JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事1:チェルノブイリに匹敵せず=福島事故のレベル引き上げ―仏研究所(時事通信 4月13日(水)8時25分配信) 経済産業省原子力安全・保安院が福島第1原発の事故評価をレベル7に引き上げたことについて、 ◆記事2:構造や規模に大きな違い=福島とチェルノブイリ―IAEA(時事通信 4月13日(水)6時21分配信) 国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は12日、 ◆記事3:福島原発「依然安定せず」=冷却確保がカギ―米NRC委員長(時事通信 4月13日(水)8時43分配信) 米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は12日、上院環境公共事業委員会の公聴会で、 ◆コメント:NHK水野解説委員と、小出裕章京都大学原子炉研究所助教の二人の説明で十分。 十分というと失礼で、このお二方が最も信頼出来る。 2011年04月12日 (火)【水野解説・最悪の評価"レベル7"とは?】 で、確認することが出来る。 「レベル7」とはいっても、チェルノブイリと比べた場合、 明らかに深刻さが異なる。 但しそれは「今のところは」という意味である。 冷却が続けられている限りは今後、爆発的なことはおきないと思われます。 と言っている。それは、逆に言えば4基の原子炉の冷却が何らかの理由で中断され、炉心(核燃料)が溶融したら、 チェルノブイリを超える惨事になりかねない、と、水野解説委員が12日夜、話すのを私は確かに聞いた。 それは、記事3、米原子力規制委員会の見解に一致している。 余談だが、仙台に住んでいる作家の伊集院静氏は「週刊現代」のエッセイ、「男達の流儀」で、 私はこれまでの原発事故の報道で適切なことを口にしたのはNHKの解説委員の水野倫之だと思っている。 と書いている。 もう一人。今の福島原発では、とにかく露出した核燃料棒に水をかけて冷やし続けしかない、というのが、 小出裕章京都大学原子炉研究所助教である。 ビデオ・ニュース・ドットコムで、小出助教に電話インタビューした内容を、 私は、自分のブログで文字にして記録した。ご参照頂きたい。 2011.04.05 ビデオ・ニュース・ドットコム「今もなお深刻な福島原発の現状」を文字に起こしました。 東電、原子力安全・保安院、その上部機関の経済産業省、ひいては行政府たる内閣が、 最初は、問題をなるべく控え目に発表し、これ以上誤魔化せなくなってから「実は・・・」 とやるから混乱するのである。本当のことを言ったらパニックになるというが、次々に結局は 真実が明らかになっているがパニックは起きない。最初から真実を告げればよいのである。 「真実など知りたくない」という趣旨のコメントを頂いたが、むしろ稀だ。子供じゃあるまいし、 肚を据えろ、と言いたい。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年04月13日(火) 「驚くほど効く「心のギアチェンジ法」〜就寝前の「3つのよいこと」メモ習慣」←軽い抑うつ状態なら良いと思います。
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