋のはじっこの窓際まで下がり、明子姉ちゃんばりにカーテンの影から体を半分だけ出してタクを見守りつつ司会進行する。

「にじゅうとび!さんじゅうとび!」

縄跳びのダンスと言ってもそのまんま飛び跳ねているだけである。

「つぎはぐるぐる回りまーす」

ダンスというよりただひたすらバターになりそうな勢いでぐるぐる回るだけである。

「あとはわいえむしーえーでーす」

「すばらしい!わーいえむしえっ」

これはこないだRが運動会で踊ったヒデキ西条のヤングマンである。平成フタケタ生まれなのにこんな古い踊りを…。なんかこう、ダンスというより単に暴れてるだけのような。

「おわりです!」

えっ、もう、と喉まで出かかったが

「上手だったね〜」

とりあえず拍手をしてフィナーレとなった。自分からダンスの発表会をやりたいだなんて、ひょっとして将来はエグザイルとかジャニーズに入っちゃうぐらいダンスの才能があるのでは?なんて浮かれてしまっていたが…。

今の踊りを見て目が覚めたぜ…まさに親バカであったことを思い知らされた…。エグザイルに入るどころか竹の子族すらムリだなこりゃ。今竹の子族なんていないだろうけど。

ふう〜、といっちょまえに一仕事終えた満足げな顔をして隣の部屋に去って行くタク。Rはそのまま僕のところに来て

「ねえパパ。Rちゃんもはっぴょうかいやるの。見てね」

Rも対抗心を燃やしたようである。

「いつやるの」

「すいようび」

「それはムリだな〜」

「なんで見てくれないのっ」

Rは口をとんがらせるが

「パパ会社だろ!ちょっとは考えろ!」

「そっかあ〜」

タクはタクで発表会が終わったと思ったら速攻で追加公演のお知らせを作って壁に貼っていた。ウチの子ら、どんだけ踊りたいんだ。そのうちウチが武富士のCMみたいになりそうで怖い。

ちなみにタクの今度のチラシは「はっぴうかい」じゃなくてちゃんと書かれていたが、

「みんなきてくだい」

必ずどっかしら1文字抜けてしまうようである。

おっぱもみたい。

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■しめきりげんまん
2010年10月19日(火)
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息子・タク(5才)が以前より「やる」と言っていたダンスの発表会。(告知する貼り紙には「はっぴうかい」と書いてあった)

はっぴうかいの2、3日前から盛んに呼びかけを行なっていた。

「ダンス発表会は17日にやるからね。見たい人は締め切りまでに言って下さい。締め切りは18日までです」

「おいこら締め切りの意味が分かってないだろ」

締め切りとは…と教えることアバウト10分。

「じゃあ締め切りは16日です。その日までに言って下さい」

「そうそう。それでいいんだ」

ようやく理解出来たところで残念なお知らせが。はっぴうかいの17日は日曜であるが、僕は16日と17日の土日、どうしても出勤しないと仕事が終わる目途が立たなくなっていたのである。。

「ごめん。タク。パパ、見られなくなっちゃった…」

「えー!!!なんでー!!!」

「お仕事がねー…忙しいんだよう…」

しょんぼりするタクはあまりにも可哀相であった。嫁から聞くところによると一生懸命練習していたと言うし、その努力の成果を是非見てみたい。誰に言われたわけでもない。自分からダンスを見せてやりたいというその自信とポジティブさを大切にしたい。

そんなわけで頑張った。土曜日にガツガツ仕事を進め、なんとか目途が立つようになった。なので日曜の朝、

「タク、今日、会社行かなくていいことになったからダンスのはっぴうかい見られるよ」

どうだ、嬉しいだろう、とタクに満面のドヤ顔で伝えた僕。ところがタクは

「えー。やだ」

「なんでだよ!あれだけ見て欲しいって言ってた癖に!」

「締め切りは昨日だもん」

ガーン。なんという締切厳守なやつ。お前は上司か。会社ならまだしも家でも締切りに追われるとは、息苦しい人生だなあ…。

息子からの厳しい仕打ちにより、改めて締切り厳守の大切さを改めて痛感したのであった。

この世知辛い世の中、締切りを破れば腹切りか首切りだもんなあ。

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■ガールズネクストドア
2010年10月18日(月)
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近所の子が遊びに来ていた。

娘・R(7才)と同じクラスのお友達とそのお姉ちゃん姉妹。

「家族ごっこしよー」

お友達がお母さんでRがお姉ちゃんで息子・タク(5才)が赤ちゃん役、などほのぼのとした遊びを展開させていた。お友達が

「デパートに行くわよ〜」

とお出かけする設定なセリフを言ったところ、タクは

「デパートってなぁに?」

うわあ。我が子はデパートを知らなかった。確かに滅多に連れて行ったことはない。僕も高校生ぐらいまでイトーヨーカドーをデパートだと信じて疑わなかったが、それは僕の田舎にデパートが全くなかったからなわけで、デパートがゴロゴロしている東京でそれはないわなあ…と反省した。

しかしデパートって何ぞやと聞かれたお友達は

「ニトリ」

と答えていたので、なんか幼少の頃の僕とあまり変わらないような。

その後、今度はRとタクがそのお友達の家に突撃。すごい楽しいようでこっちまでギャハハハとか声が聞こえる。4時半ぐらいになっても帰って来ないので

「ピンポーン」

お友達宅に連れ戻しに行く。ママさんが出て

「長々とすいませんねえ…おら、Rとタク、帰るぞ!」

早く来い、と言ったところタクが号泣。

「いやだあああ!オリケシやるんだああああ!」

オリケシっていうのは自分の好きなデザインの消しゴムを作るおもちゃなんだと教わった。お友達がRに作らせてくれて、次はタクの番、というタイミングだったようだ。

「じゃあ5時に帰って来いよ〜」

すいませんねえ、とママさんに言って戻って来た。なんか楽しそうでいいなあ…。

5時になると嫁が連れ戻して来て、ふたりはそのオリケシとやらで作った消しゴムを貰っていた。

「あとでなんかお返ししないとね」

と嫁と話した。こういうのって結構バカにならないはず。

僕のキン消しじゃダメだよなあ…。

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■いまさらJARO
2010年10月17日(日)
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週末もなにかと忙しく、家に帰って来ても子供達は寝ていて触れ合えないので、せめて嫁と触れ合うかと思いおヒップをひとなでしたら

