『普通な子が好き』と言った彼の気持ちが分かった気がする

車校の入校日だった。周りは皆高校生。年を感じるが、同じ大学の男がいないことを考えれば幸せだ。 バイト新入りの地元っ子に聞いた話だが、あたしの住んでいる場所は危ないらしい。大学も(色んな意味で)危ないと有名だと美容院で聞いたし、あたしは危ない環境にばかりいたわけか。住みかについては、慣れやすい性格のせいか特に危険を感じる事はなかったが、さすがに昨日のナンパには恐複テを覚えた。車内なのに髪の毛ボサボサで必死さが伺えたもの。バイト先の客といい、もしやこの街自体危ないのでは…。務所にいる彼氏が一番普通に思えてならない。
2003年01月31日(金)

吹雪の中で

吹雪で積雪が凄かったので、店の責任者が早めに仕事から帰らせてくれた。客足が少なく暇なせいもある。吹雪の中一旦家に帰り、吹雪の中近所のコンビニへ飯を買いに行った。と、こんな吹雪の中ナンパしてくるやつがいるではないか!わざわざ車のドア(しかも運転席。窓だろ普通。)を開け、「どっか遊びにいかへん?」。アホだ!アホすぎる!こんな日は皆早く家に帰りたいに決まってるだろ!しかもチョーキモイ。とにかく拒絶。断固拒否。何も言わずに鏡見ろ…。 今のあたしは自暴自棄の段階を脱した。もう彼氏にしかついていかない。…と思う。
2003年01月30日(木)

そういえば

彼は最初早くて2週間で出てこれるがどのくらいになるかまだ分からないと言っていた。そしてクリスマス。最後に合った日、1〜2ヵ月かかると彼が言ったと言う事を、日記読み返して知った。自分で書いてるのに、なんで忘れてしまっていたのだろう。そういえば、最後の日、2ヵ月くらいなら待ってられると言った。あんまり浮気しないかとか心配するので、ストライクゾーン狭いから浮気しようがないとか。2ヵ月。そう、2ヵ月ということだった。なんか忘れていた。一回聞いた事もすぐ忘れるし、忘れっぽいのにも程がある。
2003年01月29日(水)

カレーライス4人前

少し前自炊した時に買った玉ねぎは、ひどくマズかった。焼くとねちっこい嫌な味がして、玉ねぎの味はない。焼いて駄目ならとカレーにしてみた。けど、不味いものはどう調理しても不味い。以前の死にかけのシジミといい、あのスーパーの品質管理は一体どうなっているんだ。あんなマズい玉ねぎは初めてだ。特価でもなんでもなく、いつもと同じ値段だったのに。 誰が作っても美味しくできるはずのカレーが、我慢して食べなきゃいけない出来になるというのはそう滅多にある事じゃない。
2003年01月28日(火)

誰だ

彼の携帯に朝から何回も電話した。恋しさからではなく、金返してほしさにだ。生活に困ると人間執念深くなるものだ。とりあえず今月は後3万程欲しかった。
夕方。電話に兄と名乗る彼と全く同じ喋りだがトーンが少し低い人が出た。けど普通、弟の事を名字で呼ぶだろうか。その兄は弟を一度も下の名前で呼ばなかった。あれは兄ではない。本人もそんなヘマやらないだろう。噂の先輩か。いつ頃出てくるか聞いたが、面会に行っていないから全く分からないと言う。電話の相手が誰なのかに気をとられて、金を請求し忘れた。日払いのバイト探すか…。
2003年01月27日(月)

グロいらしい

バイトの先輩に、よく喋る男がいる。先日バイトはその人と二人で後は店長と社員一人だったのだけれど、残業で深夜4時まで働いた後その人と外で6時30まで話し込んだ。凍死するかと思った。
結構、良い仲の職場だと思っていた。グループができているような職場しか知らなかったから、それはもう感激ものだった。が、現実はやはりそうではないらしい。先輩から聞いた話では、個人同士だがかなり険悪な仲の人が何人かいるのだそうだ。仲良さそうにしているので全く気付かなかった。優しそうな人も相当影口たたくと聞き、悲しみに打ちひしがれた。
2003年01月26日(日)

いや、それ蘇生じゃないから

見た?ラエリアン?死んだ赤ん坊クローン技術でつくったって…。クローンっつったって、死んだ赤ん坊とはどっちみち別人なんだし。別に生き返ったわけじゃないんだし。また子作りにはげめばいい気がするけど。
2003年01月24日(金)

