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■デンマークへ密輸(嘘
2000年10月29日(日)
デンマークの友達、ヨウコさんが

「ラーメンがたべたーい。千円送るから韓国の辛いインスタントラーメンを
 一個送って。お願い」

とエアメールの封筒にこっそり忍び込ませた千円札を送り込んできたのが
もうだいぶ前。

一個じゃあんまりなので用意した箱に入るだけ詰めて送った。
3500円ぐらいかかってしまったがまあよい。

検疫でひっかかるんじゃないかとか心配していたが
(納豆はだめらしい。「菌」だからね)
こないだ無事届いたようでお礼のメールが来た。

「hanbun ni wakete tabeteru yo」

半分に分けて食べてるよ、か。
向こうのパソコンは日本語の読み書きが出来ないのでローマ字で打ちこんで来る。
ずいぶん大切に食べてくれているようだ。

「JonIru kun no kao wo
omoidasinagara tabeteru」

ジョンイル君の顔を思い出しながら
食べてる。ふむ。

ジョンイル…正日…金正日?ヨウコさんは北朝鮮マニアなのだ。
送ったラーメンは韓国製なのだが…。

ヨウコさんは僕がメールを打つとほぼ半日以内に返信してくる。
時差が思いっきりあるのにあまり感じさせないレスのよさ。

それにひきかえ僕は3日後とか下手すりゃ一週間後とかいう遅さ。
ヨウコさんは周りに日本人が全くいないので寂しがってるのに
いかんねえ。

それでもヨウコさんは僕にお礼として甘いものを送ってくれるそうだ。
さすが「甘いもの同盟」でケーキとかプリンとかパフェとか、
共に食い荒らした仲である。

楽しみだ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■予定がくるくる狂い。
2000年10月28日(土)
「XXの奥さんが亡くなったから」

と電話がかかってきて母ドタキャン。

そして昨晩、夜中1時半頃ICQで女友達P子と喋っていたら
彼女もオンラインになってきて

「どうしてケータイ出ないの???P子さんとそんなに重要な話をしてるの??」

いきなり怒りのメッセージが飛んできた。なんなんだ?
僕とP子と彼女はお互いICQを登録しているし、
僕がICQで喋るのはP子ぐらいなのでバレバレなのである。

それでケータイは、というとサイレントにして玄関に放っておいていたので
コールされても気が付かなかった。決して無視してた訳ではない。

しかし彼女は

「P子と込み入った話をして私の電話になんか出てられない」

と思い込んでしまったようである。遂には

「もう、あしたあなたとは会わない!!」

思いっきりヘソを曲げてしまった。
それから何度かICQでメッセージを送っても
返事が来ず、らちがあかないので電話した。

「はい…」

蚊の泣くような声で出た。こりゃ始まるな、と思った。
何が始まるかというと、もちろん泣き出すのである。

案の定電話の向こうでぐずぐず泣いている彼女を
なんとか謝って機嫌を直させ

「とにかく明日会おうよ〜」

そういうことになった。

で、今日午後2時ごろなんとかいつものテンションでやって来た
彼女であったが、体調が悪いとか言って、お互い顔を合わせただけで
夕飯も食べずにすぐに帰ってしまった。

夜の予定がぽっかり空いてしまった僕は仕方なくゲーセンでビーマニ。
僕は全国クラスのビートマニアのゲーマーなんである。

で、とんでもないハイスコアが出たがなんか空しい〜。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■母が尋ねて三千円(電車賃が)
2000年10月27日(金)
しばらく実家に帰ってない。そのせいか一昨日の夜、
母親から電話がかかってきた。

「日曜日、そっちところへ行くからね」

え〜(ダミ声)めんどくせ〜。

しかし断る理由が咄嗟に思いつかなかったのでOKしてしまった。
母親はたまに息子に会えるのが嬉しいのかホント
堰を切ったように超つまんねーオバサン話を一方的にいつまでもし続ける。

「いやー湯沢さんがガンで入院しちゃってね〜
 まったく典子ちゃんもまだ中学生なのに
 大変だわー。」

「はいはいはい(生返事)、じゃあね。日曜日ね」

ガチャン。無理矢理切った。

…ところで湯沢さんって、誰…。

…とにかく、しばらく顔も出してなかったし、まあいいか…と
考えていたが、ふ…と思い出した。

彼女も日曜日、僕の家に来るのではないか…?

土、日のどちらかは僕の家に来ることになっているのだ。
恐る恐る電話で彼女に聞いてみる。
どうか土曜でありますように…。

「お前、土曜と日曜、どっちに来るんだ?」

「日曜」

がちょーん。

鉢合わせになってしまった。

「あのさあ〜、母さんも来るんだけど、よい?」

「アタシはべつにいいよー」

ということになった。疲れる日曜になりそうだ。
ところで母親がウチに来るとうるさいんである。

部屋に入ると

「何?この汚い部屋は!ちゃんと掃除しなさい!」

と勝手に掃除を始めてしまうし、飯を食ってると

「ちゃんと野菜食べなさい!」

と物心ついてから言われてる事を未だ言ってくるし…。

その点、彼女がウチに来た場合、部屋に入ると

「何?この汚い部屋は!ちゃんと掃除しなさい!」

と勝手に掃除を始めてしまうし、飯を食ってると

「ちゃんと野菜食べなさい!」

と言われるくらいで…

…同じか。

明日はステレオ重低音サラウンド付きで
言われるんだな〜(遠い目)

