ホームセンターのカメ

ミドリガメを三匹購入した。
良く行くホームセンターで何ヶ月も前から売られていたのだけど、未だに売れ残っており、だいぶ衰弱した状態で、もう誰も引き取ってはくれなさそうだったので、見かねて生きていそうなのだけ買った。残りの一匹はぴくりとも動かず、多分息絶えていた。

ホームセンターで生き物を販売する事に納得がいかない。十分な管理ができないのに取り扱ってはいけない。

今日つれて帰ったカメ達は、一匹ずつケースに入れられていたのだけど、空けると非常に臭く、糞は全く無かった。水替えもされず餌も与えられていなかったとみえる。店の責任者の神経を疑う。

カメ用にヒーターやら水槽やら必要なものを揃えたら、一万かかった。水槽は飼育セットの安価な物を買った筈なのに結構金かかるじゃねぇか・・・。帰ってセッティングし始めると、猫が興味を示して飛び掛ってきたりカメをつついたりして邪魔するので、怒りまくり、振り払い、投げまくった。

水槽にカメを放したら、一匹は元気になって泳ぎだしたので安心した。けど二匹はやっぱりぐったりしたままで、水にぷかぷか浮いていた。溺死しないかと陸に置いてみたけど、自分から水の中に入っていくから一応それだけの気力はあるみたい。餌は与えてみたけど食べない。こまりー。

後から飼育方法等調べるうち、ミドリガメは20〜30センチにも成長するし色も緑じゃなくなると知り、ショックをうけた。小さいカメだと思っていた。一匹につき90センチ以上もの水槽が必要なようだし、もし今日つれて帰ったやつが全部大きくなったら、自分の居場所が無くなってしまうではないか。爬虫類オタクみたいな水槽に囲まれた部屋は絶対いやだぁぁぁ!!

その頃までに、実家の庭に池を作ってそこにカメを放そう・・・そうしよう。無事大きくなってくれればの話だけど。まずは飯を食わせないと。
2003年09月29日(月)

店長のプレゼント

店長が、恥ずかしそうに照れながら、女性にプレゼントする香水を選んでくれと言ってきた。多分彼女。

うへぇ、店長の彼女うらやましいなぁと思いながら、物色した。CHANELとか大人の女性向けのは無い。辛うじてGUCCI…?

好みは人それぞれで自分の好みで選んじゃいけないから困った。女性の年齢とか雰囲気とかを聞いても、照れてはっきり答えてくれないので更に困った。

結局、自分の好みでスイドリームを勧めた…。人の好みの事で悩んでたのに、好みが真っ二つに別れるやつを。もうやけくそだ、賭けだ。どんな人かわからんのだもん。店長もお前が持ってるやつは?って聞くし。

家に帰ってからも、GUCCIのエンウ゛ィのほうがまだよかったのかなぁとかずっと考えていた。ANNA SUIよりGUCCIのほうがゴージャス感があって嬉しいかもしれないし?けど定番だから持ってるかもしれないしとかあの品揃えは中高生〜大学生向けぽいからあそこから選べってのはムチャだよとかずっと考えてて、店長はうまくやってるかなぁ、香水は気に入ってもらえたのかなぁ、とずっと気苅テかりで仕方なかった。

次会ったとき怒られるかもなのん…。
2003年09月24日(水)

香水…ブーム?

バイト先は、ゲームとCDと古本を扱っている。そこに、数日前から、香水が置かれるようになった。

香水導入の話を聞いた時、無謀だと誰もが思った。店長も、香水買う人はうちでは買わないだろうと言っていた。

しかし、予想ははずれた。ディスプレイを設置している時点で既に客は興味深々。次々と足を止め食い入るように香水を見ていく。そんなに珍しいかぁ…?と一同不思議に思いながら客を観察した。

設置し終わると客はディスプレイに群がり、匂いを嗅ぎまくった。さっそくその日3つばかり売り上げた。翌日からも好調に売れ続けている。最初に香水を置こうと言い出した人はすごいなぁと感心した。全然店にマッチしてないのに。

それ以来、なぜかバイトの人達は香水をつけて来る事が多くなった。それ何〜?とか、香水の話に花を咲かせている。マニュアルには『香水禁止』って書いてあったはず…? いや、それをいったら、あたしの髪の色も擅テ破りなんだけど。規則なんてあってないようなものだ。

