今日もアリガトウゴザイマシタ。
■ムラムラ動物ランド
2010年11月29日(月)
←これだけでもいいので押してね。上野動物園に行って来た。
まあこさんにチケットをもらったので感謝である。
娘・R(7才)も息子・タク(5才)も動物大好き。これまでも何回か来たことがあるが、まだふたりとも小さかったため、わりと大雑把にしか見ていなかった。しかし今日は隅から隅までじっくり見る気満々であり、「小動物館」とか「夜の森」コーナーとか過去適当にはしょっていたところもまともにじっくり見ようとすると1日じゃ足りない感じである。
お昼時になると腹が減ってきた。嫁がおにぎりを作ってくれたのだが、オカズ的な食べ物を買おうということで、バードケージやバードハウスといった鳥エリアのど真ん中にある店で何か買うことにした。
「鳥たちの真ん中でフライドチキンが売ってたら怖いよね」
と嫁と冗談を言っていたら本当に売っていたのでびびった。でも買った。
わりとベタな記念撮影が好きなRとタク。この他にもトラの像とかゾウの像とか何かっていうと登りまくり
「しゃしんとって!」
と自ら撮影を要求していた。周りの家族連れの多くは、親が子供達をこういうオブジェに行くように急かしていたが、子供が親に撮れ!と命令している家族はあんまりいないようである。
子供達に特に人気があったのはやはりトラやゴリラといった大型動物で、解説を読んでみるとその多くが絶滅の危機に瀕しているとの記述が多かった。
動物園間で行き来してカップルが出来、繁殖するようにしている…なんていうのを読んだ後に、閉園直前の薄暗くなったベンチでものすごいサカッているカップルを見るとなんだか生々しい感じがした。とっとと鶯谷のラブホ街に行っとくれ。
「へっへっへ、おっちゃんのアフリカ象を〜」
「ああん、パオーンってして!パオーンって!」
とかやるんだろうなあ…。いいなあ…。
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■力の限り、梅おにぎり。
2010年11月28日(日)
←これだけでもいいので押してね。娘・R(7才)の学芸会があった。
朝、Rはいつもよりちょっと早い時間に登校し、僕と嫁・息子・タク(5才)は学芸会の始まりの時間に合わせて学校に向かった。
体育館に入って
「あっ一番前が空いてる!うをををを!」
観客席最前列をワイルドに確保。ゲットワイルドっていうか。R達1年生のお芝居が最初に行なわれるので、Rを含め皆僕らの席のすぐ前に座ってスタンバっていた。手を振ってみると真剣な表情で手を振り返す。緊張しているのだろうか。
「緊張してる?」
と声を掛けてみると
「きんちょうってなに?!」
わりとキレ気味に返事された。それはニッポンの夏…ってやかましいわ。それなりにぴりぴりしているのだろうか。でも本人よりも僕の方が緊張していたりして。ちゃんと動けるだろうか。ちゃんとセリフを言えるだろうか。「おにぎり」役のRが発するのはただひとこと、
「わたし、うめおにぎり!」
だけなのであるが。
そんな感じでドキドキしながら待ち、とうとう始まった1年生のお芝居。近所の子達も出て来てみんな上手に出来ていた。真面目に練習したんだろうなあ…。そして遂にRが登場。他のおにぎり役の子達と一緒に登場して、ちゃんと大きな声でセリフも言えて
おにぎりコスプレも可愛い。R達おにぎり軍団は歌って踊って舞台の袖に引いて行った。ふーっ。よく頑張った。上手だった。1年生の劇は30分ほどで終わり、最後にみんなで合唱。
「じゃ、僕らは後ろに行こうか」
次にお芝居をやる近所の子の親御さん達と席を譲ろうとしたところ、
「やだ!ここで見たいの!おしばいが見たいの!」
タクが動こうとしない。お前は北島マヤか。
「あはは、じゃあたっくんも一緒に見よう」
タクは近所のパパママと一緒に食い入るように見ていた。タク…おそろしい子!僕はRの出番以外はどうでもよかったので、外に出てみると
「たったあれだけの出番ってないわー。主役とは言わないけどもっと出られる役にして欲しかったよなー」
同じ1年生の親と思われるパパさんがママさんに向かって愚痴を垂れまくっていた。これが噂に聞くモンスターペアレントか。
僕なんか単独のセリフがたったひとつで、正味2分ぐらいの出番のおにぎり役だったが、それだけでもドキドキものでお腹一杯だったけどなあ。
おにぎりだけに手に汗握ってしまったわ。
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■ラーメンつけ麺僕イクメン
2010年11月27日(土)
←これだけでもいいので押してね。昼間、嫁が出掛けていたので娘・R(7才)と息子・タク(5才)を連れて昼ご飯を食べに行こうとしていた。
「君達、何が食べたい?」
こういう質問をすると
「ラーメン!」
だいたい8割方がラーメンなのでワンパターンである。しかも
「○○に行くの?それとも××?」
最近は店名まで覚えてしまっている。
「オムライスとか食べたくない?」
さり気なく僕の好みをプッシュしてみたけれども
「やだ、ラーメンがいい」
Rとタクが仲良く結託して僕に反論。
「大体行く店決まっちゃうよなー」
とはいえ僕もラーメン好きなのでよく行く某ラーメン店へ。ここは美味しい上に子供へのサービスがよい。帰り際にお菓子をくれたり、子供用の取り皿をくれるだけでなく、中にタマゴ半分とかナルトとか入っているのでお得である。
そして何より店のお姉さんがキレイなのがよい。ここが重要である。店の中に入るとそのお姉さんに
「カウンターしか空いてないんですが、テーブル席が空きましたらご案内しますね」
と言われてカウンター席に着席。Rとタクにとっては高いのでふたりとも足をプラプラしている。やがて
「空きましたのでどうぞ〜」
と声を掛けられたので
「Rタク〜、引っ越しするぞ〜」
席から降りるように急かすと
「たっくん靴脱いじゃったよう〜」
タクがめんどくせえといった顔で降りようとしない。このものぐさボウズめ!と、とっとと靴を履かせようとしたら
「じゃあだっこしてあげよっか」
なんとお姉さんがタクを抱き上げるではないか。
「あれ、たっくんいいなあ〜」
これは僕の本心の叫びである。美人のお姉さんにだっこしてもらえるラーメン屋なんて毎日来たいわい。ところがそのお姉さんはよろけて
「うう、うちの子よりも重い」
ガガーン。子持ちでしたか…。
「ああすいません、ウチの子重いんで…ほれ、タクもありがとうって言え!」
「ありがと〜」
「ハーイ」
お姉さんはにこやかに厨房に戻って行った。この愛され上手め。僕はお前になりたい。それにしてもメンより先に鼻の下が伸びましたとさ、っていうオチになるかと思ったのに、お子さんがいるとは…でもそりゃそうだよなあ…普通に考えれば店主の奥さんだよなあ…。
スープより先に恋心がさめましたとさ。
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■スキスキスー
2010年11月25日(木)
←これだけでもいいので押してね。「パパこれ見て〜」
僕の誕生日にあたって、お手紙魔である娘・R(7才)から例によってお祝いの手紙が寄越された。
折り紙で一生懸命作った様子。
「パパだいすき♥」
と書かれておりもうそれだけで僕決壊寸前。そして
「パパもRがすきでしょ♥」
と何故か挑発的な文が。この小悪魔め。更には僕×Rの相合い傘に「ずっと大すき」と書かれている。破壊力抜群であり本日の僕終了。
「ありがとうね。パパもRちゃん大好きだよ」
と言うとRはモフモフと僕におぶさるように甘えて来た。
「おもーいーよう。やーめーろーよう」
嫌がるフリをしながらも、娘とはなんというオヤジ殺しなんだろうと胸が熱くなった。
僕は父親から面と向かって「大好きだ」と言われたことはなかった。日頃の親子の付き合いからそれは言わずもがなであったし、男対男なので直で言うのは照れがあったのかもしれない。
僕はRや息子・タク(5才)に対して恥ずかしがることは何もない。まだちっちゃいし。それに小さな子にとって親の言葉は絶大。君は愛されているのだということは何度でも言ってやりたいと考える。すーきーなものはすーきーとー。いえるきもちー…。
僕が喜んでRは気をよくしたのだろう、目を離した隙に僕の机にも
「パパおたんじょうび♥☆♥☆♥おめでとう」
赤いボールペンでガリガリ書いてあるではないか。ルージュの伝言かよ。
「こらー!落書きすんな!」
「ぎゃははは!」
怒ったものの内心は嬉しくてしょうがないので全然Rには効き目がなかったのであった。「パパもRが好きでしょ」と言い放ったRはさすがにその辺はお見通しのようで。ああそうだよ!お前が大好きだ!