僕に何かと世話を焼きたがる二人は、結構仲がよい。

はあ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■機械は人間臭くなって欲しい。
2000年10月26日(木)
現在の職場は真新しいビル、というかまだ工事中なので
勤めている人はみんなまだ慣れていない。

だが、ここのエレベータがけっこういろんな反応をするらしい、
ということがだんだん分かってきた。

例えば自動アナウンス。

「上へまいります」「下へ参ります」「ドアが閉まります」

などはわりと当たり前だが、
フロアから呼びボタンを押してからある程度の時間以上
待たされると乗った後に

「お待たせいたしました」

ぼそ…と言う。そういう細かい設定があるらしい。

他には、降りる人がたくさんいて長い時間扉が開いたまま
だった場合、閉まる時のスピードが遅くなるのだ。

今日、僕が乗っていたら途中から人がどどどどっと乗ってきた。
重量オーバーにはならなかったがぎゅーぎゅー詰めに
なってしまった。

全員「うわ、キツイ〜」と思っていたところエレベータが
絶妙なタイミングで

「大変、混雑しております…」

ぼそ…と言った。

みんな大爆笑。
てゆうか言ったところでなんなんだ、って感じだけど
まだまだこのエレベータ、噂によるともっと喋るらしい。

イタズラで全部の階の停止ボタンを押したら

「…やめてください」

とか言ったりして。

「御利用階数をどうぞ」

「初めてです」

はい、おやじ〜。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■制服の中身は別売り。
2000年10月25日(水)
人事異動でもう変わってしまったが、
某ショッピングセンターの管理運営に携わる仕事を
していた関係で、

受付嬢やエレベータガールの制服を決める
打ち合わせに居合わせた事がある。

打ち合わせと言っても、分厚い制服カタログを見ながら
実際着る女の子たちとあれでもねーこれでもねーと
ぎゃーぎゃー言い合ってるだけなのだが。

制服フェチの僕にとって、これはエロくてたまんねい仕事なのは
いうまでもない。

しかしあまり自分の趣味を出しすぎて選んでいると
「あいつはロリ趣味だ」、とか自分の趣向を見破られてしまう
という危険極まりない一面も孕んでいる。

部屋に隠していたエロビデオを彼女に漁られた上に
好みまで分析されてしまう、という辱めを受けるものに
通じるものがある(ホントか?)

さて、制服なんであるが、結局は女の子達が自身で選んだものを
採用するのだけれども、実際に取り寄せて着てみるとカタログを
見たときのイメージとは全然違う、

っていうかヤバイよそれ、なんてことがよくある。

通販でも同じことはよくあるだろうが、
これは制服のカタログが悪いんである。

だって着ているモデルがみんな外人なんだもん。
金髪美人だし、7頭身だか8頭身のすらっとしたスタイルだし、
実物以上に制服がカッコ良く見えてしまうんである。

だがこちとら全員大和民族だし、7頭身どころか
相撲とかプロレスにそのまま行けそうな体型のご婦人方も
いるのだ。

選ぶ方が混乱してしまうのにわざわざ敢えて美人の外人モデルを
使ってるのは商品をより良く見せる為のメーカーの策なわけで…。

女性の制服の他に、工事現場などの人達が着る作業着の
カタログも見た事がある。

モデル、やっぱ外人!!

同じ服でも着ている人によって全然映えが違うんだねえ…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■恋人オンライン。
2000年10月24日(火)
メッセンジャー。
当然のごとく僕と彼女は登録しあってるので、
オンラインかどうかはすぐ分かるのだが
僕からあまり喋りかけることはない。

いつも必ず「早く結婚したい」とかいう思い話になってしまうから
重いのなんの。

彼女もたまにしか話しかけてこない。

「他の人と喋ってたり忙しいんでしょう?」

彼女の立場にいる癖に妙に遠慮しているのだ。
それでいて連絡がとれないと泣き出したりするので
そういうところがもどかしかったり…。

彼女のよくあるパターンとして、ネットを切る直前に

「じゃあね。おやすみ」

僕にひと声かけてすぐ落ちる。

昨晩も1時ぐらいからお互いオンラインだったのだが
別に話すこともなく、2時半ごろやはり

「おやすみ〜」

彼女からメッセージが飛んできた。
おやすみ、とは言ったものの、いつもと違いまだオンラインである。
特に理由はないのだが、なんとな〜く話がしたくなったので
話しかけてみた。

返事が返ってきたので、そうだ、「例の事」を聞いておこう、と思った。

「例の事」とは…。僕はメッセージを飛ばした。

「9年前の10月19日、僕は何を君にした?」

何気に気になって仕方がなかったんである。

しかし…彼女は既にオフラインだった。
たまに話しかけるとこれだよ…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■またもや記念日
2000年10月23日(月)
19日に彼女からメールが来てて、今日まで読んでなかった。
(ほったらかしすぎ)

中身を読んで少し驚いた。

10月19日でちょうど9年つきあったことになったらしい。

ふ〜ん。そうなんだ。
ヘタな夫婦よりつきあい長いね、こりゃ。

でもなんでこの日が記念日なんだか。
何をもって9周年なんだかちっとも覚えてない。

なんかやったっけ?

