妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2011年02月14日(月) |
『ジーン・ワルツ』(映) |
【監督:大谷健太郎 日本】
海堂尊原作、田口&白鳥じゃないものでは映像化は初になるのか。 産婦人科医療のヘビーな問題を扱いつつ、誕生の奇跡を描き、なおかつエンターテイメントとしてまとめあげた原作は海堂作品の中でもなかなかに傑作だと思うのだけれど、映画も思ったよりも真摯に作られていてよかったです。 原作通りではないけれど、映画ならではのアレンジで。
理恵が原作だともっと怖い(魔女だし)のだけれど、菅野さんが演じる理恵はストレートで共感しやすくなっていると思う。 何よりきれいだな。菅野さん。 4人のそれぞれに訳ありの妊婦を演じる女優陣もよかったです。
田辺誠一が清川と聞いてどうかなと思ったけれど、残念な男前ぶりがなかなかハマってました。
思いがけずできがよかった。
2011年02月09日(水) |
『犬とあなたの物語 いぬのえいが』『グリーンホーネット』(映) |
【監督:長崎俊一 他 日本】
犬にまつわる6本の話しが入っている、まさにいぬのえいが。 メインなのは「犬の名前」ですが、正直、あざといので嫌いですね。 脚本、太田愛だしね・・・。 難病+犬ってね。でも、これに出ているラブラドールは可愛い。本当に優しい顔。 大森さんとラブを眺めてるだけでほんわかする。内容はどうでもいい。
好きなのは「DOG NAP」という犬バカ刑事の話しかな。 犬好きに悪い奴はいないと無罪放免になるという。シリーズで見たいくらいだ。
ラストにやった「バニラのかけら」は犬飼ってたことある人はだいたいみんな号泣じゃないかと思う、ずるいな。
+++++++ 【監督:ミシェル・ゴンドリー アメリカ】
御曹司が正体を隠して町を守るって、バットマンだなぁと思ったけど、バットマンより先にできていたらしい。 アメコミかと思っていたのだけれど、ラジオドラマなんですねぇ。 カトーが上海出身って、カトーって言ってるのに・・・と苦笑だったのですが、元を辿れば日本人だったようですね。 設定変わってもカトーという名前のままというあたりに、アメリカ的無邪気な無礼さを感じますけど。 映画自体も、全体的に無邪気な無礼さを感じさせる、大変、アメリカンなバカ映画だったと。
バットマンと違うのは、まず社長がバカっていうのと(ついでにビジュアルもいまいち)、助手が部下というわけではなく同格の友人であること。 まあ、あんまり同格に扱ってないので、カトーがいちいち怒るんですけど。 二人の痴話喧嘩シーンが何より長いというこの映画。
ヒロインはキャメロン・ディアスでいいのかとか、まあ、いろいろと大雑把な映画でした。
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