好きさ♪好きさ♪好きさ♪忘れられないんだ♪おまえのすべてを〜♪
「落書きしたのはこの悪い手か!」
「そうだよ〜」
Rの右手を掴んでみたが、可愛いので許す。
好きさ♪好きさ♪好きさ♪忘れられないんだ♪おまえのお手々を〜♪
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■ケーキ対策
2010年11月23日(火)
←これだけでもいいので押してね。昨日の日記の続き。
としまえんから家に帰ってきた。部屋に入ると
「パパおたんじょうびおめでとー」
壁に娘・R(7才)と息子・タク(5才)製作による「おたんじょうびおめでとう」の文字が!チラシの裏にマジックで書いてあり、幼稚園のお誕生会での装飾を真似したのだという。
「ありがとう。こういう演出がいいね」
としみじみ眺めていたら
「ケーキ!ケーキ買いに行こう!」
と目が血走っている。僕の誕生日を祝うというよりケーキが食べられるからこんなにテンションが高いのかなあ。
「ちょうどあなたの誕生日の前日にオープンしたケーキ屋があるのよ!すごいおいしそうなのよ!そこで買うのよ!」
嫁も血走っている。お前ら、僕よりケーキ屋の誕生を歓迎しているだろう。ここで
「いや、僕はケーキはいらないから」
と断っても嫁が子供を連れて実家に帰ってしまうと思うので、嫁に連れられるままその新しいケーキ屋に赴いた。なるほどそこは練馬であって練馬でなかった。店の前には黒服が立ち、内装は白を基調とした白亜の殿堂。表参道のブティックみたいだ。天井が高い。ついでに値段も高い。
そんなセレブっぽい店なのに、オープン2日目でハイテンションなせいか、
「いらっしゃいませええええ」
と若い男店員が叫ぶと
「いらっしゃいませええええっ」
他の店員も大合唱。ブックオフみたいになっていた。
僕ら家族ではホールのバースデーケーキは食べ切れないので、それぞれが好きなショートケーキを購入。その方がRもタクも嬉しそうだ。Rはショコラ、タクはモンブランを選んでいた。タクはいつの間に栗が好きになったのだろう。どうでもいいが昔、紋舞らんっていうAV女優がいたなあ。
家に帰ってから貪るように食べるRとタクだが、
「おいしいおいしい」
嫁などは泣きそうになりながら食べている。僕が選んだホワイトチョコがベースになったナンチャラというケーキも確かに美味しい。しかし僕が本当に好きなのはバースデーケーキよりバースデースーツ、すなわち裸である。
子供達が寝静まってからバースデースーツになりましょうぞ、と密かに狙っていた午後10時、嫁が洗面台の前でうんこ座りをしながら歯を磨いていた。コンビニ前でたむろってる田舎のヤンキーみたいである。
「なんで座ってるの」
「眠くてしょうがないの!」
どうやら今夜は無理のようである。眠くなった嫁にちょっかいを出すなど、中国漁船に出て行けと勧告するに等しい。どんな反撃を食うか分からん。
僕のバースデー性器は食べてもらえなかったとさ。
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■親は老けても子は伸びる
2010年11月22日(月)
←これだけでもいいので押してね。昨日の日記からの続き。
トイザらスでオーメダルセット02を買い終えた足で、隣接するとしまえんで嫁と子供達と合流した。遊ぶ約束をしていたんである。
まず駅前に巨大なスティッチが!
「長谷の大仏かよ!」
思いっきり度肝を抜かれたので取り敢えずパチリ。練馬区のアニメイベントをやっていたようで、
「スティッチの似顔絵描きませんか?シールもらえますよ」
と娘・R(7才)と息子・タク(5才)に用紙を渡してきたお姉さんが可愛いと思った。スティッチをスケッチ。なんつって。そして僕ドエッチ。
さて、としまえんでは身長110センチを超えればひとりで乗れる乗り物がたくさんあり、ひとつのボーダーラインになっていて、園内の至る所に110センチを示す身長計がある。
現在Rとタクは双子かってぐらいに身長がほとんど同じ。そしてほぼ110センチなのである。入口近くにある110センチ身長計のそばに立たせてみてもホントにギリギリで
「どう?超えてる?」
「うーん、髪の毛ぶん超えてるような気がするし…?」
僕も嫁も判断が出来なかった。しかし子供用のジェットコースターの乗ろうとしたら、係員のお兄さんが
「ちょっと計ってみましょうか…あっ。僕が見る限りOKですね」
110センチ以上であることを示すタグをふたりの手首に巻いてくれた。
「よかったなー、これでパパママが乗らなくてもひとりで乗れるぞ」
とRとタクに言うと
「あの人の名前、ヤギだって!」
タクが素っ頓狂なことを言う。は?と思ったらそのタグに担当者名欄に「ヤギ」と書いてあった。
「ああ、八木さんて名前なんだよきっと」
一応タクにそう説明すると
「ええっ。声がヤギっぽいからヤギなの?」
「違うわ。ていうか失礼だろ!」
「お手紙食べちゃう?
「食べるかっ」
頼むから黙ってジェットコースターに乗ってくれ…。ヤギさんには感謝すべきなのだ。としまえんにはもう十回単位で来ているが、
これも、
これも、Rとタクは初めて親の付き添い無しで楽しめたのだから。実際大人が乗ると窮屈なんだよね…。
お昼頃にはプリキュアショー。タクは真剣に
「プリキュアガンバレー!」
と絶叫していたが、Rは
「でもあれニセモノなんだよね」
わりと覚めた視線。1年生にもなるとさすがに幼稚に見えてくるのだろうか。僕は僕で
「あの紫のプリキュア(画像右)だけなんでダッチワイフみたいなんだ?」
嫁に分かってもらおうと必死に訴えていたがガン無視された。何故。
この日は僕の誕生日だったけれども、増えても嬉しくない年齢なんかより、ひとりで乗ってOKになるまでに背が伸びたRとタクの成長の方が余程喜ばしい。としまえんに来る度に「いつひとりで乗れるようになるかな?」と思っていたものである。こうやって少しずつ親離れしていくんだね…。
子供達の背のセンチが増えて、おセンチ(死語)になってしまった。
夜はメートルが上がったりして。これも死語か。
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■オーメダルセット02
2010年11月21日(日)
←これだけでもいいので押してね。11月20日はミーのハッピーバースデーだったザンス。
そのミーがバースしたデーのモーニング5時からトイザらスとしまえん店に並んでいた。何故かというと、仮面ライダーオーズの「オーメダルセット02」というのを買うためである。
息子・タク(5才)の誕生日プレゼントに変身ベルトを買った話は以前書いた。
これが変身ベルト。ベルトとオーメダルの関係は、ベルトの真ん中にメダルを入れないと変身できないんである。すなわちベルトがニンテンドーDSでメダルがソフト、みたいな関係。
で、この変身ベルトもメダルももの凄い人気のため、手に入れるのが非常に難しい。おもちゃ屋で見かけることなど滅多にない。
タクはクリスマスプレゼントにこの「オーメダル」を欲しがっているので、今のうちに確保しておこうということで「オーメダルセット01」は先月末に並んで買った。
でもメダル3つで840円。さすがにこれだけだとショボ過ぎだろうということで「オーメダルセット02」も買おうと思った次第。
朝5時。としまえんトイザらス前に近付くと、暗い歩道の端に既に並んでいる人の列がぼうっと浮かぶ。うわー出たー。おっかねええ。何も知らない人が通りがかったら絶対おしっこちびる。
僕は15番目ぐらいだろうか。これからこの寒空の中、開店まで5時間並ぶことを考えると…不思議と辛いとかしんどいとかいう感じはしない。逆に楽しみである。なんかもうこの異常事態に感覚がおかしくなっているだろうか、わりとワクワクする。修学旅行で徹夜して大富豪やり続けるとかそんなノリである。
並んでいる中には父親に連れられた子供までいるのがビックリである。聞いてみると1年生で
「すごい早起きだねー偉いねー」
などど声を掛けてみると、
「いやー前の日に買いに行くって言ったら楽しみなのか4時に飛び起きちゃって」
とお父さん。そうだよなー。欲しいオモチャ買ってもらえるなら早起きなんて苦でもないよなー。
ケータイゲームとかやりながら寒空の中を待つ。その間に列はどんどん長くなる。やがて空が明るくなり日が昇ると徐々に暖かくなってきた。道を歩く人の往来も増えて来て、
「これなんの行列ですか?」
と聞いてくるご近所の方がチラホラ。僕もつけ麺大勝軒の店主に似た爺さんに声を掛けられた。説明すると皆へえーとかほおーとか呆れ半分驚き半分で去って行く。
6時頃先程の子供君が列の人数を数え始め「65人!」と叫んでいた。7時ごろになりようやく門が開き、警備員の誘導で道路から店の敷地内まで歩いて行く。
もうこんな感じ。100人近い?
そして店員の説明の後、人数確認のための券が渡される。95個入荷ということだったが、何故かひとり2個まで購入OKだったため、僕の券の番号は20番代、そして券を貰えない人達が続出し、20人ぐらいの人が帰らされていた。
それから更に10時まで待ち、ようやく手に入れたのがコレ。オーメダルセットは「02」の先にも「03」とかまだまだ発売されるがもうこれで終わりだ!「01」と合わせてタクのクリスマスプレゼントはこれで確保!
