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■蒙古襲来。
2002年04月29日(月)
いつも駅前のゲーセンで見かける人がいる。
忘れたくても忘れられない、
インパクトのあるヴィジュアル。

インパクトその1

いつも赤いハチマキをしている。

インパクトその2

髪型は、ポニーテール。

…念のため言っておくが男である。

インパクトその3

顔が、モロ、モンゴル系…ていうか

「絶対、馬飼ってるだろ」

と突っ込みを入れたくなるほどの騎馬民族顔。

これだけ特徴があれば一度すれ違っただけで
もう忘れられない。下手すりゃ夢にまで出る。


彼は何者かは知らない。
だがいつもゲーセンにいる。

ところが、今日深夜、僕が近所のコンビニに行った時、

ヤツはいた。

ということは…近所に住んでるということだな。

なんとなく、やだなあ…。

…。

…。

写真、撮っちゃえ。




ちなみにこの人とよく一緒にいる人がいる。
その人は必ず「青いバンダナ」をしている。

赤青コンビ。
マリオとルイージ。
ゲームの1P2P。
こいつら、セットに違いない。

もし、こいつも近所だったりしたら…。
ウチの町内って。変人の集まり。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■最大夫婦喧嘩。
2002年04月28日(日)
女友達であり、とてもかわいいので
僕のお気に入りであるRちゃんが

「今日なら都合いいよ〜ん。ゴハン食べに行こう」

と、電話してきたので狂喜する僕。
しかしRちゃんはこう付け加えた。

「○○ちゃん(嫁の名前)も来るんだよね?」

「え?…ああ、うん、…誘うよ」

二人きりのデートになるわけは…ないか。
まあよい。とにかくRちゃんに会うこと自体
久しぶりなので、嫁を呼んで、またRちゃんのほうも
彼氏を連れてきて、4人で飯を食ってきた。

みんなとても和やかに、楽しく過ごした…はずだった。

「じゃあねー」

Rちゃん達と別れた後、嫁の態度が急変した。
僕を置いてものすごい勢いで家に帰ってしまった。

慌てて僕も追いかけて家に着くと、嫁は泣きながら
怒っていた。

「アナタ、本っ当にRちゃんが好きなのね!

さっきの態度見て分かったよ!

さっさとアタシを捨てて、向こう行きなさいよ!」

もう、何十回となく繰り返されたバトル…。

そりゃRちゃんは好きだが。
嫁に対する気持ちとは、別モノなんだけどなあ。

その辺が上手く言えないのだが。
だからいつまでも火種が消えないのだろう。

深夜まで繰り広げられた大バトルの中

「早く…子供…欲しい…」

ぐずりながら嫁が言った。嫁にとって、それも悩みのひとつの
ようだ。

僕も同じことで何度もケンカするのはいい加減飽きた。

火種はいらない。
子種が…。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■メールで滅入る。
2002年04月27日(土)
うちの嫁に

「今度ゴハン食べに行こうよ」

とメールを送ったっきり、音沙汰がなくなった
僕の女友達Rちゃん。

痺れを切らした僕は(メール貰ってないくせに)
Rちゃんにメールを送ってみた。

「飯食いに行こうぜ〜いつがいい?」

…返事がない。ただのしかばねのようだ。

いや、屍になってたら困るんだが。

おお、そうじゃ。よくRちゃんはケータイ料金を
滞納して止められることがよくある。

メールではなく直にTELしてみよう。
滞納してるならば

「お客様のご都合により…」

のアナウンスが流れるはずだ。
どうでもいいが、このアナウンスって本当に嫌味だ。
言い方を変えてもバレバレ都合じゃないか。

「ぷるるるる…ぷるるる…」

…呼び出し音のみ。滞納ではないらしい。

そうすると、あと、考えられる理由は…

無視…しかない。

まじで〜?何で〜?見に覚えがない〜。どうしよ〜。
もう我を忘れて心配した。
悩んで悶々として狂ってしまうんじゃ…と思い詰まった時

「ゴメーン。風邪でぶっ倒れてたの〜」

とRちゃんから連絡が入った。

はあ…よかった…。

しかし、「発狂寸前」とか言っておいて
嫁の前では努めて見せないようにしていた
僕は最低ですか。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ネコまっしぐら。
2002年04月23日(火)
仕事から帰ってくると家の前にネコがいた。
僕はあまり動物は好きではない、というか苦手だ。

