JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆以前の日記を読んでいて思い出しました。繰り返す価値がある、と思います。 2007年4月に書いた記事なのですが、事件そのものは2006年に起きました。 2007年04月23日(月) 「特急車内で女性暴行=誰も通報せず、36歳男逮捕−大阪」←対処法がある。(JIROの独断的日記ココログ版) に、一度書きましたが、随分前だし、今もなお正しい主張だと思うので、再び書きます。 ◆記事:特急車内で女性暴行=誰も通報せず、36歳男逮捕−大阪(2007年 4月22日2時0分配信 時事通信) 特急電車内で女性に暴行したとして、大阪府警淀川署は21日、強姦(ごうかん)容疑で、 ◆コメント:この報道の後、ブログは卑怯な意見で満ちあふれました。 この事件に遭遇したJR北陸線特急車内の乗客は、被害者の女性と同じように、 「この場合、見て見ぬフリをするのが正しい。」 という趣旨だったので、私は呆れました。 21歳の女性が暴行されている。犯人はいくら凶暴とはいえ、たった1人の男。 これに対処しないというのは、老若男女を問わず非倫理的であり、 とにかくまず、「卑怯」です。 ◆ドラマや映画の二枚目風を想像するから、何もできないのです。 この場合に、何もしないのが正しい、と自分の卑怯さを必死に正当化していた人たちは、多分、 自分が犯人に近寄り、後から男の肩をポンポンと叩く。男が振り返り、 ふざけているのではなく、何もしなかった大勢の客、特に男性は上のようなシーンを一瞬想像し、 現実に立ち返りあまりにも怖くて出来ない、という理由を一生懸命に考えたのでしょう。 私は、この時の記事に書いたのですが、こういう記事を読んだら自分なら、どうするか、 を日頃から、頭の中でシミュレーションしておくと、動けると思います。 ◆本件の対処法のシミュレーション。 独りで、この凶暴な男に対処するのは誰でも怖い。 「みなさん」 と言ってはいけません。皆、目を逸らします。具体的に、 そこの青いTシャツの男の方。 という具合に、「指名」すると逃げられないのです。そしてできるだけ大勢をこうして巻き込んで、 「青いシャツの学生さんと、グレーのスーツの男性、犯行の写真を携帯(スマホ)で撮ってください。」 「赤いバッグのOL風の女性、そうあなた。犯人の声をスマホか携帯の録音機能で録音。出来ればビデオ」 (指をさして)「貴方と貴方と、貴女と貴女。私と110番に電話して同じことを言って下さい」 (小さい声で)「出来ないならフリだけもいいから」 その上で、自分はなるべくなら本当に警察に電話しますが、時間が無かったら演技でも良いですから、 犯人に聞こえるように「警察に通報し」ます。こんな感じが適当です。 もしもし、新宿警察ですか? 私○○といいます。今中央線快速下り四ッ谷、新宿間ですが、 勿論、実際には110番した所で受け付けセンターは事実認定が出来ないのだから、犯人が何の罪でどれぐらいの刑を科せられるか そもそも、起訴出来るかどうかも判断できない。 それを決めるのは検察や裁判所の仕事ですが、そんな「本当のこと」はこの場合どうでも良いのです。 電車内で女性に暴行するようなバカな男に、そんなことは分かりはしない。犯人に聞こえるように演技を続けます。 あなた、録画しましたね? あなた、犯人の言葉、録音しましたね? これによって、ドラマの二枚目風に犯人を一発でノックアウトできなくても、 すくなくとも2006年、JR北陸線特急のような悲劇は避けられるはずです。 頭を使う、シミュレーションする。後は実行する少しの勇気。皆でやれば出来るはずです。 頭の悪い私ですら、これぐらいのことは思いつくのですから、もっと名案があったら、 是非、教えて下さい。北陸線で被害に遭った女性は余りにも気の毒です。 下手をすると一生結婚できなくなってしまったかもしれません。 私や、あなたがちょっと知恵を絞れば悲劇を避けられるかも知れない。 その為に、事件、事故のたび、「自分がその場にいたら、どのように動くか」を シミューレーションしておくことは無駄では無い。災害も同様でしょう。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年06月20日(月) 節電もいい加減にしてくれないかな。
JIRO
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