メールには

「ここ1年、嫉妬につぶされそうになって、
 何度も別れようと思った」

とかぶっそうなコト書いてあるが…わはは。

て、笑うとこじゃないよな。
女ってホント記念日が好きだねえ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■初恋の人の誕生日
2000年10月22日(日)
10月20日…はもう過ぎてしまったが、
いつもこの日になるといつも何かの記憶が
頭の隅からにょきにょきと蘇り、思い出すことがある。

なんだっけか?としばらく考えて思い出す。
ああ、初めて好きになった人の誕生日なのだ。

2人めだったかな?まあいいや。
超テキトーな話になってきた…。

彼女の誕生日など平気で忘れて大目玉食らうくせに
コレだけは必ず思い出す。
思い出したからって何するわけでもない。
次の日になったらもう忘れている。

初恋の人は後になっても夢に出てくるという。
それと同じでいつまでも鮮明に記憶が残るものなのだろう。

その人とは小、中学校がいっしょでよく遊んだ。
しかし遠くの高校に行ってしまった。

最後に会ったのは4年前実家に帰ったときだった。
話してみると、子供の頃は男の子のパンツをずり下げて
よく泣かしていたほどの男勝りだったが、

「久しぶりだね」

そうはにかみながら笑う姿はめちゃくちゃ女の子女の子していた。
嬉しかったような、寂しくなったような。

あと、いつまでもよく覚えてるのにはもう一つ理由がある。
僕の誕生日がちょうど1ヶ月遅れなのだ。

やべえ。もうひと月ないじゃんかよお…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■長い夜朝までコース
2000年10月21日(土)
ぐずりがちな彼女を「もう遅いから帰りな」と心配してるように
見せかけ11時ごろ帰した後、また速攻でゲーセンへ。

実はゲームの仲間達の飲み会が既に始まってたんである。
彼女、すまぬ。

ゲーセンで常連化するうちにとお互い自然に顔見知りになってくるわけで…。

僕は

「ビートマニアが異様に上手い人」

「いつも変なTシャツ着てる人」

ということで顔が知られてたらしい…っておい。
その通りなんだけどさ。

2次会はゲーセンの閉店後、店員さん達も
加わって(もちろんRちゃんも)16人の大人数で朝までカラオケ…。

ついでにRちゃんのメールアドレスをゲットした。
うほ。

彼女帰して何やってんだか。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■なんてこたないデートの日記
2000年10月19日(木)
土日のどちらかは押しかけ女房の日。
何時の間にかそう決まってしまった。

彼女が八王子からわざわざ車をぶっとばしてやって来る。

だいたい午後2時ごろやってくる。
今日はそれまでに済ませてしまわなければ
ならないことがあった。

3日前の日記の通り、デンマークのヨウコさんへの贈り物を
郵便局に行って送らなければならないんである。

日本食に飢えてるヨウコさんが食べたい、という
インスタントラーメン5個にラブレター(?)をつけて送った。
3,500円近くもかかってしまったが、これで激やせのヨウコさんの
体重が戻るきっかけになれば、と思えば安いもんだ。

その後ついふらふらっとゲーセンへ。
ビーマニやってたら彼女からケータイに呼び出しくらった。

「ビーマニやってるんでしょう?会う時間なくなっちゃうよ〜」

もう僕の家に着いていたんである。
行動パターンが思いっきり読まれている。

恐る恐る帰ってみると彼女は不機嫌そうに部屋を掃除しまくっていた。
部屋を掃除するのはやめてくれ〜。
どんなやばい物が出てくるか分からぬ。

なんとか謝って掃除をやめさせ、さあ何しようか、買い物でも行こうか、
と言っていたのだが夕方まで昼寝…。

夜もそもそと起きて鍋食ってゲーセンで彼女を
DDR一人でやらせて鍛えてみたり…。

11時ごろ家に戻って、彼女を帰らせた。
今日はちょっと早く帰らせたかったのだ。

(続く)
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■かじ子の部屋
2000年10月18日(水)
日課であるゲーセンビートマニア、閉店までコース。

閉店した後、そこの店員であり、お気に入りの女友達のRちゃんと
午前1時過ぎまでぐだぐだと話す。

ゲーセンによく来るホモカップルがどうのこうの話しているうちに
何故か話の方向が「今後の人生について」に行ってしまう。

「なんかね〜このゲーセン、あんまり先が見えないから、
もし潰れたりしたらどうする?なんて話を他の店員としてたの」

Rちゃんは10代の美少女フリーターである。

「その人に『君はいざとなりゃ夜の仕事すりゃいいっしょ』って言われた〜」

「ま、それはとりあえずおいといて。結婚すりゃいいじゃん。彼氏と…」

「結婚は、しない!!ホモ小説家になるの!!男いらない!!」

男いらないって…かわいいのに勿体無い。

どうやら結婚より大きい夢になってしまったようである。
ホモ小説家…。ま、いいけど…。

Rちゃんは去年の今ごろは早く彼氏と結婚したい、
などとウットリしながら言っていたのだ。

女って変わるの早いなあ。

「かじりんもそろそろ結婚しないとねえ」

「は〜どうすっかなアレ」

「彼女をアレって言うな!!でもさ〜かじりんの彼女見てると
あんまり相手を縛らないじゃない?
結婚してからも好きなことできるんじゃないの?」

「好きなこと、ねえ。ふふふふ」

「あ、でも浮気はダメだからね!」

がっくり。まるで見透かされたように釘を刺されてしまった。

なんだよ〜全然脈ないじゃないか。

さてRちゃんはとうとうパソコンを買ってしまった。
ネットデビューか?と思ったがまだプロバイダとうまく接続ができず、
ネットに繋げられないらしい。

「なんだか変なメッセージばっかり出てさあ〜」

「見てみないことには僕にもわからんよ」

「かじりん明日休み…じゃないよねえ」

うげ。もし僕が休みだったらRちゃんの部屋に行けたってこと?
ぬおおおお。残念ながら仕事だ…。断腸の思いとはこのことだ。
もし休みだったら人生変わってたりして。
(いや、どうせ大して変わらないから)

