JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆海外の音楽家がこれほど本気で日本を心配してくれているとは・・・。 10月22日、NHKBSプレミアムでは午後3時から6時まで、海外の音楽家、 ◆アルゲリッチが過去の音源をCDにして、売上げを全額復興資金にしてくれます。 弊日記・ブログを御愛読いただいている方々にはお馴染みですが 日本の為にできることは何か、ということばかり考えていた。 と、何処かで見たか読んだかしました。嬉しい、有難いことです。 復興支援CDはこれが2枚目です。最初は、 ショパン:ピアノ協奏曲第1番、シューマン:ピアノ協奏曲 アルゲリッチ、アルミンク&新日フィル です。経緯はリンク先のHMVに書いてあります。 今回は第二弾です。 アルゲリッチ・ライヴ・イン・東京 2000 経緯に関しては同様です。 私も買いました。金曜日に届きました。CDの説明に、 演奏者は録音の印税収入を放棄し、収益を被災者の復興支援のために寄付します。 とあります。プログラムもバッハからプロコフィエフまで。どれも素晴らしい。 これはCDを買って頂かないと意味がない。ちょっとだけ引用します。 J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826 より、第1曲 「シンフォニア」 Bach (JS) : Partita no.2 in C minor, BWV826 - 1. Sinfonia これは、若い頃に録音した名盤パルティータ第2番、イギリス組曲第2番があります。 このグラモフォンに録れたのは1979年。つまり今回の21年前。同じ音楽家が同じ曲を複数回録音することは 珍しいことではないですが、アルゲリッチは、あまり無い。21年で解釈の違いが出ているかどうか。 ご参考までに。1979年の演奏です。 アルゲリッチ、パルティータ第2番 BWV 826「シンフォニア」(1979年録音) Bach: Keyboard Partita #2 In C Minor, BWV 826 - Sinfonia さて、アルゲリッチ・ライヴ・イン・東京 2000に戻ります。 次はスカルラッティのソナタ。非常に速い連打がありまして、如何にも難しそう。 スカルラッティ :ソナタ ニ短調 L.422 D.Scarlatti : Sonata in D minor, L.422 最後です。プロコフィエフのピアノソナタ7番三楽章。 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 OP.83 第三楽章 Prokofiev : Piano Sonata no.7 in B flat major, op.83 - 3. Precipitato これは、お蔵入りのままにならなくて良かったと思います。 やはり、アルゲリッチ、天才ですよ。 さて、とにかく折角「復興の為に」とアルゲリッチさんは売上げを全部復興資金として寄付なさるそうです。 非常な名演でもありますし、ここは、男も女も「侠気」を問われる所ではないでしょうか。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年10月23日(土) 1日中寝ていて、世の中を追えていないのでサボります。/バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタBWV 1001 フーガ。
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