それにしても、これが仮面ライダーおもちゃの現状である。開店と同時に売り切れ。早朝に並んですら足切りされる。なんて恐ろしい時代なのだろうか。
おもちゃを買うつもりが、一番おもちゃにされているのは僕らだったりして。
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■♥$スター(アイドルスター)
2010年11月20日(土)
←これだけでもいいので押してね。息子・タク(5才)の幼稚園では12月ごろ「お遊戯会」がある。
クラスの男子女子に分かれて1チームずつ。曲に合わせて踊りを踊る。アニメの主題歌から流行りの曲、昔の曲、洋楽、なんでもありだが、曲のセレクトは担任がする、と言われている。
娘・R(7才)が年中組だった時はPerfumeの「チョコレイトディスコ」であった。ちょうど僕ら親子はPerfumeにハマッていたのでRにもタクにも大変ウケがよかった。その時の担任がイナバユカリ先生(仮名)という。そしてタクによると
「イナバユカリ先生のクラスねえ、またぱふゅーむなんだよぉ」
またPerfumeの曲をセレクトしたらしい。
「イナバ先生はそんなにPerfumeが好きなのか?」
「先生はぱふゅーむに入りたい!って言ってたよ!」
どんだけ好きなんだ。イナバユカ先生の顔を思い浮かべてみる。野暮ったい幼稚園のスモック姿だといかにも幼稚園の先生って感じなのだけれども、私服姿だとその辺の女子大生と変わらない。まだ20代前半だという。
いつも脂テカテカだが可愛らしく、アイドル顔と言えないこともないので、のっち・かしゆか・あ〜ちゃんの中に混じってもそれほど違和感はなかろう。
「ふーん。イナバユカリだから『いなゆか』だね」
「いなゆか!ぎゃはははは!」
Rとタクはケラケラ笑っているので
「たっくんもPerfumeに入れるよ。踊り得意じゃん」
などとタクに無茶ぶりしてみたら
「えー。たっくんぱふゅーむよりアラシに入りたいよう」
なんとタクの口からアラシなんて言葉が出てくるとは。恥ずかしながら僕は「アラシ」というジャニーズのアイドルグループがあることを知ったのはつい最近である。それまでアラシと言えばゲームセンターあらししか思い浮かばなかった。よく知ってるなあ、と笑っていたら、
「アラシに入るにはバク転が出来てローラースケートが出来てイケメンじゃないとダメなのよ!」
と嫁が横から口出ししてきた。光ゲンジ以外もローラースケート必須なんだろうか、これはツッコミどころなんだろうか、と考えていたら
「えーじゃあたっくんイケメンじゃないの?」
タクは悲しそうな顔をしてショボーン。意外と繊細である。イケメンって言うよりもどう見ても小坊主珍念って感じなのだが、
「だだだだいじょうぶだよ。大きくなったらなれるさ。イケメンに」
慌てて嫁とフォローしたものの、今、君の正面にいるオタク顔したオヤジそっくりになる可能性が大であり、正直ジャニーズ入りは無理だろう。
あとジャニーズに入ったら入ったでジャニーさんの寵愛を受けなければならないと聞く。考えただけでもアナルがきゅっと縮まる思いである。だからジャニーズ入りは無理だとしてもファミレスぐらいには連れて行ってやりたいと思う親心。
そりゃデニーズだ。
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■夢見るオヤジじゃいられない
2010年11月19日(金)
←これだけでもいいので押してね。息子・タク(5才)が寝る前に行なう儀式がある。
窓辺に立ち、夜空を見上げて
「なんにもゆめみませんように」
「なんにもゆめみませんように」
「なんにもゆめみませんように」
と3度繰り返してお祈りする。怖い夢を見ないためのおまじないらしい。
「怖い夢見ませんように、ってお願いにしたら?」
楽しい夢も見られなくなってしまうではないか、とタクにアドバイスしたところ
「いいの。ゆめみなくていいの」
ガーン。なんという夢のない少年なのだ。夢は必ず叶う、とか、ドリームスカムトゥルー、とか、JPOPばりの根拠がないくせに無駄にポジティブなことを言うつもりはないが、夢はたまに叶う。それでも夢を見なければたまに叶うこともなくなってしまうではないか。
叶う叶わないは別として夢を見るだけなら自由であり、そして途方もない夢を披露してもバカにされないのは今の内。少年の特権である。夢を見ない少年なんて、ドリカムじゃなくてただのドリチン(ドリルチンポ)ではないか。
いやな夢は見ない方がいいが、それだけのために全ての夢を拒絶しちゃうのってどうかなー、とか思ったのだが、翌朝起きたタクは
「ねえねえパパー。おもしろいゆめみたー」
と嬉しそうに語った。
「えっ。いい夢も悪い夢も見たくなかったんじゃないのか」
「えっとねー。ポケモンいっぱいつかまえるゆめー」
夢もゲットだぜ、みたいな。やっぱり楽しい夢は単純に歓迎らしい。なんか悩んで損した。やっぱり子供は夢見ることが必要だ。大いなる希望の力、キュアドリームなんである。
それに引き替え僕のようなオヤジはどうか。あるマンガの中で、ロック歌手が
「大人たちは夢みることを忘れた悲しい人種〜フラルラル♪」
と歌っているのを、主人公であるお父さんが
「なにが夢見ることを忘れた悲しい人種だっ。お前らみたいなクソガキ育てるので必死でそんなもんみてるヒマあるかっ」
と叫びながら殴りまくるシーンがあった。このマンガを初めて見た時はクソガキ側だったけれども、いつの間にかオヤジサイドにいるもんだからアタシャびっくらげーしょん。
とどのつまりは僕もタクにあやかり、体はオヤジでも心は夢溢れる少年でいきたいものである。少年よ大志を抱け。ボーイズビーアンビシャス。
そうそう、夢といえば来年は関西方面に旅行したい。
ようきたなーおいでやす。
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■アイ・ワサビー・ユア・ドッグ
2010年11月18日(木)
←これだけでもいいので押してね。宴会で使う飲み屋を探すため渋谷の街をうろついていた。
渋谷…若き頃はCISCOテクノ、CISCOハウス、渋谷WAVE、クアトロWAVE、DMR、TECHNIQUE、HMV等等のレコード屋を巡って、常に新しいテクノな音楽を求めまくったり、ゲーセンをハシゴしてBEATMANIAをやりまくったり、しょっちゅう徘徊していたものだけれども、すっかりそんなヒマも情熱もなくなってしまった。まともにうろついたのは何年ぶりだろうか。
街の新陳代謝が凄いので、頻繁に来ていた頃とのギャップが激しい。HMV渋谷が閉店したのはニュースにもなったが、ゲーセンも知ってる内の半分がなくなっていた。そして歩くたびに「うお、こんな店が」という感じで浦島太郎状態。都内に住んでいてもほとんど練馬区から出ないからおのぼりさんとほとんど変わらん。
ふらふらしているうちに、なんとなくインベーダーの看板に誘われてゲーセンに入った。ゲーセンに入るのも久しぶりで懐かしい。そしてゲーセンの中も街の変遷と同様、流行り廃りがある。僕が通っていた頃は、はまっていた音楽ゲームが目立つ存在であったけれども、これらは端っこに寄せられて、今は通信対戦できるクイズゲームや麻雀が増え、それらの筐体がずらりと並んで幅をきかせている。
ボタンの叩き過ぎで指の腹から血が出てもやりまくってたあの頃。なんであんなに没頭していたのか…。そんなことを考えながらしばしぼーっと眺めていたら、かわいい女の子店員がさっそーと通り過ぎて行った。
ああそうだ。あの子がいたんだった。近所のゲーセンで働いていた美少女Rちゃん。あまりにも可愛い子だったので娘の名前にしてしまった。彼女やゲーセン仲間と毎晩のようにつるんで遊ぶのが楽しかったんだよなあ。すっかりノスタルジイに浸ってしまっていたところで、
こんなクレーンゲームに
キットカットわさび味なるものが山積みになっていた。どんな味か想像できない…と、つい惹かれてしまい300円ほど投入。うまく山が崩れてドサドサドサっと大量に落ちてきた。しかしあまりにもたくさん落ちてきたので取り出し口が開けない。
すると先程の可愛い店員がさっそーとやって来て
「ハイおめでとうございまーす。袋入れましょーかぁ」
まいんちゃんみたいな鼻にかかったアニメ声で取り出してくれて、袋に入れて僕に手渡した。面と向かうともっと可愛い。ていうか何となくRちゃんに似ている。Rちゃんに出会った頃を思い出すなあ…。
Rちゃんに会うたびになんというか、甘酸っぱいというか、これって恋なのかしらみたいな乙女ちっくな趣になっていたものだが、久しぶりにそのドキドキが復活してしまい、なんだか何もかもが懐かしく。
ゲーセンを出て電車に乗り、家に着くまですっかりノスタルジーに浸ってしまっていた。帰って来てからキットカットわさび味を取り出してみたところ
「まずそう」
うんこを見るような目で吐き捨てる嫁の顔は、ノスタルジックかつチミに胸キュン的に浮かれていた僕のテンションを叩き落とすのに充分であった。
せっかくゲットしたのにケチ付けられて悔しかったので食べてみた。うん。極々弱くではあるが、わさびの香りする。これぐらいなら甘さに加わったアクセントとしてアリである。悪くない。おいしい。
「残りは子供達にあげてよ」
ということで翌日のおやつに食べさせたところ息子・タク(5才)はおいしいおいしいとガツガツ食べたが、娘・R(7才)はダメだったらしい。タクの方は腹が減り過ぎて何でも食べる状態だったようだが、やはり子供はサビ抜きが基本なのだろう。
昔の甘酸っぱい思い出とわさびはよく似ている。
どちらも鼻にツンと来る。
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■バカにしないでよ。そっちのせいよ。
2010年11月17日(水)
←これだけでもいいので押してね。夜中、歯を磨いて寝ようと思ったら嫁が
「ちょっと待って!」
山口百恵ばりの凄い勢いでストップがかかった。思わずプレイバック、プレイバック、と合いの手を打ってしまったではないか。
「なんすか」
「これ見て!」
嫁がゴソゴソとお菓子棚から出したのは
ばいーん。おじゃる丸千歳飴だった。いやよく見ると千歳「チョコ」。チロルチョコ製造である。
「へえー。こんなのも売ってるんだ」
「これね〜セガミ(ドラッグストア)で見つけて即買っちゃった!」
嫁は嬉しそうに言う。そういえば嫁はおじゃる丸が大好きであった。10年前ぐらいは僕も好きで、アニメを見たりUFOキャッチャーでぬいぐるみを取りまくったり、ウチのカレンダーも数年間おじゃる丸のを買っていたものである。
そんだけハマっていたのに、いつのまにかほとんど見なくなってしまったなあ…。原作者が自殺してしまったので、それ以降なんとなくダークなイメージになってしまったんだよなあ…と、懐かしさを感じながら食べてみると、うん、いつものチープな安心感のある味、チロルチョコだ。
「10個ぐらいあったんだけどね、全部買うのはさすがに恥ずかしかったの」
嫁、恥ずかしくなかったら買い占めるつもりだったのか。
「でもこれ、せっかく買ったんだから昨日の七五三の時にRとタク(子供達)に持たせれば良かったのに」
「そーなのよー!忘れちゃったのよー!」
悔しがりながらも嫁は何故かきゃぴきゃぴしていた。余程おじゃる丸グッズを手に入れたことが嬉しかったのだろうか。きもっ。
「じゃあ僕は1個食べたからもういいよ…あとはRとタクに…」
キャピる嫁からちょっと距離を置こうと思い、おじゃる丸千歳チョコをお菓子棚にしまい、今度こそ歯を磨いて寝ることにした。嫁が歯磨きを止めた時、実は
「まだ寝ちゃいやーん」
みたいな感じで、夜のお誘いかしらん、と期待しちゃったのである。思いっきり肩透かしを食らってしまった…。ちんこ出す気まんまんだったのに千歳チョコ出されちゃった時の気持ちといったら。嫁に分かるかなー?わっかんねえだろうなー。
千歳(ちとせ)といえば松鶴家なんである。
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■YES!ドタCAN!