しかしBULGARIみたいな嫌いな匂いを嗅ぐと頭がぐらぐらするので、バイト中はないほうが好き…。BULGARIは例の仕事の時の客に愛用者が多かった為、ダメになった。同じくビオレのボディーソープの匂いもゲロゲロ…。
2003年09月22日(月)

闇金の借金は終わったと、そういえばまだ彼の口から聞いていない。

明日の夕方会おう、暗くなったら電話する、5千円だけだけどつくったから返したい、と彼が言ったので、翌日の夕方、彼からの連絡を待っていた。

しかしその日連絡はなかった。

翌日になって電話を受けた。明らかに不機嫌で、昨日何だったの?!とイラついて聞くと、先輩に食費を借りていて、捕まり、どうなっとるんや?!と責められ、あたしに返すつもりの金を先輩に渡してしまい、また金をつくっていた、と言った。

それを聞いて、もしや闇金の借金はまだ終わっていないのではないかと不安になった。身を隠しているのは闇金の人からではないのかと。

そうだったら、最初は残額僅かでも、逃げたり滞納したりすると利息がついてすぐ大金に膨れ上がるわけだから、あたしが働いた事は全く無意味。

違う事を祈るばかりだが、一応問い詰める必要がある。あたしが金額分稼ぎ例の仕事を終えてからも金を貸して貸してとばかり言っていたのがひっかかる…。
2003年09月21日(日)

別れたがらない理由

彼が何を考えてるのかわからない。あたしに愛想がつきたのなら、あたしが別れようと言いだす時なだめて説得する必要はないわけだ。かといって言うことは嘘ばかりだし、たまにしか連絡ないしもっとたまにしか会おうとしないし遊びに行った事なんかないし誕生日はシカトだし。
あたしはもう金はないしこれ以上金融からも借りれない。また風俗で働いてとか言い出したら殺すと言ってあるから、それ目当てだとは考えづらい。会う度にエッチしてるわけじゃないので体目当てというわけでもない。てかしなさ過ぎて逆に妖しい。どうして別れようとしないのかわからない。
2003年09月19日(金)

略奪

バイト仲間のオタク少女(男みたいだけど)が、あたしが手をつけている仕事を、横から手を出して奪う。それが非常に気に食わない。仕事とは主に商品加工の事で、「裏にまだ沢山あるから持ってきたら?」と言うが、素直に従おうとせず、けど今はこれを片付けたい気分です!とかわけのわからん事をぬかして聞く耳もたない。「(だぁかぁらぁ、それはあたしがやってるからいいっつってんだぁろおがよおお!!)」と叫びたかったけど、大人なあたしはそんな事で揉めても仕方が無いと判断し、それまで手をつけていた仕事を譲る。しょんぼりしてまた別の仕事を見つける。すると、また横取りされる。繰り返し繰り返し…。
最後の袋詰めと仕上がりの美しさを見るのが楽しみで汚いのをきれいに拭いたりしているのに、おいしい所だけ持って行かれると大きくテンションダウンする。

もう我慢ならず、他の仲間に愚痴をこぼすと、「そうでしょー!」と同意見だった。仕事を奪う他にも、加工中台の上を散らかし過ぎで他の人の加工スペースまで無くなるとか、あげく散らかしたまま休憩に入ったり帰ってしまうとか、がさつな点も不満に思われていた。

ストレートに言わないと通じないんじゃないのかという話が出た。通じてなかったのか…?鈍感にもほどがあるのではないか…?

買い取りの時もお客様に、「これはひどい状態だったので買い取ることができませんでした」って言ってるけど、ひどいのはお前じゃないか。これは店長に「そんな言い方はありえんやろ?!」と怒られてたけど、口の悪さもなかなかなおらない。「”ひどい状態”って事は、お客様を全否定する事になるんやぞ?!」と言う店長の説教は、少し笑えた。今まで説教なんかした事ないし、少し注意したりムッとしたりするだけで示してた人だから余計に。店長も何回言っても通じないから『ぷちん』ときたんだなぁと同情した。

明日からはストレートに言えるようにがんばろう…。彼女にだけ。『ぷちん』しないように気をつけなきゃいけないし…。はぁ。
2003年09月17日(水)