それにしても脈ナシと思わされたり部屋に誘うっぽいこと言ったり
相変わらず小悪魔であることよ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■東京弁と栃木弁のバイリンガルだ文句あるけ?
2000年10月17日(火)
わが故郷栃木県。くそ田舎。田んぼと山以外には何もない。
住所は「栃木県xxx郡xxx町」という。

「郡」とか「町」とか、いかにも牧歌的。
しかも役所は「市役所」でも「区役所」でもなく「町役場」!!
どんくさいことこの上なし。

町民は、もうどこかに消えてしまったつぶやきシローのように
訛りがある。

僕が子供の頃の町長は訛りが輪をかけてひどかった。

しかも年寄りだから話すとき単語の合間に
「え〜」とも「い〜」ともつかない長い唸り声が挟まる。

町民同士だったらお互い訛りまくってるので別に全然
恥ずかしくないのだが、

ある時、町の主催による何かのイベントでTBSラジオの
O沢アナウンサー(伏せ字の意味ナシ)の講演があった。

O沢さんの講演の前に町長の挨拶があった。

「え〜〜〜ほんずつ(本日)は〜〜てえべええす(TBS)の〜
O沢さんを〜お招きして〜」

別に聞いてる人達はほとんど町民だから町長の訛りなど慣れっこだし、
自分たちも訛っているので大して違和感などなかったのだが

O沢さんは時々ニヤニヤしながら聞いていた。

「それではO沢さん、どうぞ」

町長の話が終わり、O沢さんの講演である。
O沢さんは開口一番、ニヤ〜としつつ挨拶した。

「どうも。てえべええす、のO沢です」

この時ばかりは町民は自分たちの訛りを苦笑いしながら
再確認したという。

「なんだかもー、Oさんにからかわれちったよ〜。
やんなっちったよはー。

とはその場にいた母の談である。

今は東京にいる僕も時々喋る折りに栃木訛りがひょこっと出てくる。
別に大して気にしてはいない。
栃木弁は好きである。

生まれた土地の言葉だもの。
ネイティブランゲージ万歳。

だべ?
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■人魚姫の国から織姫の手紙
2000年10月16日(月)
僕の食べ友達で織物の達人、ヨウコさん。

8月末にデンマークの大学に講師となって旅立ってしまったが
相変わらずメールや手紙をしょっちゅうくれる。

オヤジ受けがよいのも相変わらずで北欧オヤジに熱烈なラブコールも
受け続けてるようだ。

ヨウコさんも見知らぬ地での生活もかなり辛いに違いないのに
僕が仕事などでかなりへばっている時もずいぶん励ましてもらった。

僕は自分がくたばってる時などはとても他人を励ましたりはできないが。
僕が1通出すのに対し、ヨウコさんは2通も3通もくれるので大変申し訳ない。

ヨウコさんは相変わらずアルファベットで
ローマ字と英語のチャンポンで書いてくる。

向こうのパソコンには日本語フォントなど入ってるはずがないから。

僕も最初アルファベットで文を書いて送っていたが、

最近はお絵かきソフトで文を入力してそれをGIFファイルにして
添付して送っている。

こうすればヨウコさんも日本語メールが読めるというわけだ。
案の定すごく喜んでくれた。

最近のヨウコさん、ストレスで体重が30キロ台になってしまったという。
彼女もかなり苦労があるようだ。

日本とは食べ物も違うし、食欲も湧きにくいのだろう。
ヨウコさんからの2週間前ほど前の手紙に、千円札が入っていて驚いた。

「千円渡すからラーメン送って欲しいよ〜」

とのことだった。

僕としては早く送ってタクサン食べてもらって体重を戻してもらいたい。
しかしよく考えてみたらコンビニのクロネコヤマトじゃ
デンマークへは送れないのよね←バカ。

月〜金働いている身だと郵便局に行けない。どうしよう。

彼女に頼む…バレバレである。やってはくれるだろうけど
1週間は口を聞いてくれないに違いない。

彼女はそういう人だ。

ううむ…それにしても…会いたい…。いっそのこと直接持って行くか??
それこそ悪魔化まっしぐらだな。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■小さなおともだち
2000年10月15日(日)
僕の友達の中で最年少の直人。
9才である。彼女はいない。いたら困る。