2010年11月16日(火)
←これだけでもいいので押してね。ふたつ前の日記で書いた、息子・タク(5才)が勝手に家の中で行うダンスの「はっぴうかい(発表会)」。
チラシの裏に14日に行なうことを書いて、壁に貼って告知していたが、いよいよその当日の朝となった。
起きてからまずゴセイジャーやら仮面ライダーオーズやらプリキュアやらを見ているタク。すると娘・R(7才)が
「たっくん、きょうダンスのはっぴうかいでしょ?やらないの?」
なにいつまでテレビ見てんの、みたいな感じでタクに確認を取った。するとタクは
「えっ。きょうじゃないよ。14にちだよ」
とミラクルなことを言い出す。
「きょうが14にちなの!」
Rもいつもは大ボケをかますお花畑頭だが、そのRがツッコミを入れるほどタクのボケの方がスケールがでかいようだ。
「えっ。きょうが14にち?」
まさに鳩が豆鉄砲食らったような顔で固まるタク。
「そうだよ!」
とR。
「へえー。もう14にちなんだー。はやいなあー」
どうやらタクは素で驚いている様子。この時間の感覚、原始人並みである。
「だって14にちって日曜日だもん。日曜日って今日だもん」
一生懸命説明するR。そうだね。プリキュアとかやってるしね、と僕もフォローしたらタクの答えはファンキーなものであった。
「こんなにはやく14にちになるとはおもわなかったから、きょうははっぴうかいなしね」
「ええーっ」
その理屈が通るなら僕も会社でマネしたい。思ったよりも締め切りの日が早く来ちゃったんで仕事出来てません、みたいな。いくらRでもそれは通らないだろう…と思ったら
「そか、じゃあいいよ」
通ったー!やっぱりお花畑頭。
そんなわけでドタキャンとなってしまったはっぴうかい。最初、お知らせを壁に貼り出した時は、なかなか面白いことするではないか、と思った。
はっぴうする日を定め、見たい人はいついつまでに言ってくれ、という締切りも定め、なんというか物事を進める上で大事な進捗管理の概念を学ばせるよい機会なのではないか…とか生暖かい目で見守っていたのである。
結果として、安直な進捗でしたとさ。ぽてちん。
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■かしこみかしこみもーす
2010年11月15日(月)
←これだけでもいいので押してね。娘・R(7才)と息子・タク(5才)の七五三詣り。
僕と嫁の母をも呼んで近くの神社に行って祈祷して貰った。神主が若くてびっくり。下手すりゃ大学生じゃないかってぐらい。じゃあ巫女さんもそれぐらい若くてもいいじゃないか、と期待していたが神主をサポートするのは近所の氏子のおじさんしかいなかった。
リサイクルショップ服のRと幼稚園制服のタク。おめかしした写真は既に撮ってしまったので、何着せようか迷ったのだが、中にはパーカーにGパンとか公園に遊びに行くみたいなホントに普段着な子もいて多少びっくり。
神主さんから貰った品々は千歳飴や破魔矢の他に、メダルやパズルなどのおもちゃなどもあり、そうそう、七五三メダルってRが3才の時も貰ったよなー、懐かしい、等と思い出にひたりながら見ていたが
こんなのも。神社チェーン創業家一族のお話だから当然といえば当然なのだろうがなんとなく絵が怖い。目が昔のエロマンガっぽい。
七五三の儀式が終わってからは懐石料理の店でゴハン。店の予約を取る時、子供向けのメニューもあるんだろうかと相談したら
「お子様向けのお弁当がございます」
と言っていたので安心していたが、出て来たのは全然子供向けじゃなくて。
「ウチは京懐石どすえ。ジャンクな料理なんて作らないどすえ。ぶぶづけどうどす」
とか叫びながら料理人が作ってるような気がする。それでもタクは
「ちゃわんむしおいしい。ちゃわんむしってなんの虫が入ってるの?」
と言いながら仲居さんを苦笑いさせていた。
写真は土建屋社長風。
大人向けのメニューは季節柄まつたけ多し。まつたけなんてまともに見る&食べるのなんて、恥ずかしながら初めてであった。食べてみてうーん。僕の性的な意味でのまつたけの方が形も香りも勝っていると思った(見栄を張るな)
香りイチモツ味シメジであるな。
イチモツの味は嫁に聞いてみよう。うえっへっへっへ。
…昔からこういう料亭では、僕のようなオヤジとまつたけがセットになると必ずこういう下ネタが飛び交ってきたんだろうなあ。
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■はっぴうえんど
2010年11月14日(日)
←これだけでもいいので押してね。以前息子・タク(5才)が開催した家庭内イベント、「ダンス発表会」がまた行なわれるらしい。
「パパ!お知らせの貼り紙したから見て!」
「あとで見るよ」
「見ーて!」
「はいはい…」
壁にセロテープでくっつけられた、チラシの裏に書いてあるお知らせを見てみると…
『ダんス はっぴうかい
11がつ14にちはタんスぱっぴうかいです。きてくさい。
そしてしめきりは11がつ13にちです。よろしくおねがいします』
(原文ママ)
「わはははは!『はっぴうかい』だって!前もそう書いてたろ!直せって言ったのに!」
「ぎゃははは!『タんス』『きてくさい』だって!」
僕と娘・R(7才)は大爆笑。しかしタクはめげることなく
「しめきりは13日だから、見るか見ないか決めてください」
と優しくアナウンスする。ていうか見ないなんて言えない…。
「見るよ。楽しみにしているからね。練習はしてるのかい」
一応親として声援を送ると
「これからする!でも見ないでね」
と奥の部屋へ引っ込んで行ってしまった。鶴の恩返し状態である。そしてコソ練が始まったようで、ゴソゴソと物音がする。一体どんなダンスなのだろう。前回の内容は、ダンスというより、パンクバンドのライブの観客みたいな、単なるタテノリでわめいてるだけに近かったが…。耳をすますと、タクの歌声が聞こえてきた。
「ちょうちょ〜ちょうちょ〜たっくんのちんちんにとーまーれー」
…ものすごいイヤな予感がするのう。どんなダンスだ。
ちんちんに虫を停まらせるといえば、ハエオナニーである。まず羽をもいだハエを2、3匹用意する。お風呂に入り、亀頭のさきっちょだけ水面から出す。そこにハエを乗せるんである。
かわいそうなことに、翼の折れたエンジェルとなった羽無しのハエは、湯船の水面にぽっかりと浮かんだモッコリひょうたん島以外行き場がないため、亀頭上をわたわたと歩き回る。
その感触が最高に気持ちいいという。まさかタクはその奥義を知っているのでは…。ってんなわけあるか。
つか14日って七五三のお参りだからそんなことしてるヒマあるかなあ…。最近は僕のちんちんの発表会も行なわれていない。締切りを過ぎても参加者ゼロなので…っていうか対象は嫁しかいないんだけど。
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■血の朝
2010年11月13日(土)
←これだけでもいいので押してね。朝、嫁が怖い。
とっとと準備して学校に行かなければならないのに、子供達がダラダラしていると
「ほら、全然ゴハン食べ終わってないじゃないの!」
イライラしているのが手に取るように分かる。それを他人事のようにボケーッと眺めている僕も僕だけど。今朝もそんな様子を歯をしゃこしゃこ磨きながら眺めていたら、着替え中の息子・タク(5才)が
「パパ、たっくん足ケガしたんだよ!」
何故か得意気に膝小僧を見せる。何故子供は自分がケガしたのを自慢気に見せようとするのだろう。
「今痛いのか?」
とりあえず聞いてみると
「今は痛くないよ」
「どうやって転んだのさ?」
「昨日だるまさんがころんだしてた時、はじめのいっぽで」
「いきなり転んだのかい」
はじめの一歩って、文字通り初っ端の初っ端じゃないか。だるまさんより真っ先に自分が転ぶとはネタ的に評価したい。
「血が出たんだけど、骨は見えなかったよ!」
どうして子供は自分のケガを自慢気かつグロい演出で説明するのだろう。骨が見えたら僕だって泣くわ。
「骨出てたら大変だぞ。でも血が出ちゃったか」
「うん。血が出たの」
「ぶわははは。今『うんちが出たの』って言ったし」
よくある「どうしたの」「うん、血が出たの」そのまんまだったのでつい条件反射でウケてしまった。するとタクも大喜びで
「うんちが出たの!うんちが出たの!うんちが出たの!」
壊れたオモチャのように繰り返し叫びまくり、着替え途中のパンツいっちょうだというのに踊りまくり始めるではないか。あああただでさえ朝の忙しさにカリカリしている嫁に、こんな悪ふざけしてると雷が落ちるぞ…と僕の方がヒヤヒヤものになってしまった。
「はいはい、うんちが出てよかったね。いいから早く着替えなさい」
「ちんちんも出す?」
「出すな」
これ以上ふざけてっと膝小僧の血どころか血の雨が降ることをこの5才児は知らない。しかも
「あなたが余計なことを言うから」
とか僕がとばっちりを食らって僕が流血しそうな予感がプンプンしたので、とっとと準備して家を出た。血が出たら病院に行かなければいけないではないか。どこの病院に行くの?と聞かれたら…
うん、国際病院である。
どうでもいいが、この辺でわりと大きく、かつ娘・R(7才)が産まれたは病院は練馬総合病院といい、略してネリソー。
100円ショップみたいだ。
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■この子の七つのお祝いに
2010年11月12日(金)