「やめてよ!」

スカートめくりされた小学生女子みたいな反応をされた。夫婦なのに。嫁は僕の手を振り払いながら言う。

「ところでR(7才の娘)とタク(5才の息子)が一緒に写ってる写真ない?」

嫁がこのような写真をよこせと言う時は大抵何かに投稿するときである。ミニコミ誌の表紙オーディションとか、なんかの商品の読者モデル応募とか。

以前は僕とRとタク3人の写真が利用された。某食材宅配システムのカタログで僕らがニンマリした写真が載り

「なんたらハンバーグ、親子で大好きです」

というコメントが加えられていた。僕、そんなことひとことも言ってないのに。満面の笑みでハンバーグ大好きって、ジャンクフード漬けの小室哲哉みたいでイヤだなあ。

「またアレか、ねつ造の広告か」

お前はそれに喜びを感じるのか、と追求したら

「まるっきりウソじゃないのよ。『子供が好きです』ってアンケートに答えると『親子で大好き』って載るのよ。1のものを10にも100にも、みたいな」

「ウソ。おおげさ。まぎらわしい。そのまんまじゃねーか」

「私が撮った写真もあるんだけど。もっと写りのいいのがないかなーって思って。あ、今回はあなたが写ってるのはいらないから」

あなた自体もいらない、と言われているような気がしたので僕はちょっとムキになった。

「もっとお触りさせてくれればやる」

「えー」

えー、だろうが、イヤ、だろうが、写真を渡しながらありとあらゆるみだらな行為をしてやるゼーッ。

というわけでパソコンの画像フォルダを見てみる。嫁の条件はいくつかある。

・ここ1ヶ月ぐらいの写真であること。
・Rとタクが大きく写っていること。
・笑顔であること

その条件に合う画像を探した結果…うう…なかった。ふたりともいつもチョロチョロしてるから揃って写せることってあんまりないんだよなあ。しかもピントも合って目線もふたりともこっちで更に笑顔って…。撮ろうと思ってもだいたいどっちかが飽きて逃げて行ってしまう。

「ごめん。なかった」

「あっそう。じゃあ私が撮ったのにするわ」

嫁は振り向きもせずノートパソコンをいじっている。子供の写真1枚も用意出来ないんかこの甲斐性無しが、とその背中が嘲笑っているような気がした。

写真を提供することを条件にしたがために、その条件が足かせになって手ぶらでみだらな行為を要求出来なくなってしまった。

ヤラセ広告してんだから夫にもヤラセてくれよー。

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■つうしんぼう万歳
2010年10月16日(土)
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夜中、仕事から帰って来るとみんな寝ていて、僕の机に

「あゆみ」

と書かれた冊子がぽんと置かれていた。あゆみといえば僕の頭の中では姫川亜弓である。ガラスの仮面の最新刊が絶賛発売中なのだ。今月末も更に新刊が出るのだ。でもその「あゆみ」は姫川亜弓でもなく石田あゆみでもなく、娘・R(7才)の通信簿なのであった。

2学期制なので今が1学期の締めなのだ。この時期に通信簿とか、すっごい違和感があって全然しっくり来なくて気持ち悪い。ずっと3学期制で育って来たので馴染めないせいだろう。

それはそれとして、Rの人生で初めての通信簿…そう考えると薄っぺらい冊子も重みが増したりして。開いてみると1年生なのでシンプルである。科目は「国語」「算数」「生活」…むっ、いわゆる「ゆとり」ってやつだろう、あと「音楽」「図工」「体育」。

「忍術」とかあったら面白いのにな(ねーよ)。で、科目ごとに3つから6つぐらいの項目があり、それぞれ「よい」か「もうすこし」かの評価がなされていた。

Rの通信簿は残念ながらひとつだけ「もうすこし」に○が付けられていた。算数の

「具体的な操作を通して、筋道を立てて考える」

これがもう少しなんだそうだ。こんなの、僕だってもう少しどころか全然ダメである。いつも行き当たりばったりで…。

確かにRに足し算とか引き算の問題を出すことがあるけれども、正確さと答えの早さは息子・タク(5才)の方が上。Rはまだ数の概念がいまいち分かっていない。担任のコメントにもそう書かれていた。

だからといって悪いとは思わない。僕だって高校の時数学5点とかザラ。しかも200点満点で。一方でいつも197点とか満点に近いハイスコアを取っている堀田君という子が隣の席にいたが、彼は当たり前のように東工大に受かっていた。

僕も勉強してない訳じゃないのに、フェラーリとダイハツミゼットぐらいの素質の差があるのだろうと観念したモノだった。

Rの性格からして、いくら勉強が出来ても実生活には役に立てず、基本はポヤーンとした子になりそうな気がする。それでよい。斜に構えることなく好きなものは好き、楽しいことは楽しい、嬉しいことは嬉しい、と素直に受け止められる子に育って欲しい。

そんなことを考えながら通信簿を閉じた。どうでもいいがこの表紙に毛筆で「あゆみ」という文字、このセンス、どうにかならないものだろうか。そのまんま場末のスナックの看板になりそうな感じである。

もっと今風にファーストタームリポートとか…。ああ、横文字にすると風情がなくなるからまだ「あゆみ」の方がマシか。

とりあえず寝るまでに、明朝Rになんてコメントするか考えなければなるまい。

「君の学校生活という長い長い旅路は、まだ始まったばかりなんだよね。
 勉強って儚く孤独の闘いなんだよね。だけど、僕達力を合わせて
 頑張っていくんだよね」

あゆみだけに浜崎あゆみの歌詞風にしたらわけわかめになってしまったとさ。

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■親父のすなる日記といふものを娘もしてみんとてするなり
2010年10月15日(金)
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娘・R(7才)がノートに何かを書いていた。

「ねーパパー。こっち来て見ててー」

宿題で日記を書かなければならないらしい。Rは息子・タク(5才)の運動会をネタにしようとしていた。書きたいことは山ほどあるけれども、変な文章にならないように見ていて欲しい、とのこと。