ロマンチズム

もし生まれ変わりとかあるのなら、あたしは彼と前世でも会っている気がする。兄妹だったような。そんな感じが。恋愛感情は勿論あるけれど、それ以外の感情も以前から感じており、友愛かと思っていたが、それよりも兄弟愛に近いような気がしてきた。変な話だけれど、裏切られていたとしても信じていられるのは、男女愛ではなく後者のような愛情のせいだろう。


関係ないが、店長に「先生」と言いそうになったり、教授に「店長」と言いそうになったりするのが悩み。
2003年01月23日(木)

結局、大学外でも同じめにあう

起きたらバイトが始まる時間だった。慌てて店に電話。『寝坊したので遅れます』。夕方からのバイトではありえない言い訳だ。

この間の変なおっさんが、今日は母らしきお婆さんを連れてやってきた。母はもう帰るよと声を張り上げ、息子は待ってと叫ぶ。『小学生と母』といった感じだ。外見はおっさんなのに、全く自立していないよう。母に『ごめんなさいねぇ』と言われ、苦笑するしかなかった。おっさんはあたしの情報を詮索する。一定の領域内に無理矢理入り込んで来る態度が、あたしには非常に不愉快だ。親しげに話しかけてくるな。気色悪い。
2003年01月22日(水)

幸福

バイトでレジをしていたときの話。韓国辺りからの留学生の財布の定期を入れる部分に、同国籍の彼女と二人で写っている写真が入れてあった。それを見ながら、その目の前の男の気持ちになり、写真の彼女に会いたくて切なくなった。その後冷静を取り戻し、物凄くグーで殴りたくなった。

バイト代を貯めて車校へ行くつもりだったけれど、母が夜中自転車で行動するあたしにビックリして、金出すから免許取りに行きなさいと言ってきた。寒くて辛い事に気付いたので、甘える事に。 そういえば、今月電気代が1万越えてて落ち込んだ。金が欲しい。
2003年01月21日(火)

特別可愛くはなく中途半端にひきこもりで中途半端にゲーマーで中途半端にオタクなのに…なのに何故好かれる。

バイトの先輩(女)に、彼氏はいるのかと聞かれた。友人に聞いてくれと頼まれたのだそうだ。昨日の変なおっさんじゃないだろうなと思ったが、違う事を祈ろう。 とにかく、その質問は今のあたしにはこたえた。彼氏がいるのかどうか、自分でも分からないのだ。彼があたしに嘘をついていて逃げたのなら彼氏はいないし、彼が本当に警察に捕まっていて尚且つ帰ってくる気があるのなら彼氏はいるし…。 あたしを気に入る男なんて、どうせまたしょうもない男だろう。一応いると答えておいた。余分な芽は小さいうちに摘まなければいけない。
2003年01月20日(月)

長い間このバイトやってるけど、ファンができたのは初めてだよ(先輩・談)

バイト中、貧乏でオタクっぽいおっさんが、ドリキャスのソフトと漫画を売りにやってきた。そんな人が来るのは珍しくもなんともない。ただ違ったのは、あたしがそのおっさんに気に入られ、やたら絡まれたという事だ。その日のうちに三回も店に来た。最後帰りぎわ、他の店員に『あの娘かわいいからあがっちゃったよ。頑張ってって言っておいて!』と伝言を頼んだらしい。聖闘士星矢(であってるんかな?)の話をいかにもあたしは知らないだろうといった感じで話し出したのでカチンときて、「読んだから知ってます」と言ったら、喜ばれた。
2003年01月19日(日)

不真面目でごめんなさい

イメージであたしは得しているようだ。真面目で知的に見えるという。実際はといえば、時間にルーズで遅刻はするわ休むわで。大学にももうほとんど行かず。バイト先ではそんなに遅刻したのはあたしが初めてだと言われた。煙草を吸うと、そんな子じゃないと思ってたのにとショックを受けられ。なんでこう、外見と中身に大きく差ができてしまったのか、自分でも分からない。知的というのもみせかけだけで、本当は恐らく馬鹿だ。眼鏡をしている訳でもないのだけれど…。 まぁ、クビを切れる状況じゃないようなので今のところは安心らしい。
2003年01月18日(土)