←これだけでもいいので押してね。今週末に娘・R(7才)と息子・タク(5才)の七五三詣でをする予定である。
Rは3才の時にもやったが、もう一生やることはないんだなあ…となんか感慨深くなってしまった。なのでときめいてメモリアルな七五三にするべく、赤坂の日枝神社で執り行いたいと思った。
そこで七五三をやるとオリジナルの巫女姿リカちゃん人形がもらえるんである。しかし節約家である嫁に
「高い」
このひとことで却下された。祈願料が「1万円より」となっており地元の神社の倍。なるほどおもちゃ代込みの祈願料なのだな。
そんなわけで3才の時と同じ神社にお参りすることが決定した。更に節約家である嫁の謀略によって、写真撮影も既に済んでしまっている。早割りをやっている写真館でもう先月やってしまった。だから着物でお参り&その後撮影という流れではないんである。着物持ってないし超普段着。
「でもさすがにそれじゃあ趣がないよね…親も来るし…」
ということでタクは幼稚園の制服でいいやってことになったがお恥ずかしいことにRに着せるそれっぽい服がない。Rもまだまだ幼稚園の制服は着れるんだが、もう1年生なのでそれはかわいそうだ、という話になり、じゃあどうするか。
これも節約家の嫁の智謀により、リサイクルショップで調達することにした。
店に入ると、中古とはいえ良い品が揃っている。何着か手に取って品定めをすると、僕はロリコンなのでどうしても女子高の制服っぽいものをセレクトしがちなんである。だから
「Rちゃんはどれがいい?」
本人の好みを尊重しようとRに選ばせたところ
「これ〜」
なんと僕の一押しな服と一致した。最愛の娘がオヤジ一押しの服を着る。これは嬉しい。早速これを買うべくレジに持って行ったところ、レジのオバチャンがあっと声を上げた。
「あっら〜。ごめんなさい。コレ、シミがあるわ」
店内照明の当たり具合で分かりづらかったが、
「あっホントだ。スカートに茶色いシミが…」
JK制服っぽいスカートにシミが…ってブルセラな店だったら価値が上がったのだろうか。
「なんで今まで分からなかったのかしら〜」
オバチャンは、いやあねえ、とか言いながらその服を僕からひったくってしまった。いや、僕がいやあねえだよホントに。せっかく気に入った一品だったのに。Rが着たらバッチリ似合うだろうなあって一緒に歩く姿までイメージしていたのに。
「じゃ、改めて別の服選ぼうか…」
あの服じゃなきゃもうわりとどうでもいいや、とものすっごいテンションが低くなった。なまじ節約し過ぎると苦汁を嘗めるという教訓なのだろう。
節約は口に苦し。違うか。
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■ああスザンナ
2010年11月11日(木)
←これだけでもいいので押してね。これも公園で遊んでいた時のこと。
出掛ける前、息子・タク(5才)は別に手ぶらでいいのに
「バッグもっていく!」
わざわざ自分の手提げバッグを持って行くのだ、と言い張った。
「何を入れるんだ」
「しゃしん!」
前の日記に書いたと思うが、100均で買ったフォトアルバムをバッグに入れていた。このアルバムを買ってやったら、嬉しそうに自分の写真を次々にファイリングして、自分の自分による自分のためのフォトアルバムを完成させたのである。なんてナルシストなのだろう。
そんなナルグッズをなんでいちいち公園に持って行くのだ、と聞きたいところだが、タクのやることの8割ぐらいは理由なんてないので別にいいか、と思った。
とはいえ公園に着いて遊び出すと、
「これ持ってて!」
結局は邪魔になり僕が持っている羽目になるので意味ねーじゃん。僕だって無駄に持ってるのかったりーじゃん。いーじゃんGジャン最高じゃん。
そう不平を垂れながらタクと娘・R(7才)が遊ぶさまを眺めていたら、タクがいつの間にか視界から消えた。この公園は結構広い。どこに行ったのか…とキョロキョロしていたら、やがて全力疾走で戻って来た。そして
「パパ!たっくんのバッグ!写真!アルバム!ちょうだい!」
ものすごい勢いでバッグをひったくり、
「私っはっ陽気なアラバマおっとっこー!」
おおスザンナを絶叫しながらまた走り去って行った。誰がアラバマ男なんだよ。練馬生まれのくせに。
「おいこらどこ行く!」
まさかルイジアナ目指して旅立った訳ではないだろうが、多少心配なので追い掛けて行ったら、タクはベンチに座っている母娘連れの前で止まった。
「こ、こんにちは…」
とりあえずママさんに挨拶。するとタクは
「この女の子はマホちゃん、4才。そんでこのママにたっくんの写真見せるの」
いっちょ前に紹介を始めるではないか。目を離して5分ぐらいしか経ってないのに、そのわずかな間に見ず知らずの女の子の名前と年を聞き出して、それだけでなく母親にまで取り入って、写真見せてあげるね、とか甘えている。
なんという女たらし。諸星あたるみたいな奴である。でも写真を見せられたママさんも
「あーかわいいねえ」
わりと棒読みセリフなので、付き合ってくれてるんだなあと痛感。
「よかったね、見て貰って。さ、おやつ食べよっか。ほらバイバイして。遊んでくれてありがとうございます…」
適当に頃合いを見計らって撤退。ママさんの
「親の顔が見たいわと思ってたらこれかー」
みたいな表情が忘れられない。
しかしあのフォトアルバムを僕からひったくって猛ダッシュで母娘に向かって行ったタクは、まさに
「おおスザンナ、待ってておくれー♪」
おおスザンナの歌そのまんまであった。ほんの数分間で名前と年を聞き出したのだから、僕が放置していたら
「あなたのおうちはどこー?♪」
これも歌通りに住所まで聞き出していたかもしれない。
しまった、この歌詞はおおスザンナじゃなくておおブレネリだった。
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■洗濯機の悲劇
2010年11月10日(水)
←これだけでもいいので押してね。「ごーめーんーね」
息子・タク(5才)はよく娘・R(7才)に謝っている。「あーそーぼ」みたいな、一音一音を伸ばしてはっきりとした言い方である。
おっとりな娘とやんちゃな息子の差だろうか、手が出たり意地悪なことをしたりするのはほぼ100%タクである。やられたRは
「たっくん、『ごめんね』してよ!」
と怒り、謝罪を要求したり僕にちくってきたりする。そうすると冒頭のようにタクは謝るのである。
「いーいーよ」
やっぱり「あーそーぼ」みたいなアクセントで、「いいよ」、すなわち許してやると返事をする。勿論許さない時もあるわけで、ゴメンのひとことじゃ済まないようなひどいことをされたり、謝り方が形ばかりで心がこもっていない時は
「だーめーよ」
と更に誠心誠意の謝罪を要求することもある。なかなか許してもらえないとタクは
「パパー。ごめんねしてもRちゃんがゆるしてくれない〜」
と僕に泣きついてくるが
「本当にごめんねって思ってないだろ。どんだけRちゃんがイヤな思いしたか考えろ」
などと叱ってみたり。そんなことが日常茶飯事である。そんな中で、僕が嫁に思いっきり謝らなければならなくなってしまった。
自分でも信じられないくらいのアホなことをやらかしてしまったのである。それは、洗濯機の中にマンガ雑誌を入れてしまったこと。
なんでそんなものを…というと、洗濯機はお風呂場の扉のすぐ脇にある。そのマンガ雑誌は僕が風呂に入りながら読んだもので、風呂から出る時に洗濯機の上に置いたんである。
洗濯機のフタは開いていたので、多分僕が着替えたりして目が離れている内に洗濯機の中に落ちてしまったと思われる。僕もアホなので視界からマンガ雑誌が消えると、さっきまで読んでたじゃん、という記憶もキレイサッパリなくなってしまった。
で、既に洗濯物がたくさん入っていたので埋もれていたのだろう、嫁も気付かずに洗濯機を回してしまい、洗濯完了して取り出してみたら阿鼻叫喚。
「あなた、なんでこんなもん入れたのー!」
「うわーん。ごめんよー」
当然嫁に大いに怒られたので上記のような説明をしてひたすら謝るしかなかった。被害はひどいものであった。全ての洗濯物にビッチリとマンガ雑誌の破片がこびり付き、その悲惨さは「ティッシュをポケットに入れたまま洗っちゃいました」なんてレベルを遙かに凌ぐ。
ばっさばっさと長時間掛けて振り払う作業と、洗い直す作業が深夜まで続いた。しかしそれでも到底全て払えるものではなく、更にマンガのインクも溶けてしまい、黒ずんでしまった服も何着か…。
「はあ〜…」
とりあえず全部洗い直して干したところで
「嫁…ごーめーんーねー」
改めてタク流の謝罪をした。しかし嫁の返事がない。
「うわーん。ごめんねしてもママがゆるしてくれない〜」
「ふざけんな!あんたのおかげで眠れないわ!」
許せ…俺は謝り方を知らん…(速水真澄)。
射精は得意だが謝罪は苦手なんである。
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■私文上々
2010年11月09日(火)
←これだけでもいいので押してね。娘・R(7才)と息子・タク(5才)が寝た後
「あのさ…」
嫁がヒソヒソと語りかけてきた。子供達も寝たし、獣のように犯して欲しい、とおねだりしてくるのかと思ったら違った。嫁はRが学校から持って来た連絡帳を開く。そこには担任の字でこう書いてあった。
「月曜日、算数の勉強のため居残りします。ちょっと計算に時間がかかるようです…」
5+7とか、10を越える足し算が苦手なんだという。
「居残りさせられるまでダメだったなんて…深刻だね…」
