職業婦人通信
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2004年03月26日(金) 遅すぎる引退

昨日の合コン、明るくて良い人ばかりだったんだけど
(暗くてネチっこい人との合コンはとにかく最悪のケースが多い)
どうもノリが合わなくて残念であった。

自己紹介の時にマギー審司のジャンボ耳を出されても
素直に笑えない自分に年齢の重みをズシリと感じる今日このごろ。

そしてまた、男性側の出席者の半数が既婚者であった。

もう、合コンも引退の時期かもねぇ・・・。
30歳にして考えるには遅すぎるが。


2004年03月24日(水) 合コン幹事

お久しぶりです。
いやーなんか一身上の都合で色々なことがあり、
すっかり書く気がしなくって。
こんなにサボったの初めてかも。

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日記を書かなかった間にも
私の周りにはそれなりのつまらない日常が流れていたわけだが
とりあえずは昨日、合コンの幹事をやった時の話を書こうかと思う。

私は飲みに行くのは大好き。
でも、他人を自分から誘うのはけっこう勇気がいるし、
幹事なんて大の苦手である。

私の性分が小心者であるがゆえに
幹事なんて引きうけようものなら
「このお店でみんな来てくれるかしら」
「楽しんでくれてるかな」
「会費が高すぎなかったかしら・・・」
と、来ている人の鼻息をうかがっちゃって
まったく自分が楽しめない、というのがその理由。

が、今回は同期の高松君(この日の日記を参照)に
合コンの女性側の幹事を頼まれてしまい、
うっかり引きうけてしまった。

この合コン、3対3という微妙なもの。
人数が少なすぎる合コンは結構やりづらい。
大人数ならとりあえず色々な人としゃべってそこそこ盛り上がれるが
小人数だとお互いのノリが合わなかった場合最悪だからである。

どうにも気乗りがしないままに
女子側の幹事を引きうけてしまったのだが、
とりあえず人選の第一歩として、同期の女友達に
声をかけてみた。

が、
「ハッキリ言って私、合コン嫌い」
と、ホントにハッキリ言われてしまい、
私はのっけからしょんぼりしてしまった。
別に私がへこむことじゃないのだけど、
これだから幹事はイヤなのだ。

まぁ、そうは言っても高松君からは
打ち合わせメールがじゃんじゃん来るしで
もう逃げられず、結局会社の先輩と大学時代の友達を
それぞれ1名ずつ動員し、当日にこぎつけたのであった。

そして渋谷の某飲み屋にて合コンは決行されたのだが・・・。

〜経過〜

19:00 集合
19:05 乾杯→自己紹介
      ここでいきなり、男性チームに1名既婚者(子持ち)がいることが判明。
      しかもその人が一番3人の中ではイケてる人だったため
      「オイ!一番マシなのが既婚かよ!」という女性側の批判めいた視線を
      幹事の私が一身に受けることに。

19:30 高松君がハイテンションに。
      高松君のわけのわからない発言多発により女性2人がドン引き。
      場をもたせようとして千代子が必死にとりなすが
      イマイチうまくいかず。

20:00 高松君でも既婚者でもない残りの一人もハイテンションとなり
      (この人は新聞社にお勤めの、いわゆる「マスコミ業界人」)
      『電通ってのはさぁ、世の中を動かしてるわけよ』とかなんとか言い出し
      「お前が電通ならまだしも、お前別に電通じゃねぇじゃん!」(←女性陣心の声)
      と、さらに女性陣が冷え切る。

20:15 電通のスゴさを(他社のくせに)語る男が
      「電通の飲み会ではこういうことをするんだ」
      と、全く意味不明の宴会芸を披露し、
      場は北極点にまで冷え切る。

21:30 終了
      会計の際、思ったよりも結構高い金額であることが判明。
      (もちろん文句言わずにお支払いしたけど)


・・と、まぁ、こんな流れだったんである。

このトシになって合コンなんかすると
既婚者が混ざっているということが(特に男性側に)非常に多いのは事実だが
自分が幹事やってるときに、しかも一番イケてる男が既婚だったのは
非常に痛かった。