下手すりゃ僕が父親でもおかしくないくらいに年が離れているが
ゲーセン友達である。

子供なのにビートマニアとDDRが異様にうまい。
その辺の並のゲーマーじゃ太刀打ちできないほどだ。

直人を初めて見たのは去年の春頃のゲーセン。

ちっちゃな子供がゲーセンのビートマニアやDDRで周りの大人たちが
驚いてギャラリーの人だかりが出来るほどのテクを披露し
ブイブイ言わしていた。

それが直人だった。

僕はそのころビートマニアのインターネットランキング全国5位、と
これまたブイブイ言わしていたので、

彼の後僕がゲーム始めたら直人の方が目を丸くして驚いてしまい

「お兄さんうまいですね〜」

と逆ナンパされてから友達になった。

子供というのは何でも吸収が速く、ゲームでもすぐ上手くなってしまうが
それでもある程度はお金をぶっこまないと人目を引くほどのレベルにはなれない。

直人を見てると、子供にしては信じられないくらいの金額を
ゲーセンで使っている。
よく聞いてみると彼の父親は医者なんだそうで、

しかも休日は趣味のパチンコで(かなりうまいらしい)また稼いでしまうという、
お金が貯まってしまってしょうがない家の息子らしい。

直人を見ていると子供の能力を引き出すにはやはり財力がないと
だめなんだな、とつくづく思う。

さてこの直人、始めの頃こそゲーセンで会うと

「どうも、こんにちは!」

などとハキハキとしていて小さいのにちゃんと敬語を使う、
かわいい奴であった。

しかし近頃だんだんと態度がデカくなり今じゃタメ語。
このゲーセンの美少女店員で僕のお気に入りのRちゃんにも

「あ〜ちょっとちょっと!」

とアゴで使う始末。僕なんか怖くてできないぞ…。
しかも見るからにブクブク太ってきた…。

いいもの食ってるんだろうなあ…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■寝不足メニクマデート
2000年10月14日(土)
彼女と会った。
午後から池袋で買い物に付き合わされていたのだが
テンション上がらずやる気なし男。

彼女が買い物してる間ベンチで一人で本読んでた。
つい無意識に指をすたたた、と鍵盤を打つ動きをさせていたら

「はいはい、行けばいいんでしょ!」

と彼女が呆れ顔で行ったところは江古田のゲーセン。
実はビートマニアの新しい奴をやりたくてしょうがないので
夢うつつだったのである。

オタクの彼氏を持った彼女は哀れである。

僕が一人でゲームやってると彼女の姿が見えなくなった。
どこ行っているのか、とおもってたらしばらくしてニヤニヤしながら
やってきた。

「へへへ。今ね〜アナタより先にRちゃんに会ってきちゃった〜」

Rちゃんは僕が超お気に入りの、ここのゲーセンの店員の女の子である。
僕とRちゃんが喋っているとなにかと妬くくせに、
彼女もRちゃん自身のことは好きなようである。

美少女は同性にも好かれるらしい。

「かじりんはどこ?って言ってたよ」

「そうかそうか。じゃあRちゃんとこ行ってこよ〜」

「彼女とデート中なのに他の女に行くな〜!」

「だって僕もRちゃん見たいし」

「私はこんなにアナタに一途なのに…分かってるの?
 この気持ち通じてる?」

「あ、ビートマニア、僕の番だ」

「通じてねー!!」

憤慨して彼女はそばのゲーム機を叩く。
怒られたがとにかく今日は泣かれずに済んだ1日であった。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■第1種泣き女取り扱い免許取得
2000年10月13日(金)
明日、彼女と会うんだけれども…何回か日記に書いているが
彼女は本当によく泣く。

「うわあああ」とか「びええええ」とか
「ギャアアス」とか「ほ〜ほけきょ」とか
「ぴかちゅう」とか声を立て泣く訳でなく

ただ静かに、はらはらと涙を流す。そしてたまに

「ぐす…」

鼻をすする音が聞こえるのみ。

こないだ会った時も変な悪戯心からつい泣かせてしまったが
その後もう一回泣かせてしまったのであった。

ついなにげなく

「あ、僕さ、この間ネットの人と会ったんだよ〜」

「え!それって、オフ会ってやつ???」

まるで露出狂に出会った時のような驚愕の顔(なんちゅう例えだ)を
したまま固まってしまった。

やがて目が一気に赤くなって涙がぼろぼろぼろ…。
やはり言わない方が良かったなあ…。

彼女はまだネット歴が浅いのでネット友達という存在が
どの程度の仲良しなのかイマイチ良く分からないらしい。

僕がネットの友達が増えてるっぽいことは薄々感じていて
結構不安がっていた。

それでもまず実際には会うことは滅多にない、ということが
唯一彼女を安心させていたらしいのだが、
オフ会をやったことで一気に彼女を驚かせてしまったようだ。

コレを読んでる人達には本当に失礼な話だが
彼女はそう思っているのだ。
しばらくして彼女が泣きながらぼそぼそと話し出した。

「…かわいいこ、いた?」

「…合コンじゃないんだから」

彼女はきっ、と僕を睨んで

「あたしだって、ネットの友達と会うからね!」

はいはい、いいよいいよ。
明日は泣く事ありませんように。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■忘れ物王者決定戦
2000年10月12日(木)
小学生の頃学校から親あての通知とかをよく失くした。
そういった物をちゃんと届けるのが苦手だった。
今もよく物をなくす。

定期券に郵便物にカギ、靴下のかたっぽ、
記憶、メモ、フロッピー…

子供の頃からズボラだった。当然よく怒られた。
何度も続くのである日親が

「今度ちゃんと届けなかったら罰として家に入れないからね!」

そう怒った。しかしそんなもんで癖が直るはずもなく、
間もなくあっさり掟を破り家を締め出された。

田舎の夜は真っ暗で闇が闇として存在していた。
ましてや子供の僕には闇に飛び込む勇気もなく、
玄関の明かりの下でオドオドと座っているしかなかった。

今の都会の子って深夜だろうが平気でウロチョロしている。
締め出されても平気でコンビニとかゲーセンとか行っちゃうんだろうな。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ローカルネットワーク
2000年10月11日(水)
また「たけし(30)」ネタ。

初めて読まれる方、または「たけし(30)をご存じない方は
↓↓をクリックしてたも〜。

変人さんいらっしゃい(9/14)
変人さん彼女募集(9/15)


