JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:橋下市長、市音楽団員の配転認めず「分限免職」(読売新聞 4月6日(金)8時28分配信) 大阪市の橋下徹市長は5日、市が同日発表した施策・事業の見直し試案で「2013年度に廃止」とされた ◆コメント:大阪市有権者の民度を端的に示している。 大阪市は、2007年3月末で、消防局音楽隊を潰しました。 2007.01.08 大阪市消防音楽隊が経費削減の為、廃止されかけている。議員の政務調査費を減らしたらどうですか?/【変更】署名受付延長 しかし、結局廃止されてしまいました。橋下の「は」の字も関係のない、5年前の話です。 してみると、結局大阪市民の民度の問題でしょうね。橋下の言いぐさも、最近なんだかやたらと偉そうですよね。 「分限(免職)になる前に自分たちでお客さんを探し、メシを食っていけばいい」 大阪市音楽団の問題に限らず、最近の「橋下発言」を読むと、 あたかも自分が急に「偉大な人間」になったような錯覚に陥っているように見えます。 独裁者に近い心理状態で危険なものを感じます。 西洋音楽の本場、ヨーロッパでもオペラハウスなどは、もうかりません。本来、そのように成立したものではない。 オペラハウスや、オーケストラその他芸術団体は、資本主義経済体制が出来る前から存在していた組織であって、 民間企業のごとく収益の極大化を究極の目的として存在するものではない。 つまり、元々赤字で、今もこれからも赤字なのです。 しかし、その存在を市民が誇りに思っているから行政が補助しても、誰も文句を言わないのです。 大阪市音楽団って、東の佼成ウィンド、西の「市音」てぐらい、日本の二大プロ吹奏楽団なのですが、 そういう音楽演奏団体があることは、本来、大阪市の「誇り」として認識されるべきだと思います。 ただ「稼がないから」、クビ、という論理ならば、つまり経済的な基準だけで判定したら、 大阪市長自身1円も稼いでいない。大阪市の職員とて、同じ事。戸籍係が1円でも稼ぎますか? まあ、こういう人を市長に選んだ大阪市民は、大阪市消防局音楽隊のときのことも併せて考えると、 この程度の民度の人達なのでしょう。 大阪市音楽団廃止に賛成の大阪市民を軽蔑します。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年04月06日(水) 「ネット上のデマ削除要請、情報統制の危うさも」←違憲である。
JIRO
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