おまけに残りの二人が、合コンで嫌われる男のタイプの上位に属する
「自分の(仕事の)ことばっかり話す」というイタい人種であったのもツラかった。

自分の仕事のことも、相手がわかるように話してくれりゃいいのだが、
たいていそういう人って、自分の仕事(もしくは会社名)のことは
全世界の人がとっくに知ってると思っているから始末が悪い。
(こういう傾向はマスコミ関係の人には特に顕著)

もう私らだっていいトシだから、
合コンで彼氏を見つけようなんて期待はビタイチ持っていなくて
「たまには知らない人と知り合って楽しく飲みたい」っていうのと
「友達を増やしておくに越したことはない」ぐらいの気持ちしか
ないのであるが、
昨日の合コンは残念ながら、友達にもなれそうにないタイプの
相手であった・・・。

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結局、男チームと別れた後に女3人で飲み直し、
(合コンが終わった後に女同士で反省会をするのは基本)
私が幹事として
「なんか変な合コンでごめんねー」
と、謝るハメになったのであった。

これだから幹事はイヤなんだよ・・・。

と、言いつつ、明日も合コン(今度は呼ばれるほう。幹事じゃない)である。
ここ1年ぐらい、合コンなんてやってなかったのに
この過密っぷりは何なのか。っていうか30過ぎて何やってんだろ。

まぁいいや、呼ばれるほうだから。気楽で。


2004年03月02日(火) ミスティック・リバー

何週間か前に、チラっと日記でも書いたとおり
相方リョウスケとディズニーシーに行った。

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今まで私たちのデートは
・家でグダグダする
・家の近所でメシを食う
・家でゲームをする
といった、家周辺でのグダグダ率がほぼ100%で
あったので、
ディズニーシーに行くなどという
世間のカップルらしいデートは久しぶり。

しかも、めっぽう朝に弱い私たちは
ディズニーシーに一番乗りするために
わざわざ前泊までしたのである。

で、前ノリしてホテルに泊まる前に
イクスピアリでブラブラ(notラブラブ)して
映画まで見た。

すっごいデートっぽい一日で
それを実行してる自分たちがビックリである。

で、映画を見たのだが
それが今アカデミー賞で話題の
『ミスティック・リバー』。

えーとね、とにかく重い映画で
デートには不向き。

夜の最終回、レイトショーで見たのだが
2人とも終わった後
あまりの重さにしょんぼりして言葉もなく、
それまでのデートっぽい雰囲気は粉砕されたのであった。

が、この映画、とにかく2人の意見は
「ティム・ロビンスはすげぇ」
ということで一致。

ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンという
キャスティングを聞いただけで
相方は見る前から
「シブい!シブい!」
を連発していたが、

(この男の誉め言葉はただ一種類「シブい」しかない。
 カッコいい電車を見ても「シブい」、
 欲しい洋服を見つけたときも「シブい」しかないのだ)

見終わった後も
「ティム・ロビンス、シブすぎ」を連発。

ま、とにかく
この映画におけるティム・ロビンスは
ショーン・ペンもケビン・ベーコンも吹っ飛ぶほどの
怪演ぶりで、ちょっと形容できないほど素晴らしかったのである。

『ラスト・サムライ』の謙さんももちろん素晴らしかったし、
一日本人としても、『独眼竜政宗』以来の謙さんファンとしても
アカデミー取ってほしかったのはもちろんだが、
『ミスティック・リバー』を見てしまった後では
ティム・ロビンスのアカデミー助演男優賞は
しょうがねぇなぁと思うのである。

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ディズニーシーの前夜にはあまりに重い映画を
見てしまった私たちは、

結局、翌朝寝過ごし、ディズニーシー一番乗りという
ハイテンションな企画は失敗に終わったのであった・・・。



【追記】
いや、でも『ミスティック・リバー』は
見る価値のある映画だったと思う。

作品としては「?」なところも多く、
サスペンスドラマとしては作りの甘いところもあるけど、
やっぱりこの配役だけでも見る価値はあった。

ただね、すっごい重さというか敗北感というかを
見終わった後にズッシリ感じてしまうので
そういうのが好きじゃない人にはオススメしません。
(わかりやすく感動を味わいたいなら
 『シー・ビスケット』のほうがよっぽどオススメ)

あと、この映画の惹句にある
「もうひとつの『スタンド・バイ・ミー』」
っつーのは嘘。まったくの嘘。
全然『スタンド・バイ・ミー』じゃないどころか
対極にあるといってもいい映画。


千代子 |MAIL
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