臭くて生ぬるいから。

なのでネコを遠巻きにして玄関まで辿り着いた。

「ただいま〜」

とドアを開けた途端、ネコがするり、と家の中に入って来てしまった。

「ひえええええ」

「ど、どうしたの、このネコ」

家にいた嫁が驚いた。

「そ、それ、外に出してくれ。僕、さわれない」

「ふ〜ん、ネコ苦手なんだねえ…。ねこちゃんは大好きなくせに」

ここでいう「ねこちゃん」とは僕がお気に入りだと言って憚らない
Rちゃんのアダ名である。

…絶対言うと思った。

「いいから、早く追い出せっ」

「はいはい」

嫁はキレ気味の僕を軽くあしらい、ネコを抱いて外に出て行った。

しかし、一向に嫁は帰ってこない。
まさか、ネコを追い出させたはいいが、嫁も一緒に出て行ったのか。

そ…と外を見てみたら、嫁はネコと遊んでいた。

そういえば最近かまってやってないことに気づいた。
妙に背中が寂しかったり。

いずれ本当に愛想尽かされたりして……。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■オンナ同士。
2002年04月22日(月)
「メール来たよ」

ウチの嫁に僕のお気に入りの女の子、
Rちゃんからメールが届いたとのこと。

「なにいいいいいいい???」

Rちゃんがゲーセンの仕事を辞めてから
会ってないし、メールよこしても滅多に返事来ないし…。
電話してもいつも「電話に出ることができません」だし…。

僕を差し置いて嫁に来るとは何事だあ。

でも、内容が気になる…。

「何て書いてあるの?」

「今度、ご飯一緒に食べよう、って。わーい、行こうっと」

「僕には?」

「は?」

「僕宛には何かメッセージないの〜?
僕も一緒にご飯食べようとか書いてないの〜?」

「…ない」

嫁の返事はつれないものだった。

どうーん。僕はものすごく落胆した。

「わ、わかったから、ちゃんと『ダンナも一緒に行っていい?』て
返事するからさあ」

かなり落ち込んだように見えたのか、嫁はフォローした。

しかし、もし、Rちゃんと嫁が一緒になったら、
一体どんなことを話すのだろう。

ちょっと怖い気がする。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■珍しく、時事ネタ。
2002年04月21日(日)
コンビニで某週刊誌を嫁と立ち読みしていた。
先週起こった、ある事件をその週刊誌は取り上げていた。

『ハタチの大学生男が付き合っていた15才の女の子を
 妊娠させちゃった挙句、誰にも打ち明けることが出来ず、
 病院にも行かせず、女の子は自宅で自力で出産したものの
赤ちゃんは死亡。
 男はその遺体を捨ててしまった。
 女の子もその後出血がひどく、死亡』