覗いてみると既に長い文が綴られていた。朝起きた時のこと。幼稚園に行った時のこと。運動会の開会式。体操。タクのかけっこ。タクのおゆうぎ…って

「タクが出た種目を全部書くつもりかい?」

「うん」

「それはすごいが、長過ぎやしないかい」

ダラダラ書くよりも要点をきちきちとまとめることが大切なのだ、というようなことを指導してみると

「そんなことないよ。この前ね、動物園に行った時のことをいっぱい書いたら先生がすごく褒めてくれて、Rちゃんのだけ読まれたんだよ!」

おっとり屋のRが珍しくつっかかってきた。自分の日記だけ先生に朗読されたのが余程嬉しかったらしい。

「それは長いのもあるけど、Rちゃんがとても楽しかったってことがよく書かれてたからだと思うよ。だから起きたことをダラダラ書くだけじゃなく、自分が思ったこと、感じたことも思い出して書くといい」

とか言って適当なアドバイスをして書かせ、文に詰まると助け船をだしてやったりしてようやく長編日記が完成した。その一部を抜粋してみると

おひるはおかあさんがつくってくれたおべんとうをたべました。(←起きたこと)
きゅうりがとてもおいしかったです(←感じたこと)

なるほど僕の教えを守っている。てか嫁の弁当の第1位がきゅうりて。もっと嫁が手間暇かけて作った唐揚げとかおにぎりとか全スルーしてきゅうりかよ。カッパかお前は。

「でもRがそう感じたんだもんね。これでいいよ。日記完成〜」

良く出来ました、とノートを片付けさせようとしたら嫁が

「できたー?みしてー」

とノートをぺらぺらめくるではないか。そして

「きゅうりかよ!」

「あ、やっぱりそこで引っ掛かったか」

案の定ガックリ来ていた。なんかやばいこと書いちゃったなーという顔になったRに嫁は

「で、でもいいのよ。Rちゃんが本当に感じたことを書けばいいんだからね。でもママ唐揚げとか頑張って作ったの」

フォローしてるようで抗議してるようなどっちつかずで更にRを惑わしていた。いずれ日記の書き方ステップ2、

「読む人のことを考えて書く」

ということを教えてやらねばなるまい。わりと筆まめであるらしいRにこのことをたたき込めば、10年後ぐらいには…

…僕と同じでブログで日記書いてたりして。

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■日芸は身を助く
2010年10月14日(木)
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息子・タク(5才)の運動会が終わった帰り道。

再開発により新しくなった日芸校舎のオープンスペースに、ものすごい人だかりが出来ていた。隣接する商店街のお祭りである。

人だかりの正体はもうすぐ無料で配られるお茶・フランクフルト・ポテトチップスのために並ぶ3つの行列。普通に買っても100円もしないだろうに、タダとなるとソ連並みの長蛇の列を作る庶民の浅ましさよ。

しかし僕も底辺に近い庶民なので

「嫁、お前はお茶の列、母さんはフランクフルトに行け。僕はポテチの列に並ぶ」

一族総動員を采配して全ていただきまんもす。

貰うもんを貰った後は日芸の学生によるぬるいマジックショーを眺めたりしていたが、

「あっ!じえんどだー!」

タク
「ジエンド 炎人」というヒーローがやって来て、一緒に写真を撮って貰った。このヒーロー、この街の他のイベントなどにもよく現われるのでRやタクにも既にお馴染みなのである。

写真の左側に映っている通り、グッズ販売も熱心に行なわれていた。カッコイイポーズをしてくれて申し訳ないけれどもそちらにはあまり近付かず…写真も撮ったし運動会で疲れたしもう帰ろうということになった。

で、帰る道を歩き始めると、何故かジエンドもお供の人ひとりを連れ、僕らの前を歩き始めるではないか。タイミング悪く踏切が鳴り出し、一緒に待つ。踏切で電車が通り過ぎるのを待つヒーローはシュールである。どうでもいいが踏切を渡ったすぐ先には江古田で有名なキャバクラ「EKD48」がある。

「ねえ、どこにいくの?」

タクが素朴でストレートな質問をジエンドに投げかけた。着ぐるみの中の人がしゃべれないのはお約束なので、お供の人が

「パトロールだよ」

と答えると

「そっか」

タクはニッと笑った。納得のいく答えだったようだ。一方僕はアンパンマンみたいだなと思った。ようやく踏切のバーが上がって通れるようになると、ジエンドは踏切を渡らずUターンして引き返して行ってしまったではないか。

待ってた意味ないじゃん…と不思議に思ったが、実はパトロールという名目の営業活動なのだろう。ご近所をうろうろ回ってイベント会場に来てもらい、グッズいかがっすか、みたいな。現実のヒーローはアンパンマンのようにパトロンのパン屋などいないから運営費を自分で稼がねばならぬ。

僕らは踏切を渡って家に帰る、と思ったら嫁と娘・R(7才)がいない。ヒーローに気を取られて気付かなかった。どこ行った…と電話をしようとしたらメールが飛び込んできた。

「○○ちゃん(Rの友達)に会ったのでもうしばらくいます。先に帰ってて」

ンマー。もうすぐ母も栃木に帰るのだから早く戻って来いよ…と微妙に焦る僕。ヒーローとこの嫁からのメールはとても似ている。

どちらもへんしんしなければいけないでしょう!