電話

バイト帰り、彼の携帯に電話してみた。プリケーは電源が入っておらず、新しい方の携帯は話し中。5〜10分くらい。しばらくしてやっと繋がるも、誰も出ず。浮気するなと言われているけれど、他の男の所へ本当に行ってはいけないのだろうか。帰って来ないのなら、待っていてもアホらしいだけじゃないか。はっきりしてくれ。
たまたま他の人も電話してたというのも考えられるけど…。呼び出しは放っておけば1分で勝手に切れる。5回以上休みなくかけなおした事になる。そんな奴いるだろうか。いるかもしれないが。
2003年01月17日(金)

多分信じてる

彼が行ってから、3週間が経つ。彼が本当に警察に捕まったのかなんて、自分で警察行って聞けばわかりそうなものだけど、別の何かにも追われているんだったら自分もヤバイので、行かない。そういった人間と関わると目つけられるから、早く縁を切った方がいいらしい。最近、“そういった人間”の意味がやっと分かってきた。 彼は、中卒なのに教養があり頭がいい。それになにより、他人の心の痛みが分かる。だから、彼があたしに嘘をついていたとしても彼なりの理由や考えがあるわけで、あたしはそれを理解するつもりだ。けど、会いたい。
2003年01月16日(木)

顔のいい男

久しぶりに大学へ行き、久しぶりに自炊した(といっても焼き肉)。
英語で隣の席の男が、実はわりと好みだったりする。顔は。けど、メールがスゴイらしい。授業中もずっとメール交換。顔は好きだけどちょっと…。奥手らしく、メル友の女は沢山いるがそれ以上の関係にはらないらしい。ブックマークには出会い系サイトがぎっしりだそうだ。けど顔はいい。顔は良いし性格も良いのだろうと感じるが、メール以外で女を楽しませる事ができなさそうなのが恋愛に発展しない理由か。尻に敷かれるとうまくいきそうなタイプ。目の保養止まり。
2003年01月14日(火)

人生色々

バイトで、電話しながらレジに来た太った二十代半ばの男がいた。警察がどうのこうので、今こっちに逃げてきているとか、昼夜逆転してて今(19:30)起きたばかりだとか、そんな話をしていた。またあるときは、土木関係らしき装いの恐い顔したおじさんが、今(深夜1:30)すぐ現金が必要だが銀行が開いていないからと、クレジットでゲーム機とソフトを必要金額集まるよう店員に選ばせて買い、すぐ買い取らせていた。バイトをしていると色んな人を見ることができる。
2003年01月13日(月)

しっかりしないと駄目なのはわかるけど、どうにもならない

さんざん程度の低い男に言い寄られてきたが、寄ってくる男の質が悪いのは、今のあたしがそれだけの女だということだ。 今の彼氏とだって、傷を舐め合うような心情で付き合っていたし、誰かに声をかけられてついていくのは、淋しい気持ちを紛らわしたいからで、けどいつも誰と居ても孤独で、唯一気を許せた彼もまだ帰って来ないし、そういうふうだから、質の悪い男しか寄って来ないわけで。ようするに…満たされなくて自暴自棄になっているあたしが全部悪い。
同級生の弁護士の娘は、一時期ヒモと同棲していた。女にも責任があると、意見が一致。
2003年01月11日(土)

地獄の『旧作ビデオ7泊8日95円レンタル』を早くやめてくれぇ〜!!

深夜4時までバイトだった。必ず残業がある。不景気なので何処の職場でもそうらしいが、翌日朝から学校がある人もいるわけで、毎日そんなんで大丈夫なのかと。中古の商品化とか沢山あるのに、ひっきりなしに客が来るのでその対応で一杯一杯。やっとで商品化できると持ち場に戻ると、またすぐ客がレジに来る。バイトが少なすぎるのだ。3人って…。1人は返却なので、実際レジと商品化とクレーム処理とその他事務は2人でやる。せめてもう一人増やして欲しい。「2時(閉店)までに終わりそう?」とマネージャー。…接客しなくてもいいのなら。
2003年01月10日(金)