ふたり

実家にいる時は、自分の部屋は寝る時だけで、ほかはずっと弟の部屋にいた。両親といるのは苦痛で、居間には食事の時しか行かなかった。

毎日理由も無く顔を会わせるのが当然で気を許せる存在がいないと、孤独で死にそう。実家に帰っても弟は進学。いや、弟にこだわってるわけじゃない。彼氏がそうあってくれれば、弟じゃなくても平気。彼氏に側にいてほしい。

死にたい。
2003年09月15日(月)

死にかけた

今朝目覚めたら、布団が濡れていた。冷たいなぁ、汗かなぁと思いながら、だらだら寝ていた。完全に目覚めてから、不信に思いだし、よくよく臭いを嗅ぐと、臭い。明日はバイトだからとほどほどで止めて寝たはずなのに、また起きて飲んだらしく。700MLの焼酎瓶は空だった。どうやら吐いたらしい。よりにもよってベッドの上で…。おねしょじゃなかったのがせめてもの慰めか。

カルボナーラを食べたはずだが、殆ど見当たらなかった。きっと猫が食べてしまったに違いない。今日は餌の食いつきが悪い。奴なりに介抱しようとしてくれたのだろう。

それでもバイトに無理して行ったが、やっぱり無理だった。出勤30分にして早くも退勤。出勤してからもトイレで吐いていたので、あまり働いていない。出血していたのか吐いた米は赤かった。

全身から血の気がひいて寒く、冷や汗が顔に浮かび、頭の中は真っ白で、立っていると視界が砂嵐のようになり、物が見えなくなり、頭がぐらぐらして、藤テれそうになるくらいひどい二日酔いだったので、暫く事務所で休ませて貰う事にした。ここまでひどい二日酔いは始めてで、正直ぱにくった。急性アルコール中毒みたいに死ぬのかと思ったら、飲んだ事を悔やんだ。こんな、一人で飲んでて飲み過ぎで死亡なんて死に方は嫌だぁよー。

少しおちついてから、薬局へ薬を買いに行った。一番早く効くのをくださいとお願いした。胃薬をくれた。

店に戻り飲むと、あんなに苦しかったのに一時間後には回復した。まだ少し気持ち悪かったけど、我慢できる程ささいなもの。バイト復活。「薬ってすげーなぁ!!」と、何回も言った。

ほんとに死ぬのだと思った。もう酒は飲みたいとは思わない。こわいこわいお酒こわい。それと、…あの臭い布団をどうにかしてほしい。
2003年09月13日(土)

おもいで

楽しい思いではすぐ忘れてしまい、嫌な思いでだけいつまでも覚えているのは、なんでだろう。

今まで生きていて、楽しいことは山ほどあったはずなのに、思い出そうとしても、全く思い出せない。一つもだ。

彼との交際も、楽しかった事はいくつかはあったはず。けど、思い出せない。

先日、彼に、「疑っているのなら言うけど、俺はお前だけだ」と言われた。疑っているような事はあたしは言ってない。それで少し突っ込んだら、怒られた。図星を突かれると人は怒る。

彼は今後輩の家に身を寄せていると彼から聞いていたが、後輩の携帯に電話したら、「今日は来てないよ」と言われた。「今日は」って、何だろう。じゃぁ何処にいるの?後輩は、「知らない」と答えた。その後彼から連絡を貰った時に、何処にいたのか聞いたら、「後輩の家にいた」って。怒る気も失せて、何も言えなかった。

彼は、お前の事を好きじゃないなら、何でこうやって電話するんだ?と言った。口には出せなかったけど、同情とか偽善とか、あるいは自分を良く見せたい気持ちからじゃないかと思った。好きじゃなくても、たまに電話するくらいならできる。
2003年09月12日(金)

再会

外を自転車で走っていたら、車の中から「送って行こうか?」と男に声をかけられた。ものすごく聞き覚えのある、気持ち悪い声だった。けど、すぐには思い出せず、その時はまだわからなかった。とりあえず「いい」と即答して通り過ぎる。
しばらくして、やっと思い出した。冬に吹雪の中ナンパしてきた奴と同じ声だと。台詞まで全く同じだ。懲りずにまだナンパに明け暮れてるのかと思ったら、笑えてきた。だって全然ナンパで成功するようなタイプじゃないの。マニアっぽいし。髪薄いし。でこ広いし。前髪長いし。車もかっこ悪いし。喋り方もさらさらした感じで穏やかっていうか偽善者っぽいっていうか何か気持ち悪いし。

あの人はひょっとして毎日ナンパしてるのだろうか。どれだけ声かけても、アレについてく女はいないだろうが。
2003年09月10日(水)