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■バショトリー・ヘップバーン
2010年10月13日(水)
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雨で延期になっていた息子・タク(5才)の運動会がようやく行なわれた。

僕は場所取りで朝早くから並んでいた。植込みから湧いてくる蚊が最大の敵。隣の隣にいた半ズボンのおっさんが

「なんでこんな格好で来ちゃったんだろ…」

とぼやきながら刺されまくった足をボリボリしていた。無事ナイスなポジションにシートを敷いて一旦家に戻ると、タクと娘・R(7才)のでかい声が聞こえる。

「パパー!早く運動会いきたい!」

開始直前でテンションが高まっているのである。Rも卒園生対象のかけっこに出場するので、ふたりとも出走前の暴れ馬みたいな感じでまじうるさい。

「もー早く連れてっちゃってよ」

必死になって弁当を作ってる嫁を尻目にとっとと連れて行った。

さて、運動会が始まるとすぐタクが出場するかけっこであった。

「たっくん1番になるよー!」

と張り切っていたものの、結果は3位。僕とかけっこして負けると泣きわめくタクだけに、悔し涙のひとつでも出ちゃうかな…と眺めていたが

タク
わりと満足げであった。悔しくて涙が出るぐらいの闘争心があった方が男らしくていいな、と思ったのだが他にそんな子はいないし、タクを含めたみんなの楽しそうな笑顔を見て

「純粋に楽しんだみたいだからそれはそれでいいか」

と思い直し、また、

「闘争心といえば昔トーソーシン!(外人女ボイス)ってCMあったよな」

とか思い出してどうでもよくなった。

続いてはダンス。覚えるのがクラスで一番早かったというだけにとても上手い。前半は残念ながらちょうど僕らに背を向けて踊るポジションだったのだが、

タク
このように振り返って僕らに視線をくれる余裕も見せていた。

芸能人の記者会見かってぐらいにカメラが向けられ、それぞれの親が

「目線コッチ下さい!」

と必死に念を送り続けている中、このカメラ目線はありがたい。団体行動としてはよくないんだろう。多分。

この後マスゲームという北朝鮮ちっくな演技があり、それで午前中タクが出る種目は終了。みんなで嫁の力作弁当を食べる。

「あっ。年少はもう終わりなのォ?」

ゾロゾロと帰って行く年少組の子供達をタクが目で追う。

「年少は午前中で終わりなんだよ、お前も去年そうだったろ」

と教えてやると

「えー。いいなー。たっくんもかえりたいー」

お前、朝あんなにワクワクしてたのに…。アクビ連発しているし、朝テンションが高かった反動でもう眠いとみた。

R
午後の部、卒園生のかけっこでRが出場。7人中ビリから2番目であったが

「ちがう!3位だった!」

と言って譲らないのは彼女なりのプライドなのだろうか。

タク達年中組の最後の競技は棒リレーであった。ぶっとくて長い棒をふたり一組で持って走り、次の走者に渡す。タク達は「速い!速いです!」とアナウンスされる程、そりゃもう速かったが、しっかりと次の走者に棒を渡さなければならないのに

どかーん。

勢い余って棒をぶん投げて終わりにしてしまった。結局タクのクラス最下位。

タク
それでも閉会式でメダルをもらって嬉しそうであった。すがすがしい笑顔でよい。

幼稚園の運動会なので紅組と白組が点数で競うというのはなかった。しかし10月とは思えない日差しのせいで

「あなた、顔焼けたね」

僕の顔が紅組になってしまったことよ。

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■ひとりダンス甲子園
2010年10月11日(月)
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「ダンスの発表会があるから見に来てね」

と息子・タク(5才)が言う。

「いつ?」

「じゅうななにち」

「来週じゃないかっ」

はて、直近でそんなイベントあったっけか?確かに幼稚園で毎年1回、ダンスの発表会があるけれども、もっと遅い時期にやっている。運動会が今週なのに次の週にそんなイベントを立て続けにやれるわけがない。

「で、どこでやるんだ?」

「おうち」

「うち?」

どうもタクセルフプロデュースによるダンス発表会らしい。すなわち発表会ごっこ。

「おしらせがそこにはってあるから」

と壁を指差すので見てみたら、確かにチラシの裏になんか書かれたのがセロテープで貼り付けてある。うを、こんなの気付かなかった。読んでみるとタクの字でこう書かれていた。

『ダンスのはっぴうかい(原文ママ)

 10/17(日)みんなみにきてね』

なるほどこれがフライヤーのつもりらしい。

親バカかもしれないけど、タクは踊りのセンスがあるような気がする。リトミックからピアノを習っている下地があるし、おかあさんといっしょでマユお姉さんに抜擢されてゴッチャ踊ったし、運動会のダンスも1番に覚えてしまったらしいし。

そしてこんな「はっぴうかい」をやる、ということは結構ダンスが好きなのではないだろうか。好きこそものの上手なれ。

将来はダンサーになってエグザイルになれば上戸彩みたいなアイドルをゲットすることが出来るだろう。未来は明るい。僕はとりあえずローソクを買ってキャンドルアーティストを目指す。広末と結婚するんだ。

「わかった、パパ絶対見るから発表会頑張ってね」

将来上戸彩の義父になるためには全力で応援せねばなるまい。

「うん」

タクの嬉しそうな笑顔がこぼれた。

「で、どんな踊りなんだい?」

「ないしょ!」

ちぇー。

一体どんなダンスを見せてくれるのだろうか。

1.ストリート系
2.ジャニーズ系
3.キング・オブ・ポップな感じ
4.盆踊り・よさこい系
5.おゆうぎ系
6.Perfume
7.メロリンQ・今来た加藤系
8.全裸白塗り暗黒舞踏系

うーん、いつも想像の遥か上を行くタクなので全く予想不可能である。ただ今の時点で分かることは、小指を角にぶつけると非常に痛いということだ。

そりゃタンスでんがな。

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■朝がO、昼がいそがP、夜がバタンQ
2010年10月10日(日)
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息子・タク(5才)の運動会は雨で延期。

子供達の高まっていたテンションは持って行き場所がなくなり、朝から家の中で大暴れしていた。Rなどはなんか長い棒を振り回して遊んでいる。

「なんだいその棒?」

「あさがおだよ!」

Rは忘れたの?という顔をして答えた。夏休みの宿題としてRが育てていた鉢植えの朝顔。その蔓を絡ませるための棒であった。

「あ、これがそうか」

夏休み中は「今朝はお花咲いたかな?」と観察し、夏休みが終わると学校に戻した。しばらくしてから運動会で学校内に入った時、教室のベランダに全員分の枯れた朝顔がずらっと並んでいて

「朝顔の墓場だ…」

可愛い朝顔の花は出勤前の癒しになっていただけに寂しさを感じたものだ。ていうか鉢は学校に戻したのになんでまた棒だけ持って帰って来たのだろう。来年の1年生にリサイクル出来るだろうに。