嫁が不安そうに言う。テストの結果も初めて見せられたが、70点とかあんまりよくない。確かにRと息子・タク(5才)にせがまれて算数の問題を出すことがあるが、タクの方が答えを出すのが早い。調子こいてもう掛け算の勉強をしている有様。それに比べてRはイマイチ掴んでいない。だから計算が遅いし間違える。しかし
「算数なんか出来なくったっていいんだよ!僕も0点取ったことあるし!」
僕も嫁もバリバリの私立文系。数学は最大の敵であり大学受験では数学から逃亡したクチである。高校の数学で覚えていることなんて
「代数幾何は大好きか?微分積分いい気分」
ぐらいしかないので、ノープロブレムだ、と嫁に言ったが
「でも小1の2学期からズッコケてるのよ。やばいよ」
嫁の顔は晴れない。
「確かにな〜。でもこの段階で分からない子にどう教えていいのか結構難しいよな」
まだ数字の根本的なところが分かっていないレベルなので、ゾウを一度も見たことがない子にゾウとは何ぞやと教えるぐらい難しい。
「うーん、先生の教えに任せるしかないわね」
ということで月曜の夜、どんな居残り勉強をやらされたのだろうと思い
「R、算数の勉強した?」
「うん」
「ひとりだったのか?」
「ふたり」
Rともうひとり、隣のクラスの男の子がいたのだという。その子はふざけていていつも先生に注意されているそうだ。そんな問題児とセットで学年ワーストワンツーになってしまったR。しかも
「問題児はマジメになれば勉強が出来る伸びしろがあるかもしれないが、マジメなのに出来ないRって…」
嫁とヒソヒソ話し合い、もしかしてすんごい深刻なのかもしれないと段々ダークな気分になってきた。
居残り勉強の内容は、答えが10を越える足し算問題のプリントを3枚やったのだという。あと更にプリントを与えられ
「お家で1日1枚やりなさい」
と宿題を出された。問題の数をこなして数の概念を掴むしかない…ということなのだろうか。僕と嫁、どちらも数字ダメ遺伝子しか持っていなくて申し訳ないが、Rよ…努力して欲しい。うんうん考えながら算数の問題をこなす姿を想像するだけで可哀想になってしまう。
ああ、私立文系のこの血が憎い。
今は起立陰茎である。
数学だけに、マスかいて寝るか。
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■日記の恥は書き捨て
2010年11月08日(月)
←これだけでもいいので押してね。娘・R(7才)の日記は長い。
宿題で書かなければいけないのだが、一度「くわしくかけてました」と担任に褒められたことに気を良くして以来、わりとマメに長文日記を書く傾向にある。誰に似たんだか。
「パパ、日記書くから見てて」
「はいはい」
Rが文章に詰まった時のために僕は横で待機していなければならない。今日はどんな日記を書いているのだろうか…と書きかけの日記帳を覗いてみると、昨日のムサ大の学祭に行ったことを書いているようだ。
学祭に来ていた「ふれあい動物園」という移動式動物園で、大好きなハムスターやウサギをだっこできて、小動物だけじゃなくて子牛や羊もいた。そこで嫁が
「Rちゃんはひつじ年だから羊さんと仲良くしたらいいんじゃないの」
と言っていたんだけど、結局は子牛の方が気に入っていたみたいである(昨日の日記参照)。
だいたいそんなことが書かれているのだろう、と思ったのだが、よく見てみると
「おかあさんが、あなたはおひつじざだからひつじとなかよくしなさい、といいました」
未年じゃなくて牡羊座に脳内変換されてるー!
「Rちゃん、ママは牡羊座じゃなくて未年って言ったんだよ」
自分の星座を間違えないように一応ツッコんでおくと
「えー!じゃあRちゃん本当は何座?」
「獅子座だからライオンと仲良くならなきゃならないな」
「ライオン怖い!」
Rは怯えながら「おひつじざ」と書いたところを「ひつじどし」に直した。
「パパは何座なの?」
「さそり座」
「さそりも怖い!」
「そうだねえ」
「たっくん(5才の息子)は?」
「天秤座」
「いきものじゃないねえ」
「そうだねえ」
結局日記が書き終わるまで1時間以上かかってしまった。更に
「パパ、絵日記にしたいから昨日撮ってた写真印刷して」
R…それ絵日記チガウ。
「絵日記にしたいなら自分で絵を描きなさい。楽すんな!」
「ぬふふふふ」
やっぱりダメか、というような悪代官みたいな笑みを浮かべるR。毎日日記を書くだけでこんなに時間掛けているR。
いっそのことブログでもやらしてみようかなあ。
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■うさぎ追いし、かの大学
2010年11月07日(日)
←これだけでもいいので押してね。近所の武蔵大学の学祭に行って来た。
小さなキャンパスで、人もわんさか来るわけでもなく、こぢんまりした高校の文化祭みたいな感じが良い。娘・R(7才)と息子・タク(5才)の一番のお目当ては「ふれあい動物園」であった。
子牛や羊、うさぎやハムスター等のおとなしめな動物が勢揃い。触ったり抱いたり出来るのだという。Rとタクの幼稚園にも1年に1回、同様のイベントがあった。多分同じ業者さんなのだろう。
Rは前の晩から楽しみにしていて
「Rちゃんねえ、年長の時のふれあい動物園でね、ハムスターだっこしたかったけど出来なかったの」
「ほう、それはかわいそうに」
「だから、明日絶対だっこしたいの!」
特に気合いが入っていた。
そんなわけで念願のハムスターだっこ。タクはうさぎだっこ。
かわいい子牛、リアルドナドナも気に入ったらしい。
タクは羊と仲良しに。
嫁はエサを手に持ち、黒ヤギのペアの目の前でエサを右に左にぶんぶん振り回し、それに合わせてヤギのふたつの顔も左右に動くのを見てケラケラ笑っていた。この人変です!僕この人とツガイとかじゃありません!
母が変だと息子も変だ。
「これうんち?ねえうんち?」
タクはぽろぽろと地面に落ちている排泄物に興味を持ったようだ。
「ああそうだよ」
と答えると、うんちだけにうんこ座りでシゲシゲと観察する。みんな動物と戯れているのに、うんこ観察なんてしているのはウチの子だけである。しかし何にしても興味を持つのはよいことだ…と遠巻きに見守っていると、
「パパ…うんちが手についちゃったああ…」
「ぶわあああ!なにやってんだ!手ぇ洗って来い!」
「どこで洗うのおおお」
「えーと、あ、水道あっちにある。ついて来い!」
「おててつないで〜」
「今は絶対ヤダ!」
あああ、親としては繋がなくてはいけないのだろうけど、人としては触りたくない〜。
そんな感じで1時間ほど小動物と戯れ、その可愛さとぬくもりでとても癒された。
「おなかすいたよう」
「もうお昼時か」
心は癒されたけれども腹は減りまくった僕ら。じゃあなんか食うべか、とパンフレットをめくりながらどんな食べ物屋が出ているのかを探してみると…「おかまバー」なるものがあり…。
学祭って必ずオカマと化した男子学生がうろついているが、あれは何故なんだろう。僕が通っていた大学もそうだったしこないだ行った日芸もそうだったし、今年だけじゃなく毎年だし。
そんなになりたいか?そして求められているのか?オカマって…。学祭に来る度にいつも疑問に思っていたが、今日ひとつの仮説を得られたような気がする。
もしかしたら陸上競技部のトレーニングの一環なのではないか、ということである。
すなわちじょそう(女装/助走)が上手くなりますように…なんつってプー。
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■メイキッポッシボーウィズ「かのん」
2010年11月06日(土)
←これだけでもいいので押してね。音楽が流れていた。
「これ、なんというおうた?」
娘・Rが曲名を尋ねる。
「えーと…ヘルペスじゃなくて…」
曖昧な記憶の僕が答えられずにいると
「パッヘルベルのカノンよ」
と嫁が答えた。
「そうそう。ぱぱぱぱっへるべるのカノン」
思いきり噛んでしまった。
「ママはこの曲が大好きなの。もしパパがRちゃんを『R』って名前をつけなければ私が『かのん』って名前にしたかったわ」
「えー!」
「えー!」
驚く僕とR。Rの名前は、僕が超気に入っていた近所の美少女の名前をそのまんまいただいた。当時僕はこれだけは絶対譲らず、嫁もそれでよしとしていたので嫁が考えていた案なんて今初めて聞いた。
「しかし…かのんって…源氏名じゃないんだから」
それはいわゆるDQNネームってやつじゃないのかいと異を唱えたところ
「Rちゃん、『かのん』でもよかったなー」
「えー!なんでよ!」
当の本人もまんざらではない様子。名付け親の僕の立場が。
だって『R』っていっぱいいるけど『かのん』ってあんまりいないんだもん」
そりゃそうだけど…
「今度の合コン、なんて子が来るの?」
「えーと、かのんちゃん」
ってシチュエイションだったら、「ヨシエ」や「ミツコ」等と聞かされたときより「かのん」の方が断然可愛い子が来ると期待してしまう。すなわち「かのん」として生きて行くには何かと求められるハードルが高いのである。更に
鈴木良江(68)
佐藤光子(75)
は普通にしっくりくるが、
山田かのん(65)
だと、おばあちゃんがゴスロリ着ているような、白いメリーさんみたいな無理目の字面なんである。だから「R」は平凡な名前だが平凡が故にプレッシャーをかけられることなく生きていけるのである…と正当性を主張しても意味ないだろうなあ。
それはそれとして、嫁がパッヘルベルのカノンが好きだったことも「かのん」と名付けたかったことも初耳であった。これだけ長い付き合いだったのに、嫁の好みの音楽や名前を聞き出すことが全くなかったなんて…。
