夜、いつものゲーセンに行った。
しかし、どうにもこうにも疲れて眠くて仕方がなかったので
「Rちゃん、僕はもう帰るよ」
とお気に入りの店員に告げたのだが、
「あー!待っててよ!」
肩を引っ張られて止められた。
Rちゃんの言う「待ってて」というのは
ゲーセンが閉店し、仕事が終わるまで待っててくれ、
ということ。
あと30分。うーん。
「…わかった。待ってる」
「うん。ありがと」
と笑顔。
この美少女の笑顔を目にして断れる人などいない。
そう本気で思う僕は終わってるような、
ただの色ボケのような。
さて、時間までどうするべか。
思っていたら以前日記に登場したよし子ちゃんに
またしても捕まった。
相変わらず話がつまらん。ていうか判らない。
相手が「この話題に興味ない」ことに雰囲気で読めない子。
悪い子ではないのだが。それとも適当に相槌打ってしまう僕が
悪いのか。眠さも手伝ってまたもやイライラする僕。
いい加減、乳飲み子のように夜泣きする寸前まで
ストレスが高まった時、やっとRちゃんが店から出てきた。
速攻よし子ちゃんを離れRちゃんにすっ飛ぶ分かりやすい男。
「ハイ、これをあなたにあげたかったの」
そう僕に彼女が手渡したのは↓。

あの、今時この手のケータイグッズっすか。
それにこれってひょっとして…
「コレね、着信すると光るんだよー」
ああやっぱり。
もうこの手の奴は飽きてるのだが…。
こんなものを貰うために眠い中、
ウザい会話に耐えていたとは…。
いや、ピカチュウ好きの僕の為に取っておいてくれた
Rちゃんの気持ちには嬉しさがこみ上げては来る。
なんでしょう、このアンビバレント心理状態。
とにかく、
Rちゃんがくれる物だったらダンゴムシだろうが
インフルエンザだろうが嬉しいぞーーー。
そう思うことにした。
風邪を伝染されたってのは、
ほのかにエロくてよいな。
今日もアリガトウゴザイマシタ。