棒を振り回すRとタクはいかにも危なっかしい。

「目ぇつっとす(栃木弁で「突き刺す」の意)といけないからやめなさい。危ないでしょ」

フスマなんかも穴を開けられそうだったので注意したが、朝から異常に高いテンションのRとタクはなかなかやめそうにない。

「きょう、うんどうかいやりたかったな…」

Rもタクも欲求不満なのだ。朝顔の棒、すなわち夏の残骸を手にして秋のメインイベント・運動会を心待ちにする。まさに季節の移り変わり。子供の生活って本当に四季折々って感じで良い。

大人だと四季折々っていうよりも四半期(決算)でオラオラって感じである。

「じゃ、行ってくるねー」

運動会が中止になったので僕は会社に行くことにし、昼飯は朝顔にちなんだものを食べた。

すなわち、朝顔は昼に枯れ(カレー)。

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■走る走る俺たち
2010年10月09日(土)
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明日は息子・タク(5才)の運動会。

タクは割と張り切っている。

「パパ、見に来てくれるの?」

「もちろん行くよ」

「かけっこ頑張るから見ててね!たっくんが一番になる!」

「おほほほ。がんばれ」

嫁が言うには、5人でかけっこをするのだが、タクと一緒に走る子達は皆揃いも揃ってチョロチョロすばしっこく、またかけっこの練習でも闘志むき出しで、本番では誰が勝つか全く分からないのだという。

僕なんか足が遅いから一番になるなんて思ってもみなかったし、また、娘・R(7才)もおっとり屋なので運動会での勝負にこだわるさまは新鮮であった。

タクは僕ともかけっこをしたがり、その際僕がちょっとでも前に出ると

「パパだめ!やだ!ひっこめ!」

とてつもなく怒る負けず嫌い。勝負に燃えるのはいいが、せいぜいライバルを引っぱたいたりしないことを祈る。

しかし運動会のかけっこが楽しみだなんて羨ましい。僕なんかせめてビリだけは避けたい…といつも戦々恐々だったのに。それに小学校とかちっちゃいうちは足が速い子はモテるしね…。

スポーツ系が得意なのは嫁に似たのだろうか。

僕は大人になってからかけっこが好きになった。勿論走る方じゃなくて、その、なんというか、植物で言えばスギ花粉がぶわーっと飛び散るみたいな、もちっと遠回しに言うとうどんじゃないぶっかけ、みたいな。

ぶっかけって全然遠回しじゃないし。

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■この広い、野原おっぱい
2010年10月08日(金)
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おっぱいらぁめん
うちの近くにある「おっぱいらぁめん」屋。

僕はあまりこの店の前を通ることはないが、嫁はよく買い物とかで子供達を連れて通るらしい。

「ちょっと前はあの『おっぱいらぁめん』看板(↑の画像にある看板のこと)が出てなかったんだけど、最近また出ているのよ」

と嫁が近況報告をしていた。「マドンナ、痔だった」ぐらいどうでもいい情報である。娘・R(7才)と息子・タク(5才)にも既におなじみで、よく「お店屋さんごっこ」をしている時に、

「おっぱいらぁめんいかがですかー」

とか普通にオススメメニューとして出てくるのだ。

「そう、おっぱいといえば…」

おっぱい繋がりで嫁が思い出した話を聞かされた。

Rとタクはヨピコ先生という講師にピアノを習っている。こないだ、タクがレッスンを受けている時、タクの目の前でヨピコ先生が前屈みになり、思いっきり胸元が見えてしまったんだそうだ。

僕だったらガン見しつつそれをいかに気付かれないようにするか、に最大限の努力を払うところ。でもタクはオバチャン以上に頭で思ったことがすぐ口に出る。なので

「あっ。おっぱい見えた!」

すぐさま叫んだという。ホント直球な息子だよ…。で、言われたヨピコ先生の反応はどうだったかというと、怒るどころか

「やっだー。たっくんたらもー」

いやーん、まいっちんぐ並みの嬉し恥ずかしリアクションだったという。もし僕が同じこと言ったらヨピコ先生の教室出禁かつ嫁からは離婚だろう。いいな子供って…。

何故喜ぶのか。ヨピコ先生は普段は胸がないどころか腕も足もガッリガリな人。ただ今年出産し、出産特典として巨乳化しているため、おっぱいをおっぱいとして注目されるのが嬉しいのだろう、というのが僕と嫁の分析である。

しかしおっぱいが見えて、それを指摘してもオープンなピアノ教室っていいなあ。どんなエロピアノ教室なんだか。

「もっとあなたに見られたい…私、実はドMのピアニストなの」

「ははは、とんだマゾピアノだな!」

ってバカ。

僕のマーラーをフェラマータしてもらってドビュッシーして欲しい。

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■男と女の間には 深くて暗い耳の穴
2010年10月07日(木)
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最近なんだか眠くて眠くて出勤ギリギリまで寝ていたい。

なので子供達より全然遅くまで寝ている秋の朝。娘・R(7才)も息子・タク(5才)も普通は寝ている僕をスルーしてくれるが、今朝は何故かイタズラ心に火が付いてしまったようだ。

まずタクがどん!と乗っかる。

「う…やめてくれ…」

あまりの衝撃に目が覚めてしまった。現在タクはRよりも重い。タクをだっこした後にRもだっこすると、

「あれ、姉の方が軽いっ」

Rの軽さにびっくりする。だからタクの爆撃攻撃は結構キツイのだ。幸いそのちょっかいは一度で済んだので再びウトウトしたのだけれども、今度は髪の毛が何かに挟まる感触がした。