要約すると、こんな感じ。

これだけなら単なるワイドショーと
「2ちゃんねる」辺りの格好のネタ、
という感じで僕がどうこう言うところは
ないのであるが…続きがある。

『男の方はビートマニアというゲーセンのゲームに
大ハマリしていた』


こんな内容が書いてあったので、
僕は思わず苦笑いしながら嫁に見せてみた。

「アナタと同じね」

嫁は僕が思ったとおりのことを言った。
そう、僕もこのゲームが大好きで
しょっちゅうゲーセンに行っている。
嫁は更に興味深そうに記事を読み上げ続ける。

「『ほとんど大学に行かずに、ゲーセンに朝9時の
開店直後から入り浸りだった』


  …て、ますますあなたと一緒ね」

「おいこら、僕はそこまでひどくないっ!」

「ま、そうだけど。えーと、『近所のゲーセンでは敵無しで、
県内の大会ではいつも上位に食い込んでいた』


…だって。これも一緒…ていうか、アナタは県内どころか
全国でヒト桁だったよねえ」

「まあ、昔は…」

それで、『このふたりが知り合ったきっかけは、
大学生男がその女の子をゲーセンでナンパした』
とのこと。
それを読んで嫁が

「アナタもゲーセンでナンパしてるでしょおおお!!!」

ともの凄い勢いで問い詰めてきたので

「してねーよ!!!」

強く否定した。嫁は少し考えてから

「あ、されてるのか。ふんっ」

面白くなさげに言った。
嫁は明らかにゲーセンの店員であり友達の超美少女、
Rちゃんのことを言っている。

この記事は最後に

『ゲームに入り浸りの彼は妊娠という
現実は理解できなかったようだ』


などというありがちな文でまとめられてある。

結局こういう記事は決まって
「現実とゲームの区別がつかないオタク」みたいな
典型的ニュアンスで括られてしまう。

僕?人生自身、ゲームみたいなもんでしょ。

…リセットしたい気持ちは山々。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■暗い。
2002年04月20日(土)
いつも馬鹿な能天気日記を書いてはいるが、

普段は不安、焦燥、悲観、諦観、絶望、
束縛、嫉妬、寂漠、辛苦、屈辱、忍苦、
挫折、苦悩、狂愛、韜晦、後悔、恐怖…

ダークな心理状態ばかりの毎日なんである。

今日も夜遅くまで日々の労苦に捕われ、
一時的にでも離れたい思いで
逃げるように布団に潜った。

嫁は僕より先に寝ていた。
僕に背を向けていた。

嫁をこちらに引き寄せ、強く抱いてみた。

…落ち着く。

頭の中で常にドブ川のように汚く流れる悪夢が止まった。
胸の中に常にヘドロのように沈殿してる重みを感じなくなった。

思考が止まった。
頭の中が真っ白になった。

全てがフラットになった。

もうこのままでいい。
これ以上何かする必要がない。
思考も、呼吸すらもあるいは…。

「苦しい…」

僕に抱きつぶされるような形になっていた嫁が呻いて、
はっと我に返った。

「ごめんよ」

嫁を離した。全てが元に戻った。

束の間だったが、何も必要としない、あの感覚。
ひょっとしてこれが「無の境地」なのかもしれない。

あっという間の体験だったのは
まだまだ僕も嫁も俗物だということだ。

しかし、死ぬ瞬間を味わうことがあるのであれば、
こんな感じだったらいいのに。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ケータイ待ち受け画面戦争。
2002年04月18日(木)
嫁が何やらケータイをいじっている。
ぴっぴっぴっぴ…っぴっぴっぴっぴっぴ…。

なんだかうるさい。

こちとらお気に入りのRちゃんが
ゲーセンのバイトえ辞めてしまって以来会えない日が続き、
更に仕事が忙しくてゲーセンに行くこと自体もできなく、

悶々イライラしているのであった。更に

「ケータイに画像を取り込むのってどうするの?」

いろいろ聞いてくる。どうやらケータイの壁紙用に
画像ファイルを仕込みたいらしかった。

あれこれ教えると、またぴっぴっぴっぴっぴっぴ…。
しかし、ここで怒ると大人気ないので辛抱する。

「できた〜みてみて〜」

そういってケータイをどおん、と突き出してきた。画面には



僕と嫁の好きな「モモパンダ」だ。これを取り込みたかったのか。
嫁のチャレンジは成功したようである。やれやれ。

しばらくして、嫁がケータイを充電しだした。
ちらっと覗いてみると、先ほど「モモパンダ」にしたはずの画面が

妙にニヤついた男の顔になっていた。
何者だ、この男…


って、僕じゃないか。

「ちょ、ちょっと恥ずかしいからやめてくれ〜」

「なんで?いいじゃん」

そう言う嫁を振り切り、ケータイを奪っていじくって、
ある美少女の画像に変えた。

「あ、Rちゃんだ」

嫁はすぐ気付いた。

「かわいいだろ〜うふふふふふふふふ」

「あなた、また顔がにやけてるよ…」

「はっ…」

僕は顔を真顔に戻そうとしたが手遅れのようだった。

「しばらく会ってないもんね。寂しいのね」

そう嫁が慰めた。

「あ、Rちゃあああん」

僕は小さなケータイ画像に向かって泣き崩れるのであった。

ちなみに僕のケータイは白黒画面である。
ふん。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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