このあいだの飲み会で、ちえぞうという
某ショップ店長がこんなことを言っていた。

「かじりんさー、日記に『たけし』って男の貼り紙のことを
書いてたでしょ?」

「あー。書いてたけど。『たけし(30)。彼女募集』」

「あれ、横浜でも見たよ」

僕が「たけし(30)」一連のものを見つけてたのは
某都内JR京浜東北線の駅前近辺である。

横浜からは一本で30分ぐらいで行けるところだ。

交通の便が良いと言えば良い。
しかしこんな広範囲にまで活動してたのか。

でもホントネットって面白い。
こうやって情報が入って来る。

まじでネットワークだね。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■またオヤジネタ。あんたも好きねえ。
2000年10月10日(火)
先月10日、まだ残暑が厳しかった頃に上野の不忍池でボートに乗った時、
なんとも言いようがない不気味な生物を発見した。

たまたま彼女がカメラを持っていたので何枚かの撮影に成功した。
ようやく現像されてきたので載せたいと思う。

この生き物は凄まじい勢いで池の中を暴れ回っていた。

ズドドドド

ゴゴゴゴゴゴ

ドッギャアン

なんともいい味出しているオヤジではないか。
かなりのスピードで漕ぎまくっていたこの生物は
ここのU.M.A.(※)と呼んでよい。

よって「不忍池の怪獣」という意味を込めて
「シノバズン」と名づけることにする。
決してベホマズンではない。

しかしほどよく煮詰まったオヤジしか撮ってないなあ…。
彼女を撮らずにほったらかして、

よくもこんなんばっか撮ってると我ながら思う。
ちゃんと現像してくれる彼女も彼女だが。

もっとも近所の美少女、Rちゃんを撮ったフィルムなら
捨てるだろうな、きっと。

(※)U.M.A.:UNIDENTIFIED MYSTERIOUS ANIMAL=未知生物
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■流血ゲーマーの指、封印。
2000年10月09日(月)
ゲーセンのビートマニアが新しくなって、
5日ほど経ったがこのゲームは人気があるので
人がいっぱいたかっている。

自分がやる順番を待っているのだが今僕の行っているゲーセンは
一番混んでいるときで約一時間待ち。

ディズニーランド並み。

待ってるのはみんな見るからにオタク風貌で、
生半可な人達には近づけない、オーラというか臭いが漂いまくっている。

勿論僕はその中でも筋金入りのオタクなので彼らに混ざっても
全く違和感がないんである。おほほ。

とか言って、とうとうボタンの叩きまくりで指から血が出てしまった。
もうこのゲームは難易度が上がりすぎてほとんどピアノを弾いているのと
たいして変わらない。

1ゲームで3000回以上は叩いてるのではないだろうか。
そんな訳で指の腹が荒れてひび割れしてしまうのだ。

血が出てしまったのでここのゲーセンの美少女店員のRちゃんに
ばんそうこうをくれ、と頼んだ。

「また?!治るまでやっちゃだめだよ?」

半年前にも大出血してるにもかかわらず
ゲームを続けてたらRちゃんに怒られた。

僕の体を心配してくれてるのだ、と感動してたら
別にそうではなく、血でゲーム機が汚されたらたまったもんじゃない、

というゲーセン店員としてごく当たり前の理由だった。
まあいいけど…悲しくなんかないし…。

Rちゃんは呆れ顔でばんそうこうをくれた。
そしてもう一度

「傷ふさがるまでやっちゃだめだかんね」

僕に念押しした。

「たまにはいいでしょ?」

恐る恐るだだこねてみる。

「だめ!ビーマニに『かじりん禁止!!』って貼るよ??」

それはかなりみっともないのでしばらく禁欲生活を送ることにする。
しかしHとおなにーを禁止されるより辛いわ、これ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■彼女と美少女の狭間に。
2000年10月08日(日)
彼女が午後3時ごろ来た。
連絡なかったからちょっとびびった。

ただ僕に会いたいから、来たいから来た、という
突発的な感情だけで飛んできたらしい。らしい。

なんかまたケンカのネタ持ってきたのかと
思って超びびった。

とりあえずゲーセンでも行こうか、という話になって
いつも行くゲーセンに行ったら近所の美少女Rちゃんがいるではないか。

まさか昼間からいるとは思わなかった。
とりあえず「やあ」と声を掛ける。

それを目ざとく見つけた彼女、

「あら、Rちゃんいてよかったでちゅねー」

皮肉たっぷりに肘をつっついてきた。

でもまあ彼女が警戒してるだけで一応仲良しなので3人で喋ったりする。
ちょうど夕飯の時間になったので僕と彼女で

「3人で食事どう?」

と誘ったのだが、ちょっと…もう帰るから…と言われた。
おそらく彼氏だろう。ざあんねん。

しばらく彼女と2人でビーマニを見ていると
Rちゃんがたたたっと寄って来て

「じゃね」

挨拶して帰った。僕も冗談で

「じゃね」

彼女に挨拶してRちゃんの後を追おうとした。

彼女は怒って拳を振り上げてくるだろうと思ったのだが…

…動きも表情も固まったまま目がじわーっと
うるうるしだしてきてしまった。
泣き出す2秒前。

あーもうシャレが通じないなあ…。

てか僕が悪うございました。

しかし最近やたら泣き出す気がする…。
年のせいかな(違うと思う)
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ゲーマーとギャラリーと美少女店員。
2000年10月07日(土)
Beatmania IIDX 4Th Style。
昨日ゲーセンに登場。とてもおもしろい。
またはまりそう〜。