どうやらRのパッチンどめのようであり、

「ぎゃはははは!おじさんなのにおんなのこー!!」

とRとタクが大爆笑しているので髪の毛を振り払ったら可愛いお花のパッチンどめであった。こんなの付けて寝てるオヤジ。ただの変態である。

「あのねえ、パパ昨日遅かったからすごい眠いの。頼むから寝かせてくれ」

もうギリギリのタイムリミットまでほんのわずかな時間しかなかったが、1秒でも寝ていたいので、頼むぜと念を押してまた寝直した。

すると何やらタクのクスクスとした笑い声が聞こえ、耳の穴の中に何かがぽとりと落ちた。僕は横を向いて寝ていたんである。

「なんだー!何を入れたー!」

あれほど眠っていたかったのに思わず飛び起きてしまった。頭を揺らすと耳の穴から異物が出て来た。大きさはBB弾ぐらいで…も…もしやこれは…。

「タク、これってもしかして…」

「ハナクソだよー!」

「んなもん入れんなー!」

「ぎゃはははは!」

タクは大爆笑して隣の部屋へ逃げて行った。おのれイタズラにも程がある。ハナクソと言えば思い出したが、小さい頃、自分のハナクソを

「移植手術」

と弟の鼻の穴に突っ込んだらぶち切れていた。しかしそれも鼻の穴同士の移植であり、鼻から耳への発想はなかったなあ…ある意味親を超えた。

あまりにもびっくりしたのでもう眠気など吹っ飛んでしまった。これからはこういうシチュエイションを表わす諺は、

「寝耳にハナクソ」

と呼ぶことにしよう。

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■東京○ン○ストリート
2010年10月06日(水)
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朝、駅に行くまで、登校する娘・R(7才)達と途中まで一緒に歩く。

まだ幼稚園児の息子・タク(4才)は嫁達と見送り。こないだ誕生日プレゼントで買ったばかりの仮面ライダーオーズベルトを

「みてみてー。仮面ライダーだよー」

と見せびらかすのだが、登校する子は全員女の子なのでイマイチ反応が薄かった。

「じゃあそろそろ行きましょかー」

みんな集まったところでレッツラゴー。僕以外はみんな小学生女子。女の中にぃ〜男がひとりぃ〜♪。それどころか幼女の中にオヤジがひとりであり、一見危険がデンジャー。すぐさま通報されそうなシチュエイションであるが、実際は手を繋いでくれたりしてわりとほのぼのとしている。

僕は保護者として、通学路の危険からこの子達を守ってやらなければならない。

「ほら!そこにうんちがあるから気をつけろ!」

「キャー」

「ん。まだ臭い。あっそこにもうんちがっ」

「にげろー!」

ふう…今日も彼女達を危険から守ってやったぜ…。ていうか犬の糞多過ぎではないだろうか。犬の散歩をする人のマナーが悪いに違いない。

「もう!なんで多いの!汚いよ!」

おお、いつも頭がお花畑のRが珍しく社会問題に目を向けて怒っている!余程頭に来たのだろうか。

「そうだよね、ペットの飼い主がちゃんとうんちを持ち帰らないとね」

と社会のマナーを教えてやると

「うんちとうんこってどう違うの?」

話聞けよ。やっぱお花畑なんだなあ。ウチはペット禁止の貧乏長屋なので、マイペットとオナペットしかないのでその気持ちは分からないが、ペットを飼う人はよく「ペットは家族」などと言う。

だったら家族のうんこなんだから後始末をしろっつーの。しない人はそれこそクソ喰らえなんである。いや、子供の前なので「うんこ召し上がれ」と丁寧に言うべきか。

タバコのポイ捨てより余程罪が重い。踏んだ時のダメージが桁違い過ぎる。もし僕が子供で自分が踏んだとしたらその日は地獄にたたき落とされたような不幸を味わうだろうし、友達が僕の目の前で踏んだとしたら「やーい、うんこふみ造」と1年はネタにするだろう。

厳罰に処すべきだ。すなわち排泄物陳列罪である。

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■股間がデカプリオ
2010年10月05日(火)
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あれは土曜日のことじゃった。

娘・R(7才)と息子・タク(5才)はスポーツクラブで水泳を習っている。金曜日行けなかったとかで土曜日に振替レッスンを嫁が入れたので、仕事休みの僕が連れて行った。

Rとタクは級が違うので別々のレッスンである。まずはタクのレッスン。Rは僕と終わるのを待つ。タクを更衣室で着替えさせて

「ほら行って来い!」

保護者はプールに入れないので更衣室の出口で見送った。以前連れて来た時はこの見送るタイミングでタクがさびしんぼうになってしまい

「うわーん!パパー!パパー!」

と泣いてしまったのだけれども、今日はちょっと寂しげな表情になっただけで大丈夫であった。よしよし、さすがに成長しているな…と安心して控え室に戻ったら

「ぶわあああああ!パパー!」

なんとタクが号泣して戻って来たではないか。

「どうしたんだ!」

「タオルー!」

親、すなわち僕はタオルを持たせてレッスンに赴かせなければならなかったんである。

「ごめん、忘れてた」

バッグからタオルを出して持たせて、改めて「行って来い」と励ました。すまん息子よ。

レッスン中は、控え室の大きな窓からプールの様子を見ることが出来る。なかなかこういう時でないと子供達の水泳の姿を見れないので貴重である。タクもRも見るたびに上手くなっているから大したもんである。

タクのレッスンの時、Rは宿題の日記を持って来たのでそれをやっていた。次にRのレッスンになって、入れ替わりで戻って来たタクは

「あきたー」

とか非常にうるさいので適当なクイズを考えて時間を潰した。確かに待っている間ヒマなんである。携帯でもいじってネット見るとか子供達の写真でも撮ってれば時間が潰れるのだが、ここで携帯の使用は禁止されていた。とにかく撮影してはいけないらしい。嫁が言うには

「携帯をパカッと開いただけでスタッフがすっ飛んでくるよ」

とのことで、せっかくのRとタクの水着姿を撮ることが出来なかった。

「よっぽどひどい事件でもあったのかね」

ちょっと気になって後に「そのスポーツクラブ名+盗撮」の検索ワードで調べてみたら、ゲイサイトの掲示板で「男子更衣室の盗撮動画が流出」などと書かれており、知らないほうが良いこともあるんだなあ…と後悔した。

タクのレッスンが終わって着替えさせている時、ピッチピチの競泳用水着着用のコーチが

「やあ、たっくん!上手だったね!」

とタクに声を掛けてきた。そして僕にも

「どうも、担当のコーチをやらせてもらってます」

と丁寧な挨拶をし、颯爽と去って行った。やっぱ胸板と肩が逞しいなあ…と思ったが、それ以上に…もっこりがすげー!ちんこでかすぎだろ!普通プールに入っている時、ちんこは縮こまる。それなのにあのでかさは…。