思い返せば僕は中学生ぐらいから相当な洋楽オタクで、自分の好みの音楽は自分で探すぜ、みたいな気負いがあり、他人のおすすめなど聞こうとも思わなかった。
だから嫁とおデートをする時もよくレコード屋のハシゴに付き合わせていたし、その時も僕が聴きたい音楽を探すだけであり、また僕の音楽の好みを話すことはあっても嫁の好みなんて一度も聞いたことがなかった。
嫁は音楽なら何でも聴くというスタンスだった一方で、僕は嫁が聞いていたCDを嫁の部屋で何度か見たことがあったが全く聴こうとも思わなかった。
また、Rの名付けの時も、美少女Rちゃんの名前を付けたいがためにその理論武装として名付けについて調べまくったため、他の人の意見など「フン」という態度であった。
長い付き合いとはいえ、音楽の好みひとつ知らなかったんだなあ…ということを反省した。ただ一緒に暮らしているだけで分かり合えるなんて大間違いだ。もっと自主的に近付いて知り合わなければならぬ。
そんなわけでまず第一歩として肉体的にお尻とお尻を合わせて尻合わなければならぬ、と思い夜這いしたら
「やだ」
思いっきり断られた。
そういえば嫁の好みのちんこも聞いたことがなかったなあ。
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■教会少女
2010年11月05日(金)
←これだけでもいいので押してね。嫁が買い物中、近所の公園で娘・R(7才)と息子・タク(5才)を遊ばせていた。
「うんていやる!」
Rもタクも今「うんてい」(ハシゴみたいな遊具)がブームで、一生懸命ぶら下がってエッチラオッチラしていたが、
「パパ、もうダメー。おりるー」
端から端へ渡ることが出来ずリタイア。そこに後ろから猿みたいにサササッと素早く渡っていく女の子がいた。R達よりずっと大きくて、3〜4年生ぐらいに見える。
「ほら、あのお姉ちゃんの動きを真似してみろ」
と、僕が言ったのがきっかけで
「いっしょにあそぼ」
その女の子と仲良くなってしまった。ふっ。ナンパするつもりじゃなかったんだが、向こうから一緒に遊ぼうと言われちゃあしょうなねえなあ。
「じゃあ何して遊ぼ…」
「あっちの鉄棒行こ!」
僕が喋っているのにタクがでかい声でかぶせてきて
「うん!」
だだだーっと、女の子と一緒に走って行ってしまった。Rも慌てて追い掛けて行く。おのれタク。僕がパーナンしたナオンを横取りしやがって。
ま、あとは若い人達に任せて…と僕はベンチに座って見ていると、その女の子、名前をマナカちゃんといい、3年生だという。年下のRとタクをよく見てくれていた。
「じゃあ次は何して遊ぼうかな?」
「たっくんは何がいい?」
「みんなでかけっこするからコースとルール決めよう!」
とても面倒見がいいし、物事を決めるのもてきぱきとしている。かけっこをしたら年上だから当然なんだけど、Rやタクなんかより全然速い。で、ボロ負けしたタクが悔しくて
「ぶわああああ!」
と大泣きするのだが
「じゃあ次は私が5秒遅くスタートするからもっかいやろ!」
などと優しくフォローしてくれて、なんていいお姉ちゃんなんだ、と舌を巻いてしまった。
「私、野球やってて、あと、リレーの選手だから!」
更にすごいスポーツ少女らしい。リレーといえば、Rの学校の運動会で見た。
「君も○○小(Rと同じ学校)かい?」
と聞いてみたら
「ううん、××第一小」
ちょっと遠い地名の学校名を挙げた。
「そんな遠くから来たの?」
「ママとそこの教会に来たの。私は賛美歌歌うの終わったから」
わりとでかい教会が公園のすぐ隣にある。お母さんが熱心に通う信徒なのだろう。まだ教会で何かをしていて、終わるまでひとり遊んでいるつもりだったらしい。
「じゃあ次はグループになってリレーをしようよ!」
マナカちゃんは本当に人を取りまとめるのが上手だ。Rもタクも「うん!」とか従ってるし、リーダーシップがありすぎて
「じゃあおとうさんもやるのよ!」
いつの間にか僕も従う羽目になってしまった。全力疾走でひたすら何本もダッシュ。
「ごめん…さすがに…おじさん疲れたよ…」
いつもちんこしかしごいてない僕が、マナカちゃん流野球部のしごきに耐えられるわけがない。誰よりも早く息切れしてギブアップ。膝とふくらはぎがゲラゲラガクガク笑っている。
「悪いけど、違う遊びにしないかい?」
情けなくもマナカちゃんに提案すると
「じゃあドロケー」
「もっと走るじゃないかー!」
結局「色鬼」で手を打ってもらうことにした。
「鬼さん、鬼さん、どんな色」
「赤」
わああああ…って何十年ぶりにやったんだコレ。久しぶりに全力で遊んでしまった。やがて買い物を終えた嫁がチャリで公園に来た。Rとタクもさすがにバテ気味だったのでいい頃合いだと思った。
「そろそろ帰ろう。マナカちゃん、遊んでくれてありがとね」
帰る僕らをバイバイと見送ってくれるマナカちゃん。まだひとりで遊ぶつもりなんだろうか。黄昏時に可愛い女の子ひとり。ちょっと心配なので
「暗くなっちゃうから教会の中に入った方がいいよ〜」
教会の入口まで連れて行ってバイバイした。
可愛いしハキハキしてるしとてもいい子であった。トロくなく、動ける西村知美みたいな感じ。あそこまで出来がいいと、Rもあんな女の子になってくれないかな…と惚れ惚れする。
10年後ぐらいに僕ともう一度色鬼やってくれないかなあ。
鬼さん、鬼さん、どんな色。
あなた色。なんつってプー。
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■日芸大食
2010年11月04日(木)
←これだけでもいいので押してね。近所にある日芸の学祭に行って来た。
ここ数年日芸の江古田キャンパスは再開発工事のためしばらく学祭が行なわれておらず、久しぶりの開催なんである。生まれ変わったキャンパスはとてもキレイで機能的。更に日芸の隣は娘・R(7才)が産まれた練馬総合病院だったのだが、その敷地を買い取ってもっと広くなっている。
学内に入ると食べ物を売る屋台や教室の展示などで声を上げて勧誘する学生達がたくさん。おじさん、君達の若さとその「自分達を中心に世界が回ってるんだ」みたいな視野の狭い万能感溢れる笑顔がムカつく。あと身内でイチャイチャしてるのも。
ただ可愛い女子大生を見る楽しみはある。
「ミスコン見たい!」
早速助平心を丸出しにしてダッシュしようとしたところ
「大学のミスコンほど当てにならないものはないでしょう」
やけに斜に構えた嫁に止められた。確かにそう思うがミスコンになんか恨みでもあるのか。
仕方ないのでミスコンは諦め、キャンパスに溢れる女子大生や日芸志望っぽい女子高生を眺めることにした。
うーん。なんだろう。可愛いっていうか美人っていうか。芸術学科だけあって、お顔も芸術的なお嬢様が多いような気がする。ゲルニカ風美人、麗子微笑風美人、古代エジプトのいつも横顔です風美人、等々…。
さて、Rと息子・タク(5才)はというと、お祭りでは必ずわたあめを食べたがる。江古田には他にも武蔵大と武蔵野音大があり、いずれの学祭も百円でものすごいでっかいわたあめを作ってもらったものだったが、日芸はなかった…。
しかしキャンパス内にあるスタンプを8つ見つければなんかもらえるよ〜、というスタンプラリーがあったので、それに夢中になりスタンプを探しまくる。お陰で日芸内を思いっきり歩き回り、主な校舎の名前と位置とか、学生でもないのに大体把握してしまったではないか。
スタンプ探しがてら、教室内のさまざまな展示も目にする。写真展、絵画展、Tシャツ販売、自主製作映像…芸術系ならではの催しだよねー等と嫁と話ながら歩く。すると一転して
「ねこカフェ」
というあまり芸術的ではない催しの看板が。まじまじと眺めていたら
「ねこカフェですニャー」
ネコ耳をつけてエプロンをした女子大生が声をかけてきた。
(※イメージです)
そのとってつけたような語尾どうにかしろ、と思ったが可愛いのでむしろOK。
最近江古田にもオープンした「ねこカフェ」のように、猫をモフモフできるんだろうか。Rとタクをネコと戯れさせて、ほんわかした気分になりたい。
「あの、ネコいるんですか?」
と聞いてみると
「本物のネコはいないニャー。私達化け猫だけだニャー」
その子の後ろにもネコ耳を付けている女子大生達が数人…。
「それ、ねこカフェじゃなくてキャバクラのネコ耳デーでしょー!」
子供達じゃなくて僕が戯れたくなったー!。ああ、嫁子供連れじゃなかったら1日中入り浸っていたかったよ…。あと学祭だけじゃなく直ちに江古田にオープンすべきだ。吉野家の斜め向かいに空き店舗あるから…。
更に歩いていると、なんとサイン責めに遭っている藤子不二雄A先生が!うおおおおおさすが日芸!是非僕もサインしてもらいたかったが
「あの、先生、そのへんで…」
とスタッフに耳打ちされ
「あそ、ごめんね」
先生は去って行かれたが、コロコロコミックで育った藤子不二雄直撃世代としては、お姿とお声を聞いただけで大感動である。
キャンパスをぶらついているうちにわりと簡単にスタンプが全部揃った。受付に戻り
「スタンプ全部みつけたんだよ〜」
とタクがスタッフの女子大生に得意気に言うと
「あらよかったねー」
と笑顔を投げかけてくれる。タクのこういうかわいこぶりっこの擦り寄り方、天下一品である。参加賞としてお菓子をたくさんもらってしまった。スタンプラリーが完了すると
「おなかすいたよう」
嫁と子供達が次々に空腹を訴える。スタンプを探している間にすっかり12時を回っていた。じゃあなんか屋台で食べ物でも…と思ったらどの屋台もお昼時になってから行列が伸びまくってなかなか買えそうにない。
