人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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どちらがどうかなんて、結論は出せないままに人は逝くのかもしれない。
友人から、若い頃夫婦共働きした結果で経済的には恵まれているけれど、70代も過ぎると旅行仲間も減り、自分の体力にも自信がなくなって、やることがないままに時間が過ぎるっていう話を聞いて、うちは経済的理由で入れる施設が少なくて入所順番待ち期間が長いけれど、月に一回でも子どもたちが孫を連れてきてくれる時間は幸せだって事に気づいたんです。
病棟のデイルームの一角で、涙を拭きながら、ぽつぽつと語られた。
明るい日差しの日だった。
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