幼児クラスじゃなくて有閑マダムクラスだったら即戦力のマダムキラーになっているであろう。

水着の横からコンニチハしてしまった時のために撮影禁止にしてるのかな…とかどうでもいいことを考えながら家に帰ったのであった。

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■5才の誕生日
2010年10月04日(月)
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息子・タクの5才の誕生日だった。

朝6時ぐらいからむっくり起き出し

「たっくん今日、5才だよー」

寝起きからワクワクが止まらない、という感じであった。そして

「誕生日プレゼントは仮面ライダーオーズのベルトが欲しい!」

これまでコロコロ変わっていた誕生日プレゼント候補は、どうやら仮面ライダーベルトで固まったようだ。去年も仮面ライダーダブルのベルトだったのに。違うベルトとはいえ2本もいらんだろ。そんなベルトベルト欲しがるのって2階級制覇のボクサーかお前は。

オーズドライバー
タクが欲しがっている仮面ライダーオーズのベルト。メダルを入れて発動させるシステムで、なんだかパチスロみたいである。このメダルが力の源となっており、それぞれ鷹とか虎とかバッタといった動物の力が込められている。それで変身すると

「タカ!トラ!バッタ!」

いちいち動物の名前が発せられる。しかもその声が「富士ー!サファリパーク!」の人の声なので非常にパワフリャーであり、すなわちうるさい。

だから最後までベルトを誕生日プレゼントとすることは反対していたのだが、給食で集めた牛乳のフタで

「メダルだよ〜」

と遊んでいる姿が不憫に思え、買ってやることにした。

近場のおもちゃ屋はとしまえんの隣のトイザらスなので、としまえんで遊んでその帰りに買って行こうということになった。但し仮面ライダーのおもちゃは常に品薄状態。である。去年買った時も苦労したので、予め在庫があるかどうか電話で確認してみたら

「申し訳ありません。品切れ中で…」

うわー。悪い予感的中。

「タク、ないんだって。違うのにしてくれ」

と言ったところ

「ぶわあああああああああ!」

思いっきり号泣。

「わかった。わーかったよ!泣くな!」

というわけで嫁が娘・R(7才)とタクをとしまえんに連れて行き、僕が池袋に探しに行く羽目となった。去年のクリスマスも同じことやってたよなあ…とオモチャメーカーに不満を抱きながら2店目でゲット。棚に積まれた瞬間から側からばんばん親子連れが手に取って行き、あっという間になくなった。超ラッキー。

「買えたよ〜」

と嫁の携帯に電話すると

「やったー!ぎゃっほー!うっひゃー!」

タクの奇声が聞こえてきた。そこまで喜んでくれたら買った甲斐があるってもんだ。で、としまえんで合流したら

「もう帰りたい」

タク、一刻も早くベルトで遊びたい様子。でもRはまだとしまえんで遊びたいので、しばらくここで遊んでからから家に帰った。

「たっくんが自分で箱開けるからね!」

家ではもうものすごいテンションのタク。

タク
超嬉しそう。この日はもうずっと遊び倒していた。

タクケーキ
夜はケーキ屋さんに頼んで作ってもらったピカチュウのケーキ。見事な技術である。

「うふふふふ…うふふふふ…」

タクは寝る時になっても嬉しくて笑いが止まらないようであった。ここまで全力で嬉しいひとときを味わえるっていいなあ…とちょっと羨ましい。まあでも仮面ライダーのベルトも結構な値段がするので…。

ベルトとかけまして財布のヒモと解きます。

どちらもよく締めましょう。

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■アニモー!英語で言うとアニモー!
2010年10月03日(日)
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10月1日。

栃木の田舎出身なので全然馴染みがなかったが、10月1日は東京都民の日なのだという。と(10)み(3)んだから10月3日にすればいいのに。

この日の朝、娘・R(7才)と息子・タク(4才)がなんかノンビリしてるなーと思ったら都民の日なので学校と幼稚園が休みなんだと。えー。栃木県民の日だから学校休みとかなかったべよ。だから何月何日が栃木県民の日とか知んね。

学校は休みだけど会社は休みではない。僕は普通に出勤して夜帰って来たら嫁が

「上野動物園行って来ちゃった。えへ」

だと。

「なにー。いいなあ。僕も行きたかったのに」

と恨み言を述べると

「都民の日だからタダだったの!専業主婦でよかったわ!」

全然悪びれる様子もない。おのれ、ゴリラにうんこ投げられてしまえ。

専業主婦以外の全ての人を敵に回しそうなセリフを吐いた。何年か前にもこの子達を連れて行ったことがあったが、全然覚えていなかったという。辛うじてRが

「あ…前来たかも…」

おぼろげに覚えていたようなそうでもないような。せっかく連れて行ったのに張り合いがない。もっとも僕も「連れてった」以上の記憶はあんまりないので無理もないことなのかもしれない。

そういえば虎を見てすごく怖がってた覚えがあるな…懐かしい…と思い、

「なんか怖い動物いたか?」

Rとタクに聞いてみたら

「コウモリ!」

意外な動物が返ってきた。なんでも「夜の森」コーナーで暗い中急に飛んできたコウモリが怖かったんだとか。

「動物園以外でもコウモリって結構飛んでるんだぞ」

と教えてやると

「知ってる!ママが言ってた!ママの小学校でいっぱい飛んでたんだって!」

嫁の母校はドラキュラ屋敷かなんかだったらしい。もっとも嫁の田舎はコウモリどころかキジ・イノシシ等のレアアニマルが出るようだが。

「あとね〜どうぶつさわれたんだよ〜」

ヤギなどの触れ合い体験も出来たようで本当に楽しそうだった。

「僕も行きたかったな…」

重ね重ね恨み言を述べると

「あなた元々動物園は臭いから嫌いだって言ってたでしょ!」

ムッとした嫁に言い返された。確かに過去言ったことがある。動物園のケモノの臭い…排泄物の臭い…それがイヤで子供が生まれるまで動物園に行くことはなかった。

でもさ…ケモノの臭いよりノケモノはもっと嫌いなの!
言わせんな恥ずかしい!