一人じゃどうにもならない時もある

大学をやめようか、以前にも増して考えている。もう行く気がおきない。決断できないのは、その後どうするか選べないからで。実家に帰りたくはないし、かといって未だ一人で暮らせるだけの十分な稼ぎはなく、奨学金があるから生活が成り立っているのであって、バイトを変えるにしても車が無いかぎり遠くでは働けないし、免許取得するにも金がかかるし…。ああ、金銭的余裕のある太っ腹な男と出会いたい。そうしたら、実家に帰らなくても済むのに。 彼が同棲したいような事を前言っていたけど、安宿を探しているのならとんだおカド違いだ。
2003年01月09日(木)

小林の奴、顔いいのに何で女いないんだろ。

バイト中、ビデオの返却をしていると、目の前にヤンキーな若者が表れた。腕組みをしてこちらを斜めにニヤニヤ見ていた。何か見覚えがある。まぁ見覚えのある客なんて沢山いるが、バイト先で見た記憶はない。大学、コンビニと記憶の隅々まで探り、やっとの思いで辿り着いた。あ、そうだ、小林だ! 一回しか遊んでないし顔もろくに見てなかったからすっかり忘れていた。 弟がPS2を所持しており、ソフトを買いにきたらしい。小林は全くゲームはやらない。一度、ゲームやりたいからと誘いを断ったせいか、そういう話をよくしてくるようになった。
2003年01月08日(水)

ゴージャスバージョン

小林から電話があった。いつオレと遊んでくれるのかと聞かれる度、気が向いたらな…とダルそうに言ってあしらう。それでも諦めずにまた電話してくるから凄い。あたしと小林の相性がいいと嬉しそうにほざいていた。なんかの占いの結果が良かったらしい。いや、ムリムリ。

同級生で、ストーカーまがいの求愛をされ続ける女がいて、語り合った。弁護士の娘だ。彼女の周りもボンボンばかり。私と物凄く似た話の内容だったが、一食5千以上のディナーだとか、シャネルがどうとか、やけにゴージャス。住む世界が違うわ…。けどそれ以外は全く同じ。
2003年01月04日(土)

同窓会

成人式だった。前日までバイトがあり、帰って着付けなどの準備をしている余裕がなかったので、その後の同窓会のみ多少遅刻して参加した。

地元は雪国だ。と思う。。北海道なんかに比べたら大したことない気がするので怒られるかもしれないけど、そう言われているからそう言ってもいいんだと思う。ピンヒールのブーツで帰省した。夜中、帰宅途中、凍ってつるぴかの歩道で、数回転んだ。痛い。

記憶が、飛んでいたらしい。飲み屋を移動したことに気づいておらず、みんなが言うには、道端や店内で吐いてもいたらしい。最初何みんなしてあたしをからかっているのだと思っていたが、本当のようだ。実際、最初に行った店と全く別の町の店にいた。記憶がないので、あまり思い出が作れなかった。次に期待しよう。。。

旧友たちには、あたしの彼氏の話はしてある。
やはり、分かれたほうがいいとか、もっとまともな人と付き合いなさいと、説教された。
職業が何か、はぐらかして言わないのが一番の理由らしい。
酔った恩師には、「けどそういう所がいいんだろぅ?」と、言われた。
否定はできなかった。そんな所も少なからず好きなのだ。
というか、あるがままの彼全てが好きなのだ。
全部好きになれる人しか、好きにならない。
いや、好きだから全部がすきなのか。
どちらにせよ、彼にあって今すぐ抱きついてキスしたい。
2003年01月03日(金)


公衆電話から電話してみた。繋がるが誰も出ない。興醒めだ。つまらないので詮索は一先ずやめ、大人しく待っている事にする。

彼が居なくて、毎日せつないわけじゃない。たまに、ふと思い出したように、急にせつなくなるだけ。毎日毎時間彼の事を想っているわけではない。たまにふと思い出すだけ。けど、その”たまに”がやたらでかい。
2003年01月02日(木)

疑惑

年が開けた。まだ正月という気分ではない。
彼の、警察に押収されたという携帯に、非通知でかけてみた。拘束される前も、やった。その時は電源が入っていないとアナウンスがあったが、今回は番号を通知してかけなおすよう言われた。おかしくはないか。今、身柄を拘束されているのに、なぜ携帯の電源が入っているのだ。しかも誰が充電しているのだ。その前は電源が切れていたというのに。もう一つのプリペイドの携帯もあるので、怪しまれないように間を開けて公衆電話も使用しつつ調査してみる事にする。次回を待て。
2003年01月01日(水)

にきにっき / にきーた