恋募集

彼を捨て、新しい男と付き合いたいと思う事が多々ある。が、誰とでも付き合えるほど軽くはなれない。

いまの所、店長とバイト仲間のおたくっぽい人なら付き合っても嫌じゃないと思う。けど店長は最愛の綺麗な彼女がいるからダメ。おたくっぽい人は彼女はいないけど、酒を飲まないし煙草も嫌いだから我慢しなきゃいけないと思うと、やっぱりダメ。

彼が好き。


喧嘩したかのようにいつも顔に怪我やアザのある、同じ年か一つ下の男がいる。最近目の回りが赤くて、ずっとうつむいている。その人もちょっと好き。てか治療もせずに血とかうっすら付いたまま来るので、心配になる。

けど彼氏が一番好き。

バイト帰りにナンパされたけど、ワゴンみたいなおっきい車は嫌いだから全然ときめかなかった。中の男も調子こいた感じの頭悪そうな奴で顔も髪形もNGで、よくナンパできるなといった感じ。

どこかに彼氏を真っ当に働かせたような男はいないかなぁ…。
2003年09月08日(月)

ドラえもんじゃないもん

あたしと彼は、まるで、ドラえもんとのびた。


ドラえも〜ん。助けてぇ〜。ジャイアンにやられたぁ〜。

またぁ〜?知らないよ。たまには僕を頼らないで自分で何とかしてよ。

うわ〜〜〜〜ん!!そんな事いわないでさぁ〜ドラえも〜ん。このままじゃ僕一生ジャイアンにやられっぱなしだよぉ〜。お願いだよ〜。ドラえもぉ〜ん。わ〜ん。わ〜ん。

…はぁ。仕方ないなぁのびたくん。今回だけだからね?

うわぁ〜!ありがとー!ドラえもぉん!!


…こんな感じ。違うのは、ドラえもんとのびたは一つ屋根の下にいていつも顔を会わせており、互いが生活の一部になっているという所。あたしたちは、彼があたしに会おうとする時しか会えないうえに、連絡もとれない。その違いは、かなり大きい。
2003年09月07日(日)

ストーカーみたい

今日バイトの面接に来た男がいた。凝視する感じの目付きの男だった。一見真面目そうな普通の男だが、目だけがそうではなく、嫌悪感と危機感を覚えた。別に元々目がでかいとか、そういうのじゃない。

バイト仲間の女の子に、その男を古くから知っている人がいた。中学校まで同じ学校だったらしい。男は小学生の頃から彼女に想いを寄せており、告白もしたがふられていた。

高校入学以降から携帯の普及に伴い、男の行動がストーカーじみてきたという。彼女の家の前で待ち伏せしたり、家に帰るとどこから見ているのか『おかえり』とメールをしてきたり、部屋の電気が消えるのを見計らって電話したり、…等。

その後彼女は引っ越し、連絡もとらず、その男の事を忘れ楽しく生活していたのだが、そこに突然そいつが現れたわけだ。

店長は面接の際既に採用を言い渡しており、それを知った彼女は泣いてしまった。人格が少し気に入らなかったが(偽善者ぶってる所が)、経験者でいつでも出勤可能な為断るまでには至らなかったらしい。が、事情を知ると、もっと早く言ってよと言いながらも断ってくれる事になった。あたしもその男は恐かったので、ホッとした。

しかし、彼女は迷惑をかけた事を悔やんで、バイトを辞めたいと言い出した。感じのいい好感の持てる子なので、そんな理由で辞めてしまったら悲しい。

悪いのは、嫌がられている事も気にせず自己満足の為に相手に恐複テ心を植え付けるようなアプローチを繰り返して止まなかったその男だ。最低だ。
2003年09月04日(木)

逃げたり追われたり身内がやられたり

「兄貴がやられた」と、彼から連絡を受けた。警察ではなく、組織に追われているみたいだと。お兄さんがやられたのは、多分俺のせいだと、言った。

彼の話では、お兄さんは命に別状はないものの重傷で、前歯が折れたりしているそうだ。

なんでこうなるの。これからどうするの。

彼はいつも嘘をついているから、この話もどこか嘘かもしれない。けどやばい状況なのは、きっとほんとだろう。

バイト先の店長と彼が同い年だった。こんなに違うもんなんだなぁ…。
2003年09月03日(水)

にきにっき / にきーた