このゲーム、やってるとなにかと人が寄ってくる。
上手い人だと尚更ゲーム機の周りに人がたかる。
ゲームごときで謙遜してもしょうがないので言うが、
僕はめちゃくちゃ上手いのでよく後ろで人にやってるところを見られる。

一番凄い時で19人いた。(美少女店員Rちゃん調べ)

ギャラリーにもいろんな人がいて面白い。
今日いた奴。

ゲームの曲に合わせて踊ってた!カオが逝っちゃってる…。不気味〜。
踊るアホウに見るアホウ、とは阿波踊りだがあんたホントにアホだよ。

その踊ってた彼…ゲーセンの店員サンによると近所の高校生らしい。
その高校は都内でも指折りの進学校なのだが
紙一重いっちゃった天才かも知れぬ。

ゲーム終わった後、美少女店員Rちゃんがすすーっとやって来て

「さっき見てた人、口をぽっかーって開けて見てたよ。」

「そう?」

「かじりん上手いから、そういう人よくいるよ〜」

Rちゃん曰く

「かじりんのやってるところを見ている人を見るのが好き」

なんだそうだ。なんかやらしい。

それにしても腕と指が痛い痛い。
キーボード叩くの辛くなってきた。

また指から流血しそう…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■あなたは自分を何と呼びますか。
2000年10月06日(金)
自分のことを自分でどう呼ぶか、それによって
その人のキャラクターがある程度分かるような気がする。

TPOに合わせて使い分けることもするけど。
ざっと挙げてみるとまず男の場合。

わたくし=演説とかよほど畏まった場合でしか使わないと思う。

わたし =普通。オフィシャルなやりとりでは無難。あと年配者も。

アタシ =ちょっとオカマっぽい。

わし   =よっぽどのじいさん…。

僕    =子供からおじさんまで幅広く使えるよなあ。

俺    =目上の人にはあんまり使わない方がいい。

小生 =会社で本当に自分をこう呼ぶ堅物おじさんがいた。

おっちゃん=ぐえへへ系。

拙者 =ちょんまげ。

ぽっくん =茶魔語。

ミー =イヤミ。

我が輩 =猫である。


男性だとこれだけあるのに女性となるとあまり思い浮かばない。
「わたし」、「わたくし」ぐらいか…。

ああ、まだあった。自分のこと名前で呼ぶ子。

「ミカね〜今日マック行ったの〜」という使い方である。

これが許されるのは若くて美しい子だけである。
かわいければよし。

それと、これだけは許せなかったのが、
自分のことを「僕」と呼ぶ女の子。

しかし。

僕のお気に入りの女の子、Rちゃんが自分をそう呼ぶのだ。

何故なのか?女性性の拒否か?
確かにRちゃんは

「僕は自分の女の部分なんていらないんだよ〜」

と言っている。更には

「男なんていらねー」

なんてことも…。何故そう思うか一向に理解できん。

Rちゃんは全身から美少女フェロモンが
チェルノブイリの放射能並みに、それはもうだだ漏れなのだ。
望まなくても男の方から寄ってくるんだろう。

それが邪魔臭いのかもしれない。

話がそれた。

自分を「僕」と呼ぶ女。
結論としては、やはり、かわいければよし。

わたくし、いや、わたし、いや、僕、もとい、
マロはそう思うでおじゃる。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■オタックNO.1
2000年10月05日(木)
もう既に二週間ほど音信不通の彼女に

「へばってるので電話くらいよこしてくれ」

とメール打っていたのだが、寝ている間に電話があったようだ。
タイミング悪すぎ。

先週は仕事のドタバタとかいろいろあって、かなりキツかった。
それでも心の拠り所みたいなのがあって、それにすがり付いて
何とかやってきたが、昨日また更に精神状態ズタボロになってしまった。

だがここに書けるぐらいだからまだ余裕はあるんだろうけど…。
そんな訳でいつもの日課、ゲーセンにも行けなかった。
近所の美少女であり、そのゲーセン店員であるRちゃんにも
あんまり会ってね〜。

こんな時はどう立ち直ったらよいか。
常々僕は、僕に依存しすぎる彼女に

「他にハマれる物作れ」

と言っている。なかなか会えないと、超へこんでしまって
僕としてもたまらないからだ。

んで、僕がはまってるものと言えばアレしかない。
オタッキーな話になるが、僕が今まで100万円は
突っ込んでるだろうと思われるゲーセンのゲーム、
「ビートマニアII DX」の新バージョンがおそらく明日、
ゲーセンに出るはず。

もうそれにはまりまくる予定。

金とヒマを総てぶっこみ没頭することにする。
インターネットによるランキングにもまた参加する。

昔のように全国5位!ってわけにはいかないだろうけど
20位ぐらいになれれば御の字かな。

考えてみれば昔はもっとストイックなゲーマーだった。
ただのオタクとも言う。

僕はまた只のオタクに戻るよ。

オタクは死なず。ただ内に籠もるのみ…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■おとうとくん。
2000年10月04日(水)
弟が一人いるのだがよく付き合い方が分からない。
正月実家で会って「やあ」と言った覚えが確かあるが
それが今年のことだったか去年だったかはっきりしない。