「じゃあどっかで食べましょうよ」
「食べいきたーい」
そんなわけで流れ的にもう学祭巡りは終わり、昼飯を食べに行かなければならなくなったようだ。帰る前にやっぱり「ねこカフェ」だけはちょっと入ってみたかったんだが…。
「はやくいこうよー」
「わかったよっ」
後ろ髪を引かれる思いで日芸を後にした。最初にあの「化け猫」女子大生に声をかけられた時にサクッと入っておけば良かったなあ…と後悔しても無駄なんである。何故ならここは芸術系大学の学祭。
すなわちアートの祭りなんである。
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■おみやゲイ
2010年11月03日(水)
←これだけでもいいので押してね。日曜日から旅行でいなかった嫁と子供達が月曜の夜帰って来ていた。
「あのねえ、プールで泳いだんだよ」
「バイキングたのしかった」
などなど娘・R(7才)と息子・タク(5才)から交互に報告を受ける。楽しかったのだろう。目がキラキラ輝いていた。羨ましい。中でも一番羨ましかったのは食事が全てバイキングだったということである。
今んとこRとタクが最も嬉しがる外食はバイキングだと思う。選ぶのが楽しいし、更にデザートが充実していると
「ちょこフォンデュがある!」
とか本当に嬉しそうだ。今回はプリンやゼリーを5個も6個も食いまくったらしい。そんなに食えるものなのか、と疑問に思ったが
「1個1個がシャンパングラスみたいで小さいのよ」
と嫁が見せてくれたのは、Rが「いえーい」とピースしてる写真で、横にシャンパングラスがいくつも積み上げられていた。まるでホストクラブでシャンパンタワーを作らせ、ホストに貢ぐギャルのようである。将来が心配だ。
そしてRとタクの浴衣姿の写真なども見せてもらうと、可愛いなあ…と思わず顔がニヤけてくる。嫁が言うことには
「ホテルのお土産コーナーにいたら外人さんが来てね、タクを差して『あなたのベイビーと一緒に写真を撮らせて下さい』ってお願いされちゃった」
なんか知らんが外人さんの心にキュピーンとくるものがあったらしい。嫁にデジカメを渡し、タクとのツーショットを撮らせてお礼を言って去って行ったそうだ。
「なんでだろ。坊主頭に浴衣姿のタクにジャパニーズコボウズとかジャパニーズジゾウみたいなエキゾチックジャパン的な物珍しさを感じたとか」
「さあ」
もしかしたら最近タクはよく西城秀樹の「YMCA」をフリ付きで歌って踊っているので、それを見た外人さんが実はリアルYMCA(原曲の「YMCA」はゲイソング)なのでソソれてしまったとか。ゲイショタか。
とにかくいくら土産話をしても話が尽きないほど楽しかったようで何よりである。しかし土産話はいくらでも聞かされるのだがお土産は一向に出て来ない。
旅行の見送りの時は「お土産とかいいから」と思っていたけれども、実際そうされるとなんかムカつくものである。僕、土曜日に秋葉原行った時はドーナツのお土産買ったのに。
自分から「お土産は?」などと催促するなど口が裂けても出来ないので、一縷の望みをかけてただひたすら待っていたが、結局何も出て来ないまま皆寝てしまった。これは…土産はナッシングということで、確定…なんだね…。
悲しくなったので、ベランダに出て夜空を見ながら歌いまーす。
土産てーごらんー。夜のーほーしをー。
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■旅は道連れ。しかし連れてってもらえません。
2010年11月02日(火)
←これだけでもいいので押してね。「旅行したい〜」
どこかに行きたいと言っていた嫁。知らない街を歩いてみたいのか。僕としては知らない街より知らない乳、旅行より淫行が好きなのでスルーしていたら
「両親と子供達連れて旅行するので留守番よろぴく」
ということになってしまった。
日曜日の朝、まだ寝ている僕を叩き起し
「じゃあ行ってくるね」
と嫁。子供達は一応
「パパと一緒に行きたい〜」
と言ってくれてはいるが、いざ嫁が「出発するよ!」と急かすと
「きゃっっほー」
ワクワクし過ぎて親父などどうでもよくなっていた。日曜日にひとり残された僕は非常に寂しく暮らした。雨が降る恐れがあったけれども降らなそうなので、近所のハロウィンパレードが中止にならなくて済むな、と思ってもRとタクがいないから意味ないし。お菓子貰えるのに。
夜、電話が掛かってきたので出てみると
「Rちゃんだよ〜」
Rは浜辺で遊んで楽しかった、とか、ゴハンがバイキングで美味しかった、とか、コロコロとした可愛い声で一生懸命説明してくれた。そして
「たっくんにかわるね」
「たっくんだよー。ぎゃはは」
続いて出て来たタクは音が割れるぐらいうるさく、でもタクらしいテンション上がりっぱなしの声で嬉しかった。
「じゃあ気をつけて帰って来るんだよ」
と僕が締め括ると
「ままにかわるね!」
と言いながら声が離れる。おお、嫁。さびちんぽうだから帰ったらやらせてくれ、とひとこと言いたい。
「ママー、電話かわるー」
タクが嫁に話す声が聞こえる。しかし
「かわんなくていい」
という嫁の声が聞こえ、ガチャ、ツーツーツー。おのれ嫁…。どんだけ放置プレイなんだ。ひとり冷たい空気の家で待つ僕の身にもなって欲しい。こうなればいつもはできない大音量わいせつビデオ鑑賞してやる。
旅の恥はかき捨てというが、旅の待ちもかき捨てなんだな。
かくのはいつもの、いやらしい意味のアレだけど
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■鉄との遭遇
2010年11月01日(月)
←これだけでもいいので押してね。雨が降っているので外に出られない娘・R(7才)と息子・タク(5才)が体力を持て余していた。
「割引券があるからおもちゃ王国に行こうか」
と嫁。おもちゃ王国とは水道橋の東京ドームシティにある屋内型の遊戯施設。とにかくおもちゃがドッサリあるので子供なら1日中いても飽きないだろう。
「いくー!」
Rとタクは大興奮して賛成するのでそうすることにした。最寄りの駅から地下鉄都営大江戸線に乗る。
「パパ、乗り換えある?」
タクは電車に乗るとルートを確認することが多い。
「都庁前駅で降りて乗り換えて、春日駅でまた降りて三田線に乗り換えて水道橋で降りるんだよ」
そう説明すると
「かすが!とぅーす!」
そう叫んで車両の1番前にある運転席を覗きに行ってしまった。
「Rもみたーい」
Rもタクと一緒に車両の先頭に行ってしまったが、すぐ「飽きた」と戻って来たので僕はRと一緒に車両真ん中ぐらいの席に座っていた。嫁はタクのそばにつく。
しばらくするとタクの話し声が聞こえてきたのでそちらを見てみると、タクと同じぐらいの男の子と一緒に運転席を覗いていた。タクは誰とでもすぐ友達になれる。
知らない子でも「君何才?」と横浜ナンパ橋のナンパ師並みに気安く呼びかけ、いつの間にか一緒に仲良く遊んでいる。そういう世渡り上手的なところは誰に似たんだか。
その男の子が喋る「○○線が」とか「××駅が」等の言葉が断片的に聞こえてくる。きっと電車好きな子なのであろう。
やがて電車は都庁前駅に到着。僕らは降りる。タクは男の子に「バイバイ」と手を振って、降りた後も窓から見えなくなるまで見送っていた。
「なんか盛り上がってたみたいだな」
嫁に聞いてみると
「あの子、タクと同じ5才なのにすごい電車に詳しいの。パパが一緒にいたんだけど『ヒマさえあれば路線図見てるんですよ』だって」
「ふーん。鉄ちゃんか」
「私らの乗り継ぎ、ダメ出しされちゃったよ」
「なんだとー」
その男の子に「どこ行くの?」と聞かれたのでタクが「おもちゃ王国」と答え、僕が教えた通りの乗り継ぎ経路を話すと
「おもちゃ王国なら僕も行ったことあるよ。水道橋だよね?なら東中野か代々木でJR総武線に乗り換えた方がいいよ」
その方が乗り換え1回で済むから、と言われたという。おのれちん毛も生えてないクセに僕の乗り継ぎ案にケチを付けるか。嫁も
「そう言われればそうだよねえ」
あんたより5才児の方が頼りになるわ、みたいな顔をして言うので
「JRに乗り替えるよりずっと都営地下鉄で行った方が安いんだよっ。それにJRの水道橋駅だとまだ歩かなくちゃならないけど、三田線の水道橋駅なら出口の隣がおもちゃ王国じゃないか。濡れなくて済む」
所詮5才、路線図以外の運賃やその他利便性を総合的に考えるのはまだまだであるよ、とムキになって説明したら
「あらそうなの」
ようやく嫁は納得し僕は面目を保った。
「それでも5才でそこまで言えるところはすごいね」
しかしそれはそれで素直に感心すると
「たっくんもすごいの!」
タクの負けず嫌いな面が出て急にヘソを曲げて怒りだしたので
「わーかった。お前も凄いから。えーと、何が凄いっけ。あー…。そうそう踊りとか」
とりあえずフォローをするしかなかった。他の子褒めたらいかんのかい。とにかく都庁前駅で飯田橋・両国方面に乗り換え、春日駅で降りる。ここで今度は地下鉄都営三田線に乗り換えるわけだが、
「かすが、とぅーす!ギャハハハ!」
もう一度タクが同じボケをかます。タクにとっては春日といえばオードリーなのだろうけど、僕の世代だと春日と言えば三球照代なんだよなあ。地下鉄だけに。
「地下鉄はどうやって地下に入ったか?」
今度Rとタクに聞いてみようかしらん。夜も眠れなくなったりして。
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