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■東京ベイ…ブレード
2010年10月02日(土)
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10月3日が息子・タク(4才)の誕生日だ。

誕生日プレゼントは何がいいか、最終意思決定をしなけてばならぬ。

「たっくん、誕生日プレゼントは何がいいかな〜」

「ベイブレード!」

タク、即答。ちょっと前に児童館へ行ったら小学生達がベイブレードで勝負していて、

「たっくんもやってみたいなあ…」

と羨望のまなざしで見ていたら親切な子が遊ばせてくれたんである。それ以来ベイブレード一択だ。

ベーゴマに毛の生えたようなものだろうと侮っていたらとんでもない。さまざまなパーツに分かれていてカスタマイズできる、すんごいメカメカした作りになっていた。

回し方もヒモなんかじゃなくて専用の発射器があるし…。値段もそれなりにお高い。昭和時代のベーゴマ1個30円とかの感覚でいると度肝を抜かれる。

それにしてもよく作られていて、攻撃タイプとか防御タイプとか何種類ものベイブレードがあり、1個買っただけじゃ絶対終わらないシステムになっている。うまいよなあ。おもちゃメーカー。

そしてベーゴマのかけ声といえば「ちっちーのち」だったが、ベイブレードをやっている子供達はみんな

「スリー、ツー、ワン、ゴー、シュート」

横文字でずいぶんハイカラじゃねんけ。どうでもいいけど僕には何回聞いても

「スリー、ツー、ワン、没収ート」

と思え、聞く度にスーパーひとしくんを没収される野々村真のトホホ顔が頭に浮かんでしまう空耳アワー。

そのかけ声もおそらくベイブレードを扱ったマンガによる影響なのだろう。マンガ雑誌とおもちゃメーカーのタイアップというのは僕が子供の頃もあった。

チョロQマンガの「ゼロヨンQ太」、ミニ四駆マンガの「ダッシュ四駆郎」、プラモマンガの「プラモ狂四郎」「エスパー太郎」、ファミコンの「高橋名人物語」等々…。

チョロQで世界を救う、とかプラモの中に入ることが出来る超能力とか、高橋名人VS毛利名人の映画、とか子供心でも「そこまでムチャするか」と思ったものだ。

そんな大人の戦略に思いっきりはまっていた僕なので、タクがはまるのも当然の成り行きなのか、ということでベイブレードを買う覚悟を決めた。ところが今朝、トイザらスの広告を見た途端

「これがいい!」

お一人様一つ限り、と打ち出された「仮面ライダーオーズ」の変身ベルトを指差して、これが欲しいのだという。思いっきり路線変更。

「お前、ダブル(前の仮面ライダー)のベルトも持ってるだろう」

変身ベルト2本もいらねーよ、と思うのだが

「やだ!ほしい!」

全く聞きゃしない。何とか説得せねば、と考えていたら何故か娘・R(7才)がお姉さん風を吹かし

「べいぶれーどにしなよー。べるとはもうあるでしょー」

とタクに説教。するとタクは逆ギレし

「そんなこというならRちゃんにはおもちゃかしてあげない!」

取っ組み合いの大ゲンカになってしまった。そんな殴り合いする程のネタなんだろうか。さてはR、ベイブレードで遊んでみたいのだろう。

どうせトイザらスに買いに行ったら行ったで、目移りしちゃって第三第四の「欲しいもの候補」が出てくるんだろうけど。ちゃんと欲しいものを固めることが出来るのだろうか。

タクのベイブレードと解きまして、僕と解きます。

どちらもタクに(振り)回されます。

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■寝る子が育て
2010年10月01日(金)
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平日、子供と戯れることが出来るのは出勤前の朝だけ。

夜は嫁の方針で早く寝かせてしまう。だいたい午後8時ぐらいがボーダーラインで、たまにそれより早く僕が帰って来ると、せっかく子供達がウトウトしていたのに、

「パパー!かえってきたー!」

と眠気が吹っ飛んでしまう為

「せっかく寝るところだったのに!まったく変な時間に帰って来るから…」

ものすごい言いがかりに近い文句を嫁に言われるんである。午後8時半が「変な時間」とは…!まさに「亭主元気で留守がいい」を地で体験した瞬間だった。

それはさておき、今日の帰りは夜9時ごろだったので、この時間なら大抵寝ている…と思い、布団に入っている子供達をスルーして行ったら

「起きてるよ」

と嫁。

「え」

戻ってみると娘・R(7才)が布団からニコニコとこちらを眺めているではないか。

「まだ起きてたのか。タク(4才の息子)は寝てるようだな」

「『9時になったらおばけが来るよ』って言ったらタクはおとなしく寝ました」

嫁の「おばけが来るぞ」作戦でタクは素直に眠ったのだという。一方でRは僕が帰って来たことによりテンションが上がってしまいキャイキャイしている。素直に怖がってしまったタクに比べ、そこは4才児と小学1年生の差なのだろう。だんだんとそういうのが通じなくなって来ている。

「Rは今日何して遊んでたの〜?」

すぐ寝かすよりも本音を言えば多少じゃれ合いたいので、布団の上でドタバタやっていたら20分ぐらい過ぎてしまっただろうか。

「うう…こわい…こわい…うわああああん!」

寝ていたと思っていたタクが突然泣き出すではないか。眠っているように見えていたが実はまだ起きていたのだ。しかし、9時になったらおばけが来てしまう、寝なきゃ、目をつぶらなきゃ…と必死に目をつぶって寝る努力をしていたのだろう。

それなのに僕とRがはしゃいだせいで余計眠れなくなってしまった…。

「ああ、ごめんね。パパが手を繋いであげよう。これならおばけこないよ」

タクの手をそっと包んでやると安心したようで、寝る時いつも持っているタオルをふんふんかぎながらようやく眠りに落ちていった。本当に素直だなあ。

「…Rもタクを見習って寝なさい。おばけでるよ!」

そろそろ真面目にRを寝かさなきゃならないなあと思い、じゃれ合いモードは終了。するとRが

「どんなお化けが出るの?」

とかもっともな質問をするので

「パパもな、パソコンやってる時にお化け見るんだよ」

と答えると

「えー」

驚いて大人しく眠りに付いた。

ま、パソコンっていうかインターネッツをやってますとな、たまに出くわすわけですよ。

医b縺倥・縺托シ峨→縺ッ縲√さ繝ウ繝斐Η繝シ繧ソ縺ァ譁・ュ

お化けっていうか、文字化け。

うん。ウソはついてない。

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