子供の頃は毎日取っ組み合いながら遊んでいたものだが
やがて趣味も考え方も人としてのジャンルも全然違くなり
話題の接点も全くなくなった。

単に血でしか繋がりがなく、何考えてるのか良く分からない。

それでも弟は僕のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。
生まれたときから変わらない。

180センチ強の弟が165そこそこの僕に
見下ろしながら「お兄ちゃん」と言う様は
なかなか圧迫感がある。

異性の兄弟になると尚更分からない。
僕の彼女にも弟がいる。弟は姉である彼女のことを

「おい、○○○」

姉さん、などとは呼ばない。名指し呼び捨てであった。
「姉さんと呼べ!」と言っても全く言うことを聞かないので
諦めていたのだがある日いきなり

「今日から『姉さん』と呼んでいいか?」

そう申し出てからずっと「姉さん」と呼んでるんだそうだ。
彼女の弟も、なんかつかみ所がないような…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■お任せできない水のトラブル
2000年10月03日(火)
夜中トイレに入ったら床がびしょびしょになっていた。
壁から出てタンクに入る水道管の継ぎ目からぽたぽたと
水が漏れているではないか。

実は僕が勤める会社はマンションやビルのメンテナンスや管理に
非常に力を入れている会社なのでこんなことは会社では日常茶飯事なのだ。

こんなものの修理は軽い内に入るし、ちょいちょいと直してしまう
技術員はたくさんいる。

だから慌てる事はないのだ。ふっふっふ。

…。
…。

しかし僕は丸っきりの事務屋なのでなんにもできないのであった。
超使えねー。

さあて、どうするか。

僕の部屋は2階なので放っておくと下の部屋にも水がいってしまう。

とりあえず水の落ちてくるとこにバケツを置いておく。
これで4時間ぐらいは持ちそうだ。
24時間いつでも来てくれる水道屋もあるんだが、

それだと数万円とられてしまう恐れがある。
僕はアパート暮らしなので水道管なんてものは
大家の持ち分に入るから当然大家負担で直すべきもの。

僕のアパートは不動産屋が代理で管理しているから
朝イチで電話する事にして寝た。

ほんで、朝。
僕は会社に行かなければならない。

「家が水漏れなんで遅刻します」

なんて通じるほど甘くはない。
とりあえずバケツに溜まった水を捨てて
通勤しながら不動産屋に電話。

「こーいうわけだから、早くしないと水がバケツから溢れて大変だから
部屋に勝手に入っていいから早急に直して下さい」

と伝える。

「部屋、カギかかってる?」

不動産屋が聞いてきた。なんか態度でかーい。

「もちろん。でもカギ持ってるでしょ?それで入ってくださいよ」

それくらいわからねえのか、とイライラする僕。

「いや…ちょっとあるかどうかわからないんで…」

「管理してるのに持ってないの?」

僕も似たような仕事してるので、呆れてしまった。
なんてずさんなんだろうか。持ち物件のカギも揃えてないで
どうすんだよー。

「じゃあ、なかったらせめて水道の元栓締めといてよ
最悪明日、今度はカギ開けとくから業者手配しておいてよ」

あーもうレベル低いなあ。なんで僕が指図しなきゃならんの。
所詮街の不動産屋だよ。半分タメ語で態度悪いし。

でも不動産屋にとっては同業他社の人間が持ち物件に入ってるのって
いやだろうなー。

そういえば今入ってるこのアパートに入る契約をした時
会社名も書かなければならなかったんだが

「え?○○に勤めてるんですか?」

と一瞬不動産屋が引いてしまった。
その頃は僕は入社したてでなんの自覚もなかったんだが
こういうことだったのね。

なんだかんだ言いながらカギはあったらしく
午前中に修理が完了した、と仕事中に電話がかかってきた。
ま、終わりよければ…か。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■オフレポUNDER20
2000年10月02日(月)
渋谷でOFF会

メンツはトモヨリ君ミキちゃんはるっぺ、滋賀県から遠征のダイナ
チャットをやったことがある人もいるとはいえ、皆僕にとっては初対面である。
夕方6時頃、カラオケ館にトモヨリ君とダイナがいる、ということなので
部屋番号を聞いてドアを開けたところトモヨリ君が一人で熱唱中だった!
写真で見るより全然少年っぽい…(ゴメン)

それからちょっと遅れてやってくるはるっぺにケータイで連絡を取る。
つい、いつものチャットのノリで

「もしもし神奈川県警ですけど」

とギャグをかましたところ、思いっきり引かれてしまった。
相当寒かったらしい。はるっぺ、すまん。
はるっぺは予想通りスーパーラヴァーズの服で固めてきた。
僕は彼が着てきたシャツと色違いのものを持ってるのだが
あいにく僕は会社帰りなのでスーツ。
ペアルックにはなれんかった。残念。迷惑か?(笑)

今回男性陣3人は揃いも揃って体重50キロ以下という貧弱トリオだったのだが
その中でも誰が一番筋肉がついていないか、ということでダイナが我々の腕の筋肉を計りだした。
結果は

「カジリンが一番貧弱や」

僕が一番ひ弱だということになった。
その直後合流したみきちゃんにも直感で僕が一番ひ弱だということを当てられ、
そういえばみんなハタチそこそこなのに自分だけ三十路一歩手前であることよなあと
思い知らされる。なんでそんなすぐ分かるのだ??

女性陣から画像のアップロードの仕方がわからないという話だったか、
そんな話がでてトモヨリ君と僕が説明しようとしたのだがダイナは訳分からなかったのか

「うわーオタク話禁止や!」

とキレた。今思えばこの子が1番ネットとギャップがなかったような気がする…。

また会う機会があったらこのひ弱なおっさんも見捨てずによろぴく。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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